JPS584821Y2 - 合成樹脂製パレツト - Google Patents
合成樹脂製パレツトInfo
- Publication number
- JPS584821Y2 JPS584821Y2 JP13517977U JP13517977U JPS584821Y2 JP S584821 Y2 JPS584821 Y2 JP S584821Y2 JP 13517977 U JP13517977 U JP 13517977U JP 13517977 U JP13517977 U JP 13517977U JP S584821 Y2 JPS584821 Y2 JP S584821Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- synthetic resin
- ribs
- lattice
- deck board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pallets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、物品を運搬し保管するための合成樹脂パレ
ットに関する。
ットに関する。
近年、゛木製パレットに代替すべく、種々の合成樹脂型
パレットが開発されているが、プラスチックは、木材に
比して剛性が劣るので、構造的工夫がなされ、軽量にし
て撓み強度にすぐれた構造として、デツキボード等が中
空構造であるものが提案されている。
パレットが開発されているが、プラスチックは、木材に
比して剛性が劣るので、構造的工夫がなされ、軽量にし
て撓み強度にすぐれた構造として、デツキボード等が中
空構造であるものが提案されている。
この中空構造を有するパレットは、パレット全体で荷重
を受ける場合は、確かに優れた耐荷重性を示し、撓み強
度の改善がなされている。
を受ける場合は、確かに優れた耐荷重性を示し、撓み強
度の改善がなされている。
しがしながら、パレットの実際の使用においては、応々
にしてパレットの下面のテ゛ツキボードに局部的な荷重
を受けることがある。
にしてパレットの下面のテ゛ツキボードに局部的な荷重
を受けることがある。
たとえば、第３図の如く、パレツ）Ｐに荷物Ｍを積載し
て保管する場合、パレツ）Ｐが平担な床面Ｓばかりに置
かれるとはがぎらず、ラックＬ・に保管される場合など
凹凸した面に置かれる場合があり、パレ゛ジ）Ｐの下面
デツキボードは、局部荷重を受ける状態となる。
て保管する場合、パレツ）Ｐが平担な床面Ｓばかりに置
かれるとはがぎらず、ラックＬ・に保管される場合など
凹凸した面に置かれる場合があり、パレ゛ジ）Ｐの下面
デツキボードは、局部荷重を受ける状態となる。
また、搬送作業において、コンベアやスライドフォーク
、その他の搬送機器で搬送される場合にも、やはり、パ
レットの下面デツキボードは局部荷重をうけることがあ
り、この場合、中空構造が充分に補強されていないと撓
みを生じ、荷くずれ等の危険がある。
、その他の搬送機器で搬送される場合にも、やはり、パ
レットの下面デツキボードは局部荷重をうけることがあ
り、この場合、中空構造が充分に補強されていないと撓
みを生じ、荷くずれ等の危険がある。
これは、中空部分が集中荷重を受けた場合、つぶれたり
ずれたりして原形を保ゼないので、構造体として保持さ
−れて、いた強度が著しく低下するためと考えられる。
ずれたりして原形を保ゼないので、構造体として保持さ
−れて、いた強度が著しく低下するためと考えられる。
このような局部荷重をうける部分は、パレットの使用態
様からして、第３図の様にほぼ下面デツキボードに限ら
れるので、下面デツキボードについて、このような集中
荷重に対して抗し得る構造とすることにより、実用的な
強度に優れた有用なパレ・ジ゛トが提供される。
様からして、第３図の様にほぼ下面デツキボードに限ら
れるので、下面デツキボードについて、このような集中
荷重に対して抗し得る構造とすることにより、実用的な
強度に優れた有用なパレ・ジ゛トが提供される。
本考案の合成樹脂パレットにおいて、下面デツキボード
は、全面を中空構造とするごとなく、桁間１ １１し の部分を複数の相互に補強しあうリブを下面に配した連
続板状構造とし、残りの部分を中空板状構造とすること
で、局部荷重に耐えるパレットを得るものである。
は、全面を中空構造とするごとなく、桁間１ １１し の部分を複数の相互に補強しあうリブを下面に配した連
続板状構造とし、残りの部分を中空板状構造とすること
で、局部荷重に耐えるパレットを得るものである。
リブを配しても、それが各々単独である場合に（よ、局
部荷重１に対しリブが倒社勺り曲ったり・（て、、中空
体やつぶれと同様の結界と、なるので、所望め効果は婦
ら、れないので、これヲ、相互に結合して格子状と、し
なけれＬｆならな１／礼。
部荷重１に対しリブが倒社勺り曲ったり・（て、、中空
体やつぶれと同様の結界と、なるので、所望め効果は婦
ら、れないので、これヲ、相互に結合して格子状と、し
なけれＬｆならな１／礼。
ここで、本考案の実施例を添付の図面にもとづき説明す
る。
る。
第１図は、実施例の合成樹脂製のパレットＰＰを下方か
らみた一部切欠の斜視図、第２図は、第１図の線Ａ−Ａ
’からみた断面図である。
らみた一部切欠の斜視図、第２図は、第１図の線Ａ−Ａ
’からみた断面図である。
図中の２，２は、厚手板状のパレットＰＰの周縁両端部
を形成する桁ブロック、２′はパレットＰＰの周縁中央
部を形成する桁ブロック、２″はパレット中央部を形成
する桁ブロック、１は上面デツキボードで、このボード
は中空部３を有して上記の桁ブロック２゜２′、２″の
上面部を連結連成する。
を形成する桁ブロック、２′はパレットＰＰの周縁中央
部を形成する桁ブロック、２″はパレット中央部を形成
する桁ブロック、１は上面デツキボードで、このボード
は中空部３を有して上記の桁ブロック２゜２′、２″の
上面部を連結連成する。
４は桁ブロック２゜２′、２″群の下面部を連結連成す
る下面デツキボードで、連結部は板状部、７と、この板
状部の下面に連成される格子構造のリブ５，６とからな
る。
る下面デツキボードで、連結部は板状部、７と、この板
状部の下面に連成される格子構造のリブ５，６とからな
る。
言い換えると、下面デツキボード４のうち、桁ブロック
２．２’、２″群間に形成されるフォーク用の孔８の底
部にあたる部分が桁ブロック２．２’、２”間を連結す
る板状部７とこの板状部の下面に連成されるリブ５，６
の格子構造とからなることを特徴とする。
２．２’、２″群間に形成されるフォーク用の孔８の底
部にあたる部分が桁ブロック２．２’、２”間を連結す
る板状部７とこの板状部の下面に連成されるリブ５，６
の格子構造とからなることを特徴とする。
桁ブロック２．２’、２“をつなぐ、下面にデツキボー
ド４の連続板状部７に突設されたリブ５は、局部荷重に
より容易に変形が起らぬために、相隣れる同志を相互に
リブ６でつないで格子状とし、互いに補強し合うように
する。
ド４の連続板状部７に突設されたリブ５は、局部荷重に
より容易に変形が起らぬために、相隣れる同志を相互に
リブ６でつないで格子状とし、互いに補強し合うように
する。
この場合、格子状のリブ５，６は連続板状部７に突設さ
れているが、板状部を除き格子状リブのみとすると、撓
み強度は著しく低下する。
れているが、板状部を除き格子状リブのみとすると、撓
み強度は著しく低下する。
これは、格子状リブ５，６と連続板状部７とが相互に補
強し合っているためで、単に格子を太くしたり密に配し
ても同じ効果を得ることは困難である。
強し合っているためで、単に格子を太くしたり密に配し
ても同じ効果を得ることは困難である。
また、連続板状部により桁ブロック２．２’、２“をっ
ないで、これに平行なリブ５のみを配しても局部荷重に
対する撓みの改善は十分でない。
ないで、これに平行なリブ５のみを配しても局部荷重に
対する撓みの改善は十分でない。
格子としても、リブ間隔が大きい場合は、局部荷重に対
し変化を生じ、効果が小さくなるので、高密度ポリエチ
レン、ポリプロピレンなどのポリオレフィンを材料にす
るパレットでは多くの場合、その格子間隔は、５ｃｍ以
下にすることにより撓みを効果的に防ぐことができる。
し変化を生じ、効果が小さくなるので、高密度ポリエチ
レン、ポリプロピレンなどのポリオレフィンを材料にす
るパレットでは多くの場合、その格子間隔は、５ｃｍ以
下にすることにより撓みを効果的に防ぐことができる。
第１図は本考案の実施例をしめす下方がらの一部切欠斜
視図、第２図は同上をＡ−Ａ’線からみた断面図、第３
図は従来例の使用状態をしめず断面図である。 ＰＰ・・・・・・パレット、１・・・・・・上面デツキ
ボード、２゜２．２“・・・・・・桁ブロック、３・・
・・・・中空部、４・・・・・・下面デツキボード、５
，６・・・・・・リブ、７・・・・・・板状部。
視図、第２図は同上をＡ−Ａ’線からみた断面図、第３
図は従来例の使用状態をしめず断面図である。 ＰＰ・・・・・・パレット、１・・・・・・上面デツキ
ボード、２゜２．２“・・・・・・桁ブロック、３・・
・・・・中空部、４・・・・・・下面デツキボード、５
，６・・・・・・リブ、７・・・・・・板状部。
Claims (1)
- 術部とその上下に結合された上下のデツキボードとから
なる方形のパレッＦｃ；おいて、下面デツキボードを、
（ａ）桁間において、下面に、格子状リブが連成突設さ
れた連続板状構造とし、（ｂ）他の部分において、中空
板状構造としたことを特徴とする合成樹脂型パレット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13517977U JPS584821Y2 (ja) | 1977-10-11 | 1977-10-11 | 合成樹脂製パレツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13517977U JPS584821Y2 (ja) | 1977-10-11 | 1977-10-11 | 合成樹脂製パレツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5462270U JPS5462270U (ja) | 1979-05-01 |
| JPS584821Y2 true JPS584821Y2 (ja) | 1983-01-27 |
Family
ID=29105238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13517977U Expired JPS584821Y2 (ja) | 1977-10-11 | 1977-10-11 | 合成樹脂製パレツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS584821Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-10-11 JP JP13517977U patent/JPS584821Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5462270U (ja) | 1979-05-01 |
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