JPS585316A - ハイドロゲル - Google Patents

ハイドロゲル

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JPS585316A
JPS585316A JP57101271A JP10127182A JPS585316A JP S585316 A JPS585316 A JP S585316A JP 57101271 A JP57101271 A JP 57101271A JP 10127182 A JP10127182 A JP 10127182A JP S585316 A JPS585316 A JP S585316A
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Polyethers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はハイドロゲル、限定的ではないが、特に人間ま
たは動物の損傷外部組織、例えば表皮または外皮組織(
以下、傷という)とその外部環境間の境界として使用し
得るハイドロゲルに関する。
本発明はまたハイドロゲルと活性物質、例えば薬を含む
放出調節組成物(controlled releas
ecomposition)、放出調節組成物の製法な
らびに特にイノピポでのその使用法に関する。
やけどまたは他の(局部手術、事故または皮膚疾患の)
組織損傷の治療においては前述のごとき境界を提供する
ことが特に望ましい。理想的には境界は物理的な外傷(
trauma )、感染1例えば空気伝染性真菌(fu
ngi )、バクテリヤおよびウィルス等が傷に接近す
るのを妨げ、傷の水分を調節してかさぶたのふやけを防
ぎ組織を治療するものであるべきであり、所望ならば傷
と接触して薬効を持続する。
現在のガーゼ包帯1例えばリノ・ウェーブC1eno 
weave ’)包帯は適用後は不透明で治癒過程を観
察し、投薬するためにしばしば取替える必要がある。こ
れは患者に不愉快な思いをさせ、特に傷の浸出物が乾燥
し、包帯と傷を固めてしまう。
さらにこれらは感染を防止できないのみならず傷の水分
を調節ができず、単に吸収するのみである。
ハイドロゲルを、包帯として使用することはすでに提案
されているが、しかし、これらは一般に天然または半合
成物、例えばコラゲン、ゼラチンおよび澱粉製品である
。これらの物質は通常透明ではなくさらに蛋白質系ハイ
ドロゲルはアレルギーを誘発することがあり、その上感
染作用を抑制しない。むしろ栄養源となる。
本発明は(1)少なくとも一種の重合可能な環式(チオ
)エーテルおよび(11)少なくとも一種の親水性ホモ
またはコポリマーとから誘導される重合成・分ヲ含むハ
イドロゲルを提供する。
本発明の特徴の一つはハイドロゲルが水性媒体中で加水
分解可能なことである。そのあるいはそれぞれの加水分
解可能な官能基は(1)または(11)または(1)お
よび(11)両方に含まれていてもよい。
好ましくはハイドロゲVは加水分解可能なカルボキシル
エステル、カーボネートエステル、アミド。
ウレタンまたはグリコシド官能基を含む。
望ましくは重合可能な環状(チオ)エーテル(1)〔式
中、RRおよびR4は同一または異なつ1”    2 てもよく、それぞれ水素原子または置換または非置換の
ヒドロカルビルまたはヒドロカルボキシル基基R3は置
換または非置換のメチレン、エチレンまたは1.3−プ
ロピレン基;R5け1価の重合可能な基;Qは酸素また
は硫黄原子;およびXは1 − (CH2)a(0)、(C)c(Y’)、 −(式
中、Yは酸素原子または−NR6−基(R6はR1と同
意義)、aは0または1.bは0または1゜Cは1また
は2、dはOtたはl(但し、bまたはdの少なくとも
一方はlである))で表わされる化合物を含んでもよい
特に好ましい重合可能な環式エーテル類は式=[式中、
R5ハ好適にはモノメリック、オリゴメリックまたはポ
リメリック、グループであって重合可能な基を含むもの
を表わす;これはハイドロゲルを形成するためのカチオ
ン重合に関与し、重合可能な環式(チオ)エーテルと反
応するか或いは親水性のホモまたはコポリマーまたはそ
の両者と反応する。〕を有する両方の成分と反応する好
ましい例はビニル(チオ)エーテMとエポキシ基である
R5は環式ビニル(チオ)エーテル、特ニ式:〔式中、
R′]、R′2.R′3およびR′4はR1,R2,R
3およびR4と同意義であり、それぞれ同一または異な
っていてもよい;Mは基−2X′−を表わす;Q′は酸
素または硫黄原子;X′はXと同意義;およびZは単結
合またはカーボン様モノ、オリゴまたはホモ−もしくは
コーポリ(置換または非置換のアルキレシモしくけアル
キンオキシド)グループを表わす〕を表わすのが特に好
ましい。
特に好ましい重合可能な環式エーテル類はジヒドロピラ
ンアルデヒド類の一種ないしその混合物をTi5che
Hko反応にかけて形成される反応生成物である。この
物は式: 〔式中、R′1.R′2およびR′4はR1,R2およ
びR4と同意義であり、同一または異なっていてもよい
〕で表わされる化合物である。好ましい化合物はアクロ
レインテトラマー(即ち、Rは全て水素原子を表わす)
である。
X がCOO4たは−CH20CO−基を含ム重合可能
な環式エーテル類は便宜的にはティッシェンコ(Ti 
5chenko )反応によって製造される。相当する
不飽和アルデヒドのテトラマー、特にから調製してもよ
い。
即ち、XがCOO基を含む環式エーテル類はエステル交
換触媒を用い、このテトラマーとアルコールR50Hの
反応によって調製してもよい。この反応は: で示される。
Xが−CH20C〇−基を含む環式エーテル類はエステ
ル交換触媒を用い、このテトラマーと低級アルキルカル
ボン酸R5C00R9(式中、R9は低級アルキル基を
表わす)との反応によって調製してもよい。反応式は で表わされる。
それぞれの副生成物はR5COOR9またはR50Hで
エステル化し、相当する化合物: を与えてもよい。
相当するアミド類は同様にして調製すればよい。
XがC0〇−基を含む環式エーテル類は相当する不飽和
アルデヒドのダイマーの緩和な酸化およびその塩1例え
ば銀塩のエステル化によって得てもよい。
メタカーボネート類とオキザレート類はそれぞれ以下の
エステル化: によって得てもよい。
然しなから、アクロレインテ・トラマーは市販のアクロ
レインから容易に調製され、容易に精製し得ることおよ
び本発明を実施する上で満足すべきものであることを強
調する。
〔式中、 R1,R2,R3,R4,R5およびQは前
記と同意義、Xは ? −(CH2)a(C)、 (Y)c− C式中、Yは酸素原子または−NR6−基、R6はR1
と同意義、3は0または1.bは0または1゜Cは0ま
たはlである(但しb+cは1である))で表わされる
〕の化合物を含んでいてもよい。
重合可能な環式(チオ)エーテル(1)はまた相当する
不飽和アルデヒドの少なくとも1個のダイマーのアルド
ール縮合生成物: 特に を含んでいてもよい。
重合可能な環式(チオ)エーテル(i)ハ更に少なくと
も一種の不飽和アルデヒドとポリヒドロキシ化合物のポ
リビニルエーテル: C式中、R7はn−ヒドロキシ化合物のn価の炭化水素
またはポリ(オキシ炭化水素)残基を表わす〕のディー
ルス、アルダ−生成物を含んでもよい。
重合可能な環式(チオ)エーテル(1)は更に化C式中
、R8はn価の非加水分解性架橋残基を表わす〕を含ん
でもよい。
上記最後の4種の化合物は容易には加水分解されないハ
イドロゲルを与える。これらの使用により、所望の加水
分解速度を有する本発明ノ・イドロゲルを提供するだめ
の主要な方法を与える。
所要の加水分解安定性はまた他の多くの異なったメカニ
ズムによっても実施し得る。即ち、アクロレインテトラ
マー同族体1例えばメタアクロレインテトラマーまたは
アクロレイン/メタアクロレイン混合テトラマーは、R
4が大きくなるにつれて増加する立体障害を加水分解可
能なエステルまたはアミド官能基Xに及ぼし、それによ
って誘導体の安定性を向上させる。モノ、ジおよびポリ
−カルボキシおよびフェノール性ヒドロキシ置換炭化水
素は加水分解し易い誘導体を形成し、その上に触媒作用
のある酸性部分を与える;XおよびX’(これは同一で
あっても異なってもよい)がそれぞれcoo−または−
CH20C〇−基、および′2が置換または非置換のヒ
ドロカルビレン基を表わす誘導体はまた加水分解を容易
にする。さらにまたlないしそれ以上のカルバゾールま
たはヒドロキシ基を保持する誘導体は比較的高いレベl
しの水を含み、それ自体は加水分解を容易にする。
基R,,R2およびR3はそれぞれ置換または非置換の
ヒドロカルビルまたはヒドロカルビロキシ基を表わす:
具体例としては非置換またはノ・ロ置換C1−C4アル
キル、例えばメチルもしくはエチル;非置換C6−C1
oアリールもしくはアラルキル?例えばフェニルまたは
ベンジル;およびオキシ同族体がある。R4の場合、基
の大きさの増加は全ての加水分解可能なエステルまたは
アミド官能基に対する立体障害を増大させその結果ハイ
ドロゲVの安定性が向上する。然しなから、製造の容易
性および有用性の点で少なくとも一個、望ましくは全て
のR1,R2およびR4が水素原子であるのが好ましい
。基R3はモノまたはポリ置換エチレン基、好ましくは
非置換エチレン基を表わしてもよい。即ちジヒドロ(チ
ア)ピラン誘導体であってもよい。
好ましい化合物(1)はエーテル類であシ、Qが酸素原
子である上記式の化合物、特にジヒドロピランである。
適当な親水性ホモまたはコポリマー(11)は少なくと
も一個の下記モノマ一群: (a) (メタ)アクリル酸、Cメタ)アクリルアミド
、非置換またはヒドロキシ置換エチルまたはプロピル(
メタ)アクリレート、または(メタ)アクリル酸のポリ
(オキシエチレン)エステル; (b)3〜6の環原子を有する置換または非置換の環式
モノまたはポリエーテルまたは3員環を有する環状イミ
ン、または (C)置換または非置換のビニルアルコール、アルデヒ
ド、エーテル、アセタール、ケトン、エステル、または
置換または非置換のN−ビニル異項環化合物 から誘導される残基を含む。ここで(メタ)アクリルは
“メタクリル1または“アクリル1またはその両方を表
わす意味で用いる。
群(b)の七ツマー類はエポキシド類1例えば酸化エチ
レン、酸化プロピレン、1,2−エポキシブタン、2.
3−エポキシブタン、グリシジルエーテル類、N−(エ
ポキシ置換)異項環化合物1例えばN−(2,8−エポ
キシプロビル)−ピロリドン;エビハロヒドリン類、こ
れ自体は環式エーテル類ではないがそれから誘導可能な
ホモおよびコポリマー類を与える:具体的にはエビフル
オルヒドリン、エピクロルヒドリンおよびエビブロムヒ
ドリン等がある。他の環式モノ−またはポリエーテル類
は酸化トリメチレン(oxetane )、テトラヒド
ロフラン、ジヒドロフラン、ジヒドロピラン、ジオキソ
ラン、およびトリオキサン等がある。それから誘導され
るホモおよびコポリマー類としては部分的にC1−C4
アルキルでエーテル化すれタセルロース類および澱粉類
、ウレタンで架橋されていてもよい、ホモまたはコポリ
(アルキレンオキシド)または不飽和環式エーテル基1
例えばポリオキシメチレン、ポリエチレングリコール類
およびポリプロピレングリコール類およびそれらとジカ
ルボン酸(例えばマレイン酸)とのポリエステル類等が
ある。
群(C)におけるモノマー類はメチルおよびエチルビニ
ルエーテル、メチルビニルケトン、メタアリルアルコー
ル+N−ビニルピロリドン、N−ビニルカルバゾール、
N−ビニルピリジン、N−ビニルオキサゾ−tv、N−
ビニルメチルオキサゾリジン、ビニルホルマール、ビニ
ルブチラール、ビニルメトキシアセタールを包含する。
それから誘導されるホモおよびコポリマー類はポリビニ
ルアセテートおよびポリビニルアルコール等ヲ包含する
好ましい親水性ホモまたはコポリマー類は群(b)モノ
マー類から誘導され、望ましくは重合した酸化アルキレ
ン、特に酸化エチレン残基を含む。好ましくは該親水性
ホモまたはコポリマーはホモま官能基に対する数平均分
子量の比c以下、当量(equivalent wei
ght、)と云う)が750以上。
好ましくは1000以上のポリエチレンオキシド残基を
有するホモまたはブロックコポリ(アルキレンオキシド
)類が特に好ましい。当量が500から250ないしそ
れ以下のものも使用できるが。
この様なポリマーは膨潤性が低くなる傾向がある。
傷の包帯として使用するためには、ホモまたはコポリ(
アルキレンオキシド)は当111,2oo〜t、soo
、好ましくは約1,400〜1,600のポリエチレン
オキシド残基を有するものを用いるのが好ましい。放出
調節組成物に使用するには当量1200〜4000ない
しそれ以上、好ましくは約1500〜aooo、例えば
2000ないしそれ以上のポリエチレンオキシド残基を
有するホモマタハコポリ(アルキレンオキシド)類を使
用スるのが好ましい。
特に好ましい親水性ポリマー類(11)は前記のごとき
当量を有するポリ(エチレンオキシド)類である。
それから調製されるヒドロゲル類は乾燥形態では結晶で
あり、湿潤状態で離液現象(5yneresis )を
現わし、その両方の性質が後述するごとく本発明に有用
であることがわかった。
重合アルキレンオキシド残基を有する親水性ホモまたは
コポリマー類は便宜的にはアルキレンオキシド(a)1
例えば酸化エチレンと反応性水素原子含有化合物(b)
、例えば脂肪族または芳香族ヒドロキシ、カルボギシ、
アミノまたはメルカプト化合物との付加重合によって調
製する。この化合物はそれ自体、得られる親水性コポリ
マー中でプロツキネス(blockiness )とな
るポリマーまたはオリゴマーであってもよく、あるいは
ホモポリマー(ここでは唯一種のアルキレンオキシドを
重合する)またはランダムコポリマ(ここではアルキレ
ンオキシドの混合物を重合する)に導くモノマーであっ
てもよい。前者の場合、得られるポリマーまたはオリゴ
マーはそれ自体ホモまたはコポリ(アルキレンオキシド
)であってよい。
化合物(b)は反応性水素含有官能基で2.8−4また
はそれ以上置換されたものを含み、これらはモノメリッ
ク、オリゴメリックまたはボ1jメ1ノックであってよ
い。−以上の型の活性水素含有官能基が水酸基、カルポ
ギシM基、特に水酸基(これらの基は好ましいのである
)lと共に化合物(bllラダ存在していてもよい。脂
肪族化合物は特に好ましい。化合物(b)の混合物を用
いてもよい。
ジカルボキシまたはヒドロキシ化合物のf!A+ ハ。
ジカルボン酸類、ジヒドリツタフエノ−1し類、ヒドロ
キシ酸類およびグリコール類である。望ましくは炭素数
18以下、好ましくは10以下のものである。例えば蓚
酸、マロン酸、こはく酸、り゛lレタール酸、アジピン
酸、  1.2−シクロヘキサンジカルボン酸、 1.
:ll−シクロヘキサンジカルボン酸。
1.4−シクロヘキサンジカルボン酸、フp−ny酸。
インフタール酸およびテレフタールfi、4.4’−ジ
ヒドロキシフェニル−2,2−フ0ロノぐン、レソlレ
ジノール、キノールおよびオルシノール、乳酸、  2
−ヒドロキシイソ酪酸、10−ヒドロキシデカン酸、1
2−ヒドロキシオクタデカン酸、12−ヒドロキシ−シ
ス−9−オクタデカン酸、2−ヒドロキシンクロヘキサ
ンカルボン酸、2−ヒドロキシ−2−フェニルCD)プ
ロピオン酸、シフエニJレヒドロキシ゛酢酸、2−ヒド
ロキシ安息香酸、8−ヒドロキシ安息香酸、7、 よび4−ヒドロキシ安息香酸、グリコール、プロパンジ
オール類およびブタンジオール類等が例示される。グリ
コール類は最も適しており、特にC2−C6,ソノ中で
モC2−C4グリコール類が好ましい。
ジカルボン酸類、ジヒドリツタフェノール類、ヒドロキ
シ酸類とグリコール類の混合物を使用してもよい。好ま
しくはジカルボン酸類、ジヒドリツクフェノール類、ヒ
ドロキシ酸およびグリコール類が直鎖のものである。
2以上のカルボキシまたはヒドロキシ基によって置換さ
れた化合物(b)の例はポリカルボン酸類。
ポリヒドリックフェノ−V類、ヒドロキシ酸類およびポ
リヒドリックアルコール類、望ましくは炭素数18以丁
、好ましくはlO以下のものである:例えば脂肪族ポリ
オール類1例えばグリコール。
エリスリトール、ベンタエリスリトーIし、ソルビトー
ル、ダルシトール、イノシトール+2−エチル−2−ヒ
ドロキシ−メチルプロパン−1,s−ジオールおよび1
.2.6−ヘキサンドリオール;芳香族ポリオール類1
例えば1,2.It−トリヒドロキシヘンセン、  1
,2.4− )リヒドロキシベンゼン、1゜8.5−’
)リヒドロキシベンゼン;アルアリファティックポリオ
ール類;ヒドロキシアリファテイック、アリサイクリッ
クおよび芳香族カルボン酸類等およびタレブス・サイク
ル酸1例えばくえん酸。
シんご酸、酒石酸、2−ヒドロキシ−3−メチル(I)
)こrrr<e−アスコルビン酸、2.s−ジヒドロキ
シ安息香酸、2,4−ジヒドロキ7安息香e、 2゜5
−ジヒドロキシ安息香酸、2,6−ジヒドロキシ安息香
酸、  2,8.4− ) IJジヒドロキシ安息香酸
2゜4.5−)ジヒドロキシ安息香酸、  2,4.6
−)ジヒドロキシ安息香酸および8,4.5−)ジヒド
ロキシ安息香酸等である。
ポリカルボン酸類、ポリヒドリックフェノール類、ヒド
ロキシ酸類およびポリヒドリックアルコール類の混合物
を使用してもよい。好ましくはポリカルボン酸類、ポリ
ヒドリックフェノール類。
ヒドロキシ酸類およびポリヒドリックアルコール類が直
鎖のものである。
オリゴマーまたはポリマーであってもよい他の例は硬い
あるいは柔軟なフオーム工業の分野に詳しい者によく知
られた物質1例えばオキシプロピル化トリオール類、テ
トロ−V類および蔗糖類ならびにポリエステル類を包含
する。然しなから。
一般に低分子量化合物が好ましく、これは高分子量のも
のがハイドロゲルの調製をよシ困難にする相溶性の問題
を与えるからである。
親水性ポリマー類(++)tti重合重合アルキレンオ
キシド残金むポリマー類であり、典型的には前述のごと
くして調製する。これらは酸化エチレンに加えて少量の
成分を含むのが好ましく1例えばより大きいアルキレン
オキシド、例えば酸化プロピレンまたは酸化ブチレンで
ある。典型的にはとノ量はコポリマーの20重量%以下
、好ましくは10重量%以下ないしそれよ多少ない量で
ある。然しなからこの様なコポリマ、−は、ポリ(アル
キレンオキシド)類のうちでもポリ(エチレンオキシド
)が本発明に特有の価値をもたらす親水性によって生ず
る独特の性質を有しているのでそれ程興味のあるもので
はない。従って本発明の好ましい見地からはこの親水性
ポリマーは(a)酸化エチレンと(b)脂肪族または芳
香族ヒドロキシ、カルボキシ。
アミノまたはメルカプト化合物との反応生成物であるポ
リ(エチレンオキシド)である。
1ないしそれ以上の化合物(1)ば1またはそれ以上の
化合物(11)と重合してもよ°い。
重合可能な環式(チオ)エーテル(1)と親水性ホモま
たはコポリマー(1)を重合してヒドロゲルを形成する
。通常、しかし必らずしも必要ではないが(1)とに1
)は化学的に架橋させてヒドロゲルを形成する。またそ
れに代えて、これらを重合させて直鎖の高分子量物質を
得1次いでこれを別の重合し得る系中に分散させ、その
後この系を重合して該高分子量物質を絡んだネットワー
ク中に捕えてもよく、あるいはそれらを重合して疎水′
性ブロックを有するコポリマーを形成して両親媒性の物
質を得てもよい。しかしながら化学的架橋を生ずるのが
好ましい。
化学的架橋はカチオン重合に関与し得る少なくとも3個
の基を含む化合物をハイドロゲル中に導入することによ
り行なってもよい。好ましくは化学的架橋は2より多い
活性水素原子を有する化合物をハイドロゲル中に導入す
ることにより行なってもよい。この様な化合物はトリ、
テトラまたはより高度の置換された脂肪族または芳香族
ヒドロギシル、カルボキシル、アミドまたはメルカプト
化合物を包含する。これらは2より多い活性水素原子を
有する上記化合物(b)のいずれであってもよい。この
架橋化合物を化合物(b)として利用しホモまたはコ(
ポリアルキレンオキシド)を形成させることは可能であ
る。これに代えて、この架橋化合物を重合混合物中に導
入してもよい。
化学的架橋を2より多い重合可能な環式(チオ)エーテ
ル基を有する化合物をハイドロゲル中に導入することに
よって達成してもよい。この様な化合物の例は化学量論
的量の非置換のアクロレインテトラマーまたはトリ、テ
トラまたはそれ以上の置換された脂肪族または芳香族ヒ
ドロキシル。
カルボキシル、アミノ捷たはメルカプト化合物で置換さ
れたアクロレインテトラマー;例えばアクロレインテト
ラマーをグリセロールのごときポリヒドリックアルコー
ルでエステル交換して得られる生成物等を含む。
ハイドロゲルはまた前述したアルドール縮合生成物の場
合のごとく、1個の重合可能な環式(チオ)エーテル基
および2個の反応性水素原子または2個の重合可能な環
式(チオ)エーテル基および1個の反応性水素原子を含
む化合物で化学的に架橋してもよい。
ハイドロゲルへの化学量論的過剰量の成分(I)の導入
はまた化学的架橋を達成する。
架橋剤の混合物を使用してもよい。
加水分解可能なハイドロゲルは少なくとも一種の重合可
能な環式(チオ)エーテル(1)と少なくとも一種の親
水性ホモまたはコポリマー(11)とを少なくとも一種
の架橋剤および所要により酸触媒の存在下にカチオン重
合して調製してもよ−。
有利には重合は昇温下1例えば50〜120’C。
好ましくは60〜100’C,特に70〜90’Cで行
なう。周囲圧または自然圧(autogenouspr
essure )を使用してもよい。
好適な酸触媒はプ〆ンステッドおよびルイス酸の両方を
含む。曲者は重合条件下ではレドクス試薬ではない強鉱
酸1例えば塩酸、硫酸1p−トルエンスルホン酸(to
sylic acid )、’f CI V tv酸(
brosylic acid )およびそのメタノール
付加物および三フッ化硼素、三塩化硼素、三臭化硼素。
三塩化アルミニウム、三臭化アルミニウム、三塩化ガリ
ウム、四塩化ゲルマニウム、四臭化錫、塩化亜鉛および
塩化第二鉄等であシ、塩化第二鉄が好まし込。重合混合
物の0.01〜2重量%、好ま      ″しくは0
.04〜1重量%使用する。
成分(1):(ii)のモル比は広範囲にわたって変え
てもよい。しかしながら1本発明の好ましい態様にあっ
ては環式(チオ)エーテルが化学量論的に要請される量
より過剰、典型的には5〜1000重量%、好ましくは
10〜500重量%、特に20〜100重量%過剰であ
るのが好ましい。驚くべきことには、その場合には環式
(チオ)エーテルがそれ自体で重合するのみならず、得
られたポリマーの全相分離(gross phase 
5eparation )を生じないこと、即ちこの系
はむしろ均一であり。
コロイド領域が形成されてハイドロゲVを強化し、物理
的強度の著るしく高い放出調節組成物を与えることがわ
かった。
(以下、余白) このことは放出調節組成物に使用されるであろウヨウな
フィルムまたはより大きい塊に成形するハイドロゲルの
場合には特に重要である。モジ、当量1200から18
00のポリエチレンオキシド残基を含むポリマーから化
学量論的量の反応試剤を用いて上記物質を作ると得られ
たζ′ドロゲルは通常、乾燥および膨潤いずれの状態で
も弱くなるであろう。これは傷の包帯用の細粉生成物を
得るのに便利である。他の生成物にとって、該生成物が
取扱いおよび膨潤に耐えて(例えば活性物質を担持し放
出すること)、過剰、好ましくは実質的に過剰の成分(
1)を確保することが特に望ましい。
この様なハイドログルの毒性は非常に低く、外からの(
adventitious)水分の存在によって形成さ
れるときガスを発生せず、従って薄いフィルムおよび鋳
造物が望ましくない気泡なしに容易に調製される。また
物理的性質に変化をもたらさない反応剤の比率の実質的
な許容度が広い。
加えて、+1)とカチオン的に重合し得る他の化合物を
典型的にはハイドロゲルの30’重量%を越えない量、
好ましくは20重量%以下重合混合物中に導入してもよ
い、具体例は +al  直鎮モノおよびポリビニル(チオ)エーテ類
、但しこれらはヒドロゲルに急速に加水分解する性質を
与える傾向がある。
Lbl  少なくとも一種の3またI′i4−員オキサ
またはチア−置換環、例えばモノまたはポリエポキシド
類 (C)4−員環を有するラクトン類 (d)  マレイン酸無水物を包含する環式り旨肪族無
水物類 +el  脂肪族アルデヒド類 (f)  フルフラールおよびフルフラールアルコール +g)  モノ8よびポリビニル芳香族炭化水素類例エ
バスチレン、アルキルスチレンおよびジビニルベンセ0
ン 等がある。
これらの化合物の全ては顕微鏡的相分離により強化組成
物を提供し得る。この様な化合物の混合物を使用しても
よい。
本明細書におい工、用語「ハイドロゲル」は水性媒体に
よって膨潤するポリマーを意味し、未膨潤、乾燥状態、
膨潤または湿潤状態のいずれのポリマーについても用い
られる。
乾燥ハイドロゲルは結晶性を示してもよく、前述のごと
く、これは親水性ポリマー(11)が当量1000以上
、好ましくは2000以上のポリ(エチレンオキシド)
を含む場合である。このハイドロゲル類中の微結晶の存
在は上記のことに加えて、乾燥ハイドロゲルまたは膨潤
ハイド6ゲルの強度により重要な貢献をする。
本発明のハイドロゲルは望ましくは一120℃から+1
5℃のガラス転位温度を有し、乾燥時+10℃から+6
0℃の微結晶融点を有する。
本発明ハイドロゲルは支持されたあるいは支持されてい
ないフィルムとして使用してもよい。前者の場合、支持
体は例えばす4oン等の連続した、好ましくは透明の裏
張り材またはメツシュであってよく、そのまわりでハイ
ドロゲルを重合する。
顕微鏡的相分離によって強化したハイドロゲルの場合は
特にフィルムを支持しなくてもよい。
ハイドロゲルはまた繊維として紡ぎ織布番こ織ってもよ
い。
最後におよび最も好ましくはハイドロゲルは粉末として
使用してもよい。この粉末は我々の英国特許出願第81
38713号に開示されているごとく重合においてそれ
なりに形成してもよくあるいは同英国特許出願第811
8087号に記載するごとく形成後に粉砕してもよい。
本発明の別の特徴は活性物質、特に生物学的に活性な物
質例えば薬物(medication sygtem)
を含む放出調節組成物およびここに記載のハイドロゲル
を含むキャリヤーを提供する。
薬物とは予防または治療のためにインビボに供給される
のが望ましい全ての生理学的に活性な物質を意味する。
本発明は活性物質の製剤に広い適用性を有し、特に、限
定的ではないが、一定の速度で生物学的に活性な物質を
放出し得る製剤に適用し得るつ本発明の支持された放出
組成物に導入してもよい生物学的に活性な物質の群の例
は香料、医薬、静菌剤、 香味料、薬物、制菌剤、フィルス撲滅剤、また殺虫剤、
線虫撲滅剤、軟体動物撲滅剤、幼虫撲滅剤などの虫撲滅
剤、そして除草剤、殺菌剤、殺藻削、局所薬あるいは皮
嘴病治療薬、海洋生物付着防止剤、酵素のような蛋白質
、ペプチド、微生物、植物水性培養塩分(plant 
hydroculture 5alts)栄養素、防腐
剤、獣医用トレース金属配合物(veterinary
 trace metal formulations
)、さらに他の農業用成長促進剤(たとえば抗貧血薬、
同化ステ0イドなど)等である。
特に興味ある本発明組成物は生物学的活性物質として少
なくとも一種の医薬を含むものである。
従って、本発明組成物は獣医を含む医学、外科、フンテ
ラクツ(contexts)、園芸および農業ならびに
これらの@域外のものに広く適用することがわかる。
この活性物質はしばしばある程度の水溶性を有するが、
水溶性である必要はない; 必要な全てのことは活性物質がそれを加水分解可能なハ
イドaゲルキャ1バー中に導入する際、このキャリヤー
を膨潤するために使用する水または有機溶剤に本発明放
出調節組成物に必要な濃度に相当する量溶解することで
ある。
本発明の放出調節組成物中に用いてもよい典型的な例は プロスタグランジンのような堕胎薬、催眠薬、鎮静剤、
トランキライザー、下熱薬、抗炎症薬、抗所薬あるいは
皮冑病治療薬、利尿薬(例えばヨク化カリクムのように
カリタムを含む薬物)、精神病治療薬(例えば繰うつ病
治療に用いるリチクム含有製剤、あるいは精神分裂病に
用いるプロスタグランジン含有製剤)、抗痙中葉、抗潰
瘍薬、抗菌剤を含めて病原体伝染治療用の種々の物質を
含有する製剤(例えば子宮薬(metronidazo
le)、駆虫薬そして他の殺−剤)、抗マラリア剤、心
臓血管用製剤、ホルモン含有製前(例えば男性ホルモン
(androgen)、発情ホ/L/モン(estro
gen)そして黄体ホ/L/(−ン(progeste
rone)を含む製剤)、女性ホルモンのような明白な
ステaイド、交感神経興奮剤、低血糖症剤、妊娠調節剤
、栄養剤、種々のタイプの効果を示す酵素を含有する製
剤(例えばキモトリプシンを含む製剤)、鎮痛剤含有製
剤(例えばアスピリン)、また線虫撲滅剤や他の獣医学
用製剤を含み、その他の多くのタイプの効果を示す薬品
がある。
本発明放出調節組成物は活性物質として少なくとも一種
の天然または合成ステロイド性ホルモン例えばエストロ
ゲンまだはプ□グストゲンを適当に含む避妊用組成物と
して使用してもよい。好ましいプロゲストゲン類は天然
プロゲスチミンおよび合成同族体、例えば−°゛°− ■−デヒドaプaゲステ。ン、デラルチン、21−フル
オa−17−アセドキシー6−メチルプロ’;i ステ
aン、酢酸メト。キシプaゲステaン、酢酸メゲスト0
−ル、酢酸りaルマジノン、エチステaン、ジメチステ
aン、A−フルプロゲステロン、19−ノルプallス
テロン、21−フルプロゲステロン、ノルメタンドロン
、ノルエチンドロン、ノルエチンドロンとその酢酸塩、
DL−およびD−フルジエストレル、ノルジニストリエ
ノン、二酢酸エチノジオール、リンストレノール、エチ
ニルエストラジオール、リドo7’ロゲステロン、グイ
ドロゲステロン、ノルパイノドレル、酢酸キングエスト
ラノール、ノルエチステロンとその酢酸塩及びエナンチ
ル酸塩、酢酸アナゲステロン、発情ホルモン(エストロ
ゲン)としては、天然のβ−エストラジオール、及びそ
の合成類似物(主としてエチニルエストラジオールある
いはメストラノールなど)(β−エストラジオールの方
がより好ましいが)などが適当にあげられる。
本発明の放出調節組成物は糖尿病、悪性貧血の処置にも
有用であり、ここでは例えばインシュリンおよびコバラ
ミンの放出の調節にそれぞれ利用してもよい。
さらに本発明の放出調節組成物は熱帯性疾病、例えばマ
ラリア、癩、住血吸虫症および肝吸虫症の予防および治
療に特に適している。本発明による放出組成物中の生物
活性物質、あるいは他の熱帯性疾病の処理に使用し得る
薬剤の例としてはキニン、スルホンアミド類、リファム
シン、りa7アジミン、チアンブトシン、りaルフェニ
ル誘導体、りaルグアミド、シクログアニル、ピリメタ
ミン、スル7アジアジン、トリメトプリム、キノリン誘
導体、例えばパマキン、りooキン、ペンタキン、プリ
マキンおよびアモジキン、パラロサニリン、スル7アメ
チゾール、キナクリン、ダプソン、ソジクムlスルホキ
ソン、スル7エトロン、ソジクム・ヒドノカルベイトお
よび大風子酸ナトリクム等がある。特に有効な薬剤はシ
ミグアニル、ピリメタミンおよびスル7アジアジンであ
る。
本発明の放出調節組成物は獣医術への適用にも適してい
る。例えば通常の抗菌活性のための、および仔牛のアナ
プラズマ感染病の処置用抗菌剤の調製:外部寄生体、例
えば節足動物、発育の停止した幼虫段階のネマトーダ、
ラングフオーム(lungworms、)、一般のスト
ロンギルス類を含む外部寄生体および白蟻類の両方に対
して広範囲の活性を提供するための調製:これらはアベ
ルメクチン類を含んでりてもよい;トレモトーデ(tr
emotode)、セストープおよび回虫(round
warm)感染に対する活性の提供用調製:これらはア
ミドカ−ブおよびブラシカンチルを含んでいてもよい、
仔牛中のタイレリアに対す活性の提供用調9:これはメ
ックトンのごとき生物学的に活性なナフトキノン類を含
んでいてもよい。
仔牛、馬および犬のパペシオシスに対する活性提供用調
製:これはベレニル、アミドカーブおよびジアンプロン
を含んでもよいi羊および仔羊の肝吸虫類およびヘモン
カン(t(aemonchus )種に対する活性の提
供用調剤:これはクロサンチルを含んでもよい;が包含
される。
この活性物質は分散状態でこれと共にキャリヤー中に混
合してもよいか、より好ましくけこれを適当な物理的形
状に成型した後、キャリヤー中に導入する。従って通常
の生物学的に活性な物質の導入法は適当な物理的形状で
キャリヤーを溶液(水性であってもよい)を用いて膨潤
することである。しかしながら、特により容易に加水分
解するキャリヤーでは有機のi調剤を用いるのが好まし
い。有機膨潤剤の使用はしばしば活性物質を溶解するた
めにも必要である。さらにこれらは水性媒体を越える膨
潤性を備えることもできる。ある場合には、完全に非水
性の有機溶剤、例えばりo。
ホルム、エタノール/り00ホルム、テトラヒドロす7
タレン、ニトロベンゼン、安息香酸メチル、ブチaラク
トンまたはベンジルアルコールを用いてもよい。膨潤お
よび活性物質の吸収後、放出調節組成物を乾燥し溶剤を
除去するか、あるいは膨潤状態で使用してもよい。膨潤
工程、特に許容されたもとの容積に対する膨潤比は、そ
れが使用前乾燥されたとしても、インビボにおける放出
組成物のその後の挙動に極めて重要な影響を有する。
従って、好ましくは生物学的には活性な物質の導入中の
膨潤の程度はもとの乾燥容積100部当り150〜70
0部、特に200〜500部である。
前述のごとく、使用するキャリヤーiltノ、イドOゲ
ルであって、これは初期乾燥状態であるいは初期膨潤状
態で使用してもよく、それぞれの場合で放出のモードは
異なる。乾燥結晶ゲルは膨潤時におけるゴム状ゲルが一
般には有しない特殊な性質を有する。例えば体液による
ゲルのシリンダー状ペッサリーから膨潤またはゴム状の
外殻を結晶物質の周囲に形成させる。これはある特殊な
利益をもたらす。まずゴム状ゲルで通常見られるかなり
一十 急速な指数またはt の減少に比べ、長期間にわたって
非常にリーな物質の放出が一般に達成、される。さらに
活性物質が優れた水溶性と比較的小さい分子量を有して
いるときは放出の<ターンが純粋な(entire)放
出組成物の性質よ□りむしろキャリヤーの性質によって
非常に大きくコントロールされ、その結果、特定の放出
速度を得るための放出組成物の調剤はかなり単純化し得
る。低い水溶性および/または高い分子量の活性物質の
場合には放出−個々の物質により依存するであろう。
しかしながら、驚くべきことに、本発明の完全に膨潤し
たハイドロゲルは活性物質の初期大放出の後に均一な放
出を与えることかわかった。このことは多くの薬物就中
、高い治療指数の薬剤において高い利益がある。
湿潤ゲルは活性物質を貯蔵する温度からその上昇の結果
生ずるインビボでのプラスの作用により放出組成物から
活性物質を排出することにより、およびその結果として
の斧ヤリャーからめ放出溶剤および活性物質の離液によ
って機能を果してもよい。このことはキャリヤーを使用
する温度以下の温度での活性物質の導入および放出調節
組成物の貯蔵を必要とするものと解される。この様に活
性物質が医薬用であるとき、キャリ+は便宜的には20
℃ないしそれ以ド、例えば0℃ないし−19℃の温度で
所望程度の活性物質の吸収および膨潤を達成する医薬溶
液で処理してもよい。その様に形成された放出組成物の
患者への投与はその温度を体温まで高め(人間では約3
7℃)、次いでポリマーの収縮で溶剤および活性物質の
排出を生ずる。膨潤ゲルの安定性に関して遭遇するいが
なる場合でも、使用前短時間に膨潤を達成することが可
能である。
本発明はさらにある温度で活性物質を含む液状媒体でキ
ャリヤーを膨潤することにより該キャリヤーに活性物質
を導入し、次いで、第二のより高い温度環境下で膨潤キ
ャリヤを利用して、該膨潤ポリマーから活性物質と液状
媒体の排出を生じさせる方法に関する。さらに本発明は
人まだは動物の患者に生物学的に活性な物質とキャリヤ
ーとを含む組成物(該組成物は結晶および/または膨潤
型である)を投与することを特徴とする。
(以下、余白) 活性物質の物理的形態を含めて、キャリヤー中に生物学
的に活性な物質を導入するために使用する方法の詳細な
態様は所望の放出特性を得ると云う観点から適当に選択
すればよい。第1の目標は適当な時間内に調節した放出
を達成することであり、便宜的には活性物質の大部分、
例えば80%ないし90%が達せられることである。実
質上一定の割合での放出、即ちほぼ直線状の放出はある
場合には適当な目標であり、平板状または平担なシート
のとき、本発明ハイドロゲルによりかなりの程度まで達
成される。
しかしながら通常でない放出プロファイルは開放キャビ
ティー、例えば−ないしそれ以上の孔や窪みを有する中
空シリンダーまたはスラブを有するキャリヤーを使用す
ることにより得てもよい。
この様な重合体キャリヤーの放出プロファイルは経時的
に最大値を通ることがわかった。この様な幾何学的放出
調節プロファイルは改良放出プロプアイルを得および調
節する他の非常に有用な手段を提供する。
しかしながら、他に、本発明に用いられる好ましいキャ
リヤーは高膨潤領域においてできるだけ長期間にわたっ
てほぼ直線状の放出速度を維持する助けとなる挙動を示
すことがわかった。即ち、驚くべきことにこのキャリヤ
ーは、一度約10倍のファクターで膨潤すると、典型的
には約9倍の膨潤レベルに自然収縮することがわかった
。使用中乾燥キャリヤーを膨−するかあるいは湿潤キャ
リヤーがさらに膨潤するため、活性物質の放出速度が丁
度低下し始めるとき、それによりその速度をしり押しす
る。
さらにハイドロゲルの加水分解は直線状放出速度の持続
性または加水分解が急速に行なわれるときは放出速度に
おける初期最大値に貢献するであろう活性物質の放出の
増加をもたらす。
本発明組成物の医薬への利用のある分野、例えばホルモ
ン、種々の条件での処理および予防用薬剤、例えば病原
性微生物に対する活性を有する物質は特に該活性物質の
膣または直腸投与に特に適しており、ペッサリーはこの
様な用途に特に望ましい。しかしながら組成物は体の他
の部分の局所投与、例えば口腔、眼の病気、例えば緑内
障に使用してもよい。この組成物はまた経口投与または
治療、あるいは皮膚によって吸収される薬剤を放出する
ための局部パッチおよび注入(implantatio
n)によって使用するために利点がある。
湿潤ポリマー・キャリヤーからの放出モードはある種の
特別の用途に用いてもよいことを意味している。例えば
薬剤を毎日少量体内に放出する必要のある病気の治療等
である。人の体温は一日を通して変化しており、一般に
サイクルを形成している。ポリマーの膨潤の程度は温度
に依存しているのでその中に吸収された適当な薬剤の溶
液を有に する膨潤ポリマーのキャリヤーを聞えつけてもよい。ポ
リマーは体温の変動に応答して収縮したり、膨潤したり
する。収縮期間中、即ち洗浄温度期間中、吸収した薬剤
の増加部分はポリマーのキャリヤーから血液流中に放出
され、薬剤の毎日のサイクル投与を提供する。
本発明の放出調節組成物中に導入される活性物質の濃度
は非常に高くから低い範囲をとり得る。
従って、もし例えば1000pph以上にポリマーを膨
潤スるm−クレゾールのごとき液状の生物学的に活性な
物質をポリマーを膨潤するために使用するときは活性物
質は放出組成物の90重量幅以上含むことができる。1
000pphに膨潤し、25%の薬剤を含む液体は乾燥
ポリマー中に70%以上の薬剤を残し得る。30〜70
%の薬剤を含ますことはごく普通になし得ることであり
、さらに低い装填、例えば1.0〜0.5%も容易に達
成し得る。
高度のポリマー膨潤(これは可能である)と自然な体温
サイクルで生ずる温度の微かな相異は少量の薬剤か長時
間にわたって毎日体内に放出されることを可能にし、従
ってこのことは例えば水溶性の、低い長期作用型避妊薬
等の領域で興味深い。
湿潤ポリマーの別の応用は医薬分野外にもある。
一つの農業用用途は貯蔵牧草の醗酵の抑制にある。
この醗酵は高温で促進されるので、上昇温度で活性化さ
れる抑制剤が望まれる。もし活性物質として醗酵抑制剤
を含む膨潤ポリエチレンオキシドを周囲温度が低い時に
貯蔵牧草中に注入すると、温度の上昇はポリマーを収縮
させて抑制剤を放出し貯蔵牧草の醗酵を防止また抑制す
る。
ポリマーの膨潤の温度依存性はまた微量成分や必須成育
成分が年または日をもとにして土壌中に放出されるのを
可能にし、夏の温度の上昇につれて、膨潤ポリエチレン
オキシドに、吸収された微酸成分や生育成分溶液を放出
させる。従って本発明組成物での土壌の処理は非離液機
構で生ずる放出の程度にもよるが数年にわたって有効で
ある。
本発明組成物の他の用途は昼の温度の上昇の結果として
抗スライム剤(または殺藻剤)の適用によるスイミング
・プールの藻のごときスライムの形成の防止、および貯
蔵重合性モノマー中の温度の上昇に応答する重合抑制剤
の放出による重合の抑制等がある。これらの場合、膨潤
ポリエチレンオキサイド中に吸収された活性物質はそれ
ぞれ抗スライム剤(または殺藻剤)および重合抑制剤で
ある。本発明の放出調節組成物は乾燥状態で結晶マトリ
ックス中への導入により位置的に不安定な化合物の貯蔵
安定性におよぼす効果に関しても重要である。
活性物質の形成において本発明に使用される重合キャリ
ヤーの一般的な利点を、本目的のために当該技術分野に
おいて記載されている他のポリマー類と比較して以下に
要約する。このポリマーは非直線状で、架橋した、本質
的に水および有機溶剤に不溶性である高当量系(hig
h equivalentweight system
s)であり、水および非水系溶剤の両方で高度の膨潤性
を示し、乾燥および湿潤型両方で強靭な物質を形成する
(但し後者の場合、より小さい範囲になる)。重合キャ
リヤーはまた乾燥ゲル中に存在する結晶化度または湿潤
ポリマーで得られる離液効果のいずれかで抑制される好
ましい放出プロファイルを示す。
従って本発明はさらに活性物質およびそのための重合キ
ャリヤーを含む放出調節組成物を含み、該キャリヤーは
ポリエチレンオキシドを含み、乾燥形態で適度の結晶化
度を有し湿潤状態て離液を示すことが理解されるであろ
う。上で使用される用語i代は100℃よりも0℃にお
ける方が水性媒体中で実質的に大きい膨潤を行なう性質
を意味している。結晶化度は乾燥型の正確な切断を行な
う助けとなる。
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1〜37 ヘキサンー1.2.6 −)リオール(HT)(アルド
リッチ社(Aldricb Chem、 Co、)市販
品を室温で24時間真空乾燥したもの12.443gを
、触媒としての無水塩化第二鉄(アルドリッチ社の市販
品をコールドフィンガーコンデンサー内で昇華させるこ
とによってさらに精製したもの)0.5349gとビー
カー内で混合した。混合物を90℃で15分間放置し、
数平均分子量3,100のポリエチレンオキシド(PE
O)(ハイゼ社(Hythe ChemicalsLt
d、 )の市販品を乾燥窒素パージ下、真空で4〜5時
間乾燥したもの〕40gを加え、攪拌混合し、混合物を
90℃で15分間放置した。蒸留したアクロレインテト
ラマー(CI) [カナディアン・インダストリーズ社
(Canadian Industries Lt d
、)  の提供品]を添加して5分間攪拌した。アクロ
レインテトラマーは窒素気流中での減圧下で3回蒸留 
、した。最後の蒸留においては、最初の留分(10%)
と最後の留分(20%)を除き、中間の留分(沸点78
〜80℃)を不活性雰囲気下に捕集し、使用するまでガ
ラスアンプルに封じ込んだ。混合物は予熱したポリプロ
ピレン製モールド内に注ぎ込み、排気ファンを備えた通
気室内において90℃で4,5一時間保持することによ
って硬化させた。
塩化第二鉄触媒の使用量は反応成分の全重量の0.1%
とした。ヘキサントリオールの使用量はポリエチレンオ
キシドの1.394モル当量とした。使用したアクロレ
インテトラマーは24%過剰とした。
モールドをオーブンから取り出し、室温まで冷却した。
ヒドロゲルをモールドから取り出し、スライスを切り取
り、結晶化度と水中での重量増加を測定した。(より弾
性のヒドロゲルはモールドから取り出す前に一25℃で
約2時間冷却した。)結晶化度は融解熱の測定から決定
した(ポリマーの融解熱は結晶化度に比例する)。ヒド
ロゲルの融解熱は微結晶を融解するのに必要な熱を測定
することによって決定し、結晶化度(%)は、完全な結
晶性試料から得られた値に対するこの値の比から計算し
た。〔完全な結晶性試料は入手できなかったので、純粋
なPEOの融解熱を用いた。この値はブラウンらによっ
て220.12Jg ’と決定されティる( Brau
n et al、Kolloid Zeit、第215
巻、第10頁、1967年)]。
所定量(約10〜40 mg)のヒドロゲル試料の融解
エンドグラム(furion endograms )
を熱分析器(デュポン社製910型および990型)を
用いて2回描き、各々の融解エンドグラムの下の面積を
プラニメーターを用いて測定した。ピークの下の測定面
積の平均値から融解熱を計算した。
水中での重量増加は、重量と厚さく約1.35±0、2
 m )が既知の試料スライスを蒸留水中に浸漬し、室
温(約20℃)で約24時間放置することによって決定
した。スライスを取り出し、水分をテラシュを用いて吸
取り、秤量した。
実施例2〜37はこれと実質上同じ操作でおこなった。
触媒としてトシル酸(tosyl ic acid )
(P−トルエンスルホン酸)(PTSA)[フイソンズ
社(、Fisons )から−水和物として市販されて
いるものを、ゾーン・スタークトラップ(Dean& 
5tark trap )を備えたフラスコ内において
トルエン250dと共に乾燥窒素ブリード下で4時間還
流して脱水し、濃縮し、真空下で凍結乾燥したもの)を
用いるときは、反応成分の全重量の0.35%とした。
PTSAを用いるときは、ヒドロゲルの脆化を防ぐため
に触媒を溶離させる必要があった。
表−1において、「B、1.F、Jは20時間以内にフ
ラグメントに破壊したことを意味する。
PTSAを用いてヒドロゲルを調製すると結晶化度が高
くなり、約2〜3日間放置すると脆化した(ヒドロゲル
を約−25℃に凍結すると幾分長い時間がm*IJされ
た)。脆化した試料は容易に水和せず、崩壊する傾向が
みられた。この不利な点は、調製直後のポリマーを水中
4こ一浸漬し、乾燥することによって完全に克服された
(この作用は触媒を浸出させるものと考えられる)。)
 e Cl 3を用いて調製したヒドロゲルはこのよう
な挙動を示さなかった。
HTとC□の両方の比が増加するにつれて結晶化は増加
し、水の吸水は減少した。過剰の5の使用は結晶化度を
約56%〜約7%にわたって変化させ、また水の吸収を
約956%〜約103鴨にわたって変化させる特に有用
な技術であった。C1それ自体がポリマーの架橋密度を
変化させることが結果から明らかである。
実施例38 本実施例においては、各々7種類のヒドロゲルから成る
2系列の試料を実質上実施例1に記載したようにして調
製した。これらの試料の組成は次の通りである。
(2,9,789%過剰) (3,1727%過剰) (4,24,03幅過剰) (5,57,8%過剰) (6,12,5%過剰) (7,200%過剰) (2,10%過剰) (3,20%過剰) (4,30%過剰) (5,50%過剰) (6,100%過剰) (7,200%過剰) ヒドロゲルの上記2系列の蒸留水(21℃)中での膨潤
特性は、重量と寸法が既知のヒドロゲルの小さなスラブ
(表−2参照)を蒸留水中に浸漬させることによって調
べた。スラブは浸漬してから1分後、2分後、3分後、
4分後、8分後、10分後、20分後、30分後、およ
び60分後に取り出し、水分を吸取り、秤量して再浸漬
した。この操作を平衡に達するまで続行した。
この実験は表−3に示すように選択したヒドロゲルを用
いて蒸留水(37℃)中で繰り返した。
この実験は表−4に示すように膨潤剤としてエタノール
とクロロホルムとの50:50(W/W)混合物(21
℃)を用い、選択したヒドロゲルについて繰り返した。
実施例39 本実施例では、実質上実施例1に記載されたようにして
6種類の2.5ヒドロゲルスラブを調製した。ペンシカ
イン〔ビー・ディー・エイチ・ケミカルズ社(B、D、
HoChemicals Ltd、 ) ノ市販品エチ
ルー4−アミノベンゾエート〕をエタノールとクロロホ
ルム混合物(75:25V/V)500−中に室温(2
1℃)で添加した。スラブを薬剤溶液(室温)中に一夜
(17時間)膨潤させた(表−5参照)。
膨潤スラブを取り出じ、水分を吸取り、秤量した。これ
らの試料は真空オーブン中で3日間乾燥させ、未膨潤の
ポリマーマトリックス中に含まれた薬剤を効果的に除去
した。薬剤を含んだ3種類のスラブ(1,2および3)
を蒸留水(37℃)中で再膨潤させた。スラブは浸漬し
てから1分後、2分後、4分後、8分後、10分後、2
0分後、30分後、60分後に取り出し、水分を吸取り
、秤量し、再浸漬した。この操作を平衡に達するまで続
行した。
他の3種類の薬剤含有スラブ(4,5および6)をガー
ゼ容器に入れ、ソーレンセン(5orensen )緩
衝溶液(pH7,5,37℃)1000−中に浸漬し、
一定の速度で回転させた。薬剤は装置から拡散するので
回転によってバルク緩衝溶液中へ急速に分散した。緩衝
溶液のアリコートを浸漬してから3分後、6分後、10
分後、20分後、30分後、60分後に取り出し、UV
分光光度計(PERKI−NELMER551)を用い
て285nmでのUV吸光度を測定した。吸光度は、種
々の既知濃度のペンシカインを含有した緩衝溶液の吸光
度を測定することによって検量した。
この実験を6種類の2.6ヒドロゲルスラブを用いて繰
り返した(表−6参照)。未膨潤のヒドロゲルマトリッ
クスに含まれたペンシカインを乾燥除去した後、6種類
のスラブをエタノール/クロロホルムベンシカイン溶液
中で一夜(16時間)再膨潤させた。充分に膨潤したス
ラブ(1,2および3)を前述のようにガーゼ容器に入
れ、緩衝溶液に浸漬し、回転させた。アリコートを取り
出し、前述のようにしてUV吸光度を測定した。
この実験は、ペンシカイン溶液の表示以外は実質上6種
類の2.6ヒドロゲルスラブの場合と同様にして6種類
の゛2,7ヒドロゲルスラブを用いて繰り返した(表−
7参照)。
この実験はさらに、ペンシカイン23.64gを用いて
6種類の2.6ヒドロゲルスラブについて繰り返した(
表−8参照)。充分膨潤した3種類のスラブ(2,3お
よび4)を前述のようにしてガーゼ容器に入れ、緩衝溶
液中に浸漬し、回転した。
アリコートを取り出し、前述のようにしてUV吸光度を
測定した。他の3種類のスラブ(1,5および6)は真
空オーブン中で2日間乾燥させ、前述のようにしてガー
ゼ容器内で再膨潤させ、緩衝溶液中に浸漬させ、回転さ
せた。アリコートを取り出し、前述のようにしてUv吸
光度を測定した。
放出の1,000分後にベール−ランベルの法則(Be
e r −Lambert law ) ニ従わなく−
なったノテ分析を中止した。
実施例38と39の結果を添付図に示す。
第1図および第2図は(時間)y2の関数としたポリマ
ー系列1の膨潤百分率を示す。
第3図はC□過剰の関数としたポリマー系列1の膨潤百
分率を示す。
C以下、余白) □43およ。、□5□よ3.4.□号。0、いポリマー
系列2の膨潤百分率を示す。
第。図(よ(時間当。関数よした表−3,)ボ。
マーの膨潤百分率を示す。
第7図は表−6の充分に膨潤したポリマーの時間の関数
とした生体外でのペンシカイン放出速度を示す。
第8図は表−6の乾燥ポリマーの時間の関数とした生体
外でのペンシカイン放出速度を示す。
第9図は表−7の充分に膨潤したポリマーの時間の関数
とした生体外でのペンシカイン放出速度を示す。
表−1 表  −2 表−3 表=4 表−5 表−6 表−7 表−8
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は(時間)1/2の関数としたポリ
マー系列1の膨潤百分率を示す。 第3図はC1過剰の関数としたポリマー系列1の膨潤百
分率を示す。 第4図および第5図は(時間)1/2の関数としたポリ
マー系列2の膨潤百分率を示す。 第6図は(時間)1/2の関数とした表−3のポリマー
の膨潤百分率を示す。 第7図は表−6の充分に膨潤したポリマーの時間の関数
とした生体外でのベンゾカイン放出速度を示す。 第8図は表−6の乾燥ポリマーの時間の関数とした生体
外でのペンシカイン放出速度を示す。 第9図は表−7の充分に膨潤したポリマーの時間の関数
とした生体外でのベンゾカイン放出速度を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(1)少なくとも一種の重合可能な環式(チオ)エ
    ーテルおよび(ii)少なくとも一種の親水性ホモまた
    はコポリマーから誘導し得る重合部分を含むハイドロゲ
    ル。 2、水性媒体中で加水分解し得る第1項記載のハイドロ
    ゲル。 3、(i)が加水分解な官能基を含む第1項または第2
    項記載のハイドロゲル。 4、(ii)が加水分解可能な官能基を含む前項いずれ
    かに記載のハイドロゲル。 5、ハイドロゲルが加水分解可能なカルボキシルエステ
    ル、カーボネートエステル、アミド、ウレタンまたはグ
    リコシド官能基を有する前項いずれかに記載のハイドロ
    ゲル。 6、重合可能な環式(チオ)エーテル(i)が式:[式
    中、R1、R2,およびR4は同一または異なってもよ
    く、それぞれ水素原子または置換もしくは未置換のヒド
    ロカルビルもしくはヒドロカルビロキシ基を表わし; R3は置換または未置換のメチレン、エチレン。 または1.8−プロピレン基ヲ表わす;R5は1価の重
    合可能な基; Qは酸素または硫黄原子;および Xは式: c式中、Yは酸素原子または−NR6−基であり。 R6はR1と同意義; 3は0またはl; bは0またけ1; Cは1または2; dは0または1; 但し、bまたはdの少なくとも1つは1である)をそれ
    ぞれ示す]で表わされる前項いずれかに記載のハイドロ
    ゲル。 7、xが−coo−または−CH20CO−を表わす第
    6項記載のハイドロゲル。 8、重合可能な環式エーテルが式: を有する第7項記載のハイドロゲル。 9、重合可能な環式エーテルが式: 〔式中、R′1、R′IおよびR′4  は向−または
    異なってもよく、それぞれR1,R2およびR4と同意
    義]を有する第8項記載のハイドロゲル。 10、重合可能な環式エーテルがアクロレイン・テトラ
    マーである第9項記載のハイドロゲル。 11、重合可能な環式(チオ)エーテル(1)が式=〔
    式中、R1,R2、R3,R4,R5およびQは前記と
    同意親御およびXは式: (式中、Yは酸素原子または−NR6−基を表わしR6
    はR1と同意親電 3はOまたは1; bは0またはl; Cは0または1; 但しb+cはlを表わす)を示す〕を有する前項いずれ
    かに記載のハイドロゲル。 12、重合可能な環式(チオ)エーテル(1)カ式lt
    中、 R1,R2、R3,R4オ!ヒQi!:前記ト同
    意−義” R′1’ ”2” R′3、R1,R′2.
    R′3および机は同一または異なってもよく、それぞれ
    R,、R2およびR3と同意義;R7はn−ヒドロキシ
    化合物のn −価のハイドロカーボンまたはポリ(オキ
    シノ1イドロカーボン)残基S R8はn−価の加水分
    解されない架橋(bridging )残基を表わす〕
    を有する前項いずれかに記載のノ・イドロゲル。 13、R1,R2またはR4の少なくとも1個は水素原
    子である第6項から第9項、第11項または第12項い
    ずれかに記載の/Nイドロゲル。 14、Rはモノ−またはポリ−置換もしくは非置換のエ
    チレン基を表わす第6項から第9項、第11項から第1
    3項いずれかに記載のノ)イドロゲル。 15、重合可能な環式化合物がエーテルである前項いず
    れかのノ・イドロゲル。 16、親水性ホモまたはコポリマー(11)が少なぐと
    も1個の下記のモノマ一群: (a)(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリルアミドま
    たは未置換のまたはヒドロキシ置換エチルまタハプロピ
    ル(メタ)アクリレート、または(メタ)アクリル酸の
    ポリ(オキシエチレン)エステル; (b)3〜6個の環原子を有する置換または未置換の環
    式モノまたはポリエーテルまたは3個の環原子を有する
    環式イミン;または (Chi換または未置換のビニルアルコール、アルデヒ
    ド、エーテル、ア七タール、ケトン、エステルまたは置
    換もしくは未置換のN−ビニル異項環式化合物 から誘導される残基を含む前項いずれかに記載のハイド
    ロゲル。 17、親水性ホモまたはコポリマー(11)が重合酸化
    アルキレン残基を含む前項いずれかに記載のノ・イドロ
    ゲル。 18、酸化アルキレンが酸化エチレンを含む第17項記
    載のハイドロゲル。 19、親水性ホモまたはコポリマーがホモまたはコポリ
    (アルキレンオキシド)である第16項。 第17項または第18項記載のノ)イドロゲル。 20、親水性ホモまたはコポリマーがホモまたはコポリ
    (エチレンオキシド)である第10項または第13項記
    載のノ・イドロゲル。 21、ホモまたはコポリ(アルキレンオキシド)上のポ
    リエチレンオキシド残基を有する第18項または第20
    項記載のハイドロゲル。 22、該残基が官能基に対する数平均分子量の比150
    0以上を有する第21項記載のノ・イドロゲル。 23、残基が官能基に対する数平均分子量の比を 20.00以上戸する第22項記載の・・イドロゲル。 24、乾燥状態で結晶性であり、湿潤状態で離液中≠央
    を示す前項いずれかに記載のノ・イドロゲル。 25、ポリエチレンオキシドが(a)酸化エチレンと(
    b)脂肪族または芳香族ヒドロキシル、カルボキシル、
    アミノまたはメルカプト化合物である第19項から第2
    4項いずれかに記載のハイドロゲル。 26、 (blがジまたはトリヒドロキシル置換脂肪族
    化合物を含む第25項記載のハイドロゲル。 27、(1)と(11)を化学的に架橋させてハイドロ
    ゲルを形成させる前項いずれかに記載のハイドロゲル。 28、化学的な架橋を2以上の活性水素原子を有する化
    合物をハイドロゲル中に導入することにより行なった第
    27項記載のノ・イドロゲル。 29、該化合物が2以上の水酸基を有する第27項記載
    のハイドロゲル。 30、化学的架橋を、2以上の環式(チオ)エーテル基
    を含む化合物をハイドロゲル中に導入することによって
    行なう第27項記載のハ”イドロゲル。 31、化学的架橋を、化学量論的過剰量の(1)をハイ
    ドロゲル中に導入することによって行なう第27項記載
    のハイドロゲル。 32、−120°Cから+15°Cのガラス転移温度を
    有する前記いずれかに記載の゛ハイドロゲル。 88、+10°Cから+60°Cの微結晶融点を有する
    前記いずれかに記載のハイドロゲル。 34、予防または治療に使用する前項いずれかのハイド
    ロゲル。 35、傷の包帯として用いる第34項のハイドロゲル。 36゜粒状である前項いずれかのハイドロゲル。 37、活性物質と前記いずれかのハイドロゲルを含むキ
    ャリヤーを含有する放出調節組成物。 88、活性物質が医薬を含む第37項記載の組成物。 39、医薬が催眠薬、鎮静剤、トランキライザー。 下熱剤、抗炎症剤、抗ヒスタミン剤、鎮咳鎮漱剤。 悪性腫瘍治療剤1局所または皮膚病薬、利尿剤。 抗繰うつ症剤、抗菌剤、ステロイドまたは鎮痛剤を含む
    中≠串墳傘4第37項または第38項記載の組成物。 40、シリンダー、フィルムまたはスラブの形状をした
    第37項から第39項の組成物。 414シリンダーが中空であるかまたはフィルムもしく
    はスラブが1ないしそれ以上の窪みまたは孔を有し、放
    出性質を変えている第37項から第40項記載の組成物
    。 42、活性物質が殺菌剤、殺藻剤、除草剤、殺線虫剤ま
    たは殺虫剤を包含する第37項から第41項いずれかの
    組成物。 48、活性物質が重合抑制剤を含む第87項記載の組成
    物。 44、第31項から第86項いずれかに定義のハイドロ
    ゲルを所望の形状に製造し、該ハイドロゲルを活性物質
    の溶液に接触し、その中で、これを膨潤し、該溶液から
    膨潤ハイドロゲルを取シ除き。 随意にこれを乾燥し、これによって活性物質含有放出調
    節組成物を提供することを特徴とする第37項から第4
    3項のいずれかに記載の放出調節組成物の製造法。 45、ハイドロゲルの許容膨潤度が初期乾燥容積100
    容量部当シ200〜700容量部である第44項記載の
    方法。 46、膨潤を一20°Cから+20℃で行なう第44項
    または第45項の方法。 47、活性物質を第37項から第42項いずれかの放出
    調節組成物に活性物質を導入し、この組成物を治療すべ
    き患者の部分に適用することを特徴とする7°ロスタグ
    ランジン以外の生物学的に活性な物質を人または動物の
    患者に調節しながら投与する方法。
JP57101271A 1981-06-12 1982-06-12 ハイドロゲル Granted JPS585316A (ja)

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JPH05184621A (ja) * 1991-08-07 1993-07-27 Ndm Acquisition Corp ヒドロゲル包帯

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JPS5441319A (en) * 1977-06-28 1979-04-02 Uni Sutorasukuraido Za Pharmaceutical composition for treating tropic desease

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