JPS584943Y2 - 紡機用樹脂トラベラ - Google Patents
紡機用樹脂トラベラInfo
- Publication number
- JPS584943Y2 JPS584943Y2 JP1978116039U JP11603978U JPS584943Y2 JP S584943 Y2 JPS584943 Y2 JP S584943Y2 JP 1978116039 U JP1978116039 U JP 1978116039U JP 11603978 U JP11603978 U JP 11603978U JP S584943 Y2 JPS584943 Y2 JP S584943Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traveler
- head
- resin
- legs
- dimension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は大番手の精紡や撚糸に用いる樹脂トラベラの構
成に関するものであり、′リングに対゛し掛は外しを容
易にすると共にリングならびに糸との摩擦抵抗を減少せ
しめることを目的とするものである。
成に関するものであり、′リングに対゛し掛は外しを容
易にすると共にリングならびに糸との摩擦抵抗を減少せ
しめることを目的とするものである。
従来、紡機用の樹脂トラベラは第１図に示す様に頭部１
から胴部２１脚部３に至る部分が第２凶に示す略矩形の
断面で形成されており、この様なトラベラ形状では大番
手のトラベラになると前記各部□於ける幅Ｗ及び厚さＴ
が犬となるため、リングに掛は外しをするとさ、大きな
力を必要とし。
から胴部２１脚部３に至る部分が第２凶に示す略矩形の
断面で形成されており、この様なトラベラ形状では大番
手のトラベラになると前記各部□於ける幅Ｗ及び厚さＴ
が犬となるため、リングに掛は外しをするとさ、大きな
力を必要とし。
トラベラの掛は外しの作業時間が長くなる。
また局部的に無理な力が働いてトラベラを傷つけたり。
折損させたりするなど種々の欠点が生じ、トラベラ専用
の着脱器をいちいち用いなげればならないという不便を
生じる。
の着脱器をいちいち用いなげればならないという不便を
生じる。
本考案はかかる樹脂トラベラの欠点を取り除くものであ
り、樹脂トラベラの頭部前方に所定の角度で傾斜する指
で押し易い平面部を設けると共に胴部を撓み易い形状と
なしてリングに対する掛は外しを容易になし、更に糸及
びリング対し摩擦抵抗を減少せしめた紡機用樹脂トラベ
ラを提供するものである。
り、樹脂トラベラの頭部前方に所定の角度で傾斜する指
で押し易い平面部を設けると共に胴部を撓み易い形状と
なしてリングに対する掛は外しを容易になし、更に糸及
びリング対し摩擦抵抗を減少せしめた紡機用樹脂トラベ
ラを提供するものである。
以下本考案の実施例を図面により説明する。
第３図イ２口に示す様に、頭部１．胴部２１脚部３を要
部として構成する樹脂トラベラの頭部１の前面４を内側
に１５°以下好ましくは５〜１３°の角度θで傾斜させ
た指で押し易い平面５（点線で示す部分）を形威し、リ
ングから外すとぎに親指で５の平面を押すだけで容易に
リングから外す事が可能になるよう構成している。
部として構成する樹脂トラベラの頭部１の前面４を内側
に１５°以下好ましくは５〜１３°の角度θで傾斜させ
た指で押し易い平面５（点線で示す部分）を形威し、リ
ングから外すとぎに親指で５の平面を押すだけで容易に
リングから外す事が可能になるよう構成している。
またトラベラの胴部２は頭部の内側６から脚部３の内側
６′に至る腹部７を凹凸凹形状の凸部がなだらかな曲線
で推夢する連続曲線で構成し、腹部７に対向する背部８
は曲率半径が非常に犬なる直線に近い曲線で形成して胴
部の厚み方向寸法Ｔ１を頭部、脚部よりも小さくすると
共に第３図口に示す様に頭部１に続く胴部２の上部から
脚部３にわたる胴部の幅方向の寸法Ｗ１を狭めて形成す
ることによって胴部に撓み性を持たせリングに掛は易い
形状となしている。
６′に至る腹部７を凹凸凹形状の凸部がなだらかな曲線
で推夢する連続曲線で構成し、腹部７に対向する背部８
は曲率半径が非常に犬なる直線に近い曲線で形成して胴
部の厚み方向寸法Ｔ１を頭部、脚部よりも小さくすると
共に第３図口に示す様に頭部１に続く胴部２の上部から
脚部３にわたる胴部の幅方向の寸法Ｗ１を狭めて形成す
ることによって胴部に撓み性を持たせリングに掛は易い
形状となしている。
更に頭部１は厚み方向の寸法Ｔ２及び幅方向寸法Ｗ２を
大きくすることにより糸通過面９を太きく緩やかな曲線
となし糸との摩擦抵抗を減少せしめ、糸毛羽の発生なら
びにトラベラの糸による摩耗を防止し、空気抵抗を効果
的に受ける形状に構威している。
大きくすることにより糸通過面９を太きく緩やかな曲線
となし糸との摩擦抵抗を減少せしめ、糸毛羽の発生なら
びにトラベラの糸による摩耗を防止し、空気抵抗を効果
的に受ける形状に構威している。
尚１本考案の樹脂トラベラは６ナイロン、６，６ナイロ
ン、ポリアセタール等の比較的耐熱、耐摩耗性の樹脂素
材を用い、さらにこれらの樹脂素材にガラス繊維、炭素
繊維又は金属繊維或はこれらの粉末、油剤等を混入、成
形して強度ならびに耐久性、潤滑性を持たせることがで
きる。
ン、ポリアセタール等の比較的耐熱、耐摩耗性の樹脂素
材を用い、さらにこれらの樹脂素材にガラス繊維、炭素
繊維又は金属繊維或はこれらの粉末、油剤等を混入、成
形して強度ならびに耐久性、潤滑性を持たせることがで
きる。
本考案は上記の如くなし１頭部前面に内側に傾斜する平
面部を設け、大番手のトラベラ□於てもリングから外す
時に、平面部を指で押すだけでたわみを生じ易い胴部に
形成しているから、胴部の外方にたわみを生じて容易に
外すととができ２作業時間が短縮されるという経済的効
果が得られ。
面部を設け、大番手のトラベラ□於てもリングから外す
時に、平面部を指で押すだけでたわみを生じ易い胴部に
形成しているから、胴部の外方にたわみを生じて容易に
外すととができ２作業時間が短縮されるという経済的効
果が得られ。
トラベラを折損することがなくなる。
また頭部を大きくして糸通過面を太さく緩やかな曲線と
したので糸との摩擦抵抗を少＜シ、糸との局部摩擦によ
る摩滅によるトラベラ切断や溶融糸の発生が防止されト
ラベラの寿命を延長する。
したので糸との摩擦抵抗を少＜シ、糸との局部摩擦によ
る摩滅によるトラベラ切断や溶融糸の発生が防止されト
ラベラの寿命を延長する。
また腹部と背部よりなる胴部の腹部を糸通過面と脚部と
の接触部で厚みを最小として順次厚みを増加するなだら
かな凸曲線で形成し、また、胴部の幅方向の寸法を頭部
より狭めて形成することによってリングに対して安定し
た位置でそわせて走行させることができると共に、撓み
性を持たせるように形成したので、リングに対し背部を
加圧するだけで簡単に嵌め込むことができるなどの実用
的効果の犬なる考案である。
の接触部で厚みを最小として順次厚みを増加するなだら
かな凸曲線で形成し、また、胴部の幅方向の寸法を頭部
より狭めて形成することによってリングに対して安定し
た位置でそわせて走行させることができると共に、撓み
性を持たせるように形成したので、リングに対し背部を
加圧するだけで簡単に嵌め込むことができるなどの実用
的効果の犬なる考案である。
第１図は従来例を示す側面図、第２図は第１図に於ける
各部の断面図、第３図は本考案の紡機用樹脂トラベラの
１実施例を示し、イは側面図０口は正面図である。 １・・・・・・頭部、２・・・・・・胴部、３・・・・
・・脚部、４・・・・・・前面、５・・・・・・平面、
６・・・・・・内側、７・・・・・・腹部。 ８・・・・・・背部、９・・・・・・糸通過面。
各部の断面図、第３図は本考案の紡機用樹脂トラベラの
１実施例を示し、イは側面図０口は正面図である。 １・・・・・・頭部、２・・・・・・胴部、３・・・・
・・脚部、４・・・・・・前面、５・・・・・・平面、
６・・・・・・内側、７・・・・・・腹部。 ８・・・・・・背部、９・・・・・・糸通過面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 樹脂トラベラ頭部前面にリングから取外しの為の押圧平
面部を設け、胴部と頭部および胴部と脚部との各接続部
で厚み方向の寸法Ｔ１を最小とし。 かつトラベラ内側の糸通過部から脚部に至る腹部をなだ
らかな凸曲線で形成すると共に、上記胴部の上部から脚
端にわたる幅方向の寸法Ｗ１を頭部の寸法Ｗ２よりも狭
めて構成し且１幅方向の寸法を犬とした糸通過部を曲率
半径の犬なる曲線で形成してなる紡機用樹脂トラベラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978116039U JPS584943Y2 (ja) | 1978-08-23 | 1978-08-23 | 紡機用樹脂トラベラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978116039U JPS584943Y2 (ja) | 1978-08-23 | 1978-08-23 | 紡機用樹脂トラベラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5533935U JPS5533935U (ja) | 1980-03-05 |
| JPS584943Y2 true JPS584943Y2 (ja) | 1983-01-27 |
Family
ID=29068219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978116039U Expired JPS584943Y2 (ja) | 1978-08-23 | 1978-08-23 | 紡機用樹脂トラベラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS584943Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS503544A (ja) * | 1973-05-14 | 1975-01-14 | ||
| JPS5035441A (ja) * | 1973-03-26 | 1975-04-04 |
-
1978
- 1978-08-23 JP JP1978116039U patent/JPS584943Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5035441A (ja) * | 1973-03-26 | 1975-04-04 | ||
| JPS503544A (ja) * | 1973-05-14 | 1975-01-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5533935U (ja) | 1980-03-05 |
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