JPS5850771Y2 - 毛皮、衣類等の保管用管理品 - Google Patents

毛皮、衣類等の保管用管理品

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JPS5850771Y2
JPS5850771Y2 JP10364981U JP10364981U JPS5850771Y2 JP S5850771 Y2 JPS5850771 Y2 JP S5850771Y2 JP 10364981 U JP10364981 U JP 10364981U JP 10364981 U JP10364981 U JP 10364981U JP S5850771 Y2 JPS5850771 Y2 JP S5850771Y2
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JP
Japan
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oxygen
color
clothing
bag
fur
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JP10364981U
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JPS589382U (ja
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年和 村野
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、毛皮、衣類等を家庭で保存する場合に発生す
る虫くい、カビの発生、衣類の黄変等を防止すると共に
それらの発生を事前に検知して衣類の品質を損なうこと
なく長期間保存できるようにしたものである。
衣類が黄変するのは衣類に付着していた汚れが大気中の
酸素により酸化して変性することが大きな一因となって
おり、カビが発生したり、害虫が生存したりするのも大
気中に酸素と水分があることが一因となっている。
これらを防止する手段として従来は防虫剤や防カビ前を
使用していたが、最近はクリーニングした衣類をガスバ
リヤ性の高い合成樹脂製の包装袋に入り、この袋内の空
気を不活性ガス置換して間装を密閉し、これにより包装
袋内の衣類を酸素から遮断してカビの発生、衣類の黄変
害虫の侵入等を防止している。
しかしこの場合、包装袋内に空気が残っていたり、後日
何らかの理由により包装袋内に空気が入ったりするとせ
っかくガス置換密封した効果が激減してします。
しかも単にガス置換密封しただけでは空気の侵入を検知
することができないため黄変したり、カビが生えたりし
てからでないと気がつかないという難点があった。
本考案はこのような難点を解消するため、毛皮、衣類等
を封入する包装袋にそれらと共に封入して包装袋内の空
気を吸収したり、間貸に空気が入ったことを検知したり
できるようにして密封後の衣類管理ができるようにした
ものである。
以下本考案を図示の実施例に基づき詳記する。
ガスバリヤ性の高い合成樹脂型の封入袋1と、酸素吸収
剤2と、酸素に触れると変色する酸素検知剤3と、酸素
検知剤3の変色後の色を示す色表示部4とからなり、こ
のうち酸素吸収剤2と酸素検知剤3とは必ず封入袋1に
入れて密封し、色表示部4は変色後の色を封入袋1に直
接表示するか、変色後の色を表示した表示体5を酸素吸
収剤2、酸素検知剤3と共に封入袋1内に入れて密封す
るようにしたものである。
封入袋の一例としては外部から当該袋1内の酸素検知剤
が見えるように全体或は一部を透明にしたものを用い、
その大きさ、形状等はその中に入れる酸素吸収剤2、酸
素検知剤3等の大きさ、量等に合せて適宜選定する。
酸素吸収剤2は汎用されているものをガスバリヤ性の高
い分包装6に封入しである。
酸素検知剤3は酸素を検知する前と後とで色が変化する
もので、一例として使用したものは円形にしてあり、し
かも検知前はピンク色で検知後は紫色になるようしてあ
り、これをガスバリヤ性が高くしかも透明な分包装7に
入れて外部から透視できるようにしである。
酸素検知剤3としては変色後それから酸素を除去すると
変色前の色に戻る可逆性を有するものを用いるのがよい
この酸素検知剤3は、それや衣類の保存法等の説明文を
表示した二つ折の表示体5の内側に接着剤やホッチキス
等で取付けて表示体5に形成した通孔8から見えるよう
にしである。
酸素吸収剤2は表示体5の間に挾んであり、この状態で
酸素吸収剤2及び酸素検知剤3を表示体5と共に封入袋
1に入れ間貸1の開口部9を密封しである。
なお分包装6,7には封入袋1に入れる直前に小孔をあ
けたり一部を開口するなどして通気性をもたせる。
酸素検知剤3の変色後の色を表示する色表示部4は、封
入袋1に直接印刷してもよく、また表示部5の地色自体
を変色後の色にするなどしてもよい 10は封入袋1の表面に形成した識別部で、顧客名、ロ
ツ)No、衣類をガス置換包装した日付、店名等を記入
できるようにしである。
なお、本考案においては封入袋1内に酸素吸収剤2、酸
素検知剤3の他に鮮度保持剤を入れるようにしてもよい
この鮮度保持剤は例えば鉄粉に重曹などを濃化したもの
で、水分を吸収すると炭酸ガスを発生するものである。
本考案に係る保管用管理前を使用するには封入袋1の一
部を開封したり或いは開封せずに毛皮、衣類等と共にガ
スバリヤ性の高い包装袋(図示せず)に入れ、この状態
で包装袋内の空気をガス置換して間貸の開口部を密封す
ればよい。
封入袋1を開口せずに包装袋に入れたときは包装袋を真
空パックして封入袋1の一部が破裂するようにし、これ
により封入袋1に通気性をもたせるようにする。
本考案は斜上のように、封入袋1内に酸素吸収剤2と酸
素検知剤3とをセットにして密封しであるため封入袋1
の一部を開封して衣類と共に包装袋に入れるだけでよく
、従って包装袋への封入作業が容易且迅速になる。
又酸素吸収剤2を入れであるため包装袋内の残存酸素や
封入後に侵入する酸素を吸収し、従って包装袋内が酸欠
状態になるため同袋内の毛皮、衣類等の黄変、カビの発
生等を防止することができる。
更に、酸素検知剤3を封入しであるため包装袋内に空気
が入った場合同検知剤3が変色する。
従ってその色の変化を定期的に点検するなどすれば仮に
空気が入ったとしてもそれを早期に検知することができ
、衣類や毛皮等の黄変やカビの発生等を未然に防止する
ことができる。
しかも色表示部4を設けて酸素検知後の色を表示しであ
るため酸素検知剤3の色を色表示部4の色と比較するだ
けで包装袋内に空気が侵入したことを確実に知ることが
でき、従って空気が入っているのかどうかわからなくな
くて不安であるといったこともない。
更に実用新案登録請求の範囲第8項に記載のように、封
入袋1内に鮮度保持剤を入れ・ば包装袋内の水分を吸収
して炭酸ガスが発生し、包装袋内に広がるため包装袋内
の空気がガス置換により抜かれても包装袋が内側に凹陥
して内部の毛皮、衣類等に圧接することがなく、従って
長期間の保存中に毛皮の毛が折れ曲ったり曲りぐせがつ
いたりすることがなく毛皮の軟かな特性が損なわれるよ
うなこともない。
また鮮度保持剤を入れないと包装袋が凹陥して内部の衣
類のボタンとか止具などに圧接し、長期間保存している
間に包装袋がそこから破れて包装袋内に空気が入る慮れ
があるが鮮度保持剤を入れ・ばそのような慮れもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る管理品の一構成部材である封入袋
の一例を示す説明図、第2図は同構成部材である酸素吸
収剤の一例を示す説明図、第3図は同構成部材である酸
素検知剤の一例を示す説明図、第4図は表示体の一例を
示す説明図、第5図は本考案に係る管理品の一例を示す
説明図である。 1は封入袋、2は酸素吸収剤、3は酸素検知剤、4は色
表示部、5は表示体、6,7は分包袋、10は識別部。

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)少くとも、ガスバリヤ性の高い封入袋と、酸素吸
    収剤と、酸素を感知すると変色する酸素検知剤と、酸素
    検知剤の変色後の色を示す色表示部とからなり、このう
    ち酸素吸収剤と酸素検知剤とは必ず前記袋に入れて密封
    し、色表示部は変色後の色を封入袋に直接表示するか、
    変色後の色を表示した表示体を酸素吸収剤、酸素検知剤
    と共に封入袋に入れて密封するようにした毛皮、衣類等
    の保管用管理前。
  2. (2)酸素吸収剤と酸素検知剤とを夫々ガスバリヤ性の
    高い分包装に密封して封入袋に入れると共に封入袋に入
    れるとき夫々の分包装に通気性をもたせるようにした実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の毛皮、衣類等の保管
    用管理前。
  3. (3)酸素吸収剤と酸素検知剤とのうち少くとも酸素検
    知剤を変色後の色を表示した表示体に取付けてなる実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の毛皮、衣類等の保管用
    管理前。
  4. (4)表示体に通孔を形威し、酸素検知剤をその内側に
    取付けて通孔から見えるようにした実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の毛皮、衣類等の保管用管理前。
  5. (5)酸素検知剤の変色後の色を表示した表示体に同検
    知剤、保管システム等の説明文を表示してなる実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の毛皮、衣類等の保管用管理
    前。
  6. (6)表示体の地色を酸素検知剤の変色後の色にしてな
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の毛皮衣類等の保
    管用管理前。
  7. (7)封入袋に酸素検知剤の変色後の色を表示して色表
    示部としてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の毛
    皮、衣類等の保管用管理前。
  8. (8)封入袋内に水分を吸収すると反応して炭酸ガスを
    発生する鮮度保持剤を封入してなる実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の毛皮、衣類等の保管用管理前。
  9. (9)ガスバリヤ性の高い封入袋として、顧客名、封入
    田封入処理店名等を記入できる識別部を設けたものを用
    いてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の毛皮、衣
    類等の保管用管理前。
JP10364981U 1981-07-13 1981-07-13 毛皮、衣類等の保管用管理品 Expired JPS5850771Y2 (ja)

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JP10364981U JPS5850771Y2 (ja) 1981-07-13 1981-07-13 毛皮、衣類等の保管用管理品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS589382U JPS589382U (ja) 1983-01-21
JPS5850771Y2 true JPS5850771Y2 (ja) 1983-11-18

Family

ID=29898257

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10364981U Expired JPS5850771Y2 (ja) 1981-07-13 1981-07-13 毛皮、衣類等の保管用管理品

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JP5145908B2 (ja) * 2007-12-06 2013-02-20 凸版印刷株式会社 酸素インジケータ付脱酸素包装体

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JPS589382U (ja) 1983-01-21

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