JPS58501441A - サンプル流体を検知する方法及び装置 - Google Patents

サンプル流体を検知する方法及び装置

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JPS58501441A
JPS58501441A JP57502833A JP50283382A JPS58501441A JP S58501441 A JPS58501441 A JP S58501441A JP 57502833 A JP57502833 A JP 57502833A JP 50283382 A JP50283382 A JP 50283382A JP S58501441 A JPS58501441 A JP S58501441A
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ドジェージャー,ドナルド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 サンプル流体を検知する方法及び装置 本発明は、予め定めた量のサンプル流体を受け流体内の選ばれた分析物に比例す る応答を生ずる型式の分析スライド上のサンプル流体の検知に関する。より詳し くは、本発明は適正なる応答を生ずるのに充分な量の流体が分析スライド上に計 量載置されたか否かを決定するための方法及び装置に関する。
最近、生物学的流体内の選ばれた分析物の検知に用いられるほぼ平坦な分析スラ イドが開発された。スライドは自動的なかつ高能率の分析装置に用いられるよう になっている。このようなスライドの処理において、予め決めた量の生物学的流 体、例えば10マイクロリツタのものがスライド上に計量載置され、スライドの 反射率の読みが適宜な保持時間の後にとられる。スライド上知計量載置された流 体の体積は、許容できるテスト結果を得るためある制限値内に側脚されなければ ならない。従って計量装置がこれらml限値内で機能しているか否かを知るこL が重要である。
医療機器に用いられる計量装置は、加圧系統によって流体を計量先端より押出す ようになっている。計量装置が正しく作用しているか否かを仰る1つの方法は、 流体が計量されているときの加圧系統内の圧力変化を仰ることである。しかし、 このような方法は大多数の分析装置において行われている正確なテストに七って 充分な感度2 特表昭58−501441(3) を有していない。さらにこの方法は流体が分析スライドの正しい位置に置かれた か否かを検知することができない。上述の如き型式の圧力検知式の計量方法が米 国特許第4.041,995号明細書に開示されている。
紙のようなシート状物質の水分含有量を測定する装置は周知である。例えば、米 国特許第3,471,698号明細書は、反射性の面上における一定の赤外線吸 収バンドを有するよごれの薄いフィルムの存在を検知する赤外線吸収型分析装置 を開示する。赤外線の選ばれた部分を含む放射エネルギがテストされる面に照射 されそこから反射される。反射された放射エネルギは、検知されるべきよごれが 強い赤外線吸収性を持つ波長のバンドにおける反射量を知るために感知され、反 射された赤外線の量はまたよごれが強い吸収性を示さない隣接の波長バンドにつ いても感知される。2つのバンドにおける反射された放射エネルギの量の比較は 面上のよごれの童の表示を与える。
上述の如き水分分析装置は複雑な光学及び感知装置を必要とし医療機器への使用 には適さない。さらに、種々の分析物のためにいくつかの構造的に異った型式の スライドを要し、これら各々の型式のものは異った反射率を有する。従って、あ る場合には1つの型式のスライドの湿り時の反射率は他の型式の乾いたスライド の反射率に非常に近いということがあり得る。分析スライド上の流体を検知する 装置は全ての型式のスライドからの信号を正しく処理できなければならない。
本発明の目的は、従来技術の上述した問題を解決し、分析スライドが正しいテス ト結果を生ずるに充分なサンプル流体を有するか否かを決定する新規な方法及び 装置を提供することである。本発明は、サンプル流体を受けるスライドにかなり の構造的な特性の差異があるような異る型式の生物学的流体用分析スライドに用 いるのに特に有用である。
本発明の1つの特徴によれば、テスト要素上のかなりの率の水を含むサンプル流 体を検知する装置が提供される1、この要素は計量装置から予め決めた量のサン プル流体を受け流体内の選ばれた分析物に比例する応答を生ずるようになってお り、この要素は2つ以上の型式のものの中から選ばれ、各々の型式のものは特定 の分析物に対し用いられるようになったものである。この装置は水に吸収される 波長を含む放射エネルギを要素上に照射する装置上、要素から受けた水に吸収さ れるノ;ンド範囲内の放射エネルギの強さを感知しその強さに比例する出力を生 ずるセンサ装置とを有し、このセンサ装置が要素上に流体が計量載置される前に 受けた放射エネルギによる第1の出力と流体が要素に計量載置された後の第2の 出力とを生ずるようになっておりまた処理装置が第1と第2の出力間の差を要素 上の充分な量の流体に対応する予め定めた値と比較し適正な応答をするには流体 の量が充分でないさきに信号を生ずるようになっていることを特徴とする。
本発明の他の特徴によれば、分析スライド上のサンプル流体の体積を決定するの に用いるためのもので、かなりの率の水を含んだサンプル流体を検知する装置が 提供される。このスライドは各々が特定の分析物に用いられるようになっていて かつ一定の範囲の反射率を有している複数の型式のものの1つであり、この反射 率はスライド(15)上の流体の体積に比例するものであり、この装置はスライ ドの表面上に放射エネルギのビームを照射する装置と、この表面から反射された 放射エネルギの強さを検知しその強さに比例した出力を生ずるセンサ装置上を有 し、このセンサ装置がスライドに流体が計量載置される前にその表面からの放射 エネルギによる第1の出力と流体がスライド上に計量載置された後のこの表面か ら受ける放射エネルギによる第2の出力とを生じ、また処理装置が第1と第2の 出力の差を前述した1つの型式のスライドに対応する反射率の値の範囲と比較し スライド上に計量載置された流体の体積を想定するようになっていることを特徴 としている。
本発明によれば、分析スライド上のかなりの率の水分を含んだサンプル流体を検 知するための方法が提供される。ここでこのスライドは予め定めた量のサンプル 流体を受け流体内の選ばれた分析物に比例する応答を生ずる型式であって、各々 がスライドが流体を有していないときの比較的高い反射率から流体がスライド上 に置かれて5 いるときの比較的低い反射率までの一定の反射率の範囲を有し各々が特定の分析 物用に用いられる2以上のスライドから渭ばれるもので、この方法は乾いたスラ イドにそれに対する流体の計量載置の前に放射エネルギを照射し、この乾燥した スライドからの水に吸収されるバンド内における反射された放射エネルギの強度 を検知し、このスライドへの流体の計量載置後に該スライドへ放射エネルギを照 射し、水に吸収されるバンド内の放射エネルギが、流体の計量載置後のスライド から反射される強さを検知し、乾燥スライドから反射された放射エネルギと計量 載置後のそれとの強さの差を、°スライドの反射率範囲内の予め定めた値と比較 し、正しい応答をなすのに充分な量の流体がスライド上に計量されたか否かを決 定する。
本発明の1つの実施例においては、放射エネルギ源が計量位置において支持され た分析スライドの表面上に放射ビームを照射するように設けられ、センサがスラ イドの面から反射された放射エネルギの強さを検知しその強さに比例した出力を 生ずるようになっている。センサは乾燥したスライド上へ照射された放射エネル ギを基に第1の出力を生じまた流体が計量載置された後のスライドより反射され た放射エネルギを基に第2の出力を生ずる。
第1と第2の出力の差は、用いられているスライドの特定の型式に対する一定の 範囲内の予め定めた値と比較され、流体の量が適正な応答を生ずるのに充分でな いときには信号装置が作動できるようになっている。
ここに開示する発明は、スライドの反射率がその型式次第で変イしする場合にこ れらのスライドを用いての使用に特に都合がよい。本発明は適正な量の流体がス ライド上に載置されているか否かを知るためのみならず、スライド上の流体の体 積を想定するのにも使用できる。検知は単一の波長バンドを用いて行え、従って 複雑な光学装置や感知装置は不要である。
本発明の実施例を図面を参照し例示として説明する。
ここで、 第1図はここで開示する発明を用いるのに適するようになした型式の化学的分析 装置の斜視図;第2図は分析装置を用いられる計量装置の斜視図であり、液滴検 知装置の1つの例の計量装置に対する位置を示す図; 第3図は分析スライドと液滴検知装置の他の例における光学的要素の斜視図; 第4図は液滴検知装置のさらに他の実施例の部分的に断面をとりかつ部分的に斜 視図とした図;第5図は本発明の他の実施例の光学系統の斜視図;第6α図は第 2図に示す液滴検知装置の信号処理装置を示す線図であり第6b図は第6α図の センサ装置により生ぜしめられる信号のダラフ; 第7α図は第5図の液滴検知装置用の信号処理装置を示す線図であり、第7b図 及び第7c図は第7α図のセンサ装置により生せしめられる信号を示す図である 。
本発明は以下、血清のような生物学的流体の化学的定量分析をなすための分析装 置に関連させて説明する。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、異 なる複数の型式の基板上に計量載置される流体を検知することが必要な他の型式 の装置にも使用できる。
本発明に用いるテスト要素即ち分析スライドの1つの形態は同じ出願人による米 国特許第8,992.15 i号の明細費に開示されている。ここに開示された テスト要素は、そこにのせられた血清のような生物学的流体の成分と反応する必 要な試薬を含んだ多層の要素として形成される。ある種の反応は比色分析的に要 素の光学的濃度を変える。この要素は反射計により感知されるものであり、要素 から反射される光の量は反応に応じて変化し、流体内の特定の分析物の量の表示 となる。
以下に使用する“上方”、°下方”、”下側”、“上下方向”、“水平方向”、 “頂部”、”底部”は説明する装置がその通常の作動位置にある状態の方向に関 して用いる。
本発明の1つの具体例として、第1図に分析装置12が示されており、これは全 体的に平坦な分析スライドの形態のテスト要素を用いるようになっている型式で ある。
分析装置12は比色式の分析スライド15(第2図)用のスライド供給装置14 と、電位差式の分析スライド(図示せず)用のスライド供給装置16とを有する 。計量装置18は、サンプルトレイ20に支持されたカップ19からサンプル流 体を吸込み、予め定めた量の流体をスライド分配装置30内に支持された分析ス ライド上に置くように構成されている。第2の計量装置(図示せ慣は計量装置1 8と関連して作用し同様に基準液を電位差式の分析スライド上に置くようになっ ている。計量作用の後、スライド分配装置30は、電位差式の分析スライドを培 養器22に置き、また分析スライド15を培養器24内に置く。培養器22.2 4は分析器23.25と協働して分析スライド上の流体の結果としてスライド内 のチャージを測定する。
第2図に示されるように、計量装置18は、分配ヘッド46を有した分配器40 を有し、この分配へノドは使い捨て可能の計量先端48を受けるようになってお り、また管50によりポンプ(図示せず)に接続されている。
計量作用時、分配器40用の位置決め装置(図示せず)が、トレイ20上の位置 まで分配ヘッド46を動かすようになっていて、そこで分配ヘッドは使い捨ての 計量先端48を取上げるため下降させられ、ヘッドは次いでサンプルのカップ1 9まで動かされそこでサンプル流体の供給換向において吸引を行う。サンプル流 体の吸引の後、分配ヘッド46は分配装置30の案内116内に動かされこれは 計量位置のスライド15に対し先端48を位置決めする。先端48が位置決めさ れると、計量ポンプが予め定められた期間作動させられ所望の量のサンプル流9 体を分析スライド15上に計量載置する。先端48は計量ポンプが停止した後約 鴇秒計量位置に留まり計量作用を完了させ、次いで分配器4oは第2図に示した 元の位置に戻る。はとんどの場合、特定のサンプル流体に対し2以上の分析が行 われる。追加の分析がなされている間は、分配器4oは新しいスライドの各々に ついて上昇下降を行うことになる。所望の量のサンプル流体が使われた後、使用 済みの先端48は容器110に排出される。
第2図に示す本発明の液滴検知装置6oは、レンズ端63を有するミニチュア白 熱ランプ62の形態の放射エネルギ源を有し、このランプ62は放射ビームを矢 印64で示されるように分析スライド15の底面に照射する。センサ66がスラ イド15からの矢印68で示された反射放射エネルギを受けるようになっている 。センサ66は硫化鉛(pbs)の型式の電子光学的セルで、1.945ミクロ ンの波長の赤外線を通過させる一体のフィルタ(図示せず)を備えている。1. 945 ミクロンの波長の放射エネルギはスライド15に含まれる水又は湿気の 吸収バンド内にある。従って、放射エネルギが水を有したサンプルに吸収される ため湿ったスライドはセンサ66の比較的弱い出力を生ずる゛という%徴がある 。センサ66とランプ62とはスライド15に対し、それから拡散反射を受けセ ンサ66に戻る鏡面反射は最小となるように向きが決められる。
液滴検知装置60はスライド15の頂部より入射する10 特表昭58−501 441(5)ようにしても底部から入射するようにして同様V(水分を検知でき る。分析装置により起因する制限が、どちらの位置が望ましいかを決定する。分 析装置12は、スライドはサンプル流体を計量載置する以前に、計量位置におい てスライド15の下側に位置すると最も都合のよい検知装置により水分が無いと 検知される如き構成になっている。計量作用の後の第2の読みを同じセンサによ って行うことができる。流体がスライド15上に計量載置された前後で取られた 読みを比較できるのは1つの長所である。異なるテストに対するスライド15は 異なる構成特性を有しこれらはスライドの反射特性を変える。1つの型式の湿っ たスライドから生じたセンサの出力と他の型式の乾いたスライドからの出力とを 区別することは必ずしも常に可能ではない。各々のスライドについて第1の読み (乾燥)と第2の読み(湿り)を比較することにより種々の型式のスライドの異 った反射特性の効果を消去する。
第6α図にはセンサ66からの出力を処理する装置67が示されている。センサ 66の抵抗が低いと、増幅器70に送られた出力は第6b図にA(乾燥の読み) で示す如く比較的低い。乾燥の読みに対する増幅器7oの出力はnンプル及び保 痛回路71に送られ、ここで出力はコンピュータ75からのトリガーパルスによ ってストアされる。流体がスライド15上に計量載置された後は、スライド15 より反射される放射エネルギは少くない。
1 センサ66の抵抗が増し、増幅器7oに送られる出力は第6b図にB(湿り時の 読み)で示されるように増大する。測定サイクルの適宜な時期に、コンピュータ 75は、「サンプル及び保持」回路71にストアされている乾燥の読みが差動増 幅器72の入力部Aaに現われることを許容し、同時にコンピュータ75からス イッチ73へのトリガーパルスが増幅器70の現在の出力(湿り時の読み)を増 幅器72の入力部Bαに送る。
増幅器72は入力AaとBαを受けて乾燥時と湿り時の読みの差に比例した出力 を生じ、この出力はアナログ−デジタル変換器74に送られ、これはコンピュー タ75に送られるデジタル信号を生ずる。コンピュータ75は乾燥時の読みと湿 り時の読みとの差と、ストアされた値とを比較し、スライド上に充分な量の流体 が計量載置されたか否かを決定する。スライド15上に充分な量の流体が計量載 置されていない場合、コンピュータ75はデスプレイ装置76に信号を送ること により、操作者に対し欠陥のあるスライドについて警告する。
コンピュータ75は、例えば一般的型式のプログラム可能なマイクロコンピュー タでよい。このようなコンピュータをプログラムする方法は当技術分野で周知で あり、これ以上の説明は不要と思われる。当業者にとっては、増幅器72からの 出力は、所定のコンディションが満足されていないときディスプレイ装置76に 直接送られる出力を生ずることのできる比較器(図示せず)に送って2 も良いことは容易に理解できるであろう。
本発明の他の具体例が第3図に示されており、ここでは液滴検知装置60αは、 スライド15の上方に位置決めされたランプ62αとセンサ66ccとを有して いる。
この具体例では、スライドは運動状態で検知できる。サンプル流体の体積に比例 する黒く塗った領域の直径は、センサ66αにより生ぜしめられた湿りを示す信 号の期間を決定する。液滴の体積の量的な想定はコンピュータ75により行われ る。種々の型式のスライドを区別するための信号がコンピュータのソフトウェア に含まれている。スライドの型式はコンピュータに判るようにしなければならず 、これは例えばスライド又はそれを分析装置12に供給する支持体に付された機 械読取り可能なコードによって行われ、センサ66αの信号の内容を判断するこ とを可能にする。
第4図には本発明の他の具体例が示され、ここでは液滴検知装置60bは、第2 図におけるように配置された “ランプ62bとセンサ66bとを有する。ラン プ80の形態の補助の放射エネルギ源が設けられ後に説明する理由によりスライ ド15の頂面に放射ビームを照射するようになっている。赤外線を通すフィルタ を、センサ66及び66aにおけるようにセンサ66bに組合わせることができ 、あるいはフィルタを第4図に79で示すように独立した要素としてもよい。あ る型式の分析スライド15は、通常の不透明な白い層を有するのではなく、半1 3 透明の層を有するように設計されている。この結果生ずるのは、乾燥したスライ ドからセンサに戻る信号を減するというζ吉である。放射エネルギは反射されず に部分的にスライドを通り過ぎる。従って乾燥時の読みと湿り時の読みの差の信 号は小さい。この小さい差の信号は、高い反射性を有する型式のスライドにおけ るほんの小さな液滴(例えば3ミクロン)を受けた場合の乾燥スライドと湿りス ライドの間の信号の差に近い程の太ききである。分析装置がこのような小さな差 信号を半透明なスライド上に良好な液滴があることを表わすものとして認めるよ うにセントされている場合、他のスライド上の非常に小さな液滴もまた許容され てしまう。6マイクロリツタ以上の大きさの液滴をそれより小さいものと区別す ることが望ましい。この限度は任意のもので、検知装置の感度に応じもつと高く セットすることもできる。
ランプ80ば、半透明の型式のスライド150頂面に光を集光させるように設け られている。ランプ80よりの放射エネルギは、ランプ62bよりのものでスラ イドにより反射されたものに加え、半透明のスライドを通り、高反射性の型式の 乾燥スライドと同等の乾燥時の読みを与える。サンプル流体がスライドに加えら れると、両方のランプ62b、80よりの放射エネルギは吸収され、センサ66 bはスライドの高反射性のものから湿り時の読みと同等の湿り時の読みとなって 応答する。第4図に示した具体例は少くとも上述の如き半透明の層を有するスラ イドについては、光通過モードのみで即ちランプ62bを用いずに作用を行うこ とができる。このような場合、センサ66bはスライドを通過する放射エネルギ にのみ応答する。
本発明の他の具体例が第5図に原理図で示しである。
液滴の体積の検知装置606は、集光レンズ82を通して矢印64cの方向に放 射エネルギを向けるランプ62Cを含み、このレンズ82は結像レンズ86の面 内−ランプのフィラメントを結像させる。放射ビームは環状の開口85を有する 板84により境界を定められている。結像レンズ86はビームをスライド15上 に合焦させ、第5図のスライド15上に示す環状の照射領域88を生ずる。モー タ(図示せず)により回転駆動される光学的しゃ断器87が結像レンズ86に近 接してビームをしゃ断する。矢印68cで示された反射した放射エネルギはセン サ66cにより検知されこれは反射したエネルギの強さに比例した出力を生ずる 。光学的しゃ断器87はセンサ66Cによりパルス状の出力が生ぜしめられるよ うにする。
検知装置60cの作用は、サンプル流体によりぬらされたスライド15の領域は スライド上のサンプル流体の体積に比例するという原理に基づいている。一体の せまいバンド幅のフィルタ(図示せず)を用いた硫化鉛のセルであるセンサ66 cは選択的に1.945 ミクロンの波長のエネルギに応答する。加えられたサ ンプル内の水は5 1.945 ミクロンの波長の放射エネルギを強く吸収する:検知装置60cは 、読取りがサンプルの計量載置の前と後に行われるようにして分析装置の計量部 分に配置される。センサ66Gへ反射されるエネルギの量はセンサ66cK見ら れるスライドの乾燥領域に比例する。サンプルが分配された後の出力は分配前の 出力と比較される。
出力の差がスライド上のサンプルの体積に比例する。開口が、分析スライドの下 側を照射する光ビームの境界を定め、スライドの中心に中心を合わせた環状の領 域が照射されるようになす。中央の暗い領域89は、許容できない小素の液滴は 完全にこの領域に入るような寸法にしである。乾燥と湿り特上で信号の差が見ら れない場合、スライドは乾燥スライドとして排斥される。信号の処理は、信号を 正しく判断するためそしてサンプルの体積を正しく予想するためスライドの型式 の識別を含む必要がある。
第7α図には液滴検知装置60c(第5図)により生ぜしめられた信号を処理す る装置が示されている。センサ66cよりの出力は91で示すように波の形態の AC要素を有し、周波数は光学的しゃ断器87により決定される。センサ66c をまたぐ電圧は増幅器90により検知され、DC要素は増幅器90に対する入力 部と直列になったコンデンサ92により取除かれる。
増幅器90の出力は、第7b図に示すように乾燥スライドに対する比較的強い信 号と湿ったスライドに対する比較的弱い信号との間で変わる。増幅器90よりの 出力はRMS/DC変換器93に送られ、これは第7c図に示すようにパルス状 信号を連続的な信号に変換する。変換器93からの乾燥時の読みに対する出力は サンプル及び保持回路94に送られる。コンピュータ96からサンプル及び保持 回路94とデバイダ回路95へのパルスは、デバイダ回路95に乾燥(Aつと湿 り(g)の信号を共に送るようになし、該回路は乾燥の信号と湿り時の信号との 差を乾燥の信号で割ったものに等しい比率を表わす出力を生ずる。この比率はア ナログ−デジタル変換器97に送られ、これは信号をデジタルの形でコンピュー タ96に送る。各々のスライドに対する比率はコンピュータ96によって特定の 型式のスライドに対するストアされた値と比較され、サンプル流体の体積はめら れた比率に基すいて想定される。
本発明の上述した実施例において、湿り時及び乾燥時の読みは各々のスライドに ついてとられる。このことは、異った型式のスライドの各々における反射%性の 全範囲にわたって検知装置が正しく作動することを確実にする。
最適の条件及びコンピュータの適切なプログラムによって、少くとも多数の同様 な型式のスライドについては充分な流体がスライド上に計量載置されたか否かの 決定に関し、最初にスライドの乾燥時の読みをさることなく行うことができる。
各々型式のスライドについて乾燥から湿りまでの全範囲につき反射率がコンピュ ータにストア17 され、スライドの湿り時の読みはストアされた値と比較される。
国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、予め定めた量のサンプル流体を計量装置より受け、該流体中9選ばれた分析 物に比例する応答を生ずるテスト要素でありかつ1つの型式が1つの特定の分析 物に用いられるようになった2以上の型式の中から選ばれるものの上に載置され たかなりの率の水を含むサンプル流体を検知するだめの装置であり、水により吸 収される波長を有した放射エネルギを要素の上に照射する装置(’62;62a ;62b、’80:80+62c、82.86)と、要素から受けた水に吸収さ れるバンド内の放射エネルギの強度を検知しその強度に比例する出力を生ずるセ ンサ装置(66,66a、 ; 66 b ; 66 c )とを有する装置に おいて、 前記センサ装置(66,66α;66b;66c)は、前記要素(15)上に流 体が計量載置される前に受けた放射エネルギからの第1の出力と、流体が要素( 15)上に計量載置された後の第2の出力とを生ずるように構成され、また処理 装置(67:67c)が設けられ、前記第1と第2の出力の差を要素上の充分な 量の流体に対応する予め定めた値と比較し、流体の量が正しい応答をなすのに充 分でない場合に信号を生ずるようになっていることを特徴とするサンプル流体の 検知装置。 2、請求範囲第1項に記載の装置において、前記放射エネルギを放射する装置は 、前記要素の一方の側に配置され要素に放射ビームを照射する装置(80)を有 し、また9 前記センサ装置(66b)は要素の逆側に設けられ、前記要素を通った放射エネ ルギの強度を検知するようになっていることを特徴とするサンプル流体の検知装 置。 3、請求範囲第1項に記載の装置において、前記放射エネルギを照射する装置は 前記要素の一方の面に放射ビームを照射する装置(62;62α;62b;62 C。 82.86)を有し、前記センサ装置(66;66 iz g66b;66c) は前記面より反射される放射エネルギの強さを検知することを特徴とするサンプ ル流体の検知装置。 4、請求範囲第1項に記載の装置において、前記放射ビームを照射する装置(6 2)はレンズ端(63)を有した白熱灯ランプであることを特徴とするサンプル 流体の検知装置。 5、請求範囲第1項に記載の装置において、前記要素(15)は前記センサ装置 (66α)K相対的に運動するように支持されていて、また前記処理装置(67 )は前記要素がセンサ装置に相対的に動く間該センサ装置(66cy、)から受 けた出力を積分しそれに基づき液滴の体積を想定するように構成されていること を特徴とするサンプル流体の検知装置。 6、請求範囲第1項に記載の装置において、前記センサ装置が単一の出力を生ず るようになっており、この出力は流体が前記要素上に計量載置された後に生ぜし められ、また前記処理装置は前記単一の出力を前記テスト要素上20 の充分な量の流体に対応する予め定めた値と比較するよう構成されていることを 特徴とするサンプル流体の検知装置。 7、請求範囲第1項又は第8項又は第4項に記載の装置において、前記センサ装 置(66;66α;66c)は、1.945ミクロンの波長を含む放射エネルギ の狭いバンド幅を通す一体のフィルタを備えた硫化鉛のセルを含むことを特徴さ するサンプル流体の検知装置。 8、請求範囲第1項又は第3項に記載の装置において、前記放射ビームを照射す る装置(62α)及び前記センサ装置(66α)は前記要素(15)の上方に設 けられていることを特徴とするサンプル流体の検知装置。 9、請求範囲第1項、第3項、第4項及び第7項のいづれかに記載の装置におい て、前記放射ビームを照射する装置(62:62b;62c、82.86)及び 前記センサ装置(66;66b;66c)−は要素(15)O下に配置されてい ることを特徴とするサンプル流体の検知装置。 前記ビームを照射する装置(62c、82.86)は、前記面に環状の像を照射 する装置(84)を有し、この像の内径はサンプル流体の所望の量に応じ寸法が 決められていることを特徴とするサンプル流体の検知装置。 U、請求範囲第3項に記載の装置において、前記要素(15)の前記1つの面の 逆側の面に放射ビームを照射する装置(80)が設けられており、前記センサ装 置(66b)は前記照射装置(80)から前記スライドを通り伝達される放射エ ネルギの強さを検知するように構成されているこさを特徴とするサンプル流体の 検知装置。 n 請求範囲第10項に記載の装置において、前記出力間の差は液滴の体積に比 例することを特徴さするサンプル流体の検知装置。 凪 かなりの率の水分を含んだサンプル流体の体積を分析スライド上で測定する ためのものであり、該スライドは1つの型式が1つの特定の分析物に用いられる ものであり反射率の一定の範囲を有する複数の型式の内の1つであり、前記反射 率はスライド(15)上の流体の体積に比例し、かつ、スライド(15)の面上 に放射ビームを照射する装置(62c)と、前記面より反射した放射エネルギの 強さを検知しその強さに応じた出力を生じるセンサ装置とを有したサンプル流体 の検知装置において、前記センサ装置(66c)は、流体が前記スライド上に計 量載置される前の前記面より受けた放射エネルギによる第1の出力と流体が前記 スライド上に計量載置された後に受けた放射エネルギによる第2の出力とを生ず るようになっており、また処理装置(67c)が前記第1と第2の出力の差を前 記1つの型式のスライド(15)に対応する反射率の範囲と比較し前記スライド (15)に計量載置された流体の体積を想定するようになっていることを特徴と するサンプル流体の検知装置。 2 k 請求範囲第13項に記載の装置において、前記放射ビームを照射する装置( 62c)は1.945ミクロンを含むスペクトルバンド内の放射エネルギを生ず るランプであることを特徴とするサンプル流体の検知装置。 b、請求範囲第13項に記載の装置において、環状の開口(85)を含む装置( 84)が設けられ、前記放射ビームを照射する装置(62c)とスライド(15 )との間に介在せしめられ、前記面上に環状の領域(88)を照射すgようにな っているサンプル流体の検知装置。 瓜 請求範囲第13項に記載の装置において、光しゃ断器(87)が前記放射ビ ームを照射する装置(62c)と前記スライド(15)との間に設けられている ことを特徴とするサンプル流体の検知装置。 17、請求範囲第13項に記載の装置において、前記処理装置(67c)はコン ピュータ(96)を有し、また前記反射率の範囲はそれにストアされていること を特徴とするサンプル流体の検知装置。 区 予め定めた量のサンプル流体を受け該流体内の選定された分析物に比例した 応答を生ずる分析スライド上のかなりの率の水分を含むサンプル流体を検知する 方法であり、前記スライドは1つの型式が1つの特定の分析物のためのものであ る2つ以上の型式のものから選ばれまたスライドが流体を支持しないときの比較 的高い反射率からスライドに流体が載置されたさきの比較的低い反射率まで変わ る一定の反射率範囲を有するものにおいて、乾燥したスライド上にそれに対する 流体の計量載置が行われる前に放射ビームを照射することさ、乾燥し次スライド から反射された水に吸収されるノ(ンド内の放射エネルギの強さを検知すること と、前記スライド上にそれに対する計量載置後に放射エネルギを照射することと 、 流体のスライド上への計量載置がなされた後に前記スライドから反射された水に 吸収されるバンド内の放射エネルギの強さを検知することと、 前記乾いたスライドから反射された放射エネルギと流体の計量載置後のスライド から反射された放射エネルギとの差さ、スライドの反射率の範囲内の予め定めた 値とを比較し、正しい応答をなすに充分な流体がスライド上に計量載置されたか 否かを決定することと、を有することを特徴さするサンプル流体の検知方法。 肚請求範囲第18項に記載の方法において、前記放射エネルギの強さは赤外線の 領域において検知されるこさを特徴とするサンプル流体の検知方法。 20、請求範囲第18項に記載の方法において、前記放射エネルギは前記スライ ド上に環状の像を形成するように照射され、該像の内径はサンプル流体の所望の 量に応じ寸法が決められるこ吉を特徴とするサンプル流体の検知方法。 1
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