JPS5850295Y2 - 熱流測定用ゲ−ジ - Google Patents
熱流測定用ゲ−ジInfo
- Publication number
- JPS5850295Y2 JPS5850295Y2 JP9434479U JP9434479U JPS5850295Y2 JP S5850295 Y2 JPS5850295 Y2 JP S5850295Y2 JP 9434479 U JP9434479 U JP 9434479U JP 9434479 U JP9434479 U JP 9434479U JP S5850295 Y2 JPS5850295 Y2 JP S5850295Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- heat
- heat flow
- gauge
- fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、流体中におかれた物体とその流体との間にお
ける熱伝達率を測定する熱流測定用ゲージに関する。
ける熱伝達率を測定する熱流測定用ゲージに関する。
例えば、空冷タービンや空冷ピストン機関等の性能を高
めるには、駆動中のこれらの装置の冷却効率を向上させ
る必要がある。
めるには、駆動中のこれらの装置の冷却効率を向上させ
る必要がある。
このような場合、冷却用の流体中に設置されたタービン
翼やシリンダと流体との熱伝達率を高精度に測定するこ
とが要求される。
翼やシリンダと流体との熱伝達率を高精度に測定するこ
とが要求される。
従来、このような必要性から流体中に設置された物体と
その流体との間における熱伝達率を、簡単な操作でしか
も精度良く測定することができる熱流測定用ゲージの開
発が強く要望されていた。
その流体との間における熱伝達率を、簡単な操作でしか
も精度良く測定することができる熱流測定用ゲージの開
発が強く要望されていた。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、流体
中に設置された物体とその流体との熱伝達率を簡単な操
作でしかも精度良く測定することができる熱流測定用ゲ
ージを提供するものである。
中に設置された物体とその流体との熱伝達率を簡単な操
作でしかも精度良く測定することができる熱流測定用ゲ
ージを提供するものである。
即ち、本考案は、屈曲自在な断熱部材と、該断熱部材上
Oこ屈曲自在な感温部材を介して貼着された屈曲自在な
発熱体と、該発熱体を所定温度で発熱せしめるように可
変抵抗を介して接続された電源と、前記発熱体中を流れ
る電流を検知する電流計と、前記発熱体の両端部間の電
圧を検知する電圧計とを具備することを特徴とする熱流
測定用ゲージである。
Oこ屈曲自在な感温部材を介して貼着された屈曲自在な
発熱体と、該発熱体を所定温度で発熱せしめるように可
変抵抗を介して接続された電源と、前記発熱体中を流れ
る電流を検知する電流計と、前記発熱体の両端部間の電
圧を検知する電圧計とを具備することを特徴とする熱流
測定用ゲージである。
以下、本考案の一実施例について説明する。
第1図は、本考案に係る熱流測定用ゲージの一実施例の
説明図である。
説明図である。
図中1は、可撓性を有する薄葉の抵抗体からなる発熱体
である。
である。
発熱体1には、直流電源3または交流電源4に電流計1
0と可変抵抗器2とを直列に接続したものと電圧計11
とが並列に接続されている。
0と可変抵抗器2とを直列に接続したものと電圧計11
とが並列に接続されている。
発熱体1の発熱時の温度は、可変抵抗器2の抵抗値を変
化させることにより調節できるようになっている。
化させることにより調節できるようになっている。
このときの発熱体1の抵抗値Rは電流計10及び電圧計
11の値から得られるようになっている。
11の値から得られるようになっている。
発熱体1は、例えばプラスチック発泡体のような可撓性
を有する断熱部材5の表面に貼着された感温部材6上に
、非導電部材7を介して貼着されている。
を有する断熱部材5の表面に貼着された感温部材6上に
、非導電部材7を介して貼着されている。
感温部材6としては、可撓性を有するもので非導電部材
7を介して伝達された発熱体1の発熱量を精度良く測定
することができるものであれば、例えば熱電対、サーミ
スター等如何なるものでも良い。
7を介して伝達された発熱体1の発熱量を精度良く測定
することができるものであれば、例えば熱電対、サーミ
スター等如何なるものでも良い。
感温部材6の両端部には、発熱体1から伝達された熱量
を測定するためのリード線8が取付けられている。
を測定するためのリード線8が取付けられている。
感温部材6及び非導電部材7の肉厚は、発熱体1の肉厚
とほぼ等しく数十ミクロン程度である。
とほぼ等しく数十ミクロン程度である。
また、非導電部材7は、発熱体1中を流れる電気を絶縁
して、発熱時の熱量だけを感温部材6に伝達する機能を
有するものであり、可撓性を有する部材で形成されてい
る。
して、発熱時の熱量だけを感温部材6に伝達する機能を
有するものであり、可撓性を有する部材で形成されてい
る。
而して、可変抵抗器2の抵抗値を所定値に設定して直流
電源4または交流電源3を入れると、発熱体1には電流
Iが流れる。
電源4または交流電源3を入れると、発熱体1には電流
Iが流れる。
このときの発熱体1の発熱量・Qは、電流計10と電圧
計11の値から計算した発熱体1の抵抗値Rと電流計1
0の電流値から次式(4)によって表わされる。
計11の値から計算した発熱体1の抵抗値Rと電流計1
0の電流値から次式(4)によって表わされる。
Q=I2R(A)
この状態で温度(T→の流体が発熱体1に接触すると、
発熱体1と流体との間で熱伝達が行われる。
発熱体1と流体との間で熱伝達が行われる。
その結果、平衡状態(こ達した発熱体1の発熱量Qは次
式(B)によって表わされる。
式(B)によって表わされる。
Q=αIToO−T1 (B)
ここで、Tは感温部材6により測定した発熱体1の温度
であり、αはこの熱流測定用ゲージ20が設置されてい
る物体の表面と流体間における熱移動量を決定する熱伝
達率である。
であり、αはこの熱流測定用ゲージ20が設置されてい
る物体の表面と流体間における熱移動量を決定する熱伝
達率である。
上記式(4)及び式(B)から熱伝達率αは、次式(C
)により求めることができる。
)により求めることができる。
α=I2R/IToo−TI (C)つまり、式(
C)から明らかな如く、この熱流測定用ゲージ20によ
れば、この熱流測定用装置20を所定温度(Too)の
流体中に設置された物体上に載置して、その際の発熱体
1の抵抗値・R1発熱体1中を流れる電流I及び発熱体
1の温度(T)を測定することにより、その物体と流体
間の熱伝達率(α)を容易に測定することができる。
C)から明らかな如く、この熱流測定用ゲージ20によ
れば、この熱流測定用装置20を所定温度(Too)の
流体中に設置された物体上に載置して、その際の発熱体
1の抵抗値・R1発熱体1中を流れる電流I及び発熱体
1の温度(T)を測定することにより、その物体と流体
間の熱伝達率(α)を容易に測定することができる。
また、熱流測定用ゲージ20を構成する断熱部材5、感
温部材6、非導電部材7、発熱体1の各部材は可撓性を
有するので、熱流測定用ゲージ20を流体中に設置され
た物体の表面に容易に取付けることができる。
温部材6、非導電部材7、発熱体1の各部材は可撓性を
有するので、熱流測定用ゲージ20を流体中に設置され
た物体の表面に容易に取付けることができる。
尚、上記実施例では、1組の発熱体1、非導電部材7、
感温部材6が断熱部材5に貼着された熱流測定用ゲージ
20について説明したが、本考案はこの他にも例えば、
第2図に示す如く、流体中に設置した物体に応じた形状
を有する断熱部材4に、多数組の発熱体1、非導電部材
7、感温部材6を貼着して組立てた熱流測定用ゲージ2
1を包含するものである。
感温部材6が断熱部材5に貼着された熱流測定用ゲージ
20について説明したが、本考案はこの他にも例えば、
第2図に示す如く、流体中に設置した物体に応じた形状
を有する断熱部材4に、多数組の発熱体1、非導電部材
7、感温部材6を貼着して組立てた熱流測定用ゲージ2
1を包含するものである。
また、この熱流測定用ゲージ21を構成する発熱体1等
の形状は、第3図に示す如く、断熱部材の帯状面全体に
亘って貼着されるように蛇行状に形成したものでも良い
。
の形状は、第3図に示す如く、断熱部材の帯状面全体に
亘って貼着されるように蛇行状に形成したものでも良い
。
また、このような複数個の発熱体1等からなる熱流測定
用ゲージ21を用いて熱伝達率(α)を測定する方法と
しては、各発熱体1の温度を一定(こして流体が接触し
た際に変動する電流値を用いて式(C)により熱伝達率
(ωを求めるもの(等温壁型)等がある。
用ゲージ21を用いて熱伝達率(α)を測定する方法と
しては、各発熱体1の温度を一定(こして流体が接触し
た際に変動する電流値を用いて式(C)により熱伝達率
(ωを求めるもの(等温壁型)等がある。
更に、本考案は第4図に示す如く、帯状の断熱部材5の
長手方向に沿ってその幅方向に複数個の感温部材を貼着
すると共に、感温部材の表面に非導電部材を介して断熱
部材と略同形状の発熱体1を貼着した熱流測定用ゲージ
22を包含するものである。
長手方向に沿ってその幅方向に複数個の感温部材を貼着
すると共に、感温部材の表面に非導電部材を介して断熱
部材と略同形状の発熱体1を貼着した熱流測定用ゲージ
22を包含するものである。
この熱流測定用ゲージ22によれば、発熱体1が帯状の
平面で形成されているので、発熱体1中を流れる電流(
I)を一定に保って発熱体1の温度変化を測定し、式(
C)により熱伝達率(aJを測定することができる。
平面で形成されているので、発熱体1中を流れる電流(
I)を一定に保って発熱体1の温度変化を測定し、式(
C)により熱伝達率(aJを測定することができる。
(等熱流束型)以上説明した如く、本考案に係る熱流測
定用ゲージは、流体中に設置された物体と流体間の熱伝
達率を簡単な操作でしかも高精度に測定することができ
る顕著な効果を有するものである。
定用ゲージは、流体中に設置された物体と流体間の熱伝
達率を簡単な操作でしかも高精度に測定することができ
る顕著な効果を有するものである。
第1図は、本考案に係る熱流測定用ゲージの一実施例の
説明図、第2図は、複数個の発熱体を断熱部材に貼着し
た本考案に係る熱流測定用ゲージの他の実施例を示す斜
視図、第3図は、本考案に係る熱流測定用ゲージに用い
られる発熱体の他の実施例を示す説明図、第4図は、帯
状の断熱部材の表面に断熱部材と略同形状の発熱体を貼
着した本考案に係る熱流測定用ゲージの他の実施例を示
す斜視図である。 1・・・・・・発熱体、5・・・・・・断熱部材、6・
・・・・・感温部材、20,21.22・・・・・・熱
流測定用ゲージ。
説明図、第2図は、複数個の発熱体を断熱部材に貼着し
た本考案に係る熱流測定用ゲージの他の実施例を示す斜
視図、第3図は、本考案に係る熱流測定用ゲージに用い
られる発熱体の他の実施例を示す説明図、第4図は、帯
状の断熱部材の表面に断熱部材と略同形状の発熱体を貼
着した本考案に係る熱流測定用ゲージの他の実施例を示
す斜視図である。 1・・・・・・発熱体、5・・・・・・断熱部材、6・
・・・・・感温部材、20,21.22・・・・・・熱
流測定用ゲージ。
Claims (1)
- 屈曲自在な断熱部材と、該断熱部材上に屈曲自在な感温
部材を介して貼着された屈曲自在な発熱体と、該発熱体
を所定温度で発熱せしめるように可変抵抗を介して接続
された電源と、前記発熱体中を流れる電流を検知する電
流計と、前記発熱体の両端部間の電圧を検知する電圧計
とを具備することを特徴とする熱流測定用ゲージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9434479U JPS5850295Y2 (ja) | 1979-07-09 | 1979-07-09 | 熱流測定用ゲ−ジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9434479U JPS5850295Y2 (ja) | 1979-07-09 | 1979-07-09 | 熱流測定用ゲ−ジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5612837U JPS5612837U (ja) | 1981-02-03 |
JPS5850295Y2 true JPS5850295Y2 (ja) | 1983-11-16 |
Family
ID=29327235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9434479U Expired JPS5850295Y2 (ja) | 1979-07-09 | 1979-07-09 | 熱流測定用ゲ−ジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5850295Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6048133U (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-04 | テルモ株式会社 | 体温計プロ−ブ |
JPS60152944U (ja) * | 1984-03-21 | 1985-10-11 | 坂口電熱株式会社 | 測温体 |
JP3311159B2 (ja) * | 1994-08-18 | 2002-08-05 | 京都電子工業株式会社 | 熱流センサの校正方法及びその装置 |
JP2018084457A (ja) * | 2016-11-22 | 2018-05-31 | 株式会社Ihi | ホットフィルムセンサ |
-
1979
- 1979-07-09 JP JP9434479U patent/JPS5850295Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5612837U (ja) | 1981-02-03 |
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