JPS5850261B2 - アゾメチンガンリヨウ ノ セイゾウホウホウ - Google Patents

アゾメチンガンリヨウ ノ セイゾウホウホウ

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JPS5850261B2
JPS5850261B2 JP49102457A JP10245774A JPS5850261B2 JP S5850261 B2 JPS5850261 B2 JP S5850261B2 JP 49102457 A JP49102457 A JP 49102457A JP 10245774 A JP10245774 A JP 10245774A JP S5850261 B2 JPS5850261 B2 JP S5850261B2
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JP
Japan
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group
atom
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lower alkyl
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JP49102457A
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プガン アンドレ
ラプトニエ フランソワズ
ヴアテユ ローラン
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Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
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Publication date
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Publication of JPS5850261B2 publication Critical patent/JPS5850261B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B57/00Other synthetic dyes of known constitution
    • C09B57/04Isoindoline dyes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B23/00Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes
    • C09B23/16Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes the polymethine chain containing hetero atoms
    • C09B23/162Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes the polymethine chain containing hetero atoms only nitrogen atoms
    • C09B23/166Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes the polymethine chain containing hetero atoms only nitrogen atoms containing two or more nitrogen atoms

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
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  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規アゾメチン顔料の製造方法に関する。
本発明によって製造される有用な新規アゾメチン顔料は
、次式(7): 〔式中、 Aはハロゲン原子もしくは低級アルコキシ基で置換され
てよいベンゼン環;カルボキシル基、ハロゲン原子もし
くはフェニルカルバモイル基(フェニル部分がハロゲン
原子または低級アルキル基で置換されてよい)で置換さ
れてよいナフタレン環;水酸基、低級アルキル基、シア
ン基もしくはカルバモイル基で置換されてよいピリジン
環;水酸基、ハロゲン原子、低級アルキル基もしくは低
級アルコキシ基で置換されてよいキノリン環:環内窒素
原子が低級アルキル基、ナフチル基もしくはフェニル基
(ハロゲン原子もしくは低級アルコキシ基で置換されて
よい)で置換されてよいi −イソキノリノン環;水酸
基、低級アルキル基もしくはフェニル基(低級アルキル
基で置換されてよい)で置換されてよいピリミジン環:
低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル基もしくは
カルバモイル基で置換されてよく、またそのフェニル部
分がハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシカ
ルボニル基もしくはカルバモイル基で置換されてよいN
置換フェニルピラソロン環:ピリジン部分が低級アルキ
ル基、シアン基もしくはカルバモイル基で置換されてよ
いベンゾイミダゾロピリジン環;またはクマリン環を表
わし、Rは水素原子またはメチル基を表わし、 XlおよびX3は互いに独立して水素原子、塩素原子、
炭素原子数lないし4のアルコキシ基またはフェノキシ
基を表わし、 X2およびX4は互いに独立して水素原子または塩素原
子を表わすが、XlおよびX3がアルコキシ基を表わす
ときは、X2およびX4は塩素原子のみを表わし、 Mは銅原子、ニッケル原子、亜鉛原子、コバルト原子ま
たはカドミウム原子を表わす。
〕で表わされる金属錯体である。
本発明者は、式(7)のアゾメチン顔料が、(式中、X
l、X2.X3及びX4は、それぞれ前記の意味を表わ
す。
)で表わされるイソインドリノヒドラゾン、(式中、X
5及びX7は、互いに独立して、水素原子、塩素原子、
または炭素原子数lないし4のアルコキシ基を表わし、
X6及びX8は互いに独立して水素原子または塩素原子
を表わすが、X、及びX7がアルコキシ基である場合は
、X6及びX8は塩素原子のみを表わすものとする。
)で表わされるイソインドリノヒドラゾンを、(式中、
A及びRは前記の意味を表わし、Qは酸素原子またはイ
ミノ基を表わす。
)で表わされる化合物と縮合させるか、あるいは〔式中
、Xl、X2.X3及びX4は前記の意味を表わし、■
は次式: (式中、Zlはイミノ基またはチオ基を表わし、Z2は
ハロゲン原子、アルコキシ基または第ニアミノ基を表わ
す。
)にて示される基を表わす。
〕で表わされるイソインドリノンを、次式(6):(式
中、R及びAは前記の意味を表わす。
)で表わされるヒドラジンと縮合させることにより(式
中、 Xl 、X2.X3.X4.R及びAは、 ※ ※それぞれ前記の意味を表わす。
)で表わされるアゾメチン顔料を得、この式(1)のア
ゾメチン化合物を金属化するか、あるいは上記1)また
は[1)の方法で金属錯体を形成するための試薬をも一
緒に加えて反応を行うかのいずれかを実施する、ことに
よって得られることを県出した。
式(7)の金属錯体のなかでもとりわけ興味深いものは
、次式(8): (式中、Aは前記の意味を表わし、Mlは銅原子または
ニッケル原子を表わし、R2X5.X6゜X7及びX8
は前記の意味を表わす。
) *枠表わされるアゾメチン金属錯体である
また、本発明によって製造されるアゾメチン顔料のうち
、特に好ましいものは、次式(9):〔式中、Rs M
l + X5 y X6 + X7及びX8は前記の意
味を表わし、¥3及び¥4は、水素原子、ハロゲン原子
、炭素原子数1ないし4のアルキル基もしくはアルコキ
シ基、ニトロ基、または次式:(式中、 M2は、 カルシウム原子、 ストロンチ ラム原子、バリウム原子またはマンガン原子を表わす。
)にて示される基を表わし、Zは酸素原子またはイミノ
基を表わす。
〕で表わされるものであり、そのなかでもとりわけ好ま
しいものは次式(10): (式中、R+ Ml y X5 z X6 y X7
y X8r Y3及びY4は前記の意味を表わし、Z3
は水酸基またはメチル基を表わす。
)で表わされるアゾメチン顔料である。
** さらに、特に興味深い式(7)のアゾ
メチン顔料としては、以下の化合物群も挙げられる。
〔式中、M2.X5.X6.X7及びX8は前記意味を
表わし、¥1は水素原子、カルボキシル基、カルバモイ
ル基、または炭素原子数2ないし6のアルコキシカルボ
ニル基もしくはアルキルカルバモイル基を表わすか、あ
るいはフェニル基部分がハロゲン原子、炭素原子数1な
いし4のアルキル基もしくはアルコキシ基またはトリフ
ルオルメチル基で置換されているフェニルカルバモイル
基、または非置換フェニルカルバモイル基を表わすか、
あるいは次式 (式中、M2は前記の意味を表わす。
)にて示される基を表わし、Y2は、水素原子、ノ\ロ
ゲン原子、炭素原子数工ないし4のアルコキシ基、ニト
ロ基、またはシアノ基を表わす。
〕で表わされるアゾメチン顔料。
(式中、X6.X6.X7.X8及びMlは前記の意味
を表わし、R2は、メチル基、または置換もしくは非置
換てリール基を表わす。
)で表わされるアゾメチン顔料。
(式中、 X5.X6.X7.X8及びMlは前記の意味を表わし
、R3は、 イル基を表わす。
)シアン基またはカルバモ ※ ※で表わされるアゾメチン顔料。
(式中、X5 + Xa p X7 + Xs及びMl
は前記の意味を表わし、R4は、シアン基またはカルバ
モイル基を表わす。
) **で表わされるアゾメ
チン顔料。
(式中、X5.X6.X7.X8及びMlは前記の意味
を表わし、R5は、水素原子、炭素原子数1ないし4の
アルキル基、またはアリニル基を表わす。
)で表わされるアゾメチン顔料。
〔式中、Ml、 X5. X6. X7及びX8は前記
の意味を表わし、R6は、炭素原子数1ないし4のアル
キル基、炭素原子数2ないし5のアルコキシカルボニル
基、カルボキシ基、カルバモイル基、または次式: (式中、M2はカルシウム原子、ストロンチウム原子、
バリウム原子またはマンガン原子を表わす。
)にて示される基を表わし、¥5及びY6は、水素原子
、ハロゲン原子、炭素原子数lないし4のアルキル基も
しくはアルコキシ基、ニトロ基、アシルアミノ基、カル
バモイル基、スルファモイル基ま(式中、M2は前記の
意味を表わす。
)にて示される基を表わす。
〕で表わされるアゾメチン顔料。
前記1)の方法における出発物質である式(2)のイソ
インドリノヒドラゾンは、ヒドラジンと次式(式中、X
l、X2.X3.X4及び■は前記の意味を表わす。
)で表わされるイソインドリノンとを反応させることに
よって得られる。
イソインドリノンとしては、(式中、X5.X6.X7
.X8及び■は前記の意味を表わす。
)で表わされる化合物が用いられる。
式(2)のイソインドリノヒドラゾンを得るための反応
は、3−イミノ−イソインド11ノンまたは次式a9)
:(式中、X5.X6.X7及びX8は前記の意味を表
わし、R7は炭素原子数lないし4のアルキル基を表わ
す。
)で表わされる3、3−ジアルコキシーイミノイソイン
ドリノンから出発するのが好ましい。
X6.X6.X7及びX8が塩素原子または水素原子を
表わす上式(t9)の出発物質は公知のものである。
また、上の式(19)と同じ型の化合物であって、ベン
ゼン環に付く置換分のうち4位と6位がアルコキシ、シ
クロアルコキシ、アラルコキシ、アリールオキシ、アル
キルメルカプトまたはアリールメルカプト基を表わし、
かつ5位と7位が塩素原子であるものは、テトラクロル
−0−シアノ安息香酸のアンモニウム塩もシ、<はエス
テルを、親水性溶媒中で、アルカリ金属アルコラード、
シクロアルコラード、アラルコキシド、アリールキシド
、アルカンチオラートもしくはアリールチオラート〔す
なわち、一般式”)’Ct M3(式中、Xlは、水素
原子とハロゲン原子以外の、Xlが表わす基を表わし、
M3はアルカリ金属原子を表わす)で表わされる化合物
〕と反応させ、必要ならば得られた生成物をエステル化
することによって製造することができる。
上記のインインドリノン出発物質の例としては、次のよ
うな化合物が挙げられる。
3.3−ジメトキシ−4,5,6,7−チトラクロルー
イソインドリノン 3.3−ジメトキシ−4,5,6,7−チトラブロムー
イソインドリノン 3.3,6−)リフトキシ−4,5,フー1−リクロル
ーイソインドリノン 3.3−ジメトキシ−4,5,7−1−リクロル−6−
ブトキシーイソインドリノン 3.3−ジメトキシ−4,5,7−)リクロルー6−フ
エ/キシーイソインドリノン 3.3−ジメトキシ−4,5,7−ドリクロルー6−(
p−クロルフェノキシ)−イソインドリノン 3.3−ジメトキシ−4,5,7−ドリクロルー6−(
o−メチルフェノキシ)−イソインドリノン 3.3−ジメトキシ−4,,5,7−トリクロル−6−
メチルメルカプト−イソインドリノン3.3−ジメトキ
シ−4,5,7−トリクロル−6−エチルメルカプト−
イソインドリノン3.3.゛4,6−チトラメトキシー
5,7−シクロルーイソインドリノン 3−イミノ−インドリノン 式(1)のアゾメチン化合物は、上述の方法で得られた
インインドリノンのヒドラゾン誘導体を、本発明方法に
従って、次式(4): (式中、Q、R及びAは前記の意味を表わす。
Qがイミノ基を表わす場合、その例としてはフェニルイ
ミノ基が挙げられる。
)で表わされる化合物、特に次式<20) :(式中、
Aは前記の意味を表わす。
)で表わされるアルデヒド、と縮合させることによって
得られる。
イソインドリノヒドラゾンの縮合相手の化合物としては
、次式(21) : (式中、R2¥3.¥4及びZは前記の意味を表わし、
R1は水素原子またはメチル基を表わす。
)で表わされるアルデヒドもしくはケトンが特に興味深
く、とりわけ次式(22)二 (式中、R、Y3. Y4及びZ3は前記の意味を表わ
す。
)で表わされるオキシキノリン−アルデヒドもしくはケ
トンが興味深い。
さらに、以下に式で示した化合物も縮合の相手として特
に興味深い。
(式中、R3はシアノ基またはカルバモイル基を表わし
、R2は低級アルキル基、またはアIJ−ル基を表わす
)で表わされるアルデヒド。
(式中、¥3及び¥4は前記の意味を表わし、R4は、
R3と同じ意味を表わす。
)で表わされるアルデヒド。
(式中、¥3とY4は前記の意味を表わし、R5は水素
原子、低級アルキル基、またはアリール基を表わす。
)で表わされるアルデヒド。
(式中、Y、及びY2は前記の意味を表わす。
で表わされるオキシナフタリン−アルデヒド。
) (式中、R6,Y、及び¥6は前記の意味を表わす。
)で表わされるピラゾロンアルデヒド。
上記(21)から(28)までの式中のアルデヒド基を
、式: −CR1=Qまたは−CH=Qにて示されるア
ゾメチン基に置き換えた化合物を用いることもできる。
上述のアルデヒドまたはケトンの例を以下に示しておく
A) o−オキシベンズアルデヒド類 サリチルアルデヒド 4−クロル−2−オキシベンズアルデヒド5−クロル−
2−オキシベンズアルデヒド3−ニトロ−2−オキシベ
ンズアルデヒド5−ニトロ−2−オキシベンズアルデヒ
ド3.5−ジクロル−2−オキシベンズアルデヒド 3.5−ジブロム−2−オキシベンズアルデヒド 5−フェニルアゾ−2−オキシベンズアルデヒド 5−(2/−クロル−フェニルアゾ)−2−オキシベン
ズアルデヒド 5−(2’、5’−ジクロル−フェニルアゾ)−2−オ
キシベンズアルデヒド 5−(2’−メチル−フェニルアゾ)−2−オキシナフ
トアルデヒド 5−(2’−メトキシ−フェニルアゾ)−2−オキシベ
ンズアルデヒド 5−(2’−メトキシ−4′−ニトロ−フェニルアゾ)
−2−オキシベンズアルデヒド 5−(2’−メトキシ−5′−カルボモイル−フェニル
アゾ)−2−・オキシベンズアルデヒドB)オキシナフ
トアルデヒド類 2−オキシナフトアルデヒド 6−ブロム−2−オキシナフトアルデヒド5−ニトロ−
2−オキシナフトアルデヒド2−オキシ−3−カルボキ
シ−ナフトアルデヒド 2−オキシ−3−メトキシカルボニル−ナフトアルデヒ
ド 2−オキシ−3−フェニルカルボモイル−ナフトアルデ
ヒド 2−オ+シー 3− (4’−クロル−フェニルカルバ
モイル)−ナツトアルデヒド 2−オキシ−3−(4’−クロル−2′−メチル−フェ
ニルカルバモイル)−ナフトアルデヒド2−オキシ−3
−(2’、5’−ジメトキシ−31−クロル−フェニル
カルバモイル)−ナフトアルデヒド 2−オキシ−6−−ブロムー3−カルボキシナフトアル
デヒド 2−オキシ−6′−ブロム−3−フェニルカルバモイル
−ナツトアルデヒド C)複素環式アルデヒド及びケトン類 2.6−シオキシー4−メチル−5−シアノ−3−ピリ
ジンアルデヒド 2.6−シオキシー4−メチル−5−カルボキシ−3−
ピリジンアルデヒド 2.6−シオキシー4−メチル−5−カルバモイル−3
−ヒリジンアルデ゛ヒト 2.4−ジオキシ−3−キノリンアルデヒド5−クロル
−2,4−ジオキシ−3−キノリンアルデヒド 6−クロル−2,4−ジオキシ−3−キノリンアルデヒ
ド 7−クロル−2,4−ジオキシ−3−キノリンアルデヒ
ド 8−クロル−2,4−ジオキシ−3−キノリンアルデヒ
ド ロ、8−ジクロル−2,4−ジオキシ−3−キノリンア
ルデヒド 7.8−ジクロル−2,4−ジオキシ−3−キノリンア
ルデヒド 6−メチル−2,4−ジオキシ−3−キノリンアルデヒ
ド 7−メチル−2,4−ジオキシ−3−キノリンアルデヒ
ド 8−メチル−2,4−ジオキシ−3−キノリンアルデヒ
ド ロ−クロル−8−メチル−2,4−ジオキシ−3−キノ
リンアルデヒド 2.4−ジオキシ−3−アセチル−キノリン2.4−ジ
オキシ−3−アセチル−6−メチル−キノリン 2.4−ジオキシ−3−アセチル−6−クロル−キノリ
ン 3−オキシ−4−イソキノロンアルデヒドN−メチル−
3−オキシ−4−インキノロンアルデヒド N、フェニル−3−オキシ−4−インキノロンアルテ′
ヒド N−ナフチル−3−オキシ−4−インキノロンアルデヒ
ド 2−メチル−4,6−シオキシー5−ピリミジンアルデ
ヒド 2−フェニル−4,6−シオキシー5−ピリミジンアル
デヒド 4−オキシ−3−キナルジンアルデ゛ヒドロークロル−
4−オキシ−3−キナルジンアルデヒド 6−メトキシ−4−オキシ−3−千ナルジンアルデヒド その他の類似のアルデヒド類 4−オキシマリン−3−アルデヒド l−フェニル−3−メチル−4−ホルミル−ピラゾロン
−5 1−フェニル−3−カルボキシ−4−ホルミル−ピラゾ
ロン−5 ■−フェニルー3−メトキシカルボニル−4−ホルミル
−ピラゾロン−5 1−フェニル−3−エトキシカルボニル−4−ホルミル
−ピラゾロン−5 1−(2’−クロルフェニル)−3−メチル−4−ホル
ミル−ピラゾロン−5 1−(4’−クロルフェニル)−3−メチル−4−ホル
ミル−ピラゾロン−5 1−(2’−メチルフェニル)−3−メチル−4−ホル
ミル−ピラゾロン−5 1−(4’−メチルフェニル)−3−メチル−4−ホル
ミル−ピラゾロン−5 上述のアルデヒドやケトンの代わりに、イミン化合物、
特にフェニルイミン化合物を用いることもできる。
iI)の方法で用いられる一方の出発物質(司5)のイ
ソインドリノン)としては、前記式α8)の化合物、特
に式(19)の化合物が適当であり、もう一方の出発物
質(式(6)のヒドラゾン)としては、式(20)から
(28)までのアルデヒドもしくはケトンのヒドラジン
化合物が適当である。
ヒドラジン化合物とオキソ化合物もしくはイソインドリ
ンとの縮合反応は、水もしくは有機溶媒中で、昇温しで
(好ましくは50℃から使用溶媒の沸点までの範囲の温
度にて)行うのが適当である。
溶媒としては、例えば、水、アルコール、氷酢酸、ジオ
キサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
、N−メチルピロリドン、ブチロラクトン、グリコール
モノメチルエーテル、キシレン、クロルベンゼン、0−
ジクロルベンゼン、ニトロベンゼン、またはそれらの混
合物が用いられる。
生成したアゾメチン化合物は上述のような溶媒に難溶で
あるので、それらの分離は濾過によって簡単に行うこと
ができる。
即ち、不純物は洗浄によって除去可能である。
こうして得られた式(1)で表わされるアゾメチン化合
物を式(7)で表わされるその金属錯体に変えるには、
アゾメチン化合物を、二価の金属を放出する試薬で処理
すればよい。
このような試薬としては、例えば、亜鉛塩、マンガン塩
、コバルト塩、銅塩、ニッケル塩またはそれらの金属の
混合物の塩、特に銅塩、ニッケル塩またはそれらの混合
物の塩が用いられる。
上記試薬として好ましいものは、上記金属の蟻酸塩、酢
酸塩もしくはステアリン酸塩などである。
この金属錯体形成は、前述の溶媒もしくは混合溶媒中で
行うのが適当である。
金属錯体化は、また、縮合反応と同時に行うことも可能
である。
この場合は、アルデヒド化合物とヒドラゾン化合物とを
、上記の溶媒中、金属塩の存在の下で縮合させる方法が
採られる。
得られた金属錯体が0.5ないし2モルの結晶水を有す
ることもしばしばあるが、この結晶水が得られた着色剤
の色調に与える影響は、場合によつはさほど大きくない
本発明によって得られる着色剤は有用な顔料であり、微
粉砕された形で、高分子有機物質の着色に用いられる。
そのような高分子有機物質の例としては、セルロースエ
ーテルもしくはエステル(例えば、エチルセルロース、
ニトロセルロース、酢酸セルロース、酪酸セルロースな
ど)、さらに、天然樹脂や合成樹脂としては、アミノ樹
脂(Ami nop Ia s te 。
特に尿素−ホルムアルデヒド樹脂またはメラミン−ホル
ムアルデヒド樹脂)、アルキド樹脂、フェノール樹脂(
Phenoplaste)、ポリカーボネート、ポリオ
レフィン、例えばポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポ
リアクリル酸エステル、ポリアミド、ポリウレタンまた
はポリエステル、ゴム。
カゼイン、シリコーン、シリコーン樹脂などが挙げられ
る。
これらの物質は単独であっても、あるいは混合物であっ
てもよく、また、これらの物質が、樹脂塊状、溶融液状
、あるいは紡糸液、ラッカー、塗料または印刷インクの
形などのどのような形をとっていても、さほど問題では
ない。
さらに、使用目的によっては、式(1)もしくはその金
属錯体をトーナー(Tonet)として、あるいは着色
用製剤の形で適用するのが好ましい場合もある。
こうして着色された色は、優れた耐光堅牢度及び耐マイ
グレーション性を示すという特長を有する。
以下、実施例によって本発明をさらに詳しく説明するが
、本発明はこれに限定されるものではない。
例中、特にことわらない限りは「部」は「重量部」を、
「百分率」は「重量百分率」を表わし、温度の単位とし
ては「セラ氏」を用いである。
実施例1〜88においては式(1)の中間体化合物の製
造例を示し、実施例89〜278においては前記中間体
から本発明の顔料を製造する例を示す。
なお、実施例1〜9、実施例10〜38、実施例39〜
45、実施例46〜47、実施例48〜49、実施例5
0〜55、実施例56〜57、実施例58〜63、実施
例64〜67、実施例68〜70および実施例71〜8
8の化合物は、夫々実施例89〜111.実施例112
〜171.実施例172〜184、実施例185〜18
8、実施例198〜202、実施例219〜230、実
施例203〜206、実施例207〜218、実施例2
31〜238、実施例239〜245および実施例24
6〜277に示すようにして本発明の顔料の中間体とし
て使用できる。
実施例 l〜9 3.4,5.6−テトラクロル−2−シアノ安息香酸メ
チルエステル119.6gを、メタノール600772
1及びナトリウムメチラートの30.6%メタノール溶
液70.6Flからなる液に溶解し、そしてこの溶液を
温度10℃に冷却しておいて、ヒドラジン水利物200
r!Llをメタノール400rILlに溶解して得た溶
液をその温度で上記溶液に滴下したところ、帯黄色の沈
殿が生成した。
さらに2時間、室温で反応混合物を攪拌し、その後の3
0分間で温度を35℃に上げ、この温度で氷酢酸200
mAを加えた。
続いて室温で1時間攪拌したのち、濾過を行い、蔦過残
渣苓メタノールと水で洗浄し、そして、汗塊をメチルセ
ロソルブll中で2時間沸騰処理し、室温に戻して濾過
し、メチルセロソルブ及びメタノールで洗浄を行った。
最後に、温度70’Cで乾燥を行ったところ、次式:で
表わされる4、5,6.7−チトラクロルーイソインド
リンー1−オン−3−イリデン−ヒドラジン98g(理
論収量の82%)が分析用純度で(anatysenr
ein)得られた。
また、上記と同様な製法で、4,6−ジクロル−3,5
−ジメトキシ−2−シアノ−安息香酸メチルエステルか
ら5,7−ジクロル−4,6−シメトキシーイソインド
リンー■−オン−3−イリデン−ヒドラジンが収率87
%で、3,4.6−ドリクロルー5−メトキシ−2−シ
アノ安息香酸メチルエステルから4.5.7−)リクロ
ル−6−メトキシーイソインドリン−l−オン−3−イ
リデン−ヒドラジンが収率91%で、さらに3゜4.6
−t−リクロルー5−フェノキシー2−シアノ安息香酸
メチルエステルからは4,5.7−1リクロルー6−フ
ェノキシ−イソインドリン−l−オン−3−イリデン−
ヒドラジンが収率67饅で、それぞれ得られた。
テトラクロル−イソインドリン−1−オン−3−イリデ
ン−ヒドラジンの4.49gをとり、これを1−ホルミ
ル−2−オキシ−3−ナフトエ酸アニリド4.36gと
ともに、メチルセロソルブ250m1中で30分間、加
熱還流させたのち、生成した濃黄色の沈殿物を「過によ
って集め、そしてメチルセロソルブ、アルコール及びア
セトンで充分に洗浄し、温度80℃で乾燥させ、分析用
純度の次式: で表わされる着色剤8.、L!?(理論収量の97%)
を得た(実施例■)。
この反応は、メチルセロソルブの代わりに、カルピトー
ル類、ジメチルホルムアミドまたは氷酢酸を用いても行
うことができ**る。
以上と同様な方法で下記第1表に掲げたアゾメチン化合
物が得られた。
ここで製造された化合物はすべて、次式: でまとめられるものであるので、表中では上式中の記号
X1.X2.X3.X4.Yl、Y2及びRで得られた
化合物を表わしである。
また、表の最左欄は実施例番号であり、右から2番目の
欄はそれぞれの化合物の色調、最右欄は収率である(実
施例2〜9)。
ソー1−オン−3−イリデ゛ンーヒドラジン5.98g
と2,4−ジオキシ−キリノン−3−アルデヒド3.7
8,9とを氷酢酸中で5分間、還流下に沸騰させ、生成
した黄色沈殿を室温で戸別し、これ模※氷酸酸、アルコ
ール及びアセトンで充分に洗浄し、最後に温度80°C
で乾燥させた。
こうして、分析級純度の次式: で表わされる顔料3.2g(理論収量の87%)が得ら
れた(実施例10)。
以上と同様な方法で、下記第2表のヒドラゾン化合物を
製造した。
これらは一般式:で表わされるので、表中では上式中の
記号X1゜X2.X3.X4.¥7.¥8.¥9.Y1
o及びRで、製造した化合物を表わした。
最左欄は実施例番号、右の2つの欄は、得られた化合物
の色と、収率である(実施例11〜32)。
実施例 33〜35 5,7−ジクロル−4,6−シメトキシーイソインドリ
ンー1−オン−3−イリデン−ヒドラジン14.5(L
9を2,4−ジオキシキノ′リンー3−N−フェニルア
ルジミン13.2,9とともに、メチルセロソルブ25
0I711中で1時間、還流下に沸騰させた。
生成した黄色沈殿を温度100℃で辞退して集め、アル
コールで充分に洗浄し、最後に真空下に温度80℃で乾
燥させ、分析縁純度のビスヒドラジン化合物18.75
,9(理論値の82%)を得た。
(実施例33)。以上と同様の方法で、例えば、下の第
3表に示した化合物が得られた(これらの化合物に対す
る式は、実施例11〜32の場合と同じ。
実施例34.35)。
実施例 36〜38 イミノ−イソインドリノン塩酸塩10.95gを、2.
4−ジオキシキノリン−3−アルデヒドから製造された
ヒドラゾン化合物とともに、酢酸ナトリウム9’lの存
在下、氷酢酸250TrLl中で沸させた。
得られた黄色懸濁液を温度80℃で流過して、生成した
顔料を集め、これを氷酢酸、アルコール及びアセトンで
元号に洗浄し、そして温度**80℃で乾燥させたとこ
ろ、分析数の純度のビスヒドラゾン化合物16.8.9
(理論収量の84φ)が得られた(実施例36)。
上の方法と同様に、例えは、下の第4表に示したビスヒ
ドラゾン化合物を製造した(これらの化合物の式は、実
施例11〜32の場合と同じ。
実施例37.38)。
実施例 39〜45 4.5,6.7−テトラクロルイソインドリン−1−オ
ン−3−イリデン−ヒドラジン5.98gを1−フェニ
ル−3−メチル−4−ホルミルーヒネ*ラゾロン−5の
4.04gとともに、アルコール200m1中で】時間
8口熱還流した。
得られた懸濁液を熱時濾過し、F塊をアルコールで元号
に洗浄し、最後にこれを温度80℃で乾燥させ、次式:
で表わされる顔料9.2g(理論収量の95%)を分析
用純度で得た(実施例39)。
※※以上と同様の方法で、 次式: で表わさ力る他のヒドラゾン化合物を製造した。
製造した化合物を下記第5表に掲げたが、それらは上式
中の記号X1.X2.X3.X4.Y5.Y6及びR6
で表わされている。
右の2つの欄はそれぞれ、得られた顔料の色調と、目的
物の収率である(実施例40〜45)。
実施例 46 4,5,6.7−チトラクロルイソインドリン=1−オ
ン−3−イリデン−ヒドラジン15.00gと、4−オ
キシクマリン−3−アルデヒドのアニリン化合物13.
25gとをメチルセロソルブ**350mAに懸濁し、
1時間、温度100℃に7I[]熱した。
生成した黄色沈殿を室温で流過して集め。メチルセロソ
ルブ、アルコール及びアセトンで洗浄し、最後に温度8
0℃で乾燥させて1次式:で表わされる着色剤22.3
g(理論収量の95係)を得た。
実施例 47 5.7−ジクロル−4,6−ジメトキシ−イソインドリ
ンー1−オン−3−イリデン−ヒドラジンから出発して
同様な製造を行ったところ、収率75%で類似の性質を
有する着色剤が得られた。
実施例1〜30のビスヒドラゾン化合物は、シアノ安息
香酸と、対応するモノヒドラゾンとから出発し、公知の
方法を用いて製造することもできる。
インドリン−1−オン−3−イリデン−ヒドラジン14
.5gをメチルセロソルブ200m1l中に細かく分散
させて、温度70℃に8口熱しておき、これに、】−フ
ェニル−3−カルボキシ−4−ホルミル−ピラゾロン−
5の11.6gとメチルセロソルブ150mAの混合物
をゆっくりと0口えた。
その後2時間1反応混合物を温度100℃に保ち、次に
、室温まで冷却したのち、沈殿した黄色結晶を吸引濾過
によって集め、少量のメチルセロソルブ、アルコール及
びアセトンで洗浄し、そして温度80℃で乾桑させた。
こうして、分析用純度ので表わされる化合物14.7g
(理論収量の59係)を得た。
実施例 49 出発物質として4,5,6,7−テトラクロルイソイン
ドリン−1−オン−3−イリデン−ヒドラジンを用い、
実施例48の方法を適用したとこ※※ろ、実施例48と
類似の化合物が得られた。
実施例 50〜55 実施例10で用いた2、4−ジオキシキノリン−3−ア
ルデヒドの代わりに、種々の2−メチル−4−オキシキ
ノリン−3−アルデヒド化合物を用いて実施例10と同
様な製造を行い、次式:で表わされる、下記第6表に掲
げたビスヒドラゾン化合物を得た。
表中、それぞれの生成物を表わすものは上式中の記号X
1.X2.X3.X4及びY3**であり、右の2欄は
、得られた化合物の色調と収率を表わす。
実施例 56〜57 実施例10の方法で、2,4−ジオキン−キノリン−3
−アルデヒドの代わりに種々の4,6−来来ジオキシピ
リミジンー5−アルデヒドを用いて製造した化合物を、
下記第7表に掲げる。
得られたビスヒドラゾン什合物は一般式: で表わされるので、表中では生成物は、上式中の記号X
1.X2.X3.X4及びRで表わした。
右の2欄は各々の色調と収率である。
実施例 58〜63 実施例33では2,4−ジオキシキノリン−3−N−フ
ェニルアルジミンを用いたが、本実施例*本ではその代
わりに種々の4,6−シオキシピリミジ7−5−N−フ
ェニルアルミジンを用いて同様な製造を行った。
その結果1次式:で表わされる。
下記第8表に示したビスヒドラゾン化合物が得られた。
表中の生成物を表わすものは、上式中の記号X1 s
X2 y X3 t X4及びRであ0、右の2つの欄
は、−各々の色調と収率である。
実施例 64〜67 実施例10で用いた2、4−ジオキシキノリン−3−ア
ルデヒドの代わりに、種々の2,6−シオキシピリジン
ー5−アルデヒドを用い、実施例IOと同様な製造を行
ったところ、下式:で表わされる。
下記第9表に示したビスヒドラゾン化合物を得た。
生成物の表記は上式中の記号X1X2.X3.X4及び
Rで行われている。
の欄(4各々の色調と収率である。
右の2つ 実施例 68〜7゜ 実施例10で用いた2、4−ジオキシキノリン−3−ア
ルデヒドの代わりに種々のベンゾイミダゾロー6−オキ
シピリジン−5−アルデヒドを用いて、実施例]0と同
様な製造を行い、下式:で表わされる、下記第10表に
掲げたビスヒドラゾン化合物を得た。
表中では、生成物は上式中のぐ記号X1.X2.X3.
X4及びRで表わされており、表の右の2つの欄は、各
々の色調と収率である。
実施例 71〜88 ジアノ安息香酸エステルと、 3−オキシインキ フロン−4−アルデヒドの対応するモノヒドラゾンとか
ら公知の方法で1次式: %式% 1表に示したビスヒドラ ジン化合物を製造した。
得られた化合物を表わすものは、上式中の記号X1 y
X2 + Xa t X4及びRであり、表の右2つ
の欄は、各々の色調と収率を:表わす。
実施例 89〜111 実施例1で得たビスヒドラゾン化合物1.72gと酢酸
ナトリウム四水和物(Ni(OAc)2・4H20)0
.8.1とをメチルセロフル1フ0 90℃で4時間反応させ、生成した橙色の反応生成物を
熱時流過して集め、メチルセロソルブ、アルコール及び
アセトンで元号に洗浄し、最後に温度80℃で乾燥させ
、次式: で表わされる橙色顔料1.65g(収率87係)を得た
この顔料を用いてポリ塩化ビニルを着色したところ、優
れた耐堅牢度及び耐マイグレーション性を有する橙色の
着色が得られた(実施例89)。
この金属化は、例えばジメチルホルムアミドまたはカル
ピトール中でも行うことができる。
上記実施例89と同様にして、次式: で表わされる、下記第12表に示した金属錯体を製造し
た。
表中、生成物を表わすものは上式中の記号X1.X2.
X3.X4.Yl、Y2及びMであり、最右欄は得られ
た顔料の色調である(実施例90〜111)。
実施例 112〜」7】 実施例20で得たビスヒドラゾン化合物1.48gを、
メチルセロソルブ60m1l中、温度9Q’Cにて3時
間、酢酸銅−水和物(Cu(OAc)2・H2O)0.
66.9と反応させ、生成した緑黄色の反応生成物を熱
時辞退によって集め、メチルセロソルブ、アルコール及
びアセトンで充分に洗浄し、そして温度100’Cで乾
燥させた。
こうして、次式:で表わされる帯緑黄色顔料1.55g
(収率93係)が得られた。
この顔料でポリ塩化ビニルを着色したところ、極めて高
い耐光堅牢度及び耐マイクレージョン性を有する帯緑黄
色の着色ができた(実施例112)。
で表わされる、下記第13表に示した金属錯体を製造し
た。
表中では、各々の生成物を表わすものは、上式中の記号
X1.X2.X3.X4.Y7.Y8゜Yg t Yl
o p R及びMであり、最右欄は各々の色調である
実施例 172〜184 実施例40で得たビスヒドラゾン化合物2.41と酢酸
銅−水和物(Cu(OAC)2・H2O)1.10g0
gトラチルセロソルブ60m1l中、温度90°Cにて
5時間反応させ、反応生成物を濾過によって集め、メチ
ルセロソルブ及びアルコールで洗浄し、そして温度80
℃で乾燥させたところ、次式:で表わされる黄褐色顔料
2.3og(理論収量の85優)が得られた。
この顔料でポリ塩化ビニルを着色したところ、優れた耐
光堅牢度及び耐マイグレーション性を有する黄色の着色
が得られた(実施例l72)。
以上と同じようにして、次式: で表わされる、下記第14表に示した金属錯体を製造1
.た。
、表中の生成物は、上式中の記号X1.**X2 t
X3 t X4 t Y5 + Y6 t R6及びM
で表わされており、表の最右欄は各々の色調である。
実施例 185〜188 実施例46の生成物及び実施例4 それぞれから、前記の方法で次式ニ アの生成物の で表わされる、下記第15表に示した金属錯体を製造し
た。
表中、生成物は上式中の記号X1 、 X2 。x31
x4及びMで表わされており、表の最右欄はそれぞれ
の色調である。
実施例 189〜】97 テトラクロロイソインドリンー1−オン−イリデン ヒ
ドラジンと相当する0−ヒドロ壬ジベンズアルデヒドと
を酢酸中で煮沸して得られたビスヒドラゾン化合物と、
対反する金属塩との反応により1次式二 で表わされる、下記第16表に掲げた金属錯体を得た。
生成物の表記及び欄の説明は、前と同様である。
実施例 198 実施例48で得たビスヒドラゾン化合物1.50gと酢
酸銅水利物(Cu(OAC)2・H2O)0.63gと
を、メチルセロソルブ70 mlJ中で3時間。
温度100℃に加熱した。
得られた黄緑色懸濁液を熱時流過し、集まったF塊をメ
チルセロソルブ、アルコール及びアセトンで充分に洗浄
し、さらに温度80’Cで乾燥させた。
こうして、次式:で表わされる帯緑黄色の顔料1.Zg
(理論収量の70%)が得られた。
実症例 】99 実施例49で得たビスヒドラゾン化合物から出発する以
外は、実施例198と同様の製造を行い、で表わされる
帯緑黄色顔料を得た。
実施例 200 実施例198の着色剤のバリウム塩 実施例48で得たビスヒドラゾン化合物1.50gと酢
酸銅水利物(Cu(OAC)2 ・H2O) 0.63
、!i’との反応を、メチルセロソルブ70m1中、
温度100℃で3時間行い、得られた黄緑色懸濁液に、
水酸化バリウム八水和物(Ba(OH)2” 8H20
)1gと水20allとからなる溶液を滴下した。
次にさら(ζ2時間、反応混合物を温度100℃に保ち
、続いて熱時流過した。
済塊をメチルセロソルブ、水、アルコール及びアセトン
で充分に洗浄し、そして90℃で乾燥させて、黄緑色顔
料1.8gを得た。
この顔料でポリ塩化ビニルを着色したところ、優れた耐
光堅牢度及び耐マイグレーション性を有する帯緑黄色の
着色ができた。
実施例 201 実施例200と同様にして、実施例199で得た銅錯体
からそのバリウム塩を製造した。
この顔料でポリ塩化ビニルを着色したところ、優れた耐
光堅牢度及び耐マイグレーション性を有する帯緑黄色の
着色が得られた。
実施例 202 実施例200と同様な方法で、実施例48の着色剤のニ
ッケル錯体を製造し、これを用いてポリ塩化ビニルの着
色を行ったところ、耐光堅牢度及び耐マイグレーション
性に優れた黄色の着色がなされた。
実施例 203〜206 実施例56及び57で得られたビスヒドラゾン化合物の
それぞれと、対応する金属塩との反応により次式: で表わされる。
下記第17表に掲げた金属錯体をそれぞれ製造した。
得られた化合物は上式中の記号X1 y X2 y X
3 t X4及びMで表わされており、その色調が表の
最右欄に小されている *実施例 207〜218 実施例58から63までで製造したそれぞれのビスヒド
ラゾン化合物と、対応する金属塩との反応により一般式
: で表わされる、下記第18表に上式中の記号X0゜X2
、X3+ X4 t R及びMで表わした金属錯体
を**それぞれ製造した。
表の最右欄は各々の色調である。
実施例 219〜230 実施例50から55までで製造したビスヒドラゾン化合
物のそれぞれと、対応する金属塩との反応により一般式
: で表わされる。
下記第19表に上式中の記号X、 IX22 X3 p
X4 t Y3及びMで表わした金属錯体を**それ
ぞれ製造した。
各々の色調は表の最右欄に示す。
実施例 231〜238 実施例64から67までで製造したビスヒドラゾン化合
物のそれぞれと、対応する金属塩とQ反応により一般式
: で表わされる、下記第20表に上式中の記号X1゜X2
.X3.X4.R及びMで表わした金属錯体をそれぞれ
製造した。
各々の色調は表の最右欄に示す。
実施例 239〜245 実施例68から70までで製造したビスヒドラゾン化合
物のそれぞれと、対応する金属塩との反応により、一般
式: *で表わされる、下記第21表に上式中の記号X1゜X
2jX3jX4.R及びMで表わした金属錯体をそれぞ
れ製造した。
各々の色調は表の最右欄に示す0 実施例 246〜277 実施例71から88までで製造したビスヒドラゾン化合
物のそれぞれと、対応する金属塩との反応により一般式
: で表わされる、下記第22表に上式中の記号X1゜X2
.X3.X4.R及びMで表わした金属錯体をそれぞれ
製造した。
各々の色調は表の最右欄に示す。
実施例 278 実施例89以下の金属錯体はすべて、それぞれの原料で
あるイソインドリノン−3−イリデン−ヒドラジン、水
酸基を含むアルデヒドもしくはケトン化合物、及び金属
塩から直接に、一段階法(Eintopfverfah
ren)で製造することもできる。
以下がその例である。5.7−ジクロル−4,6−ジメ
トキシ−イソインドリンー1−オン−3−イリデン−ヒ
ドラジン1.45g、2,4−ジオキシキノリン−3−
アルデヒド0.945g及び酢酸ニッケル四水和物(N
t(OAC)2 ・4H20)1.259を一緒に、氷
酢酸50m#中、温度100℃で1時間反応させ。
得られた黄橙色の懸濁液を温度80℃で辞退して生成物
を集め、氷酢酸、アルコール及びアセトンで充分に洗浄
し、最後に温度80℃で乾燥させたところ、実施例13
2で得たのと同一の黄色顔料2.40.!9(理論収量
の93%)が得られた。
以上の金属錯体形成反応は、氷酢酸の代わりに。
例えばジメチルホルムアミド、メチルセロソルブ。
エチルセロソルブ、カルピトール、クリコールなどを溶
媒として行うこともできる。
使用例 1 安定化処理の施されたポリ塩化ビニル65部、ジオクチ
ルフタレート35部、及び実施例89で得られた着色剤
0.2部を攪拌混合し、次いで二本ロールカレンダーを
用いて温度140℃で7分間混練したところ、非常に優
れた耐光堅牢度及び耐マイグレーション性を有する橙色
に着色さ力たフィルムが得られた。
使用例 2 実施例113で得られた顔料1.OOgを次の組成: 亜麻仁油−平版印刷用オイル(300ポイス):29.
4%亜麻仁油−平版印刷用オイル(20ボイズ):67
.2%コバルトオクトエ−) (Co8係) :
2.]]優鉛オクトエー (Pb24係)
: 1.3係からなる印刷インク用ワニスとともに
、エンゲルスマン塗布機(Engel smann−A
nreihmas −chi ne)によく塗り、ステ
ロ版(K l 1schees)を用いた印刷法によっ
て1g/m2の下で印刷用紙に印刷した。
こうして、良好な透明性と光沢とを有する、強力できれ
いな黄色の印刷ができた。
また、三色刷りまたは四色刷りにおいては、青色との重
ね印刷により非常に光沢性の高い緑色が得られた。
この顔料は、他の印刷法、例えば凹版印刷、オフセット
印刷、フレクツ印刷などにも適しており、いずれの場合
も良好な結果が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式(7): 置換されてよいベンゼン項二カルボキシル基、ハロゲン
    原子モしくはフェニルカルバモイル基(フェニル部分が
    ハロゲン原子または低級アルキル基で置換されてよい)
    で置換されてよいナフタレン環;水酸基、低級アルキル
    基、シアン基もしくはカルバモイル基で置換されてよい
    ピリジン環:水酸基、ハロゲン原子、低級アルキル基も
    しくは低級アルコキシ基で置換されてよいキノリン環;
    環内窒素原子が低級アルキル基、ナフチル基もしくはフ
    ェニル基(ハロゲン原子もしくは低級アルコキシ基で置
    換されてよい)で置換されてよ(/、′11−イソキノ
    リノン環;水酸基、低級アルキル基もしくはフェニル基
    (低級アルキル基で置換されてよい)で置換されてよい
    ピIJ ミジン環;低級アルキル基、低級アルコキシカ
    ルボニル基もしくはカルバモイル基で置換されてよく、
    またそのフェニル部分がハロゲン原子、低級アルキル基
    、低級アルコキシカルボニル基もしくはカルバモイル基
    で置換されてよいN置換フェニルピラゾロン環;ピリジ
    ン部分が低級アルキル基、シアン基もしくはカルバモイ
    ル基で置換されてよいベンゾイミダゾロピリジン環;ま
    たはクマリン環を表わし、Rは水素原子またはメチル基
    を表わし、 Mは銅原子またはニッケル原子、亜鉛原子、コバルト原
    子またはカドミウム原子を表わし、X、およびX3は互
    いに独立して水素原子、塩素原子、炭素原子数1ないし
    4のアルコキシ基またはフェノキシ基を表わし、 X2およびX4は互いに独立して水素原子または塩素原
    子を表わすが、XlおよびX3がアルコキシ基を表わす
    ときは、X2およびX4は塩素原子のみを表わす。 〕で表わされるアゾメチン顔料の金属錯体の製造方法に
    おいて、 1)次式(2): (式中、Xl、X2.X3およびX4は前記の意味を表
    わす。 )で表わされるイソインドリノヒドラゾンを、(式中、
    A及びRは前記の意味を表わし、Qは酸素原子またはイ
    ミノ基を表わす。 )で表わされる化合物と縮合させるか、あるいは〔式中
    、Xl、X2.X3及びX4は前記の意味を表わし、 (式中、Zlはイミノ基またはチオ基を表わす)。 にて示される基、または次式: アルコキシ基ま (式中、Z2は、ハロゲン原子、 たは第ニアミノ基を表わす。 )にて示される基を表わす。 〕で表わされるイソインドリノンを次式(6):(式中
    、A及びRは前記の意味を表わす。 )で表わされるヒドラゾンと縮合させて得られた次(式
    中、A、R2X1.X2.X3およびX4は前記の意味
    を表わす。 )で表わされるアゾメチン顔料を銅、ニッケル、亜鉛、
    コバルトまたはカドミウムで金属化するか、上記i)ま
    たは11)の方法を上記金属の金属塩も一緒に反応させ
    て行なうことにより、前記式(7)で表わされるアゾメ
    チン顔料の金属錯体を製造する方法。
JP49102457A 1973-09-07 1974-09-05 アゾメチンガンリヨウ ノ セイゾウホウホウ Expired JPS5850261B2 (ja)

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