JPS5851055B2 - 易切断性テ−プ - Google Patents

易切断性テ−プ

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JPS5851055B2
JPS5851055B2 JP51094063A JP9406376A JPS5851055B2 JP S5851055 B2 JPS5851055 B2 JP S5851055B2 JP 51094063 A JP51094063 A JP 51094063A JP 9406376 A JP9406376 A JP 9406376A JP S5851055 B2 JPS5851055 B2 JP S5851055B2
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JP
Japan
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tape
film
cut
adhesive
polyethylene terephthalate
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JP51094063A
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隆雄 中條
茂 塩崎
幸夫 三石
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Decoration Of Textiles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は易切断性テープに関する。
更に詳しくは、手で容易に切断でき、しかも透明性2機
械的強度、滑らかさ2寸法安定性、温度安定性、耐摩耗
性、耐水性等の優れたテープを提供しようとするもので
ある。
テープは、粘着用テープ、結束用テープ、ティアテープ
等として広汎な用途を有する。
テープ用ベースフィルムとしては、従来、セロファンが
大量に用いられてきた。
セロファンは優れた透明性。滑らかさ、低い破断伸度、
易切断性といった使い易い性質を、有し、併せて多くの
支持用や包装用に適合する機械的強度を有している。
然しながらセロファンは、長期に保存しておくと、日光
或いは低温雰囲気の影響で劣化し、脆化或いは黄化する
欠点を有する。
更に又、用途によっては1寸法安定性、温度安定性、耐
薬品性、耐摩耗性、耐水性を必要とされる分野があるが
、セロファンはこれら条件を満足できない。
このような欠点のないテープとして、ポリプロピレン−
軸延伸フィルムをベースとするテープが従来の、藁なわ
、布テープ。
紙テープ、紙ひも、綿ひも、麻ひも等の代替品として広
汎に用いられるようになったが、該テープは手で切断す
るのが容易でなく、鋏等の切断治具を携帯する必要があ
るという欠点がある。
本発明者は、セロファンの有する前記欠点も、ポリプロ
ピレンチーブの有する前記欠点もなくし、しかもセロフ
ァンやポリプロピレンチーブの長所を併せ保持するよう
なテープについて鋭意研究の結果、テープのベースフィ
ルムとして固有粘度が0.35以上0.58以下で、厚
さが28μ以下の二軸配向ポリエチレンテレフタレート
フィルムを用い、しかも、テープの側縁に微小な刻みを
設けるならば、このような要望を満たすテープが得られ
ることを見出し、本発明に到達した。
即ち、本発明は、固有粘度が0.35以上0158以下
で、厚さ28μ以下の二軸配向ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムよりなり、側縁に微小な刻みを設けたこと
を特徴とする易切断性テープである。
本発明にいうポリエチレンテレフタレートとは、共重合
されないポリエチレンテレフタレート・ホモポリマーの
みならず、繰り返し単位の数の85モル%以上がエチレ
ンテレフタレート単位よりなり、残りが他の成分である
ような共重合ポリエチレンテレフタレートや、ポリエチ
レンテレフタレートが85重量俤以上(好ましくは90
重量係以上)を占め、他の重合体が15重量φ以下(好
ましくは10重量優以下)であるようなポリマーブレン
ドを含む。
ブレンドできる重合体としては、ポリアミド、ポリオレ
フィン、他種ポリエステル等が例示される。
又前記ポリエチレンテレフタレートは必要に応じて滑剤
、艶消剤2着色剤、安定剤、可塑剤、紫外線吸収剤、酸
化防止剤、帯電防止剤等を含有するものであってもよい
本発明のテープのベースとして用いるポリエチレンテレ
フタレートフィルムは、二軸配向されており、しかも該
フィルムの固有粘度は0.35以上0.58以下で、厚
さく平均)が28μ以下のものでなければならない。
フィルムの固有粘度が0.35よりも低いと、フィルム
の延伸が難しく破断が頻発する上に、得られたフィルム
もその機械的強度が弱く、刻みを付けたテープ及びテー
プとして使用する時、ディスベンザ−等で、或いは手で
切断しようとすると、その方向(通常、横方向)と無関
係な方向にも裂は目が入ったり、粘着テープの場合巻上
げられたテープから必要な長さだけ剥がして切り取ろう
とする際にテープがきれいに剥がれないで一部がちぎれ
て、内側に巻かれていたテープ上に残ったりする等のト
ラブルが生じ、実用上好ましくない。
また固有粘度が0.58よりも高いと、刻みをつけたテ
ープをディスベンザ−等で切断するのは容易であるが、
手で切断するには切断強度が大きすぎ、切断しにくくな
るので好ましくない。
またフィルムの厚さく平均)が28μよりも犬であると
、粘着テープの切断強度が大きくなりすぎるので好まし
くない。
前記フィルムの固有粘度は0.38〜0.56、特に0
.41〜0.54が好ましい。
またフィルムの厚さが余り薄すぎると腰が弱くなって、
静電気のためにテープが手にまつわりついたり、テープ
自体がくるくると巻く傾向が生ずるので、フィルムの厚
さは12μ以上にするのがよく、とりわけ12〜25μ
にするのが好ましい。
15〜23μにするのが最もよい。
本発明のテープのベース用フィルムは、例えば通常の押
出温度(260〜280°C)で溶融押出されたポリエ
チレンテレフタレート未延伸フィルム(固有粘度0.3
5〜0.58のもの)を、一軸延伸(縦延伸或いは横延
伸)後、更に前記延伸方向と直角の方向(前記延伸が縦
方向であるならば今度は横方向)に延伸すると得られる
延伸条件は、例えば延伸温度(縦横共R: ) 8 Q
〜】】0℃(但し、縦横共同じ温度でなくともよい。
)、延伸倍率2.5〜4.5倍(但し、縦横共同じ倍率
でなくてもよい。
)で縦横逐次二軸延伸し、200〜240°Cで5〜3
0秒間熱固定すると得られる。
横延伸倍率は縦延伸倍率の1.5倍以下に、するのが好
ましく。
とりわけ横延伸倍率を縦延伸倍率の1.3倍以下(更に
好ましくは1.2倍以下)にするのが好ましい。
縦方向の延伸倍率は横方向より大きくても小さくてもよ
い。
得られた二軸配向フィルムの密度はその延伸条件や熱固
定条件によって若干変化するが、通常約1.397〜1
.415 g/cyrt3である。
しかし1本発明で用いるポリエチレンテレフタレートフ
ィルムは、このような方法で製造されたもののみには限
られない。
本発明で用いる二軸配向フィルムは、縦方向の屈折率n
及び横方向の屈折率n、が次式を満足するものが好ま
しい。
1.629≦nX≦1.694 1.629≦n、≦1.694 とりわけ、更にn y n xが −0,062≦n y n x≦0.065特に −
0,058≦n y n x≦0.060最も好まし
くは 一部、 054≦n、 −nx≦0.054であるのが
よい。
本発明では、前記二軸配向フィルムをスリットして得た
テープの側縁に微小な刻みを設ける。
該刻みは、テープの側端から内側へ向う切込みであって
も、鋸歯状のギザギザであっても、クラックであっても
よい。
クラックの場合、テープの側縁のみにとどまらず内面ま
で拡がっていても、外観上はともかく、実用上は差支え
ない。
刻みの深さく側縁から刻みの先端までの、側縁と直角方
向の距離)は小さすぎると、手で切断するのが難しくな
り、大きすぎると外観上よくないので、10〜200μ
にするのが好ましい。
刻みの数は余り粗であると手で容易に切断できるところ
と切断が困難なところとが生ずるようになるので、実用
上任意のところから手で容易に切断できるには、側縁の
長さl mm当りの刻みの数が5個以上であるのが好ま
しい。
一方、余り刻みの数を多くするのもη口王が煩雑になる
のみなので、通常、側縁の長さ1間当り50個以下にす
ることが多い。
このような刻みをテープの側縁に付与する一つの方法と
して、ポリエチレンテレフタレート二軸配向フィルムを
微小な刻み状のエツジを有するスリット刃によりテープ
状にスリットする方法が挙げられる。
ここで用いるスリット刃は、通常の平滑なエツジを有す
るエツジの刃に、溶融アルミナ研削材の20番〜80番
′(JIS R6001)粗粒を砂吹きすることによ
り微小な刻み状のエツジを有するまで研摩すると作るこ
とができる。
研削材として、溶融アルミナ研削材の他、同粒度の炭化
ケイ素、炭化ホウ素等を用いてもよい。
例えは厚さ12〜28μの前記ポリエチレンテレフタレ
ート二軸配向フィルムに、平滑なエツジの刃(例えば高
速度鋼・硬度HRC59〜62° )に溶融アルミナ研
削材の20番〜80番の粗粒で砂吹きしたものをスリッ
ト刃として用いスリット速度50〜200m/winで
スリットして得たテープ(通常のスリット幅は1〜10
0皿程度である。
)はこのような鋸歯状の刻みを持っており、このように
して得られたテープの引張り破断伸度(長さ5CIIl
のものを1000%/winの遠さで引張ったときの値
)は5〜30%程度になる(側縁が平滑なもののでは該
伸度は1oo%以上になるのが通例)。
また、前記のような刻みをテープの側縁に付与する他の
方法として、スリットする前のフィルムの適当な幅間隔
(スリット後のテープの側縁部に相当する位置)に粗面
化された金属ローラとゴムローラで強く狭んでクランク
を形成させた後、その部分でスリットしてテープにする
方法が挙げられる。
ここで用いる金属ローラ面は溶融アルミナ研削材の24
番〜150番(JIS R6001)の粗粒で砂吹き
したものが好ましく、同等の粒度の炭化ケイ素、或いは
炭化ホウ素等の人造研削材やエメリー、ケイ石等の天然
研削材粗粒で砂吹きしたものでもよい。
このようにして得られたテープの引張り破断伸度も約5
〜30%になる。
本発明のテープは、その少くとも片面に粘着層を設けて
、粘着テープはすることもできる。
粘着テープにする場合には前記のポリエチレンテレフタ
レート二軸配向フィルムをベースフイルムトシ、その片
面または両面に、必要あればコロナ放電処理等の表面活
性化処理を行ない、次いで必要に応じてアンカーコート
剤或いは背面処理剤等を塗布し、更に粘着剤等を塗布し
た後、スリットすると得られる。
本発明で粘着層を設けるのに用いる粘着剤については、
公知のいかなる粘着剤を用いてもよい。
例えばゴム系、ビニールエーテル系、アクリル系ポリマ
ー等を用いてもよく、ホットメルト型粘着剤を用いても
よい。
塗布方法は、有機溶媒溶液、或いはエマルジョンにして
塗布乾燥する等の方法を用いてもよく、又エチレンー酢
酸ビニール・コポリマーの如きものを溶融押出ラミネー
トしこれを粘着剤としてもよい。
粘着剤塗布面は片面であってもよいが1両面粘着テープ
を作製する場合は両面に塗布すればよい。
片面に粘着剤を塗布し、他の片面にはシリコン系の離型
剤を塗布してもよい。
しかし1本発明で採用されるものは、これら粘着剤の種
類、塗布方法等のみに限定されるものではない。
本発明のテープは、使用時の僅かのショックでは容易に
は切断しないだけの強度を保持し、しかも手で切断しよ
うとするときはセロファンテープ並みに容易に切断し得
る易切断性を有し、透明性。
滑らかさ等を兼ね備え、しかも寸法安定性、温度安定性
、耐薬品性、耐摩耗性、耐水性といった化学的、物理的
、熱的2機械的性質が優れる等優れた性能を併せ持って
いる。
従って結束用テープやティア・テープ(包装材の開封に
用いるもの)として有用であるのは勿論、粘着テープと
しても、セロファンテープと同様の広範囲の用途に用い
ることができるのみならず、耐水性が優れていることを
生かして梱包用、外装用、電気絶縁用等に用いることも
できる。
以下、本発明で用いる主な物性の測定法を示す。
1)固有粘度:〔η〕 0−クロロフェノールを溶媒として35℃で測定した値
その単位はI OOc c/flである。2)フィルム
の厚さ フィルムの重量を、フィルム表面積と密度との積で除し
て算出された厚さで、その単位をμで表わす。
密度は、n−ヘプタン、四塩化炭素混合溶媒を用いて2
5℃で浮沈法により測定する。
3)絶対破断強度 東洋ホールドウィン社製テンシロンUTM−W−500
型を用い、室温、相対湿度65%において、長さ5 c
m 、巾1.8cIrLの原フィルムを1000領/m
inで引張り、荷重−伸びチ゛ヤードを作製し、室温に
おいてフィルムを破断するに要する力を絶対値(kg)
で表わしたもの。
4)破断伸度 絶対破断強度テストにおいて、原フィルムの破断時にお
ける原長に対する伸度を算出し、これを俤で表わしたも
の。
5)カット強度 絶対破断強度の測定に用いたと同じ装置、室温、及び相
対湿度において、全長36cIIL、巾1.8CrrL
の原フィルムの固定部1から4cIILのところに市販
のテープカッター刃をセットしく図1参照)、固定部1
でフィルムを固定しておき、固定部2でフィルムをテン
シロンに接続し、該固定部を上方へI 0cIrL/m
inで移動し、カッター刃によりフィルムを切断した時
の絶対切断強度を−で表わしたもの。
6)カット伸度 カット強度テストにおいて、原フィルムのカッター刃に
よる切断時における原長に対する伸度を算出し、これを
係で表わしたもの。
7)静電気発生官能検査 静電気が発生した時、ベースフィルムの腰が強いことも
あって手にまつわりつくことが実質上ないものを◎、若
干子にまつわりついたりカールしたりするが実用上問題
ないものを○、手にまつわりついたりカールしたりして
実用上問題があるものを×で表わした。
8)カット性官能検査 ポリエチレンテレフタレートフィルムに粘着剤を塗布し
た巾18mmの粘着テープを、ディスベンザ−1或いは
手で、それぞれn=l0でカット性を検討した。
テープをカットする際に要する力をセロファンテープの
それと比較して、セロファンテープより容易なものを◎
、セロファンテープ並のものを○、セロファンテープよ
り若干力が必要なものを△、全セロァンテープよりかな
り力が必要であり容易にカットされないものを×で表わ
す。
9)端裂抵抗 JIS C2318に準する方法による。
即ち、絶対破断強度の測定に用いたと同じ装置、及び、
相対湿度においてテンシロンの上部のっかみにセットし
た端裂用金具の150°の角度のV字型部で1.8cI
rL巾の原フィルムを折返し、V字型の切込みの頂点と
の間隔が5.0 cmの下部のつかみに原フィルムをセ
ットし、400φ/77Linの速度で引張り、原フィ
ルムの破断時の強度を絶対値(kg)で表わしたもの。
以下1本発明の実施例によって説明するが1本発明はこ
れらの方法に限定されるものではない。
実施例1〜5及び比較例1〜9 所定の固有粘度を有する(表]参照)ポリエチレンテレ
フタレート・チップを乾燥し、常法で溶融押出してフィ
ルムにし、該未延伸フィルムを所定の延伸倍率(表1参
照)で縦方向に延伸温度90℃、横方向に延伸温度11
0℃で逐次二軸延伸し、所定温度(表1参照)で10秒
間熱固定し、所定の厚さく表1参照)の二軸配向フィル
ムとした。
実施例1〜3に、溶融アルミナ研削材の46番(JIS
R6001)粗粒で砂吹きした微小な刻み状エツジ
を有するスリット刃で該フィルムを18mm巾にスリッ
トし、テープとしたものの結果を示した。
併せて、前記のポリエチレンテレフタレート配向フィル
ムの両面をコロナ放電処理した後、片面にシリコン系の
離型剤溶液、もう一方の面に、粘着剤として天然ゴムと
ポリテルペン樹脂を主成分とし、これにプロセスオイル
及び老化防止剤を含有せしめたもののトルエン溶液(粘
着剤濃度25重量係)を塗布し、90℃の熱風中で乾燥
してログロールを得、前記同様の微小な刻み状のエツジ
を有するスリット刃で、これを18間巾にスリットして
、市販のセロファンチーブト同様の粘着したものの結果
を示す。
実施例4〜5では、前記ポリエチレンテレフタレート未
延伸フィルムの全面に溶融アルミナの80番粗粒表面を
有する金属ローラで圧着し、全面にクランクを形成させ
た該二軸配向フィルムを18I1111巾にスリットし
、テープとしたもの、及び、全面にクラックを形成させ
た前記二軸配向フィルムを実施例1〜3と同様の方法で
粘着剤等を塗布し、これを18mm巾にスリットして、
粘着テープとしたものの結果を示す。
一方、比較のため、実施例と同様にして製造した固有粘
度の異なるポリエチレンテレフタレート未延伸フィルム
を、縦方向に90℃、横方向に110℃で所定の延伸倍
率(表1参照)で逐次二軸延伸し、所定の温度(表1参
照)で10秒間熱固定し、種々の厚さの二軸配向フィル
ムとしたものを用い1種々の粘着テープを作製した。
比較例1は、実施例1〜3と同様にして微小な刻み状エ
ツジを有するスリット刃で、該二軸配向フィルムを18
間中心スリットして、側縁に微小な刻み(ギザギザ)を
有するテープ、及び、粘着テープとした。
比較例2は、実施例4〜5と同様にして、該二軸配向フ
ィルムを通常のスリット刃でJ81!L11L巾にスリ
ットし、全面にクランクを有するテープ、及び、粘着テ
ープとした。
比較例3〜8は、該二軸配向フィルムを通常のスリット
刃にて18間中心スリットしてテープとし、又、粘着テ
ープは実施例と同様の方法で粘着剤等を塗布し、18間
中心スリットして粘着テープとした。
比較例9には、セロファンテープの結果を示す。
以上の結果から1本発明のテープの端裂抵抗はセロファ
ンテープと同程度またはセロファンテープよりも少く、
セロファンテープと同等またはそれよりも容易に手で切
断することができるのに対し、比較例のものは1手で切
断し得ても、セロファンテープよりも易切断性という点
で劣ることが判る。
実施例 6〜6 実施例1〜3と同様の方法で、厚さが23μという一定
値で、〔η〕が種々異るテープを作製し、テープの〔η
〕と緒特性(特に手によるカット性及び端裂抵抗)との
関係を表2に示す。
表2の結果から1本発明のテープの端裂抵抗はセロファ
ンテープ(比較例9)と同程度またハセロファンテーブ
よりも少く、セロファンテープと同等またはそれよりも
容易に手で切断することができるのに対し、比較例のも
のは、手で切断し得ても、セロファンテープよりも易切
断性という点で劣ることが判る。
【図面の簡単な説明】
図1は、カット強度測定の際におけるカッター刃やフィ
ルムのセットの仕方を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 固有粘度が0.35以上0.58以下で、厚さ28
    μ以下の二軸配向ポリエチレンテレフタレートフィルム
    よりなり、側縁に微小な刻みを設けたことを特徴とする
    易切断性テープ。 2 テープの少くとも片面に粘着層を設けたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の易切断性テープ。
JP51094063A 1976-08-09 1976-08-09 易切断性テ−プ Expired JPS5851055B2 (ja)

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