JPS5849051B2 - 移動メツセ−ジ通信における入力方式 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は移動メッセージのデータ入力キーの数を減少さ
せ、移動メッセージ通信方式の端末装置の小型化を図っ
た移動メッセージ通信におけるデータ入力方式に関する
ものである。

従来、この種の技術には、卓上電子計算機のキーのよう
に一つのキーに二つの機能を持たせ、選択キーによりど
ちらかの機能を選択して使う方式のものがある。

しかしながら移動メッセージ通信方式の端末装置に必要
な入力キーには、数字（Ｏ〜９）、数種類の符号ないし
記号、「カタカナ」もしくはひらがなからなる「カナ文
字」（４６文字）、アルファベット（２６文字）、その
ほか端末装置操作用のキー等があり、キーの総数は１０
０個程度となり、卓上電子計算機の方式を使うとしても
キーの数は５０〜６０個必要となってしまう。

？ってこれらキーの数が移動メッセージ通信方式の端末
装置の小型化に際して障害となる。

本発明は移動メッセージ通信方式の端末装置において、
一つのキーに数種類の意味を持たせることによりキーの
数を減らし、そのキーのもつ意味のうち必要なものを順
次選択し、これを端末装置で移動メッセージに構成して
発信することを特徴とし、その目的はキーの数の減少に
よる端末装置の小型化を図ることにある。

以下に移動メッセージ通信方式および本発明の実施例に
よる端末装置操作部の構成について説明する。

第１図は移動メッセージ通信方式の回線構成図であって
、１，１２，・・・１ｎは移動メッセージ通信方式にお
ける固定端末、２は移動メッセージ通信方式における回
線制御局、３は移動メッセージ通信方式における無線基
地局、４１゜，４２，・・・４ｎは、移動メッセージ通
信方式における移動端末、５は移動端末より発信するメ
ッセージ情報である。

移動端末から固定端末へメッセージを伝送する場合、あ
る移動端末（たとえば４１）が固定端末（たとえば１１
）に対応するダイヤル信号を付加した発呼信号を発呼す
ることによって、この発呼信号が無線基地局３を経由し
て回線制御局２へ到着し、通話回線（ここでは４、〜３
〜２〜１１）が設定される。

通話回線設定後、移動端末から固定端末へメッセージを
伝送する。

次に固定端末から移動端末へメッセージを伝送する場合
、固定端末（たとえば１１）が移動端末（たとえば４）
に対応するダイヤル信号を発信し、これを受けて回線制
御局２は無線基地局３を経由して移動端末へ一斉呼出信
号を送出する。

呼出信号を受けた該当端末（ここでは４、）は応答信号
を無線基地局３を経由して回線制御局２へ送出し、通話
回線（ここでは１、〜２〜３〜４）が設定される。

通話回線設定後、固定端末から移動端末へメッセージを
伝送する。

移動端末相互間のメッセージ伝送の場合、ある移動端末
（たとえば４）が別の移動端末（たとえば４２）に対応
するダイヤル信号を付加した発呼信号を発信する。

これを受けて回線制御局２は移動端末へ一斉呼出信号を
送出し、該当端末（ここでは４２）からの応答信号を受
けて通話回線（ここでは４１〜３〜２〜３〜４２）が設
定される。

通話回線設定後、移動端末間でメッセージ伝送が行われ
る。

ここで、メッセージ情報は送信側の端末装置からキーに
よって入力された文字に対応して、通話回線帯域を通過
しうるように変調されたデータ信号として伝送され、受
信側で復調された後、端末装置の表示器（たとえば後で
説明する第２図のメッセージ表示器■）に文字として表
示される。

上記のような移動メッセージ通信方式において用いられ
る端末装置について、本発明の実施例を以下に説明する
。

第２図は本発明による移動メッセージ通信方式における
端末装置操作部の一例を示し、■はデータ選択用表示器
であり、１文字分の表示機能をもつ。

■はメッセージ表示器であり、１０〜２０文字分の表示
機能をもつ。

また「ア行」キーには「ア」 「イ」 「ウ」 「工」
「オ」の文字が含まれ、１’−Ａ−ＥｌキーにはｒＡ
Ｊ ｒＢＪ ｒｃＪ ｒＤＪ「Ｅ」の文字が含ま
れ、これらの選択には「シフト」キーを用いる。

他の「力行」、「サ行」・・・・・・「ヤ行、ワ行、ン
」、ｉ’Ｆ−ＪＪ、・・・・・・・「Ｕ−ＺＪ「０〜９
」キーも同様である。

「入力」キーは、データ選択用表示器Ｉに表示されてい
る選択されたデータを、端末装置のメモリに入れると同
時に、メッセージ表示器■に表示させるためのキーであ
る。

「発信」キーは端末装置のメモリに構成された移動メッ
セージを、相手加入者に発信するためのキーである。

「消去」キーは選択されてデータ選択用表示器Ｉに表示
されているデータ、メモリに入れられたデータ、メッセ
ージ表示器Ｈに表示されているデータをすべて消去する
ためのキーである。

次に本発明による動作を、たとえば「車ＡＢを売れ」と
いうメッセージを発信する場合について説明する。

第３図はこの場合におけるメッセージ構成の一例の動作
説明図である。

（ｉ）「消去」キーを押して、メモリ内容と表示器Ｉ，
ＩＩの表示を消す。

（ｉｉ） 「力行」キーを押すと、データ選択用表示
器Ｉに「力」が表示されるので、「シフト」キーを２回
押す。

データ選択用表示器Ｉの表示は「ク」となる。

なお「シフト」キーを押しつづけると、表示器Ｉの表示
は「力」 「キ」 「ク」 「ケ」 「コ」 「力」「
キ」・・・・・・というように循環する。

（ｉｉｉ） データ選択用表示器Ｉの表示が「ク」と
なったら、「入力」キーを押して「ク」をメモリに入れ
ると同時に、メッセージ表示器Ｈに表示させる（第３図
■）。

＋ＩＶ） 次に同様にして、「ラ行」キーと「シフト
」キーにより、データ選択用表示器Ｉに「ル」を表示さ
せ、「入力」キーにより「ル」をメモリに入れると同時
に、メッセージ表示器■に表示させる（第３図■）。

（Ｖ） 同様な操作を繰り返し、メッセージデータを
順番にメモリに入れて行き、メモリにメッセージを構成
する。

なおこのメッセージはメッセージ表示器■に表示される
（第３図■）。

（ｖｔ メッセージの構成が終わったら、「発信」キ
ーによりそのメッセージを相手加入者に発信する。

以上説明したように、本発明の移動メッセージ通信にお
ける入力方式は、移動メッセージ通信を行うのに必要な
１００個程度の端末装置の入力キーの数を、３０〜４０
個に減少させることができ？ので、これにより端末装置
を小型化できる。

また１文字ずつデータを選択してメッセージを構成して
行き、メッセージ構成が完了した時点で、まとめてデー
タを発信するので、誤りのないメッセージの発信ができ
、また発信時間が短いので、回線、特に無線回線の利用
効率が向上する利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は移動メッセージ通信方式における回線構成図、
第２図は移動メッセージ通信方式における端末装置操作
部（キー）の一例を示す図、第３図はメッセージ構成の
一例の動作説明図である。 １ ，１ ．・・・・・・，１ｎ・・・・・・移動メッ
セージ通信１ ２ ツ 方式における固定端末、２・・・・・・移動メッセージ
通信方式における回線制御局、３・・・・・・移動メッ
セージ通信方式における無線基地局、４，４２，・・・
・・・・４ｏ・・・・・・移動メッセージ通信方式にお
ける移動端末、５・・・・・・移動端末より発信するメ
ッセージ情報、■・・・・・・データ選択用表示器、■
・・・・・・メッセージ表示器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 固定通信網の加入者である固定端末と移動端末間お
   よび移動端末相互間で文字による短いメッセージの伝送
   を行う移動メッセージ通信におけるデータ入力方式にお
   いて、端末装置に、入力されたメッセージを記憶する「
   メモリ」とメッセージの文字入力時にその文字１文字分
   を表示する「データ選択用表示器」と記憶しているメッ
   セージのメモリ内容を表示する「メッセージ表示器」と
   特定の順序のある複数個の「カナ文字」をまとめた複数
   の「カナ文字」キーとアルファベット順に複数個の「外
   国文字」をまとめた複数の「外国文字」キーとＯ〜９ま
   での１０個の数字をまとめた「数字文字」キーと前記「
   カナ文字」、「外国文字」および「数字文字」をシフト
   させる「シフト」キーとシフト後の選択した文字または
   数字をメモリへ入力する「入力」キーと前記メモリ、デ
   ータ選択用表示器およびメッセージ表示器の内容をすべ
   て消去する「消去」キーとメモリへ入力したメッセージ
   内容を発信させる「発信」キーを設け、「消去」キーを
   押した後、前記「カナ文字」キー「外国文字」キー、「
   数字文字」キーおよび「シフト」キーを押すことにより
   希望する文字または数字をデータ選択用表示器に表示さ
   れた内容で確認しながら選択した後、「入力」キーを押
   して伝送するメッセージを１文字ずつ順番にすべてメモ
   リに入れてメッセージを構戒するとともに、このメッセ
   ージをメッセージ表示器に表示された内容で確認した後
   、「発信」キーを押して発信するようにしたことを特徴
   とする移動メッセージ通信Ｉこおける入力方式。