JPS58500556A - 1基のストリップ材料圧延用の圧延機の制御方法 - Google Patents
1基のストリップ材料圧延用の圧延機の制御方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
加工ストリッグ材料
この発明は以後ストリップと称するプレート、シート、フォイル又はストリップ
材料用の1基メタンドミル又は多重式スタンドミルの1スタンドをコントロール
する方法及び装置に関する。
金属ストリップ圧延ミルは各スタンドで上下補強ロール間に装備された1対のワ
ークロールを有しておりN該補強ロールのうちの1つは固定軸の廻りを回転する
ために装備され、且つ他の補強ロールとワークロールはお互いに対して、そして
固定軸に対しても可動軸を有する。前記他の補強ロール軸の運動は従来ワークロ
ールギャップ又は圧力を設定するためにそしてロールを傾けるために用いられて
おり且つ各ロールの端部に効果的に作用する機構−通常4その機構の正確な特性
にもかかわらす゛圧下ねじ”と称さhるーによってコントロールされている。該
ワークロールにかけられた力は従来よくロールを曲げたものであり、その機構の
正確な特性にもかかわらず゛′、シャツキ”と通常称されている各ロールの各端
部機構によって一般的にコントロールされる。該ジヤツキは下補強ロールと下ワ
ークロール及び上補強ロールと上ワークロール間でそれぞれ作動し且つ附随的な
複数のロールを各ワークロール間そして各補強ロール間でそれぞれ作用するよう
に設けてもよく、一方圧下ねじは1つの可動補強ロールとミルのフレームワーク
間で作動する。圧下ねじとジヤツキは共に液圧式駆動装置でもよい。
圧延金属ストリップは圧延方向に対して特に横方向に残留応力の変動を有する。
これらの変動はミルに供給されるストリップの横の厚みとミルを出るストリップ
の横の厚みとの間に存在する差の結果として生ずる。これらの圧延されたストリ
ップの横応力分布は“形状(3hape ) ’”と呼ばれ且つストリップ内の
厚みの変化に無関係である。
形状センサは圧延されたストリップの形状を決めるためそしてストリップ幅の平
均応力を分離して測定して集約的に形状を示す多くの出力信号を具備するために
用いてもよい。そのような形状センサは例えば我々の先願U、に特許明細書第8
99532号又は第1160112号に記載された形状メータでよい。その信号
は、主に圧下ねじとジヤツキの操作により次にロールの熱プロフィールを修正す
ることによって形状をコントロールする基本として用い得る。
これは熱交換器によって達成してもよく且つ誘導加熱又はガス又は液体冷却剤用
のスプレーを含んでもすることが理解されよう。その探知装置の出力信号に応答
する圧下ねじとジヤツキの自動調節を具備するための提案がなされている。最も
一般的な提案ではパラメータ化されるように形状センサからの出力信号を、所望
の形状からの対称変位の第1構成分内にそして所望形状からの非対称変位の第2
の構成分を必要とした。曲げによって修正されるべき対称的な応力はほぼ数学的
に放物線形状になり非対称応力は−S−S−線曲線り数学的に近似される。
従って以前の機構は3つの修正型式に通用するコントロールにグループ分けした
。ロールを曲げそして対称形修正を行なうためにジヤツキは同じ意味で等しく操
作された。圧下ねじは非対称形修正を行なうために反対の意味で等しく操作され
、そしてスプレーは残りの形状エラーを減少するために用いられた。英国特許出
願2017974 A (’ Loewy−Robertsonエンジニアリン
グカンパニイリミティド)はこれらのラインでの序論を記載している。該序論で
は対称及び非対称(す圧用の近似的実験式が被制御特定ミルから得られる。。
修正式を導びく数学的モデルを含んだ序論が1976年4月1日英国テニスター
での形状コントロールj/C関する金属学会で提出され共に1977年3月9日
に出版されたP、D、 5poonerとG、F、Bryant著の“形状の分
析と、スケジュールセットト形状コントロールの問題の議論”及びC,A、 1
3ravi ngton l D、C,Barry及ヒC,H,McClure
著の”形状コントロールシステムの設計及び開発のタイトルの論文に開示され
た。
本来形状コントロールの度合は、対称及び非対称の変位に基づく修正によって制
限される。従って望ましいエラーより大きいエラーが、例えば冷却用スプレーで
ロール形状を変化させることによって2次修正をしても残存する。
本発明の目的はストリップ形状における変位がこれ迄可能であった以上に正確に
修正され二次修正として少ないエラーを残し従って早い、広い範囲の制御が可能
な圧延金属ストリップ厚のミルの1つのスタンドを制御するための改良された方
法及び装置を提供することである。
他の目的は二次修正の改良された方法を提供することである。
更に他の目的は必要ならグーシフとの相互作用なしで形状の制御を可能にするこ
とである。
本発明の1つの特徴によれば圧延ストリップ材料用のミルの1つのスタンドをコ
ントロールする方法において、該ミルが上下バックアッグロールト該バックアン
グロール間に配置される1対のワークロールと、該バンクアラグロールの1つの
複数の端部の運動をそれぞれコントロールする第1及び第2圧下ねじと、該ワー
クロールの各端部にそれぞれ力を与える第1及び第2のジヤツキと、圧延ストリ
ップの幅の応力分布が決められる出力を有する形状センサとを有するものであっ
て、各圧下ねじと各ジヤツキの操作の該ストリップの形状に対する影響を個々に
分析し、各々コントロールパラメータと、前記応力分布と該分布g(x)−c(
x)の函数が最小になるように前記各コントロールパラメータの最適値を決める
コトによって応力分布C(3)の修正を得る所定の応力分布との間の差としてエ
ラー分布E■を決定する操作のそれぞれの代表値を含む4つの数式を導き且つ前
記コントロールノぐラメータに従う前記各々の圧下ねじとジヤツキの操作を個々
にコントロールすることを含む圧延ストリップ材料用のミルの1つのスタンドを
コントロールする方法が提供される。
該ストリップ幅の所定位置でのストリップ厚さに影響を与えずに形状コントロー
ルと、該ミルスタンドに関連するゲージコントロール機構との間で相互作用がな
いように式E■−Cooが最小となるよう分布C(X)を得ることが好ましい。
該所定位置が該ス) IJッゾのセンターラインでもよい。また該ストリップ厚
にわたる所定位置の該ス) IJツノ厚さが変わるようにC(X)を決定しても
よい。
本発明の他の特徴によれば圧延ストリング材料用のミルの1つのスタンドをコン
トロールする方法ニおいて、該ミルが上下バックアッノロールト該バックアップ
ロール間に配置される1対のワークロールと、該バックアップロールの1つの複
数の端部の運動をそれぞれコントロールする第1及び第2圧下ねじと、該ワーク
ロールの各端部にそれぞれ力を与える第1及び第2のジヤツキと、圧延ストリッ
プの幅の応力分布が決められる出力を有する形状センサとを有するものであって
、該圧下ねじとジヤツキに一次応力修正コントロールを適用した後該ス) IJ
ッゾ中に残された応力分布が該ロールに沿って配置された多くの領域内の熱のプ
ロフィールを個々に調節することによって且つ選択され出力チャンネル又は該形
状センサの出力チャンネルにそれぞれ対応させることによって更に減ぜしめられ
、該ロールの所定域に伸びる各領域での調節が、該スl−’Jッグ内の未修正応
力をその出力が示す該センサのチャンネルに対応する選択された領域の前記調節
に影響を与える隣接領域に関連した所定域での該調節の影響の範囲と大きさに依
存する各領域の影響函数を含んでおシ、選択された領域内の調節の大きさ及び感
覚が前記残存応力分布を最小にする意味で該ロールの熱プロフィールを変えるた
めに前記影響函数を受ける圧延ストリップ材料用のミルの1つのスタンドをコン
トロールする方法が提供される。
前記調節は冷却剤スプレーによるものが好ましい。
該調節が冷却剤スプレーの場合各スグレー域の冷却剤の流れを、Dooが個々の
域からの影響函数の効果を添加することによって形成される分布E(X)−D(
X)を最小の四角形の意味で最小にするために変化させてもよい。
一次応力修正コントロールを前項に従って与えるのが好ましい。
本発明の上記及び他の目的を添付図面に基づ〈実施例によって説明する。
第1図は圧下ねじ、ジヤツキ及びスプレー用の従来の制御系を有するミルスタン
ドを概略的に示す。
第2図は圧延ストリップの幅にわたってねじ/ジヤツキ修正の効果を示す一連の
グラフである。
第3図は本発明の制御系を示すブロック図である。
第4図は1つの地域からその隣接成上スプレーの影響分布を示すグラフである。
第1図によれば一般的に1で示されるミルスタンドは1対のワークロール2と3
及び該ワークロール2と3をそれぞれ担持する1対の上下バックアップロール4
,5を有する。
核種々のロールは垂直に示されておシ、下・ぐックア、、 7’ロール5は固定
ベース(図示せず)に担持された固定ベアリング(図示せず)に支持された端部
6と7を有すると推定されよう。左と右の圧下ねじR8とR8はそれぞれバック
アップロール4の可動端部9と11、そしてミル1の固定フレームワークの部分
11と12とのそれぞれの間で作動する。左ジヤツキRJ13はバックアップロ
ールの端部9と6そしてワークロール2の端部2と3とのそれぞれの間で作動し
、一方圧ジャッキLJ16はワークロール端14と15の間で作動する。同様に
右ジヤツキRJ13はパックロールの端部1oと7そしてワークロール2と3の
端部17と18とのそれぞれの間で動作し右ジヤツキRJ16はワークロール1
7と18の間で動作する。
冷却剤を分配するスプレー2oを有する19のようなスゲレーバーが便宜上バッ
クアップロール4と関連させて示されておシ、パー19又は多くのそのようなパ
ーはミルロールの1つ又は全てに従来のように具備されることは理解されよう。
圧延ストリップがワークロール2と3のニップ22から矢印Aの方向に通過して
いるのが示されており、我々の先願U、に、特許第1160112号によれば形
状メータである形状センサ22はストリ、f21にわたシ分布したn個のロータ
23を有し、圧延ストリップの全幅の種々の装置におけるストレスと該圧延スト
リップの形状Ω(ト)を示す多くの出力信号、を提供する。
コントロールプロセッサ24は出力Ω■を受け左ジヤツキへのライン25と26
、右ジヤツキへのライン27と28、左及び右圧下ねじR8とR8へのライン2
9aと29b及びスプレーパー19へのライン29cのコントロール信号を提供
する。
これ迄記載した装置は従来のものであシ、過去において、左と右のジヤツキに与
えられたコントロール信号は同一であって同一の意味を持っておシワ−クロール
2と3はストリッf 2’lの所定の形状からの対称的な変位をコントロールす
るために対称的に曲げられておシ一方圧と右の圧下ねじに与えられたコントロー
ル信号は同じものであって逆の意味を有しておシストリノf21の所定の形状か
らの対称的な変位をコントロールするためにロールを傾ける。
本発明ではコントロール信号は各圧下ねじと各ジヤツキに個々に与えられ、その
各装置によって個々に与えられる形状分布の要素を修正する意味を持つ。
第2図は個々の圧下ねじ及びジヤツキと、ストリップ幅Xに対してグロットされ
ている形状との調整の相対的な影響を示す典型的な曲線を示す。
第2図とこれらのこの明細書で第1図の個々のジヤツキLJ13とLJ16は左
ジヤツキJlとして集約的に考察され、且つ第1図の各々のツヤツキRJ13と
RJ16は右ジヤツキJ2として集約的に考察されよう。同様に具備し得るいか
なる対陣的な左と右の圧下ねじと共に第1図の左と右の圧下ねじR8とR8をs
l及びs2として集約的に述べる。
重線30と31は左と右のジヤツキJl(!:J2の個々の調整により得られる
ストリップ形状の変化を示す。同様に曲線32と33は左と右の圧下ねじStと
S2の個々の調整によって得られるストリップ形状の変化をそれぞれ示す。30
々いし33のような曲線は特定のミル及び特定の大きさのストリップに関して高
精度の数学的モデルを用いることによって正確に得られる。
湯線34は曲線3oと31の総計を示し、−力曲線35は曲線32と33の総計
を示す。白線36は曲線30と31の差を示し、一方ぬ線37は曲線32と33
の差を示す。
実質的に曲線34は第1図に示した型式のミルコントロール装置で以前試みられ
た一種の対称コントロールを示す。曲線37は圧下ねじを逆の意味で同じ動作に
よってロールを傾る目的にだけ以前試みられた一種の非対称コントロールを同様
に示す。もしもILM30の形態の形状違いを考慮するなら明らかに1方のミル
のみのツヤツキコントロール信号を変化することによって修正され得る。しかし
ながら、我々は以前試みたように対称的なジヤツキコントロールと非対称圧下ね
じコントロールの組合せを用いることによってその違いを正確に修正することは
決して不可能であると思−う。
ジヤツキJ1とJ2及び圧下ねじ81とS2とがストリップに対して形状修正を
するために個々に独立して作動することが本発明の基本である。第3図は本発明
によってミルがコントロールされるために第1図の1つの処理コントローラ24
の1つの形態を概略的に示す。この工程コントローラは所定のストリッグ形沙で
(凶と形状メータ22;コンピュータ39;一連のスケジュールに依存する溝4
0,41゜42及び43:左と右のジヤツキJ1と52及び左と右の圧下ねじS
lとS2用の一連のコントローラ44.45.46及び47からの出力へ〇Qと
の間の差を示すエラー信号E(X)を発生するコンパレータを含む第1の高速作
動コントロールループを有する。
工程コントローラ24はまたスプレーバ−コントローラ48を含む第2の低速動
作のコントロールルーグを有する。
第3図についてみれば、個々のジヤツキJ1とJ2及び圧下ねじSl とS2に
よりて変わる形状分布の要素は函数
f、、(X、W、L、ΔJ1/2)及びf5/4(XIWIL、ΔS1/2)
によって表わされることが理解される。
ここでf、/2は左ジヤツキJl と右ジヤツキJ2内でのユニット変化によシ
起因する形状分布でのそれぞれの種々の変化であシ、
f374は左圧下ねじSlと右圧下ねじS2内でのユニット変化によシ起因する
形状分布でのそれぞれの種々の変化であわ、
又は一端からストリップへの距離であシ、Wはストリップ幅であり、
Lはロール長であシ、
ΔJ172は左/右ジヤツキに与えられた方向でのそれぞれの種々の変化であシ
、
Δ81/□は左/右の圧下ねじに与えられた方向でのそれぞれの種々の変化であ
る。
該4つの函数fはミルの大きさに全て依存しておシ、実験的に近似されるが十分
な数学的モデルから導かれるのが好ましい。
ジヤツキ変化ΔJl +ΔJ2と圧下ねじ変化ΔS+ + 82の異なった大き
さの組合せを選択して大きな範囲で所定の分布からの形状分布の変位が修正出来
る。形状分布において種々変化を起すことに加えてジヤツキ変化ΔJ1+ΔJ2
と圧下ねじ変化ΔSl 、ΔS2によって行われるコントロールは通常第2図の
ストリップセンターラインx/2で測定されるストリップの出力厚さにも影響を
与える。従って4つの変化ΔJlΔJ2Δ81ΔS2 の大きさの特定の組合せ
も選択可能でありストリップのセンターライン(又はその全幅のどこの位置で)
のストリップの厚さ変化を生じない。
もし上記のように北(3)が形状メータ22からの出力、すなわちストリップの
測定形状分布を示し、且つ記OQが所定の形状分布であるならばエラー分布E(
X)はそれらの間の差である。従来法ではこのエラー分布は工程コントローラ2
4に対する基本的な入力を構成する。
4つの函数f1f2f3及びf4はコンバータ39に入れられΔJ1+ΔJ2+
ΔSl及びΔS2の値を決定するためにプログラム化され、必要ならストリッ
プ全幅のどこの位置の厚さも変えずに函数C(3)はE(X)−C(X) (例
えば最小四角形)分布の函数を最小にする。Cの値は4つの函数fの最適な組合
せからめられるすなわち、
C=Σ〔fl(ΔJl)+f2(ΔJ2)+f3(ΔSt)+f4(ΔS2)〕
それによって修正のための最適な個々の値ΔJl +ΔJ2+ΔSl及びΔS2
がジヤツキJ1+J2及び圧下ねじS1+S2に適用される。
出力信号ΔJ1+ΔJ2 、ΔSl及びΔS2 は溝40ないシ43−及びコン
トロール44ないし47を介してジヤツキと圧下ねじに与えられる。溝は数学的
モデルから導かれるのが好ましくコントローラはアクチュエータ内の動力学と圧
延工程を考慮して設計される。
第3図と関連づけて上記の理解を容易にするため形状コントロールアルゴリズム
の変位に関係する以下の情報を与える。ストリップでの形状分布に対する4つの
コン−トロールJs + J2 + Sl 、及びS2の効果するコントロール
内のユニット変化によって各′r′形状メータロータで探知される。yを、測定
形状エラーを修正するために必要なコントロール作動に好ましい振幅のベクトル
としよう。
従って
そしてEを、上で定義したように(ロータにつき1つ)形状メータから得られる
形状エラーのベクトルにする。従ってもしも使用される4つのコントロールの大
きさに制限が与えられ且つもしもストリソされるならば最も小さな四角形の意味
での形状エラーを最小にするための最良のコントロール動作はy=(AA) A
E
の解法によって得ることが出来る。
ここでAとEは上で定義され、ATはAの転置であp A1はAの逆数である。
該行列の逆を計算することは不十分な条件も考えられるために困難であシ且つこ
れを解消するためそしてアルゴリズムを確かなものにするためハウスホルダ変換
のようなオーソコゝナル変換が用いられ問題をA行列が上の三角形状を想定する
1つに変化させるのがよい。
実際、該4つのコントロールに要求される種々の変化は測定された厚さエラーも
修正されるか又はもし個々の厚さコントローラが操作内にあるなら該厚さに何の
障害も起さないように選択されねばならない。4つのコントロールの動作によっ
て引き起される厚さの総変化は
Δh=GTyで示される。
ここでΔhはス) IJツブ幅のいくつかの特定位置での厚さ変化である。
GTはストリップ幅の特定位置での厚さの各コントロールに対する感度を含むベ
クトルGの転置である。
yは4つのコントロール振幅のベクトルである。
個々の厚さコントローラが作動中の場合にはGy=0
と々るようにコントロールを選択しなければならない。この制限はラグランジェ
の乗数の方法によって未制限の解法に含まれそれによって厚さに影響させないで
形状を修正するために与えられるコントロールの、解法が
y−(AA)AE−(AA)Gλ
から得られる。
ここでλはラグランジェ乗数であり、yは4つのコントロールの振幅のベクトル
であシ、該コントロールはストリップ幅にわたるいくつかの点で規定された厚さ
にいかなる変化も起さないで測定形状分布(ベクトルE)を最小にする。未制限
の解法のように計算に用いられるアルゴリズムは直交変換を用いることによって
よシ安定に且つ効果的になされる。
実際4つのコントロールは各々制限範囲を有しておシ、且つもしも飽和になるな
らば該解法はこれを考慮するために変更されねばならない。これらのコントロー
ル制限はラグランジェ乗数を用いることによって厚さ制限と同様に解法に含めら
れる。しかしながらもしもコントロールが飽和するなら(一方向に)もはや利用
されないので、代わりの工程では飽和コントロール(又は複数のコントロール)
に対応するA行列の適当な列を削除し、且つ上記のような解法を再計算せしめる
べきだろう。未制限解法が飽和制限でなくなる迄この削除は維持される。
該コントロールアルゴリズムの遂行はA行列とGベクトルはミルにおける特定の
産物に対して効果的に一定となるので単純化せしめられる。従ってAとGはそれ
らの制限された形とともに、コイルにつき非常に容易にオンライン計算をしなが
ら一度計算せしめられる。
各ツヤツキと各圧下ねじは該形状エラーを最小にするだめに個々に調節された場
合、二次修正、例えばミルのロール及び/又はストリックに適用される潤滑油及
び一般的な冷却剤、スプレーの動作によってエラーは更に減少するもののまだ残
存する。しかしながらこの残存エラーはジヤツキと圧下ねじ修正が前に提案した
形状メータ出力の対称的及び非、対称的な要素に基づいている場合よりもはっき
り小さくなる。
多くのスプレーパー19は形状メータ22の個々の出力チャンネルに1−1に対
応してノズルを介して冷却剤を分配するために通常具備される。しかしこれらの
ノズルはよシ容易にコントロールされるようにまとめて配置される。
従来スプレーによって行なわれた二次形状コントロールの範囲は温度と流れの選
択に対してと、そして、残存形状エラーの形状メータ信号代表値との正確に一致
し且つ特定の形状メータチャンネル又はチャンネル群と一致させノズル又はノズ
ル群への冷却剤の選択的供給又は、無供給とに対して制限される傾向があった。
従って冷却剤の流れをコントロールすることによってロールの熱プロフィール、
従ってロールギャップはロールに沿って、少なくともストリップの幅にわたり不
均一に変形されてよい。
第4図のグラフは冷却剤を分配する特定のノズル(ノズル群)49のストリップ
幅Xにプロットされた熱影響函数を示し、一方隣接ノズル(ノズル群)50 、
’51.52.53は閉鎖される。もしも分配されている冷却剤がノズル(又は
ノズル群)49からのスプレーの幅に対応する幅にわたシロール/ストリップに
当たるならばロールの熱プロフィールに対する効果は典線54によって示される
ように伝播する0
従ってミルとスプレーの構造に依存する影響函数を決めることが可能である。従
って特定の領域へ冷却剤を供給する決定は、特定のノズル(又はノズル群)から
のスゾレーの影響函数内でス) IJツブの未修正形状のみならず、重複する影
響函数を有する全ての隣接ノズル(又はノズル群)を介して冷却剤流の効果をも
考慮することによって採用されねばならない。
スゲレーバーコントローラー48は個々のノズル(又はノズル群)からの流れが
分布E(X)−D■を最小の四角形のように最小になるように変化せしめられる
。ここでD(3)は個々のノズル(又はノズル群)からの影響函数の効果を加え
ることによって形成される。この方法では個々のノズル(又はノズル群)からの
冷却剤の流れは個々の形状チャンネル(又はチャンネル群)に対応するストリッ
プの形状を修正すべく変化されない。それはもしもこれが品質低下を起し又、修
正は隣接ノズル(又はノズル群)の操作によって影響されるので不必要であるな
らば周知の方式となろう。
冷却剤スプレーによる第2次修正を記載したがロールの熱プロフィールは他の加
熱又は冷却手段例えば固有の領域で1つ又は多くのロールを誘導加熱したり又は
エアジュツト冷却によって変形されることも出来る。
従って本発明はストリップ形状の一次コントロールをシャツキと圧下ねじが個々
に調節されるためにこれまで可能であった以上により正確に達成され得る。これ
によって二次修正用に残る残存エラーがかなり減小し従って能率のよいコントロ
ールが出来る。
これらの小さな残存エラーは二次修正によって最小にせしめられる。
更に又、上記のように各ジヤツキと圧下ねじの調節はストリップ厚さを変えるた
めにス) IJツブのセンターライン(又は他のどの位置)に配置されてもよい
が、しかしもしも形状コントロールと個別に具備されたゲージコントロール(記
載なし)の間の相互作用がないことが望ましいならば、ス) IJツブのセンタ
ーラインでの厚さ変化がゼロであることによって達成される。
Claims (1)
- 1. 圧延ストリップ材料用のミルの1つのスタンドをコントロールする方法に おいて該ミルが上下バックアップロールと該バックアップロール間に配置ルの1 つの複数の端部の運動をそれぞれコントロールする第1及び第2圧下ねじと、該 ワークロールの各端部にそれぞれ力を与える第1及び第2のジヤツキと、圧延ス ) IJッグの幅の応力分布が決められる出力を有する形状センサとを有するも のであって、各圧下ねじと各ジヤツキの操作の該ストリップの形状に対する影響 を個々に分析し、各々コントロールパラメータと、前記応力分布と該分布E(X )−C(X)の函数が最小になるように前記各コントロールパラメータの最適値 を決めることによって応力分布C(3)の修正を得る所定の応力分布との間の差 としてエラー分布E(3)を決定する操作のそれぞれの代表値を含む4つの数式 を導き且つ前記コントロールパラメータに従う前記各々の圧下ねじとジヤツキの 操作を個々にコントロールすることを含む圧延ストリップ材料用のミルの1つの スタンドをコントロールする方法。 2、該ストリップ幅の所定位置でのストリ、ジノ厚さに影響を与えずに形状コン トロールと、該ミルスタンドに関連するケ゛−ノコントロール機構との間で2 相互作用がないように弐E(X)−CoOが最小となるよう分布C(イ)を得る 請求の範囲第1項記載の方法。 3、該所定位置が該ストリップのセンターラインである請求の範囲第2項記載の 方法。 4、該ストリップ幅にわたる所定位置の該ストリップ厚さが変わるようにCOO を決定する請求の範囲第2項記載の方法。 5、 圧延ストリップ材料用のミルの1つのスタンドをコントロールする方法に おいてミルが上下バックアップロールと該バックアップロール間に配置される1 対のワークロールと、該バックアップロールの1つの複数の端部の運動をそれぞ れコントロールする第1及び第2圧下ねじと、該ワークロールの各端部にそれぞ れ力を与える第1及び第2のジヤツキと、圧延ストリップの幅の応力分布が決め られる出力を有する形状センサとを有するものであって、該圧下ねじとジヤツキ に一次応力修正コントロールを適用した後該ストリップ中に残された応力分布が 該ロールに沿って配置された多くの領域内の熱のプロフィールを個々に調節する ことによって且つ選択され出力チャンネル又は該形状センサの出力チャンネルに それぞれ対応させることによって更に減せしめられ、該ロールの所定域に伸びる 各領域での調節が、該ストリップ内の未修正応力をその出力が示す該センサのチ ャンネルに対応する選択された領域の前記調節に影響を与える隣接領域に関連し た所定域での該調節の影響の範゛囲と大きさに依存する各領域の影響函数を含ん でおシ、選択された領域内の調節の大きさ及び感覚が前記残存応力分布を最lj %にする意味で該ロールの熱プロフィールを変えるために前記影響函数を受ける 圧延ストリップ材料用のミルの1つ6、前記変形は冷却剤スプレーによるもので あZ請求り範囲第5項記載の方法。 7、 前記変形は誘導加熱によるものである請求の範囲第5項記載の方法。 8、 各スプレー域の冷却剤の流れを、D(イ)力玉個々の域からの影響函数の 効果を添加することによって形成される分布E(イ)−D(X)を最小の四角形 の意味で最小にするために変化させる請求の範囲第6項記載の方法。 9、−次応力修正コントロールを請求の範囲第1項から第4項までのいずれかに より与える請求の範囲第5項から第8項までのいずれ力)に記載の方法。 10、添付第1、第2及び第3図に基づいて且つ添付第3、第4図に基づいて実 質的にここにi己載された圧延ストリップ材料用ミルの1つのスタンドをコント ロールする方法。 11、添付第1、第3又は第4図に基づいて実質的に記載された前請求の範囲の うちのいづれか1つの方法を実施する装置。
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