JPS5851538B2 - 編機 - Google Patents

編機

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JPS5851538B2
JPS5851538B2 JP8445776A JP8445776A JPS5851538B2 JP S5851538 B2 JPS5851538 B2 JP S5851538B2 JP 8445776 A JP8445776 A JP 8445776A JP 8445776 A JP8445776 A JP 8445776A JP S5851538 B2 JPS5851538 B2 JP S5851538B2
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JP
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knitting
cam
needle
stitch forming
cam plate
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JP8445776A
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アントニウス・フインネマン
ウエルナー・ゾンマー
マンフレツド・シユミツト
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Sulzer Morat GmbH
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Sulzer Morat GmbH
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Publication of JPS5851538B2 publication Critical patent/JPS5851538B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、少くとも1個の編針と、該編針を2つの相反
する方向に運動させるための、該編針と連動する偏心カ
ム板と、上記の2つの方向の一方の運勤行程の大きさを
調整するための装置とを有する編機に関する。
キャリッジ無しまたはカム無し編機とも呼ばれるこの種
の公知の編機(西独公開公報第 1585454号)では、編針がそれぞれ1個のスロッ
ト付きバットを介して、カム板に設けた駆動ピンと結合
されている。
このため編目形成深さまたは編目の大きさの様々な調整
が不可能である、という欠点が生まれる。
すべての編針に対して等しく有効な調整法は、カム板を
担持する駆動軸をすべり金に支持し、該すべり金を編針
の運動方向に変位させることができることによって与え
られる。
ただし駆動軸の調整は編機の停止中にしか行うことがで
きない。
同様の公知の編機(西独公告公報第1296733号、
西独公開公報第1635968号)においては編目の大
きさの様々な調整が考えられるが、しかしこの場合は編
針を2方向にカム板と連動させることができない、とい
う欠点がある。
各編針はむしろ2個の腕をもつ制御レバーによって駆動
しなげればならない。
上記の2個の腕の内の一方はカム板の干渉を受け、他方
は編針と連結される。
2個の腕は共同の軸の上に回転自在に支持され、引込み
方向への編針の運動の際にカム板の干渉を受ける腕の運
動が引張ばねを介して、編針と連結された腕に伝達され
るように、引張ばねによって特定の相対位置に保持され
る。
引込み方向の運勤行程の調整、すなわち編目形成深さの
調整のために調整自在なストップが設けてあり、該スト
ップが編針と連結された制御レバーの腕の運動な引張ば
ねの力に抗してブロックする。
従って編針の引込みのための力はカム板によってでなく
、引張ばねによって生起され、その結果、カム板の駆動
装置が少くとも部分的にこのばね力に抗して働かなけれ
ばならないという別の欠点がある。
本発明は、少くとも1つの方向の編針の運勤行程の大き
さの調整のための新しい装置を提供することによって上
述の先行技術の欠点を回避することを目的とする。
本発明の根底にあるのは、編針とカム板の伝動結合また
は他の任意の方法によりばね力を回避して、両方両に編
針の駆動を行う場合も、少くとも1つの方向の編針の運
勤行程を様々に調整しうるように、冒頭に述べた種類の
編機の上記の装置を改良する特殊な問題である。
本発明は、編針がカム板によって生起される運動に加え
て、この運動より小さい距離を運動することができるよ
うに、編針とカム板の伝動結合が週間を有し、かつ運勤
行程の大きさを調整する装置が上記の距離の予選択可能
な部分だけ一方の方向に編針を補助的に運動させるため
の手段を含むことを特徴とする。
本発明の好適な実施形態は、少くとも1個の針床を有し
、これにバットを有し、平行に配列された複数個の編針
が支持され、該編針にそれぞれ1個のカム板が配属され
、その際これらのカム板が回転自在な駆動軸上に角度を
ずらせて配設されている編機にもとづくもので、編目引
出し部が針床の先端から後端に移動しうる送り装置に配
属されており、バットに作用する、一方の方向に上昇す
るカムを有し、カム板が生起する一方の方向の運動の終
了の直前の編針のバットの位置に相当する高さで上記の
カムが始まり、かつ編目形成部の運動がカム板の角度の
食違いに原因する個々の編針の位相関係に適応するよう
に、送り装置と駆動軸の回転速度が同期化しであること
を特徴とする。
本発明は、例えば編針の引込み運動が2つの相加される
部分に分解され、その際一方の運動部分ではカム板が編
針の一定の引込みを例えば通常の通過位置まで、また他
方の運動部分では編目形成部が編針の調整自在な引込み
を例えば通常の通過位置から所望の編目形成深さまで行
うという利点を伴なう。
2つの運動部分は好ましくは時間的に逐次続く。
ただし編針とカム板の間の伝動結合の遊間にもとづき同
時に、または一部が重なって進行することが可能である
本発明のその他の好適な特徴は従属フレイムに示す通り
である。
次に添付の図面に関連して本発明の実施例を詳述する。
第1図ないし第3図に平編機の例で本発明による編機を
示す。
機枠1にV字形に2個の針床3が定置されており、その
溝に公知のようにフック6のある編針5、好ましくはべ
ら針が縦に変位しうるように支持されている。
各針床3には駆動軸7が軸受8に回転自在に支持されて
いる。
駆動軸7は図示しない駆動装置で所望の回転速度で回転
す、ることかできる。
駆動軸7上に編針5の数に相当する数の偏心カム板10
が回転不能に配列され、その際各カム板10は所属の編
針5と同じ平面に配設され、所属の編針5と隣の2つの
針との間隔より小さな厚みを有する。
代案としてカム板10は所属の編針5と異なる平面にあ
ることができるが、その場合は駆動要素12は適当な曲
がりを有することができる。
第2図および第3図によれば各カム板10に駆動要素1
2が載っている。
駆動要素12は好ましくは所属のカム板10と同じ平面
にある。
各駆動要素12は好ましくは二叉として構成される。
この二又は大体平行な2個の腕14,15を有し、2個
の腕はこれに大体垂直に配設された、連結要素として働
く連結棒16によって結合されている2個の腕14,1
5はこの実施例ではカム板10を2つの側から取囲み、
カム板10との接触点が針軸に大体平行する線上にある
から、駆動要素12は駆動軸γの回転の際にカム板10
によって針軸に平行に持上げられ、こうして押出し行程
と引込み行程を遂行する。
カム板10と駆動要素12は好ましくは両方の腕14,
15が角位置にかかわりなく常に少くとも相対する2カ
所でカム板10に接するように構成されるから、駆動要
素12はその運動の各段階でカム板10によって確定的
に案内される。
このためにカム板10は真円に構成する必要はなく、等
厚であれば十分である。
連結棒16に面する駆動要素120部分に軸18が設け
てあり、その端部に第2図のように機枠1に固定した押
えばね20が働き、連結棒16をカム板10に当接しよ
うとする。
代案として第3図のように駆動要素12の別の部分に接
することができる。
軸18はたとえば軸18の長円形の穴21と、機枠1に
固定され、長円形の穴21を貫いて突出する軸22より
なる遊動回転軸受によって支持される。
こうして駆動要素12は一方では押えばね20の作用に
よりカム板10の上に保持され、他方では遊動回転軸受
21.22により遊動回転自在に支持される。
代案として駆動要素12を好ましくばばね23に支持し
、遊動回転軸受2L22の軸受装置と同様の運動を遂行
させることができる。
ばね23は同時に押えばね20の機能を引受けることが
できる。
駆動要素12の上部に切欠が設けてあり、その上縁は所
属の編針50バツトに対する引込み部24、また下縁は
押出し部25の役割をし、それに対応して上記バットの
下縁は押出し手段28、上縁は引込み手段29と見なさ
れる。
引込み部24はカム板10の引込み行程の間に駆動要素
12のあらゆる可能な位置で引込み手段29と重なり合
うような長さを有する一方、押出し部25は第2図と第
3図で明らかな連結要素の連結位置でのみ押出し手段2
8と重なり合うが、解放位置では押出し手段28の作用
範囲の外にあるように、短い。
編針5を柄に従って制御するために、それぞれ1個の制
御装置が設けである。
これは図示の実施例では、柄に従って制御しうる保持電
磁石33と制御ばね34を含む。
両者は機枠1に固定されている。
制御ばね34は片側が固定され、自由端は軸18に設け
た突起36によって保持電磁石33の磁極面に予圧当接
される。
保持電磁石33が制御ばね34を吸引すると、押出し部
25が押出し手段28に重なるまで、連結棒16を押え
ばね20により所属のカム板10に押付けることができ
る。
これに対して制御ばね34が保持電磁石33によって吸
引されない時は、その予圧により磁極面から離脱して、
軸18に形成されたストップ37に当接されるから、駆
動要素は押えばね20の作用にかかわらず後退位置に停
止され、押出し部25は押出し手段28の係合区域の外
にある。
駆動軸7の上に配列されたカム板10は、公知のように
らせん状の経過が生じ、1つのピッチの中に配置された
カム板が1つの編成系統をなすように、好ましくは一定
角度の食違いを有する。
所望の角度の食違いを作るために、カム板10に適当な
内歯を、これに対して駆動軸7には対応する外歯をつげ
ることができる。
代案として内歯を具備するそれぞれ1個の隔て板をカム
板の間に配設することができ、他方、カム板10自体は
内歯をもたないでほとんど遊隙なく駆動軸7に取付け、
それぞれの位置で定心状態で回転するようにし、その場
合、隔て板等に接着することによって固定することがで
きる。
たとえばそれぞれ24番目、36番目または72番目の
編針5がそれぞれ1つの編成系統をなす。
すなわち24番目、36番目または72番目ごとのカム
板10が同じ角位置で駆動船7上に取付けである。
第1図で明らかな実施例ではそれぞれ10番目ごとの編
針5が1つの編成系統をなし、各針床3に合計5つの編
成系統が設けである。
2つの駆動軸70位相関係は編組技術上の理由から変化
させることができる。
第1図と第2図に示す実施例では各編針5はバット39
を有する0このノくット39は複数個の編目形成部40
と相互作用することができる。
編目形成部40はエンドレスベルト42に固定され、該
ベルト42はそれぞれ少くとも2個のガイドローラ43
その他の変向要素に支持され、図示しない駆動装置によ
って駆動される。
送り方向はガイドローラ43の矢印で示した。
2つの針列の区域で編目形成部40は針床3の全幅に伸
張する固定すベリ棒46の上を針床3と平行に通り、編
針のかたわらを通過する時に必ず同じ不変の高さに配置
されるようになっている。
各編目形成部40は引込み方向に働く第一のカム48と
、押出し方向に上昇する第二のカム47を有し、両者が
合して1つの通路49を形成し、その中に編針5のバッ
ト39が進入し、まず初めに編目の形成のために第一の
カム48によって引込まれ、次に第二のカム47によっ
て通常の通過位置に戻される。
特に第3図で明らかなように、第二のカム47は編目形
成部40の固定部に固定され、他方、第一のカム48は
編目形成部40に遊設され、腕50を有し、ここに編目
形成部40に固定した圧縮ばね51が作用する。
針床3の全幅にわたって伸張し、高さを調整しうるそれ
ぞれ1個のすべり棒53が、カム48の上縁に対する受
けの役割をする。
好ましくは複数個のこのような調整自在なすべり棒53
が設けてあり、カム48の上縁に面する側に案内54を
有する。
この案内54の数に相当する数の溝を腕50の上縁に形
成し、ここに柄に従って選んだ板55を個別に挿入する
板55の上縁は所属の案内54の中に進入し、それによ
って2つのカム47および48の間隔が確定される。
こうして編針5の編目引出し深さをカム48によって様
々に調整することができる。
編目形成部40は、編針5が駆動要素12の引込み部2
4が通常の通過位置まで大体引込まれた後に、初めて編
目形成部40が通路49の中に進入することができるよ
うな高さに、バット39に対して配置されている。
従ってカム48はカム板10の全引込み行程が完結した
時にだけ働き、かつ引込み行程の内、編目を形成するた
め、またはフック6によって形成されたループを前に形
成された、ステム上にある編目に通すための小さな部分
を生じるだけである。
これに対して大部分の引込みはカム板10により確定的
に駆動される駆動要素12によって遂行される。
カム48が生じる補足的引込み行程が駆動要素12によ
って引き起こされる引込み行程を妨げることを回避する
ために、駆動要素12の引込み部24と押出し部25の
間隔が編針5の引込み手段24と押出し手段250間隔
よりも、さげカム48で最大到達可能な補足引込み行程
相当だけ大きいように、すなわち編針5がカム板10に
よって生じる運動に加えて、その運動方向に十分に大き
な距離だけ運動しうるよ5に、編針5とカム板10の伝
動結合が週間を有するように、構成する。
ベルト42上の隣接の編目形成部400間隔は、針数で
表わされる編成系統の間隔に相当する。
ベルト42の送り速度は駆動軸70回転に同期させてあ
り、所属の編針5が所属の駆動要素12によって大体通
過位置まで引込まれた時に必ず第一のカム48がバット
39に作用し始めるようになっている。
給糸のために、たとえば第1図で明らかな装置を使用す
ることができる。
機枠の上側に糸道59のためのはり57が配設されてい
る。
糸道59は針床3のほぼ中央に、かつ針床3に垂直に配
設され、すべての糸道59が2つの針床3の間を通るギ
ャップに対して大体同じ間隔をもつように、曲げである
糸道59の上側に糸道59があるだけの数のボビン61
が設げてあり、必要な場合は公知のように予備ボビンを
設けることもできる。
押出し位置で見て編針50フック60区域に、複数個の
ヤーンガイド63が設けである。
ヤーンガイドはエンドレスベルト64に固定されている
該エンドレスベルト64はそれぞれ少くとも2個のガイ
ドローラ67またはその他の変向要素に支持され、図示
しない駆動装置によって針床3に平行の線の上を通って
編針のかたわらを導かれる。
各ヤーンガイド63は給糸口69を有し、そこにボビン
61から来る糸TOを挿入することができる。
ガイドローラ67上にある矢印の方向にヤーンガイド6
3が運動する時、針床3の第1図で右側の端部に糸70
のそれ自体公知の切断装置71がある。
この切断装置は、ヤーンガイド63から送られた糸70
がこれを加工する最後の編針50フツク6によってとら
えられると、直ちに切断するのが任務である。
切断装置によって自由になった糸端を針床3の第1図で
左側の端部に戻すために、気送管72が設けてあり、圧
縮空気源に接続されたホース73によって圧縮空気が矢
印P1の方向へ上記気送管72に押込まれる。
気送管72の下端は、ヤーンガイド63に設けた給糸口
69がかたわらを通過する場所の直上に配置され、たと
えば玉継手74等に支持される。
気送管72には任意の揺動機構15が配属されており、
それによって気送管72の上端を各糸道59の直下に配
置することができる。
また各気送管72は上から下へ連続する。第1図で針床
3の右端の方に向いた横スリット76を有し、必要な場
合はスリットの一方の縁端に沿って固定した弾性材料で
このスリット76を蔽うことができる。
この弾性材料は一方では気送管内の糸の完全な送りを保
証し、他方では気送管内にある糸をスリットから横に引
出すことを可能にする。
最後に、気送管の上端は、送られる圧縮空気と関連して
吸引気送複合作用を行うように構成されている。
こうして糸道59を貫いて垂れ下がる、末端が自由な、
従って無秩序な糸片を、この糸道59への気送管72の
上端の整定の後、一方では気送管72の上端に引張り、
他方ではそこから気送管T2を通ってその下端に運ぶこ
ととなる。
気送管T2によって針床3の後端から針床3の先端に運
ばれた糸の自由端を固定するために、針床3の第1図で
左側の端部に慣用の、図示しない糸止め装置を設けるか
、または空気式吸引装置68を設けることができる。
この装置によって糸端が吸気によって少くとも糸70が
数個のフック6に挿入され、このフックによって編目に
加工されるまで保持される。
ヤーンガイド63はベルト64の上に、針数で表わされ
る編成系統の幅に相当する間隔で配置されている。
ベルト64の送り速度は駆動軸70回転速度と同期させ
、編成のために選択した編針5が駆動要素12により、
次に編目形成部40により引込まれる直前に、糸TOが
押出された編針5の開いたフック6に供給されるように
なっている。
第1図に示す5系統の編機で3色の柄を作ろうとする時
は、このために例えば6個のボビン61を使用し、その
際それぞれ2個のボビン61が、同色の糸を具備する。
そこで次の過程が絶えず反復しつつ進行し、この過程は
一部重複することができる。
片側では成るヤーンガイド63から選んだ編針のフック
6のかたわらを経て導かれた糸が針床3の右端で、すな
わち編物後端で切断されるから、所属の糸道59から自
由に下に垂れ、所属のヤーンガイド63は針床3の裏側
で針床の左側部分に、すなわち編物の先端に戻ることが
できる。
他方の側では気送管72の中で編物先端に送られる糸が
横スリットから引出された後、糸端を返送しようとする
糸の糸道59に気送管72の上端がセットされ、それに
よって上記の糸が糸穴59の方向に吸引され、気送管7
2によって編物の先端に運ばれ、気送管γ2の下端の下
を通過する次のヤーンガイド63の給糸口69に通人さ
れ、最後に編物の先端に固定された上で、次のヤーンガ
イド63が最初の編針5に対する挿入位置に来る。
5つの系統に対して6本の糸があるから、こうして常に
1本の糸が返送のために自由である。
気送管72によってヤーンガイドの給糸口69に挿入さ
れた糸70はこのヤーンガイドと共に、編物後端の方向
に移動する。
糸端はまず編物の先端に固定されるから、糸はヤーンガ
イドの運動により気送管72のスリットから引出され、
その際この引出しが気送管72の下部で始まり、ヤーン
ガイドが所定の数の編針5を通過した後、ヤーンガイド
63と糸道59の間にある糸片全体が気送管72から引
出され、こうして気送管の上端を次のヤーンガイド63
の進入の前に適時に、次に送られる糸の糸道59にセッ
トすることができる。
編成系統の数と必要な糸の数に応じて複数個の気送管を
使用することもでき、その場合は気送管の動作が一部型
なり合う。
最後に、気送管の制御によって加工される糸の順序を任
意に変えることが可能である。
編機の使用時に製造された編物の引取りと巻取りのため
に引取り巻取り装置75が設げてあり、2つの針床30
間にあるギャップの下側の機枠1に格納されている。
上述の編機は次のように動作する。
柄のない単色編物を編成するためには、制御ばね34は
絶えず保持電磁石33によって吸引されるから、常にシ
ャフト18のストップ370区域から回し出されている
その結果、任意の編針5の運動を観察すると、所属のカ
ム板10がその上にささえられた駆動要素12をまず上
へ動かし、その際駆動要素12の押出し部25は押えば
ね20の作用により編針5の押出し手段28の下側に係
合し、カム板10の押出し行程が完了して、編針5が最
高位に到達するまで、上記押出し手段28を持上げる。
この時点にヤーンガイド63がこの編針6の開いたフッ
ク6のかたわらを通過するから、糸70が挿入され、カ
ム板10の次の引込み行程の間にフック6によって引張
られループにされる。
この引込み行程の前半でカム板10が、連結要素の働き
をする連結棒16を同時に押圧するから、連結棒16は
駆動要素12全体と共に押えばね20の力に抗して、編
針5の軸に垂直の方向に変位させられる。
この運動の際に引込み部24は編針5の引込み手段29
と常に係合する。
制御ばね34は保持電磁石33によって固定されるから
、駆動要素12はカム板10の引込み行程の後半の間、
押えばね20の作用により、編針5の軸に垂直の方向に
再び戻されるから、駆動要素12の押出し部25がカム
板100次の押出し行程の初めに再び編針の押出し手段
28と連結される。
引込み行程の完了の後、編目形成部40は、そのカム4
8が通過位置にある編針50バツトに作用し始め、編針
5に編目形成行程を与える。
この行程の大きさはすべり棒53によって予め所望の値
にセットされている。
それと同時にカム板10が押出し行程を開始するから、
編針5は編目形成行程の完了後、再びその最高位に運ば
れる。
編針5が再びこの最高位に到達すると、次のヤーンガイ
ド63がフック6の区域にあるから、再び糸を挿入する
ことができる。
上述の編針5がカム板10の押出し行程の間、通過位置
に留まることによって柄を作ろうとする時は、保持電磁
石33に制御信号が送られ、制御ばね34がその予圧に
より離脱し、駆動要素12の後退運動の際に針軸に垂直
の方向にストップ3Tに当接するようになる。
こうして押出し部25が押出し手段28の作用範囲の外
にあり、その結果、編針5がカム板10の押出し行程の
際に持上げられないような位置に、連結棒16と駆動要
素12が停止される。
しかし駆動要素12は押出し行程のつと持上げられるか
ら、突起36が制御ばね34に当接され、その端部を再
び保持電磁石33の磁極面に押付け、こうして新しい選
針な行うことができる。
最後に、多色柄を作ろうとする時は、一方ではヤーンガ
イド63に様々な色の糸70が供給され、他方では編針
5に属する保持電磁石33が適当に駆動され、こうして
通常、ジャカード編が生まれる。
ただしこの場合はそれぞれの個別ヤーンガイド63が針
床3のかたわらを通る時にコースが形成されるのでなく
、コースの形成のために色数に相当するヤーンガイドを
針床のかたわらに通さなければならない。
横じまの柄の作成は、気送管72によって特定数のコー
スを通り越して、必ず特定の色の糸だけをヤーンガイド
63の給糸口69に吹込み、次に柄に従って別の色の糸
に移行することによって、保持電磁石33を駆動せずに
行うことができる。
編針5の個々の運動段階は第4図と第5図の通りである
第4図はカム板の1回転に対してバット39または編針
の押出し手段28および引込み手段29のそれぞれの位
置の概略図を示し、その際引離して図示した曲線77お
よび78はカム板の1回転の間に通過する当該駆動要素
の押出し部または引込み部の軌跡を明らかにしたもので
ある。
横軸に沿ってカム板の回転角を転写し、縦軸に沿って成
る回転角で得られる押出し手段28ならびに編針の通過
位置に対する変位を転写する。
これに対して第5図では第4図にローマ数字で示した場
所での針床の断面概略図が示してあり、編目形成部のそ
れぞれの相対位置が明らかになる。
カム板の回転の初めの部分で編針5が持上げられる。
なぜなら駆動要素12の押出し部25が押出し手段28
に直接に連結され、引込み手段29の上側に遊間が配置
されているからである。
曲線77が最高点に到達した後、当該の編針は上記の週
間によりしばらくの間、その最高位に留まる。
ただし駆動要素120次の引込み行程は既に始まってい
る。
駆動要素の引込み部24(曲線78)が引込み手段29
の上に上がった時に初めて、当該の編針が再び下げられ
るから、遊間が今度は押出し手段28の下側に配置され
る。
編針が線■で表わす位置に到達し、従って駆動要素12
によって行われる引込み行程がほぼ完了した時に、編目
形成部のカム48はバットの直近にあり、通常の通過位
置に相当する、線■で表わされる場所でバットを受取る
から、引込み手段29はこの場所からしばらくの間、バ
ット39の通常の軌跡を表わす線81が示すように、も
はや駆動要素12によって制御されない。
カム板の回転の以後の過程でバット39ならびに編針は
カム48によって、編目の形成のために必要なだけ通常
の通過位置より下に引込まれ、その場合、最大調整可能
な引込み深さは第4図と第5図で明らかなように、一方
では押出し部25と押出し手段28の間の遊間により、
他方では引込み部24と引込み手段290間の遊間によ
って与えられる。
編針を場所■でカム48により指定された深さに引込ん
だ後、バット39の下縁がカム47の上に上がり(場所
■)、それによって編目の形成が完了し、編針5が通常
の通過位置に戻されるから、押出し手段28がその直後
に場所■で再び駆動要素12の押出し部25によって受
取られ、新しい編目形成過程が開始される。
糸取り高さまで押出され、または通常の通過位置に留ま
って(・る編針が適当に制御される。
こうしてカム板の押出し工程の一部も、引込み工程の一
部も編針の運動に何ら影響しない。
第4図の曲線77の最大できまる位置を越えて編針が投
出されることは、場合によっては別のバットと相互作用
する制限棒によって阻止される。
第6図に編目形成部40の送り装置の詳細図を示す。
ベルト420代わりに、遊間を置いてリンクを互いに結
合したチェーン85が設けである。
またチェーン85には、適当な歯形を具備するガイドロ
ーラ43が係合する。
第6図の右側のガイドローラ43はばね87で予圧され
たブレーキ片88によって軽く制動される。
ところが第6図左の駆動輪43は編成速度で駆動される
チェーン85に編目形成部40が固定され、その場合、
編目形成部40はチェーンの運動方向で測って編成系統
の長さに相当する長さを有し、チェーンリンク同志の間
にある遊間を成る程度克服して互いに突合わせる。
すなわち一群にすることができるようになっている。
この実施形によってもたらされる利点は、編成方向に逆
行するチェーン850部分だけが引張られる一方、編成
方向に運動するチェーン850部分は押しやられるので
、編目形成部が編針のかたわらを通過する時に自動的に
正しい間隔を得ることにある。
代案として編目形成部40を編成系統より短く構成する
こともでき、その場合は適当なスペーサ等によって、編
成の際に必要な間隔を設ける。
一方のガイドローラ430代わりに、チェーン85の駆
動のためにピニオン86(第6図)を設けることもでき
る。
このピニオン86は編成方向に品物の先端の手前に配設
され、やはり編針のかたわらを通過する時に針目形成部
またはスペーサを互いに突合わせる。
別の好適な実施形によれば、第6図左のガイドローラ4
3はピニオン86のほかに、予圧された弾性要素により
編成速度で駆動され、その場合このガイドローラ43の
歯形は弾性要素の予圧のもとでチェーンに係合し、ガイ
ドローラ43が停止中にチェーン85を取外せば、弾性
要素が弛緩して若干の回転角だけ回転し続けるであろう
これによって、編目形成部40またはスペーサが第6図
左のガイドローラ43によって一部にされ、ピニオン8
6はチ:r−−785または編目形成部40の駆動だけ
を取扱うこととなる。
第7図と第8図は、第1図と第3図にもとづいて述べた
、ベルト42に固定した編目形成部400代案の実施形
を示す。
各編目形成部40は第7図および第8図のようにチェー
ンと結合された内側U形構成部分90と、この上に変位
自在に配設された外側U形構成部分91を含み、2つの
U形構成部分の間に圧縮ばね93が設けてあり、弛緩状
態で2つのU形構成部分90,91を所定の間隔に保つ
外側U形構成部分91の上部に少くとも1つの案内が設
けてあり、これに第1図ないし第3図にもとづいて述べ
た板55を挿着することができる。
板55はすべり棒46および53の間の通路に編目形成
部40が進入する時に、2つのU形構成部分90,91
0間隔を保つ。
特に第8図で明らかなように、外側のU形構成部分91
に2つのカム47および48が固定されており、カム4
8は編目形成を行い、これに対してカム47は第2図と
異なり、それに続いて必要な通常の通過位置への押出し
の一部だけを行う。
通路49を形成する2つのカム47,48に2つの別の
カム95が接続する。
これは通路97を形成し、内側のU形構成部分90に固
定され、その際下側カム95は斜面98を有する。
斜面98は通常の通過位置の高さで終わり、そこで水平
の通路に移行する。
第7図と第8図に示した編目形成部40の、第2図にも
とづいて述べた編目形成部に対する利点は、通路を編針
50バツト39の高さに相当する、所望の編目形成深さ
に関係ない値にセットすることができるため、編目形成
時にあらゆる所定の編目形成深さで編針が確定的に操作
されることである。
板55によってセットされる通路49の位置にかかわり
なく、バット39は通路49を退出の後、通路9Tに進
入し、次に斜面98によって通常の不変の通過位置に持
上げられるのである。
本発明は上述の実施例に限定されるものでない。
このことは特に板55および高さが調整自在なすべり棒
53によってカム48を調整することができることを考
慮して、いえることである。
すべり棒53は一回限りセットするか、または連続する
編成過程の間に編目の長さを変化させなげればならない
場合に、適当な装置によって無段階に柄に従って調整す
ることができる。
調整のために手動式、機械式、磁気式、光学式、圧気式
、液圧式および電気式に制御しうる装置を使用すること
ができる。
編目形成部40の調整のために、編成系統があるだけの
数のすべり棒53が望ましい。
しかしながら編成技術上の理由から逐次続くカム48の
独白の調整は、編柄の場合は柄の繰返しの範囲内だけで
、またジャカード柄の場合は色配列の範囲内だけで必要
であるから、必要なすべり棒53の数を大幅に削減する
ことができる。
機械停止時に1回だけ調整が必要であれば、すべり棒の
ほかに、簡単なねじまたはスペーサで編目形成部を調整
することができる。
運転中の編機で編目形成部40を調整するためには、す
べり棒53のほかに、各編目形成部を個別にプレセット
する、針列から引離して配設した制御自在な切換装置、
または針列から引離して配設し、選別自在なスペーサを
扱う装置が適当である。
切換装置を使用する時は、例えば調整自在な部分は強い
ばねで締付け、その際切換装置のクランプ結合をカムで
解除し、次に新しい位置決めは、高さを調整しうる第二
のカムまたは調整自在なストップで行い、次いでクラン
プ結合が再び行われる。
スペーサを使用する時は所望の引込み深さに従って単数
側または複数個のスペーサを送り装置によってマガジン
から取出し、編目形成部のための調整装置に送る。
切換装置の場合のようにクランプ結合が解除され、次に
スペーサの厚みに応じて引込み深さが調整され、クラン
プ結合が再び行われる。
調整装置から取出したスペーサは選別し、再びマガジン
に入れることができる。
2つの針床をもつ編機の場合は、2つの針床の相対応す
る編成点に正確に逐次到達することに注意しなげればな
らない。
そのために2つの針床3でそれぞれ隣接する編目形成部
40をすこぶる正確に調整することが必要である。
このことを達成するために、エンドレスベルト42また
はその他の適当な送り装置、例えばチェーン、針金、ワ
イヤロープその他に穿孔、カム、ドッグ等を具備せしめ
、それに編目形成部40を所望の間隔で吊し、隣接また
は相対する編目形成部400間の相対間隔が変化せずに
、常に編成速度で循環するようにする。
編目形成部40は無限送り要素に固着する必要はなく比
較的ゆるくこれに配設し、これと共に循環することがで
きる。
この場合、バットに作用する際の編目形成部40の正確
な位置決めのために、例えば針床3に沿って送りウオー
ムを設けることによって、第二の送り装置を設ける。
これが針床3の先端で編目形成部を受取り、針床3の後
端まで送るのである。
2個以上の針床3での編目形成部40と駆動軸70位相
関係は適当な連結、例えばギヤを使用して作成し、変化
させる。
針床当りの必要な編目形成部40の数は、編成速度で返
送を行う場合、存在する系統の数の2倍以上である。
代案として特に2つの送り装置を使用する時は、編目形
成部を編成速度より遥かに大きな速度で返送することも
できる。
この場合は返送速度に応じて遥かに少い編目形成部40
で済む。
他の編目形成部40にも属するすべり棒53の位置を変
えないで、編目形成部40を様々な編目形成深さにセッ
トすることが望ましい時は、この編目形成部に第2の板
5を取付けることができ、これが所望の時点に接続され
る別のすべり棒と相互作用する。
上記の装置は特に引抜き糸を有する編物の製造に適する
編目形成部40の代わりに、またはその補助として、逆
方向に働くカムを設けることができる。
このカムは例えば通常の最高位以上への編針の押出しを
行う。
このようなカムによって一方の針床の編針の編目の、他
方の針床の編針への掛は移しが制御される。
この場合も編針とカム板との伝動結合は、編針がカム板
によって引き起こされる運動に加えて、該カム板が生じ
る運勤行程より小さな距離だけ移動しうるような遊間を
有する。
この発明の目的、構成および効果は以上の通りであるが
、この発明の特徴を要約すれば、以下の通りである。
(1)少くとも1個の編針と、該編針を2つの相反する
方向に運動させるための、該編針と連動する編心カム板
と、上記の2つの方向の内の少くとも一方の運勤行程の
大きさを調整するための装置とを有する編機において、
編針5がカム10によって生起される運動に加えて、こ
の運動より小さい距離を運動することができるように、
編針5とカム板10の伝動結合が遊間を有し、かつ運勤
行程の大きさを調整する装置が上記の距離の予選択可能
な部分だけ一方の方向に編針5を補助的に運動させるた
めの手段40を含むことを特徴とする編機。
(2)補助運動のための手段が、編針5の運動方向を横
切って運動しうる調整自在な編目形成部40を含むこと
を特徴とする前記第1項記載の編機。
(3)編目形成部40が編針5のバット39と相互作用
することを特徴とする前記第2項記載の編機。
(4)少くとも1個の針床を有し、これにバットを有し
、平行に配列された複数個の編針が支持され、該編針に
それぞれ1個のカム板が配属され、その際これらのカム
板が回転自在な駆動軸上に角度をずらせて配設されてい
る。
前記第2項または第3項記載の編機において、編目形成
部40が針床3に沿って移動しうる送り装置に配設され
ており、バット39に作用する、一方の方向に上昇する
カム48を有し、カム板10が生起する一方の方向の運
動の終了の直前の編針50バツト39の位置に相当する
高さで上記のカム48が始まり、かつ編目形成部40の
運動がカム板100角度の食違いに原因する個々の編針
5の位相関係に適応するように、送り装置の速度と駆動
軸70回転速度が同期化しであることを特徴とする編針
(5)編目形成部40がバット39に送り方向に作用す
る第二のカム4Tを有し、その上昇部が編目形成部40
の運動方向に第一のカム48の末端の後方で始まること
を特徴とする前記第2項ないし第4項の1項に記載の編
機。
(6)系統数に相当する数の編目形成部40が設けてあ
り、系統の間隔に相当する間隔で配列されていることを
特徴とする前記第4項または第5項記載の編機。
(7)少くとも1個の別の編目形成部40と、針床3の
後端に到着する編目形成部40をバット39に作用させ
ずに針床3の先端に返送する装置が設けであることを特
徴とする前記第6項記載の編機。
(8)送り装置が少くとも2個のガイドローラ430回
りに導かれた。
編成速度で循環する無限送り要素42,45を有し、そ
の編成方向に運動する部分が編目形成部40をバット3
90区域に配置し、かつ送り要素42,85に系統数と
比較して少くとも倍数の編目形成部40が固定されてい
ることを特徴とする前記第6項または第7項記載の編機
(9)針床3の全長に伸張する固定すべり棒46が設け
てあり、編目形成部40が編成方向に運動中その上をす
べり、かつ上記すベリ棒46が編針5に対して特定の位
置に配設されていることを特徴とする前記第8項記載の
編機。
α0)第一のカム48がばね51.93の力に逆らって
編目形成部40の上で変位しうるように支持されている
ことを特徴とする前記第4項ないし第9項の1項に記載
の編機。
002つのカム47,48がばね93の力に逆らって編
目形成部40の上で変位しうるように支持された共同の
構成部分91に固定されていることを特徴とする前記第
5項ないし第9項の1項に記載の編機。
0カ 針床3の全長に伸張する調整自在な、少くとも1
個のすべり棒53が設けてあり、カム48が編成方向の
編目形成部40の送りの際にこのすべり棒に導かれ、か
つ編針5の補助運動の大きさがこのすべり棒によって調
整されることを特徴とする前記第10項または第11項
記載の編機。
03)複数個の平行の、様々に整定することができるす
べり棒53が設げてあり、各カム48がはめ込み式の板
55によって少くとも1個の予選択したすべり棒53に
当接されることを特徴とする前記12項記載の縮媒 αa 各カム48に独自のすべり棒53が配属されてい
ることを特徴とする前記第12項または第13項記載の
編機。
α均 編目形成部40が編成方向にカム47,48の後
方に2個の別のカム95を有し、該カム95は固定すべ
り棒46上をすべる編目形成部40の部分に固定され、
一つの通路97をなし、そこにバット39がカム47,
48を退出の後、進入し、その出口がバラ1390通常
の通過位置の高さで終ることを特徴とする前記第11項
ないし第13項の1項に記載の編機。
(16)送り装置が少くとも2個の歯付きガイドローラ
43の上に導かれた、編成速度で循環するエンドレスチ
ェーン85を含み、そのリンクが遊間を置いて互いに結
合され、その際一方のガイドローラ43が編成方向に品
物の先端手前に配設され、編成速度で駆動され、他方の
ガイドローラ43が編成方向に品物の後端の後方に配設
され、ブレーキ87,88の干渉を受けることを特徴と
する前記第4項ないし第15項の1項に記載の編機。
卸 送り装置が少くとも2個の歯付きガイドローラ43
の上に導かれた、編成方向に循環するエンドレスチェン
85を含み、そのリンクが遊間を置いて互いに結合され
、その際一方のガイドローラ43が編成方向に品物の後
端の後方に配設されており、ブレーキ87,88の影響
を受け、かつチェーン85の駆動のために、編成方向に
品物先端手前に配設され、チェーン85と係合し、編成
速度で駆動されるピニオン86が設けであることを特徴
とする前記第4項ないし第15項の1項に記載の編機。
(18他方のガイドローラ43が編成方向にピニオン8
6の手前に配設され、編成速度で駆動され、かつこのガ
イドローラ43の駆動が弾性要素によって行われ、その
際ガイドローラが上記弾性要素の予圧のもとでチェーン
85に係合することを特徴とする前記第17項記載の編
機。
(11運動行程の大きさを調整する手段が編目形成部の
調整自在な部分に作用する切換装置を有することを特徴
とする前記第4項ないし第11項および第15項の1項
に記載の編機。
(20)運動行程の大きさを調整する手段が様々な太さ
のスペーサのマガジンと、編目形成部の調整装置と、選
択したスペーサを上記調整装置に送るための供給装置と
を有し、その際上記調整装置が選択したスペーサの総厚
みに従って編目形成部の調整を行うことを特徴とする前
記第4項ないし第11項および第15項の1項に記載の
編機。
(21)編針5とカム板10の伝動結合のために、相反
する2方向に常にカム板10と伝動結合された駆動要素
12が設けてあり、かつ上記駆動要素12が上記の2方
向の一方で編針5の押出し手段28と相互作用する押出
し部23と、逆方向で編針5の引込み手段29と相互作
用する引込み部25とを有し、その際押出し部25と引
込み手段240間隔が押出し手段28と引込み手段29
0間隔より大きいことを特徴とする前記第1項ないし第
20項の1項に記載の編機。
(2望 編針5とカム板10の伝動結合のために駆動
要素12が、また駆動要素12と編針の柄に従った連結
のために柄に従って制御される結合要素16が設けであ
ることを特徴とする前記第1項ないし第21項の1項に
記載の編機。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による編機の斜視概観図、第2図は第1
図の編機の拡大部分図、第3図は第1図の編機の針床の
断面図、第4図はカム板の1回転の間の編針の個々の運
動段階の概略図、第5図は第4図に示す場所IないしV
の針床の断面概略図、第6図は第2図で明らかな本発明
による編目形成部の駆動装置の図、第1図および第8図
は本発明による編目形成部の実施形の図を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少くとも1個の編針と、該編針を2つの相反する方
    向に運動させるための、該編針と連動する編心カム板と
    、上記の2つの方向の内の少くとも一方の運勤行程の大
    きさを調整するための装置とを有する編機において、編
    針5がカム10によって生起される運動に加えて、この
    運動より小さい距離を運動することができるように11
    編針5とカム板10の伝動結合が週間を有し、かつ運勤
    行程の大きさを調整する装置が上記の距離の予選択可能
    な部分だけ一方の方向に編針5を補助的に運動させるた
    めの手段40を含むことを特徴とする編機0 2 補助運動のための手段が、編針5の運動方向を横切
    って運動しうる調整自在な編目形成部40を含むことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の編機。 3 少くとも1個の針床を有し、これにバットを有し、
    平行に配列された複数個の編針が支持され、該編針にそ
    れぞれ1個のカム板が配属され、その際これらのカム板
    が回転自在な駆動軸上に角度をずらせて配設されている
    、特許請求の範囲第2項記載の編機において、編目形成
    部40が針床3に沿って移動しうる送り装置に配設され
    ており、バット39に作用する、一方の方向に上昇する
    カム48を有し、カム板10が生起する一方の方向の運
    動の終了の直前の編針50バツト39の位置に相当する
    高さで上記のカム48が始まり、かつ編目形成部40の
    運動がカム板100角度の食違いに原因する個々の編針
    50位相関係に適応するように、送り装置の速度と駆動
    軸70回転速度が同期化しであることを特徴とする編機
    。 4 編目形成部40がバット39に送り方向に作用する
    第二のカム47を有し、その上昇部が編目形成部40の
    運動方向に第一のカム48の末端の後方で始まることを
    特徴とする特許請求の範囲第2項または第3項記載の編
    機。 5 編目形成部40が編成方向にカム47,48の後方
    に2個の別のカム95を有し、該カム95は固定すべり
    棒46上をすべる編目形成部400部分に固定され、一
    つの通路97をなし、そこにバット39がカム47,4
    8を退出の後、進入し、その出口がバラ1390通常の
    通過位置の高さで終ることを特徴とする特許請求の範囲
    第4項記載の編機。
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