JPS5852205Y2 - 合成樹脂製荷造りバンド - Google Patents
合成樹脂製荷造りバンドInfo
- Publication number
- JPS5852205Y2 JPS5852205Y2 JP1978013017U JP1301778U JPS5852205Y2 JP S5852205 Y2 JPS5852205 Y2 JP S5852205Y2 JP 1978013017 U JP1978013017 U JP 1978013017U JP 1301778 U JP1301778 U JP 1301778U JP S5852205 Y2 JPS5852205 Y2 JP S5852205Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- stripes
- synthetic resin
- concave
- packing band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Package Frames And Binding Bands (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、合成樹脂製荷造りバンドに関するものである
。
。
従来の合成樹脂製荷造りバンドには横断面形状において
、横方向にフラットで長い矩形、つまり、第２図の点線
４で示した如き矩形断面を有する帯状体にエンボス加工
を施したものが一般的であった。
、横方向にフラットで長い矩形、つまり、第２図の点線
４で示した如き矩形断面を有する帯状体にエンボス加工
を施したものが一般的であった。
しかしながらこの矩形断面を有する帯状体は樹脂消費量
が大きく、不経済であると共に、単位長さ当りの製品重
量が重く、多量の製品の運搬に難があった。
が大きく、不経済であると共に、単位長さ当りの製品重
量が重く、多量の製品の運搬に難があった。
本考案はこのような観点から考案したもので、従来のバ
ンドと比べ、荷造りバンドとしての性能においてはほと
んど差異がなく、シかも樹脂消費量を少なくすることの
できるものを提供することを目的とする。
ンドと比べ、荷造りバンドとしての性能においてはほと
んど差異がなく、シかも樹脂消費量を少なくすることの
できるものを提供することを目的とする。
本考案合戒樹脂製荷造りバンドは、長手方向に沿って形
成した凹凸条を上面及び下面の幅方向に互い違いに有し
、上面の凹条部分には下面の凸条部分が、上面の凸条部
分には下面の凹条部分がそれぞれ対応するようにして帯
状体を形成し、この帯状体の上下両面にエンボス加工を
してなることを特徴とするものである。
成した凹凸条を上面及び下面の幅方向に互い違いに有し
、上面の凹条部分には下面の凸条部分が、上面の凸条部
分には下面の凹条部分がそれぞれ対応するようにして帯
状体を形成し、この帯状体の上下両面にエンボス加工を
してなることを特徴とするものである。
次に本考案を図面に示す実施例に基いて説明する。
合成樹脂製荷造りバンドは、原材料を押出成形機にて加
熱可塑してスリットノズルより原反として押出し、この
押出された原反を冷却後に３〜１５倍に延伸して帯状体
を形成するのであるが、本考案荷造りバンドはスリット
ノズルより原反として押出すとき、原反の断面における
上面の凹部に対応する下面には凸部があり、上面の凸部
に対応する下面には凹部があるように、上面及び下面の
幅方向に凹凸部を互い違いにして形成する。
熱可塑してスリットノズルより原反として押出し、この
押出された原反を冷却後に３〜１５倍に延伸して帯状体
を形成するのであるが、本考案荷造りバンドはスリット
ノズルより原反として押出すとき、原反の断面における
上面の凹部に対応する下面には凸部があり、上面の凸部
に対応する下面には凹部があるように、上面及び下面の
幅方向に凹凸部を互い違いにして形成する。
このような凹凸部を有する原反を冷却した後、約３〜１
５倍に延伸する。
５倍に延伸する。
これによって、幅方向において互い違いになっている凹
条２ａと凸条３ａを上面長手方向に沿って形成すると共
に、幅方向において互い違いになっている凹条２ｂと凸
条３ｂを下面長手方向に沿っても形威し、しかも、上面
の凹条２ａ部分には下面の凸条３ｂ部分を、上面の凸条
３ａ部分には下面の凹条部分２ｂをそれぞれ対応させて
帯状体１を形成し、この帯状体１にエンボス例えば斜交
する２組の平行凸条等のエンボス５を加工して荷造りバ
ンドとなすのである。
条２ａと凸条３ａを上面長手方向に沿って形成すると共
に、幅方向において互い違いになっている凹条２ｂと凸
条３ｂを下面長手方向に沿っても形威し、しかも、上面
の凹条２ａ部分には下面の凸条３ｂ部分を、上面の凸条
３ａ部分には下面の凹条部分２ｂをそれぞれ対応させて
帯状体１を形成し、この帯状体１にエンボス例えば斜交
する２組の平行凸条等のエンボス５を加工して荷造りバ
ンドとなすのである。
延伸によってバンドが縦割れ現象を生じ易くなるため、
エンボス加工を施すことによってこの縦割れ現象を防止
したのである。
エンボス加工を施すことによってこの縦割れ現象を防止
したのである。
エンボス５はまた、バンドの摩擦抵抗を増大させて荷造
りの作業性、締着性を高める。
りの作業性、締着性を高める。
四条、凸条の断面形状は台形型に限らず、円弧型、矩形
型でもよい。
型でもよい。
また、凹条、凸条は直線状に限らず、曲線状であっても
、折線状であってもよい。
、折線状であってもよい。
前述の如くなる帯状体１の両側縁部をそれぞれ適当幅残
してエンボス加工すると、バンドの両側縁部がそれぞれ
平滑な表面を有する条部６ａ、６ｂとなって残る。
してエンボス加工すると、バンドの両側縁部がそれぞれ
平滑な表面を有する条部６ａ、６ｂとなって残る。
エンボス５は、例えば斜交する２組の平行凹条を有する
一対のロール間に帯状体を通すことによって行なわれる
から、バンドの両側縁部が鋸刃状となり、このため梱包
作業中や荷物の運搬中等に、バンドのこの両側縁部で手
を切る事故が多発していたが、上述のごとく帯状体１の
両側縁部をそれぞれ適当幅の条部６ ａ 、６ ｂとな
しておくと切傷事故等の発生するおそれはなくなる。
一対のロール間に帯状体を通すことによって行なわれる
から、バンドの両側縁部が鋸刃状となり、このため梱包
作業中や荷物の運搬中等に、バンドのこの両側縁部で手
を切る事故が多発していたが、上述のごとく帯状体１の
両側縁部をそれぞれ適当幅の条部６ ａ 、６ ｂとな
しておくと切傷事故等の発生するおそれはなくなる。
条部６ａ、６ｂの側縁面に手触りのよいアールをつけて
おくと更に効果的である。
おくと更に効果的である。
なお、帯状体１の原材料である合成樹脂には炭酸カルシ
ウム等の充填剤を混合してもよい。
ウム等の充填剤を混合してもよい。
この充填剤は増量剤でもあるため樹脂所要量を更に減量
させる点でもすぐれている。
させる点でもすぐれている。
例えば、ポリプロピレン１００重量部に炭酸カルシウム
１０重量部を混入する。
１０重量部を混入する。
バンドは充填剤によって柔軟性をも有するようになるた
め手締め用荷造りバンドとしても好適となる。
め手締め用荷造りバンドとしても好適となる。
本考案はこのように幅方向において互い違いに形成した
四条と凸条を上面長手方向に沿って形成すると共に、同
様に幅方向において互い違いに形成した凹条と凸条を下
面長手方向に沿っても形成し、しかも上面の凹条部分に
は下面の凸条部分を、上面の凸条部分には下面の凹条部
分をそれぞれ対応させて帯状体を形成し、この帯状体の
上下両面にエンボス加工をしてなるもので、このように
することにより、合成樹脂製荷造りバンドとして要求さ
れるバンドの強度、剛性等を低下させずに、使用する合
成樹脂の量を約り０％少なくすることができたものであ
る。
四条と凸条を上面長手方向に沿って形成すると共に、同
様に幅方向において互い違いに形成した凹条と凸条を下
面長手方向に沿っても形成し、しかも上面の凹条部分に
は下面の凸条部分を、上面の凸条部分には下面の凹条部
分をそれぞれ対応させて帯状体を形成し、この帯状体の
上下両面にエンボス加工をしてなるもので、このように
することにより、合成樹脂製荷造りバンドとして要求さ
れるバンドの強度、剛性等を低下させずに、使用する合
成樹脂の量を約り０％少なくすることができたものであ
る。
これによって単位長さ当りのバンドの重量も軽くなり、
輸送の点、作業性の点においても優れたものとなった。
輸送の点、作業性の点においても優れたものとなった。
第１図は本考案合戒樹脂製荷造りバンドの実施例を示す
部分斜視図、第２図は帯状体の一例の横断面図である。 １・・・・・・帯状体、２ａ、２ｂ・・・・・・凹条、
３ ａ 、３ ｂ・・・・・・凸条、５・・・・・・エ
ンボス。
部分斜視図、第２図は帯状体の一例の横断面図である。 １・・・・・・帯状体、２ａ、２ｂ・・・・・・凹条、
３ ａ 、３ ｂ・・・・・・凸条、５・・・・・・エ
ンボス。
Claims (2)
- （１）幅方向において互い違いに形成した凹条と凸条を
上面長手方向に沿って形成すると共に、同様に幅方向に
おいて互い違いに形成した凹条と凸条を下面長手方向に
沿っても形成し、しかも、上面の凹条部分には下面の凸
条部分を、上面の凸条部分には下面の凹条部分をそれぞ
れ対応させて帯状体を形威し、この帯状体の上下両面に
エンボス加工をしてなることを特徴とする合成樹脂製荷
造りバンド。 - （２）帯状体の両側縁部を長手方向にわたってそれぞれ
適当幅除いた全面にエンボス加工をしてなる実用新案登
録請求の範囲第１項記載の合成樹脂製荷造りバンド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978013017U JPS5852205Y2 (ja) | 1978-02-04 | 1978-02-04 | 合成樹脂製荷造りバンド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978013017U JPS5852205Y2 (ja) | 1978-02-04 | 1978-02-04 | 合成樹脂製荷造りバンド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54118385U JPS54118385U (ja) | 1979-08-18 |
| JPS5852205Y2 true JPS5852205Y2 (ja) | 1983-11-28 |
Family
ID=28830331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978013017U Expired JPS5852205Y2 (ja) | 1978-02-04 | 1978-02-04 | 合成樹脂製荷造りバンド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5852205Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5353496A (en) * | 1976-10-25 | 1978-05-15 | Sekisui Jushi Kk | Method of and apparatus for synthetic resin packing band |
-
1978
- 1978-02-04 JP JP1978013017U patent/JPS5852205Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5353496A (en) * | 1976-10-25 | 1978-05-15 | Sekisui Jushi Kk | Method of and apparatus for synthetic resin packing band |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54118385U (ja) | 1979-08-18 |
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