JPH0218577Y2 - - Google Patents

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JPH0218577Y2
JPH0218577Y2 JP1985190612U JP19061285U JPH0218577Y2 JP H0218577 Y2 JPH0218577 Y2 JP H0218577Y2 JP 1985190612 U JP1985190612 U JP 1985190612U JP 19061285 U JP19061285 U JP 19061285U JP H0218577 Y2 JPH0218577 Y2 JP H0218577Y2
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antenna
reflective film
mirror
radio
door
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電波を利用してドアロツク等の車両
付帯装置を遠隔操作する装置や、自動車電話等の
車両電波用システムのアンテナに関する。
〔従来の技術〕
電波を利用してドアロツクを遠隔操作する電波
錠を例にとつて説明すると、従来は、例えば、第
13図と第14図に示すように、受信用アンテナ
は後部窓ガラスに設けられたラジオアンテナ1を
兼用し、受信信号はアンプ2を通した後、分配器
3によりラジオ4と電波錠の受信器5に分配する
ようにされていた。また、他の例として、自動車
電話の場合等には、第9図のように、車体の一部
にロツドアンテナ6等の新たなアンテナ部材をを
取付けていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記したラジオアンテナ1を兼用する
ものにあつては、分配器3が必要になるととも
に、ラジオ4への干渉対策が必要になるなど構成
が複雑になるという問題の他、ラジオ4の感度が
低下するという問題がある。
また、ロツドアンテナ6を用いるものがあつて
は、車両の美観が損なわれるという問題の他、新
たにアンテナ部材を取り付ける必要があり、構成
が複雑になるという問題、また、ロツドアンテナ
6は高価であるという問題がある。
本考案の目的は、上記従来の問題点を解決する
こと、言い換えれば、車両の美観を損ねることの
ないとともに、簡単な構成の車両電波応用システ
ムのアンテナを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するため、車両の外
側面に取り付けられるサイドミラーの反射膜をア
ンテナとして兼用することを特徴とする。
〔作用〕
すなわち、サイドミラーの反射膜(鏡膜)は導
電性を有するということに鑑みなされたものであ
り、係る反射膜をアンテナとして兼用することに
より、車両電波用システムのアンテナを簡単に形
成することができ、しかもサイドミラー内に隠さ
れてしまうことから、外観の美観が損なわれるこ
とがないとともに、アンテナは外傷等から保護さ
れる。
〔実施例〕
以下、本考案を第13図に示す自動車のドアミ
ラー10に適用してなる実施例に基づいて説明す
る。なお、このドアミラー10は第12図に示し
た分解斜視図のように、ミラー本体11は樹脂製
のミラーホルダ12に装着されて、ドライブユニ
ツト13の駆動軸に係合されるようになつてい
る。そして、これらは樹脂製のバイザ14内に収
納されるブラケツト15に取り付けられて、バイ
ザ14内に収納されるようになつている。ブラケ
ツト15は基部15aと、この基部15aに軸1
5bを介して回転自由に取付けられた支持部15
cから成り、基部15aはドアに取付けられる取
付ステー16に固定されるようになつており、こ
れによつてバイザ14を含めてミラー本体11は
水平方向に首振りできるようになつている。な
お、組立上の面からブラケツト15が収納される
バイザ14の側面は開口されており、この開口は
バイザカバー17によつて被われるようになつて
いる。
第1図〜第7図に反射膜がアンテナとして兼用
されてなるミラー本体11の実施例をそれぞれ示
す。
第1図に示す実施例は、ガラスなどの透明基板
20の一方の面に被着形成された反射膜22を有
してなるミラー本体11において、その反射膜2
2全面をアンテナとして兼用してなるものであ
り、反射膜22の端部にリード線24が接続され
ている。反射膜22はたとえばクロム、銀、ニツ
ケル・クロム、ステンレス、アルミニウムなどの
金属を、蒸着法、スパツタリング法、デイッピン
グ法、メツキ法などにより透明基板20上に被着
することができる。
第2図に示す実施例は、反射膜22をアンテナ
パターンに合わせてジグザグ状に形成したもので
あり、反射膜22が形成されていないスリツト2
6の幅Wは、第8図断面図に示すように、人間の
目が感知することができない幅(たとえば10〜
100μm)にされている。アンテナパターンのパ
ターニングは、前述の方法により反射膜22を被
着形成するときにマスキングをおこなつて形成す
るか、あるいは全面に反射膜22を形成した後
に、エツチング法あるいはレーザーマーキング法
などによりスリツト26に対応する部分の反射膜
を除去して形成することができる。
第3図の実施例は、反射膜22の周縁部の反射
膜22aのみをアンテナとして兼用し、中央部の
反射膜22bは反射膜専用とした実施例である。
第4図の実施例は、第2図の実施例のアンテナパ
ターンをヘリカル状に形成したものである。第5
図、第6図、第7図の実施例は反射膜22の一部
をアンテナとして兼用する例を示しており、アン
テナとして兼用される反射膜22aは第5図のも
のはジグザグ状のアンテナパターンに、第6図の
ものは環状に、第7図のものはヘリカル状に形成
されている。なお、第5図〜第7図の実施例にお
いてアンテナ兼用とされる反射膜22aが形成さ
れた領域が、サイドミラーとしての機能上障害が
少ない場合、すなわち反射像の邪魔にならないよ
うな場合には、スリツト26の幅Wの寸法を人間
の目が感知できる幅にしてもよい。
リード線24と反射膜22の接続部は、第9図
または第10図に示すように形成することができ
る。第9図Aに示すようにコの字状に形成された
基部を有する端子30を、ミラー本体11の側端
部に装着するようにしたものであり、その接続部
は同図Bに示すように、端子30と反射膜22の
接触面には導電ペースト32を介在させて導電性
を良好ならしめ、さらに端子30を内包するよう
にエポキシ樹脂などによりモールド層34を形成
して強固に固定するようにしている。一方、第1
0図に示すものは、リード線24の導体36を直
接反射膜22に接続するようにしたものである。
上記のように形成されたアンテナ兼用のミラー
本体11はミラーホルダー12に装着された後、
サイドミラー10として組み立てられる。そし
て、このようにアンテナを兼用するドアミラー1
0を、たとえば電波状システムに適用した場合
は、第11図に示すように前記リード線24をた
とえばドアミラー10のブラケツト15の軸15
aに形成された中空部を通して、ドア8の内部に
引き出し、ドア8の内部に設置された受信器5の
入力端子にアンテナ線7およびコネクタ7aを介
して接続する。この受信器5の出力信号はドアロ
ツクのアクチユエータ9に入力されており、アク
チユエータ9はドアロツクを施錠または解錠する
ようになつている。
このように構成される第11図図示電波錠シス
テムは、送信器40を操作して送出される解錠ま
たは施錠のキーコード信号が、アンテナを兼用す
るミラー本体11の反射膜22又は22aにより
受信され、受信器5に導かれる。そしてアクチユ
エータ9が動作してロツクの解錠または施錠がな
される。
上述したように、上記各実施例によれば、ミラ
ー本体の反射膜をアンテナとして兼用するように
したことから、アンテナのための格別な部品が不
用であり、極めて構成が簡単になる。
また、反射膜自体をアンテナまたはアンテナの
一部としていることから、ミラー本体の曲率や形
状にかかわりなくアンテナ機能を実現することが
できる。
また、アンテナがドアミラー内に隠されるた
め、車両の外観を損うことはない。
しかもラジオアンテナと兼用していないため、
分配器などが不要になるので構成が簡単化される
とともに、アンテナを外傷等から保護することが
でき、また、緩衝や感度低下などの障害を除去す
ることができ、かつ後部窓のラジオアンテナの出
力取出部の美感が向上される。さらに、電波錠シ
ステムに適用した場合には全システムをドア内に
収めることができるため、構成や組み付けが簡単
になるという効果がある。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、サイドミ
ラーの反射膜をアンテナとして兼用するようにし
ていることから、アンテナがサイドミラー内部に
隠されることになり、車両の外観が向上されると
ともに、アンテナが外傷等から保護されて、その
耐久性が向上され、しかも、構成が簡単でかつ部
品点数が少なくてすみ、製作組立てが極めて容易
である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本考案の各実施例の要部構成
斜視図、第8図はアンテナパターンのスリツト部
の断面を示す図、第9図と第10図はそれぞれリ
ード線接続部の詳細図、第11図は本考案を適用
してなる電波錠システムの概要構成図、第12図
は本考案が適用可能なドアミラーの分解斜視図、
第13図は従来技術を説明するための自動車外観
図、第14図は従来の電波錠システムの概要構成
図である。 10……ドアミラー、11……ミラー本体、1
2……ミラーホルダー、20……透明基板、22
……反射膜、24……リード線、30……端子、
36……リード導体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車両の外側面に設けられるサイドミラーの反
    射膜をアンテナとしたことを特徴とする車両電
    波応用システムのアンテナ。 (2) 前記反射膜の全面または一部をアンテナとし
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の車両電波応用システムのアンテナ。 (3) 前記反射膜を所定のアンテナパターンに形成
    したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第2項記載の車両電波応用システムのアンテ
    ナ。
JP1985190612U 1985-12-11 1985-12-11 Expired JPH0218577Y2 (ja)

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JPS6298308U JPS6298308U (ja) 1987-06-23
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JP2011101174A (ja) * 2009-11-05 2011-05-19 Tokai Rika Co Ltd 車外ミラー内蔵アンテナのアンテナ構造

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JPS6298308U (ja) 1987-06-23

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