JPS5851769B2 - 圧延機の板巾制御装置 - Google Patents

圧延機の板巾制御装置

Info

Publication number
JPS5851769B2
JPS5851769B2 JP54143288A JP14328879A JPS5851769B2 JP S5851769 B2 JPS5851769 B2 JP S5851769B2 JP 54143288 A JP54143288 A JP 54143288A JP 14328879 A JP14328879 A JP 14328879A JP S5851769 B2 JPS5851769 B2 JP S5851769B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tension
rolling mill
plate
stand
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54143288A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5668519A (en
Inventor
可治 安部
久 江連
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP54143288A priority Critical patent/JPS5851769B2/ja
Publication of JPS5668519A publication Critical patent/JPS5668519A/ja
Publication of JPS5851769B2 publication Critical patent/JPS5851769B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は圧延機の板肉制御装置に関するものである。
金属圧延機においては、圧延方向(X方向)、厚み方向
(y方向)、巾方向(2方向)の3方向に材料が変形す
る。
すなわちX、y、z方向のひずみをそれぞれε 、ε
、ε 応力をそれぞれσ8.σ9.σ2X y
z) とすれば、 の関係がある。
ここでEpは材料の塑性係数である。
通常σ8は張力、σ は圧延圧力と呼ばれており、また
σ2は巾方向応力である。
材料中の変形量は(3)式で表わされ、張力、圧延圧力
、巾方向応力のいずれによっても制御できることが分る
また一般に自動制御においては、フィードバック制御と
フィードフォワード制御は周知の技術であり、フィード
フォワード制御は圧延機の制御にも多く用いられている
また張力調整による板巾制御も周知であり、これは(3
)式の巾変形ε2を張力σ、で行なうことに相当する。
さらにこれに対してフィードフォワード制御を適用する
ことも周知となっている。
しかしながら上記の従来技術のみでは張力による巾制御
は困難である。
すなわち圧延機では、材料の入側寸法(板厚、板巾)、
板温度、板曲がり、板硬さ、ロールギャップ形状、圧延
操業条件などによって出側板肉が変化する。
また張力には前方張力と後方張力があり、従来は、前方
張力と後方張力のいずれを巾制御に用いるべきか、また
両者を併用すべきかについて考慮がなされていない。
また従来は張力による巾変形がロールギャップで生ずる
のか或いはロールギャップ以外の所で生ずるのかについ
ても検討されておらず、したがって圧延機入側で巾変化
を測定し、その遅延信号を用いてフィードフォワード制
御により張力中制御を行なう場合、巾変化をどこまで時
間的又は距離的遅延すればよいかが不明確であり、適正
な板巾制御が困難であった。
本発明は上記問題点を考慮してなされたもので、入側板
小変動に対して適正なタイミングで後方張力を調整し、
これによって板巾制御の精度を向上する合理的な圧延機
の板肉制御装置を提供するものである。
以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
本発明は次に述べる実験結果にもとずいてなされている
すなわち張力による白変形はロールバイト(ロールと材
料の接触部分)で起ることが実験的に明らかになった。
また前方張力による白変形と後方張力による白変形では
、後方張力による白変形が支配的であり、前方張力によ
る白変形は僅かであることが実験的に明らかになった。
したがって、本発明の特徴は材料がロールバイトに到達
した時点で後方張力を調整することにある。
本発明の一実施例を第1図に示す。
第1図において、1はペイオフリール又は圧延機のよう
な後方張力付加装置であり、その速度やトルクを変更し
て被圧延材料3の後方張力を任意に調整することができ
る。
また2は材料3の板肉計、5は板肉計2から圧延機4ま
でに材料3が移送される時間に相当する時限をあたえる
遅延装置、6は後方張力付加装置の動作遅れ補償装置、
7は圧延機4の駆動電動機、8はその速度発電機、9は
その速度制御装置、10は速度基準である。
第1図において被圧延材料3が板中計2に達すると、板
肉が測定されて記憶される。
この板肉信号は遅延装置5および動作遅れ補償装置6を
介して、測定された被圧延材の部分が圧延機4のロール
バイトに到達した時点で後方張力付加装置1により後方
張力を被圧延材料3に与え、これによって板肉を希望の
値に制御する。
第2図は、本発明を連続圧延機に適用した場合を示して
いる。
第2図において11.12.13は板肉計である。
また20〜26はそれぞれ第1スタンド〜第7スタンド
の駆動電動機、30〜36は速度制御装置、40〜46
は加算器、50〜56は速度指令である。
この例では第1スタンドから第4スタンドまではフリー
テンション制御装置60〜62によってスタンド間張力
制御が行なわれ、第4スタンドから第7スタンドまでは
ルーパによるスタンド間張力制御が行なわれている。
なおルーパロールは73〜T5、ルーパ駆動部は83〜
85、張力制御装置は63〜65で示されている。
今、材料先端が板中計11の下に来ると板肉が測定され
、この測定値は遅延装置14及び張力制御系の遅れ補償
装置15によって、板中計11で測定された板の部分が
第2スタンドのロールバイトに来た時に第1スタンドと
第2スタンド間張力制御装置60によって、第2スタン
ドの後方張力が調整され、これによって板肉を制御する
この場合、第1スタンドには前方張力が働くことになる
が、前述の如く、前方張力による板肉変動は小さいので
その影響は無視できる。
第2スタンドと第3スタンド間では同様に遅延装置16
及び張力制御系の遅れ補償装置17によって板中計11
で測定された板の部分が第3スタンドのロールバイトに
来た時に、第2スタンドと第3スタンド間の張力制御装
置61によって、第3スタンドの後方張力を調整して板
肉を制御する。
第3スタンドと第4スタンドの間には板中計12を設置
する。
板中計12で測定された板肉は、板肉計12と第4スタ
ンドのスタンド間遅延装置9、張力制御系の遅れ補償装
置8を介して板中計12で測定された板の部分が第4ス
タンドのロールバイトに来た時に第4スタンドの後方張
力を調整して板肉を制御する。
以上の構成では、各スタンドの圧延による巾拡り補正は
張力制御装置60〜62に含まれている。
以上述べたように本発明によれば、板中計で測定された
板の部分が任意のスタンドに到着したとき、そのスタン
ドの後方張力を調整して板肉を所望の値に制御すること
ができる。
また連続圧延機においては測定された板の部分が任意ス
タンドのロールバイトに到達したとき、そのスタンドの
後方張力を調整することにより板肉を所望の値に制御す
ることができる。
この場合連続圧延機で後方張力を与えるのは、全スタン
ド共ルーパで行なうこともできるし、全スタンド共フリ
ーテンション制御により、圧延ロール駆動速度を変更し
て後方張力を与えても良い。
またスタンド間の板肉計の設置場所は任意のスタンド間
でよい。
【図面の簡単な説明】 第1図および第2図はそれぞれ本発明の各実施例を示す
構成図である。 1・・・・・・後方張力付加装置、2,11.12゜1
3・・・・・・板肉計、3・・・・・・被圧延材料、4
・・・・・・圧延機、5,14,16.19・・・・・
・遅延装置、6゜15.17,18・・・・・・遅れ補
償装置、7,20〜26・・・・・・駆動電動機、8・
・・・・・速度発電機、9゜30〜36・・・・・・速
度制御装置、10,50〜56・・・・・・速度基準、
70〜75・・・・・・ルーパロール、83〜85・・
・・・・ルーパ駆動部、60〜65・・・・・・張力制
御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 板状の金属材料を張力をかけながら連続圧延する圧
    延機において、圧延機の入側に設けられた板巾計と、板
    巾計から圧延機のロールバイトまでの材料の移送時間を
    あたえる遅延装置と、入側の板巾信号を上記移送時間だ
    け遅らせたロールバイトにおける板肉偏差信号に対応し
    て圧延機の後方張力調整を行なう張力制御装置を備えた
    ことを特徴とする圧延機の板肉制御装置。
JP54143288A 1979-11-07 1979-11-07 圧延機の板巾制御装置 Expired JPS5851769B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54143288A JPS5851769B2 (ja) 1979-11-07 1979-11-07 圧延機の板巾制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54143288A JPS5851769B2 (ja) 1979-11-07 1979-11-07 圧延機の板巾制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5668519A JPS5668519A (en) 1981-06-09
JPS5851769B2 true JPS5851769B2 (ja) 1983-11-18

Family

ID=15335234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54143288A Expired JPS5851769B2 (ja) 1979-11-07 1979-11-07 圧延機の板巾制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5851769B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1995856A2 (en) 1997-06-11 2008-11-26 Abb Ab A method for communication between a low potential level and a valve located on high voltage potential in a high voltage converter station as well as a device for such a communication

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6152917A (ja) * 1984-08-23 1986-03-15 Kawasaki Steel Corp タンデム圧延機の板幅制御装置
CN103920718B (zh) * 2013-01-15 2015-09-23 宝山钢铁股份有限公司 一种粗轧带钢宽度控制方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1995856A2 (en) 1997-06-11 2008-11-26 Abb Ab A method for communication between a low potential level and a valve located on high voltage potential in a high voltage converter station as well as a device for such a communication

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5668519A (en) 1981-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3714805A (en) Control system and method for concurrent automatic gage and crown control of a rolling mill
JPS5851769B2 (ja) 圧延機の板巾制御装置
JPH06297013A (ja) ロールギャップセンサーを用いた板曲がり制御方法
JPH0587333B2 (ja)
JP2981051B2 (ja) 調質圧延における鋼板表面粗度の制御方法
JP3224052B2 (ja) 連続圧延機の板厚制御方法
KR20010112335A (ko) 균일한 냉간 스트립을 얻기 위한 표면 균일도 제어 방법
JPS649086B2 (ja)
JP2653128B2 (ja) 冷間タンデム圧延機の制御方法
JP3241585B2 (ja) 板厚制御装置
JPS6245002B2 (ja)
JPH06339717A (ja) 熱間圧延におけるキャンバー蛇行制御方法
JPH0246284B2 (ja)
EP0860214A2 (en) Rolling method of wide flange beam in universal rolling mill
JPS6195711A (ja) 厚板圧延における板キヤンバ制御方法
SU733753A1 (ru) Система автоматического регулировани толщины полосы непрерывного стана гор чей прокатки
JPH06328111A (ja) 熱間圧延におけるレベリング制御方法
JP3456082B2 (ja) 冷間圧延におけるエッジドロップ制御方法
JPH0364206B2 (ja)
JPH0344846B2 (ja)
JP2001105013A (ja) 厚板圧延制御装置
TW202140161A (zh) 壓延機的形狀控制方法及形狀控制裝置
JPS6329606B2 (ja)
JPH0839123A (ja) 熱間圧延における絞り込み防止方法
JPH0890030A (ja) 圧延材の板幅制御方法