JPS5853309Y2 - 起伏ゲ−ト - Google Patents

起伏ゲ−ト

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JPS5853309Y2
JPS5853309Y2 JP1980065152U JP6515280U JPS5853309Y2 JP S5853309 Y2 JPS5853309 Y2 JP S5853309Y2 JP 1980065152 U JP1980065152 U JP 1980065152U JP 6515280 U JP6515280 U JP 6515280U JP S5853309 Y2 JPS5853309 Y2 JP S5853309Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
triangular
gate body
bodies
undulating
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980065152U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56168527U (ja
Inventor
哲郎 成実
明 西野
Original Assignee
株式会社 丸島水門製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 丸島水門製作所 filed Critical 株式会社 丸島水門製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、河川または貯水池などの水路特に側塊の一
側または両側が傾斜している略逆台形状の水路等に設置
される起伏ゲートに関するものである。
従来、この種ゲートとしては、河床または水路床に方形
ゲート体の下端縁を回動自在に取付け、ゴム板からなる
三角形ゲート体の垂直辺を前記方形ゲート体の側端縁に
、斜辺を水路の傾斜側塊に装着したものが知られでいる
ところが、従来のこの種ゲートでは、三角形ゲート体全
体がゴム板からなるため、剛性上問題があり、大きな水
路等への設置には不適当である。
この考案は、上述のような実情に鑑みてなされたもので
、以下実施例構造を示す図面に基づいて詳細に説明する
図面において、1は河川2に設置された起伏ゲートで、
下端縁が筒状体3に固着された方形ゲート本体1Aと、
傾斜した下端縁が筒状体4に固着された略直角三角形ゲ
ート体1Bとからなっている。
この方形ゲート本体1Aの筒状体3は、第6図に示され
ているように後側(下流側)下部の適当個所が切り欠か
れこの切欠き部3Aに回動軸5が取付ブラケット6を介
して取付けられ、この回動軸5は軸受7を介して段差河
床2Aに回動自在に取付けられている。
そして、三角形ゲート体1Bの筒状体4は、第6図に示
されているように後側(下流側)下部の適当個所が切り
欠かれこの切欠き部4Aに回動軸8が取付ブラケット9
を介して取付けられ、この回動軸8は軸受10を介して
傾斜側塊11の段差部11Aに回動自在に取付けられて
いる。
なお、傾斜側堤段差部11Aは、上端が下端よりも下流
側に位置するように傾斜側塊11の傾斜角θとほぼ等し
い角度θ、だけ後方に傾斜して設けられ、したがって、
前、配回動軸5,8は平面的にみて角度θ、だけずれて
配設されている。
そして、方形ゲート本体1Aの筒状体3の垂直側塊12
側端には、これからこの垂直側塊12を貫通し、かつ垂
直側塊12に設けられたゲート本体起伏回動操作室13
内に臨ましめられたゲート駆動軸14が連結され、ゲー
ト駆動軸14端は前記操作室13内において軸受15に
より支承され、油圧シリンダ装置16によりレバー17
を介して起伏回動せしめられるようになっている。
また、三角形ゲート体1Bの筒状体4の上方外端には、
ゲート体駆動軸18が連結され、側塊11上に設置され
た軸受19.20により支承せされ、このゲート体駆動
軸18は油圧シリンダ装置21によりレバー22を介し
て起伏回動せしめられるようになっている。
前記筒状体3の三角ゲート体1B側の端部に固着された
取付ブラケット6の外端面には球関節継手23を構成す
る雌形継手部材24が、前記回動軸5の中心軸線上にそ
の軸心が位置するように取付けられている。
この雌形継手部材24は、前記取付ブラケット6に溶着
された円柱体24Aと、これに装着された2分割の凹状
球面24Bを有する継手部材本体24Cとから構成され
ており、この円柱体24Aおよび凹状球面24Bのそれ
ぞれの中心線および中心点が回動軸5心上に位置せしめ
られている。
球関節継手23の雌形継手部材25は、三角形ゲート体
IBの筒状体4の端部に固着された取付ブラケット9つ
外端面に固着されている。
この雌形継手部材25は、前記取付ブラケット9に溶着
された円柱体25Aと縮径された円柱体先端部25Bに
連設された球状継手部材本体25Cとからなり、この球
状継手部材本体25Cが前記雌形継手部材本体24B内
に嵌入されている。
なお、雌形継手部材25はその中心軸線が前記回動軸8
の軸線と同一直線上に位置するように配設されている。
そして、球関節継手23の外側には、これを覆うように
、金属製の彎曲筒体26の両端がブシュ27,28を介
して両部材24.25の円柱体24A、25Aに回動自
在に嵌められており、この彎曲筒体26内には水が浸入
しないようにグリース等が充填されている。
さらに、方形ゲート本体1Aおよび三角形ゲート体1B
の対向端部間には、連結ゴム板29がボルト30により
水密的に取付けられ、このゴム板29の下端部は前記彎
曲筒体26に固着され、両ゲート体IA、IB間の漏水
が防止されている。
また、両ゲート体IA、IBの上端部は、第4図に示さ
れているように連結されている。
すなわち、方形ゲート本体1Aの端面に突設された連結
部材31には、連結ボルト32が取付けられ、他方三角
形ゲート体1Bの上端面33にはゲート本体1A側に長
く突出するように連結部材34が固着され、この連結部
材34に設けられているゲート幅方向に長くされた長孔
35に前記ボルト32が嵌入係合せられ、両ゲート体I
A、1Bが上下流方向に相対移動しないが、幅方向に相
対移動しうるように構成されている。
したがって、両ゲート体IA、IBの起伏回動時に、三
角形ゲート体1Bの垂直辺上端部が方形ゲート本体IA
に対してわずかに接近・離間しても全く問題がない。
なお、前記連結ゴム板29は、第7図に示されているよ
うに上流側に向って膨出するように形成されており、ゲ
ート本体1Aに対するゲート体IBの相対的な接近・離
間動を許容せしめている。
段差河床2Aの垂直壁面2Bおよび傾斜側塊11の段差
部垂直壁面11 Bには、取付アングル36を介して水
蜜ゴム37が装着され、両筒状体3,4および彎曲筒体
26の上流側面に接触せしめられ、水圧によってゲート
起伏作動時においても完全な底部止水ができるようにな
されている。
また、方形ゲート本体1Aの垂直側塊12側端面には水
蜜ゴム38が装着され、側部止水ができるようになされ
ている。
この考案にかかる起伏ゲートの操作は、両油圧シリンダ
装置16.21を同時に起動させて、両ゲート体IA、
IBを同時に起伏させればよく、ゲート本体1Aに対し
てゲート体1Bの垂直辺が接近・離間するが、わずかな
移動量であるから、連結ゴム板29の彎曲によって吸収
されると共に、上端の連結部材の長孔35によって吸収
され、球関節継手23によって両ゲート体IA、IBの
回動量のずれが吸収されるので、円滑に起伏回動し、起
立時は第1図に示す状態となり、倒伏時は第2図のよう
な状態となる。
この考案の実施例では、傾斜側塊11が一側のみの場合
について述べたが、両側に傾斜側塊のある河川・水路等
に起伏ゲートを設置する場合は、方形ゲート体1Aの両
側に三角形ゲート体IBを連結ゴム板を介して連結し、
三角形ゲート体は本実施例のように側塊上方に油圧シリ
ンダ装置をそれぞれ設けて駆動すると共に、方形ゲート
本体はその下流側河床・水路床等の上に油圧シリンダ装
置を配設して駆動すればよい。
この考案は、上述のように、三角形ゲート体が方形ゲー
ト本体と同様に金属製であるから、剛性が大で耐久性が
あり、大きな水路にも配設しうると共に、三角形ゲート
体は傾斜側堤に対して上端が下端よりも上流側に位置す
るように傾斜して配設されているので、ゲート起伏時に
おける三角形ゲート体垂直辺の接近・離間距離が比較的
短かく、これを連結ゴム板の彎曲によって吸収され、ま
た、両ゲート筒状体間は球関節継手(または自在継手)
により連結されると共にこの継手に金属製彎曲筒体が被
嵌せられているので、ゲートの起伏回動が円滑に行なわ
れるうえ、彎曲筒体に水密ゴムが水圧により押圧せられ
完全な底部止水を行なうことができ、また、前記連結ゴ
ム板は伸縮がほとんどないため寿命が長いなど多くの効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図はゲー
ト起立状態における正面図、第2図はゲート倒伏状態に
おける平面図、第3図は第1図の中央縦断側面図、第4
図は方形ゲート本体と三角形ゲート体の接続部の一部破
断正面図、第5図は第4図のA−A断面図、第6図は方
形ゲート本体と三角ゲート体の両筒状体接続部構造を示
す縦断正面図、第7図は第4図のB−B断面図、第8図
は第4図のC−C断面図、第9図は第4図のD−D断面
図である。 1・・・・・・起伏ゲート、1A・・・・・・方形ゲー
ト本体、1B・・・・・・三角形ゲート体、2・・・・
・・河JIL2 A・・・・・・河床、3゜4・・・・
・・筒状体、5,8・・・・・・回動軸、6,9・・・
・・・取付ブラケツ) 、7.10・・・・・・軸受、
11・・・・・・傾斜側堤、11A・・・・・・段差部
、12・・・・・・垂直側塊、23・・・・・・球関節
継手、24・・・・・・雌形継手部材、25・・・・・
・雌形継手部材、26・・・・・・彎曲筒体、29・・
・・・・連結ゴム板、31,34・・・・・・連結部材
、32・・・・・・連結ボルト、36・・・・・・長孔
、37.38・・・・・・水蜜ゴム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 河川または貯水池2の水路などの特に側塊11゜12の
    一方または両方が傾斜している略逆台形状の水路に設置
    される起伏ゲート1において、ゲート1は方形状のゲー
    ト本体1Aとこのゲート本体1Aの一側または両側端に
    上流側に向って膨出するゴムなどの弾性体29を介して
    接続される三角形のゲート体1Bとからなり、三角形ゲ
    ート体IBはその筒状体4の上端が下流側に位置するよ
    うに傾斜して配設されると共にその回動軸8が傾斜側塊
    11にこれと平行でしかも上端を下端よりも下流側に位
    置させて設置され、起立および倒伏時にゲート本体1A
    および三角形ゲート体1Bの上端縁がほぼ同一直線上に
    あるようにせられ、かつゲート本体1Aと三角形ゲート
    体1Bの上端間は両ゲート体IA、IBの長手方向にの
    み移動可能な連結部材28.29 、31により連結さ
    れると共に、両ゲート体IA、IBの下端間はそれぞれ
    の回動軸5.8の中心軸線の交点に球関節接手23また
    は自在接手を介して連結し、これに彎曲筒体26を回動
    自在に被嵌させてなる起伏ゲート。
JP1980065152U 1980-05-12 1980-05-12 起伏ゲ−ト Expired JPS5853309Y2 (ja)

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JP1980065152U JPS5853309Y2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12 起伏ゲ−ト

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JPS56168527U JPS56168527U (ja) 1981-12-12
JPS5853309Y2 true JPS5853309Y2 (ja) 1983-12-05

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ID=29659311

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JP1980065152U Expired JPS5853309Y2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12 起伏ゲ−ト

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53123528A (en) * 1977-04-05 1978-10-28 Nishida Marine Boiler Trapezoidal undulated weir

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5460924U (ja) * 1977-10-05 1979-04-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53123528A (en) * 1977-04-05 1978-10-28 Nishida Marine Boiler Trapezoidal undulated weir

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JPS56168527U (ja) 1981-12-12

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