JPS585098Y2 - 無接点式点火装置 - Google Patents
無接点式点火装置Info
- Publication number
- JPS585098Y2 JPS585098Y2 JP1976081162U JP8116276U JPS585098Y2 JP S585098 Y2 JPS585098 Y2 JP S585098Y2 JP 1976081162 U JP1976081162 U JP 1976081162U JP 8116276 U JP8116276 U JP 8116276U JP S585098 Y2 JPS585098 Y2 JP S585098Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hall element
- shielding plate
- permanent magnet
- ignition device
- shaped permanent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は無接点式点火装置に係り、特に内燃機関用無接
点式点火装置に関する。
点式点火装置に関する。
そして本考案は無接点式の点火装置にするために、ホー
ル素子を用い、より精度良く点火可能な点火装置を提供
するものである。
ル素子を用い、より精度良く点火可能な点火装置を提供
するものである。
以下図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を説明するための構成概略図
である。
である。
まずU字状永久磁石1の一方に例えば砒化カリウム(G
aAs)からなるホール素子2を取りつける。
aAs)からなるホール素子2を取りつける。
また上記永久磁石1の間に位置するように例えばアルミ
ニウム(Al)からなる円状の遮蔽板3を設ける。
ニウム(Al)からなる円状の遮蔽板3を設ける。
この遮蔽板3の外周付近には、等間隔に例えば軟鉄から
なる高透磁率物体4が配置されている。
なる高透磁率物体4が配置されている。
この高透磁率物体4は、例えば遮蔽板3の外周付近に等
間隔に穴をあけ、この穴に差し込むようにして嵌着され
ている。
間隔に穴をあけ、この穴に差し込むようにして嵌着され
ている。
そしてこの遮蔽板3の回転軸3aは、例えばエンジンの
クランクシャフトと嵌着し、このシャフトと同時に、且
つ永久磁石の間で回転するようにする。
クランクシャフトと嵌着し、このシャフトと同時に、且
つ永久磁石の間で回転するようにする。
これまでを拡大して図示(斜視図)すると第2図のよう
になる。
になる。
また永久磁石1の一方に設けられたホール素子2を拡大
して図示(斜視図)すると第3図に示すようになる1、
このホール素子2は、一方向に電流Icを流し、この電
流Icと直角な方向に永久磁石1により磁界Bを加えた
時、電流Icと直角な方向に電圧■Hを発生するもので
ある。
して図示(斜視図)すると第3図に示すようになる1、
このホール素子2は、一方向に電流Icを流し、この電
流Icと直角な方向に永久磁石1により磁界Bを加えた
時、電流Icと直角な方向に電圧■Hを発生するもので
ある。
そしてこの発生する電圧■Hは、当然ながら遮蔽板3の
外周付近に取りつけた高透磁率物体4が通加する時に大
きくなる。
外周付近に取りつけた高透磁率物体4が通加する時に大
きくなる。
これは磁石1間の磁界が大きくなるため当然で、例えば
第4図aに示すように大きな電圧(信号パルス)となる
。
第4図aに示すように大きな電圧(信号パルス)となる
。
なお遮蔽板3の外周付近に高透磁率物体4を設けず、例
えば穴だけをあけた場合、ホール素子のホール電圧■H
は第4図のbのようになる。
えば穴だけをあけた場合、ホール素子のホール電圧■H
は第4図のbのようになる。
゛即ち上進したように遮蔽板3の外周付近に高透磁率物
体4を固定した遮蔽板を回転させると、高透磁率物体(
強磁性体)が永久磁石の間に入ると透磁率が高いため、
磁力線は強磁性体に集束し、磁束密度が犬となり、強磁
性体がホール素子の中心を通過するときは、ホール素子
は強磁場におかれることになり、大きなホール電圧が得
られるため第4図の曲線aのようになり、強磁性体を設
けない第4図の曲線すに比べ40〜50倍も強いホール
電圧が得られる。
体4を固定した遮蔽板を回転させると、高透磁率物体(
強磁性体)が永久磁石の間に入ると透磁率が高いため、
磁力線は強磁性体に集束し、磁束密度が犬となり、強磁
性体がホール素子の中心を通過するときは、ホール素子
は強磁場におかれることになり、大きなホール電圧が得
られるため第4図の曲線aのようになり、強磁性体を設
けない第4図の曲線すに比べ40〜50倍も強いホール
電圧が得られる。
このようにして得られた電圧(信号パルス)をトランジ
スタ回路5で調整してイグニッションコイル6を通して
プラグ所謂る被点火治具7に点火電圧を与える。
スタ回路5で調整してイグニッションコイル6を通して
プラグ所謂る被点火治具7に点火電圧を与える。
なお第1図において、8がスイッチ、9がバッテリーで
ある。
ある。
例えば第1図で、通常の車として考えれば、まずスイッ
チ8を入れる。
チ8を入れる。
スイッチ8を入れるとエンジンが回転しようとし、これ
が遮蔽板3の回転軸3aに同期して遮蔽板3を回転させ
る。
が遮蔽板3の回転軸3aに同期して遮蔽板3を回転させ
る。
この遮蔽板3が回転することにより、上述したようにプ
ラグに点火電圧が印加されエンジンがかかるようになる
。
ラグに点火電圧が印加されエンジンがかかるようになる
。
環上のような構成において、多気筒内燃機関用としては
、遮蔽板にエンジンの気筒数と同じ数だけの穴を等間隔
にあけ強磁性体を取りつければよく、点火時期は遮蔽板
の取りつけ部で調節ができる。
、遮蔽板にエンジンの気筒数と同じ数だけの穴を等間隔
にあけ強磁性体を取りつければよく、点火時期は遮蔽板
の取りつけ部で調節ができる。
尚上記実施例で説明したホール素子は単体のホール素子
であっても良く、増幅回路等を備えた集積回路化したホ
ール素子であっても良い。
であっても良く、増幅回路等を備えた集積回路化したホ
ール素子であっても良い。
以上のように本考案は、コンタクトポイントの代りに半
永久的に使えて、かつ性能は従来に優るとも劣らないホ
ールセンサ点火装置を安価に提供できる利点をもつもの
である。
永久的に使えて、かつ性能は従来に優るとも劣らないホ
ールセンサ点火装置を安価に提供できる利点をもつもの
である。
第1図は本考案の一実施例を説明するための権威概略図
、第2図は第1図の一部を取り出して拡大した斜視図、
第3図は第1図のホール素子を拡大した斜視図、第4図
はホール電圧(信号パルス)の曲線図である。 1・・・・・・永久磁石、2・・・・・・ホール素子、
3・・・・・・遮蔽板、4・・・・・・高透磁率物体、
5・・・・・・トランジスタ回路、6・・・・・・イグ
ニッションコイル、7・・・・・・被点火治具、8・・
・・・・スイッチ、9・・・・・・バ′ツテリー。
、第2図は第1図の一部を取り出して拡大した斜視図、
第3図は第1図のホール素子を拡大した斜視図、第4図
はホール電圧(信号パルス)の曲線図である。 1・・・・・・永久磁石、2・・・・・・ホール素子、
3・・・・・・遮蔽板、4・・・・・・高透磁率物体、
5・・・・・・トランジスタ回路、6・・・・・・イグ
ニッションコイル、7・・・・・・被点火治具、8・・
・・・・スイッチ、9・・・・・・バ′ツテリー。
Claims (1)
- 一方の磁極にホール素子を取りつけたU形永久磁石と、
該U形永久磁石の磁極間に位置し高透磁率物体を等間隔
に配置した円状遮蔽板と、該遮蔽板を回転させる手段と
を備え、前記遮蔽板を回転させることによって前記高透
磁率物体を前記ホール素子に断続的に対向せしめて前記
U形永久磁石の磁極間に閉磁路を形成し、この閉磁路中
の前記ホール素子の出力信号によって被点火治具を駆動
するようにしたことを特徴とする無接点式点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976081162U JPS585098Y2 (ja) | 1976-06-22 | 1976-06-22 | 無接点式点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976081162U JPS585098Y2 (ja) | 1976-06-22 | 1976-06-22 | 無接点式点火装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53225U JPS53225U (ja) | 1978-01-05 |
JPS585098Y2 true JPS585098Y2 (ja) | 1983-01-28 |
Family
ID=28560585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976081162U Expired JPS585098Y2 (ja) | 1976-06-22 | 1976-06-22 | 無接点式点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS585098Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS627853Y2 (ja) * | 1981-01-26 | 1987-02-24 | ||
JPH01126422U (ja) * | 1988-02-22 | 1989-08-29 |
-
1976
- 1976-06-22 JP JP1976081162U patent/JPS585098Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53225U (ja) | 1978-01-05 |
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