JPS5842616Y2 - 断続器 - Google Patents

断続器

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JPS5842616Y2
JPS5842616Y2 JP9495577U JP9495577U JPS5842616Y2 JP S5842616 Y2 JPS5842616 Y2 JP S5842616Y2 JP 9495577 U JP9495577 U JP 9495577U JP 9495577 U JP9495577 U JP 9495577U JP S5842616 Y2 JPS5842616 Y2 JP S5842616Y2
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JP
Japan
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permanent magnet
hall element
interrupter
magnetoelectric
transistor
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Expired
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JP9495577U
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English (en)
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JPS5422626U (ja
Inventor
秀樹 河地
信也 吉田
武陽 木曽
Original Assignee
サンケン電気株式会社
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Publication date
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関の点火装置に使用される断続器に関し
、更に詳細には、ドエル・アングル(dwe 11 a
ng le )の調整を容易に行うことが可能な断続器
に関する。
第1図を参照して従来の断続器及び点火回路を説明する
と、蓄電池1に点火スイッチ2を介して点火コイル3の
1次コイル4及び断続器6が接続されている。
断続器6で1次回路が断続されると、2次コイル5に1
0000〜15000 V程度の高電圧が誘起し、こ
の電圧が配電子を有する配電器14でそれぞれの点火プ
ラグ15at15bt15c、15dに分配され、点火
プラグ15a〜15dの先端のすき1に強い電気火花が
発生する。
断続器6を更に詳しく述べると、1次コイル4に接続さ
れている低圧端子7とアースとの間にブレーカアーム8
が設けられ、このブレーカアーム8の先端に可動接点9
が取り付けられている。
またブレーカアーム8のほぼ中間にヒール12が設けら
れ、回転軸に取り付けられたカム11の角部がヒール1
2を通過する毎にこのヒール12に当ってブレーカアー
ム8が押し上げられ、可動接点9と固定接点10との接
触が解除するように形成されている。
13は火花を防ぐためのコンデンサである。
上述の如き点火装置で最良の点火状態(適切な放電強度
及び点火時期)を得るためにドエルアングル(コンタク
ト・ポイントが閉じている間の角度)を調整する必要が
ある。
従来、このドエルアングルの調整は断続器のポイントギ
ャップ即ち可動接点9と固定接点10とのギャップを調
整することによって行なっていたが、ギャップが0.4
〜0.5關と微小なので、調整が困難であった。
また長期間の使用により接点が摩耗してドエルアングル
が変化してし1う欠点があった。
機械的な断続器の欠点を解決するために磁電変換素子を
使用した無接点式の断続器及び点火装置が既に種々提案
されているが、リード線が接続されている磁電変換素子
を移動してドエルアングルを調整するように構成されて
いるために、リード線が調整の邪魔になるという欠点が
あった。
また気筒数に対応させて配置した磁石の強さを揃えるこ
とが難しいという欠点があった。
そこで、本考案の目的は、ドエルアングルの調整が容易
な無接点式断続器を提供することにある。
上記目的を達成するための本考案は、固定的に配置され
た第1の永久磁石と、前記第1の永久磁石に対向配置さ
れ且つ移動可能に配設された第2の永久磁石と、ドエル
アングルを調整するために前記永久磁石を移動させる移
動装置と、前記第1の永久磁石と前記第2の永久磁石と
の間に固定的に配置された磁電変換素子と、前記磁電変
換素子の出力に応答してデジタル的にオン・オフする半
導体スイッチ回路と、前記第1の永久磁石と前記磁電変
換素子との間又は前記第2の永久磁石と前記磁電変換素
子との間を通過して前記磁電変換素子に付与する磁界を
選択的に変化させるように形成され且つ気筒数に対応し
た数の磁気遮蔽羽根を有してエンジン同調回転軸に固着
された磁気遮繭形回転子とから成る断続器に係わるもの
である。
上記本考案によれば、電気回路に接続されていない第2
の永久磁石を移動装置によって移動すると、磁電変換素
子の出力レベルが変化し、ドエルアングルが調整される
ようになっているので、ドエルアングルを容易に調整す
ることが可能である。
またリード線を有する部分が移動されないために、リー
ド線の損傷が生じる恐れがない。
また回転子に第1の永久磁石を固着せず、第1の永久磁
石を固定配置し、且つ第1及び第2の永久磁石をすべて
の気筒で利用するように構成されているので、気筒間に
於けるドエルアングルのバラツキが少なくなる。
また第1の永久磁石と第2の永久磁石との間を気筒数に
対応した数の磁気遮蔽羽根が通過するように構成されて
いるので、磁電変換素子の出力が明確に変化し、半導体
スイッチ回路のオン・オフを正確に達成することが可能
になり、要求されたドエルアングルを正確に得ることが
出来る。
また、第1の永久磁石と第2の永久磁石とが対向配置さ
れているので、収束された形態の磁束分布となり、正確
な検出が可能になる。
以下、図面を参照して本考案の実施例に付いて述べる。
1ず、第2図及び第3図を参照して本考案の1実施例に
係わる断続器の機械的部分を説明すると、金属製の断続
器ケース20に支持部材21を介して第1の永久磁石2
2が固定的に取付けられている。
この第1の永久磁石22との間に空隙23を有して対向
配置された第2の永久磁石24はドエルアングル調整ネ
ジ25の先端に固着されている。
ドエルアングル調整ネジ孔5はケース20のネジ孔26
に螺合されているので、このネジ25の進退によって第
2の永久磁石24は第1の永久磁石22の方向即ち第1
の永久磁石22と第2の永久磁石24とを結ぶ直線の方
向に移動する。
第1の永久磁石22と第2の永久磁石24とは同極性又
は異極性となるように対向配置されるが、この実施例で
は、第2図に於いて第1の永久磁石22の左端がN極、
右端がS極、第2の永久磁石24の左端がN極、右端が
S極となるように配置されている。
第1の永久磁石22と第2の永久磁石24との間の空隙
23の中にホール素子集積回路27が配置されている。
尚このホール素子集積回路27は支持部材28にてケー
ス20に固定配設されている。
エンジンのクランク軸に同調して回転する同調回転軸2
9にはビス30によって磁気遮繭形回転子31が固着さ
れている。
この磁気遮繭形回転子31は強磁性体である鉄板によっ
て第4図に示すように形成されてち・す、気筒数に対応
して等間隔(90度間隔)に配置された4枚の羽根32
゜33.34.35を有する。
この4枚の羽根32゜33.34.35には夫々磁気遮
蔽用折り曲げ部36が設けられてち・す、この折り曲部
36が第1の永久磁石22とホール素子集積回路27と
の間を通過するホール素子集積回路27の前を折り曲げ
部36が通過すれば、ホール素子集積回路に付与される
磁界の強さが変化し、ホール素子集積回路27から断続
的出力(デジタル的出力)が得られる。
この実施例ではホール素子集積回路27として第5図に
示すスプレーグ社のICであるULN3006Tが使用
されている。
この集積回路27は、点線で囲んで示すようにレギレー
タ回路37、ホール素子回路38、増幅回路39、トリ
ガー回路40、ドライブ回路41から成り、更に詳細に
は14個のトランジスタQ。
−Q 13と、17個の抵抗R1〜R17と、4個のダ
イオードD1〜D4と、1個のホール素子Hと、4個の
定電流源A1〜A4とから成り、電源端子42と接地端
子43と出力端子44とを有する。
この集積回路27に於けるホール素子Hと第1の永久磁
石22との間に折り曲げ部36が位置しない時には、強
い磁界がホール素子Hに付与されるために大きなホール
起電力が発生し、トランジスタQ13がオンになる。
これに対して、ホール素子Hと第1の永久磁石22との
間に折り曲げ部36が位置する時には、ホール素子Hに
付与される磁界の強さが小になり、これに応答してトラ
ンジスタQ13がオフになる。
無接点式点火回路を示す第6図に於いて、ホール素子集
積回路27の出力端子44はトランジスタ45のベース
に接続され、電源端子42は蓄電池電源46に接続され
、接地端子43は接地されている。
電源46と接地との間には点火スイッチ47を介してコ
ンデンサ48が接続され、このコンデンサ48に並列に
点火コイル49の1次巻線50とスイッチングトランジ
スタ51との直列回路が接続されている。
また電源46とトランジスタ45との間に抵抗52が接
続され、トランジスタ51に並列に保護用ダイオード5
3が接続され、1次巻線50に電磁結合されて2次巻線
54が設けられている。
上述の如く構成された点火装置に於いて、第1の永久磁
石22とホール素子集積回路27のホール素子Hとの間
に磁気遮蔽折り曲げ部36が位置しなければ、前述した
ように集積回路27のトランジスタQ13がオンになり
、出力端子44は接地レベルとなる。
このため、トランジスタ45及び51から成る半導体ス
イッチ回路はオフであり、この期間にコンデンサ48の
充電が行われる。
これに対して、第3図に示す如く集積回路27と第1の
永久磁石22との間に折り曲げ部36が位置するか又は
折り曲げ部36がホール素子Hに接近してホール素子H
に付与される磁界の強さが所定のレベル以下になれば、
ホール素子Hの起電力が小になり、トランジスタQ13
.がオフになる。
この結果、今次接地されていた第6図のトランジスタ4
5のベースが接地から解放され、抵抗52を介してトラ
ンジスタ45にベース電流が付与され、トランジスタ4
5及び次段のトランジスタ51がオンになる。
トランジスタ51がオンになると、コンデンサ48と1
次巻線50とトランジスタ51とから戒るコンデンサ放
電閉回路が形成される。
これにより1次巻線50にコンデンサ48の放電電流が
流れれば、2次巻線54に高電圧が誘起され、これが出
力端子55を介して点火プラグに付与される。
尚コンデンサ48の放電はトランジスタ51のオン期間
即ちドエルアングルに対応した期間のみなされる。
トランジスタ51のオン期間を調整するときには、第2
の永久磁石24の移動装置であるドエルアングル調整ネ
ジ25を回して第2の永久磁石を進退させる。
この実施例に於いては、第2の永久磁石24を第1の永
久磁石22に接近させる方向に移動することによってホ
ール素子Hに付与される磁界の強さが犬になる。
このように磁界の強さが犬になるということは、折り曲
げ部36による遮蔽効果が低減したと等価になるため、
ホール素子Hをオフレベル以下に保つ期間に対応した折
り曲げ部36の遮蔽角が小になる。
換言すれば折り曲部36が十分にホール素子Hに接近し
ないとホール素子Hがオフレベルにならない。
ホール素子Hがオフレベルであることは従来のコンタク
ト・ポイントがオンであることに相当し、同様にトラン
ジスタ51がオンであることは従来のコンタクト・ポイ
ントがオンであることに相当している。
従ってネジ25の進退によってドエルアングルが調整さ
れたことにある。
ネジ25を後退させて第2の永久磁石24をホール素子
集積回路27から離らかしたときには、ホール素子Hに
付与される磁界が弱められるため、折り曲げ部36によ
って早い機会にオフレベルになり、トランジスタ51の
オン期間が犬になる。
即ちドエルアングルが犬になる。
上述から明らかなように、本考案によれば、第2の永久
磁石24をネジ25で進退させるとドエルアングルを調
整することが出来るので、ドエルアングルの調整が容易
になる。
寸たリード線を有する部分を移動させないので、リード
線の損傷等が生ぜず、信頼性が高くなる。
また同一の永久磁石22.24をすべての気筒で利用す
るように構成されているので、気筒間に於けるドエルア
ングルのバラツキを少なくすることが出来る。
寸た無接点式としたので、機関を運転しなからドエルア
ングルを調整することが可能である。
以上本考案の1実施例に付いて述べたが、本考案は上述
の実施例に限定されるものではなく、更に変形可能なも
のである。
例えば第7図に示す如く第2の永久磁石24とホール素
子集積回路27との間を折り曲げ部36が通過するよう
にしてもよい。
またホール素子集積回路27の代りにホール素子又は他
の磁電変換素子のみを第1と第2の永久磁石間に配置し
てもよい。
寸たネジ25に第2の永久磁石24を直接的に結合せず
に間接的に結合してもよい。
例えば、第2の永久磁石24をガイド部材にてネジ25
の長手方向にガイドし、第2の永久磁石24には第3図
で左方向の偏倚力を付与しておき、ネジ25にて第2の
永久磁石24の右方向への移動を阻止し、ネジ25の進
退に追従して第2の永久磁石が移動するようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の点火装置を示す回路図、第2図は本考案
の1実施例に係わる断続器の平面図、第3図は第2図の
■−■線断面図、第4図は回転子の斜視図、第5図はホ
ール素子集積回路の回路図、第6図は点火装置の回路図
、第7図は変形例を示す断面図である。 尚図面に用いられている符号に於いて、20はケース、
22は第1の永久磁石、24は第2の永久磁石25はド
エルアングル調整ネジ、27はホール素子集積回路、2
9は同調回転軸、31は磁気遮蔽回転子、32,33,
34,35は羽根、36は折り曲げ部、51はトランジ
スタである。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)固定的に配置された第1の永久磁石と、前記第1
    の永久磁石に対向配置され且つ移動可能に配設された第
    2の永久磁石と、 ドエルアングルを調整するために前記第2の永久磁石を
    移動させる移動装置と、 前記第1の永久磁石と前記第2の永久磁石との間に固定
    的に配置された磁電変換素子と、前記磁電変換素子の出
    力に応答してデジタル的にオン・オフする半導体スイッ
    チ回路と、前記第1の永久磁石と前記磁電変換素子との
    間又は前記第2の永久磁石と前記磁電変換素子との間を
    通過して前記磁電変換素子に付与する磁界を選択的に変
    化させるように形成され且つ気筒数に対応した数の磁気
    遮蔽羽根を有してエンジン同調回転軸に固着された磁気
    遮蔽形回転子とから成る断続器。
  2. (2)前記移動装置が、断続器ケースに螺合され且つ先
    端に前記第2の永久磁石が直接又は間接的に結合された
    ネジである実用新案登録請求の範囲第1項記載の断続器
  3. (3)前記磁電変換素子は、ホール素子である実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の断続器。
JP9495577U 1977-07-16 1977-07-16 断続器 Expired JPS5842616Y2 (ja)

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JP9495577U JPS5842616Y2 (ja) 1977-07-16 1977-07-16 断続器

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JP9495577U JPS5842616Y2 (ja) 1977-07-16 1977-07-16 断続器

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Publication Number Publication Date
JPS5422626U JPS5422626U (ja) 1979-02-14
JPS5842616Y2 true JPS5842616Y2 (ja) 1983-09-27

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ID=29027443

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JP9495577U Expired JPS5842616Y2 (ja) 1977-07-16 1977-07-16 断続器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5917277U (ja) * 1982-07-22 1984-02-02 三菱電機株式会社 機関点火用配電器

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JPS5422626U (ja) 1979-02-14

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