JPS5851199Y2 - パンタグラフ形ジャッキ - Google Patents

パンタグラフ形ジャッキ

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JPS5851199Y2
JPS5851199Y2 JP6765179U JP6765179U JPS5851199Y2 JP S5851199 Y2 JPS5851199 Y2 JP S5851199Y2 JP 6765179 U JP6765179 U JP 6765179U JP 6765179 U JP6765179 U JP 6765179U JP S5851199 Y2 JPS5851199 Y2 JP S5851199Y2
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long
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JP6765179U
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隼人 那須
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は物体、特に自動車の車体の一部を持ち上げる
ために用いるパンタグラフ形ジヤツキに関するもので、
この種のジヤツキの軽量化およびコンパクト化と操作速
度のアップを主要な目的として案出したものである。
一実施例を示した図面を参照しながら説明すると、この
考案のジヤツキは、まず、ジヤツキベース11の上方に
おいて実質上水平にのびるそれ自体は周知の操作ねじ棒
13を備えている。
この操作ねじ棒13は一端に、軸方向には移動不能であ
るが軸周りには相対的に回転可能な支受メタル15が係
合させてあり、その軸方向の実質部を占めるねじ部には
、相対的に回転可能であるとともに軸方向に移動可能な
ナツト17が係合させである。
このジヤツキは、また、ジヤツキベース11と操作ねじ
棒13との間に延在するそれ自体は周知の第1の長リン
ク19と、操作ねじ棒13の上側に延在するこれ自体も
周知の第2の長リンク25を備えている。
第1の長リンク19は一端(下端)がジヤツキベース1
1に、他端(上端)が支受メタル15(図示例の場合)
またはナツト11に枢着されているとともに一端の端縁
部には、ジヤツキベース11における枢着点を中心とす
る複数個の歯23が形成しである。
一方策2の長リンク25は一端(下端)が第1の長リン
ク19の他端を枢着した支受メタル15(図示例の場合
)またはナツト17に枢着されており、他端(上端)に
はジヤツキヘッド27が取付けである。
図示した第1と第2の長リンク19.25はいずれも操
作ねじ棒13の外径よりも大きい幅を有するチャンネル
形で、後者が前者に内包されるように前者の幅が後者の
それよりも大きくしてあり、また第1の長リンク19の
一端の歯23は、該端部を含む部分に一体的に固定した
チャンネル形の補強短リンク21に形成しである。
この考案のジヤツキは、ざらに、操作ねじ棒13の下側
の第1の長リンク19と操作ねじ棒13との間に延在す
る第1の中リンク29と、操作ねじ棒13の上側の第2
の長リンク25と操作ねじ棒13との間に延在する第2
の中リンク31を備えている。
第1の中リンク29は、第1と第2の長リンク19.2
5よりも長さが短く、一端が第1の長リンク19の長さ
方向の中間部に枢着されている一方、他端が、第1の長
リンク19の他端と第2の長リンク25の一端が不枢着
のナツト17(図示例の場合)または支受メタル15に
枢着されており、これにより第1の長リンク19および
操作ねじ棒13とともに閉三角形を形成している。
これに対して第2の中リンク31は長さの点は第1の中
リンク29と同様であるが、一端が第1の中リンク29
の他端を枢着したナツト17(図示例の場合)または支
受メタル15に枢着されているとともに、他端が第2の
長リンク25の長さ方向に枢着されており、これにより
第2の長リンク25および操作ねじ棒13とともに閉三
角形を形成するとともlこ、第1と第2の長リンク19
.25および第1の中リンク29とともに閉四角形を形
成する形になっている。
図示した第1と第2の中リンク29.31も第1と第2
の長リンク19.25と同じように、幅が操作ねじ棒1
3の外径よりも大きいチャンネル形で、前者が第1の長
リンク19に後者が第2の長リンク25IIこ内包され
るとともに後者が前者に内包されるような幅関係を有し
ている。
このジヤツキは、さらにまた、ジヤツキベース11と第
1の中リンク29との間に延在する、第1と第2の中リ
ンク29.31よりも長さの短い第1と第2の短リンク
33.37を備えている。
この第1と第2の短リンク33.37はその他端と一端
が互いに枢着されているとともに、前者の一端はジヤツ
キベース11に、後者の他端は第1の中リンク29の長
さ方向の中間部にそれぞれ枢着されている。
また第1の短リンク33の一端縁部には、第1の長リン
ク19の一端の歯23と係合する複数個の歯35がジヤ
ツキベース11における枢着点として形成しである。
図示した第1および第2の短リンク33.37もチャン
ネル形で、後者は第1の中リンク29を、前者は後者を
内包可能な幅を備えている。
この考案のジヤツキは上述したような操作ねじ棒13、
第1と第2の長リンク19.25、第1と第2の中リン
ク29.31および第1と第2の短リンク33.37を
備えたもので、その不使用時には、第1図に示したよう
に、第1と第2の長リンク19.25および第1と第2
の中リンク29.31が操作ねじ棒13を上下から挾む
ように折り重なるとともに、第1と第2の短リンク33
.37が第1の中リンク29とジヤツキベース11の間
に挾まれるような形で折り重なって、ジヤツキヘッド2
1がジヤツキベース11に近接した高さの低い状態にな
る。
このような不使用の状態において、操作ねじ棒13を操
作端〔図示例では支受メタル15にスラスト軸受13a
を介して固定したソケット13bからなっている〕を介
して正転させていくと、操作ねじ棒13のねじ部に係合
するナツト17が操作ねじ棒13に沿って支受メタル1
5に接近する方向に移動し、これにより閉四角形を形成
する第1の長リンク19、第2の長リンク25、第1の
中リンク29および第2の中リンク31の4個のリンク
がそれぞれ、支受メタル15(図示例の場合)またはナ
ツト17とジヤツキベース11における枢着点、支受メ
タル15(図示例の場合)またはナツト17における枢
着点、ナツト17(図示例の場合)または支受メタル1
5と第1の長リンク19における枢着点、およびナツト
17(図示例の場合)または支受メタル15と第2の長
リンク25における枢着点を基点として、第1の長リン
ク19の他端部と第2の長リンク25の一端部間および
第1の中リンク29の他端部と第2の中リンク31の一
端部間の角度(内角)が増すように相対的に枢動すると
同時に、第1の短リンク33および第2の短リンク37
がそれぞれ、ジヤツキベース11と第2の短リンク37
4こおける枢着点および第1の中リンク29と第1の短
リンク33における枢着点を基点として、第1の短リン
ク33の他端部と第2の短リンク37の一端部との間の
角度(内角)を増すように相対的に枢動する。
この結果ジヤツキヘッド27はジヤツキベース11に対
する距離(間隔)を増大する形で垂直方向に上昇して、
ジヤツキヘッド27に係合する物体を所望の高さ位置ま
で持ち上げる第2図に示したような使用状態になる。
一方このようにジヤツキヘッド27がジヤツキベース1
1に対して離間した使用状態において、操作ねじ棒13
を操作端を介して逆転させていくと、ナツト17が操作
ねじ棒13に沿って支受メタル15から離隔する方向に
移動し、この結果第1と第2の長リンク19.25、第
1と第2の中リンク29.31および第1と第2の短リ
ンク33.37が、それぞれ第1の長、中および短の各
リンク19.29.33の他端部と第2の長、中および
短の各リンク25.31.37の一端部との間の角度(
内角)を減少するように相対的に枢動し、最終的には第
1図に示したような不使用の状態になる。
以上説明したところから明らかなように、この考案のジ
ヤツキは、周知の閉囲角形を形成する4個の長リンクと
操作ねじ棒を備えたジヤツキと比較すると、部材的には
2個の長リンクに代えて2個の中リンク29.31と2
個の短リンク33゜37を用いたものということができ
るが、この考案のジヤツキにおいては、特に長リンクよ
りも短長な第1と第2の中リンク29.31の第1と第
2の長リンク19.25の長さ方向の中間部における枢
着構成の点から、1個の長リンク19または25の長さ
と1個の中リンク29または31の長さの和以下の短い
操作ねじ棒を用いることができるのに対し、周知のジヤ
ツキでは、2個の長リンクの長さの和以上の長さの操作
ねじ棒が必要であることから、この考案のジヤツキは周
知のジヤツキに比して軽量でよりコンパクトな形になる
またこの考案のジヤツキは、周知のジヤツキと比べると
、中リンク29.31の短長性とその長リンク19.2
5の中間部に対する枢着構成の点から、操作ねじ棒13
の単位回転量、したがってナツト17の操作ねじ棒13
に沿う単位移動量に対する第1と第2の長リンク19
、25問および第1と第2の中リンク29.31間の相
対的な枢動量が大きく、したがってジヤツキヘッド27
のジヤツキベース11に対する離間、接近速度が大きく
、ジヤツキ操作をより迅速に行うことができる。
なおこの考案のジヤツキは、第1の長リンク19の一端
の歯23と第1の短リンク33の一端の歯35との係合
によって、ジヤツキヘッド27および操作ねじ棒13が
ジヤツキベース11に対して常時実質上水平に保持され
るので、安定性が良く操作し易いという利点も備えてい
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案のパンタグラフ形ジヤツキの一実施例を
示したもので、第1図は不使用時の側面図、第2図は使
用時の一部を切欠いた側面図である。 11・・・・・・ジヤツキベース、13・・・・・・操
作ねじ棒、15・・・・・・支受メタル、17・・・・
・・ナツト、19・・・・・・第1の長リンク、23.
35・・・・・・歯、25・・・・・・第2の長リンク
、27・・・・・・ジヤツキヘッド、29・・・・・・
第1の中リンク、31・・・・・・第2の中リンク、3
3・・・・・・第1の短リンク、37・・・・・・第2
の短リンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ジヤツキベースの上方において実質上水平にのびる、一
    端に軸方向に移動不能であるが軸周りに相対的に回転可
    能な支受メタルを係合させ、軸方向の実質部を占めるね
    じ部に相対的に回転可能でかつ軸方向に移動可能なナツ
    トを係合させた操作ねじ棒と、ジヤツキベースと操作ね
    じ棒との間に延在する、一端をジヤツキベースに枢着す
    るとともに他端を支受メタルまたはナツトに枢着し、か
    つ一端の端縁部にジヤツキベースにおける枢着点を中心
    にする複数個の歯を形成した第1の長リンクと、操作ね
    じ棒の上側に延在する、一端を、第1の長リンクの他端
    を枢着した支受メタルまたはナツトに枢着するとともに
    他端にジヤツキヘッドを取付けた第2の長リンクと、第
    1の長リンクと操作ねじ棒との間に延在する、一端を第
    1の長リンクの長さ方向の中間部に枢着し、他端を、第
    1の長リンクの他端と第2の長リンクの一端が不枢着の
    ナツトまたは支受メタルに枢着した第1の中リンクと、
    操作ねじ棒と第2の長リンクとの間fこ延在する、一端
    を、第1の中リンクの他端を枢着したナツトまたは支受
    メタルに枢着し、他端を第2の長リンクの長さ方向に中
    間部に枢着した第2の中リンクと、ジヤツキベースと第
    1の中リンクとの間に延在する、一端をジヤツキベース
    に枢着するとともに該端の端縁部に、第1の長リンクの
    一端の歯と係合する複数個の歯を形成した第1の短リン
    クおよび他端を第1の中リンクの長さ方向の中間部に枢
    着し、一端を第1の短リンクの他端に枢着した第2の短
    リンクとを備えてなるパンタグラフ形ジヤツキ。
JP6765179U 1979-05-19 1979-05-19 パンタグラフ形ジャッキ Expired JPS5851199Y2 (ja)

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JPS55167989U JPS55167989U (ja) 1980-12-03
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