JPS5848479Y2 - 低温ガス製造装置 - Google Patents

低温ガス製造装置

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Publication number
JPS5848479Y2
JPS5848479Y2 JP5059782U JP5059782U JPS5848479Y2 JP S5848479 Y2 JPS5848479 Y2 JP S5848479Y2 JP 5059782 U JP5059782 U JP 5059782U JP 5059782 U JP5059782 U JP 5059782U JP S5848479 Y2 JPS5848479 Y2 JP S5848479Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquefied gas
temperature
gas tank
cooled
tank
Prior art date
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Expired
Application number
JP5059782U
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English (en)
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JPS5844599U (ja
Inventor
直彦 山下
昌平 石川
紀久彦 渡辺
Original Assignee
テイサン株式会社
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Publication date
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷凍療法例えばリューマチ治療のために局部へ
吹きつける一100°〜−180℃ノ非常に低温な空気
又はこれに類似の組成のガスを発生するための低温ガス
製造装置に関するものである。
以下図面によって本考案の実施例を説明する。
従来特公昭51−34829号公報に示すように2つの
タンクを用いて一定温度のガスを発生する装置は既知で
ある。
然しなから、この装置においては第2のタンク内に加熱
源を設け、第2のタンク内の液化窒素等の低温液化ガス
を加熱気化して一定温度のガスを得るようにしているも
のであって液化ガスそのものの気化ガスは得られるが、
第2のタンク内の低温液化ガスによって他のガスを冷却
し一定温度の低温ガスを得ることはできず、又その温度
制御も極めて困難である。
従って本考案においては第1図に示すように液体窒素等
の第1の貯蔵帯域、例えば第1の低温液化ガスタンク1
の下部を配管2を介して熱的に隔絶された第2の貯蔵帯
域、例えば第2の液化ガスタンク3に連結し、この第2
の液化ガスタンク3内に第1タンク1から所定量の低温
液化ガスを導入し、この第2の液化ガスタンク3内の低
温液化ガス中に熱交換用コイル4を設け、このコイル4
内にその入口より乾燥空気を送入して第2の液化ガスタ
ンク3内の低温液化ガスとの熱交換によって十分冷却す
る。
一方、この熱交換により第2の液化ガスタンク内の低温
液化ガスは気化して配管5から排出されるが、この気化
ガスの寒冷を利用して、コイル4に導入される乾燥空気
を熱交換器6で予冷するとともに、これによって常温付
近まで加温された気化ガスの一部は管7を通って熱交換
器6へ入る前の乾燥空気と混合する。
この結果、前記のコイル4で冷却される乾燥空気は第2
の液化ガスタンク3内で気化した気化ガスと混合され、
しかもその気化ガスで予冷された気化ガス混合空気とな
る。
このコイル4の出口からの冷却空気をヒータ8で所定温
度まで加熱して、この空気を冷凍療法に使用せしめるよ
うにする。
尚、9はコイル4が常に第2の液化ガスタンク3内の液
化ガス中にあるよう第2の液化ガスタンク3の液面を制
御する液面指示調節弁、10はヒータ8を通過した後の
乾燥空気の温度を測定しヒータ8を制御する温度制御機
構である。
本考案の装置によれば、コイル4内に供給される乾燥空
気は、まず第2の液化ガスタンク3内に貯留された低温
液化ガスによって所定の温度以下の温度まで冷却され、
次いでこのコイル4から出た後でヒータ8によって加温
されて所定の温度の低温空気となる。
コイル4内で冷却される乾燥空気の温度は、第2の液化
ガスタンク3内の圧力によって定まるが、低温液化ガス
が熱交換によって気化する結果第2の液化ガスタンク3
内の圧力が刻々変化し、これを一定に保つことは困難で
ある。
また、冷却温度を広い範囲(たとえば−100゜〜−1
80℃の範囲)で変更するには、第2の液化ガスタンク
3内の圧力をそれに応じて変化せしめねばならないが、
この変化できる温度範囲は低温液化ガスの種類により定
まるもので任意に変えることはできないしくたとえば液
体窒素であれば液体窒素はその臨界温度が一147℃で
あるから一147°C以上の温度は得られない)、変更
可能の範囲であってもその変更には、第2の液化ガスタ
ンク3内の圧力を上下させるため機構が必要である。
さらにこの変化は即応性ではなく、時間のズレがあるの
で短時間に変更することもできない。
このような理由から、本考案では、上記のように一旦所
定の温度以下にまで冷却した空気を、温度制御の容易な
ヒータ8によって所定温度まで加温する方法を採用して
いるのである。
このようにすることによって、冷凍療法に使用するのに
適した、たとえば−100°〜−180℃の常時一定の
低温空気が得られるのである。
また本考案においては第2の液化ガスタンク3から配管
5でとり出された気化ガスを、コイル4に導入される乾
燥空気と熱交換器6を介して熱交換し乾燥空気を予冷せ
しめた後、その一部を配管7を介して常温とし、これを
前記熱交換器6に入る乾燥空気に混入せしめるようにし
ているので、コイル4に入る乾燥空気を効果的に予冷し
てその冷却効率を高め得ると共に、常温において気化ガ
ス、例えば窒素ガスと乾燥空気を混合してから第2の液
化ガスタンク3内で冷却するようにしたので低温ガスを
混合する際に生ずる欠点、例えば混合装置内で低温ガス
が昇温しで一定混合比が得られない、混合装置に霜がつ
く等の虞れを未然に防止することができる。
尚、上記実施例において乾燥空気に代えて酸素を用い酸
素1.窒素4の割合で混合すれば人工空気とすることが
できるので、乾燥空気い場合より多量の窒素を混合して
も医師や患者が酸欠状態になることはない。
本考案装置においては第2の液化ガスタンク3内の圧力
を比較的高くすることによりコイル4を通る空気が過度
に冷却されて液化する等の虞れがなく、しかも所定温度
より低温にまで冷却できる。
コイル4に供給される乾燥空気による加熱のみでは第2
の液化ガスタンク3の低温液化ガスの気化が少なく、第
2の液化ガスタンク3内の圧力が低いときには、例えば
第1の液化ガスタンク1で気化したガスを常温として、
第2の液化ガスタンク3内に供給し、第2の液化ガスタ
ンク3内の気化を促進するとよい。
又、この空気は所定の温度よりさらに低い温度に冷却し
た後ヒータ8で加熱して所定の温度の空気を得るように
したので所定の温度の空気を極めて容易に得ることがで
きる大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案装置の一実施例の説明図である。 1・・・第1の液化ガスタンク、2,5,7・・・配管
、3・・・第2の液化ガスタンク、4・・・コイル、6
・・・熱交換器、8・・・ヒータ、9・・・液面指示調
節弁、10・・・温度制御機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の液化ガスタンクと、この第1の液化ガスタンクに
    連通した前記第1の液化ガスタンクと熱的に隔絶された
    第2の液化ガスタンクと、前記第2の液化ガスタンク内
    の液化ガスがほぼ一定の液面を維持するよう制御する機
    構と、前記第2の液化ガスタンク内に挿入した被冷却ガ
    ス供給コイルと、前記第2の液化ガスタンク内で液化ガ
    スによる間接熱交換によって所定の温度以下に冷却され
    た前記被冷却ガス供給コイル内の被冷却ガスを第2の液
    化ガスタンク外において加熱する機構と、前記第2の液
    化ガスタンク内における気化ガスを前記第2の液化ガス
    タンク内の液化ガスによって冷却される前の被冷却ガス
    に混合する機構とより成ることを特徴とする低温ガス製
    造装置。
JP5059782U 1982-04-09 1982-04-09 低温ガス製造装置 Expired JPS5848479Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5059782U JPS5848479Y2 (ja) 1982-04-09 1982-04-09 低温ガス製造装置

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JP5059782U JPS5848479Y2 (ja) 1982-04-09 1982-04-09 低温ガス製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5844599U JPS5844599U (ja) 1983-03-25
JPS5848479Y2 true JPS5848479Y2 (ja) 1983-11-05

Family

ID=29847313

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JP5059782U Expired JPS5848479Y2 (ja) 1982-04-09 1982-04-09 低温ガス製造装置

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JPS5844599U (ja) 1983-03-25

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