JPS585304A - 水添重合体の製造方法 - Google Patents

水添重合体の製造方法

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JPS585304A
JPS585304A JP10131081A JP10131081A JPS585304A JP S585304 A JPS585304 A JP S585304A JP 10131081 A JP10131081 A JP 10131081A JP 10131081 A JP10131081 A JP 10131081A JP S585304 A JPS585304 A JP S585304A
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英夫 森田
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府川 伊三郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、メタノール中の貴金属コロイドヲ水添触媒と
する水添重合体の製造方法に関するものである。
重合体中に不飽和結合を有するジエン系重合体Fi、熱
安定性、耐候性および耐オゾン性が劣り、これを改良す
る方法として紋型合体を水添する方法が知られている。
かかる重合体の水添に使用される触媒としては。
(1)ニッケル、コバルトの有機酸塩またはアセチルア
セトン塩と、有機アルiニウム等の還元剤tS媒中で反
応して得られるいわゆるチーブ2−タイプの均一系触媒
と、(2)ニッケル、パラジウム、ルテニウム等の金属
を一般にカーボン、アルミナ、シリカ、シリカ・アルミ
ナ、ケイソウ土等の担体に担持させ良担持型不均−系触
媒やラネーニッケル等の不均一系触媒などが知られてい
る。
前者のチークラ−タイプO均一触媒は、不均一系触媒に
比べ、低い温度と低い水素圧の緩かな水添条件で反応が
進む特徴が69、また共役ジエンとビニル置換芳香族炭
化水素共重合体を水添する際に共役ジエン部分を選択的
に水添することが可能である。
しかしながら、この触媒は発火性の有機アルンニウムt
−原料として使用すること、又触畠自体が空気、水、そ
の他極性化合物に敏感で失活しやすく、水添に使用する
重合体や溶媒中から、これらの失活の原因となる不純物
をあらかじめ除去し良リ、水添反応を空気、水を十分断
って行う必要がある等、*p扱いが難しく、*雑となる
又、水添反応の際に1重合体中に溶媒に不溶のゲルが生
じやすいことも、この触媒の欠点の一つである。
一力、不均一系触媒は一般に活性が低く、水添反応条件
は高温、高圧の厳しい条件となる。とくに、触媒と1合
体が接触して反応が遂む友め1重合体では大きな立体障
害を受けて水添しにくい。
水添反応を促進するためには、特に高温かつ高圧での反
応が必要となるが、この際1重合体の分解やゲル化が起
りやすい。
又、一般に不均一系触媒では水添の選択性がなく、共役
ジエンとビニル置換芳香族炭化水素共重合体を水添する
と共役ジエン部とビニル置換芳香族炭化水素部が同時に
水添される。水添の通常の目的は共役ジエン部の不飽和
結合を無くシ、耐候性と熱安定性を改良することKめる
ので、芳香核部分まで水添することはメリットがなく、
水素消費量が増える不利を招く吃のである。
本発倒者らは、かかる問題点を解決すべく、鋭意検討し
良結果、取シ扱い容易なメタノール中の貴金属コロイド
を触媒としてジエン系重合体を水添すると、穏かな水添
条件にお鱒て屯、極めて速い速度で水添反応が選択的に
進み、かつ鞠られ九水添1合体はゲルがほとんど含まれ
ていないことを見い出し、本発明に到達した。
すなわち1本尭f!j4Fi、貴金属化合一のメタノー
ル溶液を、アル41J金属メトキシドま九は系内でアル
カリ金属メトキシドを生成し得る試薬および保論コロイ
ドとしての極性基金もつ合成高分子化合物の存在下に加
熱することにより、該貴金属化機とするジエン系1合体
の水添方法である。
本発明に用いられるジエン系重合体としては。
共役ジエン重合体、共役ジエンとビニル置換芳香族炭化
水素の共重合体、共役ジエンとアクリロニトリルとの共
重合体が含まれる。たきえは、ポリブタジェン、ポリイ
ングレン、スチレン−ツタジエン共1合体、スチレンー
イソプレン共1合体、NBRである。
このうち1%に共役ジエンとビニル置換芳香族炭化水素
のブロック共重合体は、熱可塑性弾性体として、加硫せ
すに使用されるため、耐候性と熱安定性の劣る点が問題
となっており、水添によってと扛ら智性を改善すること
の、工業的意義は極めて大きい。かかるブロック共重合
体とけ少なくとも一つのビニル置換芳香族炭化水素を主
とした1合体ブロックAと少なくとも一つの共役ジエン
金主とした1合体ブロックBを有する共1合体で。
たとえは次のような一般式で示される。ブロックAK#
i少量の共役ジエンが、またブロックBKけ少量のビニ
ル置換芳香族炭化水素が含まれていてもよい。
A−GB−A )mB−A(−B−A >n((A−B
) + X     (B−(−A−B)p+、X  
 q (式fp %m = 145 、 n = 0〜5、p
=1〜5.q=2〜10であり、Xは炭素、ケイ素、錫
、ジビニルベンゼン等を表わす。)  5− 一般式 A−G−B−A)m%B−A+B−AJ、  
でy ;a tLる直鎖状重合体は、有機アルカリ金属
触媒を用い。
共役ジエン単量体とビニル置換芳香族炭化水素単量体を
逐次添加して重合することにより製造できる。
また、((A−B)pl−qXと(B(−A−B)p+
qXで示される分岐型、ラジアルWあるいは星型のブロ
ック共重合体#i、上記の方法でつくったブロック共重
合体のリビング末端を、ハロゲン化炭化水素、四jll
化ケイ素、四塩化スズ、ジビニルベンゼン郷のカップリ
ング剤でカップリングすることKより製造できる。
かかるブロック共重合体中のビニル置換芳香族炭化水素
1合体の含有量は好ましくけlOな−し80%である。
さらに好ましくは1本発明に使用されるブロック共重合
体は、スチレンープタジエy共富合体るるいけスチレン
−イソプレン共1合体であシ、前者についてはブタジェ
ン部分のミクロ構造がビニル結合30〜70%、1e4
−結合(シス結合とトラ 6− ンス結合)70〜30%である。これらのブロック共重
合体は、水添した後、オレフィン部分がゴム弾性を有す
るため、1巣的価値が高いはがシでなく、本務重合体の
溶液が均一で粘度が低く、水添反応がし易くかつ水添重
合体と触媒及び溶媒との分離が容易となる。
本@狗に用いられるジエン系1合体のうち、工業的意義
の大きいその他のものとしては、ポリインプレンとハイ
ビニルのポリブタジェンが上ケラれる。後4′は、ブタ
ジェン部のミクロ構造がビニル結合30〜70嶌、1y
4−結合(シス結合とトランス結合)70〜30Xのポ
リブタジェンであシ、この範囲のポリブタジェンの水添
物は、エチレン−ブチレンの共1合体ゴムとなり、エチ
レン−プロピレンゴム類似のオレフィン糸ゴムが得うれ
る良め工業的価値が鳥いはかりでな(、水#]k合体の
溶液が均一で粘度が低いため、水添反応がし易くかつ水
添重合体と触媒及び溶媒との分離が容易となる。
本発明KN用される共役ジエン系重合体の分子量は、1
 * 000ないし1ν000t000である。
本発明に使用される貴金属コロイドとして位、ロジウム
、パラジウム、イリジウム、オスミウム、白金、ルテニ
ウム、金および銀のコロイドがあけられる。
本発明の貴金属コロイド(1)@造に使用される貴金属
化合物は、メタノール可溶性の化合物の形。
たとえば、塩化ロジウム(I)、塩化パラジウム(1)
、塩化イリジウム酸塩、酸化オスミウム(m、塩化白金
#!、塩化金酸、硝酸銅、#1化ルテニウム斡)等の形
で使用される。
極性基をもつ合成高分子化合物としては、メタノールに
可溶性であり、保護コロイドとして通常1史用される型
のもの、たとえはポリビニルピロリドン、ビニルピロリ
ドンとビニルアセテート、エチルアクリレート、2−エ
チルへ中シルアクリレート、スチレン、メチルメタアク
リレート、ビニルイミダゾール等のモノマーとの(グラ
フト)共*合体、ポリメチルビニルエーテル、ポリアク
リル酸、ホ′リアクリル酸のトリエチルアンモニウム塩
、ポリエチルアクリレート、ポリ(NUN−ジメチルア
クリルアミド)、ポリメタアクリルアミド、ポリアリル
アルコール、ポリビニルアルコールの部分アセチル化物
、ポリ無水マレイン酸、ポリビニルピリジン、ポリビニ
ルイミダゾール、ポリビニルベンゾイミダゾール、ポリ
メチルビニルイミダゾールである。籍にポリビニルピロ
リドンが好都合に使用される。かかる高分子化合物の重
合t#i約10〜5t000が適当でるる。本発明に用
いられるアルカリ金属メトキシドとしてFi、ナトリウ
ムメチラートまたはカリウム メチラートの使用が好ま
しく、また系内でアルカリ金属メトキシドを生成し得る
試薬としては水酸化ナトリウム。
水酸化カリウム、水酸化リチウム等アルカリ金属水酸化
智、金属ナトリウム、水素化ナトリウム、水素化リチウ
ム等のアルカリ金属水素化−、ナトリウムアミド、カリ
ウムアミド等のアルカリ金属アミドまたはナトリウムエ
チラート、カリウムエチラート、ナトリウムプロピラー
ド、カリウムプロピラード勢の炭素数2以上の種々のア
ルカリ金 9− 属アルコラートt−使用し得る。
本発明に使用される貴金属コロイドは、貴金属化合物、
保護コロイドとしての高分子化合一およびアルカリ金属
メトキシド17’tはこれを生成し得る試薬をいずれも
メタノール中に溶解し、この混合物を加熱して貴金属を
還元することによプ製造できる。また、この時メタノー
ルに他om*、テトラヒドロ7ラン、トルエン等を、貴
金属化合物や高分子化合物が沈殿しない1!&度の量を
加え、混合溶媒中て貴金属コロイドを合成してもよい。
本発明の水添反応に使用される溶媒としては、ジエン重
合体を溶解する各種溶媒、例えば、ヘキサン、ヘプタン
、オクタン勢の脂肪族飽和炭化水素、シクロヘキサン、
メチルシクロヘキサン勢の脂環式飽和炭化水素、ぺ/イ
ン、トルエン、キシレン勢の芳香1!に炭化水素、テト
ラしドロフラン。
エチルエーテル等のエーテル及びそれらの混合物が使用
される。触媒として使用される貴金属コロイドは通常メ
タノール溶液となっている良め、メタノールと親和性の
ある溶媒、テトラヒドロ7ラ10− ン、トルエン、ベンゼン等の使用が好ましい。メタノー
ルは、共役ジエン系1合体の貧溶媒であるから、触媒中
のメタノールと水添溶媒の比率は適当に選択し、共役ジ
エン系1合体が沈殿しないようにしなけれはならない。
さらに、一般に水添溶媒は保護コロイドとしての為分子
化合物たとえにポリビニルピロリドンの貧溶媒であるの
で、触媒中のメタノールに対する水添溶媒の比率を余り
上けると、該高分子化合物が沈殿してしまうので、適当
な比率を選択する必要がある。
本発明の水添温度は120℃以下、好ましくはioo℃
以下で行われる。室温でも十分に速い速度で水添反応は
進行する。共役ジエン−ビニル芳香族炭化水素共重合体
を水添すると、温度によらず共役ジエン部分のみが選択
的に水添され、芳香核は水添されない。
使用される水素の圧力は、常圧ないし200Kf/18
である。
水添反応時間は、水添条件と所望の水添率に依存するが
1通常1分ないし50時間である。
水添触媒の′jiけ、共役ジエン系重合体100f!I
r当り、貴金属重量として5重量部ないし 0.001
1量部の範囲であり、好ましくは1重量部以下である。
一般に、触媒量が多くなるにつれて反応速iは速くなる
。触媒は通常、水添反応の最初に全量加えるが、これを
伺回かに分けて加えたシ、るるいは連続的に反応系に加
えて本よい。
水添反応はバッチ方式、連続方式のどちらで4よい。
各種のアルコールおよびエーテルは、触媒を活性化する
働きがあるので、ジエン系重合体の溶解性1−%に低下
させない範囲で、水添触媒の活性が低下した時に加える
ことによシ、?4び反応を促進することも可能である。
水添反応の進行は、水素吸収量で追跡することが可能で
、所望の水添率に達したならd、系内の水素を窒素に置
換して反応を停止する。
水添反応溶液は多量のメタノール中に投入すれは、水添
重合体の白色沈殿が得られる。コロイド触1sはメタノ
ールに溶解性で沈殿しないので、水添重合体との分離は
容易である。
水添重合体の水添率は、紫外m吸収スペクトル(UV)
と赤外森吸収スペクトル(IR)あるいは核磁気共鳴ス
ペクトル(NMR)から計算した。スチレン−ブタジェ
ン共重合体の場合について、詳細な*tqを行うと、ま
ず250mμのスチレン部分の館外#@収スペクトルよ
り、水添前及び水添後の1合体のスチレン含有量を計算
する。本発明の触媒を使用した場合、一般に水添前後で
スチレン含有量は全く変らず、したがって、スチレン部
分は全く水添されないと緒論した。ブタジェン部の水添
率は、水添前後の重合体のIRスペクトルを使って69
0 cxa−”のスチレン部の吸収を標準にして、ブタ
ジェン部の724*91h967a++−”の吸収の変
化から計算した。なお、ポリブタジェン等ではNMRに
よって水添率を測定した。
以上のように、本発明によってゲルの無いジエン系1合
体の選択水添物を、取シ扱い容易な触媒を用いて、穏か
な反応条件で、短時間に得ること13− が可能となり、七の工業的意義は大きい。
本発明で得られる水添1合体は、耐候性と熱安定性のす
ぐれた熱可塑性弾性体もしくは熱可暖性軛脂とルて、あ
るいは、耐候性、熱安定性のすぐ 、−れたオレフィン
系加硫ゴムとして使用される。また、核水添共重合体に
安定剤、紫外線吸収剤、オ ゛′イル、フィラー、各種
ゴムや樹脂等をブレンドして使用することも可能である
以下、実施例を挙け1本発明の具体的実施態様を示すが
、これは本発明の趣旨をより具体的に説明するものであ
って、本発FIAを駆足する本のではない。
実施例1 (触媒の合成) 塩化ロジウム(1) (Rh 043・3H,0,日本
エンゲルハルト製) 0.50 ?およびポリビニルピ
ロリドン(東京化成製、数平均分子量40?000 )
 8.56 tを別々に300−づつのメタノールに溶
解する。この二表を混合後、40分間還流加熱してオレ
ンジ色溶液とする。つぎに、還MIt、會保ったまま水
酸化ナト14− リウ五0.409のメタノール溶液16(lssgを1
o分間にわたり融下し、さらに30分間還流加熱して。
黒褐色均一なロジウムコロイド溶液(ロジウム金属/浴
液= 0.25 t/ IJ+ )を得た。
(1/L合体の合成) 攪拌機付10Jtのオートクレーブ中にシクロヘキサン
4s000f、スチレ/毛ツマ−150tとn−ブチル
リチウムlj t を加え、60℃、3時間重合し、つ
いでブタジェンモノマー7002とテトラヒドロ7ラン
をn−ブチルリチウム/テトラヒドロフラン(モル比)
;20の割合で加え、40℃で2時間1合した。最後に
1502のスチレンモノマーtl−務加し、60C,3
時間1合した。得られた重合体Fi、クテレン含有貴3
0%、ブロックスチレン含有1129.5%、ブタジェ
ン部分のミクロ構造は、l・4−It合(シス及びトラ
ンス結合)が55j%。
1・2−ビニル結合金有量が45%で、数平均分子1約
6万のスチレン−ブタジェン−スチレン型3ffiブロ
ック共1合体であった。ポリマー溶液は大量のメタノー
ル中に加え、ポリマーを沈殿させ分離し、真空乾燥した
(水添反応) 上記ロジウムコロイド浴液40−と、上記スチレン−7
タジ工ン共東合体10 t’fテト2ヒドロ7ラン20
0mgに溶解した溶液を混合した。混合液は均一透明な
黒褐色溶液でめった。ロジウム金属/ホリマーの1量比
ij O11/ 100である。この混合浴液t−i、
o4のオートクレーブに仕込み、系内を窒素置換した後
、水素置換する。ついで、水素圧を51f/♂(ゲージ
圧、以下同じ)に上け、攪拌しながら室温(約18℃)
で水添反応を行った。
反応開始から10分後には水素圧Fi3.6時/−に、
20分後にtit 2.2 ’Q/ex” 1で低下し
たので反応を停止した。反応溶液から水添重合体を分離
し、水添率を測定したところ、スチレン部分の水添率t
i。
嶌、ジエン部分の水添率Fi72 %でめった。また。
水添重合体中には全くゲルFi認められず、1合体はト
ルエンに完全に溶解した。
実施例2 実施例1のテトラヒドロ7ランのかわりにトルエンf:
使用する以外は、実施例1と同じ方法で水添反応を行っ
た。その結果、反応溶液は反応圓始前優共に不透明であ
う友が、触媒の沈#IIは紹められなかった。反応開始
から10分後には水素圧は3.8時/m”に、30分後
の水素圧は1,8W4/♂1で低下した。30分後の重
合体の水添率は、スチレン部分0%、ジエン部分83%
であった。
実施例3 室温で5峙/α2の水素圧をかけたのち、水添反応温度
を80℃にする以外は、実施f+llと同じ方法で水添
反応を行った0反応開始から20分後の1合体の水添率
は、スチレン部分Oz、ジエン部分75%でめった。
実m例4 実施例1と同じ方法で水添反応を20分間行ったのち、
ロジウムコロイド@ 111i 40 wigとテトラ
ヒドロフラン100mを追加し1反応系を再び5〜/c
1mlまで加圧し、60分開本添反応を行った。
得られた1合体の水添率け、ブタジェン部98%。
スチレンsθ%であった。水添された重合体を圧17− 線成形し、物性全測定した結果、引張強f320h/1
m” 、伸び900Xの弾性体であった。
実施例5 実施例1のテトラヒドロフラ/200−のかわりに、テ
トラヒドロフラン100mgとシクロヘキサン100m
gの混合溶媒を用いる以外は、実施例1と同じ方法で水
添反応を行った。反応開始から20分後の水添率は、ブ
タジェン部70%でめった。これにメタノール20−を
反応系に滴下した。ついで、反応系を書び5 、 O’
14/esm”にあけて水添反応を20分間行ったとこ
ろ、水路率は、ブタジェン部85%まで向上し、反応溶
液社反応全期間を通じて透明均一でめった。
実施例6 実施例1のテトラヒドロ751ンのかわりにノルマルヘ
キサンを使用し、80℃で水添反応を行った以外は、実
施?J 1と同じ方法で水添反応を行った。反応溶液は
、黒色透明の重合体溶液相と褐色均一の溶媒溶液相の2
相に分離するが、攪拌すると触媒溶液相は非常に細かい
液滴となシ菖合体溶18− 液相に分散する。反応終了後攪拌を停止し、しばらく静
置すると2相に分離するので、重合体を触媒から分離し
た。
反応開始から1時間後の水銑率Fi1ブタジェン部40
〜であり、スチレン部分は水添されなかった。ブタジェ
ン部のうち、1・2−ビニル結合がは%11005%選
択的に水添された。
実施9’4’1 (重合体の合成) 攪拌機付10彫のオートクレーブ中にヘキサン4νoo
or、ブタジェンモノマーとn−ブチルリチウム1.1
 を及びテトラヒドロフランfn−ブチルリチウム/テ
トラヒドロフラン(モル比)=20の割合で加え、40
℃で2時間重合した。得られた1合体は、l・4−18
合(シス及びトランス結合)が548,1・2−ビニル
結合金有量46%で、数平均分子量が約7万のブタジェ
ン重合体であった。このホリマー溶液を乾燥し友。
(水添反応) 実施例1のスチレン−ブタジェン共重合体にかえて上記
のブタジェン重合体を用いる以外は、実施例1と同じ方
法で水添反応を行った1反応開始から8も分後の水添率
は69%であった。
実施例8 (触媒の合成) 塩化ロジウム(1)(RbOJ、・3H,0、日本エン
ゲルハルト製) l、Otおよびポリビニルピロリドン
(東京化成製、平均分子量40s000)17.1 t
 ft別々に360−づつのメタノールとテトラヒドロ
フランの混合溶媒(メタノール/テトラヒドロフラン(
容積比) == 1007260 )に溶解する。この
二液を混合後、30分間還流加熱してオレンジ溶液とす
る。つぎに還flLを保ったままナトリウムメチラ−)
Ifのメタノール溶液40−を8分間にわ良り滴下し、
さらに完全に黒褐色に変化するまて20分間RN加熱し
て均一なロジウムコロイド溶液(ロジウム金属/溶液=
o、54sr/l−1tl−得た。
(水添反応) を 上記ロジウムコロイド溶液200−と、実施例1で合成
したスチレン−ブタジェン共重合体iotと、テトラヒ
ドロフラン60mgとシクロヘキサン40−の混合溶媒
とを混合した。混合した液は。
均一透明な黒褐色溶液であった。ロジウム金R/ポリマ
ーの1量比ijl/10Gである。この溶液を。
水素圧5時Z−で、室温で5分間水添反応を行って停止
しえ。水添率は、ブタシェフ部88%、スチレンsO%
であった。
実施例9 (触媒の合成) 塩化パラジウム(i) (pdo4. 、 日本エンゲ
ルハルトII ) o、szB yとポリビニルピロリ
ドン12.7 Fを別々に2005gづつOメタノール
に溶解する。この二液を混会し、さらにテトラヒト07
ツン350−を加えたのち、2時間還流加熱し、つぎに
還流を保ったまま水酸化ナトリウム0.56 Fのメタ
ノール溶液50−を300分間わたり滴下し、さらに3
0分藺R流加熱して、黒褐色均一のパラジウムコロイド
溶液(パラジウム金属/溶液= 0.924 t/x−
e)を得た。
(水添反応) 21一 実施例1のロジウムコロイド1!!液にかえて上記パラ
ジウムコロイド溶液を使用する以外は、実施例1と全く
同じ方法で水添反応を行っ九、30分後のブタジェン部
分の水添率は、71%でめった、実施例10 (触媒の合*) 塩化イリジウム酸ナトリウム(NaIr(Mls、米用
薬品$I)0,50tおよびポリビニルピロリドンを用
い、アルカリとして水酸化ナトリウムを添加して(水添
反応) 実施例1のロジウムコロイド溶液にかえて上記イリジウ
ムコロイド溶液を用りる以外社、実施例1と全く同じ方
法で水添反応を行った。30分後のブタジェン部の水添
率祉、ssygで6つ九。
比較例1 km例7で合成したブタジェン重合体lafをテトラヒ
ドロフラン200mgKg解し、ロジウムカ22− −ボン(日本エンゲルハルト製、ロジウム5九担持)2
tを加え、水素圧5峙/CMI’、室温(約18℃)で
水添反応を行った。ロジウム金属/ポリマーの1量比は
l/10Gとなる。6時間反応後の水添率は3096で
あった。
実施?1111 (重合体の合成) 攪拌機付1(Igのオートクレーブ中にシクロヘキサン
4y0001F、スチレンモノマー30ofとn−ブチ
ルリチウム4.4ft加え、60℃て3時間重合し。
ついで7°タジエンモノマ−7002とテトラヒドロ7
ツンt1MS−ブチルリチウム/テ上2ヒドロフラン(
モル比)=20の割合で加え、60℃で3時間重合した
。最後にn−ブチルリチウムの1/4モルの四塩化ケイ
素を加えてカッ゛プリングさせ。
ラジアル型のブロックポリマーを得た。得られ九ポリマ
ーは、スチレン含有量30%、ブロックスチレン含有量
29%、ブタジェン部分のやクロ構造は、1・4−結合
(シス及びトランス結合)が57%、1・2−ビニル結
合金有量が4396で数(水添反応) 実施例1のスチレン−ブタジェン共重合体にかえて上記
ラジアル型のブロックポリマーを用いる以外は、実施例
1と同じ方法で水添反応を行った。
反応開始から40分後の水添率は、65嶌でめった。
実施例12 (重合体の合成) 攪拌機付10Jのオートクレーブ中にヘキサン4sQO
Of 、インプレンモノマー1000f及びカーブチル
リチウム1.1ft加え、40℃で2時間重合を行った
。得られた重合体は、数平均分子量が約68tO00の
ポリイソプレンで6つ友。
(水添反応) 実施例1のスチレン−ブタジェン共重合体にかえて上記
ポリイソプレンを用いる以外は、実施例1と同じ方法で
水添反応を行った。反に開始から40分後の水添率Fi
68Nであった。
実施例13 (重合体の合成) 攪拌機付10Jのオートクレーブ中にシクロヘキサン4
sO00f 、スチレンモノマー!50tとj−ブチル
リチウム1.1 tを加え、60℃で3時間重合し、つ
いでイソプレンモノマー70ofを加え、40℃で2時
間型合した。最後に15Ofのスチレンモノマーを添加
し、60℃で3時間1合を行った。
鞠られ喪重合体轄、スチレン含有量30X、数平均分子
量が約6万のスチレン−インプレン−スチレン311ブ
ロック共1合体てめった。
(水添反応) 実施例1のスチレン−ブタジェン共重合体にかえて、上
記スチレン−イソプレン−スチレンsil!ブロック共
重合体を用いる以外ij、実jllN1と同じ方法で水
−反応を行った6反応開始から40分後O水添率は、6
4%であった。
特許出願人 旭化成工業株式会社 2s−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 貴金属化合物のメタノール浴液を、アルカリ金属メトキ
    シドまたは系内でアルカリ金属メトキシドを生成し得る
    試薬および保護コロイドとしての偽性基をもつ合成^分
    子化合物の存在下に加熱する仁とにより、骸貴金属化合
    物を金属に還元して得られるメタノール中の貴金属コロ
    イドをジエン系重合体の水添触媒として使用すること1
    **とする水添重合体の製造方法
JP10131081A 1981-07-01 1981-07-01 水添重合体の製造方法 Granted JPS585304A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005068512A3 (de) * 2004-01-17 2005-09-09 Lanxess Deutschland Gmbh Verfahren zur hydrierung von doppelbindungen-enthaltenden, ungesättigten polymeren
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US11266978B2 (en) * 2016-03-31 2022-03-08 Zeon Corporation Method for preparing dispersion of metal-containing particles and method for producing hydrogenated conjugated diene polymer

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