JPS5848331B2 - フイルムの厚み制御方法 - Google Patents
フイルムの厚み制御方法Info
- Publication number
- JPS5848331B2 JPS5848331B2 JP5974476A JP5974476A JPS5848331B2 JP S5848331 B2 JPS5848331 B2 JP S5848331B2 JP 5974476 A JP5974476 A JP 5974476A JP 5974476 A JP5974476 A JP 5974476A JP S5848331 B2 JPS5848331 B2 JP S5848331B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- film
- eccentricity
- film thickness
- thickness
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフイルムの厚み制御方法に係り、さらに詳しく
はロールが回転した場合、そのロールの偏心量がほぼ三
角関数波線状に現われることを利用し、カレンダーロー
ルのギャップの変動量(厚さ変動量)を2本のロール偏
心量の合或関数で近似させ、ロール偏心による製品の肉
厚変動を減少させるように上記合成関数にしたがって引
取ライン速度を予測制御する方法に関するものである。
はロールが回転した場合、そのロールの偏心量がほぼ三
角関数波線状に現われることを利用し、カレンダーロー
ルのギャップの変動量(厚さ変動量)を2本のロール偏
心量の合或関数で近似させ、ロール偏心による製品の肉
厚変動を減少させるように上記合成関数にしたがって引
取ライン速度を予測制御する方法に関するものである。
従来カレンダー成形加工法により熱可塑性樹脂を用い、
フイルム成形する場合、製品の押出方向の肉厚変動にお
よぼす大きな要因としてカレンダ一ロールの偏心がある
。
フイルム成形する場合、製品の押出方向の肉厚変動にお
よぼす大きな要因としてカレンダ一ロールの偏心がある
。
このロールの偏心は主としてロール製作時に生ずるロー
ル胴部中心とロール軸受部中心との偏りであって、該ロ
ールを生産に使用する場合には熱膨張の影響等により、
さらにその偏心量が増大する。
ル胴部中心とロール軸受部中心との偏りであって、該ロ
ールを生産に使用する場合には熱膨張の影響等により、
さらにその偏心量が増大する。
一L記の如きロール偏心による製品の厚み変動を修正す
る方法として、フイルム引取ラインに設置したフイルム
厚さ計の信号で引取速度をフィードバック制御する方法
が知られているがこの方法では、制御点より厚さ計まで
フイルムが走るに要する無駄時間が大きく実用的ではな
い。
る方法として、フイルム引取ラインに設置したフイルム
厚さ計の信号で引取速度をフィードバック制御する方法
が知られているがこの方法では、制御点より厚さ計まで
フイルムが走るに要する無駄時間が大きく実用的ではな
い。
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたも
のであって、その要旨とするところは、熱可塑性樹脂フ
イルムをカレンダー成形するにあたり、一対の互に内向
きに回転する最終ロールの偏心によるロールギャップの
経時的変動量を予め計測しておき、該計測値がフイルム
肉厚の設定範囲を外れて太きいときはフイルムの引取速
度を増速し、また逆に小さいときは減速する如く制御し
、均一な所望の肉厚とすることを特徴とするフイルムの
厚み制御方法に存する。
のであって、その要旨とするところは、熱可塑性樹脂フ
イルムをカレンダー成形するにあたり、一対の互に内向
きに回転する最終ロールの偏心によるロールギャップの
経時的変動量を予め計測しておき、該計測値がフイルム
肉厚の設定範囲を外れて太きいときはフイルムの引取速
度を増速し、また逆に小さいときは減速する如く制御し
、均一な所望の肉厚とすることを特徴とするフイルムの
厚み制御方法に存する。
上記の如く、本発明は一対の最終ロール(以下カレンダ
ーロールと称する)の偏心により変動するロールギャッ
プの計測値にもとづき上記ロールの偏心周期に合わせて
フイルムの引取速度を増減ずる制御方法であるので−1
二記ロールギャンプの変動により生ずるフイルムの長手
方向の肉厚変動を大幅に削減せしめることができる。
ーロールと称する)の偏心により変動するロールギャッ
プの計測値にもとづき上記ロールの偏心周期に合わせて
フイルムの引取速度を増減ずる制御方法であるので−1
二記ロールギャンプの変動により生ずるフイルムの長手
方向の肉厚変動を大幅に削減せしめることができる。
以下に本発明の制御方法の原理につき第1図および第2
図を参照し説明する。
図を参照し説明する。
前記の如きロール偏心によるロールギャップ(フイルl
1肉厚)の変動量は下記の如く決定できる。
1肉厚)の変動量は下記の如く決定できる。
すなわち、一本のロールの偏心量(振幅)が三角関数カ
ーブで近似できることを利用して偏心によるロールギャ
ップ変動量A(t)は下式(1)の合成関数計算式で示
される。
ーブで近似できることを利用して偏心によるロールギャ
ップ変動量A(t)は下式(1)の合成関数計算式で示
される。
すなわち、上式中、A1は第1図に例示する矢指方向に
回転tるカレンダーロールのロール1の偏心量、A2ハ
カレンダーロールのロール2の偏心量、T,は上記ロー
ル1の回転周期、T2ぱ上記ロル2の回転周期、tは時
間、またτは第2図に示す如くロール1およびロール2
の各偏心カーブの位相ズレ(時間)である。
回転tるカレンダーロールのロール1の偏心量、A2ハ
カレンダーロールのロール2の偏心量、T,は上記ロー
ル1の回転周期、T2ぱ上記ロル2の回転周期、tは時
間、またτは第2図に示す如くロール1およびロール2
の各偏心カーブの位相ズレ(時間)である。
偏心によるロールギャップとフイルム4の肉厚とは正の
関係にあるがロール偏心量とフイルム4の肉厚とは逆の
関係にあ*本るのでロール偏心によるフイルム4の肉厚
変動分Th(t)は下式(2)の通りとなる。
関係にあるがロール偏心量とフイルム4の肉厚とは逆の
関係にあ*本るのでロール偏心によるフイルム4の肉厚
変動分Th(t)は下式(2)の通りとなる。
すなわち、Th(t)=−K1・A(t)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)上式(2
)中、K1ぱロール1,2間を通過する際に生ずるスウ
エリング効果など、熱可塑性樹脂の物性により定まる係
数である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)上式(2
)中、K1ぱロール1,2間を通過する際に生ずるスウ
エリング効果など、熱可塑性樹脂の物性により定まる係
数である。
上記フイルム4の肉厚変動分を修正する引取ロール3の
速度修正分Y(t)は、下式(3)の合成関数計算式で
示される。
速度修正分Y(t)は、下式(3)の合成関数計算式で
示される。
すなわち、上式(3)中、S1はロール1の周速度、S
3はロール3(引取ロール)の周速度、またK2ぱ引取
装置の速度制御系の遅れをあらわす係数である。
3はロール3(引取ロール)の周速度、またK2ぱ引取
装置の速度制御系の遅れをあらわす係数である。
ところで第1図に示す如く、フイルム4がロール**1
と2の間隙を通過して、 までの時間をφとすると、 りとなる。
と2の間隙を通過して、 までの時間をφとすると、 りとなる。
すなわち、実際にドローがか\る
上記式(3)は下記のとお
前記式(3)の時間パラメータ(1)はロール1,2間
を通過する時点をあらわしたものであり、したがって上
式(4)のY(t+φ)にしたがって引取速度(引取ロ
ール3の周速度)を修正し、フイルム5を引取ることと
なる。
を通過する時点をあらわしたものであり、したがって上
式(4)のY(t+φ)にしたがって引取速度(引取ロ
ール3の周速度)を修正し、フイルム5を引取ることと
なる。
本発明は以上に述べた制御原理にもとづき、カレンダー
ロールの偏心により生ずるロールギャップ変動量の計測
値より予測して、引取速度制御系にフイードフオーワー
ドし、フイルムの肉厚を調整するものである。
ロールの偏心により生ずるロールギャップ変動量の計測
値より予測して、引取速度制御系にフイードフオーワー
ドし、フイルムの肉厚を調整するものである。
以下、本発明の具体的制御方法につき説明する。
先ずロール1およびロール2の偏心量A1およびA2を
差動トランス式の変位測定装置により測定する。
差動トランス式の変位測定装置により測定する。
またロール1およびロール2の周速度S1およびS2を
回転計(タコジェネレー夕等のロール回転速度計)で測
定し、該計測値の81,S2からロール1およびロール
2の回転周期T1およびT2を換算ずるう また、第2図の如くロール1およびロール2の偏心カー
ブが最大値をとるときにパルスを発生するような偏心ピ
ーク検出センサーを上記ロール1並びに2の駆動主軸部
に取付けておき、かつロール1,2の回転にしたがって
発生するパルスの時間(位相ズレ)τを時間差計測器に
より測定する。
回転計(タコジェネレー夕等のロール回転速度計)で測
定し、該計測値の81,S2からロール1およびロール
2の回転周期T1およびT2を換算ずるう また、第2図の如くロール1およびロール2の偏心カー
ブが最大値をとるときにパルスを発生するような偏心ピ
ーク検出センサーを上記ロール1並びに2の駆動主軸部
に取付けておき、かつロール1,2の回転にしたがって
発生するパルスの時間(位相ズレ)τを時間差計測器に
より測定する。
一方、ロール1,2の間隙を通過したフイルム4にドロ
ーがか\るまでの時間φは第1図の如くフイルム4がロ
ール1の周面に巻付いてから渕1離するまでの時間α(
進みの時間)から引取速度制御系の応答時間β(引取ロ
ール周速度S3によって決まる遅れの時間定数)を減算
して得られるが、こ\でフイルム4がロール間隙を通過
後ロール1に巻付くことなく直接引取られる場合にはも
ちろん−ヒ記進みの時間αぱゼロ(0)となる。
ーがか\るまでの時間φは第1図の如くフイルム4がロ
ール1の周面に巻付いてから渕1離するまでの時間α(
進みの時間)から引取速度制御系の応答時間β(引取ロ
ール周速度S3によって決まる遅れの時間定数)を減算
して得られるが、こ\でフイルム4がロール間隙を通過
後ロール1に巻付くことなく直接引取られる場合にはも
ちろん−ヒ記進みの時間αぱゼロ(0)となる。
また前述の樹脂の物性により定まる係数(K1)および
引取速度制御系の遅れによる振幅逓減率を事前に測定し
ておき、その逆数(K2)を定めておく。
引取速度制御系の遅れによる振幅逓減率を事前に測定し
ておき、その逆数(K2)を定めておく。
以上の各計測値A1,A2,T1,T2,τ,ψおよび
K1,K2を計算制御装置にインプットし、前記制御原
理にもとづいて計算された制御出力を引取速度制御回路
に電圧加算してフイルムの引取口−ル速度を修正するも
のである。
K1,K2を計算制御装置にインプットし、前記制御原
理にもとづいて計算された制御出力を引取速度制御回路
に電圧加算してフイルムの引取口−ル速度を修正するも
のである。
本発明は、以上の如くカレンダーロールの偏心により生
ずるロールギャップ変動量すなわちフイルムの肉厚変動
量が或設定範囲を外れて大きい場合は、フイルムの引取
速度を増速し、また逆に小さい場合は減速するように、
上記ロールの偏心周期に合わせて制御信号をフイルム引
取速度制御系にフイードフオーワードするので、フイル
ムの長手方向の肉厚変動が大幅に削減される。
ずるロールギャップ変動量すなわちフイルムの肉厚変動
量が或設定範囲を外れて大きい場合は、フイルムの引取
速度を増速し、また逆に小さい場合は減速するように、
上記ロールの偏心周期に合わせて制御信号をフイルム引
取速度制御系にフイードフオーワードするので、フイル
ムの長手方向の肉厚変動が大幅に削減される。
例えば、ポリ塩化ビニル樹脂を用い、250μ厚みのフ
イルムを本発明方法により戒形した場合、第3図に示す
実線グラフの如く肉厚匍脚しない場合(破線グラフ)に
比べ、フイルム長手方向の肉厚変動率が大幅に削減され
るものである。
イルムを本発明方法により戒形した場合、第3図に示す
実線グラフの如く肉厚匍脚しない場合(破線グラフ)に
比べ、フイルム長手方向の肉厚変動率が大幅に削減され
るものである。
第1図は本発明の実施態様を説明するためのカレンダー
ロールの側面略図。 第2図はカレンダーロール(ロール1およびロール2)
の偏心状態を例示する三角関数カーブ。 第3図は本発明で得られたフイルムの長手力向の肉厚変
動率(実線)を制御しない場合(破線)と対比したグラ
フ。
ロールの側面略図。 第2図はカレンダーロール(ロール1およびロール2)
の偏心状態を例示する三角関数カーブ。 第3図は本発明で得られたフイルムの長手力向の肉厚変
動率(実線)を制御しない場合(破線)と対比したグラ
フ。
Claims (1)
- 1 熱可塑性樹脂フイルムをカレンダー或形するにあた
り、一対の互に内向きに回転する最終ロールのロールギ
ャップの経時的変動量を予め計測しておき、該計測値が
フイルム肉厚の設定範囲を外れて大きいときはフイルム
の引取速度を増速し、また逆に小さいときは、減速する
如く制御し、均−な所望の肉厚とすることを特徴とする
フイルムの厚み制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5974476A JPS5848331B2 (ja) | 1976-05-24 | 1976-05-24 | フイルムの厚み制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5974476A JPS5848331B2 (ja) | 1976-05-24 | 1976-05-24 | フイルムの厚み制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52142761A JPS52142761A (en) | 1977-11-28 |
| JPS5848331B2 true JPS5848331B2 (ja) | 1983-10-27 |
Family
ID=13122034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5974476A Expired JPS5848331B2 (ja) | 1976-05-24 | 1976-05-24 | フイルムの厚み制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5848331B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5916724A (ja) * | 1982-07-21 | 1984-01-27 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | カレンダ−加工におけるシ−ト厚さ制御方法 |
-
1976
- 1976-05-24 JP JP5974476A patent/JPS5848331B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52142761A (en) | 1977-11-28 |
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