JPS585090B2 - ガスの浄化法 - Google Patents
ガスの浄化法Info
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- JPS585090B2 JPS585090B2 JP52100367A JP10036777A JPS585090B2 JP S585090 B2 JPS585090 B2 JP S585090B2 JP 52100367 A JP52100367 A JP 52100367A JP 10036777 A JP10036777 A JP 10036777A JP S585090 B2 JPS585090 B2 JP S585090B2
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- Japan
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- fibers
- vinylpyridine
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガス中に含有される汚染物、詳しくはフッ化水
素及び(又は)塩化水素不純物を除去する方法に関する
。
素及び(又は)塩化水素不純物を除去する方法に関する
。
フッ化水素及び塩化水素は化学工業及びや全工業から生
ずる最も普通の空気汚染物である。
ずる最も普通の空気汚染物である。
たとえばリン酸肥料、アルミニウム、フッ化水素、フッ
化水素酸、フッ素、金属フッ化物、フルオロ有機化合物
及び他のフッ素含有化合物の製造において主成分として
フッ化水素を有する多量のフッ素含有ガスが発生する。
化水素酸、フッ素、金属フッ化物、フルオロ有機化合物
及び他のフッ素含有化合物の製造において主成分として
フッ化水素を有する多量のフッ素含有ガスが発生する。
多量の塩化水素は有機化合物の塩素化、炭化水素のスル
ホクロリネーションで、ならびに塩化マグネシウムのマ
グネシアへの加水分解、硝酸による塩化物の硝酸塩への
転化、塩化カリウム及び多鉱物カリウム鉱の塩素を含ま
ない肥料への処理の間のような無機化学のある技術プロ
セスにおいて発生する。
ホクロリネーションで、ならびに塩化マグネシウムのマ
グネシアへの加水分解、硝酸による塩化物の硝酸塩への
転化、塩化カリウム及び多鉱物カリウム鉱の塩素を含ま
ない肥料への処理の間のような無機化学のある技術プロ
セスにおいて発生する。
塩化水素はまたニッケルー銅、錫及び他の鉱石が水蒸気
の存在下に塩素処理を受ける種種のや金法において遊離
される。
の存在下に塩素処理を受ける種種のや金法において遊離
される。
塩化水素及びフッ化水素をともに含有する排ガスは、冷
却剤として用いられるクロロフルオロ炭化水素の製造、
フッ素及び塩素を含有する鉱物を包含する非鉄金属の鉱
石の熱処理において形成される。
却剤として用いられるクロロフルオロ炭化水素の製造、
フッ素及び塩素を含有する鉱物を包含する非鉄金属の鉱
石の熱処理において形成される。
フッ化水素及び塩化水素は有毒で、装置に腐食性で、ま
た環境に有害である。
た環境に有害である。
一方それらは有用な化学製品であり種々の工業に広く使
用される。
用される。
このため排ガス流からそれらの物質を完全に回収すべき
であるだけでなくまた有効に利用すべきである。
であるだけでなくまた有効に利用すべきである。
ガス中のHF及びHC1の高い初期濃度において(ガス
1m3中に数g〜数百g)それらの化合物は水中への高
い溶解性を有するために、それらの物質の大部分は吸収
法により効果的に回収できる(米国特許第329768
4号、第3743704号、第3787304号、FR
G特許第1055512号明細書参照)。
1m3中に数g〜数百g)それらの化合物は水中への高
い溶解性を有するために、それらの物質の大部分は吸収
法により効果的に回収できる(米国特許第329768
4号、第3743704号、第3787304号、FR
G特許第1055512号明細書参照)。
しかしながらこれらの方法はHF及びHClの初期濃度
がガス1m3中数mg〜数百mgであるとき衛生基準に
より規定されるようなガスの高い浄化には不十分である
。
がガス1m3中数mg〜数百mgであるとき衛生基準に
より規定されるようなガスの高い浄化には不十分である
。
そのようなガスからのフッ化水素の水性吸収は生ずる酸
溶液上のHFの高い平衡蒸気圧によって制限され、従っ
て高いガスの浄化及びその経済的な有効利用を可能にす
るような濃度の酸を得ることが妨げられる。
溶液上のHFの高い平衡蒸気圧によって制限され、従っ
て高いガスの浄化及びその経済的な有効利用を可能にす
るような濃度の酸を得ることが妨げられる。
さらに水蒸気の存在下に酸のミストが形成され、それは
水により満足には吸収されない。
水により満足には吸収されない。
この現象はアルカリ金属フッ化物(米国特許第3798
875号明細書参照)、炭酸アンモニウム(USSR発
明者証第136510号参照)、塩化カルシウム(US
SR発明者証第394067号、米国特許第38109
70号、第3826816号明細書参照)のような化学
薬剤の水溶液を吸収に使用してもガスからのHF及びH
Clの完全な除去を達成することを不可能にする。
875号明細書参照)、炭酸アンモニウム(USSR発
明者証第136510号参照)、塩化カルシウム(US
SR発明者証第394067号、米国特許第38109
70号、第3826816号明細書参照)のような化学
薬剤の水溶液を吸収に使用してもガスからのHF及びH
Clの完全な除去を達成することを不可能にする。
従ってこれらの化合物が低濃度であるガスからHF及び
HClを除去する吸収法の主な不利益はさらに中和すべ
き多量の廃水ならびに不十分な浄化度である。
HClを除去する吸収法の主な不利益はさらに中和すべ
き多量の廃水ならびに不十分な浄化度である。
これらの方法ではHF及びHClの濃度を単に20〜3
0mg/m3に低下させることが可能になるにすぎない
。
0mg/m3に低下させることが可能になるにすぎない
。
排ガスの濃度をさらに低下させることは吸着法の使用に
よってのみ達成できる。
よってのみ達成できる。
ガスからHF及びHCAを除去する吸収法の他の不利益
は処理装置にむしろ高価な耐食性材料を使用する必要性
及び装置の比較的高い空気抵抗力にある。
は処理装置にむしろ高価な耐食性材料を使用する必要性
及び装置の比較的高い空気抵抗力にある。
空気からHF及びHClを除去する吸着法は粒状化した
収着剤で行なうことができる。
収着剤で行なうことができる。
すべての場合に最大の浄化度は化学吸着機構によってこ
れらの化合物を吸着できる物質によって達成される3活
性炭のような物理的に作用する収着剤はHF及びHCl
の低濃度で能力を有するが低く、同時に高濃度でそれら
は吸収法以上の利点を何ら示さない。
れらの化合物を吸着できる物質によって達成される3活
性炭のような物理的に作用する収着剤はHF及びHCl
の低濃度で能力を有するが低く、同時に高濃度でそれら
は吸収法以上の利点を何ら示さない。
高度の浄化に加えてガスからHF及びHCAを除去する
化学吸着法の主な利点は吸収法に固有の廃水を排除し実
質的に最少にする可能性にある。
化学吸着法の主な利点は吸収法に固有の廃水を排除し実
質的に最少にする可能性にある。
化学吸着法に関する大部分の技術的解決法はHClの除
去に比較してそのより高い毒性及びガスからHFを除去
する吸収法のより低い効率を考慮してフッ化水素のため
に開発されている。
去に比較してそのより高い毒性及びガスからHFを除去
する吸収法のより低い効率を考慮してフッ化水素のため
に開発されている。
HCl吸収の化学吸着法は採用されているがまれであり
主に吸収法との組合せである(米国特許第381097
0号、第3826816号明細書参照)。
主に吸収法との組合せである(米国特許第381097
0号、第3826816号明細書参照)。
金属のフッ化物、酸化物、水酸化物、炭酸塩、塩化物、
硫化物及び他の無機金属化合物はHFの収着剤として使
用できる。
硫化物及び他の無機金属化合物はHFの収着剤として使
用できる。
フッ化水素のかなりの含量を有するならば排ガス及びプ
ロセスガスの浄化に金属フッ化物を用いることが推奨さ
れる。
ロセスガスの浄化に金属フッ化物を用いることが推奨さ
れる。
フッ化物の使用はフッ化水素との反応においてMeFm
・nHF形の酸性フッ化物(フッ化水素酸塩)を形成す
ることに基づく。
・nHF形の酸性フッ化物(フッ化水素酸塩)を形成す
ることに基づく。
凝縮しプロセスに循環できるフッ化水素はフッ化水素酸
塩の熱分解中に放出される。
塩の熱分解中に放出される。
フッ化水素を収着するためのフッ化物の選択は多くの因
子によって決定され、その中酸性フッ化物の熱安定性、
HF脱着の見地から穏やかな温度でその分解する可能性
及び収着、脱着サイクルにおける収着剤の反復使用、な
らびに用いるフッ化物のコストが最も重要である。
子によって決定され、その中酸性フッ化物の熱安定性、
HF脱着の見地から穏やかな温度でその分解する可能性
及び収着、脱着サイクルにおける収着剤の反復使用、な
らびに用いるフッ化物のコストが最も重要である。
低HF含量のガスの衛生的浄化には金属の酸化物、水酸
化物及び炭酸塩が一般に使用される。
化物及び炭酸塩が一般に使用される。
それらとのHFの反応は一般に不可逆的にまた最適条件
下に進行し、排ガスからの定量的なHF回収を与えるこ
とができる。
下に進行し、排ガスからの定量的なHF回収を与えるこ
とができる。
生じたフッ化物はある場合にはフッ素利用のために処理
できる。
できる。
活性化した形状のAl2O3又は粉のアルミナにHFを
収着させる方法が当業者に知られている。
収着させる方法が当業者に知られている。
収着剤は粒状形態で直接装置中に使用(フランス特許第
1209223号明細書参照)又はろ布上に噴霧(米国
特許第3721066号明細書参照)できる。
1209223号明細書参照)又はろ布上に噴霧(米国
特許第3721066号明細書参照)できる。
これらの方法は粒度及び表面積、ガス湿度、ガス流速の
ような系のパラメーターに強く左右されるけれども99
%までのHF収着度が保証される。
ような系のパラメーターに強く左右されるけれども99
%までのHF収着度が保証される。
安定な浄化特性を維持するために特殊制御手段をとるべ
きである。
きである。
現在用いられているガスからHFを除去する吸着法のす
べてに次の不利益:浄化程度が系のパラメーターに著し
く依存し、空気の高い相対湿度が浄化度に非常に有害な
影響を有するのでこれらの方法の最適温度は一般に10
0℃を超えるニ一般に収着剤の反復使用が不可能である
;浄化されるガス流に対し粒状化収着剤の沢床の高い抵
抗、商業装置の生産性の低下とその保守に存在する困難
が普通である。
べてに次の不利益:浄化程度が系のパラメーターに著し
く依存し、空気の高い相対湿度が浄化度に非常に有害な
影響を有するのでこれらの方法の最適温度は一般に10
0℃を超えるニ一般に収着剤の反復使用が不可能である
;浄化されるガス流に対し粒状化収着剤の沢床の高い抵
抗、商業装置の生産性の低下とその保守に存在する困難
が普通である。
またガスからのハロゲン化水素を除去する他の方法が当
業者に知られており、その方法では合成イオン交換樹脂
、第一に粒状アニオナイトの使用が意図される。
業者に知られており、その方法では合成イオン交換樹脂
、第一に粒状アニオナイトの使用が意図される。
フッ化水素及び塩化水素はヒドロキシル形のアニオナイ
トにより湿り空気から次の図式に従って効果的に収着さ
れる(USSR発明者証第327936号、第4636
31号、C85R発明者証第150146号、英国特許
第805853号、DDR特許第9657号、FRG特
許第 1195518号、米国特許第2933460号明細書
参照)。
トにより湿り空気から次の図式に従って効果的に収着さ
れる(USSR発明者証第327936号、第4636
31号、C85R発明者証第150146号、英国特許
第805853号、DDR特許第9657号、FRG特
許第 1195518号、米国特許第2933460号明細書
参照)。
R′OH+HF→R′F+H2O
(式中R′はアニオナイトの重合体マトリックスである
。
。
)収着剤はさらにアルカリ再生される。
反応においてハロゲン化物のアルカリ溶液が得られ、そ
の塩基形への転化の一層好ましい特性を有する弱塩基ア
ニオナイトの使用が好ましい。
の塩基形への転化の一層好ましい特性を有する弱塩基ア
ニオナイトの使用が好ましい。
しかし同じ塩形、すなわちフッ化物又は塩化物形の強塩
基アニオナイト(USSR発明者証第224878号、
第287912号)を次の図式 %式% により使用し次いで収着剤の水性再生をすることが一層
有利である。
基アニオナイト(USSR発明者証第224878号、
第287912号)を次の図式 %式% により使用し次いで収着剤の水性再生をすることが一層
有利である。
この場合に匹敵する程度の浄化とHFに関するアニオナ
イトの若干低い動的活性でアニオナイトの再生が実質的
に単純化され、溶出液には相当する酸の実質的に純粋な
溶液が包含される。
イトの若干低い動的活性でアニオナイトの再生が実質的
に単純化され、溶出液には相当する酸の実質的に純粋な
溶液が包含される。
フッ化水素及び塩化水素の、特に他の吸着法に比べた空
気の衛生的浄化の目的に対するイオン交換法の主な利点
は次の点にある。
気の衛生的浄化の目的に対するイオン交換法の主な利点
は次の点にある。
1)100%に接近する高度の回収、
2)イオン交換収着剤の高い比容量(約20重量%)及
びハロゲン化水素の濃度と他のプロセスパラメーターに
対する低い依存性、 3)空気中の湿度の存在が浄化効率に有利であるので回
収されるフッ化水素及び塩化水素が処理されるガス中に
ガス及びミスト様状態で存在しても良い、 4)イオナイトの高い化学安定性ならびに簡単なまた有
効な再生法の適用性が、収着特性を著しく低下すること
なく前記イオナイトをフッ化水素及び塩化水素の収着に
反復使用することを可能にする、 5)溶出液中のHFが十分に高い濃度であるためそれを
簡単に利用する可能性。
びハロゲン化水素の濃度と他のプロセスパラメーターに
対する低い依存性、 3)空気中の湿度の存在が浄化効率に有利であるので回
収されるフッ化水素及び塩化水素が処理されるガス中に
ガス及びミスト様状態で存在しても良い、 4)イオナイトの高い化学安定性ならびに簡単なまた有
効な再生法の適用性が、収着特性を著しく低下すること
なく前記イオナイトをフッ化水素及び塩化水素の収着に
反復使用することを可能にする、 5)溶出液中のHFが十分に高い濃度であるためそれを
簡単に利用する可能性。
そのような目的のためにイオナイトの広範な工業的使用
を制限するこの排ガス浄化法の主な不利益はビード拡散
速度で制御される通常の粒状イオナイトとガスとの反応
が収着体の深い床の使用を起させることである。
を制限するこの排ガス浄化法の主な不利益はビード拡散
速度で制御される通常の粒状イオナイトとガスとの反応
が収着体の深い床の使用を起させることである。
床の深さを増すことはガス流に対する床の抵抗を鋭敏に
増す結果になるのでこの因子はフィルターの高い比出力
が要求されることと矛盾する。
増す結果になるのでこの因子はフィルターの高い比出力
が要求されることと矛盾する。
本発明の目的はそのようなガスからフッ化水素及び(又
は)塩化水素のガスを除去する方法を提供することであ
り、それはガス流からハロゲン化水素を収着する速度の
著しい増加及び収着剤床の空気抵抗力の値の低下を可能
にし、同時にその高い収着容量、化学安定性及び機械的
強度を保持する。
は)塩化水素のガスを除去する方法を提供することであ
り、それはガス流からハロゲン化水素を収着する速度の
著しい増加及び収着剤床の空気抵抗力の値の低下を可能
にし、同時にその高い収着容量、化学安定性及び機械的
強度を保持する。
本発明のこれらの目的及び他の目的は浄化すべきガスを
アニオン交換収着剤に通し、次いで収着剤を水再生する
ことが包含される方法を提供することによって達成され
、本発明によれば、アニオン交換収着剤としてビニルピ
リジン基又は脂肪族アミン基を有する炭素鎖重合体を基
にし、かつ分子間結合を形成させである化学吸着繊維(
以下、「分子間結合を形成させである化学吸着繊維」を
単に、「架橋化学吸着繊維」と称す)が使用される。
アニオン交換収着剤に通し、次いで収着剤を水再生する
ことが包含される方法を提供することによって達成され
、本発明によれば、アニオン交換収着剤としてビニルピ
リジン基又は脂肪族アミン基を有する炭素鎖重合体を基
にし、かつ分子間結合を形成させである化学吸着繊維(
以下、「分子間結合を形成させである化学吸着繊維」を
単に、「架橋化学吸着繊維」と称す)が使用される。
フッ化水素及び(又は)塩化水素を含有する浄化すべき
ガス源は本発明による方法における浄化効率に実際上何
ら影響を有さない。
ガス源は本発明による方法における浄化効率に実際上何
ら影響を有さない。
これらのガスはたとえば、吸収法により予備処理された
排ガス又は上記工業プロセスからの排出換気であっても
良い。
排ガス又は上記工業プロセスからの排出換気であっても
良い。
本発明による方法の可能的制限は浄化されるガス中の高
いダスト含量であるかもしれず、それはフィルター上の
ダストの蓄積によりアニオン交換繊維の反復使用効率を
低下するが、しかしながら水又は酸可溶性ダストの場合
にはこの制限は重要ではない。
いダスト含量であるかもしれず、それはフィルター上の
ダストの蓄積によりアニオン交換繊維の反復使用効率を
低下するが、しかしながら水又は酸可溶性ダストの場合
にはこの制限は重要ではない。
処理されるガス流の湿度が低下すると、繊維の収着容量
は若干低下するがしかしながら30%の相対湿度まで実
際上適している。
は若干低下するがしかしながら30%の相対湿度まで実
際上適している。
処理されるガス流の温度は臨界的ではない。
本発明による方法に使用される架橋化学吸着繊維は繊維
、マット、不織布及び布帛形状でフィルターバッキング
として直接使用できるが、しかしながら均一構造とたわ
み性、強度、密度のような特徴とを有するニードルせん
孔不織布の形状で繊維を使用するのが最も効率的であり
、高効率、軽量かつ簡単な収着ろ過材料を開発する強い
可能性が提供される。
、マット、不織布及び布帛形状でフィルターバッキング
として直接使用できるが、しかしながら均一構造とたわ
み性、強度、密度のような特徴とを有するニードルせん
孔不織布の形状で繊維を使用するのが最も効率的であり
、高効率、軽量かつ簡単な収着ろ過材料を開発する強い
可能性が提供される。
そのような不織布は20mmまでの厚さ、2kgまでの
1m2の重量を有しても良い。
1m2の重量を有しても良い。
不織布の空気抵抗力は1cm/秒のガス流速及び1cm
の床厚で1mmH2O以下である。
の床厚で1mmH2O以下である。
前記繊維のフッ化水素及び塩化水素についての比収着容
量は浄化すべきガス中の前記化合物の初期濃度に依存し
、約20重量%に等しい。
量は浄化すべきガス中の前記化合物の初期濃度に依存し
、約20重量%に等しい。
本発明による収着剤によるハロゲン化水素の収着のむし
ろ高い速度のために、前記動的条件下の能力には実質的
に10m/秒までのガス流速で1kg又はそれ以上の1
m2の重量の不織布の層の漏出前の容量が包含される。
ろ高い速度のために、前記動的条件下の能力には実質的
に10m/秒までのガス流速で1kg又はそれ以上の1
m2の重量の不織布の層の漏出前の容量が包含される。
排アニオン交換繊維は水で再生すると溶出液中に相当す
る酸の溶液が得られ、それは多くの場合に捕集し商業生
産プロセスに利用できる。
る酸の溶液が得られ、それは多くの場合に捕集し商業生
産プロセスに利用できる。
再生された繊維は同様の収着条件下にその重量容量の前
記の値までHF及びHClを反復収着することができる
。
記の値までHF及びHClを反復収着することができる
。
初期収着剤が塩基形の繊維であれば、その第1サイクル
の容量は官能基の中和によりその後のサイクルよりも高
い。
の容量は官能基の中和によりその後のサイクルよりも高
い。
収着水再生サイクルは布が完全に機械的に摩耗されるま
で何度でも反復できる。
で何度でも反復できる。
炭素鎖重合体を基にした本発明による架橋化学吸着繊維
としてアクリロニトリル50〜80重量%と2−ビニル
ピリジン、4−ビニルピリジン又は2−メチル−5−ビ
ニルピリジン50〜20重量%とからなる共重合体を基
にした繊維を使用できる。
としてアクリロニトリル50〜80重量%と2−ビニル
ピリジン、4−ビニルピリジン又は2−メチル−5−ビ
ニルピリジン50〜20重量%とからなる共重合体を基
にした繊維を使用できる。
ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニリデン又はポリ塩
化ビニル20〜50重量%とポリ−2−ビニルピリジン
、ポリ−4−ビニルピリジン又はポリ−2−メチル−5
−ビニルピリジン80〜50重量%とからなる繊維もま
た使用できる。
化ビニル20〜50重量%とポリ−2−ビニルピリジン
、ポリ−4−ビニルピリジン又はポリ−2−メチル−5
−ビニルピリジン80〜50重量%とからなる繊維もま
た使用できる。
ハロゲン化物含有重合体及びピリジン系の重合体を基に
した前記の繊維はアクリロニトリルの共重合体を基にし
た繊維よりも高い化学安定性を有する。
した前記の繊維はアクリロニトリルの共重合体を基にし
た繊維よりも高い化学安定性を有する。
十分に高い化学安定性はまたポリプロピレン20〜50
重量%と2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン又は
2−メチル−5−ビニルピリジン80〜50重量%とか
らなる共重合体を基にした繊維によって示され、その繊
維はまた収着剤として使用できる。
重量%と2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン又は
2−メチル−5−ビニルピリジン80〜50重量%とか
らなる共重合体を基にした繊維によって示され、その繊
維はまた収着剤として使用できる。
本発明による架橋化加工処理された化学吸着繊維として
脂肪族アミン基を有する炭素鎖重合体を基にした繊維、
すなわちポリエチレンポリアミン又はポリエチレンイミ
ン20〜60重量%とポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化
ビニリデン、ポリ塩化ビニル又はフッ化ビニリデンとテ
トラフルオロエチレンとの共重合体80〜40重量%と
を含有する繊維もまた使用できる。
脂肪族アミン基を有する炭素鎖重合体を基にした繊維、
すなわちポリエチレンポリアミン又はポリエチレンイミ
ン20〜60重量%とポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化
ビニリデン、ポリ塩化ビニル又はフッ化ビニリデンとテ
トラフルオロエチレンとの共重合体80〜40重量%と
を含有する繊維もまた使用できる。
化学吸着繊維中の電解質重合体の含量20%以下では収
着剤の交換容量が低下する結果になりその使用を不適当
にする。
着剤の交換容量が低下する結果になりその使用を不適当
にする。
繊維中の前記電解質重合体の含量が約50〜60重量%
以上に増加すると繊維の機械的強度の低下ならびにその
製造及び繊維加工に対する技術が複雑になる結果となる
。
以上に増加すると繊維の機械的強度の低下ならびにその
製造及び繊維加工に対する技術が複雑になる結果となる
。
本発明によるガスからのフッ化水素及び(又は)塩化水
素を除去する方法では以下のことが可能になる。
素を除去する方法では以下のことが可能になる。
一初期濃度を問わず事実上全く(分析的に測定される最
少濃度にまで)ガスが浄化され、それは通常少なくとも
99%の浄化度に相当する。
少濃度にまで)ガスが浄化され、それは通常少なくとも
99%の浄化度に相当する。
−浄化すべきガス中の低濃度のハロゲン化水素でも収着
剤の十分に高い比容量が得られる。
剤の十分に高い比容量が得られる。
−浄化されるガスの広範囲のパラメーター内で、30〜
100%の範囲内の湿度で(ならびにガス中の酸溶液の
エーロゾルの存在下に)及び負から約60℃までの温度
で、ガス浄化の高い効果が保証される。
100%の範囲内の湿度で(ならびにガス中の酸溶液の
エーロゾルの存在下に)及び負から約60℃までの温度
で、ガス浄化の高い効果が保証される。
一事実上無制限数の収着、再生サイクルが同じフィルタ
ーに続けられる。
ーに続けられる。
一より費用のかゝらないフィルターの水再生が行なわれ
、ハロゲン化水素酸の溶液が形成されそれを多くの場合
に利用しても良い。
、ハロゲン化水素酸の溶液が形成されそれを多くの場合
に利用しても良い。
一単位容量当り高い出力で非常に低い(10mmH2O
以下)空気抵抗力でフィルターが使用され、従ってその
ようなフィルターを著しい空気流の低下なく作業換気系
中に組み立てることが可能になる。
以下)空気抵抗力でフィルターが使用され、従ってその
ようなフィルターを著しい空気流の低下なく作業換気系
中に組み立てることが可能になる。
本発明によるガスからのフッ化水素及び(又は)塩化水
素を除去する方法は技術的に簡単であり、次のように行
なうことができる。
素を除去する方法は技術的に簡単であり、次のように行
なうことができる。
化学吸着繊維は炭素鎖重合体又は共重合体から慣用方法
により製造され、単量体の一つはイオン交換できる活性
基を含有する。
により製造され、単量体の一つはイオン交換できる活性
基を含有する。
アクリロニトリルとビニルピリジンとの共重合体から化
学吸着繊維を製造する方法には次の主要段階;「溶液」
又は「懸濁」法により行なわれる共重合、生じた共重合
体からの繊維の形成及びイオン交換プロセスにおける繊
維の反復使用を確保する二官能化合物による架橋化加工
が包含される。
学吸着繊維を製造する方法には次の主要段階;「溶液」
又は「懸濁」法により行なわれる共重合、生じた共重合
体からの繊維の形成及びイオン交換プロセスにおける繊
維の反復使用を確保する二官能化合物による架橋化加工
が包含される。
出発単量体としてたとえばアクリロニトリル及びピリジ
ン系のビニル単量体、2−メチル−5−ビニルピリジン
、4−ビニルピリジン、2−ビニルピリジンが使用でき
る。
ン系のビニル単量体、2−メチル−5−ビニルピリジン
、4−ビニルピリジン、2−ビニルピリジンが使用でき
る。
重合体中の後者の化合物の含量は広範囲、すなわち20
〜50重量%内で変えられる。
〜50重量%内で変えられる。
「溶液」共重合の溶媒としてジメチルスルホキシド、ジ
メチルホルムアルデヒド、ジメチルアセトアミドなどの
ような非プロトン性有機溶媒が使用される。
メチルホルムアルデヒド、ジメチルアセトアミドなどの
ような非プロトン性有機溶媒が使用される。
架橋化加工剤として熱処理でビニルピリジンと化学結合
を形成し繊維の三次元構造の形成を保証するエポキシオ
リゴマーならびにヒドラジン水和物、過酸化物化合物及
びエビクロロヒドリンが使用される。
を形成し繊維の三次元構造の形成を保証するエポキシオ
リゴマーならびにヒドラジン水和物、過酸化物化合物及
びエビクロロヒドリンが使用される。
イオン交換繊維は次の段階、すなわち繊維の形成、その
延伸、架橋化加工仕上、けん縮及びカッティングが包含
される「乾式」法又は「湿式」法により製造される。
延伸、架橋化加工仕上、けん縮及びカッティングが包含
される「乾式」法又は「湿式」法により製造される。
ハロゲン化物含有重合体を基にした化学吸着繊維はポリ
エチレン、ポリアミン又はポリエチレンイミンの水溶液
を用いそれをアミン化することにより製造される。
エチレン、ポリアミン又はポリエチレンイミンの水溶液
を用いそれをアミン化することにより製造される。
前記繊維はまた通常の溶媒中の重合体の混合物から形成
させることにより製造される。
させることにより製造される。
ハロゲン化物含有重合体及びポリビニルピリジン又はポ
リアミンに適する溶媒はジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシドなどのような極性の非プロトン性溶媒で
ある。
リアミンに適する溶媒はジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシドなどのような極性の非プロトン性溶媒で
ある。
架橋化加工剤は溶液に導入するか又は紡糸浴中に添加す
る。
る。
適当なハロゲン化物含有重合体はポリ塩化ビニリデン、
ポリ塩化ビニル、塩素化ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビ
ニリデン又はフッ化ビニリデンとテトラフルオロエチレ
ンとの共重合体である。
ポリ塩化ビニル、塩素化ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビ
ニリデン又はフッ化ビニリデンとテトラフルオロエチレ
ンとの共重合体である。
化学吸着繊維がポリプロピレンから製造されるならば、
重合を化学的に開始する方法を用いて最終の繊維又は布
帛上にポリビニルピリジンをグラフト化することを行な
うことができる。
重合を化学的に開始する方法を用いて最終の繊維又は布
帛上にポリビニルピリジンをグラフト化することを行な
うことができる。
重合は水性媒質中で行なうことができる。
本発明によるガスからフッ化水素及び(又は)塩化水素
を除去する方法は次のように実現される。
を除去する方法は次のように実現される。
浄化すべきガスはフィルターバッキング又は繊維材料、
好ましくは不織布の形状のアニオン交換繊維の床を含有
するろ過器に通される。
好ましくは不織布の形状のアニオン交換繊維の床を含有
するろ過器に通される。
フィルターは用いる材料の物理的形状に相当する適宜の
設計であっても良い。
設計であっても良い。
ろ過器中に置かれた収着剤を流通する間にガスはガス状
及びエーロゾル形状で存在する酸の形状のどちらものH
F及び(又は)HClの不純物から解放される。
及びエーロゾル形状で存在する酸の形状のどちらものH
F及び(又は)HClの不純物から解放される。
ガスの浄化は浄化ガス中にHF及び(又は)HClが表
われるまで継続される(通常漏出は衛生標準の限界値の
水準で注意される)。
われるまで継続される(通常漏出は衛生標準の限界値の
水準で注意される)。
フィルターの飽和(HF及び(又は)HClの漏出)後
収着剤床を水で洗浄しその量は所与フィルターに予め決
定でき、通常収着剤容量当り2〜20容量の範囲である
。
収着剤床を水で洗浄しその量は所与フィルターに予め決
定でき、通常収着剤容量当り2〜20容量の範囲である
。
ガスの浄化及び水再生の段階はサイクルを形成し、その
完了後フィルターは再びガスの浄化に使用される。
完了後フィルターは再びガスの浄化に使用される。
本発明が一層理解されるために若干の例を例示のために
示す。
示す。
例1
攪拌機及び還流冷却器を備えた容器中に下記重量部割合
で次の成分を含有する反応混合物を装入する。
で次の成分を含有する反応混合物を装入する。
アクリロニトリル 802−メチ
ル−5−ビニルピリジン 20脱 塩 水
1700アゾビスイソブチロニトリル
0.2反応容器を温度制御した水浴中に置く
。
ル−5−ビニルピリジン 20脱 塩 水
1700アゾビスイソブチロニトリル
0.2反応容器を温度制御した水浴中に置く
。
単量体の重合は60℃の温度、2.5のpHで、攪拌下
に2時間の間荷なう。
に2時間の間荷なう。
共重合体の転化度は55〜60%である。
共重合体中の2−メチル−5−ビニルピリジンの含量は
35重量%である。
35重量%である。
ジメチルホルムアミド中の共重合体の固有粘度〔η〕は
25℃の温度で15.5に等しい。
25℃の温度で15.5に等しい。
このように製造した共重合体をアルカリ溶液により沈殿
させ、エタノールで洗浄して未反応単量体を除き、70
℃の温度で乾燥して恒量にする。
させ、エタノールで洗浄して未反応単量体を除き、70
℃の温度で乾燥して恒量にする。
生じた共重合体は同温度でジメチルホルムアミドに溶解
し18%の紡糸液を得る。
し18%の紡糸液を得る。
この溶液からインプロパツールを含有する紡糸浴中に0
.008mm直径の100孔を有する紡糸口金を通して
繊維を形成し、その後繊維を水蒸気雰囲気中で4倍に延
伸し、ジエチレングリコールを基にして作ったエポキシ
オリゴマーの8%水溶液で処理し、次いで繊維を150
℃の温度で30分間乾燥する。
.008mm直径の100孔を有する紡糸口金を通して
繊維を形成し、その後繊維を水蒸気雰囲気中で4倍に延
伸し、ジエチレングリコールを基にして作ったエポキシ
オリゴマーの8%水溶液で処理し、次いで繊維を150
℃の温度で30分間乾燥する。
静的条件下に測定した0、1N HClに関する繊維の
交換容量は2.4mg当量/gに等しく、繊維の線密度
は0.3texでありテナシティ−(強靭性)は18g
f/lexであり、伸びは20%である。
交換容量は2.4mg当量/gに等しく、繊維の線密度
は0.3texでありテナシティ−(強靭性)は18g
f/lexであり、伸びは20%である。
このように製造した繊維からニードルせん孔不織布を1
m2の重量500g、6mmの厚さに製造する。
m2の重量500g、6mmの厚さに製造する。
m3当り50mgのHFを含有し20℃の温度と50%
の相対湿度を有するフッ化水素酸製造中に生ずる排出換
気を前記の布の層からなるフィルターに通す。
の相対湿度を有するフッ化水素酸製造中に生ずる排出換
気を前記の布の層からなるフィルターに通す。
フィルターの作業表面積は15cm2であり、フィルタ
ーの作業部分中の繊維の重量は0.75gである。
ーの作業部分中の繊維の重量は0.75gである。
空気は21/分の速度でフィルターを通過する(フィル
ターを通る空気の線速度は2.2cm/秒である)。
ターを通る空気の線速度は2.2cm/秒である)。
フィルターのガス流に対する空気抵抗力は0.7mmH
2Oである。
2Oである。
浄化された空気中にHFの痕跡が現われたとき(測定感
度は0.5mgHF/m3である。
度は0.5mgHF/m3である。
)空気13601がフィルターを通過し、HF68mg
(収着体の9重量%)が収着された。
(収着体の9重量%)が収着された。
初期とろ過された空気中のHF濃度が平らになるまでに
さらに空気7001がフィルターを通り、HF25mg
(収着剤の3重量%)が収着された。
さらに空気7001がフィルターを通り、HF25mg
(収着剤の3重量%)が収着された。
再生するために水30m1でフィルターを再生するとろ
液中にHF60mgが得られた。
液中にHF60mgが得られた。
同じ組成と温度を有する空気を再生したフィルターに繰
返して通したときHFの漏出前に(0,5mg/m3)
空気9001が通過しHF45mg(収着体の6重量%
)が収着される。
返して通したときHFの漏出前に(0,5mg/m3)
空気9001が通過しHF45mg(収着体の6重量%
)が収着される。
ガスの同じろ過速度で空気抵抗力はろ過の初めに約1.
5mmH2Oであり、次いで0.8 mmH2Oに低下
する。
5mmH2Oであり、次いで0.8 mmH2Oに低下
する。
フィルターの再生を水30m1で反復した後HF45m
gがろ液中に得られる。
gがろ液中に得られる。
その後空気からのHF除去と水再生のサイクルを同じ結
果で無制限回数繰返すことができる。
果で無制限回数繰返すことができる。
HFの漏出前の空気の浄化度は約99%であり、特定測
定では平均空気浄化度が99.8%であることを示す。
定では平均空気浄化度が99.8%であることを示す。
例2
攪拌機及び還流冷却器を備えた容器中に下記重量割合で
含まれる次の成分からなる反応混合物を装入する。
含まれる次の成分からなる反応混合物を装入する。
アクリロニトリル 652−メチ
ル−5−ビニルピリジン 35脱 塩 水
2000アゾビスインブチロニトリル
0.2反応容器を温度制御した水浴中に置
く。
ル−5−ビニルピリジン 35脱 塩 水
2000アゾビスインブチロニトリル
0.2反応容器を温度制御した水浴中に置
く。
単量体の重合は60℃の温度、2.5のpHで、攪拌下
に2時間行なう。
に2時間行なう。
共重合体の転化度は65〜70%である。
共重合体中の2−メチル−5−ビニルピリジン含量は5
0重量%であり、25℃の温度でジメチルホルムアルデ
ヒド中の共重合体の〔η〕は1.2である。
0重量%であり、25℃の温度でジメチルホルムアルデ
ヒド中の共重合体の〔η〕は1.2である。
生じた共重合体をアルカリ溶液により沈殿させ、エタノ
ールで洗浄し未反応単量体を除き、70℃の温度で乾燥
して恒量にする。
ールで洗浄し未反応単量体を除き、70℃の温度で乾燥
して恒量にする。
次いで共重合体をジメチルホルムアミドに70℃の温度
で溶解し20%紡糸液を得る。
で溶解し20%紡糸液を得る。
この溶液から例1に記載した方法により繊維を形成させ
る。
る。
静的条件下に測定した0、1NHClについての繊維の
交換容量は3.57mg当量/gに等しい。
交換容量は3.57mg当量/gに等しい。
得られた繊維から1m2の重量1kg、12mmの厚さ
のニードルせん孔不織布を作った。
のニードルせん孔不織布を作った。
この布2層からなるフィルターにm3当り200mgの
HFを含有する空気を25℃の温度、60%の相対湿度
で通した。
HFを含有する空気を25℃の温度、60%の相対湿度
で通した。
フィルターの作業表面積は15cm2であり、フィルタ
ーの作業部分中の繊維の重量は3.0gである。
ーの作業部分中の繊維の重量は3.0gである。
空気は41/分(4,4cm/秒)の速度でフィルター
を通過する。
を通過する。
フィルターの空気抵抗力は5.4mmH2Oである。
浄化された空気中にHF痕跡が検出される前に空気22
501がフィルターを通過し、HF450mg(収着剤
の15重量%)が収着された。
501がフィルターを通過し、HF450mg(収着剤
の15重量%)が収着された。
初期と浄化された空気中のHF濃度が平らになる前にさ
らに空気6501が通過しHF90mg(収着剤の3重
量%)が収着された。
らに空気6501が通過しHF90mg(収着剤の3重
量%)が収着された。
水100m1でフィルターを洗浄することにより再生を
行なうとろ液中にHF 380mgが得られる。
行なうとろ液中にHF 380mgが得られる。
再生したフィルターで同じパラメーターで同じプロセス
条件下に空気の浄化を繰返すと、HFの漏出点前に空気
16201が通過し、HF324mg(収着剤の10.
8重量%)が収着される。
条件下に空気の浄化を繰返すと、HFの漏出点前に空気
16201が通過し、HF324mg(収着剤の10.
8重量%)が収着される。
フィルターを水100dで反復再生するとHF320〜
がr液中に得られる。
がr液中に得られる。
同じフィルターを用いたその後の空気浄化と水再生のサ
イクル中に同様の結果が得られる。
イクル中に同様の結果が得られる。
空気の浄化度は99.7%以上である。
例3
例2記載の条件下にガス状フッ化水素及びフッ化水素酸
のエーロゾルの形状でHF600〜/dを含有する水晶
石製造の排ガスを浄化する。
のエーロゾルの形状でHF600〜/dを含有する水晶
石製造の排ガスを浄化する。
排ガス温度は30℃である。
HFの漏出前にガス11201がフィルターを通過し、
HF670〜(収着剤の22重量%)が収着される。
HF670〜(収着剤の22重量%)が収着される。
水100rILlで再生するとHF”520〜がろ液中
に得られる。
に得られる。
フィルターの空気抵抗力は9朋H20である。
同じガスのその後の浄化サイクルにおいてHF漏出前に
ガス9001がフィルターを通過しHF5407′II
g(収着剤の18重量%)が収着され、次いで水で洗浄
される。
ガス9001がフィルターを通過しHF5407′II
g(収着剤の18重量%)が収着され、次いで水で洗浄
される。
ガス浄化度は99.9%以上である。
例4
攪拌機及び還流冷却器を備えた250dのフラスコに次
の成分重量部からなる反応混合物を装入する。
の成分重量部からなる反応混合物を装入する。
アクリロニトリル 802−メチ
ル−5−ビニルピリジン 20脱 塩 水
1800過硫酸アンモニウム
0.2単量体の重合は70°Cの温度、p
H=3で攪拌下に30分間行なう。
ル−5−ビニルピリジン 20脱 塩 水
1800過硫酸アンモニウム
0.2単量体の重合は70°Cの温度、p
H=3で攪拌下に30分間行なう。
生じた共重合体をエタノールで洗浄し未反応単量体を除
き80℃の温度で乾燥し恒量にする。
き80℃の温度で乾燥し恒量にする。
共重合体収率は80%であり、共重合体中の2−メチル
−5−ビニルピリジンの含量は20重量%である。
−5−ビニルピリジンの含量は20重量%である。
25℃の温度でジメチルホルムアミド中の共重合体の〔
η〕は1.3である。
η〕は1.3である。
次いで共重合体を80℃の温度でジメチルホルムアミド
に溶解し15重量%の濃度の紡糸液を得る。
に溶解し15重量%の濃度の紡糸液を得る。
その後0.08mmの直径の40孔を有する紡糸口金を
用いてこの溶液からイソプロパツールを含有する紡糸浴
中へ繊維を形成させる。
用いてこの溶液からイソプロパツールを含有する紡糸浴
中へ繊維を形成させる。
繊維を水蒸気雰囲気中で4.5倍に延伸する。
延伸繊維をジエチレングリコールとエピクロロヒドリン
とを基にしたエポキシオリゴマーの8%水溶液で処理し
、次いで乾燥室中150℃の温度で10分間加熱する。
とを基にしたエポキシオリゴマーの8%水溶液で処理し
、次いで乾燥室中150℃の温度で10分間加熱する。
繊維のテナシティ−は18〜20gf/lexであり、
伸びは23〜25%であり、繊維の線密度は0.3te
xである。
伸びは23〜25%であり、繊維の線密度は0.3te
xである。
静的条件下の0.1NHC1に関する繊維の交換容量は
1.5■当量/gである。
1.5■当量/gである。
この繊維から1m2の重量1kg、11mmの厚さのニ
ードルせん孔不織布を製造する。
ードルせん孔不織布を製造する。
この布3層からなるフィルターにHF100mg/m3
を含有し40℃の温度、70%の相対湿度の空気を通す
。
を含有し40℃の温度、70%の相対湿度の空気を通す
。
フィルターの作業面積は100cm2でありフィルター
の作業部分中の繊維の重量は30gである。
の作業部分中の繊維の重量は30gである。
空気は301/分(5cm/秒)の速度でフィルターを
通過する。
通過する。
空気抵抗力は7++zH20である。HF漏出前に空気
18m3が通過しHF1.8g(収着剤の6重量%)が
収着される。
18m3が通過しHF1.8g(収着剤の6重量%)が
収着される。
水再生(水0.61を使用)後、同一条件下に再生フィ
ルターでHF1.2g(収着剤の4重量%)が浄化され
る。
ルターでHF1.2g(収着剤の4重量%)が浄化され
る。
その後の浄化サイクルにおいて同様の結果が得られる。
例5
攪拌機及び還流冷却器を備えた250cm3のフラスコ
に溶媒、すなわちジメチルスルホキシド75重量部、ア
クリロニトリル15重量部、4−ビニルピリジン10重
量部及びアゾジニトリル0.15重量部からなる反応混
合物を装入する。
に溶媒、すなわちジメチルスルホキシド75重量部、ア
クリロニトリル15重量部、4−ビニルピリジン10重
量部及びアゾジニトリル0.15重量部からなる反応混
合物を装入する。
反応混合物を70℃の温度に加熱し、この温度で90分
間重合を行なう。
間重合を行なう。
共重合体中の4−ビニルピリジンの含量は40重量%で
ある。
ある。
生じた溶液から例1記載と同様の手順により繊維を形成
する。
する。
繊維は180℃の温度で4倍に延伸する。
延伸繊維は26gf/lexのテナシティ−122%の
伸びを有する。
伸びを有する。
0.0NHClに関する繊維の交換容量は2.4■当量
/gである。
/gである。
生じた繊維5.0gを25mm直径のガラスカラムに入
れる。
れる。
繊維床の高さは85mmである。H(J’ 50mg/
dを含有し、60℃の温度、60%の相対湿度の空気を
31/分(10cm/秒)の速度でカラムに通す。
dを含有し、60℃の温度、60%の相対湿度の空気を
31/分(10cm/秒)の速度でカラムに通す。
繊維床の空気抵抗力は45mmH2Oである。
HCl漏出(5mg/cm3)前に空気17m3が通過
しHCl850mgが収着される。
しHCl850mgが収着される。
繊維を水100mgで再生した後HCl460mgがろ
液中に得られる。
液中に得られる。
再生した繊維を用いて同条件下に空気の浄化を繰返し行
なったときに空気9m3が浄化されHCl29mg(収
着剤の9重量%)が収着された。
なったときに空気9m3が浄化されHCl29mg(収
着剤の9重量%)が収着された。
その後のサイクルで同様の結果が得られる。
空気浄化度は90%以上であり、HC1漏出前の平均空
気浄化度は98%である。
気浄化度は98%である。
例6
収着剤として生じた共重合体中に2−ビニルピリジン4
0重量%が含有され、2.4■当量/1に等しい0.1
N HClに関する交換容量を有することを除き例5
記載の手順により製造した繊維が使用される。
0重量%が含有され、2.4■当量/1に等しい0.1
N HClに関する交換容量を有することを除き例5
記載の手順により製造した繊維が使用される。
例5記載の条件下空気からのHC1除去は前記例と同様
の結果が得られる。
の結果が得られる。
例7
収着剤として例1記載と同様に製造したアクリロニトリ
ル(65重量%)と2−メチル−5−ビニルピリジン(
35重量%)との共重合体を基にしたニードルせん孔不
織布(エピの重量500r)を用いる。
ル(65重量%)と2−メチル−5−ビニルピリジン(
35重量%)との共重合体を基にしたニードルせん孔不
織布(エピの重量500r)を用いる。
HF100mg/m3を含有し30℃の温度、90%の
相対湿度の塩酸製造における吸収系からの排ガスから例
1と同様の条件でHC7を除去する。
相対湿度の塩酸製造における吸収系からの排ガスから例
1と同様の条件でHC7を除去する。
浄化した空気中にHClの痕跡が検出される前に(測定
感度は5mg/m3Clである)空気10201がフィ
ルターを通過し122〜のHCl(収着剤の16重量%
)が収着される。
感度は5mg/m3Clである)空気10201がフィ
ルターを通過し122〜のHCl(収着剤の16重量%
)が収着される。
最初に浄化された空気とのHC1濃度が平らになる前に
さらに空気4501が通過しHC129mg(収着剤の
4重量%)が収着される。
さらに空気4501が通過しHC129mg(収着剤の
4重量%)が収着される。
水30rLlでフィルターを再生するとHCl80mg
がろ液中に得られる。
がろ液中に得られる。
再生したフィルターにより同じ組成及び温度を有する空
気の浄化を反復するとHCl漏出(5mg/m3)前に
空気4701が通過しHC156mg(収着剤の7.5
重量%)が収着される。
気の浄化を反復するとHCl漏出(5mg/m3)前に
空気4701が通過しHC156mg(収着剤の7.5
重量%)が収着される。
水30m1でフィルターの再生を反復するとHCl56
mgがろ液中に得られる。
mgがろ液中に得られる。
その後の空気からのHClの除去と水再生のサイクルは
同じ結果を確保して無限回数反復できる。
同じ結果を確保して無限回数反復できる。
空気の浄化度は95%以上であり、平均では特定の測定
により示されるように99.5%に等しい。
により示されるように99.5%に等しい。
例8
攪拌機及び還流冷却器を備えた1000cm3の三ツロ
フラスコに2−メチル−5−ビニルピリジンの10%水
溶液900m1、pH=2を流入する。
フラスコに2−メチル−5−ビニルピリジンの10%水
溶液900m1、pH=2を流入する。
この溶液に過硫酸アンモニウム0.2%(溶液の重量の
)を加える。
)を加える。
反応は60℃の温度で5時間行なう。
その結果80〜85重量%の収率で重合体が得られる。
重合体をカセイソーダの1.5%溶液で沈殿させエタノ
ールで洗浄し恒量に乾燥する。
ールで洗浄し恒量に乾燥する。
生じたポリ−2−メチル−5−ビニルピリジン30重量
%とポリフッ化ビニリデン70重量%とをジメチルホル
ムアミドに溶解し15%の紡糸液を得る。
%とポリフッ化ビニリデン70重量%とをジメチルホル
ムアミドに溶解し15%の紡糸液を得る。
後者にエポキシジオジアン(epoxy−diodia
ne)オリゴマー2重量%(重合体の)を加え次いで繊
維を形成させる。
ne)オリゴマー2重量%(重合体の)を加え次いで繊
維を形成させる。
沈殿剤(Sett−1ing agent)として水(
90%)とジメチルホルムアミド(10%)との混合物
を使用する。
90%)とジメチルホルムアミド(10%)との混合物
を使用する。
繊維は100℃の温度で水蒸気中で5倍に、次いで16
0℃の温度で中空管中で2倍に延伸する。
0℃の温度で中空管中で2倍に延伸する。
生じた架橋化加工処理したアニオン交換繊維は2.1■
当量/gの静的条件下の交換容量、24gf/lexの
テナシティ−125%の伸び、0.3texの線密度を
有する。
当量/gの静的条件下の交換容量、24gf/lexの
テナシティ−125%の伸び、0.3texの線密度を
有する。
生じた繊維から1m2の重量1kg、厚さ10mmのニ
ードルせん孔不織布を製造する。
ードルせん孔不織布を製造する。
25℃の温度、70%の相対湿度のHF 120mg/
m3HC1120mg/m3を含有する空気を繊維2層
、15dのろ過作業面積を有するフィルターで浄化する
。
m3HC1120mg/m3を含有する空気を繊維2層
、15dのろ過作業面積を有するフィルターで浄化する
。
フィルターの作業部の重量は3.Ogである。
ガスろ過速度は41/分(4,4cm/秒)である。
空気抵抗力は6mmH2Oである。HF漏出点(0,5
mg/m3)前にガス14801がフィルターを通過す
る(HClの貫通は全く検出されない)。
mg/m3)前にガス14801がフィルターを通過す
る(HClの貫通は全く検出されない)。
HF178mg及びHCl180mgが収着される。
水100m1でフィルターを洗浄するとHF160mg
とHCl60mgがろ液中に得られる。
とHCl60mgがろ液中に得られる。
同条件下に再生フィルターで空気の浄化を反復するとH
F漏出前に空気9501が浄化されその後のサイクルで
同様の結果が得られる。
F漏出前に空気9501が浄化されその後のサイクルで
同様の結果が得られる。
例9
ポリプロピレン200gを100℃の温度で空気の酸素
で酸化する。
で酸化する。
酸化60時間後に繊維はヒドロペルオキシド基0.01
6重量%を含有する。
6重量%を含有する。
その後繊維を水41、FeSO4・77H2O5及び2
−メチル−5−ビニルピリジン200m1を含有するガ
ラス容器に入れる。
−メチル−5−ビニルピリジン200m1を含有するガ
ラス容器に入れる。
重合反応は70℃の温度で2時間行ない、その後繊維を
アセトンで洗浄し乾燥する。
アセトンで洗浄し乾燥する。
繊維はポリ−2−メチル−5−ビニルピリジン50重量
%を含有し、3.4mg当量/gの0.1N HClに
関する交換容量を有する。
%を含有し、3.4mg当量/gの0.1N HClに
関する交換容量を有する。
繊維5.0gを25mm直径を有する有機ガラス製のカ
ラム中に入れる。
ラム中に入れる。
繊維床の高さは90mmである。
15℃の温度、80%の相対湿度のHF72■/m3を
含有する空気を31/分(10cm/秒)の速度でカラ
ムに通す。
含有する空気を31/分(10cm/秒)の速度でカラ
ムに通す。
繊維床の空気抵抗力は水柱40mmである。
HF漏出前に空気24m3が通過しHF720■が収着
される。
される。
水100m1で繊維を再生するとHF410mgが洗出
される。
される。
同条件下その後のサイクルで各サイクルにおいて空気1
3〜14m3が浄化され、従ってフッ化水素約400■
が収着される。
3〜14m3が浄化され、従ってフッ化水素約400■
が収着される。
例10
ジメチルホルムアミド中のポリフッ化ビニリデンの18
%溶液から繊維を形成する。
%溶液から繊維を形成する。
紡糸液に重合体の30重量%の量のポリエチレンポリア
ミンを加える。
ミンを加える。
沈殿剤としてポリエチレンポリアミン5%を含有する水
を使用する。
を使用する。
生じた繊維は成形後140℃の温度で4倍に延伸し、洗
浄し、乾燥する。
浄し、乾燥する。
繊維はポリエチレンポリアミン20重量%を含有し、0
.1N HClに関して1.5mg当量/gの静的条件
下の交換容量、20kg/mm2のテナシティ−120
〜25%の伸びを有する。
.1N HClに関して1.5mg当量/gの静的条件
下の交換容量、20kg/mm2のテナシティ−120
〜25%の伸びを有する。
繊維は酸及びアルカリに耐性であり、反復再生でその交
換容量は変化せず、繊維の線密度は0.8texである
。
換容量は変化せず、繊維の線密度は0.8texである
。
そのように製造した繊維から1m2の重量1kg、10
mmの厚さのニードルせん孔不織布を製造する。
mmの厚さのニードルせん孔不織布を製造する。
例2の条件下空気の浄化中にHF漏出前に空気1100
1が通過しフッ化水素220mgが収着される。
1が通過しフッ化水素220mgが収着される。
水100m1でフィルターを再生するとHF135mg
がろ液中に得られる。
がろ液中に得られる。
同じフィルターを用いたその後のサイクルにおいて空気
的7001が浄化されHF130〜140mgが収着さ
れる。
的7001が浄化されHF130〜140mgが収着さ
れる。
例11
「乾式」法(シャフト中の空気温度は50℃である)に
よりアセトン中の塩素化ポリ塩化ビニルの25%溶液か
ら形成した繊維を緊張後70℃の温度でポリエチレンポ
リアミンの80%水溶液で30分間処理する。
よりアセトン中の塩素化ポリ塩化ビニルの25%溶液か
ら形成した繊維を緊張後70℃の温度でポリエチレンポ
リアミンの80%水溶液で30分間処理する。
脱塩水で洗浄し、乾燥けん縮し、ニードルせん礼法によ
りカッティングした後生じた繊維から不織材料を作る。
りカッティングした後生じた繊維から不織材料を作る。
それはポリエチレンポリアミン50重量%を含有し、0
.0NHClに関し3.5■当量/gの交換容量を有す
る。
.0NHClに関し3.5■当量/gの交換容量を有す
る。
例8のような条件下に空気からHFとHClの混合物を
除去すると、HF漏出前にガス23001が浄化されH
F 275mgとHCl275■が収着される。
除去すると、HF漏出前にガス23001が浄化されH
F 275mgとHCl275■が収着される。
水100m1でフィルターを洗浄した後HF250■と
HCl40mgが洗出される。
HCl40mgが洗出される。
同条件下再生フィルターを用いて空気の浄化を反復する
間にHC1漏出前にガス1280Aが浄化され、フィル
ターの再生を反復した結果HF150■とHCl145
■が洗出される。
間にHC1漏出前にガス1280Aが浄化され、フィル
ターの再生を反復した結果HF150■とHCl145
■が洗出される。
その後のサイクルにおいて同様の結果が得られる。
例12
例10に記載した手順に従いジメチルホルムアミド中の
ポリ塩化ビニルの18%溶液から繊維を形成する。
ポリ塩化ビニルの18%溶液から繊維を形成する。
紡糸液中にポリエチレンイミン30%(重合体の重量の
)を装入する。
)を装入する。
生じた繊維はポリエチレンイミン20重量%を含有し、
1.45〜当量/gの交換容量を有する。
1.45〜当量/gの交換容量を有する。
例9記載の条件下の空気からHFを除去するプロセスに
おいてHF漏出点までに空気8.5m3が通過しHF2
55mgが収着される。
おいてHF漏出点までに空気8.5m3が通過しHF2
55mgが収着される。
水100m1でフィルターを水再生するとHF115m
gが洗出される。
gが洗出される。
その後の同条件下のサイクルにおいて空気的4m3が浄
化されHF120mgが収着される。
化されHF120mgが収着される。
例13
本例における繊維はアセトン中のフッ化ビニリデンとテ
トラフルオロエチレンとの共重合体の18%溶液から形
成する。
トラフルオロエチレンとの共重合体の18%溶液から形
成する。
紡糸液中にポリエチレンイミン40%(共重合体の重量
の)を加える。
の)を加える。
沈殿剤としてヘキサンを使用する。
そのように製造した繊維を水蒸気中で延伸する。
繊維はポリエチレンイミン30重量%を含有し、2.2
■当量/gの交換容量、14gf/lexのテナシティ
−126%の伸びを有する。
■当量/gの交換容量、14gf/lexのテナシティ
−126%の伸びを有する。
生じた繊維5gを25mm直径のカラムに入れる。
繊維床の高さは80mmである。
20℃の温度でガス状塩化水素と塩化水素酸のミストの
形状でHCl1.2g/m3を含有する空気を31/分
の速度でカラムに通す。
形状でHCl1.2g/m3を含有する空気を31/分
の速度でカラムに通す。
繊維の空気抵抗力は水柱90mmである。
HC1漏出前に(5mg/m3)ガス11001が床を
通過しHCl1.32gが収着される。
通過しHCl1.32gが収着される。
水100m1でカラムを洗浄するとHCl0.95gが
洗出される。
洗出される。
その後のサイクルにおいて同組成を有する空気的800
1が浄化され、HC1約0.95g(収着剤の19重量
%)が各サイクルにおいて収着される。
1が浄化され、HC1約0.95g(収着剤の19重量
%)が各サイクルにおいて収着される。
空気浄化度は99.5%以上である。
例14
空気の相対湿度が30%であることを除き例2記載と同
条件下にHF漏出前に空気17001が通過しHF 3
40mgが収着される。
条件下にHF漏出前に空気17001が通過しHF 3
40mgが収着される。
水再生によりHF190mgが洗出される。
その後のサイクルにおいて同条件下に空気的900〜1
0001が各サイクルにおいて浄化され、HF約180
〜200mg(収着剤の6〜7重量%)が収着される。
0001が各サイクルにおいて浄化され、HF約180
〜200mg(収着剤の6〜7重量%)が収着される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ビニルピリジン基又は脂肪族アミン基を有する炭素
鎖重合体を基にした架橋化学吸着繊維からなるイオン交
換収着剤にガスを通すことによりガスからフッ化水素及
び(又は)塩化水素を除去する方法。 2 ビニルピリジン基を有する炭素鎖重合体を基にした
架橋化学吸着繊維としてアクリロニトリル50〜80重
量%と2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン又は2
−メチル−5−ビニルピリジン50〜20重量%とから
なる共重合体を基にした繊維が使用される、特許請求の
範囲第1項記載の方法。 3 ビニルピリジン基を有する炭素鎖重合体を基にした
架橋化学吸着繊維としてポリ塩化ビニリデン、ポリフッ
化ビニリデン又はポリ塩化ビニル20〜50重量%とポ
リ−2−ビニルピリジン、ポリ−4−ビニルピリジン又
はポリ−2−メチル−5−ビニルピリジン80〜50重
量%とを基にした繊維が使用される、特許請求の範囲第
1項記載の方法。 4 ビニルピリジン基を有する炭素鎖重合体を基にした
架橋化学吸着繊維としてポリプロピレン20〜50重量
%と2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン又は2−
メチル−5−ビニルピリジ7780〜50重量%とから
なる共重合体を基にした繊維が使用される、特許請求の
範囲第1項に記載の方法。 5 脂肪族アミノ基を有する炭素鎖重合体を基にした架
橋化学吸着繊維としてポリエチレンポリアミン又はポリ
エチレンイミン20〜60重量%とポリ塩化ビニリデン
、ポリフッ化ビニリデン、ポリ塩化ビニル又はフッ化ビ
ニリデンとテトラフルオロエチレンとの共重合体80〜
40重量%とを基にした繊維が使用される、特許請求の
範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52100367A JPS585090B2 (ja) | 1977-08-22 | 1977-08-22 | ガスの浄化法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52100367A JPS585090B2 (ja) | 1977-08-22 | 1977-08-22 | ガスの浄化法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5435882A JPS5435882A (ja) | 1979-03-16 |
JPS585090B2 true JPS585090B2 (ja) | 1983-01-29 |
Family
ID=14272080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52100367A Expired JPS585090B2 (ja) | 1977-08-22 | 1977-08-22 | ガスの浄化法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS585090B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49102588A (ja) * | 1973-02-05 | 1974-09-27 | ||
JPS49130584A (ja) * | 1973-04-20 | 1974-12-13 |
-
1977
- 1977-08-22 JP JP52100367A patent/JPS585090B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49102588A (ja) * | 1973-02-05 | 1974-09-27 | ||
JPS49130584A (ja) * | 1973-04-20 | 1974-12-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5435882A (ja) | 1979-03-16 |
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