JPS585245Y2 - イオンセンサ用電界効果トランジスタ - Google Patents

イオンセンサ用電界効果トランジスタ

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JPS585245Y2
JPS585245Y2 JP15175078U JP15175078U JPS585245Y2 JP S585245 Y2 JPS585245 Y2 JP S585245Y2 JP 15175078 U JP15175078 U JP 15175078U JP 15175078 U JP15175078 U JP 15175078U JP S585245 Y2 JPS585245 Y2 JP S585245Y2
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JP
Japan
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region
island
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effect transistor
ion sensor
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JP15175078U
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JPS5568046U (ja
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善孝 伊藤
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Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
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Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はイオンセンサ用MOS電界効果トランジスタ(
以下l5FETと称す。
)の構造に関するものである。
l5FETはゲート絶縁膜上にゲート電極(金属)を設
けることなく、これを第1図の如く電解液5(例えば血
液)に浸漬することにより電界液5と絶縁膜との界面に
生ずる電位の変化によって、ゲート絶縁膜下の半導体表
面の導電率が変わることを利用し、電界液中のイオン活
量を検出するように構成されている。
所で係、ルl5FETは電界液中で電気的に絶縁されて
いなければならないが、従来第2図に示すように該FE
Tの電解液浸漬部を絶縁膜(窒化シリクン膜3.及び酸
化シリコン膜4)で被覆するようにしたもの、或は第3
図に示す如くセラミック絶縁板6に電極性7まで完成し
たチップを接着し、ゲート絶縁膜GSを除いた全面にR
TV或はエポキシ等の絶縁樹脂8を被着するもの等が採
用されている。
乍しながら前者はシリコン基板1をエツチングした後の
写真工程が困難であるばかりでなく、素子側面の絶縁膜
3’、4’は十分に厚く、シかもピンホール等のない良
質な膜が形成し難いためにその絶縁強度が弱く、特に電
界液5の電位がシリコン基板1に対し正電位になると該
絶縁膜3’、4’は所謂陽極酸現象により電解エッチさ
れてシリコン基板1が露出する。
このために最単、電解液5との絶縁が保てず該FETの
イオンセンサ機能を消失する欠点がある。
又、後者の場合は、絶縁樹脂8の被着に工数を要し、更
に形状が大型になる為に血管等を介して体内に注入せし
める如き微細化には不向きな構造であるばがっでなく、
該樹脂8とセラミック基板6との接着が十分になされな
いために、この境界面より電解液が浸み込み特性が不安
定になる等の欠点がある。
本考案は半導体基板内に絶縁物又はPN接合により囲ま
れた島状領域を設は該島状領域内にFETを構成するよ
うにして上述の欠点の一挙に排除したl5FETを提供
するようにしたもので以下図面を用いて本考案を詳細に
説明する。
第4図は本考案の一実施例を示すl5FETの断面図で
従来例と同一符号は同等部分を示す。
図において1はN型シリコン基板、2は前記基板に形成
した絶縁層、9は絶縁層2により囲まれた島状領域、D
及びSは島状領域9内に拡散等より形成されたドレイン
領域及びソース領域である。
このような構成を持つ本案のl5FETはシリコン基板
内で絶縁層2に囲まれた島状部分9に形成されているの
で、■ 素子の側面に絶縁膜等を形成することなく、・
、、・・コ 電解液に浸漬してこれとの絶縁が完全に保てる。
■ 電解液は絶縁層の外側のシリコン基板と接するため
側面の電解エッチが発生しない。
■ シリコン面が平担であるので写真工程が容易であり
、量産に好適である。
■ 絶縁樹脂(エポキシ、RTV等)を被着する必要が
ないので、微細化に適している。
等の効果がある。
因みに絶縁層9はシリコン基板1の所要部を周知の陽極
酸化法或はポリシリコン酸化法等を用いて絶縁層に変換
せしめることにより容易に形成できる。
第5図、第6図は本考案の他の実施例図で第5図はシリ
コン基板1にこれと反対の導電型領域2aを形威し、該
領域2aに囲まれた島状領域9にFETを形成するよう
にしたものである。
このように形成すればシリコン基板1と領域2aの境界
にP−N接合Jが形成されて上記と同様に電解液との絶
縁ができる。
又、第6図はシリコン基板1の所要部に該基板1と反対
の導電型の埋込み層2aと酸化膜2bによりなる絶縁層
2を形成するようにしたものである。
以上要するに本考案は一導電型半導体基板内に絶縁分離
又はP−N接合等の絶縁層に囲まれた島状領域を設は該
領域内にソース及びドレイン領域を形成すると共に該ソ
ース領域S及びドレイン領域り間の島状領域表面にゲー
ト用絶縁膜のみを形威し、ゲート電極(金属)を形成し
ないようにしたことを特徴とする。
なお、上記実施例においては島状領域内に単一のFET
を形成した例について説明したが必要に応じて複数個の
半導体デバイスで構成されている半導体集積回路を設け
るようにしてもよい。
又、上記実施例においては、Pチャンネルl5FETの
場合であるが、P型シリコン基板を用いることにより、
nチャンネルl5FETにも適用できる。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば簡単な
構成により電解液と素子の絶縁が可能であり、しかも素
子の小型化が達成し得るのでイオンセンサ用としてその
効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はイオンセンサ用MO8FETの動作説明図、第
2図、第3図は従米の構成例図、第4図、第5図、第6
図は本考案の実施例構造図である。 図において、1は半導体基板、2は絶縁層、3は窒化シ
リコン膜、4は酸化シリコン膜、5は電解液、6はセラ
ミック絶縁板、7は電極、8は絶縁樹脂、9は島状領域
、Dはドレイン領域、Sはソース領域、Gsはゲート用
絶縁膜である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一導電型半導体基板内に絶縁層に囲まれた島状領域を設
    け、該島状領域にソース及びドレイン領域を形成すると
    共に前記ソース領域及びドレイン領域間の島状領域表面
    にゲート用絶縁膜を形成し、前記ゲート用絶縁膜上にケ
    Lト電極″〈金属)を形成しないように構成したことを
    特徴とするイオンセンサ用電界効果トランジスタ。
JP15175078U 1978-11-02 1978-11-02 イオンセンサ用電界効果トランジスタ Expired JPS585245Y2 (ja)

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JP15175078U JPS585245Y2 (ja) 1978-11-02 1978-11-02 イオンセンサ用電界効果トランジスタ

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JPS5568046U JPS5568046U (ja) 1980-05-10
JPS585245Y2 true JPS585245Y2 (ja) 1983-01-28

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