JPS5853459A - 発熱抵抗体 - Google Patents
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- JPS5853459A JPS5853459A JP56149485A JP14948581A JPS5853459A JP S5853459 A JPS5853459 A JP S5853459A JP 56149485 A JP56149485 A JP 56149485A JP 14948581 A JP14948581 A JP 14948581A JP S5853459 A JPS5853459 A JP S5853459A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N97/00—Electric solid-state thin-film or thick-film devices, not otherwise provided for
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Non-Adjustable Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は薄膜形感熱記録ヘッド用の発熱抵抗体等として
使用される発熱抵抗体に関する。
使用される発熱抵抗体に関する。
高速ファクシミリシステムに於ける技術的課題は、感熱
記録ヘッドの開発に主眼がおかれ、その中でも発熱抵抗
体の長寿命化は最重点課題である。
記録ヘッドの開発に主眼がおかれ、その中でも発熱抵抗
体の長寿命化は最重点課題である。
本発明は長寿命の、耐ノ4ルス性に優れ、抵抗体形成膜
の多層間の界面抵抗を減少し得た、抵抗体層を二層構造
としファクシミIJ用感熱記録ヘッドの発熱抵抗体等と
して有用な発熱抵抗体に係るものである。
の多層間の界面抵抗を減少し得た、抵抗体層を二層構造
としファクシミIJ用感熱記録ヘッドの発熱抵抗体等と
して有用な発熱抵抗体に係るものである。
発熱抵抗体の発熱抵抗体層にはTa−N、 Ta−81
、Cr−8i合金等の各種合金が使用されるが、この中
でCr−8i合金は高温熱酸化に対し優秀な特性を示す
等優れたものである。
、Cr−8i合金等の各種合金が使用されるが、この中
でCr−8i合金は高温熱酸化に対し優秀な特性を示す
等優れたものである。
しかし、Cr−8i合金中の酸素含有量が少ないと膜ス
トレスが大となシ発熱し早期破断現象を惹起する。
トレスが大となシ発熱し早期破断現象を惹起する。
一方、酸素含有量が多いと耐酸化劣化は良好であっても
発熱抵抗体中の配線層との界面で界面抵抗を生じさせる
。
発熱抵抗体中の配線層との界面で界面抵抗を生じさせる
。
即ち、上記Cr−8i合金から成る発熱抵抗体層に於い
て、コンベンショナルダイオード(二極)スノ々ツタ法
によシ形成したCr−81合金薄膜は通常酸素を約5.
0%含有し、当該膜t−□点熱記録ヘッド用発熱抵抗体
として使用した場合、1億ノ9ルス以上の寿命を有する
。しかし第1図に図示の如き感熱紀要4と配線層中の接
着層5との間に数にΩ−(7)程度の比抵抗値(以下単
に比抵抗という)を有する界面抵抗層が形成され、この
界面抵抗層はその形成量が不安定なため発熱抵抗体の抵
抗値の管理が不可能となり又製造工程中の通電ニー・ソ
ングにより界面抵抗層が破壊されこれによシ発熱抵抗体
の電極近傍部が破断するという問題点がある。従って界
面抵抗を生じさせないことが肝要である。
て、コンベンショナルダイオード(二極)スノ々ツタ法
によシ形成したCr−81合金薄膜は通常酸素を約5.
0%含有し、当該膜t−□点熱記録ヘッド用発熱抵抗体
として使用した場合、1億ノ9ルス以上の寿命を有する
。しかし第1図に図示の如き感熱紀要4と配線層中の接
着層5との間に数にΩ−(7)程度の比抵抗値(以下単
に比抵抗という)を有する界面抵抗層が形成され、この
界面抵抗層はその形成量が不安定なため発熱抵抗体の抵
抗値の管理が不可能となり又製造工程中の通電ニー・ソ
ングにより界面抵抗層が破壊されこれによシ発熱抵抗体
の電極近傍部が破断するという問題点がある。従って界
面抵抗を生じさせないことが肝要である。
一方、fv−ナマダネトロンダイオード(二極)スノク
ツタ法で形成したCr−81合金薄膜の酸素含有量は0
.5%以下であり、配線層中の配線導体層(電極配線層
)6との間に界面抵抗は有せず製造工程中の通電ニーソ
ング恍よる初期破断は発生しないが、高速で成膜したこ
とによシ膜ストレスが大となり、発熱サイクルによる応
力の変化に耐えきれずに膜自身が2.000万パルス以
下で破断するという問題点がある。パ この様にCr−8i−0薄膜抵抗体(層)は高温酸化、
等に対し優秀な特性を示し、感熱記録ヘッド用発熱抵抗
体として採用されているが、0:量が少ないと膜ストレ
スが大で発熱によシ早期破断寿命に至り、一方02量が
多いと耐酸化劣化は良好であるが配線層との界面で界面
抵抗を生じさせ上述の如き問題を生むという欠点がある
。
ツタ法で形成したCr−81合金薄膜の酸素含有量は0
.5%以下であり、配線層中の配線導体層(電極配線層
)6との間に界面抵抗は有せず製造工程中の通電ニーソ
ング恍よる初期破断は発生しないが、高速で成膜したこ
とによシ膜ストレスが大となり、発熱サイクルによる応
力の変化に耐えきれずに膜自身が2.000万パルス以
下で破断するという問題点がある。パ この様にCr−8i−0薄膜抵抗体(層)は高温酸化、
等に対し優秀な特性を示し、感熱記録ヘッド用発熱抵抗
体として採用されているが、0:量が少ないと膜ストレ
スが大で発熱によシ早期破断寿命に至り、一方02量が
多いと耐酸化劣化は良好であるが配線層との界面で界面
抵抗を生じさせ上述の如き問題を生むという欠点がある
。
本発明は抵抗体寿命を長期化し、界面抵抗を除去すると
いう二つの要望を同時に解決する発熱抵抗体を提供する
ことを目的としたもので、上記従来技術の欠点を解消し
、薄膜発熱抵抗体の寿命を延長しかつ抵抗値管理を容易
にして歩留りを向上させる発熱抵抗体の構造に係るもの
である。
いう二つの要望を同時に解決する発熱抵抗体を提供する
ことを目的としたもので、上記従来技術の欠点を解消し
、薄膜発熱抵抗体の寿命を延長しかつ抵抗値管理を容易
にして歩留りを向上させる発熱抵抗体の構造に係るもの
である。
即ち、本発明は発熱抵抗体層を有する発熱抵抗体におい
て、第1層を酸素含有量の多い層とし、第2層を酸素含
有量の少ない層とした二重構造の発熱抵抗体構成有する
こと【特命とする発熱抵抗体に存する。
て、第1層を酸素含有量の多い層とし、第2層を酸素含
有量の少ない層とした二重構造の発熱抵抗体構成有する
こと【特命とする発熱抵抗体に存する。
本発明はCr−81合金薄膜中の酸素量が界面抵抗層の
形成および膜ストレスの発生に関係することに着目し、
膜中の酸素量を制御することにより界面抵抗が存在せず
かつ膜ストレスの小さい薄膜抵抗体を提供し、抵抗体の
寿命r改善したものである。
形成および膜ストレスの発生に関係することに着目し、
膜中の酸素量を制御することにより界面抵抗が存在せず
かつ膜ストレスの小さい薄膜抵抗体を提供し、抵抗体の
寿命r改善したものである。
これt具体的な数値を挙げて説明するに、Cr−8i合
全中の02量が5.0%以上では膜ストレスは50kg
/朋2以下であシ、02量0.5%以下の被膜の150
kg/龍2以下に比較して被膜の引張り応力が大幅に小
さい。又第1図の抵抗体構造で配線導体層6としてAt
層1μm、当該配縁導体層6と抵抗体層4の接着層5と
して01層1.000iとした場合、Cr−8i合金層
とCr層界面の界面抵抗は02含有量0.5チ以下でl
OμΩ−龍2以下、02含有量5.0%以上では5mΩ
−朋2以上であった。
全中の02量が5.0%以上では膜ストレスは50kg
/朋2以下であシ、02量0.5%以下の被膜の150
kg/龍2以下に比較して被膜の引張り応力が大幅に小
さい。又第1図の抵抗体構造で配線導体層6としてAt
層1μm、当該配縁導体層6と抵抗体層4の接着層5と
して01層1.000iとした場合、Cr−8i合金層
とCr層界面の界面抵抗は02含有量0.5チ以下でl
OμΩ−龍2以下、02含有量5.0%以上では5mΩ
−朋2以上であった。
本発明は以上の定量値を基盤としてCr −8i中の酸
素含有量を変化させた実験から界面抵抗と膜ストレスめ
問題倉解決した。即ち、第2図に図示の発熱抵抗体構成
に於いて、発熱抵抗体層の第1層9を酸素の多いCr−
8i合金とし、接着層4及び配線導体層5よ構成る配線
層に隣接する第2層10を酸素含有量の少ない層とした
構造のものを案出した。ここに、第1層9はコンベンシ
ョナルス・ぐツ夕法著しくはブレーナマグネトロンの酸
素リアクティブスパッタ法でCr/8 l = 20〜
40/8O−60(原子%)。
素含有量を変化させた実験から界面抵抗と膜ストレスめ
問題倉解決した。即ち、第2図に図示の発熱抵抗体構成
に於いて、発熱抵抗体層の第1層9を酸素の多いCr−
8i合金とし、接着層4及び配線導体層5よ構成る配線
層に隣接する第2層10を酸素含有量の少ない層とした
構造のものを案出した。ここに、第1層9はコンベンシ
ョナルス・ぐツ夕法著しくはブレーナマグネトロンの酸
素リアクティブスパッタ法でCr/8 l = 20〜
40/8O−60(原子%)。
比抵抗i、ooo〜10.000μΩ−1、膜厚600
〜6.000 Kで所望のシート抵抗値を有するCr−
81合金膜全形この上層に第2層10としてプレーナマ
グネトロンスノ々ツタ法で比抵抗1.500〜3.00
0μΩ1の膜を200〜500X形成するのがよい。こ
の場合第2層lO形成時に第1層Cr−81膜9と第2
層Cr−81膜めに1例えば100℃以上の高温加熱ス
パッタを行ない第2層lOの下層部に第1層9からの酸
素を若干拡散でせる方法を行なうのが好ましい。又第2
の酸−素の拡散が大となシ第2層Cr−8110と接着
層5間に界面抵抗層を形成し、5001よシ大の場合は
膜ストレスが大となり抵抗体の早期破断の原因となる。
〜6.000 Kで所望のシート抵抗値を有するCr−
81合金膜全形この上層に第2層10としてプレーナマ
グネトロンスノ々ツタ法で比抵抗1.500〜3.00
0μΩ1の膜を200〜500X形成するのがよい。こ
の場合第2層lO形成時に第1層Cr−81膜9と第2
層Cr−81膜めに1例えば100℃以上の高温加熱ス
パッタを行ない第2層lOの下層部に第1層9からの酸
素を若干拡散でせる方法を行なうのが好ましい。又第2
の酸−素の拡散が大となシ第2層Cr−8110と接着
層5間に界面抵抗層を形成し、5001よシ大の場合は
膜ストレスが大となり抵抗体の早期破断の原因となる。
本発明による第2図に図示の抵抗体構造を有する発熱抵
抗体は界面抵抗値100μΩ−I!II2以下であシ製
造工程中の通電ニーソングによる抵抗体破断は発生しな
い。発熱抵抗体の寿命は、i4ルス通電時間0.911
1116(+、 /#ルス間隔tomse七、印加電力
0,60W/d o を条件で一億A’ルス印加後の抵
抗値変化率は3%以下であう九〇 更に、本発明第1層のCr/Si比は前述の如く20〜
40/+3O−60(原子%)であることが適当である
が、これはCr/S i = 20/80 (原子%)
よりsi比が大きい場合比抵抗が10.000μΩ−c
mJJ=上となシ、サーマル記録ヘッドとして必要な抵
抗値を得るという観点からはe、oooXよシ大きい膜
厚を必要とし実用的でないし5又Cr/S i = 4
0/60 (原子チ)よpsi比が小さい場合は比抵抗
が1.000μΩ−1以下となシ膜厚600X より
小さくする必要があり、これでは膜形成条件の一定化が
困難であり、実用的でないことによる。
抗体は界面抵抗値100μΩ−I!II2以下であシ製
造工程中の通電ニーソングによる抵抗体破断は発生しな
い。発熱抵抗体の寿命は、i4ルス通電時間0.911
1116(+、 /#ルス間隔tomse七、印加電力
0,60W/d o を条件で一億A’ルス印加後の抵
抗値変化率は3%以下であう九〇 更に、本発明第1層のCr/Si比は前述の如く20〜
40/+3O−60(原子%)であることが適当である
が、これはCr/S i = 20/80 (原子%)
よりsi比が大きい場合比抵抗が10.000μΩ−c
mJJ=上となシ、サーマル記録ヘッドとして必要な抵
抗値を得るという観点からはe、oooXよシ大きい膜
厚を必要とし実用的でないし5又Cr/S i = 4
0/60 (原子チ)よpsi比が小さい場合は比抵抗
が1.000μΩ−1以下となシ膜厚600X より
小さくする必要があり、これでは膜形成条件の一定化が
困難であり、実用的でないことによる。
次に本発明t−実施例を以って説明する。
実施例1
グレーズを具備したアルミナ基板上にアンダコート層と
してTIL105膜を約1.2501形成する。次にコ
ンベンショナル;極スパッタ法K テOr −8i 合
金薄膜の第1層を形成する。この場合、ターゲットはc
r/S s = 20A3D (面積比)のストライ
プターゲットを使用し、スノ母ツタ時のAr EE 力
35 m To rr、ター1’ット電圧s、ooov
、 ターゲット電圧200 mA、ターグツト単位面積
当シの電力2.13 WAMn2.ターゲットと基板間
距離60 II %基板回転1.5 r 、p 、mに
て78分スノ譬ツタする。成膜されたCr−81合金薄
膜はCr/81 = 36.0/64.0 (原子%)
、シート抵抗値185Ωイト膜厚960X、比抵抗1.
776μΩ−傭である。
してTIL105膜を約1.2501形成する。次にコ
ンベンショナル;極スパッタ法K テOr −8i 合
金薄膜の第1層を形成する。この場合、ターゲットはc
r/S s = 20A3D (面積比)のストライ
プターゲットを使用し、スノ母ツタ時のAr EE 力
35 m To rr、ター1’ット電圧s、ooov
、 ターゲット電圧200 mA、ターグツト単位面積
当シの電力2.13 WAMn2.ターゲットと基板間
距離60 II %基板回転1.5 r 、p 、mに
て78分スノ譬ツタする。成膜されたCr−81合金薄
膜はCr/81 = 36.0/64.0 (原子%)
、シート抵抗値185Ωイト膜厚960X、比抵抗1.
776μΩ−傭である。
次に同一スt4ツタ装置内の他の電極を使用して、プレ
ーナマグネトロン二極スパッタ法にてCr−81合金薄
膜の第2層を形成する。この場合、夕゛−グツトはOr
/5i=2)430 (面積比)のストライプターゲッ
トを使用し、スパッタ時のAr圧力2.0mTorr。
ーナマグネトロン二極スパッタ法にてCr−81合金薄
膜の第2層を形成する。この場合、夕゛−グツトはOr
/5i=2)430 (面積比)のストライプターゲッ
トを使用し、スパッタ時のAr圧力2.0mTorr。
ターゲット電圧720 V 、ターゲット電流2.8O
A。
A。
ターダット単位面積当りの電力4.30W/、z2、タ
ーゲットと基板間距離60朋、スフ4ツタ時の基板温度
200℃、基板回転10r、p、mにて1分I秒ス、p
4ツタスル。該第2層Cr−81膜はCr/81 =3
6.0/64゜0(原子%)の組成を有し、シート抵抗
値1.200Ω斤、膜厚195X、比抵抗2.340μ
Ω−傭に形成されている。
ーゲットと基板間距離60朋、スフ4ツタ時の基板温度
200℃、基板回転10r、p、mにて1分I秒ス、p
4ツタスル。該第2層Cr−81膜はCr/81 =3
6.0/64゜0(原子%)の組成を有し、シート抵抗
値1.200Ω斤、膜厚195X、比抵抗2.340μ
Ω−傭に形成されている。
第1層、第2層を積層した場゛合のCr−81合金薄膜
の特性はシート抵抗値160Q10 、膜厚1.160
K。
の特性はシート抵抗値160Q10 、膜厚1.160
K。
比抵抗1.856μΩ−儒であった0
この後、同一スパッタ装置内の他の電極を使用してプレ
ーナマグネトロンニ極ス・母ツタ法にてCrを1.oo
ol 、 A t′を1μm順次積層する。
ーナマグネトロンニ極ス・母ツタ法にてCrを1.oo
ol 、 A t′を1μm順次積層する。
該積層薄膜について通常のフォトエツチング法によシ第
2図(&〕の如く幅間μm、長さ250μmの抵抗体を
形成する。該ツクターン形成後の抵抗体、の抵抗値は4
44Ω、抵抗体と接着層間の界面抵抗値聞μΩ・龍2で
あった。
2図(&〕の如く幅間μm、長さ250μmの抵抗体を
形成する。該ツクターン形成後の抵抗体、の抵抗値は4
44Ω、抵抗体と接着層間の界面抵抗値聞μΩ・龍2で
あった。
次に耐酸化保護層として810.3μmをバイアス高周
波スパッタ法で形成し、その後耐摩耗保護層としてTa
1065μmを高周波スパッタ法で形成する。
波スパッタ法で形成し、その後耐摩耗保護層としてTa
1065μmを高周波スパッタ法で形成する。
このようにして形成した発熱抵抗体はパルス幅1.0m
sec 、 /Jルス間隔10m@・C1印加電圧2
0.OV 。
sec 、 /Jルス間隔10m@・C1印加電圧2
0.OV 。
/臂ルx 印加数120.000 /#ルスの初期エー
ジングでの破断は発生しなかった。更に、ノ母ルス幅0
.9 m I@l!、ノクルス間隔10 ms@e 、
印加電圧16.6V、印加電力0.6゜W/d o t
の条件の寿命化試験において1億ノ9ルス印加後におい
ても抵抗体の抵抗値変化率は2チ以下であった。
ジングでの破断は発生しなかった。更に、ノ母ルス幅0
.9 m I@l!、ノクルス間隔10 ms@e 、
印加電圧16.6V、印加電力0.6゜W/d o t
の条件の寿命化試験において1億ノ9ルス印加後におい
ても抵抗体の抵抗値変化率は2チ以下であった。
実施例2
グレーズを具備したアルミナ基板上にアンダーコート層
としてTa205膜を約1.250!形成する。次にコ
ンベンショナルニ極ス・臂ツタ法にてCr−8i合金薄
膜の第1層を形成する。この場合、ターゲットはCr/
S i = 3Q/70 、 (原子96)の合金ター
ゲットを使用し、ス/母ツタ時のAr圧35mTorr
t ターダット電圧5.000V、ターPット電流2
00 mA % ターゲット単位面積当シの電力2.
13W/m2.ターゲットと基板間距離6o1m、基板
回転1.5 r 、p 、rn Kて120分ス・ダッ
クする。成膜された〇r−81合金薄膜はCr/Si=
30.1769.9 (原子%)の組成を有し、シー
ト抵抗値197Ω応膜厚1.3501、比〒抗2.66
(!μΩ−傭であった。 1 次に同一ス74ツタ装置内の他の電極を使用して、ブレ
ーナマグネトロン二極スパッタ法にてCr−81トはC
r/S’i =30/70 (原子チ)の合金ターゲッ
トを1゛1 使用し、スノぜツタ時のAt圧力3.0mTorr、タ
ーゲット電圧650V 、ターゲット電流3.1OA、
ターグツト単位面積当シの電力4.30W/22、
ターゲットと基板間距離60 m、スパッタ時の基板温
度150℃、基板回転10r、p、mにて3分(9)秒
スパッタする。該第2層Cr/81はCr/81 =
30.3/69.7 (原子%)の組成を有し、シート
抵抗値5200カ、膜厚500X、比抵抗2.600μ
Ω−1に形成されている。
としてTa205膜を約1.250!形成する。次にコ
ンベンショナルニ極ス・臂ツタ法にてCr−8i合金薄
膜の第1層を形成する。この場合、ターゲットはCr/
S i = 3Q/70 、 (原子96)の合金ター
ゲットを使用し、ス/母ツタ時のAr圧35mTorr
t ターダット電圧5.000V、ターPット電流2
00 mA % ターゲット単位面積当シの電力2.
13W/m2.ターゲットと基板間距離6o1m、基板
回転1.5 r 、p 、rn Kて120分ス・ダッ
クする。成膜された〇r−81合金薄膜はCr/Si=
30.1769.9 (原子%)の組成を有し、シー
ト抵抗値197Ω応膜厚1.3501、比〒抗2.66
(!μΩ−傭であった。 1 次に同一ス74ツタ装置内の他の電極を使用して、ブレ
ーナマグネトロン二極スパッタ法にてCr−81トはC
r/S’i =30/70 (原子チ)の合金ターゲッ
トを1゛1 使用し、スノぜツタ時のAt圧力3.0mTorr、タ
ーゲット電圧650V 、ターゲット電流3.1OA、
ターグツト単位面積当シの電力4.30W/22、
ターゲットと基板間距離60 m、スパッタ時の基板温
度150℃、基板回転10r、p、mにて3分(9)秒
スパッタする。該第2層Cr/81はCr/81 =
30.3/69.7 (原子%)の組成を有し、シート
抵抗値5200カ、膜厚500X、比抵抗2.600μ
Ω−1に形成されている。
第1層、第2層を積層した場合のCr/S1合金薄膜の
特性はシート抵抗値143 Q/D、膜厚1.850K
。
特性はシート抵抗値143 Q/D、膜厚1.850K
。
比抵抗2.640μΩ−αであった。
この後、同一ス/母ツタ装置内の他の電極を使用してプ
レーナ5マグネトロン二極スパッタ法にてCrを1.0
00え、Atを1μm順次形成する。
レーナ5マグネトロン二極スパッタ法にてCrを1.0
00え、Atを1μm順次形成する。
咳積層薄膜を通常のフォトエツチング法により第2図(
a)の如く幅(イ)μm、長さ250μmの抵抗体を形
成する。該ノ9ターン形成後の抵抗体の抵抗値は397
Ω、抵抗体と接着層間の界面抵抗値10μΩ−1I12
であった。
a)の如く幅(イ)μm、長さ250μmの抵抗体を形
成する。該ノ9ターン形成後の抵抗体の抵抗値は397
Ω、抵抗体と接着層間の界面抵抗値10μΩ−1I12
であった。
次に耐酸化保護層としてSin!3μmiバイアス高周
波スノ9ツタ法で形成し、その後耐摩耗層としてTa1
0g5μmf高周波スノ9ツタ法で形成する。
波スノ9ツタ法で形成し、その後耐摩耗層としてTa1
0g5μmf高周波スノ9ツタ法で形成する。
このようにして形成した発熱抵抗体は、/4ルス幅1.
0rna@e 、 /#ルス間隔10ma@c、 印
加電圧18.9y 、 、#ルス印加e 120.00
0パルスの初期ニーソングでの破断は発生しなかった。
0rna@e 、 /#ルス間隔10ma@c、 印
加電圧18.9y 、 、#ルス印加e 120.00
0パルスの初期ニーソングでの破断は発生しなかった。
又この後・9ルス幅Q、9’ms・C2パルス間隔10
m5@c、印加電圧15.4V、印加電力0.60W/
dotの条件の寿命試験において1億パルス付加後にお
いても抵抗体の抵抗値F!、3%の変化であった。
m5@c、印加電圧15.4V、印加電力0.60W/
dotの条件の寿命試験において1億パルス付加後にお
いても抵抗体の抵抗値F!、3%の変化であった。
以上説明した如く、本発明は発熱抵抗体形成において界
面抵抗と短寿命を同時に解決するものであシ、それを発
熱抵抗体層を酸素含有量の相違する二層にするのみで可
能とした。その形成法は通常ノコンベンショナルスパツ
タトソレーナマグネトロンス・ぐツタを共有するス・母
ツタ装置を備えるのみである等実用化もいたって容易で
ある。
面抵抗と短寿命を同時に解決するものであシ、それを発
熱抵抗体層を酸素含有量の相違する二層にするのみで可
能とした。その形成法は通常ノコンベンショナルスパツ
タトソレーナマグネトロンス・ぐツタを共有するス・母
ツタ装置を備えるのみである等実用化もいたって容易で
ある。
又本発明ではCr −81合金薄膜を例にして説明した
が、本発明の効果は抵抗膜がTa−N−0、Ta 5i
−0であっても同様な効果が得られる。
が、本発明の効果は抵抗膜がTa−N−0、Ta 5i
−0であっても同様な効果が得られる。
第1図は従来の発熱抵抗体の構造を示し、(&)は平面
図、(b)は(C3図に於けるA−A’巌断面図、第2
図は本発明による発熱抵抗体の構造例を示し、(&)は
平面図、(b)は(&)図に於けるB −B’縁縁面面
図ある。 1・・・基板、2・・・グレーズ層、3・・・アンダー
コート層、4・・・発熱抵抗体層、5・・・接着層、6
・・・配線導体層、7・・・耐酸化保護層、8・・・耐
摩耗保護層、9・・・発熱抵抗体第1層、lO・・・発
熱抵抗体第2層、11・・・発熱抵抗体。 代理人1弁理士 秋 本 正 実 1 ^ 第2 (a) −j 図 (b) 図 (b)
図、(b)は(C3図に於けるA−A’巌断面図、第2
図は本発明による発熱抵抗体の構造例を示し、(&)は
平面図、(b)は(&)図に於けるB −B’縁縁面面
図ある。 1・・・基板、2・・・グレーズ層、3・・・アンダー
コート層、4・・・発熱抵抗体層、5・・・接着層、6
・・・配線導体層、7・・・耐酸化保護層、8・・・耐
摩耗保護層、9・・・発熱抵抗体第1層、lO・・・発
熱抵抗体第2層、11・・・発熱抵抗体。 代理人1弁理士 秋 本 正 実 1 ^ 第2 (a) −j 図 (b) 図 (b)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 発熱抵抗体層を有する発熱抵抗体において、第1
層を酸素含有量の多い層とし、第2層を酸素含有量の少
ない層とした二層構造の発熱抵抗体層を有することを特
徴とする発熱抵抗体。 2、発熱抵抗体が感熱記録ヘッド用のものである、特許
請求の範囲第1項記載の発熱抵抗体。 3、発熱抵抗体層の第1層を下層とし、発熱抵抗体層の
第2層を上層とした、特許請求の範囲第1項又は第2項
記載の発熱抵抗体。 4、第1層及び第2層がともにCr −8t合金から成
る、特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載の発
熱抵抗体。 5、第1層の酸素含有量が約5.0%、膜厚が600〜
6.000Xである1%許請求の範囲第4項記載の発熱
抵抗体。 6、第2層の酸素含有量が0.5−以下、膜厚が200
〜500Xである。特許請求の範囲第4項又は第5項記
載の発熱抵抗体。 7、第1層のCr/S l比が20−40/80〜60
(原子比)で、比抵抗値が1,000〜10.000
μΩ−儂である、特許請求の範囲第4項、第5項又は第
6項記載の発熱抵抗体。 8、 更に、電極配線層を有する、特許請求の範囲第1
項記載の発熱抵抗体。 9、 更に、接着層を有する、特許請求の範囲第1項記
載の発熱抵抗体。 10、 同一入/4’ツタ装置を使用して第1層、第
2層、電極配線層及び接着層の各々を形成して成る、特
許請求の範囲第1項乃至第9項いずれか=噺記載の発熱
抵抗体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56149485A JPS5853459A (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | 発熱抵抗体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56149485A JPS5853459A (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | 発熱抵抗体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5853459A true JPS5853459A (ja) | 1983-03-30 |
Family
ID=15476178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56149485A Pending JPS5853459A (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | 発熱抵抗体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5853459A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0489263A (ja) * | 1990-08-01 | 1992-03-23 | Alps Electric Co Ltd | 薄膜サーマルヘッドの製造方法 |
-
1981
- 1981-09-24 JP JP56149485A patent/JPS5853459A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0489263A (ja) * | 1990-08-01 | 1992-03-23 | Alps Electric Co Ltd | 薄膜サーマルヘッドの製造方法 |
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