JPS5829128B2 - 乳化装置 - Google Patents

乳化装置

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JPS5829128B2
JPS5829128B2 JP55097805A JP9780580A JPS5829128B2 JP S5829128 B2 JPS5829128 B2 JP S5829128B2 JP 55097805 A JP55097805 A JP 55097805A JP 9780580 A JP9780580 A JP 9780580A JP S5829128 B2 JPS5829128 B2 JP S5829128B2
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JP
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cylindrical tank
heavy oil
emulsion
connecting piece
rotating body
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JP55097805A
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JPS5721924A (en
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弘 長門
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F25/00Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
    • B01F25/40Static mixers
    • B01F25/45Mixers in which the materials to be mixed are pressed together through orifices or interstitial spaces, e.g. between beads
    • B01F25/451Mixers in which the materials to be mixed are pressed together through orifices or interstitial spaces, e.g. between beads characterised by means for moving the materials to be mixed or the mixture
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/80Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis
    • B01F27/93Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis with rotary discs

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は化合することのない、例えば水と油のような
2液を混合して、微細な分散による乳化液を得る乳化装
置に関する。
主として重油と水を混合して燃料として使用することを
目的とするものであるが、その他、化学品、食品加工、
塗料製造等の分野で乳化液を得ることを必要とする場合
は多く、各方面にわたって利用されている。
従来乳化液を得るには、一般に利用されている攪拌機を
使用していたが、乳化が不完全であるため、最近槽内で
数枚の多孔円板を回転させる乳化装置が開発されて或程
度の成果を見ているが、末だ比重の小さいもの等では完
全な乳化を果し得ないため界面活性剤等の乳化安定剤を
混入して乳化状態を保つことが多く用いられている。
しかし界面活性剤を用いると乳化液のコストが高くなる
ことも欠点の一つであるが、界面活性剤が乳化液の性状
に変化を及ぼすことがしばしばあり、−例を挙げれば、
本発明の主目的である重油に水を混合してボイラー等の
燃料として使用すると、燃料節約、公害防止上有効であ
ることが確認され、最近注目を集めているが、この場合
比重の小さいA重油渣たはB重油では乳化安定が困難な
ため界面活性剤を使用していたものであるが、界面活性
剤がスラッジ発生の原因となってバーナーの目詰りを起
したり、炉内壁に煤付着の原因となる等の悪影響が多か
った。
この発明は、極めて微細にして均一な分散混合を果すこ
とを可能にして、比重の小さいA重油やB重油について
も界面活性剤の如き乳化安定剤を添加することなく、乳
化状態を安定に保つことのできる高性能な乳化装置を得
ようとするもので、以下図によって詳しく述べる。
円筒槽1の一端に2種類の液を連続的に圧送する給液管
2,2′を、他端に乳化液の流出管3を設け、円筒槽1
内に、槽の内径より僅かに小径の円板4を、全面に多数
の孔5を設けて複数枚(図では4枚を示す)適当な間隔
を保って、外周を、円筒槽1の内壁の縦方向に添って設
けた数本(図では2本を示す)の支柱6は上下を連結片
7によって連結し、円板4.支柱6.連結片7を一体的
に構成し、一端の連結片7の中央に駆動軸8を設けて回
転体としたものである。
かくして円筒槽1内は円板4によって下部室AI、上部
室A2.中間室B1.B2.B3に区画される。
図中9,10はスラストベアリングで、回転体の上下端
で回転体を支承する。
9’、10’はラジアルベアリングで回転体の支持構造
を変えた第2図に示す別の実施例に使用するものであっ
て、回転体の一端の連結片の中央に設けた駆動軸と、他
端に設けた支承軸を円筒槽1の両端中央で支えるもので
ある。
11は止め輪でスラストベアリング10を位置決めする
ためのもの、12はガス抜管、13はシールを示す。
上記構造にふ−いて、円板4の間隔は等間隔捷たは液の
流入側から流出側へ順次間隔を広げたり、狭めたりする
場合もあり、円板の数も用途目的によって自由に選択し
得るものである。
さらに円板の孔5は丸孔、多角形孔、長孔等の形状、孔
の大きさ、数等も用途目的によって実験の上もつともよ
い結果を得られるものを選べばよい。
これらの用途目的によって選択すると言うことは、得よ
うとする乳化液の種類、乳化の難易度、乳化装置の容量
等を指すものである。
捷た円筒槽1は図では縦型を示したが、横型や傾斜型に
することもある。
次に本発明の作用を実験例を示しながら説明する。
比較的乳化が困難なため、従来は界面活性剤を添加して
いたB重油に水15φを混入した乳化液を得るために2
01容量の本発明装置により、第1図に示す平板状の円
板で室B1.B2.B3を等しくしたもので、回転数1
250rl)IIIで実験した。
B重油10に対し、水1.5の割合で給液管2゜2′よ
り円筒槽1の下方から2液を圧送注入すると、下部室A
1内で連結片1が先ず攪拌混合し、さらに圧力によって
押上げられ、円板4の孔5を通って順次区画された室B
1.B2.B3を経て上部室A2に至る。
この間に円板4は高速回転により液が孔5を通過する際
に強い剪断力を受け、さらに円板4の遠心力によって液
は円板4の表裏面に近い程強く円筒槽1の内壁方向に旋
回しなか*※ら飛散する。
円筒槽1の内壁部では、飛散速度は最大となって卦り、
ここで支柱6が高速旋回している液を叩くことになり、
同時に円筒槽1の内壁に付着する油中のスラッジ等をこ
の支柱6が掻き落す作用を果す。
こうして液は下部室A1より室B1.B2.B3と通過
するに従って次第に微細に均一分散され、上部室A2に
至り、ここで更に連結片7が攪拌するので1す1す微細
均一分散を促進されて流出管3から取出される。
以上の本発明装置の作用で特に効果を有するのは支柱6
が遠心旋回流の最大速度となる円筒槽1の内壁周部で液
を叩く作用をするとともに、槽の内壁に付着する8重油
中に含1れるスラッジ等を掻き落して微細に拡散する点
にある。
以上の実験により得られた乳化液の安定性を試験した結
果、次の通り従来に見られない極めて良好な成績を得ら
れた。
静止安定性・・・・・・・・・・・・360日を経過す
るも変化なし振動安定性・・・・・・・・・・・・72
0時用経過するも変化なし冷凍解熱安定性・・・・・・
720時間経過するも変化なし加圧安定性・・・・・・
・・・・・・720時間経過するも変化なし以上の数値
は、ここ1で試験を実施した結果異常がなかったことを
示すもので、実用上これ以上の試験維続の必要がないと
判断して試験を打切ったもので、引続いて試験を続行す
れば、性状持続時間はさらに伸びることが予測される。
さらにこの乳化液を500倍顕微鏡写真により観察する
と水滴は1〜7μに微細化され、均一に分散されている
ことが判明した。
捷た本発明装置によって得られた乳化液と普通のB重油
とをボイラー用燃料として使用した場合の排ガスJIS
K103 i−よび104によって測定した結果、次の
通りであった。
上表によれば、S Ox 、C02については大きな変
化はないが、最も有害な酸化窒素(NOx)は1/2以
下に大幅な減少を示し、公害防止に大きな効果があるこ
とが判明した。
寸た燃料消費率を実測した結果、普通B重油を使った場
合、42.51/Hrに対し、本発明装置による乳化液
は4513/Hrであった。
このことは本発明装置による乳化B重油には15饅の水
を含んでいるため、水の原価を無視するとB重油で約1
2優の燃料節約となった事を意味している。
オた数字的なデータとしては得ていないが、一般に重油
燃焼の場合、いくらかの不完全燃焼が生じて排気ガスが
黒煙となり、炉内壁に媒が付着するものであるが、上記
試験を観察したところ、本発明装置による乳化B重油で
は排気ガスは目視では黒煙が認められなかったが、普通
B重油では可成りの黒煙を認められた。
捷た炉内壁への媒の付着状態も明らかに減少しているこ
とが確認された。
このことは本発明装置による乳化B重油が完全燃焼に近
い状態であることを意味して釦り、燃焼中に微細な水の
粒子が瞬時に爆発的に気化し、蒸気が付近の油微粒子に
衝突することにより、油滴はいわゆるボブコーン現象を
誘発して、さらに多数の微粒子に分離するため燃焼に好
都合な状態を起すためであり、このことが水を重油に添
加する効用である。
尚、水の混合割合も従来15φが限度であったが、実験
の結果22多捷で混入が可能であった。
本発明は以上述べた如く、簡単な構造をもって極めて微
細分散と均一攪拌を得られる装置を小型軽量で高性能を
発揮し、異種2液の混合割合の幅を拡げ、かつ種々な弊
害をもたらす界面活性剤等の乳化剤の添加の必要もなく
、さらに従来装置では小型のものは性能が不充分であっ
たが、本発明によれば、容量11程の小型のものでも充
分な機能を果すことが可能であり、長期に安定した乳化
液を得られ、捷た従来は予備攪拌した上で乳化装置へ送
っていたものを、予備攪拌を必要としないで長期に安定
した乳化液を得られる高性能な乳化装置を提供し得るも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は一部を残
した縦断面図、第2図は第1図X−Y線にふ・ける切断
平面図、第3図は軸受構造の異なる他の実施例を示す縦
断面図である。 1・・・・・・円筒槽、2・・・・・・給液管、3・・
・・・・流出管、4・・・・・・円板、5・・・・・・
孔、6・・・・・・支柱、7・・・・・・連結片、8・
・・・・・駆動軸、9,10・・・・・・スラストベア
リング、9’、10’・・・・・・ラジアルベアリング
、11・・・・・・止め輪、12・・・・・・ガス抜管
、A1・・・・・・下部室、A2・・・・・・上部室、
B1.B2.B3・・・・・・中間室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円筒槽内に、多数の孔を全面に設けた円板を複数枚
    適宜間隔を設けて連設したものを回転させるようにした
    ものにかいて、円板の外周を円筒槽の内壁を縦方向に添
    う2本以上の支柱に固定し、支柱の上下を連結片によっ
    て連結し、一端の中央に駆動軸を設けたことを特徴とす
    る乳化装置。 2 回転体の上下端にスラストベアリングを円筒槽内壁
    に添って設けた上記第1項記載の乳化装置。 3 回転体の一端で連結片の中央に駆動軸を、他端の連
    結片の中央に支承軸を設けて、回転体を円筒槽の両端で
    支承した上記第1項記載の乳化装置。
JP55097805A 1980-07-15 1980-07-15 乳化装置 Expired JPS5829128B2 (ja)

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JPS5721924A JPS5721924A (en) 1982-02-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60137127U (ja) * 1984-02-24 1985-09-11 アイシン精機株式会社 タ−ボチヤ−ジヤ用オイルシ−ル機構

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JPH03249931A (ja) * 1989-11-16 1991-11-07 Mitsubishi Kasei Corp 水中油型均一液滴分散液の製造法及び均一粒径ポリマービーズの重合方法
JPH0547293Y2 (ja) * 1990-11-30 1993-12-13
US8851741B2 (en) 2009-04-28 2014-10-07 Shmuel Ganmor Emulsifier with two shear stages

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