JPS585079B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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Publication number
JPS585079B2
JPS585079B2 JP52099645A JP9964577A JPS585079B2 JP S585079 B2 JPS585079 B2 JP S585079B2 JP 52099645 A JP52099645 A JP 52099645A JP 9964577 A JP9964577 A JP 9964577A JP S585079 B2 JPS585079 B2 JP S585079B2
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JP
Japan
Prior art keywords
door
intake
main body
clothes
heating element
Prior art date
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Expired
Application number
JP52099645A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5434173A (en
Inventor
後藤三雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP52099645A priority Critical patent/JPS585079B2/ja
Publication of JPS5434173A publication Critical patent/JPS5434173A/ja
Publication of JPS585079B2 publication Critical patent/JPS585079B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は正特性温度抵抗素子よりなる発熱体を採用した
衣類乾燥機に関するものである。
従来の衣類乾燥機においては、発熱体としては一般に鉄
クロム線が用いられていたが、寿命、安全性の点から最
近では正特性温度抵抗素子を発熱体として用いるように
なってきている。
そしてこの正特性温度抵抗素子は発熱体の熱交換率をよ
くするために、1mm2程度の小さな孔を多数有する蜂
の巣状に形成されており、この穴を風が通過する時、空
気中の塵埃が穴に詰りやすいため、正特性温度抵抗素子
の吸気側に通気性海綿状材料よりなるフィルターが設け
られている。
またこの正特性温度抵抗素子は通電することにより発熱
し、そして一定の温度(例えば210℃)まで上昇する
とそれ以上は温度上昇しない自己温度制御素子であるた
め、吸気フィルターや穴の目詰りが起こり、素子を通過
する風量が減少すると、自己制御によって発熱量が低下
し、乾燥性能が低下する。
そこで正特性温度抵抗素子を用いた衣類乾燥機において
は、吸気フィルターおよび素子の表面に付着した塵埃を
簡単に掃除できる構造にすることが要求されている。
また、正特性温度抵抗素子よりなる発熱体にいかにして
有効に通風させ、熱効率を向上させるかがこの種乾燥機
の懸案事項であった。
従来においては、乾燥機の衣類投入口に設けたドアーに
発熱体を収容し、ドアー前面より冷風を吸気し、ドアー
内で熱交換してその熱風を回転ドラム内の中央寄りに送
り込む方式が提案された。
しかし、発熱体をドアーに収容した場合、乾燥中に回転
ドラム内の衣類の状態を確認するための窓ガラスをドア
ーに設けることが難しくなり、商品価値が低下するもの
であり、また、回転ドラム内の中央部に熱風を送り込む
ために、回転ドラムの回転によって回転ドラム内周面を
転動する衣類に熱風が有効に作用せず、熱効率の低下を
きたしていた。
また、本体内下部に発熱体を配し、風胴を介して回転ド
ラム内に熱風を供給する方式のものが提案されたが、熱
損失、負圧損失が大きく、熱交率が悪くなりがちであり
、また発熱体に堆積した綿ぼこり等を除去することが困
難であった。
本発明は上記従来の欠点に鑑み熱効率および使用勝手を
向上させるものであって、以下、その一実施例を添付図
面にもとずいて説明する。
第1図において、1は衣類乾燥機本体、2は本体1内に
回転自在に装備された回転ドラムで、この回転ドラム2
は前面部を環状に分割し、その内周部2aは本体1の前
面部1aに固定し、かつ外周部2bは回転ドラム20周
面部分につながり、かつ、内周部2aに対し、軸受3を
介して回転自在に支持されている。
4は電動機で、前記回転ドラム2およびファン5をそれ
ぞれベルト6.7を介して回転駆動させる。
8は発熱体で、第4図に示すように複数個の正特性温度
抵抗素子により構成され、かつこの複数個の正特性温度
抵抗素子を絶縁体9を介して回転ドラム2の前面部を構
成する内周部2aに着脱自在に取付けており、かつ、内
周部2aに形成した熱風吸入用の透孔2cと対応してい
る。
そして前記正特性温度抵抗素子は1mm2程度の微少な
通気孔10を多数有する蜂の巣状に形成され、かつ通気
孔10は通風方向と平行になるように設けている。
11は前記発熱体8と対向して本体前面部1aに着脱自
在に取付けられた吸気用グリルで、吸気口12を設けて
いる。
13は内周部2aに形成した衣類投入口14を覆う開閉
自在なドアーで、このドアー13はその一部分で前記吸
気用グリル11の吸気口12を覆うように構成するとと
もに、前記吸気用グリル11に対応するドアー13部分
には吸気口15を設けている。
そして、この吸気口15を覆うように通気性海綿状材料
よりなる吸気フィルター16を取付けており、この吸気
フィルター16はドアー13の内面側より着脱自在とし
ている。
また、上記の吸気用グリル11はドアー13の閉成時に
おいてはドアー13によって覆われている。
また前記ドアー13の内周はドアー13の閉成時にバッ
キング17を介して衣類投入口14との気密を保ち、回
転ドラム2内に直接冷風が吸入されないようにしている
そしてまたドアー13の吸気口15の外周はドアー13
の閉成時に別のバッキング18を介して吸気用グリル1
1との気密を保っているため、冷風はすべて通風性海綿
状材料よりなる吸気フィルター16を通過する。
またこの吸気フィルター16は、第2図に示すようにド
アー13の内側にフィルター収納枠19を設けて、この
フィルター収納枠19にドアー13を開いた時着脱自在
に取付ける。
また吸気フィルター16をドアー13に取付けることに
より、発熱体8の通気孔10と吸気フィルター16との
間の空間が犬きくなり、この空間で空気が整流されるた
め、発熱体8の吸気孔には空気が均一に吸入され、その
結果熱効率はよくなる。
また、上記した通り、内周部2aの透孔2c、発熱体8
、吸気用グリル11、吸気用フィルター16および吸気
口15は、直接的な対応関係にあるために、外気が発熱
体8を通過して回転ドラム2内に吸気されるまでの経路
が短かくなり、熱損失、風圧損失が少なくなるために、
熱効率が良くなる。
また、回転ドラム内に内周部2a側下部より熱風が入り
込むために、ドアー13より熱風を送り込む従来の方式
に比して、転動する衣類に対し熱風を接触させる機会が
大幅に増え、これまた、熱効率の向上が図れる。
さらに衣類を出し入れする時にはドアー13を開くため
、吸気フィルター16を吸気口15を覆うようにドアー
13にその内側より着脱自在に取付けることにより使用
者は吸気フィルター16の目詰りを確認しやすく、また
掃除もきわめて容易に行うことができる。
また、ドアー13を開き、衣類投入口14を介して乾燥
前および乾燥後の衣類を投入、取り出しする場合、衣類
の一部が特に衣類投入口14下方の本体前面部1aの一
部にすれる恐れが多大である。
従来においては、この本体前面部1aの一部に吸気口を
設けた構成が知られているが、吸気口周縁には塵が堆積
しやすく、前記したような衣類の投入、取り出し状況に
おいては、衣類に塵が付着すること必至である。
本実施例によれば、吸気口15をドアー13に設けたた
めに、吸気口15周縁に堆積した塵に衣類がすれる恐れ
がなく、従従のような問題を生じない。
吸気用グリル11には衣類の一部がふれる恐れがあるが
、この吸気用グリル11周縁には、吸気用フィルター1
6の作用で塵がきわめて堆積し難い。
また、前記吸気フィルター16はドアー13の内面側よ
り着脱自在であり、運転中に誤まってフィルター16を
脱落することもなく、また、吸気用グリル11をドアー
13で覆うように着脱自在に設けることにより、発熱体
8の表面に堆積した綿ぼこり等の除去を容易に行える。
また、一般にドアーを開くと電気回路が遮断されるドア
ースイッチ(図示せず)を備えており、ドアーを開き吸
気用グルルを外して、発熱体8に手が触れても、感電な
どの恐れがなく、安全上問題がない。
まだ発熱体8は、衣類投入口14の外郭部分に設けてい
るため、ドアーには従来の乾燥機の如く透明の窓ガラス
を取りつけることが可能であり、しかも、ドアーの外郭
に吸気口を一体に樹脂材料にて成形でき原価の引下げが
可能となる。
更に、発熱体8は本体側に固定した内周部2aに収容す
るため、本体内にてコンパクトに構成される。
以上の様に本発明によれば、前面部が内周部と外周部に
分割された回転ドラムの前記内周部を利用し、熱風が通
過する経路をきわめて短かくし、かつ、ドアー開成時に
は、吸気用グリルとドアーの吸気口との間が気密的に保
たれる構成であるために、正特性温度抵抗素子よりなる
発熱体の熱およびこの熱を受ける風を熱損失および風圧
損失を生じることなく回転ドラム内に送り込むものであ
り、熱効率が向上し良好な乾燥性能を得ることができる
また、使用者は吸気フィルターの取り外しにより、吸気
フィルターの目詰まりを容易に確認でき、しかも、その
清掃を簡単に行うことができ、しかも、この吸気フィル
ターの清掃時に発熱体に手をふれる恐れはなく、安全性
に富む。
さらには、回転ドラム2の前面部を構成する内周部は回
転せず、この内周部下部に透孔が形成してあり、回転ド
ラム内においては衣類が重点的に存する下方部に熱風が
供給されることになり、乾燥効率が良好となって、前記
した熱損失、風圧損失の防止と併せて乾燥性能の向上が
図れる。
さらに、本発明は回転ドラムの衣類投入口を介して、衣
類の投入、取り出しを行う際に、衣類に吸気口周縁に堆
積した塵が付着するといったことがなく、清潔に乾燥作
業を行うことができる。
なお、吸気グリルの存在により、発熱体に手や衣類等が
触れる恐れがないことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す衣類乾燥機の側断面図
、第2図は第1図におけるA部の拡大断面図、第3図は
同乾燥機の正面図、第4図は同乾燥機の発熱体の取付断
面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・回転ドラム、2a
・・・・・・内周部、2b・・・・・・外周部、2c・
・・・・・透孔、8・・・・・・発熱体、11・・・・
・・吸気用グリル、12.15・・・・・・吸気口、1
3・・・・・・ドアー、14・・・・・・衣類投入口、
16・・・・・・吸気フィルター。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被乾燥物を収納する回転ドラムの前面部を回転ドラ
    ム周面に連結した外周部と本体側に固定した内周部とに
    分割するとともに、前記内周部を除く回転ドラムを軸受
    を介して本体内に回転自在に配し、前記内周部には衣類
    投入口及びこの衣類投入口の下方に位置する熱風吸入用
    の透孔をそれぞれ形成し、前記内周部と本体前面部との
    間の空間に正特性温度抵抗素子よりなる発熱体を前記透
    孔に対応して装備し、かつ、前記発熱体に対応して前記
    本体前面部に吸気用グリルを設け、前記衣類投入口を覆
    う開閉自在なドアーを設けるとともに、このドアーはそ
    の閉成時に前記吸気用グリルを気密的に覆うように構成
    し、前記吸気用グリルと対応するドア一部分に吸気口を
    設け、前記ドアーには前記吸気口を覆って内面側より着
    脱自在なフィルターを装着した衣類乾燥機。 2 吸気用グリルを本体前面部とは別部材で構成し、か
    つ、ドアーを開放によって前記吸気用グリルを着脱可能
    とした特許請求の範囲第1項記載の衣類乾燥機。
JP52099645A 1977-08-19 1977-08-19 衣類乾燥機 Expired JPS585079B2 (ja)

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JP52099645A JPS585079B2 (ja) 1977-08-19 1977-08-19 衣類乾燥機

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JP52099645A JPS585079B2 (ja) 1977-08-19 1977-08-19 衣類乾燥機

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Publication Number Publication Date
JPS5434173A JPS5434173A (en) 1979-03-13
JPS585079B2 true JPS585079B2 (ja) 1983-01-28

Family

ID=14252780

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JP52099645A Expired JPS585079B2 (ja) 1977-08-19 1977-08-19 衣類乾燥機

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5524190U (ja) * 1978-08-07 1980-02-16
JPS5649196A (en) * 1980-08-18 1981-05-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd Clothing drier

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5226060A (en) * 1975-08-22 1977-02-26 Hitachi Ltd Clothing drier
JPS5239855A (en) * 1975-09-25 1977-03-28 Hitachi Ltd Drum-type dryer

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5226060A (en) * 1975-08-22 1977-02-26 Hitachi Ltd Clothing drier
JPS5239855A (en) * 1975-09-25 1977-03-28 Hitachi Ltd Drum-type dryer

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JPS5434173A (en) 1979-03-13

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