JPS5850708B2 - 軟質粒状飼料およびその製造法 - Google Patents

軟質粒状飼料およびその製造法

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JPS5850708B2
JPS5850708B2 JP56074949A JP7494981A JPS5850708B2 JP S5850708 B2 JPS5850708 B2 JP S5850708B2 JP 56074949 A JP56074949 A JP 56074949A JP 7494981 A JP7494981 A JP 7494981A JP S5850708 B2 JPS5850708 B2 JP S5850708B2
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恒雄 外川
実 坂井田
泰治 中島
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱に不安定な栄養成分・有用生菌類な含む配合
飼料を原料となし、これを低温造粒法により製造して成
る軟質粒状飼料およびその製造法に関する。
従来、一般的に粒状飼料(ペレット飼料)は−配合工程
が終了した配合飼料を、造粒機に導入して100〜12
0℃の水蒸気で調質し、ローラーでペレットダイ力)ら
圧出して戒名した後、これをカッターで切断して製造さ
れており、また、軟質粒状飼料(セミモイストフード)
は、造粒機としてエキスパンダーなどを使用して、上記
のようにして得た多孔質粒状飼料に、ビタミン類その他
の飼料用添加物を含む溶液を含浸させて製造されている
し力)シ、従来の造粒法では、整形用グイプレート(多
孔板)が鋼鉄製その他の金属製のものであるために、そ
の造粒工程における加圧押出時の摩擦抵抗が犬であって
、摩擦熱を発生し、その発生摩擦熱による加熱、水蒸気
を使用した場合の水蒸気による加熱などで原料と製品と
の品温か80℃以上となり、原料中の有害微生物類の殺
菌、害虫とその虫卵の殺滅または澱粉質の糊化などの場
合には有効であると云われているが、熱に不安定な栄養
成分・有用微生物などが破壊されたり、死滅されたり、
また蛋白質原料が熱変性されたりする欠点をもっている
さらに、軟質性の粒状飼料においては、膨化処理して得
た多孔性粒状飼料に含浸させる溶液に、熱に不安な、栄
養成分や有用微生物などを含ませて、これを添加する手
間を要していたのである。
また、従来の造粒法の造粒時の加熱加圧に要する消費電
力が経済的でなかった。
本発明者等は、原料の配合工程を終了した配合組成物中
に含まれている、熱に不安定な、栄養成分の破壊や有用
微生物を死滅させることなく、しかも不要な手数を省略
して簡便に、かつ経済的に家畜用、家禽用または魚類用
の軟質粒状飼料ならびに、これを生産することについて
種々研究した結果、本発明を達成したのである。
本発明は、家畜、家禽または魚類の飼育に必要で、熱に
不安定の、栄養成分および/または有用微生物を含む配
合飼料組成物を、70℃以下の低温造粒法によって生産
されで成ることを特徴とする品質の安定な軟質粒状飼料
を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、家畜、家禽または魚類の飼育に必
要で、熱に不安定の、栄養成分および/または有用微生
物を含む配合飼料組成物を、70℃以下の温度条件下で
、プラスチックダイプレートを備えた造粒機を使用して
、押出整形することを特徴とする品質の安定な軟質粒状
飼料の製造法を提供することである。
本発明は、軟質粒状飼料において、家畜、家禽または魚
類の飼育に必要とする、熱に不安定の、栄養成分および
/または有用微生物を含む配合飼料組成物に、水または
水分を含有した飼料原料が1.5〜30重量多と、油脂
類または油脂類を含有した飼料原料が2〜18重量多混
和された配合組成物が、押出整形口に、一部が金属製ダ
イプレートとされ、または、されてないプラスチック製
ダイプレート(多孔板)が装着された押出整形造粒機で
、造粒工程での配合組成物と押出整形飼料の品温を、7
0℃以下とした温度条件下で押出整形され、粒状態とさ
れて成り、水分活性が0.60〜0.92であり、水分
含有量が15〜30重量係、油脂含有量が2〜18重量
係重量布して成ることを特徴とする軟質粒状飼料である
また、本発明は、軟質粒状飼料の製造法において、家畜
、家禽まtは魚類の飼育に必要で、熱に不安定の、栄養
成分および/または有用微生物を含む配合飼料組成物に
、1.5〜30重量係重量室たは水を含有した飼料原料
と、2〜18重量係重量布類または油脂を含有した飼料
原料を混合した後、こめ配合組成物を一部が金属製ダイ
フレ一ト、または全部がプラスチック製のダイフレ一ト
を備えてなる押出整形造粒機で、造粒工程での配合組成
物と押出し整形された飼料との品温な、70℃以下とす
る温度条件下で、押出整形し、粒状態に成形することか
ら放り、水分活性が0.60−0.92であり、水分含
有量が15〜30重量係と、油脂類含有量が2〜18重
量係重量布有する軟質粒状飼料の製造法である。
さらに、本発明は、上記製造法により製造された水分活
性が、0.60〜0.92であり、水分含有量が15〜
30重量係、油脂含有量が2〜18重量多含有されて成
る軟質粒状飼料であって、5〜50重量係の乳製品類と
2〜8重量饅のプロピレングリコールが含有されて成る
が、5〜40重量係重量類が含有されて成る軟質粒状飼
料である。
本発明の軟質粒状飼料は、豚、牛、緬山羊などの家畜、
鶏、あひる、うずら、七面鳥などの家禽もしくは、はま
ち、鯉、うなぎ、ます、あゆその他の魚類の飼育用、ま
たは幼若動物、特に子牛、子豚飼育用もしくは実験用動
物の飼育用に供される。
本発明において、造粒加工時での配合飼料組成物と整形
製品との品温を70℃以下、好ましくは60℃以下に保
持するのは、熱に不安定な、ビタミン類の破壊と有用微
生物の死滅とを防止するためである。
また化学反応は温度」0℃の上昇にともなって反応速度
がほぼ2倍となることが知られているが、加工温度を7
0℃以下、好ましくは60℃以下に保持することによっ
て飼料成分相互の望ましくない化学反応の進行を著しく
抑制できると共に蛋白質類の熱変性を防止することがで
きるからである。
造粒工程での温度条件の下限温度はあまり意味しない。
水は0℃以下で結氷するため、水を5〜20重量係重量
光た原料の加工では、0℃を超えた低温条件下での造粒
加工が困難となる。
従って下限の温度は0℃程度となる。また、本発明にお
いて、押出整形造粒機の整形口に整形造粒用タイプレー
ト(多孔板)として、プラスチックダイプレートを使用
するのは、プラスチックは摩擦抵抗が小で、造粒時に発
生する摩擦熱を抑制するためである。
即ち、従来の飼料用ペレットミルや押出整形造粒機など
に使用されている整形用の金属製ダイプレートは押出加
工時の摩擦抵抗が大きくて摩擦熱を発生して加工原料や
製品の品温を上昇させるばかりでなく押出された製品の
表面にパササクレ″を生じ、製品の商品価値をも低下さ
せるからである。
使用するプラスチック類としては、摩擦抵抗が小さく、
耐摩耗性が高いなどの物理的、機械的性質をもつもので
あり、ポリエチレン樹脂、フッソ樹脂、ポリカーボネイ
ト樹脂、またはアセタールコポリマー樹脂などが利用さ
れる。
このプラスチックダイプレートの一部に金属製ダイプレ
ートが接合されたものを使用するのは、プラスチックダ
イプレートを補強するためである。
上記金属製の多孔板の厚さは薄くするのが好ましく、ま
た一部を金属製とした場合には、金属多孔板の通孔内面
をプラスチックで被覆することもできる。
また、水または水分を含有する飼料原料を1.5〜30
重量係重量室しくは1.5〜27重量係、油脂または油
脂を含有する飼料原料を2〜18重量俤な配合飼料組成
物に混和するのは、造粒加工時での摩擦抵抗を極力少く
すると共に造粒が容易な、適度の粘着性と分離性を保持
させるためである。
水または水を含有する飼料原料の含有量を1.5〜30
重量多としたのは、1.5重量幅未満では動物の嗜好に
適した軟質造粒製品が得られず、また30重量幅を超え
ては最終製品の水分活性値を0.92以下に保持するこ
とが困難のためである。
水分活性値が0.92を超える場合には、細菌類の増殖
やカビ類(真菌類)の発芽を長期(1力月以上)にわた
って抑制することが困難であるためである。
なお、水分含量の上限を30重重量幅好ましくは27重
重量幅としたのは製造時の整形、造粒操作を容易にする
ためでもある。
油脂または油脂を含有する飼料原料の含有量を2〜18
重量多としたのは、2重量幅未満では、70℃以下の低
温度条件下で長時間にわたり良好な品質の軟質粒状飼料
を連続的に製造することが困難なためである。
使用される油脂類とは、大豆油、コーンオイルその他の
飼料用油脂で、造粒性の良好な油脂類を意味する。
通常天然の飼料原料中には数多の脂肪分が含有されてい
るが、70℃以下の温度条件下で良好な品質の軟質粒状
飼料を製造するためには、さらに2重量幅、好ましくは
4〜5重量俤の油脂類を追加添加することにより、成形
のために好ましい可塑性と共に整形用ダイプレートから
の分離性や粒子相互の分離独立性が保持されるためであ
る。
上限の18重重量幅超えては粘着性が著しく低下して造
粒が困難になるためである。
なお、押出整形型造粒機は、適宜の飼料用の押出整形型
の造粒機が使用され得るが、プラスチックD)らなる前
記ダイグレート(多孔板)が装着されてなる造粒機でな
げればならない。
また、該造粒機力)ら連続的に、円柱形状に押出された
飼料は適度の長さに切断されて粒状態に形成される。
また必要により球状形体にすることもできる。
家畜、家畜または魚類の飼育に必要で、熱に不安定なピ
タ□ン類とは、ビタミンC1ビタミンE。
ビタミンになどの耐熱性の少くないビタ□ン類を意味し
、熱に不安定な有用微生物とは、家畜、家禽または魚類
の飼育に必要な、乳酸菌類、ビヒダス菌、酪酸菌、バチ
ルス・トヨイ菌、ナラトウ菌などの生菌類を意味する。
糖類とは、糖蜜、水あめ、転化糖、異性化糖などの液状
糖、蔗糖、ブドウ糖、デキストリン、乳糖などの固状糖
を意味し、これから選ばれた1種または2種以上が組合
されて5〜40重量係重量用される。
また乳製品類とは、脱脂粉乳、ホエイパウダーなどの乳
製品、カゼインその他の乳製品副産物を意味し、これ力
)ら選ばれた1種または2種以上が組合されて、5〜5
0重量俤重量用される。
プロピレングリコールは2〜8重量重量用使用る。
上記以外の配合飼料組成物の飼料原料としては、米、小
麦などの米麦類、その他とうもろこし、こうりやんなど
の穀類、ばれいしょ等のいも類、その他の澱粉質性源が
使用され、好ましくはα化された澱粉質飼料原料であり
、その他の家畜、家禽または魚類の飼育用の飼料原料が
使用される。
また、必要により飼料用添加物が使用される。
また、配合飼料組成物に添加する水や油脂等は同時にま
たは別に添加することができる。
本発明によれば、熱に不安定な、栄養成分および/また
は有用微生物などを含む配合飼料組成物の水分と油脂と
の含量を調節して、これを低温度で造粒加工するので、
家畜、家禽、魚類に対する高嗜好性の軟質粒状飼料が容
易に得られるのである。
し力)も、造粒工程に要する電力が少く、たとえば、乾
燥ペレット製造時の172〜1/3の電力で、同量の造
粒能力を確保することができるのである。
また、従来の含水飼料、例えば、乾燥粉末飼料に適度の
水分と油脂を添加し、または生魚体と乾燥粉末飼料を混
和してミートチョッパーなとで押出し混練してなる水分
活性が0.98以上の含水飼料と相異する極めて優れた
飼料が得られるのである。
なお、本発明の軟質粒状飼料に適当な粉状飼料を散布し
て、粒子相互間の付着を防止することもできる。
なお、水を含有した飼料原料としては、濃縮したコーン
スチープリカー、水あめ、糖蜜、濃縮したディスティラ
ーソリプル(Condensed Disti −11
ers So、&Me )などの含水飼料を意味し、油
脂を含有した飼料原料としては、粉末油脂、黄粉、糟糠
、大豆かすなどの含油飼料を意味する。
図面は、本発明に使用される押出整形型造粒機のダイプ
レートを示し、第1図は゛一部に金属製ダイプレートが
接合されたプラスチック製のダイプレートの正面図、第
2図は第1図の左側面図、第3図は、全部がプラスチッ
ク製の別の態様のダイプレートの正面図、第4図は別の
態様のダイプレートの左側面図、第5図は本発明に使用
されるダイプレートが装着された一実施例の押出整形型
造粒機のシリンダ一部の断面正面図、を示す。
第1図、@2図において、1は金属製σノダイプレート
形成部材で、通孔6が適数個設けられている部材、2と
3は一体的に形成されたプラスチック製のダイプレート
形成部材で、上記通孔6と連通して、混練された配合組
成物が押出される通孔5が設げられている部材、5はプ
ラスチック製の管体で、その外側周面が通孔6の内側周
倚に当接して設けられ、その内径がプラスチック製のダ
イプレート形成部材の通孔5の径と同じ径に形成されて
、金属製のダイプレート形成部材1の通孔6の内側面を
被覆するように設けられて、混練された配合組成物が押
出される通孔5を形成する管体−を示す。
管体5′はプラスチック製のダイプレート形成部材20
面に突設して一体的に設けることもできる管体である。
金属製のダイプレート形成部材1はプラスチック製のダ
イプレート形成部材2の左側面に螺着などされて一体的
に設けられて、一部が金属製のプラスチック製のダイプ
レートが形成される。
金属製のダイプレート形成部材1は補強を意味するもの
で、必要により薄手に形成することもでき、図面(第1
図参照)では1の位置に設けられたものが示されている
が、3の位置または2の位置に設けることができる。
また、金属製のダイプレート形成部材1の通孔6にプラ
スチック製の管体5′が設けられているものが図示され
ているが、該管体51を省略することもでき、この場合
には通孔6の内径を通孔5の内径と同径となし、また金
属製のダイプレート形成部材1を可及的に薄くすること
が好ましい。
第3図、第4図では、タイプレート形成部材の2.3.
4がいづれもプラスチックで形成されて、これらが一体
的に設げらttに全部がプラスチック製のダイプレート
が図示されており、5は混練された配合組成物が押出さ
れる通孔な示す。
第5図において、Aは第1図または第3図に示されたプ
ラスチックからなるダイプレート、Bは本発明に使用さ
れる、一実施例の押出整形型造粒機におけるシリンダ一
部、7は配合組成物を混練し押出すスクリュー、8はホ
ッパー、9は注入口、10はカッター、を示す。
本発明において使用する押出整形型造粒機は、図面では
配合組成物と添加水と添加油とが別々に導入されるもの
が示されているが、配合組成物、水、油脂が予め混和さ
れたものを導入されるようにしたものが使用され得るが
、ダイプレートは必らず全部がプラスチックからなるも
のか、または一部に金属製のダイプレートが設けられた
ものが用いられるのである。
ダイプレートの原料が押出される通孔5の直径は、適宜
の長さに設けられる。
実施例 1 小麦粉40重量係、大豆油粕微粉0重量%、糖蜜20重
量係、水あめ12重量係、大豆油10重量係、ビタ□ン
C−Eなどを含むビタミン類、防カビ剤、生菌剤プレミ
ックス6重量係の合計100重量多からなる粉状飼料組
成物を、アセタ−ルコポリマ樹脂製のダイプレートを装
着した、第5図に示す押出整形型造粒機のホッパー8か
ら送入し、上記粉状飼料組成物に、該組成物の5重量係
に相当する水を、注水・注油口9カ)ら注入した後スク
リューで攪拌混合し、直径10rranの整形通孔をも
つダイプレートAから押出し、カッター10で切断し、
直径10++m、長さ10〜20rranの軟質粒状飼
料を得た。
得られた製品は、造粒直径後の製品温度が34℃で、造
粒前の混合原料の温度に比し、約10℃の上昇にとどま
った。
また、得られた軟質粒状飼料製品は、水分含量が18.
9重量係、粗脂肪含量がI 0.5重量優であって、豚
や牛の嗜好に極めて適しており、家畜に対する栄養補給
のための補助飼料として有効であった。
本実施例に使用した3相5馬力を主動力とする造粒機の
製造能力は1時間当り400〜500に4であつLo 本実施例で用いた生菌剤はバチルストヨイ菌で、その菌
数を測定したところ、造粒直前の混合原料中の菌数は、
混合原料ll1f当り3.9 X 107であり、造粒
直後の製品の菌数は、12当り 2.4X107であった。
通常の乾式ペレット製造条件での該菌は、ペレット製造
工程によって、菌数が1/10に減少することが観察さ
れているので、本実施例での造粒による菌数の減少は認
められないことが明らη)となった。
また、本実施例で添加されたビタ□ンC(アスコルビン
酸カルシウムを用いた)の含有量は、造粒前の混合原料
中で、1.96′?/100rであり。
造粒直後の製品の含有量は1.88S’/100iii
’であった。
通常の乾式ペレット製造条件では、ビタ□ンCの約95
係が破壊されるが、本実施例では90%以上が残存する
ことが明ら乃)となった。
実施例 2 加熱加工粉状とうもろこしくエキスパンドコーン)18
重量俤、蔗糖23重量係、脱脂粉乳45重量φ、大豆白
絞油5重量係、プロピレングリコール5重量φ、ビタ□
ンC−Eなどを含むビタ□ン類、ビヒダス菌、ミネラル
類など4重量多、合計100%の微粉末状配合飼料組成
物に、該組成物の18重量係に相当する水を加えた後攪
拌混合し、次いでこれをプラスチック製ダイプレートを
装着した押出整形型造粒機な用いて、粒径8mm、長さ
5〜15mmの軟質粒状飼料を得た。
得られた軟質粒状飼料は、水分含有量が18.9重量俤
、粗脂肪含有量が5.0重量係、水分活性が0.88で
あり、は乳期の子豚育成用飼料として、嗜好性および栄
養価の高い有効な飼料であった。
なお、本実施例では、配合飼料原料として、粉状飼料を
使用しているが、本発明においては、粉状のものでなく
、やや大きい粒形状のものも使用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施の一例を示すもので、第1図は本発
明に使用されるプラスチックからなるダイプレートの正
面図、第2図は第1図の左側面図、第3図は本発明に使
用されるプラスチックからなるダイプレートの別の態様
のダイプレート、第4図は第3図の左側面図、第5図は
本発明に使用される押出整形型造粒機の断面正面図、を
示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軟質粒状飼料において、熱に不安定な、栄養成分お
    よび/または有用微生物等を含む配合飼料組成物に、1
    .5〜30重量悌の水または水分を含有した飼料原料と
    、2〜18重量多重量相または油脂を含有した飼料原料
    とが混和された配合組成物が、一部が金属製グイプレー
    トとされてなるプラスチック製ダイプレート、または全
    部がプラスチック製のグイプレートが設けられて成る押
    出整形型造粒機で、造粒工程での上記配合組成物と押出
    整形飼料の品温が70℃以下の温度条件下で、押出整形
    され、粒状態とされて成り、水分活性が0.60〜0.
    92であり、水分含有量が15〜30重量俤、油l拾有
    量が2〜18重量多含有されて成ることを特徴とする軟
    質粒状飼料。 2 押出整形された飼料が、5〜50重量係の乳製品類
    と2〜3重量多のプロピレングリコールとを含有する特
    許請求の範囲第1項記載の軟質粒状飼料。 3押出整形された飼料が、5〜40重量多の糖類な含有
    する特許請求の範囲第1項記載の軟質粒状飼料。 4 軟質粒状飼料製造法において、熱に不安定な。 栄養成分および/または有用微生物を含む配合飼料組成
    物に、1.5〜30重量係の水または水を含有した飼料
    原料と、2〜18重量係重量相または油脂を含有した飼
    料原料を混和した後、この配合組成物を、一部が金属製
    タイプレートとされてなるプラスチック製ダイプレート
    、または全部がプラスチック製のダイプレートを備えて
    戊る押出整形型造粒機で、造粒工程での配合組成物と押
    出し整形された飼料との品温を、70℃以下とする温度
    条件下で、押出整形し、粒状態とすることから成り、水
    分活性が0.60−0.92であり、水分含有量が15
    〜30重量係、油脂含有量が2〜18重量係重量相軟質
    粒状飼料の製造法。
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