JPS5850282Y2 - 炎検出回路 - Google Patents
炎検出回路Info
- Publication number
- JPS5850282Y2 JPS5850282Y2 JP4796076U JP4796076U JPS5850282Y2 JP S5850282 Y2 JPS5850282 Y2 JP S5850282Y2 JP 4796076 U JP4796076 U JP 4796076U JP 4796076 U JP4796076 U JP 4796076U JP S5850282 Y2 JPS5850282 Y2 JP S5850282Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- flame
- detection circuit
- detection
- photoelectric conversion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は火災時に発生する炎を検出して火災の発生を感
知する火災感知器に好適な炎検出回路に関するものであ
る。
知する火災感知器に好適な炎検出回路に関するものであ
る。
従来、この種の炎検出回路として、炎の発する光を電気
量に変換する光電変換素子と、該光電変換素子からの出
力信号を炎のちらつきによる5〜25H2の交流成分と
直流成分とに分ける手段とを備え、これらの交流成分と
直流成分とが所定のレベルに達したときに警報を発する
ようにしたものが知られている。
量に変換する光電変換素子と、該光電変換素子からの出
力信号を炎のちらつきによる5〜25H2の交流成分と
直流成分とに分ける手段とを備え、これらの交流成分と
直流成分とが所定のレベルに達したときに警報を発する
ようにしたものが知られている。
ところで、光の照度は光源からの距離の2乗に反比例す
るので、同一光源から、例えば1胤のところに比較して
Lowのところでは、照度が”/100となる。
るので、同一光源から、例えば1胤のところに比較して
Lowのところでは、照度が”/100となる。
従って、このように広範囲に亘る照度を検出するには検
出回路のダイナミックレンジを充分広いものとしなけれ
ばならない。
出回路のダイナミックレンジを充分広いものとしなけれ
ばならない。
もしも上記した照度の範囲に対して検出回路のダイナミ
ックレンジが狭いときには検出回路が飽和することがあ
り、とくに直流成分のみによって飽和するときには交流
成分の検出ができず、警報を発することができない。
ックレンジが狭いときには検出回路が飽和することがあ
り、とくに直流成分のみによって飽和するときには交流
成分の検出ができず、警報を発することができない。
この交流成分は前記した如く5〜25Hzのみを検出し
て、パトロールカーの緊急灯、一般車輛のライト及びそ
の点滅等と前記炎の光とを区別するためのものであるか
ら、この交流成分が検出されないと警報は発せられない
。
て、パトロールカーの緊急灯、一般車輛のライト及びそ
の点滅等と前記炎の光とを区別するためのものであるか
ら、この交流成分が検出されないと警報は発せられない
。
上記した照度は光源の発光量によっても変化するもので
あり、例えば火災の広がり、燃焼物の種類、風速等によ
って大幅に変化し、とくにアルコール火災等においては
急激に明るくなることがあり、これらを考慮すると検出
回路のダイナミックレンジとして約60dB以上必要と
なる。
あり、例えば火災の広がり、燃焼物の種類、風速等によ
って大幅に変化し、とくにアルコール火災等においては
急激に明るくなることがあり、これらを考慮すると検出
回路のダイナミックレンジとして約60dB以上必要と
なる。
第1図は上記した炎の照度が火災の広がりにより高くな
る様子を示すものであり、照度が検出回路の飽和レベル
Saをこえると、第2図に示すように前記の検出回路に
おいて分離された交流成分は検出されなくなる。
る様子を示すものであり、照度が検出回路の飽和レベル
Saをこえると、第2図に示すように前記の検出回路に
おいて分離された交流成分は検出されなくなる。
本考案は検出回路のダイナミックレンジを前記の如く広
くすることなく、シかも近距離において急激に明るくな
る炎、及び監視範囲の最大距離における火災発生初期の
小さい炎のいずれをも検出して警報を発することができ
る炎検出回路を提供するものである。
くすることなく、シかも近距離において急激に明るくな
る炎、及び監視範囲の最大距離における火災発生初期の
小さい炎のいずれをも検出して警報を発することができ
る炎検出回路を提供するものである。
一般に、光電変換素子として知られる太陽電池では、光
電流は光強度に比例しているので、短絡電流は光強度に
比例し、開放電圧は光強度に対して指数函数的に変化す
る。
電流は光強度に比例しているので、短絡電流は光強度に
比例し、開放電圧は光強度に対して指数函数的に変化す
る。
第3図はこの状態を示す太陽電池の一般的な負荷特性で
あり、照度と光電流の関係が負荷抵抗(Ω)×有効受光
面積(md)をパラメータとして示されている。
あり、照度と光電流の関係が負荷抵抗(Ω)×有効受光
面積(md)をパラメータとして示されている。
この第3図によれば負荷抵抗が小さければ光電流も大き
くとれるが、負荷抵抗を大きくすると光電流はある照度
から飽和レベルに達することがわかる。
くとれるが、負荷抵抗を大きくすると光電流はある照度
から飽和レベルに達することがわかる。
第4図は従来の太陽電池を用いた光起電圧増幅型の回路
を示すものであり、Dは太陽電池、RLはその負荷抵抗
、R1,RNFはアンプAのゲインを制御する抵抗であ
る。
を示すものであり、Dは太陽電池、RLはその負荷抵抗
、R1,RNFはアンプAのゲインを制御する抵抗であ
る。
第5図は従来の短絡電流増幅型の回路を示すものであり
、Dは太陽電池、RLは電流検出用のピックアップ抵抗
、Aはアンプである。
、Dは太陽電池、RLは電流検出用のピックアップ抵抗
、Aはアンプである。
上記第4図及び第5図の抵抗RLが大きいときには前記
の如く低照度においても飽和する。
の如く低照度においても飽和する。
本考案では上記の抵抗RLの値を入力信号、即ち照度の
大きなときには自動的に小さくなるように制御し、入力
信号の直流成分による検出回路の飽和を防止して前記し
た交流成分の検出を確実ならしめたものである。
大きなときには自動的に小さくなるように制御し、入力
信号の直流成分による検出回路の飽和を防止して前記し
た交流成分の検出を確実ならしめたものである。
以下に、本考案の一実施例を第6図について説明する。
第6図は電圧増幅型の回路を示すものであり、Dは太陽
電池等の光電変換素子、R1* RNFは増幅回路Aの
ゲインを定める抵抗、1は抵抗R2とツェナーダイオー
ドDZよりなるレベル検出回路、2は負荷抵抗R3)
R4とトランジスタQとよりなる負荷抵抗値制御回路で
ある。
電池等の光電変換素子、R1* RNFは増幅回路Aの
ゲインを定める抵抗、1は抵抗R2とツェナーダイオー
ドDZよりなるレベル検出回路、2は負荷抵抗R3)
R4とトランジスタQとよりなる負荷抵抗値制御回路で
ある。
太陽電池りに光が入射すると制御回路2の両端に起電力
を生じ、これが増幅回路Aによって増幅され、出力を生
ずる。
を生じ、これが増幅回路Aによって増幅され、出力を生
ずる。
この出力レベルがツェナーダイオードD2のツェナー電
圧以上になると、ツェナー電流が流れてトランジスタQ
がオンになり、上記抵抗R4の両端が短絡され、負荷抵
抗は抵抗R3のみとなって抵抗値が下げられる。
圧以上になると、ツェナー電流が流れてトランジスタQ
がオンになり、上記抵抗R4の両端が短絡され、負荷抵
抗は抵抗R3のみとなって抵抗値が下げられる。
この負荷の抵抗値が下げられることにより、検出感度が
低下して相対的に検出回路の飽和レベルは高くなり、比
較的高い照度のときでも前記した交流成分を充分に検出
することができる。
低下して相対的に検出回路の飽和レベルは高くなり、比
較的高い照度のときでも前記した交流成分を充分に検出
することができる。
3は上記検出回路の出力に接続された交流アンプ、4は
直流アンプであり、上記交流アンプを経た交流成分は前
記したような5〜25Hzのバンドパスフィルター5を
介して制御回路6に人力される。
直流アンプであり、上記交流アンプを経た交流成分は前
記したような5〜25Hzのバンドパスフィルター5を
介して制御回路6に人力される。
この制御回路6はアンドゲートとして動作し、上記バン
ドパスフィルター5と直流アンプ4とからの双方の入力
があると警報器7を作動せしめる。
ドパスフィルター5と直流アンプ4とからの双方の入力
があると警報器7を作動せしめる。
上記したレベル検出回路1として電圧レベルを検出する
コンパレータを用いることもでき、又負荷抵抗値制御回
路2として上記コンパレータの出力により駆動され、出
力が零のときに自動復帰するサーボモータを内蔵した可
変抵抗器を有する回路を用いても実施できる。
コンパレータを用いることもでき、又負荷抵抗値制御回
路2として上記コンパレータの出力により駆動され、出
力が零のときに自動復帰するサーボモータを内蔵した可
変抵抗器を有する回路を用いても実施できる。
感度を更に広い範囲で制御するにはトランジスタQの活
性領域を利用し、増幅回路Aの出力に応じてトランジス
タQのコレクタ電流を制御するようにしても実施できる
。
性領域を利用し、増幅回路Aの出力に応じてトランジス
タQのコレクタ電流を制御するようにしても実施できる
。
第7図は電流増幅型の回路を用いた他の実施例を示すも
のであり、第6図と同一符号のものは同効のものを示す
。
のであり、第6図と同一符号のものは同効のものを示す
。
第7図の場合にも第6図のものと同様にして入力信号が
大きいときにピックアップ抵抗となる負荷抵抗R4を短
絡することができ、交流成分の検出を確実ならしめ得る
。
大きいときにピックアップ抵抗となる負荷抵抗R4を短
絡することができ、交流成分の検出を確実ならしめ得る
。
第7図の場合にも上記したコンパレータ及び可変抵抗器
を用いることができ、又トランジスタQの活性領域を利
用したものを用いることができる。
を用いることができ、又トランジスタQの活性領域を利
用したものを用いることができる。
尚、上記第6図の負荷抵抗値制御回路2ではトランジス
タQが用いられているが、この代りに第7図のようにF
ET Q’ を使用しても同様の効果が得られる。
タQが用いられているが、この代りに第7図のようにF
ET Q’ を使用しても同様の効果が得られる。
尚、第8図は光電変換素子としてcdsを用いた他の実
施例を示すものであり、符号1,2は第6図のものと同
効のものである。
施例を示すものであり、符号1,2は第6図のものと同
効のものである。
第1図乃至第3図は従来の炎検出回路の特性図、第4図
及び第5図は従来の炎検出回路図、第6図は本考案の一
実施例を示す回路図、第7図及び第8図は本考案00縫
汎他の実施例を示す回路図である。 D、cds・・・・・・光電変換素子、A・・・・・・
増幅回路、1・・・・・・レベル検出回路、2・・・・
・・負荷抵抗値制御回路、R3t R4・・・・・・負
荷抵抗。
及び第5図は従来の炎検出回路図、第6図は本考案の一
実施例を示す回路図、第7図及び第8図は本考案00縫
汎他の実施例を示す回路図である。 D、cds・・・・・・光電変換素子、A・・・・・・
増幅回路、1・・・・・・レベル検出回路、2・・・・
・・負荷抵抗値制御回路、R3t R4・・・・・・負
荷抵抗。
Claims (1)
- 炎の光を受けて電気量に変換する光電変換素子と、この
電気量を増幅する増幅回路と、この増幅回路の出力レベ
ルが所定値以上に達したことを検出するレベル検出回路
と、この検出回路の出力により作動される負荷抵抗値制
御回路と、該抵抗値制御回路の作動により抵抗値が可変
される上記の光電変換素子に接続された負荷抵抗とを備
え、上記光電変換素子における直流レベルの飽和を防止
すると共に交流信号の検出を可能にしたことを特徴とす
る炎検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4796076U JPS5850282Y2 (ja) | 1976-04-19 | 1976-04-19 | 炎検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4796076U JPS5850282Y2 (ja) | 1976-04-19 | 1976-04-19 | 炎検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52139790U JPS52139790U (ja) | 1977-10-22 |
JPS5850282Y2 true JPS5850282Y2 (ja) | 1983-11-16 |
Family
ID=28507177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4796076U Expired JPS5850282Y2 (ja) | 1976-04-19 | 1976-04-19 | 炎検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5850282Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-04-19 JP JP4796076U patent/JPS5850282Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52139790U (ja) | 1977-10-22 |
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