JPS5850989Y2 - 押出プラスチツクパイプの肉厚調整装置 - Google Patents

押出プラスチツクパイプの肉厚調整装置

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Publication number
JPS5850989Y2
JPS5850989Y2 JP1977045398U JP4539877U JPS5850989Y2 JP S5850989 Y2 JPS5850989 Y2 JP S5850989Y2 JP 1977045398 U JP1977045398 U JP 1977045398U JP 4539877 U JP4539877 U JP 4539877U JP S5850989 Y2 JPS5850989 Y2 JP S5850989Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
plastic
output
amplifier
speed
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977045398U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53140771U (ja
Inventor
昭義 本間
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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    • B29C47/92

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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は押出プラスチックパイプの肉厚調整装置に関す
るものである。
プラスチックパイプを押出成形する場合、肉厚変化を許
容範囲内に納めて、パイプの内、外径を許容誤差内に規
制する必要がある。
ところで、押出口がパイプ内径を一定にする構成の押出
機によってプラスチックパイプを押出成形するときは、
パイプの外径変動を検出し、この検出信号によりパイプ
の引取り速度を制御すれば、パイプの肉厚変化を許容範
囲内に納めることができるが、通常のプラスチックパイ
プは、パイプ外径を一定にする構成の押出機により製造
され、パイプの内径変動を連続的に測定するといったこ
とが無理であるため、上記制御方法は適用できない。
本考案に係る押出プラスチックパイプの肉厚調整装置は
上述の難点を解消するために案出されたものである。
すなわち、本考案は基準長さLあたりの基準重量がWで
あるプラスチックパイプを押出成形する場合にパイプ肉
厚を所定範囲内に制御するための装置に関し、プラスチ
ック押出機への単位時間当りのプラスチック供給重量を
検出するプラスチック供給重量検出器と、押出パイプの
線速するパイプ速度検出器と、上記プラスチック供給重
量検出器の出力を上記基準長さLの値で増巾する第1増
嵌器と、上記パイプ速度検出器の出力を上記基準重量W
の値で増巾する第2増巾器と、これら増巾器の出力を比
較する比較器と、比較器の出力信号でパイプ引取り速度
を増減する引取り速度制御器とを有することを特徴とす
る構成である。
以下、本考案を詳細に説明する。
プラスチックパイプの製品管理基準として、パイプの長
さLm、並びにパイプの重量Wkgがある。
このプラスチックパイプを押出成形する場合、押出機へ
のプラスチック供給重量をXkg/min、押出プラス
チックの線速をYm/minであるとすると、 の条件のとき、上記の基準に一致したプラスチックパイ
プを製造できる。
本考案に係る装置は、プラスチック供給重量Xの変動に
応じて、押出プラスチックの引取り速度を常時、制御し
て、上記第1式の条件を保証するものである。
すなわち、パイプ単位長さの重量W/Lを常時、一定の
範囲内に保って、パイプを押出すものであり、パイプの
比重が押出成形上一定であることからして、パイプ単位
長さの肉厚を一定範囲内に納めることがで゛きる。
図において、1はプラスチック押出機への単位時間当り
のプラスチック供給量Xを検出するプラスチック供給重
量検出機であり、例えば、ロードセル、差動変圧器など
従来公知の検出装置若しくは特開昭50−139761
号、特開昭51−114966号、あるいは実開昭51
−123864号に記載されたような移送原料の重量検
出手段などが使用される。
2は第1増巾器であり、その増巾率は上記基準長さLに
設定され、20はその増巾率設定部を示している。
3は押出パイプの線速度Yを検出するパイプ速度検出器
である。
4は第2増巾器であり、その増巾率は、上記基準重量W
に設定され、40はその増巾率設定部を示している。
5は比較器であり、上記第1増巾器の出力XL並びに第
2増巾器の出力YWが入力として送入される。
この比較器5のプラス出力端51には、第1増巾器2の
出力XLが第2増巾器4の出力YWよりも大なるときに
出力信号P1が生成され、同比較器5のマイナス出力端
52には、第1増巾器2の出力XLが第2増巾器4の出
力YWよりも小なるときに出力信号P2が生成される。
6は第1ゲートであり、比較器5のプラス出力P1で開
通される。
7は第2ゲートであり、比較器5のマイナス出力P2に
よって開通される。
8は差動増巾器であり、第1増巾器2の出力XL並びに
第2増嵌器4の出力YWが人力として送入される。
この差動増巾器8の出力は、第1ゲート6または第2ゲ
ート7を経てパイプ引取り速度設定器9に挿入される。
そして第1ゲート6を通過する差動増巾器出力により引
取り速度が増速され、第2ゲート7を通過する差動増巾
器出力により引取り速度が減速される。
今、第1増巾器2の出力XLが第2増巾器4の出力YW
よりも大で゛あると、押出されてくるプラスチックパイ
プが増肉されるから、パイプ引取り速度が増速する必要
がある。
而るに、第1増巾器2の出力XLが第2増巾器4の出力
YWよりも大になると、比較器5のプラス出力端子51
に出力信号P1が生成され、第1ゲート6が開通される
従って、差動増巾器8の出力、すなわち第1増巾器2と
第2増巾器4との出力差が第1ゲート6を通過し、これ
により引取り速度設定器9が増速設定され、パイプ引取
り速度が増速される。
他方、第1増巾器2の出力XLが第2増巾器4の出力Y
Wよりも小で゛あると、押出されてくるプラスチックパ
イプが減肉されるから、パイプ引取り速度を減速する必
要がある。
而るに、第1増巾器2の出力XLが第2増巾器4の出力
YWよりも小になると、比較器5のマイナス出力端子5
2に出力信号P2が生成され、第2ゲート7が開通され
る。
従って、差動増巾器8の出力、すなわち、第1増巾器2
と第2増巾器4との出力差が第2ゲート7を通過し、こ
れにより引取り速度設定器9が減速設定され、パイプ引
取り速度が減速される。
上記のように、本考案によれば、プラスチック供給量の
変動があっても、押出プラスチックパイプの肉厚変動を
防止するように、プラスチックパイプの引取り速度を自
動的に調整でき、押出プラスチックパイプの肉厚を一定
にできる。
更に、パイプの基準長さL、基準重量Wを設定値として
使用しているから、基準重量Wを設定値として使用して
いるから、パイプの製品基準が異なっても、適用が容易
である。
なお、図において、10は歩留表示部、11は押出機の
プラスチック吐出量表示部である。
この吐出量表示部11において1.吐出量を一定時間、
積算し、この積算値によってプラスチック供給量を一定
時間毎に制御することもできる。
また、図示した実施例においては、第1増巾器と第2増
巾器との差出力を引取り速度設定器の入力に利用してい
るが、この入力には、別の電源を用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置を示す回路図である。 図において、1はプラスチック供給重量検出器、2は第
1増巾器、20は増巾率設定部、3はパイプ線速検出器
、4は第2増巾器、40は増巾率設定部、5は比較器、
6,7はゲート、8は差動増巾器、9はパイプ引取り速
度設定器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基準長、さLあたりの基準重量がWであるプラスチック
    パイプを押出成形する場合にパイプ肉厚を所定範囲内に
    制御するための装置に関し、プラスチック押出機への単
    位時間当りのプラスチック供給重量を検出するプラスチ
    ック供給重量検出器と、押出パイプの線速を検出するパ
    イプ速度検出器と、上記プラスチック供給重量検出器の
    出力を上記基準長さLの値で増巾する第1増巾器と、上
    記パイプ速度検出器の出力を上記基準重量Wの値で増巾
    する第2増巾器と、これら増巾器の出力を比較する比較
    器と、比較器の出力信号でパイプ引取り速度を増減する
    引取り速度制御器とを有することを特徴とする押出プラ
    スチックパイプの肉厚調整装置。
JP1977045398U 1977-04-11 1977-04-11 押出プラスチツクパイプの肉厚調整装置 Expired JPS5850989Y2 (ja)

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JPS53140771U JPS53140771U (ja) 1978-11-07
JPS5850989Y2 true JPS5850989Y2 (ja) 1983-11-21

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