JPS5850330B2 - 中間調画像形成光学系を有する走査光学系 - Google Patents
中間調画像形成光学系を有する走査光学系Info
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- JPS5850330B2 JPS5850330B2 JP51042244A JP4224476A JPS5850330B2 JP S5850330 B2 JPS5850330 B2 JP S5850330B2 JP 51042244 A JP51042244 A JP 51042244A JP 4224476 A JP4224476 A JP 4224476A JP S5850330 B2 JPS5850330 B2 JP S5850330B2
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- optical system
- aperture
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は像走査装置に於いて、中間調画像を記録又は表
示媒体上に記録表示する中間調画像形威光学系を有する
走査光学系に関するものである。
示媒体上に記録表示する中間調画像形威光学系を有する
走査光学系に関するものである。
一般に回転多面鏡や振動ミラーを用いた走査光学系は走
査角度を大きく取れる事、色分散の少ない事等によりレ
ーザを用いたファクシミリ装置、各種ディスプレイ装置
、印刷装置等に多く用いられている。
査角度を大きく取れる事、色分散の少ない事等によりレ
ーザを用いたファクシミリ装置、各種ディスプレイ装置
、印刷装置等に多く用いられている。
特に回転多面鏡を用いる場合には高速の走査装置として
広く使用されている。
広く使用されている。
斯る走査光学系に於いて中間調画像を記録又は表示する
方法としては従来光変調器により走査用のビームに強度
変調を与え、この強度変調されたビームにより記録又は
表示する方法があり、その一実施例が第1図に示されて
いる。
方法としては従来光変調器により走査用のビームに強度
変調を与え、この強度変調されたビームにより記録又は
表示する方法があり、その一実施例が第1図に示されて
いる。
第1図に於いてレーザー1からの走査用ビームは入射レ
ンズ2により収斂し音響光学的光変調素子3(以下AO
素子と言う)へ入射する。
ンズ2により収斂し音響光学的光変調素子3(以下AO
素子と言う)へ入射する。
AO素子は駆動系5により強度変調されたAM信号によ
り超音波を発生し、この超音波の波面により走査用ビー
ムはブラッグ回折を起す。
り超音波を発生し、この超音波の波面により走査用ビー
ムはブラッグ回折を起す。
この回折光の強度はAO素子に印加する駆動系5からの
信号の強度に比例する為、この信号強度を画像の濃淡に
応じて動作させる事により回折光の強度を変化させる。
信号の強度に比例する為、この信号強度を画像の濃淡に
応じて動作させる事により回折光の強度を変化させる。
この様にして強度変調された走査用ビームは出射レンズ
4で再び平行化されスリット6により前記回折光のみ通
過せしめビームエクスパンダ−7によりビーム径が広げ
られた後回転多面鏡8で走査され画像レンズ9を介して
記録面10上に結像される。
4で再び平行化されスリット6により前記回折光のみ通
過せしめビームエクスパンダ−7によりビーム径が広げ
られた後回転多面鏡8で走査され画像レンズ9を介して
記録面10上に結像される。
斯様な強度変調を受けた記録面10上のスポットは、第
2図Aに示す様に強度の強いスポット及び第2図Bに示
す如く強度の弱いスポットとの間を前記駆動系5の制御
により連続的又は不連続的に変化を受ける。
2図Aに示す様に強度の強いスポット及び第2図Bに示
す如く強度の弱いスポットとの間を前記駆動系5の制御
により連続的又は不連続的に変化を受ける。
上記の如く強度変調された走査スポットを記録面又は表
示面に照射した場合その記録面又は表示面の露光量と濃
度の関係を示す特性曲線の形状により記録あるいは表示
された時の濃度分布が異なる。
示面に照射した場合その記録面又は表示面の露光量と濃
度の関係を示す特性曲線の形状により記録あるいは表示
された時の濃度分布が異なる。
第3図及び第4図は異なる2つの理想化された露光量と
濃度の関係を示す特性曲線を示している。
濃度の関係を示す特性曲線を示している。
第3図は特性曲線(実線)が完全にステップ関数となっ
ている場合、第2図に示す光スポットC1,C2が記録
又は表示された場合は輪郭の明瞭な面積の異なるいわゆ
る網点が得られる。
ている場合、第2図に示す光スポットC1,C2が記録
又は表示された場合は輪郭の明瞭な面積の異なるいわゆ
る網点が得られる。
第4図に示す特性曲線(実線)は直線的形状をした場合
で、第2図に示す光スポットで照射した場合得られる濃
度分布は、第3図に示す如く明瞭な輪郭を有するもので
なく光スポットの光量の分布に応じて濃淡の異なるもの
が得られる。
で、第2図に示す光スポットで照射した場合得られる濃
度分布は、第3図に示す如く明瞭な輪郭を有するもので
なく光スポットの光量の分布に応じて濃淡の異なるもの
が得られる。
第3図及び第4図に示した特性曲線は理想的なモデルを
示したもので、実際の特性曲線は諸々の要因によりこの
形状からずれている。
示したもので、実際の特性曲線は諸々の要因によりこの
形状からずれている。
例えば第3図に於いて実際の特性曲線は点線で示される
様にだれたものであり従って縁のボケた網点となる。
様にだれたものであり従って縁のボケた網点となる。
しかも光強度の強さがそのまま網点の大きさと比例せず
、光強度が大きくなると網点の径の変化が緩くなるため
補正系が必要であり網点の大きさにも限度がある。
、光強度が大きくなると網点の径の変化が緩くなるため
補正系が必要であり網点の大きさにも限度がある。
又第4図に示す方法に於ても現実の特性曲線は点線で示
す如く直線からずれたものである。
す如く直線からずれたものである。
従って特性曲線の線型部分以外の所を用いた場合には濃
度の飽和環境が生じるため、直線部分のみを用いる事が
必要である。
度の飽和環境が生じるため、直線部分のみを用いる事が
必要である。
又この直線部分が狭い場合には多くの階調度をとる事が
できない。
できない。
この様に中間調画像を感光部の感光特性を利用し形成す
る方法は、感光部の特性に応じてその都度走査ビームの
強度の変調方法を変化させなければならない。
る方法は、感光部の特性に応じてその都度走査ビームの
強度の変調方法を変化させなければならない。
又感光部の特性は周囲の環境の変化例えば気温、湿度等
の変化により影響を受けやすく、特に感光部に電子写真
法を用いる場合には静電気をとり扱うためこの影響が顕
著に現われる。
の変化により影響を受けやすく、特に感光部に電子写真
法を用いる場合には静電気をとり扱うためこの影響が顕
著に現われる。
加うるにこの方法ではレーザー等の光源部の出力が経時
的に変動するドリフト現象の影響を除去する事ができな
く長期間安定した中間調画はを得る事は大変困難であっ
た。
的に変動するドリフト現象の影響を除去する事ができな
く長期間安定した中間調画はを得る事は大変困難であっ
た。
本発明は上述した欠点の改良を目的とするもので、記録
表示面での感光特性の変動の影響を受けることなく、安
定した中間調画像を得ることが可能な光学系を提供する
ものである。
表示面での感光特性の変動の影響を受けることなく、安
定した中間調画像を得ることが可能な光学系を提供する
ものである。
本発明においては中間調画像を形成する為に、従来の走
査ビームの強度変化と感光部材の感光特性を利用する方
法に代えて走査ビームの断面の面積を変化させる光学系
を用いたものである。
査ビームの強度変化と感光部材の感光特性を利用する方
法に代えて走査ビームの断面の面積を変化させる光学系
を用いたものである。
即ち、走査用ビームの波長を可変に発振できる光源部、
該光源部からの光束を走査する回転多面鏡又は振動ミラ
ーの如き走査手段、この走査手段からの走査ビームを走
査直上に集光させる走査用ビーム結像レンズ系より戒る
走査光学系において前記走査手段と光源部の間に中間調
画像形威光学系を設けるものである。
該光源部からの光束を走査する回転多面鏡又は振動ミラ
ーの如き走査手段、この走査手段からの走査ビームを走
査直上に集光させる走査用ビーム結像レンズ系より戒る
走査光学系において前記走査手段と光源部の間に中間調
画像形威光学系を設けるものである。
この中間調画像形威光学系は光源側より第1のアパーチ
ャー、色分散プリズムより戒る光偏向器、第2のアパー
チャーが配さへ前記第1及び第2のアパーチャーは両ア
パーチャーの間に配された結像光学系により光学的に共
役な位置に設けられている。
ャー、色分散プリズムより戒る光偏向器、第2のアパー
チャーが配さへ前記第1及び第2のアパーチャーは両ア
パーチャーの間に配された結像光学系により光学的に共
役な位置に設けられている。
波長可変な走査用ビームを発振できる光源部からの走査
用ビームは第1のアパーチャーを通過した後、色分散プ
リズムより戒る光偏向器により波長に対応した変化を受
けるので上記結像光学系により第2のアパーチャー上に
結像される第1のアパーチャーの橡の位置は変位する。
用ビームは第1のアパーチャーを通過した後、色分散プ
リズムより戒る光偏向器により波長に対応した変化を受
けるので上記結像光学系により第2のアパーチャー上に
結像される第1のアパーチャーの橡の位置は変位する。
第2のアパーチャーを通過する光束は第1のアパーチャ
ーの像と第2のアパーチャーが重なった部分でこの重な
る部分の面積は上記走査用ビームの波長と色分散プリズ
ムにより調節され、この面積の変化により所望の中間調
画像を得る。
ーの像と第2のアパーチャーが重なった部分でこの重な
る部分の面積は上記走査用ビームの波長と色分散プリズ
ムにより調節され、この面積の変化により所望の中間調
画像を得る。
第2のアパーチャーからの光束はコリメートされ上記走
査手段及び走査用ビーム結像レンズを介して記録・表示
面上に結像される。
査手段及び走査用ビーム結像レンズを介して記録・表示
面上に結像される。
以下、本発明に係る実施例を参照しながら本発明を詳述
する。
する。
第5図は本発明に係る中間調画像形成光学系を有する走
査光学系の一実施例を示す斜祝図である。
査光学系の一実施例を示す斜祝図である。
11はレーザー管で、制御回路12からの信号にとり発
振するビームの波長が可変にできる。
振するビームの波長が可変にできる。
制御回路12からの信号は書込み又は表示に必要な情報
を与えるものである。
を与えるものである。
レーザー11から発振される走査用ビームはビームエク
スパンダ−13により適邑なビーム径を有する平行光束
とされ入射スリット14の入射アパーチャー14aを照
明する。
スパンダ−13により適邑なビーム径を有する平行光束
とされ入射スリット14の入射アパーチャー14aを照
明する。
入射アパーチャー14aを二次光源とする回折光は該ア
パーチャ−14a面にその一方の焦点面を有する入射レ
ンズ15により平行光となり色分散プリズム16に入射
する。
パーチャ−14a面にその一方の焦点面を有する入射レ
ンズ15により平行光となり色分散プリズム16に入射
する。
色分散プリズム16を通過した光束はその一方の焦点面
を出射スリット18の出射アパーチャー18aに有する
。
を出射スリット18の出射アパーチャー18aに有する
。
出射レンズ17により出射アパーチャー18a上に入射
アパーチャー14aの像を結ぶ。
アパーチャー14aの像を結ぶ。
尚、図示されている光束Rは入射アパーチャー14a内
の点14cを二次光源とする光束を示すものである。
の点14cを二次光源とする光束を示すものである。
従ってレーザー11からの出射ビームの波長を変化させ
る事によりプリズム16の色分散作用によりプリズム1
6からの光束の出射角度を変化させる事ができる。
る事によりプリズム16の色分散作用によりプリズム1
6からの光束の出射角度を変化させる事ができる。
上述した如く入射アパーチャー14aと出射アパーチャ
ー18aは結は光学系15.17に関して光学的に共役
な位置にあるので、光源からの走査用ビームの波長の変
化に応じて入射アパーチャーの鐵は出射アパーチャーの
平面でその位置を変化させる。
ー18aは結は光学系15.17に関して光学的に共役
な位置にあるので、光源からの走査用ビームの波長の変
化に応じて入射アパーチャーの鐵は出射アパーチャーの
平面でその位置を変化させる。
そして入射アパーチャーの像と出射アパーチャーの重な
った部分のみ走査用ビームは通過する。
った部分のみ走査用ビームは通過する。
この出射アパーチャー18aを通過する光束はコリメー
タレンズ19により平行光となり、回転多面鏡20で走
査され結像レンズ21を介して感光ドラム22上に結像
する。
タレンズ19により平行光となり、回転多面鏡20で走
査され結像レンズ21を介して感光ドラム22上に結像
する。
回転多面鏡20と感光ドラム22の回転により走査ビー
ムは感光ドラムを二次元的に走査する。
ムは感光ドラムを二次元的に走査する。
上記色分散プリズムを更に説明する。
第6図は色分散プリズムの一実施例を示す図で、三枚の
プリズムの貼り合わせを示すものである。
プリズムの貼り合わせを示すものである。
23は高分散ガラスより戊るプリズムで、該プリズム2
3を低分散ガラスより成るプリズム24.25で挾んだ
もので、プリズム23の楔角を適当に定めプリズム24
.25で調整することにより成る種の波長に対しては偏
向作用をなくし、波長が変化するに従い次第に偏向効果
をもたらすものである。
3を低分散ガラスより成るプリズム24.25で挾んだ
もので、プリズム23の楔角を適当に定めプリズム24
.25で調整することにより成る種の波長に対しては偏
向作用をなくし、波長が変化するに従い次第に偏向効果
をもたらすものである。
例えば低分散ガラスにLaKを、高分散ガラスにSFを
用いると大きな色分散特性を得ることができる。
用いると大きな色分散特性を得ることができる。
色分散プリズムは2枚以上で構成されるもので、色分散
プリズムに走査用ビームが入射する面と該プリズムから
ビームが出射する面は平行に製作されることが望ましい
。
プリズムに走査用ビームが入射する面と該プリズムから
ビームが出射する面は平行に製作されることが望ましい
。
更に色分散プリズムを構成する分散度の異なるプリズム
の配設位置は使用目的により任意に定める事が可能であ
る。
の配設位置は使用目的により任意に定める事が可能であ
る。
次に波長の可変な光束を出射するチューナプル・レーザ
ーに関して述べる。
ーに関して述べる。
チューナプル・レーザーとしては例えば色素レーザーを
用いる事により、走査用ビームの波長範囲を可成り変化
させることができる。
用いる事により、走査用ビームの波長範囲を可成り変化
させることができる。
第7図はチューナプルな色素レーザーを示す概留図であ
る。
る。
外部より励起された色素セル26はその色素のエネルギ
ー準位による遷移を行ない、回折格子27とハーフミラ
−28とで作られた共振器によりレーザー発振を行うも
ので、回折格子27の傾斜角により選択波長を変化させ
る事ができる。
ー準位による遷移を行ない、回折格子27とハーフミラ
−28とで作られた共振器によりレーザー発振を行うも
ので、回折格子27の傾斜角により選択波長を変化させ
る事ができる。
この回折格子27の変位を得ようとする光情報に応じて
変化させれば、波長による信号変調(FM変調)ができ
る。
変化させれば、波長による信号変調(FM変調)ができ
る。
この回折格子27の代りに反射タイプの音響光学的変調
素子を用い該素子に加える超音波の波長ピッチを変化さ
せる事により、音響光学的変調素子の回折格子としての
ピッチを変化させることができ、波長選択が可能となる
。
素子を用い該素子に加える超音波の波長ピッチを変化さ
せる事により、音響光学的変調素子の回折格子としての
ピッチを変化させることができ、波長選択が可能となる
。
色素としては用いる波長近傍に於いてなるべく多くのエ
ネルギー準位を有するものを用いる事が望ましい。
ネルギー準位を有するものを用いる事が望ましい。
又、波長を変化させる。
方法としては光パラメトリツク発振、ランンレーザーに
よるスピンフリップ型・ポラリトン型及び半導体レーザ
ー・高圧気体レーザー等のよく知られた波長可変レーザ
ーによる方法も可能である。
よるスピンフリップ型・ポラリトン型及び半導体レーザ
ー・高圧気体レーザー等のよく知られた波長可変レーザ
ーによる方法も可能である。
第8図は中間調画像形成光学系の他の実施例を示すもの
で、色分散プリズム29が平行でないビーム内に設けら
れている場合を示すものである。
で、色分散プリズム29が平行でないビーム内に設けら
れている場合を示すものである。
両スリット板14.18は前述した如く結像光学系30
に関してほぼ光学的に共役な位置に設けられている。
に関してほぼ光学的に共役な位置に設けられている。
第8図に示す色分散プリズム29は二枚のプリズムの貼
合わせの場合を示しているが、色分散プリズム29の走
査用ビームが入射する面と出射する面は平行に保たれて
いる。
合わせの場合を示しているが、色分散プリズム29の走
査用ビームが入射する面と出射する面は平行に保たれて
いる。
この理由は色分散プリズムの走査用ビームの入射面と出
射面が平行に保たれていない場合は、走査用ビームの波
長の変化による位置の誤差が生じ易いからである。
射面が平行に保たれていない場合は、走査用ビームの波
長の変化による位置の誤差が生じ易いからである。
又、第8図に於いて、レンズ30と色分散プリズムの配
置は逆にしても良い。
置は逆にしても良い。
色分散プリズムは、上記中間調画像形威光学系内の入射
レンズ15.30による入射アパーチャーのスペクトル
位置近傍に設けた場合、色分散プリズムは最も小さくで
きる。
レンズ15.30による入射アパーチャーのスペクトル
位置近傍に設けた場合、色分散プリズムは最も小さくで
きる。
次に第5図に示した光学系を引用して中間調画像が得ら
れる様子を説明する。
れる様子を説明する。
第5図で示す光学系に於いて制御回路12により波長の
変化を受ける走査用ビームは色分散プリズム16を通過
する際、その波長に応じた角度の変化を受けるので、入
射アパーチャー14aの結像光学系15.17による共
役像と出射アパーチャー18aの重なり具合は変化する
。
変化を受ける走査用ビームは色分散プリズム16を通過
する際、その波長に応じた角度の変化を受けるので、入
射アパーチャー14aの結像光学系15.17による共
役像と出射アパーチャー18aの重なり具合は変化する
。
即ち、走査用ビームの断面積が変化するので、この様子
は第9図A、B、Cに示されている。
は第9図A、B、Cに示されている。
第9図Aは波長λ1の時に入射アパーチャー14aの結
像光学系15.17による共役像14’a と出射ア
パーチャー18aとの重なり部分S1を示すもので、第
9図Bは波長λ2の時の重なり部分S2、第9図Cは同
じく波長λ3の重なり部分S3を示している。
像光学系15.17による共役像14’a と出射ア
パーチャー18aとの重なり部分S1を示すもので、第
9図Bは波長λ2の時の重なり部分S2、第9図Cは同
じく波長λ3の重なり部分S3を示している。
この時ドラム22の感光特性曲線の形状は第10図の実
線dの如く表わされていて、第9図で示した記録される
べき形状を有する走査用ビームのドラム22上での光強
度分布の最大強度は前記曲線dの十分飽和した部分に来
る様になっている。
線dの如く表わされていて、第9図で示した記録される
べき形状を有する走査用ビームのドラム22上での光強
度分布の最大強度は前記曲線dの十分飽和した部分に来
る様になっている。
今出射アパーチャー18aと感光ドラム22の間の光学
系に収差がなく、又回折による広がりも感光ドラム22
上に結像されるスポットの大きさに比して十分小さけれ
ば、感光ドラム上での走査スポットの光強度分布は幾何
光学的な太きさとして定まる。
系に収差がなく、又回折による広がりも感光ドラム22
上に結像されるスポットの大きさに比して十分小さけれ
ば、感光ドラム上での走査スポットの光強度分布は幾何
光学的な太きさとして定まる。
従って感光ドラム22上での走査スポットは出射アパー
チャー18aを通過する光束の断面S、、Si、S3の
形状で一定の光強度分布と見なせることができ、この様
子を示したものが第11図に示されている。
チャー18aを通過する光束の断面S、、Si、S3の
形状で一定の光強度分布と見なせることができ、この様
子を示したものが第11図に示されている。
第11図は感光ドラムの面をx −y座標とし、縦軸に
は光強度Iが示されている。
は光強度Iが示されている。
第11図Aは第9図Aに、第11図Bは第9図Bに、第
11図Cは第9図Cにそれぞれ対応するスポットの光強
度を示しており、これが感光ドラム22上に記録された
場合、第12図に示す如く各々81′、82′、83′
と面積の異なる網点として記録される。
11図Cは第9図Cにそれぞれ対応するスポットの光強
度を示しており、これが感光ドラム22上に記録された
場合、第12図に示す如く各々81′、82′、83′
と面積の異なる網点として記録される。
第10図で破線で示した特性曲線は環境の変化により特
性曲線の形状の変動した状態を示すもので、記録される
べき光分布の最大値α(明部)及び最小値β(暗部)と
が十分強度の差があれば特性曲線のその強度に対する変
動は少なく、記録される網点の形状は第12図に示す形
状と変わりない。
性曲線の形状の変動した状態を示すもので、記録される
べき光分布の最大値α(明部)及び最小値β(暗部)と
が十分強度の差があれば特性曲線のその強度に対する変
動は少なく、記録される網点の形状は第12図に示す形
状と変わりない。
又第3図に示される傾きの急な記録媒質も必要としない
。
。
更にレーザー光源の出力の変動に対しては特性曲線の十
分飽和した部分を用いているので、常に中間調画像形威
光学系で得られる走査用ビームの断面積の変化に対応し
た形状の記録が得られる。
分飽和した部分を用いているので、常に中間調画像形威
光学系で得られる走査用ビームの断面積の変化に対応し
た形状の記録が得られる。
以上本発明に係る中間調画像形威光学系を有する走査光
学系に於いては、光源部と走査手段の間に光源部側より
第1のアパーチャー、色分散プリズム、第2のアパーチ
ャー及び前記第1及び第2のアパーチャーの間には両ア
パーチャーを光学的に共役な位置関係にならしめる結像
光学系を設けた中間調画像形成光学系が配置されており
、前記光源部からの走査用ビームの波長を変化させる事
により前記色分散プリズムを通過させる走査用ビームの
出射角を変化させ前記第2のアパーチャーと該アパーチ
ャー上に投影される第1のアパーチャー像との重なり部
分の面積を変化させ、それを走査面上に結像させ中間調
画像を得るものであり安定した中間調画像を高速で得ら
れるものである。
学系に於いては、光源部と走査手段の間に光源部側より
第1のアパーチャー、色分散プリズム、第2のアパーチ
ャー及び前記第1及び第2のアパーチャーの間には両ア
パーチャーを光学的に共役な位置関係にならしめる結像
光学系を設けた中間調画像形成光学系が配置されており
、前記光源部からの走査用ビームの波長を変化させる事
により前記色分散プリズムを通過させる走査用ビームの
出射角を変化させ前記第2のアパーチャーと該アパーチ
ャー上に投影される第1のアパーチャー像との重なり部
分の面積を変化させ、それを走査面上に結像させ中間調
画像を得るものであり安定した中間調画像を高速で得ら
れるものである。
第1図は従来の中間調画像形威光学系を有する走査光学
系の一実施例を示す斜視図、第2図A。 B1第3図及び第4図は感光部材の感光特性により中間
調画像を形成する様子を説明する為の図、第5図は本発
明に係る中間調画像形威光学系を有する走査光学系の一
実施例を示す斜視図、第6図は色分散プリズムの一実施
例を示す図、第7図はチューナプルな色素レーザーを説
明する為の図、第8図は本発明に係る中間調画像形威光
学系の他の実施例を示す斜視図、第9図A、B、C1第
10図、第11図A、B、C及び第12図はそれぞれ本
発明に係る中間調画像形成の過程を説明する為の図。 11・・・・・・レーザー、12・・・・・・制御回路
、13・・・・・・ビームエクスパングー 14a・・
・・・・入射アパーチャー 16・・・・・・色分散プ
リズム、18a・・・・・・出射アパーチャー。
系の一実施例を示す斜視図、第2図A。 B1第3図及び第4図は感光部材の感光特性により中間
調画像を形成する様子を説明する為の図、第5図は本発
明に係る中間調画像形威光学系を有する走査光学系の一
実施例を示す斜視図、第6図は色分散プリズムの一実施
例を示す図、第7図はチューナプルな色素レーザーを説
明する為の図、第8図は本発明に係る中間調画像形威光
学系の他の実施例を示す斜視図、第9図A、B、C1第
10図、第11図A、B、C及び第12図はそれぞれ本
発明に係る中間調画像形成の過程を説明する為の図。 11・・・・・・レーザー、12・・・・・・制御回路
、13・・・・・・ビームエクスパングー 14a・・
・・・・入射アパーチャー 16・・・・・・色分散プ
リズム、18a・・・・・・出射アパーチャー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 光源部、 該光源部からの走査用ビームを走査する走査手段、 前記走査手段からのビームにより走査される走査面、 より戊る走査光学系に於いて、 前記走査用ビームの波長を可変にする光源部と、前記光
源部と走査手段の間に光源部側より第1のアパーチャー
、色分散プリズム及び第2のアパーチャーと前記二つの
アパーチャーの間に両アパーチャーを光学的に共役にな
らしめる結像光学系とを設けた事を特徴とする中間調画
像形威光学系を有する走査光学系。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51042244A JPS5850330B2 (ja) | 1976-04-14 | 1976-04-14 | 中間調画像形成光学系を有する走査光学系 |
DE19772713890 DE2713890A1 (de) | 1976-03-30 | 1977-03-29 | Optisches abtastsystem mit einem optischen system zur ausbildung von halbtonbildern |
GB13206/77A GB1581922A (en) | 1976-03-30 | 1977-03-29 | System for modulating a light beam and scanning optical system incorporating it |
US06/043,268 US4268871A (en) | 1976-03-30 | 1979-05-29 | Scanning optical system for formation of a half tone image |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51042244A JPS5850330B2 (ja) | 1976-04-14 | 1976-04-14 | 中間調画像形成光学系を有する走査光学系 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52126233A JPS52126233A (en) | 1977-10-22 |
JPS5850330B2 true JPS5850330B2 (ja) | 1983-11-10 |
Family
ID=12630605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51042244A Expired JPS5850330B2 (ja) | 1976-03-30 | 1976-04-14 | 中間調画像形成光学系を有する走査光学系 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5850330B2 (ja) |
-
1976
- 1976-04-14 JP JP51042244A patent/JPS5850330B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52126233A (en) | 1977-10-22 |
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