JPS584969B2 - 定量制御装置 - Google Patents

定量制御装置

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JPS584969B2
JPS584969B2 JP9239978A JP9239978A JPS584969B2 JP S584969 B2 JPS584969 B2 JP S584969B2 JP 9239978 A JP9239978 A JP 9239978A JP 9239978 A JP9239978 A JP 9239978A JP S584969 B2 JPS584969 B2 JP S584969B2
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玉田光明
矢田哲雄
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は定量制御装置に関し、閉弁信号出力後の流速変
化を監視することにより、極めて短時間のうちに、定量
弁の閉弁速度の異常を検出して過大な行過ぎ量の発生お
よびこの過大な行過ぎ量に基づくオーバーフロー事故の
発生を未然に防止しうるようにした定量制御装置を提供
するものである。
従来よりオーバーフローを未然に防止するため設定積込
量より所定量だけ給液が行過ぎたときに異常信号を出力
して緊急遮断弁を作動させ、給液を緊急停止させる構成
の定量制御装置が知られている。
しかるに、この種従来の定量制御装置は、定量弁の閉弁
速度が正常な閉弁速度に比較して遅いだけで、定量弁全
閉時の積込量が前記異常信号を出力するまでに至らない
場合には、過大な行過ぎ量があるにも拘らず、恰も正常
な給液動作が行われたかの如く作動するため、定量積込
精度の低下を全く発見することができないという欠点を
有していた。
本発明は上記従来装置の欠点を除去し、オーバーフロー
事故の発生を防止することは勿論の事、併せて、過大な
行過ぎ量の発生を検出することにより、定量積込精度の
低下を防止することを目的とするもので、以下、図面と
ともにその一実施例につき述べる。
第1図は本発明定量制御装置の第1実施例の系統図で、
1段設定型の定量制御装置を示すものである。
図中、1は流量計2からの流量パルスを受けて該パルス
を計数するパルス計数器である。
3はタンクローり車等(図示せず)に給液すべき量を設
定する給液量設定器である。
4は定量比較回路で、該比較回路4は、それぞれ前記給
液量設定器3に設定された給液量とパルス計数器1で計
数した流量パルスとを比較し、両者の値が一致したとき
に一致信号を出力する。
5は閉弁信号出力部で、該出力部5は前記一致信号を受
けて定量弁6に対して閉弁信号を出力する。
1は定常流速検出部で、該検出部7は流量計2からの流
量パルスを受け、定量弁6全開時の定常流速を検出する
8は演算部で、該演算部8は、定常流速検出部7により
検出された定量弁6全開時の流量および予めメモリされ
ている定量弁6の正常時の閉弁速度に基づいて、正常時
、定量弁6が閉弁信号出力部5からの閉弁信号を受けて
全開状態から全閉状態に至るまでに変化するモデル流速
を演算する。
9は流速検出部で、該流速検出部9は前記定量比較回路
4からの一致信号によりゲートを開いて前記流量パルス
を受け、流速を検出する。
10は該流速検出部9で検出された流速と前記演算部8
からのモデル流速とが供給される異常検出回路で、該異
常検出回路10は各単位時間毎に該両流速を比較し、該
両流速の偏差が許容範囲を越えているときに異常信号を
出力する。
11゜12はそれぞれ警報装置および緊急遮断弁で、該
警報装置11および緊急遮断弁12は異常検出回路10
からの異常信号を受けて作動する。
本実施例は以上のように構成されるが、次にその作動に
ついて述べる。
タンクローり車等に給液するに際しては、まず、給液量
を給液量設定器3に設定する。
次いで、スタート釦(図示せず)を操作して給液を開始
する。
給液の開始とともに定量弁6は全閉状態から全開状態に
至り、流量計2からは流量パルスがパルス計数器1、定
常流速検出部7および流速検出部9に供給される。
給液が進み、パルス計数器1に計数された流量パルス、
即ち積算流量が給液量設定器3に設定した給液量に達す
ると定量比較回路4から一致信号が出力され、該一致信
号は閉弁信号出力部5および流速検出部9に供給される
該定量比較回路4からの一致信号を供給された閉弁信号
出力部5は定量弁6に対して閉弁信号を出力する。
また、該一致信号によりゲートを開かれ、前記流量パル
スを受ける流速検出部9は該流量パルスに基づいて流速
を検出し、各単位時間毎の流速を異常検出回路10に供
給する。
一方、給液進行中に定常流速検出部7では定量弁6全開
時の流速が検出され、さらに、該流速を供給された演算
部8では該流速および予めメモリされている定量弁6の
正常時の閉弁速度に基づいて、正常時、定量弁6が閉弁
信号出力部5からの閉弁信号を受けて全開状態から全閉
状態に至るまでに変化するモデル流速が演算され、この
演算結果は異常検出回路10に供給されている。
したがって、閉弁信号出力部5から閉弁信号が確実に出
力され、また、該閉弁信号を受けて閉弁する定量弁6の
閉弁速度が演算部8にメモリされている速度にほぼ等し
い正常時には、定量弁6が閉弁動作を行って、1回の給
液作業が終了するのみで、異常検出回路10は何ら作動
しない。
ところが、定量比較回路4から一致信号が出力されたに
も拘わらず、定量弁6が全く閉弁動作を行わなかったり
、閉弁速度が演算部8にメモリされている正常時の閉弁
速度よりも許容範囲を越えて遅い異常時には、この異常
が異常検出回路10で検出される。
即ち、流速検出部9は定量比較回路4からの一致信号に
よりゲートを開かれるものであるから、該流速検出部9
に供給される流量パルスは定量弁6が閉弁動作を行って
いる間のものである。
したがって、上記正常時には演算部8で演算されたモデ
ル流速と定量弁6の閉弁動作に伴って変化する流速とほ
ぼ一致して異常信号が出力されず、上記異常時にのみ演
算部8で演算されたモデル流速と定量弁6の閉弁動作に
伴って変化する流速との間の偏差が許容範囲を越えて大
きくなるので、異常検出回路10から異常信号が出力さ
れる。
そのため、上記異常時には異常検出回路10からの異常
信号により、警報装置11および緊急遮断弁12が作動
され、異常状態を操作者に告知するとともに給液を緊急
に停止させて過大な給液あるいはオーバーフローを未然
に防止する。
第2図は本発明定量制御装置の第2実施例の系統図で、
2段設定型の定量制御装置を示すもので上記第1実施例
と同一の構成要素は同一符号を付し、以下、説明する。
1は、上記第1実施例同様、流量計2からの流量パルス
を受けて該パルスを計数するパルス計数器である。
13はタンクローリ車等(図示せず)に給液すべき量を
設定する給液量設定器で、該給液量設定器13は、所望
の給液量より所定量前の量を設定する第1段給液量設定
器13Aと所望の給液量を設定する第2段給液量設定器
13Bとよりなる。
14Aは第1段定量比較回路で、該比較回路14Aはそ
れぞれ前記第1段給液量設定器13Aに設定された給液
量とパルス計数器1で計数した流量パルスとを比較し、
両者の値が一致したときに第1段一致信号を出力する。
14Bは第2段定量比較回路で、該比較回路14Bはそ
れぞれ前記第2段給液量設定器13Bに設定された給液
量とパルス計数器1で計数した流量パルスとを比較し、
両者の値が一致したときに第2段一致信号を出力する。
15Aは第1段閉弁信号出力部で該出力部15Aは前記
第1段一致信号を受けて定量弁16に対して第1段閉弁
信号を出力する。
15Bは第2段閉弁信号出力部で、該出力部15Bは前
記第2段一致信号を受けて定量弁16に対して第2段閉
弁信号を出力する。
7は定常流速検出部で、該検出部7は流量計2からの流
量パルスを受け、定量弁16全開時の定常流速を検出す
る。
17Aは第1段演算部で、該演算部17Aは定常流速検
出部7により検出された定量弁16全開時の流速および
予めメモリされている定量弁16の正常時の全開から半
開までの第1段閉弁速度に基づいて、正常時、定量弁1
6が第1段閉弁信号出力部15Aからの第1段閉弁信号
を受けて全開状態から半開状態に至るまでに変化する第
1段モデル流速を演算する。
17Bは第2段演算部で、該演算部17Bは定常流速検
出部7により検出された定量弁16全開時の流速および
予めメモリされている定量弁16の正常時の半開から全
閉までの第2段閉弁速度に基づいて、正常時、定量弁1
6が第2段閉弁信号出力部15Bからの第2段閉弁信号
を受けて半開状態から全閉状態に至るまでに変化する第
2段モデル流速を演算する。
18Aは第1段流速検出部で、該流速検出部18Aは前
記第1段定量比較回路14Aからの第1段一致信号によ
りゲートを開いて前記流量パルスを受け、流速を検出す
る。
18Bは第2段流速検出部で、該流速検出部18Bは前
記第2段定量比較回路14Bからの第2段一致信号によ
りゲートを開いて前記流量パルスを受け、流速を検出す
る。
19Aは前記第1段流速検出部18Aで検出された流速
と前記第1段演算部17Aからの第1段モデル流速とが
供給される第1段異常検出回路で、該異常検出回路19
Aは各単位時間毎に該両流速を比較し、該両流速の偏差
が許容範囲を越えているときに、まず、前記第1段閉弁
信号出力部15Aに擬似一致信号を出力し、該第1段閉
弁信号出力部15Aから再度、第1段閉弁信号を定量弁
16に向けて出力させる。
この後、引続いて両流速を比較し、末だ、偏差が許容範
囲を越えているときには異常信号を出力する。
19Bは前記第2段流速検出部18Bで検出された流速
と前記第2段演算部17Bからの第2段モデル流速とが
供給される第2段異常検出回路で、該異常検出回路19
Bは各単位時間毎に該両流速を比較し、該両流速の偏差
が許容範囲を越えているときに異常信号を出力する。
11,12はそれぞれ警報装置および緊急遮断弁で、該
警報装置11および緊急遮新井12は第1段、第2段異
常検出回路19A。
19Bからの異常信号を受けて作動する。
本実施例は以上のように構成されるが、次にその作動に
ついて述べる。
タンクローり車等に給液するに際しては、まず、第1段
、第2段給液量設定器13A、13Bにそれぞれ所望の
給液量より所定量前の量および所望の給液量を設定する
次いで、スタート釦(図示せず)を操作して給液を開始
する。
給液の開始とともに定量弁16は全閉状態から全開状態
に至り、流量計2からは流量パルスがパルス計数器1、
定常流速検出部7および第1段、第2段流速検出部18
A、18Bに供給される。
給液が進み、パルス計数器1に計数された流量パルス、
即ち積算流量が第1給液量設定器13Aに設定した給液
量に達すると第1段定量比較回路14Aから第1段一致
信号が出力され、該一致信号は第1段閉弁信号出力部1
5Aおよび第1段流速検出部18Aに供給される。
該第1段定量比較回路14Aからの第1段一致信号を供
給された第1段閉弁信号出力部15Aは定量弁16に対
して第1段閉弁信号を出力する。
また、該第1段一致信号によりゲートを開かれ、前記流
量パルスを受ける第1段流速検出部18Aは該流量パル
スに基づいて流速を検出し、各単位時間毎の流速を第1
段異常検出回路19Aに供給する。
一方、給液進行中に定常流速検出部7では定量弁16全
開時の流速が検出され、さらに、該流速を供給された第
1段演算部17Aでは該流速および予めメモリされてい
る定量弁16の正常時の第1段間弁動度に基づいて、正
常時、定量弁16が第1段閉弁信号出力部15Aからの
第1段閉弁信号を受けて全開状態から半開状態に至るま
でに変化する第1段モデル流速が演算され、この演算結
果は第1段異常検出回路19Aに供給されていへしたが
って、第1段閉弁信号出力部15Aから第1段閉弁信号
が確実に出力され、また該閉弁信号を受けて第1段閉弁
する定量弁16の閉弁速度が第1段演算部17Aにメモ
リされている速度にほぼ等しい正常時には、定量弁16
が第1段間弁動作を行って、該定量弁16が全開状態か
ら半開状態となるのみで、第1段異常検出回路19Aは
何ら作動しない。
ところが、第1段定量比較回路14Aから第1段一致信
号が出力されたにも拘わらず、定量弁16が全く閉弁動
作を行わなかったり、閉弁速度が第1段演算部17Aに
メモリされている正常時の閉弁速度よりも許容範囲を越
えて遅い異常時には、この異常が第1段異常検出回路1
9Aで検出される。
RDち、第1段流速検出部18Aは第1段定量比較回路
14Aからの第1段一致信号によりゲートを開かれるも
のであるから、該第1段流速検出部18Aに供給される
流量パルスは定量弁16が第1段間弁動作を行っている
べき間のものである。
したがって、上記正常時には第1段演算部17Aで演算
された第1段モデル流速と定量弁16の第1段間弁動作
に伴って変化する流速とはほぼ一致して異常信号が出力
されず、上記異常時にのみ第1段演算部1γAで演算さ
れた第1段モデル流速と定量弁16の第1段間弁動作に
伴って変化する流速との間の偏差が許容範囲を越えて太
き(なるので第1段異常検出回路19Aから、まず擬似
一致信号が出力され、次いで異常信号が出力される。
そのため、上記異常時には第1段異常検出回路19Aか
らの擬似一致信号により、まず定量弁16の第1段間弁
動作を再度促し、それにも拘わらず、該定量弁16が第
1段間弁動作を行わないときには異常信号により警報装
置11および緊急遮断弁12が作動され、異常状態を操
作者に告知するとともに給液を停止させて過大な給液あ
るいはオーバーフローを未然に防止する。
また、第1段間弁動号出力後、さらに給液が進み、パル
ス計数器1に計数された積算流量が第2段給液量設定器
13Bに設定した給液量に達すると第2段定量比較回路
14Bから第2段一致信号が出力され、該一致信号は第
2段閉弁信号出力部15Bおよび第2段流速検出部18
Bに供給される。
該第2段定量比較回路14Bからの第2段一致信号を供
給された第2段閉弁信号出力部15Bは定量弁16に対
して第1段間弁動号を出力する。
また、該第2段信号によりゲートを開かれ、前記流量パ
ルスを受ける第2段流速検出部18Bは該流量パルスに
基づいて流速を検出し、各単位時間毎の流速を第2段異
常検出回路19Bに供給する。
一方、給液進行中に定常流速検出部7では定量弁16全
開時の流速が検出され、さらに、該流速を供給された第
2段演算部17Bでは該流速および予めメモリされてい
る定量弁16の正常時の第2段間弁動度に基づいて、正
常時、定量弁16が第2段閉弁信号出力部15Bからの
第2段閉弁信号を受けて半開状態から全閉状態に至るま
でに変化する第2段モデル流速が演算され、この演算結
果は第2段異常検出回路19Bに供給されている。
したがって、第2段閉弁信号出力部15Bから第2段閉
弁信号が確実に出力され、また該閉弁信号を受けて第2
段閉弁する定量弁16の閉弁速度が第2段演算部17B
にメモリされている速度にほぼ等しい正常時には、定量
弁16が第2段間弁動作を行って、該定量弁16が半開
状態から全閉状態となるのみで、第2段異常検出回路1
9Bは何ら作動しない。
ところが、第2段定量比較回路14Bから第2段一致信
号が出力されたにも拘わらず、定量弁16が全く閉弁動
作を行わなかったり、閉弁速度が第2段演算部17Bに
メモリされている正常時の閉弁速度よりも許容範囲を越
えて遅い異常時には、この異常が第2段異常検出回路1
9Bで検出される。
即ち、第2段流速検出部18Bは第2段定量比較回路1
4Bからの第2段一致信号によりゲートを開かれるもの
であるから、該第2段流速検出部18Bに供給される流
量パルスは定量弁16が第2段間弁動作を行っているべ
き間のものである。
したがって、上記正常時には第2段演算部17Bで演算
された第2段モデル流速と定量弁16の第2段間弁動作
に伴って変化する流速とほぼ一致して異常信号が出力さ
れず、上記異常時にのみ第2段演算部17Bで演算され
た第2段モデル流速と定量弁16の第2段間弁動作に伴
って変化する流速との間の偏差が許容範囲を越えて大き
くなるので第2段異常検出回路19Bから異常信号が出
力される。
そのため、上記異常時には第2段異常検出回路19Bか
らの異常信号により警報装置11および緊急遮断弁12
が作動され、異常状態を操作者に告知するとともに給液
を停止させて過大な給液あるいはオーバーフローを未然
に防止する。
本発明定量制御装置は以上詳細に説明した如くであって
、閉弁信号出力後の流速変化を監視することにより、過
大な行過ぎ量の発生およびこの過大な行過ぎ量に基づく
オーバーフロー事故の発生を未然に防止することができ
るので、定量積込精度の低下を迅速かつ確実に発見でき
るばかりでなく、オーバーフロー事故に起因する環境汚
染、火災事故の発生を防止できる等、幾多の特徴、利点
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明定量制御装置の第1実施例の系統図、第
2図は本発明定量制御装置の第2実施例の系統図をそれ
ぞれ示す。 1・・・・・・パルス計数器、2・・・・−流量計、3
・・・・・・給液量設定器、4・・・・・・定量比較回
路、5・・・・・・閉弁信号出力部、6・・・・・・定
量弁、7・・・・・・定常流速検出部、8・・・・・・
演算部、9・−・・・・流速検出部、10・・・・・・
異常検出回路、11・・・・・・警報装置、12・・・
・・・緊急遮断弁、13・・・・・・給液量設定器、1
3A・・・・・・第1段給液量設定器、13B・・・・
・・第2段給液量設定器、T4A・・・・・・第1段定
量比較回路、14B・・・・・・第2段定量比較回路、
15A・・・・・・第2段間弁動号出力部、15・・・
・・・第2段間弁動号出力部、16・・・・一定量弁、
17A・・・・・・第1段演算部、17B・−・・・・
第2段演算部、18A・・・・・・第1段流速検出部、
18B・・・・・・第2段流速検出部、19A・・・・
・・第1段異常検出回路、19B・・・・・・第2段異
常検出回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 配管中に設けられた流量計および1段設定型の定量
    弁と、該流量計からの流量パルスを計数するパルス計数
    器と、該パルス計数器で計数した流量パルス数が設定値
    に達したとき一致信号を出力する定量比較回路と、該比
    較回路からの一致信号を受けて前記定量弁に閉弁信号を
    出力する閉弁信号出力部と、前記流量計からの流量パル
    スを受けて前記定量弁全開時の定常流速を検出する定常
    流速検出部と、該定常流速検出部で検出した流速と予め
    メモリされている前記定量弁の正常時の閉弁速度とに基
    づいて前記閉弁信号出力部からの閉弁信号により正常時
    、定量弁が開弁状態から閉弁状態に至るまでの間に変化
    するモデル流速を演算する演算部と、前記定量比較回路
    からの一致信号によりゲートを開き、前記流量計からの
    流量パルスを受けて流速を検出する流速検出部と、該流
    速検出部により検出された流速と前記演算部で演算され
    たモデル流速とを比較し、両流速の偏差が許容範囲を越
    えているときに異常信号を出力する異常検出回路とより
    構成したことを特徴とする定量制御装置。 2 配管中に設げられた流量計および2段設定型の定量
    弁と、該流量計からの流量パルスを計数するパルス計数
    器と、該パルス計数器で計数した流量パルス数がそれぞ
    れの設定値に達したとき第1段、第2段一致信号を出力
    する第1段定量比較回路および第2段定量比較回路と、
    該両比較回路からの一致信号を受けて前記定量弁に第1
    段、第2段閉弁信号を出力する第1段閉弁信号出力部お
    よび第2段閉弁信号出力部と、前記流量計からの流量パ
    ルスを受けて前記定量弁全開時の定常流速を検出する定
    常流速検出部と、該定常流速検出部で検出した流速とそ
    れぞれ予めメモリされている前記定量弁の正常時の第1
    段閉弁速度および第2段閉弁速度とに基づいて前記第1
    段、第2段閉弁信号出力部からの第1段、第2段閉弁信
    号により正常時、定量弁が第1段閉弁する間および第2
    段閉弁する間に変化する第1段、第2段モデル流速を演
    算する第1段演算部および第2段演算部と、前記第1段
    、第2段定量比較回路からの第1段、第2段一致信号に
    よりそれぞれゲートを開き、前記流量計からの流量パル
    スを受けて流速を検出する第1段流速検出部および第2
    段流速検出部と、該第1段、第2段流速検出部により検
    出された流速と前記第1段、第2段演算部で演算された
    第1段、第2段モデル流速とを比較し、両流速の偏差が
    許容範囲を越えているときにそれぞれ異常信号を出力す
    る第1段異常検出回路および第2段異常検出回路とより
    構成したことを特徴とする定量制御装置。
JP9239978A 1978-07-28 1978-07-28 定量制御装置 Expired JPS584969B2 (ja)

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