JPS585149Y2 - 歯付ベルト用のテンショナ - Google Patents
歯付ベルト用のテンショナInfo
- Publication number
- JPS585149Y2 JPS585149Y2 JP4398479U JP4398479U JPS585149Y2 JP S585149 Y2 JPS585149 Y2 JP S585149Y2 JP 4398479 U JP4398479 U JP 4398479U JP 4398479 U JP4398479 U JP 4398479U JP S585149 Y2 JPS585149 Y2 JP S585149Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support plate
- belt
- tensioner
- tension
- pulley
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は歯付ベルト用のテンショナに関する。
歯付ベルトは同期伝動に用いられ、目飛びなどを生じな
いようテンショナによって適当な張力を与えておく必要
がある。
いようテンショナによって適当な張力を与えておく必要
がある。
例えば、歯付ベルトをエンジンのカムシャフト駆動に用
いる場合には、周囲温度が高く熱膨張が犬ぎいこと、及
びエンジン回転数が犬なるときに振動を起し易いこと等
の事情から、テンショナにより適当な張力範囲に保持し
なければならないが、従来は、第１図に示すように剛体
のプーリ１を支持した支持板２をピン３により枢支する
と共にばね４を張設し、ボルト５をゆるめてばね４又は
手押しによりプーリ１をベルト６に適当な初隈力を与え
るように調整したのち、ボルト５を締めて支持板２を固
定するのであり、前記初張力の再調整は行わないのが普
通である。
いる場合には、周囲温度が高く熱膨張が犬ぎいこと、及
びエンジン回転数が犬なるときに振動を起し易いこと等
の事情から、テンショナにより適当な張力範囲に保持し
なければならないが、従来は、第１図に示すように剛体
のプーリ１を支持した支持板２をピン３により枢支する
と共にばね４を張設し、ボルト５をゆるめてばね４又は
手押しによりプーリ１をベルト６に適当な初隈力を与え
るように調整したのち、ボルト５を締めて支持板２を固
定するのであり、前記初張力の再調整は行わないのが普
通である。
この場合ボルト５をゆるめてばね４によりプーリ１をベ
ルト６に圧接させて運転することはテンショナが振動し
てベルト５が目飛びを生ずるおそれがあるから不可であ
る。
ルト６に圧接させて運転することはテンショナが振動し
てベルト５が目飛びを生ずるおそれがあるから不可であ
る。
しかしながら、ベルト６は前記のように熱膨張が大きく
、しかも経年伸長を起すから、前記初張力は過大又は過
小になり易く、過大ならばベルト６の過度の屈曲による
破断、伝動軸軸受の容量の増大等を招き、過小ならば目
飛び、及びこれによるベルトの歯の損傷を招く等の不利
があり、いずれにしてもボルト５を締めつげることは好
ましくない結果を招く欠点がある。
、しかも経年伸長を起すから、前記初張力は過大又は過
小になり易く、過大ならばベルト６の過度の屈曲による
破断、伝動軸軸受の容量の増大等を招き、過小ならば目
飛び、及びこれによるベルトの歯の損傷を招く等の不利
があり、いずれにしてもボルト５を締めつげることは好
ましくない結果を招く欠点がある。
本案は支持板２をピン３により揺動可能に支持し、支持
板２に摩擦片を摺接させて揺動中を減少させることによ
り従来の上記欠点を除去したもので、以下図示の実施例
について説明する。
板２に摩擦片を摺接させて揺動中を減少させることによ
り従来の上記欠点を除去したもので、以下図示の実施例
について説明する。
但し第１図と同符号のものは同＝構成部分を示す。
第２図、第３図に示ス、、実施例においては、支持板２
ａをピ′／３により蝋動自由に枢支し、引張ばねＴにて
プーリ１．、をベルト６に圧接させ、支持板２ａに摩擦
装置８に・“↓つて前詰揺動を制する摩擦力を与える。
ａをピ′／３により蝋動自由に枢支し、引張ばねＴにて
プーリ１．、をベルト６に圧接させ、支持板２ａに摩擦
装置８に・“↓つて前詰揺動を制する摩擦力を与える。
２゛゛摩擦装置８は、ボルト′９にて固定した
固定部材１０に案内筒１１を取付け・、その中に案内移
動する可動摩擦片１，２と圧縮ばわ１３とを収納し、可
動摩擦片１２と固定摩擦片１４との間に支持板２ａを挟
圧させる構造である。
固定部材１０に案内筒１１を取付け・、その中に案内移
動する可動摩擦片１，２と圧縮ばわ１３とを収納し、可
動摩擦片１２と固定摩擦片１４との間に支持板２ａを挟
圧させる構造である。
ここに摩擦片１２゜１４は少（もその一方を摩擦ブレー
キ用材をもって構成するものとし、摩擦力はばねＩによ
る支持板２ａの揺動を妨げない程度の大きさに選定する
ものとする。
キ用材をもって構成するものとし、摩擦力はばねＩによ
る支持板２ａの揺動を妨げない程度の大きさに選定する
ものとする。
しかるとき、ベルト６の張力変化はばねＩの張力により
補償されて、ベルト６は適当な張力範囲に保持されると
共に、ベルト６の駆動も前記摩擦力に吸収されて、従来
の如きベルト６の張力の過不足の問題は解決され、ベル
ト６の振動も減衰される。
補償されて、ベルト６は適当な張力範囲に保持されると
共に、ベルト６の駆動も前記摩擦力に吸収されて、従来
の如きベルト６の張力の過不足の問題は解決され、ベル
ト６の振動も減衰される。
第４図、第５図に示す他の実施例においては、摩擦装置
８ａとしてボルト５に挿通したスプリングワシャ１５を
用い、ボルト５を適度に締めてスプリングワシャ１５を
支持板２に弾性的に圧接させ、スプリングワシャ１５と
支持板２との間に摩擦装置８と同様の摩擦力を与える。
８ａとしてボルト５に挿通したスプリングワシャ１５を
用い、ボルト５を適度に締めてスプリングワシャ１５を
支持板２に弾性的に圧接させ、スプリングワシャ１５と
支持板２との間に摩擦装置８と同様の摩擦力を与える。
しかるとき摩擦装置８ａに摩擦装置８と同様の作用効果
をもたせ得ることは説明するまでもなく容易に理解し得
るであろう。
をもたせ得ることは説明するまでもなく容易に理解し得
るであろう。
本案は上記構成を有し、歯付ベルトの張力を適度り値に
保持して歯長ベルトの寿命を長からしめ、また伝動軸の
軸荷重を軽減し得る効果を有する。
保持して歯長ベルトの寿命を長からしめ、また伝動軸の
軸荷重を軽減し得る効果を有する。
第１図は従来のテンショナの使用状態を示す立面図、第
２図は本案の一実施例の使用状態を示す立面図、第３図
は第２図のＡ−Ａ線断面図、第４図は他の実施ｆＦ）使
用状態を示す立面図、第５図は第４図のＢ−Ｂ線断面図
である。 １・・・・・・プーリ、２，２ａ・・・・・・支持板、
６・・・・・・歯付ベルト、８，１５・・・・・・摩擦
片。
２図は本案の一実施例の使用状態を示す立面図、第３図
は第２図のＡ−Ａ線断面図、第４図は他の実施ｆＦ）使
用状態を示す立面図、第５図は第４図のＢ−Ｂ線断面図
である。 １・・・・・・プーリ、２，２ａ・・・・・・支持板、
６・・・・・・歯付ベルト、８，１５・・・・・・摩擦
片。
Claims (1)
- 揺動自由に一端を支持した支持板の他端にプーリを支持
し、支持板に゛前記揺動力向にばわ圧を加えてプーリ゛
を歯付ベルトに邂□に弾接せしめると共に、支持板に前
記弾接を妨げない程度の摩擦力を加える摩擦片を摺接さ
せ廷歯付ベルト用のテンショナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4398479U JPS585149Y2 (ja) | 1979-04-05 | 1979-04-05 | 歯付ベルト用のテンショナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4398479U JPS585149Y2 (ja) | 1979-04-05 | 1979-04-05 | 歯付ベルト用のテンショナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55144243U JPS55144243U (ja) | 1980-10-16 |
| JPS585149Y2 true JPS585149Y2 (ja) | 1983-01-28 |
Family
ID=28919437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4398479U Expired JPS585149Y2 (ja) | 1979-04-05 | 1979-04-05 | 歯付ベルト用のテンショナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS585149Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5838190Y2 (ja) * | 1979-09-03 | 1983-08-29 | ヤンマーディーゼル株式会社 | ベルトのテンシヨンプ−リ装置 |
| JPS621485Y2 (ja) * | 1981-04-27 | 1987-01-14 |
-
1979
- 1979-04-05 JP JP4398479U patent/JPS585149Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55144243U (ja) | 1980-10-16 |
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