JPS5852652B2 - 保冷米びつ装置 - Google Patents

保冷米びつ装置

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Publication number
JPS5852652B2
JPS5852652B2 JP17141780A JP17141780A JPS5852652B2 JP S5852652 B2 JPS5852652 B2 JP S5852652B2 JP 17141780 A JP17141780 A JP 17141780A JP 17141780 A JP17141780 A JP 17141780A JP S5852652 B2 JPS5852652 B2 JP S5852652B2
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JP
Japan
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tank
rice
rice bin
cold
bin device
Prior art date
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Expired
Application number
JP17141780A
Other languages
English (en)
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JPS5796626A (en
Inventor
正太 塩路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON RYOREI KK
Original Assignee
NIPPON RYOREI KK
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Publication date
Application filed by NIPPON RYOREI KK filed Critical NIPPON RYOREI KK
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Publication of JPS5796626A publication Critical patent/JPS5796626A/ja
Publication of JPS5852652B2 publication Critical patent/JPS5852652B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本考案はある一定量の米を品質を落さずに長期間保存で
きるようにした保冷米びつ装置に関するものである。
近年、東海沖地震等の大規模な震災に関して議論されて
いるところであるが、このような災害時の非常食として
常日頃から各家庭において相当量の食品を備蓄しておく
ことが必要であることは言うまでもない。
ところが、現状では乾パンその他すぐに口にすることが
できるものが備えられるが、いざというときに変質して
いて食べられなくなっていたり、食べられる状態にして
おくには一定期間毎に交換しておかなければならず極め
て面倒で、しかも交換時には今までの古いものは食べず
に捨ててしまうことにもなりかねなかった。
その点から各家庭で備蓄しておくものとして米が最も望
ましい。
ところが一般に米を保存するには略13°Cないし17
℃の温度で、しかも、一定範囲内の湿度でなければなら
ず、それ以外では味がおちたり、また高温高湿になると
腐敗したり病虫害等が発生する。
そのため従来のような単なる箱型の米びつにおいては、
米を収納している内部の温度や湿度が外気温に従って変
化し、腐ってしまうなど、長期間保存することができず
災害時の非常食料の備蓄には不適蟲であった。
本考案は以上の欠点を改良するためになされたもので、
断熱材よりなる米びつ本体内に、吸入口と吸出口が形成
された米を収納するタンクと、冷気を発生させる蓄熱部
を設け、この冷気を前記タンク内の米の間を通って米び
つ本体内で循環させるようにし、かつ、タンク内と蓄熱
部に設けた感温部で温度を検出し、タンク内の温度を常
に最適値に制御するようにしたものである。
故に、年間を通じて常に変質しない状態で米を保存でき
るものである。
次に本発明の一実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本発明による保冷米びつ装置1の正面図で、第
2図は同縦断面図で、第3図は横断面図である。
これらの図において、2は断熱材よりなる米びつ本体で
、この米びつ本体2の正面上部には補給扉3が設けられ
、この補給扉3は本体2及び補給扉3のそれぞれに設け
られたゴムなどの軟質磁性体4,5の吸着により本体2
に密着固定して冷気が外部へ逃げないようになっている
また正面下部には取出扉6が設けられ、前記同様軟質磁
性体γ、8により本体2に密着固定することができるよ
うになっている。
この本体2には米9を収納するタンク10が設けられ、
このタンク10は仕切板11、冷気が下降する通路を前
記本体2との間に形成する断面弧状のガイド板12、漏
斗状の底板13、及び本体2とからなっている。
前記仕切板11手前上面には米粒だけが通過し、紙袋等
の異物が入り込まないような網目状に形成された補給口
14を開口し、この補給口14に開閉自在に内蓋15が
設けられ、下面には米9をタンク10内に平均して収納
させるためのガイド16が奥に突出して設けられている
また、タンク10の略中夫には吸出口17が形成され、
この吸出口17内にはタンク10内の空気を循環するフ
ァン18が設けられている。
一方、底板13には冷気を吸引する米粒より小さい網目
状の孔を穿設した吸入口19が形成されている。
さらに前記吸出口17に臨設してこの吸出口17より排
出された空気を冷却する蓄熱部20が設けられている。
この蓄熱部20は水または不凍水のようなエネルギーを
蓄わえることのできる複数の蓄熱層を冷気路21として
のわずかな間隙を隔てて形成しである。
この蓄熱部20内にはフレオンガス等が充填した冷却管
22が挿通され、前記米びつ本体2の外側に設けられた
コンプレッサ23、凝縮器等に連通している。
また、前記タンク10の吸出口17の付近にはタンク1
0内を循環してきた空気の温度を感知するサーミスタ等
からなる混i感知部24が設けられ、この温度感知部2
4の信号で前記ファン18を制御するとともに、前記補
給扉3にスイッチ25を設け、補給扉3を開けたときフ
ァン18が停止するようになっている。
また蓄熱部20にも温i感知部26が設けられ、その検
出信号でコンプレッサ23を制御するようになっている
前記底板13の最下部の米を排出する排出口27に臨ま
せて排出部28が設けられ、この排出部28は排出ガイ
ド29と2個の容量の異なる例えば1合、2合の回転筒
30.31より成っている。
排出ガイド29は断面略弧状で、その上部に前記排出口
27と連通しているガイド孔32が形成され、手前には
レバ一孔33.34が形成されている。
この排出ガイド29の内周面に密着して前記回転筒30
,31が軸35を中心に回転自在に設けられ、外周軸方
向に流入孔36、及び排出孔37が形成され、レバー3
8.39が前記レバ一孔33.34から外側に突出して
いる。
この回転筒30,31の下方には手前に傾馴した受皿4
0が設けられ、この受皿40の外周には受皿40と進退
自在に案内皿41が設けられ、前記取出扉6を開いた場
合案内皿41が自重により手前に滑り落ち、米びつ本体
2から突出して容器42で米が受けられるようになって
いる。
また、これら排出部28の下方には、麦、小豆等の雑穀
類を収納するための収納箱43が取り出し自在に設けら
れている。
そして、前記タンク10内の2個所に米9の収納量が略
10Kp、及び5 KPで開閉するスイッチ44.45
が設けられ、一方本体2の目につき易すい個所には青、
黄、赤の3個の在庫表示ランプ46.47.48と、米
穀店の電話番号を表示した黄又は赤で点灯する情報表示
ランプ49とが並設されている。
そして前記スイッチ44.45が両者ともオフの場合は
青い在庫表示ランプ46のみが点灯し、スイッチ44が
オンでスイッチ45がオフの場合は黄の在庫表示ランプ
47が点灯するとともに情報表示うンプ49が黄色で点
灯し、スイッチ44,45が両者ともオフの場合は赤の
ランプ48が点灯するとともに情報表示ランプ49が赤
で点灯するようになっている。
つぎに作用を説明する。
まず補給界3及び内蓋15を開き、米9をタンク10の
上部まで収納する。
このとき、米9はガイド16上を滑べり、奥及び両側端
からタンク10内に落下するので、不均一な山型等にな
ることなく略平均して水平に収納されることとなる。
すると、スイッチ45゜44は順次オフとなり米の備蓄
が充分であることを示す青いランプ46のみが点灯して
いる状態となる。
このとき温度感知部26で感知した蓄熱部20の混iが
8°C〜10℃以上であるとコンプレッサ23が自動的
に作動し、冷却管22を冷媒が通過することにより蓄熱
部20を冷却し、また5℃以下になるとコンプレッサ2
3は停止し、蓄熱部20の湛iは常に5℃〜10℃の間
にあるようになっている。
また、一方温度感知部24で感知したタンク10内の気
温が16℃〜17℃以上であると、ファン18が自動的
に作動し、タンク10内の空気を強制的に吸出口17か
ら吸出する。
この吸出された空気は蓄熱部20を通り冷却された後、
ガイド12と本体2との間を下降し吸気口19からタン
ク10内に吸引され、米9を冷やしつつ上昇し再びファ
ン18により吸引される。
このように蓄熱部20で発生した冷気の循環でタンク1
0内の米9が冷却され、タンク10内の温度が13℃以
下になると、温度感知部24の信号によりファン18は
停止し、冷気の循環も停止する。
従ってタンク10内の温+i、即ち米9の温+iは常に
13℃〜17℃の間で保たれている。
このように適温で備蓄されている米9を保冷米びつ装置
1外に取り出すには、まず取出扉6を開き、案内器41
を手前に突出させる。
つぎに、案内器41の下に容器42を置き、所望の容量
の回転筒31のレバー39を下げるとガイド孔32は閉
じ、排出孔37が排出ガイド29の最下端より下になっ
て開口し、回転筒31内の米9は受は皿40上に落下し
案内器41上を滑べり容器42内に落下収納される。
そしてレバー39を再び上方に戻すと、排出孔3γが排
出ガイド29で塞がれるとともに、流入孔36がガイド
孔32と連通し米9がタンク10から落下し収納される
米9の取り出しを繰り返し米9が第2図1点鎖線の位置
まで減少すると、スイッチ44がオンし青いランプ46
は消え黄のランプ41が点灯し、米9の補給を促がす注
意信号となるとともに情報表示ランプ49も黄色に点灯
し米穀店の電話番号等を知らせる。
さらに減少し2点鎖線の位置までになると黄のランプ4
1が消え、赤いランプ48が点灯し、米9を至急補給す
る必要があることを知らせるとともに情報表示ランプ4
9も赤色で点灯する。
本発明は以上のように構成したので、タンク内の温度が
常に米を保存するのに最適の温度で保たれ、相当量の米
を長期間例ら変質することなく備蓄できるものである。
また熱を蓄える蓄熱部を介して空気を冷却するのでコン
プレッサを常に作動させる必要もなく経済的なものであ
る。
また、米びつ正面に設けられた在庫表示ランプにより一
目で米の量が分かるとともに、情報表示ランプにより米
穀店の電話番号等も表示され補給することを忘れるとい
うこともなく、また、在庫表示ランプは数段階となって
いるので、将来に渡る補給の見通しをたてることができ
、ひいては米穀店の配送の合理化にも寄与できるもので
ある。
また、麦、小豆、粉等の雑穀類も保冷して保存すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による保冷米びつ装置の一実施例の一部
切り欠いた正面図、第2図は同上縦断面図、第3図は同
上横断面図、第4図は回転筒の側視図である。 1・・・・・・保冷米びつ装置、2・・・・・・米びつ
本体、3・・・・・・補給界、6・・・・・・取出扉、
9・・・・・・米、10・・・・・・タンク、17・・
・・・・吸出口、18・・・・・・ファン、19・・・
・・・吸入口、20・・・・・・蓄熱部、22・・・・
・・冷却管、24.26・・・・・・温度感知部、29
・・・・・・排出ガイド、30.31・・・・・・回転
筒、42・・・・・・収納箱、44゜45・・・・・・
スイッチ、46,47,48・・・・・・在庫表示ラン
プ、49・・・・・・情報表示ランプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 米びつ本体内に米を収納するタンクを設け、このタ
    ンクの下方に、所望の量の米を取り出すための排出部を
    設けた米びつにおいて、米びつ本体を断熱材で形威し、
    この本体に断熱材よりなる補給扉及び取出扉を開閉自在
    に設け、このタンクの下部に吸入口を、上部に吸出口を
    設け、これら吸出口に臨ませてタンク内の冷気を循環さ
    せるファンを設け、このファンに臨ませて冷却エネルギ
    ーの蓄熱部を設けてなることを特徴とする保冷米びつ装
    置。 2 蓄熱部は冷却管の外側に設けた液体の蓄熱層よりな
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の保冷米
    びつ装置。 3 タンク内の吸出口に臨ませてタンク内の温iを感知
    してファンを制御する温変感知部を設けるとともに蓄熱
    部に臨ませて蓄熱部の湿度を感知して冷却管の温度を制
    御する温変感知部を設けてなることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項または第2項記載の保冷米びつ装置。 4 タンク内に収納されている米の重さによりオン、オ
    フするスイッチを設け、このスイッチにより点灯するラ
    ンプを本体に設けてなることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項、第2項または第3項記載の保冷米びつ装置。 5 ランプは色違いの数個の在庫表示ランプと、この在
    庫表示ランプのうち点灯しているものと同じ色で点灯す
    る情報表示ランプよりなることを特徴とする特許請求の
    範囲第4項記載の保冷米びつ装置。 6 排出部の下方に収納箱を設けてなることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項また
    は第5項記載の保冷米びつ装置。 7 排出部は回転自在な断面半円状の回転筒と、この回
    転筒の外表面に密着した排出ガイドとからなることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4
    項、第5項または第6項記載の保冷米びつ装置。
JP17141780A 1980-12-04 1980-12-04 保冷米びつ装置 Expired JPS5852652B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17141780A JPS5852652B2 (ja) 1980-12-04 1980-12-04 保冷米びつ装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17141780A JPS5852652B2 (ja) 1980-12-04 1980-12-04 保冷米びつ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5796626A JPS5796626A (en) 1982-06-16
JPS5852652B2 true JPS5852652B2 (ja) 1983-11-24

Family

ID=15922743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17141780A Expired JPS5852652B2 (ja) 1980-12-04 1980-12-04 保冷米びつ装置

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JP (1) JPS5852652B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0423639B2 (ja) * 1983-12-16 1992-04-22 Hoya Corp
JPH051536B2 (ja) * 1984-07-26 1993-01-08 Canon Kk
JPH0580735B2 (ja) * 1984-08-23 1993-11-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0423639B2 (ja) * 1983-12-16 1992-04-22 Hoya Corp
JPH051536B2 (ja) * 1984-07-26 1993-01-08 Canon Kk
JPH0580735B2 (ja) * 1984-08-23 1993-11-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd

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JPS5796626A (en) 1982-06-16

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