JPS5849538Y2 - 押しボタン装置 - Google Patents

押しボタン装置

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Publication number
JPS5849538Y2
JPS5849538Y2 JP11910979U JP11910979U JPS5849538Y2 JP S5849538 Y2 JPS5849538 Y2 JP S5849538Y2 JP 11910979 U JP11910979 U JP 11910979U JP 11910979 U JP11910979 U JP 11910979U JP S5849538 Y2 JPS5849538 Y2 JP S5849538Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
pair
flange plates
cabinet
front wall
Prior art date
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Expired
Application number
JP11910979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5637322U (ja
Inventor
英明 関口
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 filed Critical 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
Priority to JP11910979U priority Critical patent/JPS5849538Y2/ja
Publication of JPS5637322U publication Critical patent/JPS5637322U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は押しボタン装置、特にスイッチに使用される押
しボタン装置に関する。
従来、スイッチに使用される押しボタン装置は、第1図
に示されるように、1は合成樹脂成型品からなる棒軸状
の押しボタン、aはこの押しボタンの外端部を形成する
円柱状の押圧部、bは押しボタン1の内端部を形成する
一対の軸部で、この一対の軸部すはこれらの間に隙間f
を有し、これにより一対の軸部すはこれらの弾性に抗し
て開閉自在になる。
Cは一対の軸部すの各先端に互いに外向きに突出される
略くさび形の抜は止め片である。
2は箱型のキャビネットの前面壁、eはこの前面壁の適
所にあけられる円形孔、dは帯状板の一対のフランジ板
で、これらフランジ板dは円形孔eの縁部寄りでかつキ
ャビネットの前面壁2の裏側に一体的にあるいは固着な
どして、孔eを挾んで互いに平行に形成される。
押しボタン1は、箱型のキャビネットの前面壁2の円形
孔eに挿入され、押しボタン1がさらに押圧されると、
押しボタン1の先端の略くさび形の片Cと、キャビネッ
トの前面壁2の裏側に配設されている所定の間隔を有し
た一対のフランジ板dとにより、軸部すはその隙間fが
狭められながら一対のフランジ板dを通過し、先端の略
くさび形の片Cの最も幅の広い部分が、一対のフランジ
板dを通過し終わると、押しボタン1の軸部すが有する
弾性により、軸部すは元の隙間fに戻って先端の一対の
略くさび形の片Cが、一対のフランジ板dにひっかかり
押しボタン1は容易に孔eから抜けなくなる。
そして、さらに押しボタン1を押し込むと同抑圧軸上に
ある図示省略のスイッチをオンにするが、このとき一対
のフランジ板dは、1つの押しボタン1に対してキャビ
ネットの前面壁2の裏側にキャビネットと一体にあるい
は固着などして、円形孔eの縁部寄りで平行に突出成形
されているためキャビネットの前面壁2の円形孔eに挿
入されている押しボタン1の左右横方向のブレ、すなわ
ちフランジ板方向のブレは、これら一対のフランジ板d
によって抑制することができるのでほとんどないが、押
しボタン1の上下方向、すなわち一対のフランジ板dの
平行方向には何ら突起物がないため、ブレを抑制するこ
とができず大きくブレが起こり、押圧力が正確かつ安定
に押しボタン1の抑圧方向へ伝わらず、しかもそのブレ
のため、指の感触もはなはだ悪く、さらにキャビネット
の前面壁2に多数の押しボタン1を並列に挿入した場合
等、このブレのため押しボタン1は正確に配列されず、
また各押しボタンは安定せず、外観上の美観もよくない
という欠点があった。
本考案の目的は、上記欠点を解消し、押しボタンを押圧
したとき、押しボタンは、一対のフランジ板の上下平行
方向のブレが抑制されることにより、押しボタンへの押
圧力を抑圧軸線方向に正確かつ安定に、押しボタンへ伝
達し、押しボタンを正確かつ安定に抑圧軸線方向へ移動
させ、同抑圧軸線上にあるスイッチを確実にオンにさせ
るとともに、押しボタンを押圧する際に指の感触を良く
し、キャビネットの前面壁から多数挿入された押しボタ
ンを安定させ外観上の美観も良い押しボタン装置を提供
するにある。
本考案の構成を一実施例について、添付図面の第2、第
3図を参照して説明する。
なお、第2、第3の参照番号は、第1図のものと対応す
る部分に、第1図と同じ参照番号が使用されている。
第2、第3図の3は、一対の突起部で、この突起部3は
一対のフランジ板dの相対する各面に直角にそれぞれ突
出される。
これら突起部は、フランジ板dと一体的に作られてもよ
く、あるいは接着などの固着でもよく、これら突起部は
押しボタン1の軸部すを上下からはさむように突出させ
て形成される。
これら突起部3の突出の位置は、一対のフランジ板dの
片側に、押しボタン1の上方用として一カ所突出させ、
もう一方のフランジ板dに押しボタン1の下方用として
1カ所突出させてもよく、その逆であっても良い。
また、一対のフランジ板dのうちの1方から押しボタン
1の上下方向へ2カ所突出させてもよく、さらに一対の
フランジ板dの両方から押しボタン1の上下方向へ4カ
所突出させてもよく、また、その突起物が長くなって上
下2カ所で連結してもかまわない。
上述の構成において、押しボタン1の抑圧部外端部の円
柱状部aは、キャビネットの前面壁2の円形孔eに挿入
され、つづけてその円柱状部aの内側端面から突出した
一対の軸部すの先端部の略くさび形片Cは、キャビネッ
トの前面壁2の裏面に一体的にあるいは固着などして互
いに平行して形成された一対のフランジ板dの間に押圧
力により挿入される。
このとき一対のフランジ板dの間隔は押しボタン1の先
端部の一対の略くさび形片Cの最大幅よりも狭く、略く
さび形片Cの元端から始まる一対の平行な軸部すの幅よ
りもやや広い間隔なので、押しボタン1の先端部の一対
の略くさび形の片Cが、押圧力により一対のフランジ板
dの間に挿入される時、略くさび形片Cにより、挿入時
では、一対の軸部すは押圧力のため隙間fを狭くしなが
ら、一対のフランジ板dの間に、略くさび形片Cとフラ
ンジ板dとの摩擦力に抗して挿入される。
そして一対の略くさび形片Cが、一対のフランジ板dを
通過して一対の略くさび形片Cの最大幅部分である元端
が、一対のフランジ板dよりも外に出た時、一対の軸部
すは、押圧力により一対のフランジ板dからそれまで加
えられていた力が除去されて、復元力により元の広い隙
間fに戻り、一対の略くさび形Cの元端が、一対のフラ
ンジ板dの置端にそれぞれひっかかり、結果として押し
ボタン1は孔eから抜けなくなり、押しボタン1はセッ
トされる。
かくして、この状態で、押しボタン1の押圧力により、
同抑圧軸線上にある電極を形成する弾性片gを押圧しそ
の一端が電極りに接触することによりスイッチSをオン
にするが、この時、キャビネットの前面壁2に挿入され
た押しボタン1は、キャビネットの前面壁2の裏側に一
体成形された一対のフランジ板dにより、左右横方向で
あるフランジ板方向への押しボタン1のブレを抑制する
と共に、突起部3によって、上下方向である一対のフラ
ンジ板dの長手方向へのブレも抑制できるので、押しボ
タン1のブレが上下左右と四方から抑制されることにな
り、押しボタン1は上下左右の四方のブレがなくなり安
定する。
その結果、第3図に示すように、本考案を実際にスイッ
チS等の押しボタン装置として使用する場合、押圧力は
押しボタンを抑圧方向へ正確かつ安定に移動させ、スイ
ッチSを確実にオンにして、しかも押しボタンを押圧す
る際に、ブレがなく指の抑圧感も向上させることができ
る。
以上説明したように本考案によれば、押しボタン1を押
圧したとき、押しボタン1は上下左右の四方へのブレが
なくなり、押しボタン1を押圧する時、押圧力を押圧方
向に正確かつ安定に押しボタン1へ伝達し、押しボタン
1を正確かつ安定に押圧方向へ移動させ、同抑圧軸線上
にあるスイッチSを確実にオンにすると共に、押しボタ
ン1を押圧する際に、押しボタン1の上下左右の四方向
へのブレがないので指の感触が著しく向上し、かつキャ
ビネットの前面壁2に多数配列された押しボタンを表面
から見たとき、上下左右の四方向へのブレがないので安
定した、ブレによる不整列がなくなり、押しボタンを整
然と並ばせることができ外観上の美観も良いという、多
種のすぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の押しボタン装置の説明図、第2図は本考
案の押しボタン装置の説明図、第3図は実際にスイッチ
に使用する本考案の押しボタン装置の説明図である。 1・・・・・・押しボタン 2・・・・・・キャビネッ
トの前面壁、3・・・・・・突起部、a・・・・・・押
しボタンの円柱状部、b・・・・・・押しボタンの軸部
、C・・・・・・略くさび形片、d・・・・・・フラン
ジ板、e・・・・・・孔、f・・・・・・一対の軸部す
の隙間、g・・・・・・弾性片、h・・・・・・電極、
S・・・・・・スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 棒軸状で内端側が一対の軸部になると共に、これら軸部
    先端に一対の抜は止め片を有してなる押しボタンと、該
    押しボタンの内端側を挿入するためのキャビネットの前
    面壁の適所にある孔と、この孔の縁部寄りで前記押しボ
    タンの軸部をその挿入方向に対して相対する直角な方向
    からさしはさむように前記キャビネットの前面壁の裏側
    に形成される一対のフランジ板と、該フランジ板の相対
    する面に前記押しボタンの軸部をその挿入方向に対して
    残る相対する直角な方向からさしはさなように形成され
    る一対の突起部とから構成されることを特徴とする押し
    ボタン装置。
JP11910979U 1979-08-31 1979-08-31 押しボタン装置 Expired JPS5849538Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11910979U JPS5849538Y2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31 押しボタン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11910979U JPS5849538Y2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31 押しボタン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5637322U JPS5637322U (ja) 1981-04-09
JPS5849538Y2 true JPS5849538Y2 (ja) 1983-11-11

Family

ID=29351316

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11910979U Expired JPS5849538Y2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31 押しボタン装置

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