JPS5850771B2 - 管路内連続乳化機 - Google Patents

管路内連続乳化機

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Publication number
JPS5850771B2
JPS5850771B2 JP55042599A JP4259980A JPS5850771B2 JP S5850771 B2 JPS5850771 B2 JP S5850771B2 JP 55042599 A JP55042599 A JP 55042599A JP 4259980 A JP4259980 A JP 4259980A JP S5850771 B2 JPS5850771 B2 JP S5850771B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
impeller
casing
line continuous
liquids
Prior art date
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Expired
Application number
JP55042599A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56139124A (en
Inventor
日出夫 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEKIGUCHI KK
Original Assignee
SEKIGUCHI KK
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Publication date
Application filed by SEKIGUCHI KK filed Critical SEKIGUCHI KK
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Publication of JPS56139124A publication Critical patent/JPS56139124A/ja
Publication of JPS5850771B2 publication Critical patent/JPS5850771B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/50Pipe mixers, i.e. mixers wherein the materials to be mixed flow continuously through pipes, e.g. column mixers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主として省エネルギーと公害防止のため燃料
油に水を混合乳化して燃焼せしめる装置の主要部分であ
る給油管路内における連続乳化機に関する。
従来二種以上の液体を混合する管路内の混合機としては
ケーシング内でプロペラ状の攪拌羽根を回転せしめるも
のがあるが、燃料油と水の如(両者間の親和性の無いも
のを混合乳化するためには、(1)機械力が不足である
(2)ショートパスして混合不充分のものができ易い。
等の欠点があり実用化することは困難であった。
こ工で混合と乳化との相違について説明すると、二種以
上の液体を合体して一液にする際、互に親和性を有する
ときは放置しても時間の経過と共に均一な性質の混合液
となるものでこれを混合といい、機械的な攪拌はその時
間を短縮させるための一手段である。
したがって従来の管路内混合機は主としてこの目的に使
用される。
そして二液が互に親和性を有しないときは機械的に攪拌
してもその間だけ混合したようにみえて攪拌を止めれば
直ちに分離してしまうものである。
この場合液体に加える攪拌という機械力を充分に太き(
すると剪断力が働いて一方の液が微少滴に粉砕され他方
の液中に分散していわゆる乳化状態になりある時間内安
定する。
この安定時間は一般に液滴の粒子が微小化する和水(な
る傾向を有しており、この時間の永いものを安定性の高
い乳化という。
乳化油燃焼の場合は特に安定性の高い乳化が要求され、
分離が起ると燃焼が不安定になり遂には燃焼不能に陥る
ものである。
本発明は、この管路内混合機に要求される一般的な要件
である「流れの抵抗を高めないこと」を満足させつつ液
体を固定子と回転子の間の微小隙間を繰返し通過させる
間に単なる混合のみならず強力な剪断力、衝撃力等の機
械力を作用させて安定性の高い乳化液を得んとすること
を目的としたもので、その概要は、ケーシング内面のス
リット群の入り口を円周リブで封鎖して羽根車内の液体
のみがスリット群に流入し、羽根車内の液体はそれに設
けた円盤によって進路を妨げられ全量がスリット群に流
入する。
そしてスリット群の出口を別の円周リブで封鎖して液体
を再び羽根車に戻して後、ケーシング内を出口に向うよ
うに液体の通路を構成する。
このように液体を静止するスリット群と高速回転する羽
根車の間を交互に往復せしめるとその液体は静止するス
リット群の突起部と高速回転する羽根車の外周との微小
隙間を繰返し通過してその間に剪断、衝撃等の機械力を
受けて安定度の高い乳化液になる。
本発明の実施の一例を添付図面について説明すると、第
1図は管路内ケーシングの横断面図であリ、第2図は第
1図X−X線における縦断面図である。
第1図においてケーシング1には流入口2及び3があり
、それぞれ液体A及びBが流入する。
入り口側円周リブ4と出口側円周リブ5との間に中間に
い(つかの中間リブ4′が存在していて数段にスリット
6が並列して群をなしている。
乳化液Cは軸封装置7で漏出を防ぎ流出口8より流出す
る。
軸9に放射状に取付けられた攪拌羽根10,11は外径
の等しい円盤12により前部と後部とに別れる。
矢印イは液体の進行経路を示し、矢印口は羽根車の回転
方向を示す。
第2図においてケーシング1の内面に設けられたスリン
) 6 、6’の突起部13 、13’の内径は円周リ
ブ4,5のそれと等しい。
攪拌羽根10゜10′によって構成される羽根車内の空
間14゜14′は液体通路になる。
攪拌羽根10,11の外周と突起部13の内周との間に
は微小隙間15がある。
スリン) 6 、6’の数と攪拌羽根10 、10’の
数とが一致していないのは同一角度に力が集中するのを
防ぐ配慮である。
次に本発明の作動について説明する。
ケーシング1内は常に液体が充満した状態であり、流入
口2.3より流入した液体は羽根車の回転如何にかかわ
らず矢印イの如き経路を経て流入量に等しい量が流出口
8より流出する。
この場合スリット6゜6′と羽根車空間14 、14’
の合計断面積を適当に選定すれば流れの抵抗を低(おさ
えることができる。
羽根車を高速で回転せしめると流入したA。B2液は先
ず予備混合された状態で羽根車の空間14 、14’に
入り円盤12で進路を妨まれスリン) 6 、6’に進
入する際静止している突起部13゜13′と動く攪拌羽
根10 、10’との間で剪断、衝撃等の機械力を受け
、更に微小隙間15においては摩砕等の作用を受けるた
めA、B二液のうち一族は微小滴となって他液中に分散
して乳化される。
同様の作用はスリン) 6 、6’から攪拌羽根11゜
11′の部分の空間に戻る際にも繰返されて更に乳化の
安定性を増すものである。
このような繰返しはケーシングの円周リブと羽根車の円
盤数を増すことにより容易に増加できるので乳化不充分
のまま流出するいわゆるショートパスを防止して高度に
安定した乳化液を得ることができる。
前述の如く本発明の乳化機は流れの抵抗をほとんど増加
させないので特別のポンプ等の設備を必要とすることな
(、容易に既存の管路に組み込んで連続的に高度に安定
した乳化を行うことが可能となる。
本発明によるときは燃料油と水の如く全く親和性の無い
二液を容易に高度に安定した乳化燃料油にすることが可
能で乳化油燃焼を実現する原動力となるものである。
乳化油燃焼の効果は油中に分散した微小水滴がバーナー
で炉内に噴射された際の油滴をその爆発的な蒸発によっ
て粉砕し空気との接触面積を飛躍的に増大せしめ (1)完全燃焼が容易となる。
(2)煤塵が防止できる。
(3)、窒素酸化物の発生を減少できる。
等省エネルギーと公害防止に益するものが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は管路内に配置したケーシングの横断面図であり
、第2図は第1図X−X線における縦断面図を示すもの
である。 1・・・・・・管路内に配置したケーシング、2,3・
・・・・・二液A、Bの流入口、4・・・・・・入り口
側円周リフ、5・・・・・・出口側円周リブ、6・・・
・・・スリット、7・・・・・・軸封装置、8・・・・
・・流出口、10,11・・・・・・前後の攪拌羽根、
12・・・・・・仕切用の円盤、14・・・・・・攪拌
羽根の空間1,15・・・・・・微小隙間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ケーシング内面のスリット群を封鎖するリブと羽根
    車内の円盤とで静止部と回転部を交互に移動する如き流
    体通路を構成し流体が該スリットの突起と回転する羽根
    の外周との隙間を通過する間に、衝撃、剪断、摩砕等の
    機械力を作用せしめて乳化混合する管路内連続乳化機。
JP55042599A 1980-03-31 1980-03-31 管路内連続乳化機 Expired JPS5850771B2 (ja)

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JP55042599A JPS5850771B2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31 管路内連続乳化機

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JP55042599A JPS5850771B2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31 管路内連続乳化機

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JPS56139124A JPS56139124A (en) 1981-10-30
JPS5850771B2 true JPS5850771B2 (ja) 1983-11-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6071161U (ja) * 1983-10-24 1985-05-20 株式会社田村電機製作所 プリント配線基板
JPH0192167U (ja) * 1987-12-08 1989-06-16

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JPS56139124A (en) 1981-10-30

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