JPS5849197Y2 - 溶接棒被覆装置 - Google Patents

溶接棒被覆装置

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JPS5849197Y2
JPS5849197Y2 JP16841078U JP16841078U JPS5849197Y2 JP S5849197 Y2 JPS5849197 Y2 JP S5849197Y2 JP 16841078 U JP16841078 U JP 16841078U JP 16841078 U JP16841078 U JP 16841078U JP S5849197 Y2 JPS5849197 Y2 JP S5849197Y2
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JP
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coating
tray
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solid
welding rod
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JP16841078U
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JPS5583752U (ja
Inventor
駿 安永
Original Assignee
日鐵溶接工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、心線に被覆剤を塗装して被覆溶接棒を作る溶
接棒被覆装置に関する。
被覆溶接棒は例えば4 mm 、長さ400wnの鋼心
線に、フラックスを水ガラスなどの粘結剤で固めた被覆
剤を塗装してなる。
心線の周囲に被覆剤を塗装するには該被覆剤を通常成型
プレスにより予め適当な大きさの固型状(短円柱状)に
成型し、これを受皿に載せてコンベア等の搬送機により
塗装機へ供給する。
塗装機ではピストンによりこれをシリンダ内に挿入しか
つ強圧すると被覆剤はシリンダ後端のノズル部から放出
される。
このときノズル部には所定長さの心線が高速度で供給さ
れており、従って心線はその周囲を同心円状に被覆剤層
で覆われてノズルより出て来る。
こうして被覆溶接棒が作られるが、その製造速度は毎分
1200〜1500本というような高速度であり、そし
て塗装機のシリンダへ固型被覆剤が1回装填されると4
分程度は被覆動作を続けることができる。
ところで従来は各塗装機ごとに1台の被覆剤成型プレス
が設けられていた。
そして被覆剤成型プレスには作業員が必要であるから設
備全体が大型、複雑となり省力化の点でも問題がある。
本考案ばかへる点を改善しようとするものでその特徴と
するところは塗装された溶接棒を搬送するコンベアに沿
って2台の塗装機を配設し、これらに対して1台の被覆
剤成型プレスを設け、更に、該成型プレスが成型した固
型被覆剤を前記2台の塗装機の一方および他方へ交互に
供給する搬送機構を設けた点にある。
次に本考案を実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例の平面図である。
図中1は成型プレス、2は搬送コンベア、3は横押しシ
リンダ、20.22は固型被覆剤4を載せる受皿、17
も受皿であり、5は受皿20から移された固型被覆剤4
をシリンダ14へ押込むピストン、6はその作動用シリ
ンダである。
7は心線35をシリンダ14の後端ノズル部41に供給
する送線機である。
8は第1塗装機15と第2塗装機16の間に配設された
走行レール、9はノズル部41と塗装コンベア10との
間に設けられたクロスコンベア、11は被覆溶接棒の端
揃え機、13は同ストッパ、18,19.21は受皿、
33は送線機7の心線送給用ローラである。
成型プレス1により被覆剤を大きさ175wψX250
mm程度の円柱型に圧縮成型する。
これをここでは固型被覆剤4と呼ぶ。
成型プレス1で作られた1個の固型被覆剤4は点線で示
すスタート位置にある受皿22に載せる。
受皿22は可逆モータ等を駆動源として往復動する搬送
コンベア2に取付けらへ実線で示す終端位置と点線始端
位置との間を往復する。
成型プレス1の固型被覆剤製造速度は毎分5個程度であ
り、受皿22はこれを第1塗装機15側へ運ぶ。
固型被覆剤4を載せた受皿22が終端位置に来ると、こ
の位置の固型被覆剤4と整列状態にある横押しシリンダ
3が作動し、固型被覆剤4を受皿22から受皿20へと
押し出し、そして受皿22はスタート位置に戻る。
このときすでに成型プレスによって次の固型被覆剤がで
きており、これをスタート位置に戻った受皿22が受け
て再度終端位置へ搬送し、横押しシリンダ3が受皿20
へと押し出す。
この除光に載せられた固型被覆剤は後の固型被覆剤に押
されて前進し、長い受皿20に2つ並ぶ乞とになる。
以下同様の動作を繰返し、やがて受皿20には5個の固
型被覆剤4が図示の如く並んで一杯となる。
このようにして5個の固型被覆剤4を載せた受皿20は
後述する油圧シリンダによって回動して受皿17側へ傾
斜する。
すると5個の固型被覆剤4は転動して受皿17へ移され
る。
受皿17上では、この位置の固型被覆剤4と整列して抑
圧シリンダ6のピストン5が配設されており、従って該
シリンダに圧縮空気または圧油を供給するとピストン5
は突き出し、5個の固型被覆剤4を同時に押してシリン
ダ14へ押込む。
更にピストン5が前進すると固型被覆剤はシリンダ14
内で強圧され、その後端ノズル部41から噴出する。
この際、同時にノズル部41中へ送線機7から心線35
が引続いて高速度で送られて来る。
被覆剤は心線35の周囲に一様に固着塗装されて(その
ように位置合わせしである)ノズル部41から放出さヘ
クロスコンベア9に載って塗装コンベア10へ搬送され
る。
前述のように心線速度は極めて大であるからこの捷〜で
は塗装コンベア10を越えて放出されてしまうが、この
被覆溶接棒の進路前方にはストッパ13があり、これに
受取められて被覆溶接棒は点線で示す如く塗装コンベア
10上にその幅方向に載って図示矢印方向に送られる。
以上が塗装機15による塗装動作の概要である。
が、他方の塗装機16による塗装動作もほぼ同様であり
、次の如くなる。
即ち前述のようにして、成型プレス1によって成型され
受皿20に5個並べられた固型被覆剤4は、受皿20が
後述する油圧シリンダにより前記と逆方向に受皿18側
に回動するとき該受皿18へ移さへ後述する固型被覆剤
運搬装置によって受皿18は一旦上昇して次いでレール
8に沿って水子移動し、所定位置で下降して第2塗装機
16の受皿19の横に並ぶ。
次に受皿18はこれに附設されている油圧シリンダ(図
示しない)により回動して受皿19側へ傾斜し、受皿1
8上の固型被覆剤は受皿19に載せられる。
受皿19は後述する油圧シリンダにより回動されて受皿
2側へ傾斜し、固型被覆剤は受皿16上へ移される。
以後前述の塗装機15と同じ動作が行なわへ被覆溶接棒
がノズル部41より放出さぁクロスコンベア9に載り、
ストッパ13で受止められて塗装コンベア10上に載り
、図示矢印方向へ送られる。
塗装機15により塗装された被覆溶接棒と塗装機16に
より塗装された被覆溶接棒は塗装機15の位置で合流し
、端揃え機11により端部を揃えられ、ブラッシング装
置12により端部の被覆剥離が行なわれ、次工程へ運ば
れてゆく。
以上は本実施例を平面的に見た場合の動作説明であるが
、次に図中の線A−Aおよび線B−Bから見た本装置の
構造、動作を説明する。
第2図は第1図のA−A線およびB−B線から見た側面
図である。
図中1は成型プレス、2は搬送コンベア、4は固型被覆
剤、5はピストン、1516は第1.第2塗装機、17
〜22は受皿、29は被覆剤運搬装置の伸縮アーム先端
部、30は該先端部の移動経路、36は移載器、31,
31’および38は油圧シリンダ、44は移載器36の
駆動用シリンダである。
前述の如く成型プレス1で固型被覆剤4を作り、これを
移載器36により図示矢印方向に移動させる。
このとき受皿22はスタート位置にあり、図示のように
固型被覆剤4は矢印方向に移動して受皿22に載せられ
る。
なお受皿はすべて略半円型をしている。
受皿22は往復運動をする搬送コンベア2により、第1
図で示した終端位置へ来て受皿20と整列する。
次に前述したように第1図中の横押しシリンダにより受
皿22上にある固型被覆剤4は受皿20に移され、この
後受皿22はスタート位置に戻って再び同じ動作を繰返
し、結局受皿20には固型被覆剤が5個並べられる。
油圧シリンダ31がその操作環31ae前進させると受
皿20は回動して受皿17側へ傾斜する。
逆に油圧シリンダ31がその操作環31aを後退させる
と受皿20は反対方向の受皿18側へ傾斜する。
受皿20を受皿18へ傾斜させると、固定被覆剤4は受
皿18へ移され、この際受皿18は油圧シリンダ38が
その操作環を後退させているので水平を保っている。
このようにして固型被覆剤4を載せた受皿18は、運搬
の際下方にある障害物等に当たらないように運搬装置の
伸縮アームが収縮することにより持上げられ、レール8
に沿って第2塗装機16側へ運ばれ伸縮アームが伸長す
ることにより下降して図示の所定位置に止する。
油圧シリンダ38がその操作環を前進させると受皿18
は矢印方向に回動して受皿19側へ傾き、固型被覆剤4
は受皿19へ移される。
この際受皿19は水平を保っていて、固型被覆剤4t−
確実に受取る。
然る後油圧シリンダ31′がその操作431aを前進さ
せ受皿18を回動させ受皿21側へ傾斜させると、固型
被覆剤4は受皿21へ移動する。
次に固型被覆剤4と同心上にあるピストンが作動し、前
述の塗装工程が行なわれる。
なお被覆剤運搬装置は往復運動する機構となっており、
受皿18に載っている固型被覆剤4を受皿19へ移した
後、受皿18は再び上昇、水平移動かつ下降して塗装機
15へと運ば札元の状態に戻る。
前述のようにシリンダ14に固型被覆剤4を5個装填す
ると4分間は溶接棒塗装を行なうことができ、そして成
型プレス1は5個の固型被覆剤は1分で製造してし1う
から搬送所要時間を加えても1台の成型プレス1で2台
の塗装機15.16に固型被覆剤を充分供給できる。
固型被覆剤の供給は成型プレス1から受皿20へ各1個
ずつ引続いて行なわれ、受皿20へ5個溜ると、その5
個が同時に受皿17側または受皿18側へつ1り第1塗
装機15または第2塗装機16へ交互に供給される。
第1.第2塗装機15,16の受皿17,21上の固型
被覆剤は、該受皿へ移されたのち直ちにシリンダ14
、14’へ装填されるとは限らず、この装填は該シリン
ダが空になるのを待って行なわれる。
次に第3図を参照して被覆剤運搬装置の構造を説明する
第3図Aは被覆剤運搬装置の正面図である。
図で25は天井、8は前述のレール、27は走行用モー
タ、28は巻揚用モータ、29は伸縮アーム42の先端
、38は車輪、40は巻揚ローブ、椙は枠体である。
モータ28を矢印方向に回転させると、ロープ40は巻
揚げられ、伸縮アーム42は縮んで、受皿18を取付け
た伸縮アーム先端部29は上へ上がる。
次にモータ27を右、左何れかの方向へ回転させると、
モータ27と車輪38との連結機構に設けられた歯車(
図示しない)によって減速されて車輪38が右、左何れ
かの方向に回転して、天井25に固定されているレール
8に沿って右方向、左方向の何れかに移動する。
第3図Bはレール8の近傍の断面図である。
図示の如くレール8はH型鋼であり、これを挾むように
して各2個の車輪38が取付けられていて、懸吊型の運
搬機構となっている。
第3図Cは伸縮アーム先端部の側面図であり、受皿18
はその操作用のシリンダ29の配置状態を示す。
以上詳細に説明したように本考案によれば、1台の塗装
コンベアに2台の塗装機を配設し、そして1台の被覆剤
成型プレスによってこれら2台の塗装機に固型被覆剤を
供給するので 被覆溶接棒の製造能力が上り、しかも所
要設備およびその操作に必要とする人員等を節減でき、
システム全体が簡略、高効率化されてより合理的な操業
が行なえ、その利点は犬である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図は第1図
のA−A線およびB−B線から見た側面図、第3図Aは
第1図中の被覆剤運搬装置部の側面図、同図Bはレール
近傍の断面図、同図Cは伸縮アーム先端の側面図である
。 図中、1は被覆剤成型プレス、10は塗装コンベア、1
5.16は塗装機である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)塗装された溶接棒を搬送するコンベアに沿って2
    台の塗装機を配設し、これらに対して1台の被覆剤成型
    プレスを設け、更に、該成型プレスが成型した固型被覆
    剤を前記2台の塗装機の一方および他方へ交互に供給す
    る搬送機構を設けたことを特徴とする溶接棒被覆装置。
  2. (2)搬送機構が、被覆剤成型プレスから固型被覆剤を
    2台の塗装機の一方へ搬送する搬送機構と、2台の塗装
    機間に設けられ、昇降および水平移動して固型被覆剤を
    搬送する被覆剤運搬装置と、前記一方の塗装機に設けら
    れ、前記搬送機構から搬送されてきた固型被覆剤を該一
    方の塗装機へまた該被覆剤運搬装置へ振り分ける振分機
    構とからなることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載の溶接棒被覆装置。
JP16841078U 1978-12-06 1978-12-06 溶接棒被覆装置 Expired JPS5849197Y2 (ja)

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JP16841078U JPS5849197Y2 (ja) 1978-12-06 1978-12-06 溶接棒被覆装置

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JPS5583752U JPS5583752U (ja) 1980-06-09
JPS5849197Y2 true JPS5849197Y2 (ja) 1983-11-10

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ID=29169528

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