JPS609258B2 - 中間調画像形成光学系 - Google Patents

中間調画像形成光学系

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JPS609258B2
JPS609258B2 JP12561376A JP12561376A JPS609258B2 JP S609258 B2 JPS609258 B2 JP S609258B2 JP 12561376 A JP12561376 A JP 12561376A JP 12561376 A JP12561376 A JP 12561376A JP S609258 B2 JPS609258 B2 JP S609258B2
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radiant flux
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尚登 河村
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は中間調画像を記録又は表示媒体上に記録表示す
る中間調画像形成光学系に関するものである。
従来、中間調画像形成光学系としては、記録又は表示用
の放射東(以下単に放射ビームと称す)の強度を変化さ
せ、この放射ビームを照射する感光性部村の感光特性を
利用して中間調画像を得る方法がある。
しかしこの方法は使用する感光性部材の特性に応じてそ
の都度放射ビームの強度の変調方法を変化させなければ
ならない。又、感光性部材の特性は周囲の環境の変化、
例えば気温、温度等の変化により影響を受けやすく、特
に感光性部材に電子写真法を用いる場合には静電気をと
り扱うためこの影響が顕著に現われる。加うるにこの方
法ではしーザー等の光源部の出力が経時的に変動するド
リフト現象の影響を除去する事ができなく長期間安定し
た中間調画像を得る事が困難である。タ 上記方法に代
えて中間調画像を得る方法としては放射ビームの断面積
を変化させる方法がある。
この放射ビームの断面積を変化させる方法は、放射ビー
ムの単位面積当りの強度は変化しないので、感光性部村
の感光特性が充分飽和した領域を0用し・る事により放
射ビームの断面積を変化させて中間調画像を形成するも
のである。従来、この方法におては、放射ビームの断面
積を変化させるために、光偏向器を挟むようにして光学
的に共役な位置に二個の遮光板を設ける。各々の遮光板
に設夕げられた開口部も光学的に共役な位置にあり、従
って一方の関口部の像はもう一方の関口部に重ね合わさ
れている。この重ね合わされた状態は上記光偏光器で制
御できるので、一方のスリット板に入射する放射ビーム
の断面積は自由に変化させる事ができるのである。本発
明は上述した放射ビームの断面積を変化させることによ
り中間調画像を得る光学系の改良を目的とするものであ
り、コンパクトで光偏向効率が高く、外界からの振動等
に対しても比較的影響を受けにくい中間調画像形成光学
系を提供するものである。
本発明に係る中間調画像形成光学系は、光源側より閉口
部を有する遮光板結像レンズ系、反射系を構成する光偏
向反射系より成るもので、遮光板Zの閉口部を通過する
放射ビームは結像レンズ系を通過した後、光偏向反射系
で偏向されると同時に入射方向に反射され再度結像レン
ズ系を介して前記遮光板の閉口部に閉口部自身の像を結
ぶ。
即ち上記結像レンズ系、及び光偏向反射系で構成する偏
向反射結像レンズ系の焦点位置に閉口部を有する遮光板
が設けられている。上記偏向反射結像レンズ系により遮
光板の閉口部上に結像される該関口部自身の像の位置は
、光偏向器により変位する。この閉口部から射出される
放射ビームは関口部と該閉口部自身の像の重畳した部分
であり、この重畳する部分の面積は上記偏向器により調
節される。上記偏向反射系は結晶性の光偏向素子と平面
反射鏡の組み合わせ、又は結晶性の光偏向素子の一面に
反射コートを施こし上記平面反射鏡を除去したもの、更
には単にガルバノミラーを設けたものでもよい。
上記結晶性の光偏向素子とは音響光学的結晶(以下AO
素子と呼ぶ)又は電気光学的結晶(以下EO素子と呼ぶ
)を利用したプリズム、又はEO素子とウオラストンプ
リズム、ロッシェンプリズムの如き自然光を直交する偏
光面を有する二本の直線偏光の光東に分離し、該二光東
が交角を有するような光学素子の組み合わせ、更には色
分散プリズムである。但しこの色分散プリズムを用いる
場合は、光源部からのビームの波長を変化させる事によ
り偏向を行なうものである。偏向器が結晶性の偏向素子
である場合、偏向素子を両側から実質的に反射面で挟む
事により、放射ビームが偏向素子を通過する回数を増加
させる事が可能である。本発明に係る偏向反射光学系で
構成された中間調画像形成光学系に用いられる遮光板に
穿設される閉口部の数は、中間調画像形成光学系に入射
するビームと該光学系から射出するビームが同一の関口
部を通過するように光学系をセッティングする場合は一
個、放射ビームが入射する開ロ部と射出する閉口部を違
えるように光学系をセッティングする場合は二個必要で
ある。
以下本発明を詳述する。第1図は本発明に係る中間調画
像形成光学系の一実施例を示す斜視図で、光源部も同時
に示されている。
第1図は偏向素子として結晶性のAO素子を用い、結像
レンズ系で遮光板の開□部の像を再度同一の関口部上に
結像させる場合を示している。即ちレーザー11からの
光ビームはビームェクスパンダー12で適当なビーム径
に変換され、平行光束のままビームスプリッター13へ
入射する。ビームスプリッター通過後の光ビームはスリ
ット板14に穿設されたアパーチャー14aを照明する
。アパーチャー14aを介して入射するビームは該ァパ
ーチャー上にその一方の焦点面を有する結像レンズ系1
5によりコリメートされ、AO素子16に入射する。A
O素子でブラツグ反射されたビームは平面反射鏡18で
反射され再びAO素子1 6に指向され、再度AO素子
1 6でブラッグ反射された後、結像レンズ系15を介
して遮光板のアパーチャー14aに戻る。上記AO素子
16には制御回路17からの信号により該信号に対応し
た周波数の超音波を発生させるピェゾ素子(不図示)が
設けられていて、超音波が発生するとAO素子内を伝播
する。従ってこの状態のAO素子に光ビームが入射する
とブラッグ反射を起こし、光ビームはその方向を変えら
れる。このブラッグ角はAO素子内を伝達する超音波の
周波数変調(FM変調)によつて自由に変えられるもの
である。故に制御回路からのある基準信号に対して、該
光学系15,16,18で反射される光タビームが正確
にアパーチャ一部に戻るようにセッテイングしておけば
、制御回路からの信号を前記基準信号より変化させ、A
O素子1 6内でのブラッグ角を変化させる事によりア
パーチャー14aを通過する光ビームの断面積を変化さ
せる事がで○きる。第2図は上記中間調画像形成光学系
14,15,16,18の側面図である。
第2図に示す如く、点線dlはアパーチャー14aを通
過するアパーチャーによる零次の回折光を示すものであ
り、結像レンズ系15の焦点面PIにそのスペクトル像
を結ぶ。又実線rlはアパーチャー14a内の点14c
を二次光源とし結像レンズ系15を介して伝播して行く
光東を示すものである。前記ビームスプリツターからの
平行光東はアパーチヤー14aで回折され該回折光は結
像レンズ系15の焦点面PIにそのスペクトル像を結ぶ
。この位置PIの近傍に反射鏡18を設け、且つ偏向器
であるAO素子を反射鏡に接近させて設けると信号の立
ち上り時間を早くでき又AO素子を小さくするとができ
更に素子内の不均質性の影響を緩和する事ができる。こ
のことはアパーチャー14aを照明するコヒーレント光
東がアパーチャー14a上に集光していないために、結
像レンズ系15によるアパーチャー14aのスペクトル
面PIとアパーチャー14aの像面が空間的に分離でき
るからである。第2図に示す如く偏向素子がAO素子の
ようにブラッグ反射を利用したものであり、AO素子が
結像レンズ系の光軸0に対して垂直に設置され且つアパ
ーチャーが結像レンズ系の光軸上にある場合は遮光板の
アパーチャ−14aを通過し結像レンズ系15でコリメ
ートされる光ビームと、AO素子内を伝播する超音波の
波面とが交角を有さないので、光ビームは反射されない
故に光ビームがAO素子でブラッグ反射を受けるために
は、AO素子に入射する光ビームとAO素子内を伝播す
る超音波の波面とが角度を有するようにする事が必要で
あり、その手段が第3図及び第4図に示されている。第
3図はAO素子16が結像レンズ系15の光軸0に対し
て倭むけて設けられアパーチャー14からしンズ15ま
での距離及びレンズ15から反射鏡18までの距離を、
結像レンズ15の焦点距離に等しくした場合を示してい
る。
第3図に示す中間調画像形成光学系においては、制御回
路から基準信号かAO素子に印加された場合アパーチャ
ー14aの各点を二次光源とし、結像レンズ系15でコ
リメートされる光ビームはAO素子でブラッグ反射を受
けるが、その一次のブラッグ反射光は反射鏡18に垂直
に入射するように光学系がセッチィングされている。従
ってこの場合反射鏡に入射する一次のブラッグ反射光は
入射経路と同じ経路を経てアパーチヤ−14aに戻るの
で、中間調画像形成光学系ら射出される光ビームの断面
積はアパーチヤーと同じ大きさである。第4図は、AO
素子16が結像レンズ系の光軸0に対して垂直に設けら
れているが、アパーチャー14aが光軸上に設けられて
いない場合を示している。
この場合は反射鏡18を光軸0に対して傾けて設けただ
けでよい。第4図に示す光路図は第3図と同様にAq素
子に基準信号が印加された場合の光路図で、アパーチャ
ー14aを二次光源として拡散される光ビームは結像レ
ンズ系15でコリメートされAq素子16に入射する。
そしてAO素子16で一次のブラッグ反射を受けた光ビ
ームが反射鏡18に垂直に入射するように光学系がセツ
テイングミれている。第5図は遮光板14に設けられる
ァパーチャ−を光ビームの入射用14bと出射用14c
に分離した中間調画像形成光学系の一実施例を示すもの
で、AO素子16の光ビームが入射する側との逆の面1
6aに反射コートを施こす事により上記実施例に示した
反射鏡を除去している。
このとき光ビームのスペクトル面を反射面16a上に作
るにはァパーチャーを多少発散光東で照明すればよい。
アパーチヤ−14bと14cは結像レンズ系15の光軸
○から等距離の位置に設けられ、又AO素子16の両面
16a,16bは平行で、光軸と垂直に設けられている
。アパーチャー14bから入射する発散光東は結像レン
ズ系15を介してAO素子16に入射し一次のブラツグ
反射により反射面16a上に結像する。反射面16から
の光ビームは再度ブラッグ反射された後結像レンズを介
してアパーチャー14cに到達する。第5図に示す如く
AO素子に印加する信号が基準信号である場合には、光
学系14,15,16を通過する光ビームの光路は光軸
に対して対称となる。
第5図に示すように偏向器の一方の側に反射コートを施
こし反射鏡を除去する方法は、第3図及び第4図に示す
配置の偏向器に用いる事も当然可能である。
この場合は偏向器に光ビームが入射する面と反射する面
を平行とせず、偏向器16の反射面が反射鏡18の傾斜
を有するような偏向器を用いればよい。このように偏向
器に反射コートを施こし反射鏡を除去する手段は、振動
による影響を緩和する効果を有する。第6図及び第7図
は偏向器を光ビームが4回通過するようにした中間調画
像形成光学系の各実施例を示すもので、第6図はアパー
チャーが1個の場合、第7図はアパーチャーが入射用と
射出用の2個に分れている場合の一実施例を示している
第6図においては、遮光板14とAO素子16が結像レ
ンズ系15の光軸0に対して垂直に設けられておりAO
素子の面16a,1 6bは互いに平行で、面16aに
は反射コートが施こされている。Rは光ビームの主光線
を示すもので、アパーチャー14a、結像レンズ系15
を順次介した光ビームはAO素子16で二度ブラッグ反
射を受けた後、AO素子から射出された反射鏡18に入
射する。この場合、AO素子に基準信号が印加している
時、AO素子からの一次のブラッグ反射光は反射鏡18
に垂直に入射するように光学系がセッティングされてい
るので、光ビームは入射経路を逆に経てァパーチャー1
4aに戻るのである。第6図に示す構成は第3図に示す
ように偏向器が懐設されている場合においても使用可能
である。尚光ビームの上記スペクトル面は反射鏡18上
にくるように設ける事が望ましい。第7図においては遮
光板14とAO素子16が結像レンズ系15の光軸0に
対して垂直に設けられ、AO素子の面16aは反射コー
トが施こされている。光ビームRはアパーチャー14b
、結像レンズ系15を順次通過し、AO素子1 6で二
度ブラッグ反射を受けた後反射鏡18で反射され、再度
AO素子16で二度プラッグ反射を受けた後、結像レン
ズ系15を介してアパーチヤー14cに至る。この時、
AO素子に基準信号が印加されている場合、アパーチャ
−14bを通過する光ビームで、AO素子で一次のブラ
ッグ反射を受けるものはアパーチャー14cを通過する
ように光学系が設けられている。一般に結晶を用いた偏
向器は高速性には優れているが偏向度が小さいという欠
点を、上記実施例に示す如く光ビームを複数回偏向器を
通過せしめる事により有効に除去できるのである。
上記中間調画像形成光学系では光ビームが偏向器を通過
する回数が2回と4回であったが、これ以上の回数を通
過せしめる事も可能である。
又、上記実施例では偏向器としてブラッグ反射を利用す
るAO素子を用いて説明したがAO素子以外の偏向器も
上記実施例におけるAO素子と同様に使用できる。以下
他の偏向器も説明する。第8図は偏向器として電気光学
的変調素子(以下EO素子と略す)を使用したプリズム
21を示している。
該偏向器21は結晶等に制御回路22からの信号で電界
を加えると、該結晶の屈折率が変化する事を用いたもの
で、このEO素子によりプリズム21を形成し、電界を
変化させる事によりEO素子から出射する光ビームの角
度を変化させるものである。第8図に示す如くEO素子
に電界が印加されていない場合は、偏向器21はプリズ
ムの作用をしないので、アパーチャー14aを通過する
光ビームは偏向器21の反射面21aで垂直に反射され
、入射経路を逆行しアパーチャー14a上に結像する。
この構成のプリズム21を複数個並べる事により偏向角
を大きく取れるのである。第9図は偏向器としてEO素
子23とゥオラストンプリズム及びロッシェンブリズム
等の如く、自然光が入射した時互いに直交した偏向面を
有する二本の光線に分離し、且つこの二本の光線が平行
でない状態で取り出せる光学素子24(以後本明細書で
は偏光光学素子と呼ぶ)の組み合わせを示している。
EO素子23は電圧印加の時と無印カロの時とでEO素
子23から射出する光ビームの偏光角90o回転させる
事ができる。従ってEO素子と前記偏光光学素子の組み
合わせで、EO素子に電界印加の時と無印加との時で光
東の出射方向を2つの異なる方向に分ける事ができる。
従ってEO素子23に入射する光ビームは偏光している
ものが望ましい。一組のEO素子と偏光光学素子とで2
つの不連続的な出射角度変化を得る事ができ、この組を
N組続ける事により2Nの不連続的な出射角度変化を得
る事ができる。第10図は偏向器として色分散プリズム
25を用いたもので、プリズムの‐一面25aは反射コ
ートが施こされている。
色分散プリズム25は入射ビームの波長に対応してビー
ムを屈折させるものであるため、この場合中間調画像形
成光学系には書き込み情報に対応した波長を有する光ビ
ームが入射するものである。従ってある基準の波長の光
ビームに対しては色分散プリズム25がプリズムの作用
をしないようにすれば、アパーチャー14aを通過し色
分散プリズム25に入射する光ビームは反射面25aに
垂直に入射するので、入射経路を逆行しアパ−チャー1
4aに戻るものである。尚、書き込み情報に対応して光
ビームの波長を変化させる手段としては、チューナブル
・レーザー等が考えられるのである。
タ第11図は上述した実施例とは異なり、偏向器に反射
ミラー26を使用しているものである。反射ミラー26
は結像レンズ系15の光藤と交わる位置26aを中心に
して回動自在である。故に反射ミラー26の傾き角によ
り、アパーチャー14Zaを通過し、反射ミラー26で
反射され再度アパーチャーに到達する光東の状態が変化
するのである。第12図は本発明に係る中間調画像形成
光学系を用いた走査光学系の一実施例の概略を示す斜視
Z図である。
レーザー31より出た直線偏光したビームはビームェク
スパンダー32により適当なビーム径に変換され、偏向
ビームスプリッター33を通過後1/4入板34を通過
する。この1/4^板を通過した平行ビームは遮光板3
5のアパーチャー236を照明する。アパーチャー36
を二次光源とするビームは結像レンズ系37により平行
ビームとなり、制御回路38からの信号により制御され
るAO素子39に入射する。AO素子39により偏向さ
れたビームは反射鏡40で反射され再び2AO素子39
に入射する。AO素子39で再び偏向された後、結像レ
ンズ系37により遮光板35上にアパーチャー36の像
を結ぶ。この時、アパーチャー36とアパーチャー像が
重なった部分のみ走査用のビームが通過する。このアパ
ーチャー336を新たなる光源とする走査用ビームは1
/4入板34を通過した後、90度回転した直線偏光と
なり偏光ビームスプリッター33により折り曲げられコ
リメーターレンズ41により平行ビームとされ回転多面
鏡42に入射する。回転多面鏡42で3走査されたビー
ムは走査用結像レンズ43を経て走査面である感光ドラ
ム44上に結像する。回転多面鏡42が回転する事によ
りドラム44上を走査ビームが直線的に走査すると共に
ドラム44が回転する事により二次元的な走査が行なわ
れる。この実施例においては偏向ビームスプリッター3
3及び1/4入板34を用いてビームを分けている。こ
れは単にハーフミラーを用いた場合よりも偏向ビームス
プリッターを用いた方がビームのエネルギーロスを防止
できるからであり、偏向ビームスプリッターを用いる場
合は光源からのビームが直線偏光している事が必要であ
る。第12図に示す実施例においては1/4^板34を
偏向ビームスプリッター33と遮光板35の間に設けた
結像レンズ系37及びAO素子39での有害反射光を除
去するには1/4入板34をAO素子39と反射鏡40
の間に設け且つアパーチャー36から射出される走査用
ビームの直線偏向方向だけビーム通過させるような偏光
板をビームスプリッター33と回転多面鏡42の間に設
ければよい。
これは情報光と反射光(ノイズ)の偏光方向を90o回
転させて区別するためで、偏向ビームスプリッター33
が十分精度よくできておれば偏光板は必要ない。又、第
5図及び第7図で示すような中間調画像形成光学系にお
いては、偏向ビームスプリッターを設けなくとも走査用
ビームを取り出せる構成であり、斯様な光学系で結像レ
ンズ系の表面で生じる有害反射光を除去するには上述し
た如くアパーチャー14bに入射する走査ビームを直線
偏光させ1/4入板を結像レンズ系15とAO素子16
の間に設け、且つアパーチャ−1 4cから射出する走
査ビームのみを通過させる偏光板を設ける事が必要であ
る。第13図A,B,Cは第12図で示す光学系におい
て、制御回路38により周波数変調を受けたAO素子3
9により該素子39を出射後の走査用ビームの角度が変
化し、結像レンズ系37によるアパーチャー36の像と
アパーチヤー36の重なり具合の変化、即ち走査用ビー
ムの断面積の変化の様子を示したものである。
第13図AはAO素子39内を伝播する超音波周波数が
Woの時に、アパーチャーの結像レンズ系37による共
役像36aとアパーチャー36の重なり部分S,を示す
もので、第13図Bは同じく超音波周波数Wo+△W,
の時の重なり部分S2、第10図Cは同じくWO十△W
2(l△W2l>l△W,l)の時の重なり部分S3を
示している。この時ドラム4の感光特性曲線の形状は第
14図の実線dの如く表わされていて、第13図で示し
た記録されるべき形状を有する走査用ビームのドラム4
4上での光強度分布の最大強度は前記曲線dの十分飽和
した部分にくるようになつつている。今、光学系に収差
がなく、又回折による広がりも感光ドラム44上に結像
される走査ビームのスポットの大きさに比して十分小さ
ければ、感光ドラム上での走査スポットの光強度分布は
幾何光学的な大きさとして定まる。
従って感光ドラム44上での走査スポットは、アパーチ
ャー36を通過する光東の断面S,,S2,S3の形状
で且つ一定の光強度分布とみなせる。この様子を示した
ものが第15図に示されている。第15図は感光ドラム
の面をX−Y座標面とし、縦軸には光強度1が示されて
いる。第15図Aは第13図Aに、第15図Bは第13
図Bに、第15図Cは第13図Cにそれぞれ対応するス
ポットの光強度を示しており、これ等が感光ドラム44
上に記録された場合、第16図に示す如く各々S,′,
S2′,S3′と面積の異なる絹点として記録される。
第14図の破線で示した特性曲線は環境の変化により特
性曲線の形状が変動した状態を示すもので、記録される
べき光分布の最大値Q(明部)及び最小値3(暗部)と
が十分強度の差があれば特性曲線のその強度に対する変
動は少なく、記録される絹点の形状は第16図に示す形
状と変わりない。
更にレーザー光線の出力の変動に対しては特性曲線の十
分飽和した部分を用いているので、常に中間調画像形成
光学系で得られる走査用ビームの断面積の変化に対応し
た形状の記録が得られる。以上本発明に係る中間調画像
形成光学系においては、反射面を用いる事で中間調画像
形成光学系を実質的に折り返しているもので、偏向器と
反射面で構成する偏向反射光学系を有効に利用する事で
光学系をコンパクト化している。
又、偏向器をビームが複数回通過する事により結晶性の
偏向器の偏向角が小さい難点を解消できるものであり、
偏向器と反射面を一体に形成する事により振動等の影響
を緩和するものである。更には走査ビームを偏光させ、
偏向ビームスプリッターを用いて中間調画像形成光学系
に入射するビームと該光学系から射出されるビームを分
離する事で走査ビームひのパワーを有効に利用し且つ該
光学系で生じる有害な反射光を除去できるものである等
の優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る中間調画像形成光学系の夕−実施
例を示す斜視図、第2図は本発明に係る中間調画像形成
光学系の原理を説明するための図、第3図、第4図、第
5図、第6図、第7図、第8図、第9図、第10図及び
第11図は各々本発明に係る他の中間調画像形成光学系
の実施例を示す正面概略図、第12図は本発明に係る中
間鋼画像形成光学系を用いた走査光学系の一実施例を示
す斜視図、第13図A,B,C、第14図、第15図A
,B,C「及び第16図は各々本発明に係る中間調画像
形成の過程を示す図。 14・…・・遮光板、14a,14b,14c・・・…
アパーチヤ−、15・・・・・・結像レンズ系、16.
.....AO素子、1 7・・・・・・制御回路、1
8・・・・・・平面反射鏡、21・・・…プリズム、2
3・…・・EO素子、25・・・・・・色分散プリズム
、26・…・・反射ミラー。 実’図孫2図 蘇る図 孫4図 第5図 努る図 豹7図 叢8図 豹?図 弟’o図 孫〃図 努′2図 努′ろ図 努「4図 多′5図 多′6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光源部からの光束を受ける第1放射束制限手段、前
    記第1放射束制限手段からの光束を受ける第2放射束制
    限手段、前記第1放射束制限手段の位置と第2放射束制
    限手段の位置とを光学的にほぼ共役な位置と成らしめる
    結像手段、前記第1と第2との放射束制限手段との間の
    光路に配され、第1の放射束制限手段から第2の放射束
    制限手段に向かう光束の進行方向を偏向させる結晶より
    成る偏向手段、前記第1と第2の放射束制限手段の間の
    光路上に配され該偏向手段を通過する光束が少なくとも
    2回前記偏向手段を通過する様に光束を反射せしめる光
    束反射手段とを有する事を特徴とする中間調画像形成光
    学系。 2 光源部からの光束を受ける放射束制限手段、該放射
    束制限手段上にその一方の焦点位置を有する結像手段、
    該結像手段に関して前記放射束制限手段と反対側に設け
    られ結晶より成る光偏向手段、該光偏向手段を光束が少
    なくとも2回通過する様に光束を反射せしめる光束反射
    手段を備え、放射束制限手段を通過した光源部からの光
    束を、前記結像手段、光偏向手段及び光束反射手段を介
    した後に、再度前記放射束制限手段に入射せしめる事を
    特徴とする中間調画像形成光学系。
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GB13206/77A GB1581922A (en) 1976-03-30 1977-03-29 System for modulating a light beam and scanning optical system incorporating it
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62259670A (ja) * 1986-04-24 1987-11-12 Tokyo Keiki Co Ltd ハンダ付け装置
JPS62259667A (ja) * 1986-04-24 1987-11-12 Tokyo Keiki Co Ltd ハンダ付け装置
JPH0245950B2 (ja) * 1986-04-24 1990-10-12 Tokyo Keiki Kk
JPH0245949B2 (ja) * 1986-04-24 1990-10-12 Tokyo Keiki Kk

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