JPS5853053B2 - 製鉄所より発生するスラグ処理方法 - Google Patents
製鉄所より発生するスラグ処理方法Info
- Publication number
- JPS5853053B2 JPS5853053B2 JP55008484A JP848480A JPS5853053B2 JP S5853053 B2 JPS5853053 B2 JP S5853053B2 JP 55008484 A JP55008484 A JP 55008484A JP 848480 A JP848480 A JP 848480A JP S5853053 B2 JPS5853053 B2 JP S5853053B2
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- JP
- Japan
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- parts
- sieve
- metal
- magnetic
- slag
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- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、製鉄所にむける高炉、製鋼炉(主として転炉
)から生じるスラグから高品位の地金を回収するととも
に、その他の部分を利用用途にあったサイズにするスラ
グの処理方法に関するものである。
)から生じるスラグから高品位の地金を回収するととも
に、その他の部分を利用用途にあったサイズにするスラ
グの処理方法に関するものである。
従来これらの各種スラグ類は、これらを埋立に用いたり
、大塊地金を手選で回収する等して、残りの大半は1だ
地金が相当残存するま1の状態で廃棄されていた。
、大塊地金を手選で回収する等して、残りの大半は1だ
地金が相当残存するま1の状態で廃棄されていた。
本願出願人は、先にこれらのスラグ類から地金を回収す
る方法として、該スラグをロッドミルによる破砕と磁選
を繰返すことにより、高品位の地金を回収する方法を開
発、既に特許出願をしてきたが、破砕を繰返されるスラ
グがある程度(約10rrIIn)以下に細かくなると
、ロッドミルによる破砕では、スラグ中にある地金とそ
の他の物との分離が、ある限度以上には達し難いという
問題点のあることが判明するとともに、スラグより地金
を回収した残部を第1表に示すように、路盤材や土質改
良資材、セメント副原料等に使用するためには該残部も
ある程度細かく破砕されている必要性が生じた。
る方法として、該スラグをロッドミルによる破砕と磁選
を繰返すことにより、高品位の地金を回収する方法を開
発、既に特許出願をしてきたが、破砕を繰返されるスラ
グがある程度(約10rrIIn)以下に細かくなると
、ロッドミルによる破砕では、スラグ中にある地金とそ
の他の物との分離が、ある限度以上には達し難いという
問題点のあることが判明するとともに、スラグより地金
を回収した残部を第1表に示すように、路盤材や土質改
良資材、セメント副原料等に使用するためには該残部も
ある程度細かく破砕されている必要性が生じた。
またスラグの利用はスラグの特性より、全量が一つの用
途には限定されず、各々の需要量も情勢により変動する
ので、同一の設備でその待時の用途量に即したものを生
産する必要を生じた。
途には限定されず、各々の需要量も情勢により変動する
ので、同一の設備でその待時の用途量に即したものを生
産する必要を生じた。
第1表はスラグの用途とその規格、需要動向の概要を示
したものである。
したものである。
その目的を達成するために研究開発したのが本願であり
、その要旨とするところは、スラグを粗砕・後、大塊を
回収したものを、ロッドミルに依り地金とその他の部分
とに分離し、該ロッドミルからの排鉱物を20mmで篩
分し、篩上を地金として回収し、篩下は磁選機にかけ、
磁着部分と非磁着部分とに分け、該磁着部分は、10r
mrLで篩分し、その篩上は、湿式1程によるロッドミ
ル磨鉱と篩分けとを所要回数繰返しく1回も含む)、地
金とその他の部分とを分離せしめた後、磁選機により地
金をその他の部分から分離回収し、父上記10術の篩分
て生じた10rrrrrLより小なる篩下は乾式1程に
より磁選機にて磁着部分と非磁着部分とに分離し、との
磁着部分は、それを2分して互に向合う方向から高速で
投剖し合い、該磁着部分同士を衝突せしめ合うことによ
り、地金とその他の部分との分離をはかり、分級選別を
行って地金を回収する製鉄所より発生するスラグ処理方
法である。
、その要旨とするところは、スラグを粗砕・後、大塊を
回収したものを、ロッドミルに依り地金とその他の部分
とに分離し、該ロッドミルからの排鉱物を20mmで篩
分し、篩上を地金として回収し、篩下は磁選機にかけ、
磁着部分と非磁着部分とに分け、該磁着部分は、10r
mrLで篩分し、その篩上は、湿式1程によるロッドミ
ル磨鉱と篩分けとを所要回数繰返しく1回も含む)、地
金とその他の部分とを分離せしめた後、磁選機により地
金をその他の部分から分離回収し、父上記10術の篩分
て生じた10rrrrrLより小なる篩下は乾式1程に
より磁選機にて磁着部分と非磁着部分とに分離し、との
磁着部分は、それを2分して互に向合う方向から高速で
投剖し合い、該磁着部分同士を衝突せしめ合うことによ
り、地金とその他の部分との分離をはかり、分級選別を
行って地金を回収する製鉄所より発生するスラグ処理方
法である。
尚、上記方法にむいて、最初のロッドミルで破砕された
後地金と分離された部分はその用途に応じた粒度にする
ため給鉱量、媒体量等、操業条件を変え、粉砕する。
後地金と分離された部分はその用途に応じた粒度にする
ため給鉱量、媒体量等、操業条件を変え、粉砕する。
又、約10mmの篩で篩分された後、磁選機にかけられ
たものの内、磁着部分を該磁着部分同士を高速で衝突さ
せる装置によって地金と地金以外の部分に分離された該
地金以外の部分もその後の利用用途に応じて篩分する。
たものの内、磁着部分を該磁着部分同士を高速で衝突さ
せる装置によって地金と地金以外の部分に分離された該
地金以外の部分もその後の利用用途に応じて篩分する。
以下本願方法の一例を図面に示すフローシートを参酌し
ながら詳述すれば、原料1となるスラグは先ずグリズリ
−のような篩別機2により大塊地金を回収した後、油圧
装置付ショークラッシャー3により約200m+n位に
破砕する。
ながら詳述すれば、原料1となるスラグは先ずグリズリ
−のような篩別機2により大塊地金を回収した後、油圧
装置付ショークラッシャー3により約200m+n位に
破砕する。
ショークラッシャー3のセット間隔より大きな地金が混
入している場合は、噛込み現象が起ると同時に油圧装置
に連動したダンパーが応動して、大塊地金を系外へ回収
スる。
入している場合は、噛込み現象が起ると同時に油圧装置
に連動したダンパーが応動して、大塊地金を系外へ回収
スる。
ショークラッシャー3で破砕されたものは20rrrm
の篩5にかけ、篩上、篩下に分離する。
の篩5にかけ、篩上、篩下に分離する。
篩上はロッドミル4にて地金とその他の部分の分離およ
びその他の部分の粉砕を行ない、20胴目の篩5にかけ
、この時点にて篩上物は地金として回収し、篩下物は磁
選機6へ1わす。
びその他の部分の粉砕を行ない、20胴目の篩5にかけ
、この時点にて篩上物は地金として回収し、篩下物は磁
選機6へ1わす。
なおショークラッシャー3にて20閲以下の破砕物が生
起するような場合にむいては同じ約20胴目の篩5を通
し、篩下物はロッドミル4を通すことなく、直接磁選機
6へ1わすことの方が能率的である。
起するような場合にむいては同じ約20胴目の篩5を通
し、篩下物はロッドミル4を通すことなく、直接磁選機
6へ1わすことの方が能率的である。
また、図中5で示す篩の篩目サイズは、ロッドミル4内
のコーティング現象を考え、原料水分量により変動させ
る。
のコーティング現象を考え、原料水分量により変動させ
る。
即ち、水分の多い時は大きなサイズで、水分の少い時は
小さいサイズで篩分ける。
小さいサイズで篩分ける。
ロッドミルの給鉱量、媒体量はスラグ分の利用用途によ
って調節する。
って調節する。
次に磁選機6の磁着物は約10M目の篩7にて篩分し、
篩上物は湿式ロッドミル8、約2wn目篩9及び磁選機
10を経て、地金とその他の部分に分けられ、−力筒下
物は乾式1程にて磁選機11により、磁着部分と非磁着
部分とに分けられ、磁着部分は該磁着部分同士を高速で
衝突させる装置12により、これら磁着部分を地金とそ
の他の部分に分離すると共に、その他の部分は細かく粉
砕した後、約2M目の篩13で篩分を行ない地金を回収
する。
篩上物は湿式ロッドミル8、約2wn目篩9及び磁選機
10を経て、地金とその他の部分に分けられ、−力筒下
物は乾式1程にて磁選機11により、磁着部分と非磁着
部分とに分けられ、磁着部分は該磁着部分同士を高速で
衝突させる装置12により、これら磁着部分を地金とそ
の他の部分に分離すると共に、その他の部分は細かく粉
砕した後、約2M目の篩13で篩分を行ない地金を回収
する。
又、磁選機11にかける非磁着部分は何段階かの篩14
、14’・・・・・・を経て、それぞれの粒径をもつ
活用滓(バラス原料、セメント副原料等)とする。
、14’・・・・・・を経て、それぞれの粒径をもつ
活用滓(バラス原料、セメント副原料等)とする。
本願方法と従来方法との差異を表示すれば第2表の如く
なる。
なる。
第2表から明らかなように、本願方法によれば目状地金
の品位は小さなサイズのもの1で高品位であり、地金回
収後のその他の部分はサイズが小さくなっており、スラ
グの有効利用に活用できる効果がある。
の品位は小さなサイズのもの1で高品位であり、地金回
収後のその他の部分はサイズが小さくなっており、スラ
グの有効利用に活用できる効果がある。
図面は本願方法を示すフ
ローシート。
Claims (1)
- 1 スラグを粗砕後、大塊を回収したものを、ロッドミ
ルにより地金とその他の部分とに分離し、該ロッドミル
からの排鉱物を2orrrrnで篩分し、篩上を地金と
して回収し、篩下は磁選機にかけ、磁着部分と非磁着部
分とに分け、該磁着部分は、10mmで篩分し、その篩
上ば、湿式1程によるロッドミル磨鉱と篩分けとを所要
回数繰返しく1回も含む)、地金とその他の部分とを分
離せしめた後、磁選機により地金をその他の部分から分
離回収し、父上記10胴の篩分て生じた10mmより小
なる篩下は乾式1程により磁選機にて磁着部分と非磁着
部分とに分離し、この磁着部分は、それを2分して互に
向合う方向から高速で投射し合い該磁着部分同士を衝突
せ間合う事により、地金とその他の部分との分離をはか
り、分級選別を行って地金を回収する製鉄所より発生す
るスラグ処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55008484A JPS5853053B2 (ja) | 1980-01-28 | 1980-01-28 | 製鉄所より発生するスラグ処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55008484A JPS5853053B2 (ja) | 1980-01-28 | 1980-01-28 | 製鉄所より発生するスラグ処理方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9190676A Division JPS5317511A (en) | 1976-07-30 | 1976-07-30 | Slag treatment |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55100939A JPS55100939A (en) | 1980-08-01 |
JPS5853053B2 true JPS5853053B2 (ja) | 1983-11-26 |
Family
ID=11694376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55008484A Expired JPS5853053B2 (ja) | 1980-01-28 | 1980-01-28 | 製鉄所より発生するスラグ処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5853053B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9016477B2 (en) * | 2012-03-19 | 2015-04-28 | Mid-American Gunite, Inc. | Method and system for processing slag material |
JP6015335B2 (ja) * | 2012-10-16 | 2016-10-26 | Jfeスチール株式会社 | 磁力選別方法及び磁力選別設備 |
ITUA20164528A1 (it) * | 2016-06-20 | 2017-12-20 | Deref Spa | Impianto e metodo per il recupero di materiale refrattario esausto |
-
1980
- 1980-01-28 JP JP55008484A patent/JPS5853053B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55100939A (en) | 1980-08-01 |
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