JPH049317Y2 - - Google Patents

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JPH049317Y2
JPH049317Y2 JP1982188253U JP18825382U JPH049317Y2 JP H049317 Y2 JPH049317 Y2 JP H049317Y2 JP 1982188253 U JP1982188253 U JP 1982188253U JP 18825382 U JP18825382 U JP 18825382U JP H049317 Y2 JPH049317 Y2 JP H049317Y2
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JP
Japan
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pallet
lower deck
rod
intersect
reinforcing ribs
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JP1982188253U
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JPS5994033U (ja
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【考案の詳細な説明】 本考案は合成樹脂製四方差しパレツトに関す
る。詳しくは、屋外で雨に晒されたり、自動洗浄
装置等で水がかけられたりする場所で用いて好適
な合成樹脂製四方差しパレツトに関する。
従来合成樹脂製のパレツトは用途に応じ種々の
構造のものが提案されているが、合成樹脂は木
材、金属等に比べ成形が容易、衛生的である腐食
しない、錆ない等の効果を奏する反面合成樹脂自
体の強度は木材、金属等に比し劣るため、構造的
にこの点を補なつている。
すなわち、合成樹脂パレツトの場合、そのデツ
キボード部分を、パレツトの外表面を構成する表
面板の内面に補強リブを設けて補強したり、曲げ
に対して強い断面コ字形の棒状体でデツキボード
部分を構成したりしている。
しかしながら、このような、表面板に補強リブ
を設けた構造や、断面コ字形のリブで構成した合
成樹脂パレツトの場合、下部と側部が壁で囲ま
れ、上方が開方した構造、すなわち、水や埃が溜
まりやすい構造部分が形成されてしまう欠点を生
起する。
本考案者等は上記のような合成樹脂製パレツト
の欠点を解消すべく、種々検討を行なつた結果、
上下のデツキボード部分の構造を夫々特定の構造
とすることにより、水がかかつたり、埃が付着し
易い場所で使用するに適した合成樹脂製のパレツ
トが得られることを見出し、本考案を完成した。
すなわち、本考案の要旨は上下のデツキボード
と該デツキボード同志を接続する複数の柱状部材
とからなり、上下のデツキボードと柱状部材によ
つて囲まれる空間をフオーク差込孔とした合成樹
脂製四方差しパレツトにおいて、上面デツキボー
ドを外表面側を板状体とし、その内面に縦横に交
差した補強リブを設けた構造とし、フオーク差込
孔の交差する部分に相当する下面デツキボード部
分を互いに交差する複数本の棒状体で構成し、か
つ、相隣り合つた柱状部材の間のデツキボード部
分を内表面側を板状体とし、その外面に縦横に交
差した補強リブを設けた構造とするか、又は互い
に縦横に交差する複数本の棒状体で構成したこと
を特徴とする合成樹脂製四方差しパレツトに存す
る。
以下本考案の合成樹脂製四方差しパレツトの一
例を図面を用いて説明する。
第1図は本考案のパレツトの一例の上面側を示
す斜視図、第2図は第1図に示したパレツトの裏
面側を示す斜視図、第3図は第1図にA−Aで示
した断面で切断した切断面を示す縦断面図、第4
図、第5図は本考案のパレツトの他の例を示す第
3図と同様の図面、第6図は本考案のパレツトを
構成する棒状体の一例を示す縦断面図。
図中1はパレツト、2,2′は上、下デツキボ
ード、3は柱状部材、4はフオーク差込孔、5は
板状体、6は補強リブ、7はフオーク差込孔が交
差する部分に相当する下面デツキボード部分、8
は棒状体、9は相隣り合つた柱状部材の間の下面
デツキボード部分、10は棒状体、11は板状
体、12は補強リブ、13は開孔をそれぞれ示
す。
本考案のパレツト1は上下デツキボード2,
2′と該上下デツキボード2,2′同志を接続する
複数の柱状部材3,3……とからなり、上下デツ
キボード2,2′と複数の柱状部材3,3′……に
よつて囲まれる空間をフオーク差込孔とした四方
差し、すなわち、四方からフオークリフト等のフ
オークを差し込んで作業することができるパレツ
トであつて、上下のデツキボード2,2′を各々
特定の構造としたものである。
上面デツキボード2は第1図、第3図に示すよ
うに、その外表面側すなわち荷物を積載する側を
板状体5で構成し、その内面すなわち、フオーク
差込孔に面する板状体5の面には縦横に交差した
補強リブ6を設けた構造としてある。
板状体5には第1図に示すように適宜の数の開
孔13を設けても良く、また板状体5の荷物積載
面や、補強リブ6のフオーク当接部にはゴムやエ
チレン−酢酸ビニル共重合体等で形成された滑り
止め材を嵌合、溶着、接着等の適宜の手段で設け
ることができる。
下面デツキボード2′は、第2図、第3図に示
すように、フオーク差込孔の交差する部分に相当
する部分7を複数本の棒状体8が交差した格子状
の構造としてある。この棒状体8による格子状部
分はなるべく密とするのが、パレツトによる多段
積みを行なう際、すなわち、パレツトに積載した
荷物の上に更にパレツト1が乗せられるような積
重ねの際、パレツト1が下側の荷物の全面に均等
に接するので望ましい。棒状体8によつて形成さ
れる格子状部分の開孔部は上述した理由から小さ
い方が良く、通常100cm3以下又は一辺の長さが20
cm以下とされる。棒状体8の間隔は補強リブ6の
間隔より広くも狭くもでき、またその太さも、太
くも細くもでき、用途に応じ任意である。
棒状体8の設けられる方向は第2図に示される
ようにパレツト1の縦方向及び横方向に平行に設
けるのが強度上望ましいが、場合によつてはパレ
ツト1の縦方向及び横方向に傾斜して、例えば対
角線と平行に設けても良く、勿論両方設けても良
い。
また、補強用の比較的太い棒状体8を数本設
け、これに荷物との接触面積を増すための補助的
な幅や高さの比較的小さい棒状体を併設しても良
い。
棒状体8としては第3図、第5図に示したよう
な断面矩形のもののほか、例えば第6図に示した
ような種々の断面形状のものが用途に応じ適宜用
いられる。
下面デツキボード2′の相隣り合つた柱状部材
3,3……の間の部分9は、第5図に示すよう
に、その内表面側、すなわち、フオーク差込孔4
に面する側を板状体11とし、その外面、すなわ
ち、パレツト1の外表面側に縦横に交差した補強
リブを設けた構造とするか、又は互いに縦横に交
差する複数本の棒状体で構成する。
このようにすることにより、前述したフオーク
差込孔4の交差する部分に相当する部分7の交差
した棒状体8の構造と相まつて大変水はけの良い
ごみの溜りにくい構造となる。水はけの良いごみ
の溜りにくい構造とするには、例えば下面デツキ
ボードを、前述の上面デツキボードと同じように
外面側を板状体とし、内面側に補強リブを設けた
構造とし、板状体と補強リブによつて囲まれた水
の溜り易い部分に全て水ぬき用の孔を設けること
も考えられるが塵や埃は完全には取除けず、衛生
上問題が残り望ましくない。
また、上、下デツキボードを両者とも上述した
下面デツキボードのように棒状体で構成すること
も考えられ、水はけや、埃が溜まることを防止す
る上では望ましいが、上面デツキボードの表面積
が少なくなり、荷物との接触面積の確保、強度等
の点から望ましくない。
なお、隣り合う柱状部材3,3……の間の下面
デツキボード9であつても、パレツト1の側縁部
に位置する下面デツキボード部分は強度の上から
板状体11と補強リブ12とからなる構造が好ま
しく、パレツト1の側縁部に位置しない部分すな
わち、パレツトの中央部の柱状部材とパレツトの
側辺の中間部の柱状部材との間の下面デツキボー
ド部分9は掃除のし易さから棒状体を交差させた
構造とするのが良い。
また、下面デツキボード2′は第4図に示すご
とく、フオーク差込孔に位置するフオーク差込方
向と平行方向の棒状体、又は補強リブをフオーク
差込孔の長さ方向中央部に徐々に高さが増すテー
パー状とすることにより、フオーク差込のガイド
とすることもできる。
また、本考案のパレツトは、荷物を積載する上
面デツキボード2の外表面側が概ね平であるの
で、小さな荷物を多数並べて積載してもがたつく
ようなことがなく、またこのような少さな荷物を
積載した上に更にパレツトに積載した荷物を積重
ねるような場合にも、パレツトの下面デツキボー
ド2′が上述のように大きな孔のない構造とされ
ているものであるから、ぐらついたり、パレツト
の下となる荷物の一部のみに荷重が加わり荷物が
つぶれたり倒壊事故を起すと云うような問題を生
起することもないと云う効果も奏する。
このように本考案のパレツトは水はけが大変良
好で、かつ小さな荷物や、傷つきやすかつたり、
つぶれやすかつたりする荷物を良好に取扱うこと
ができるパレツトであり、実用上大変良好なパレ
ツトである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のパレツトの一例の上面側を示
す斜視図、第2図は第1図に示したパレツトの裏
面側を示す斜視図、第3図は第1図にA−Aで示
した断面で切断した切断面を示す縦断面図、第4
図、第5図は本考案のパレツトの他の例を示す第
3図と同様の図面、第6図は本考案のパレツトを
構成する棒状体の一例を示す縦断面図。 図中1はパレツト、2,2は上、下デツキボー
ド、3は柱状部材、4はフオーク差込孔、5は板
状体、6は補強リブ、7はフオーク差込孔が交差
する部分に相当する下面デツキボード部分、8は
棒状体、9は相隣り合つた柱状部材の間の下面デ
ツキボード部分、10は棒状体、11は板状体、
12は補強リブ、13は開孔をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下のデツキボードと該デツキボード同志を接
    続する複数の柱状部材とからなり、上下のデツキ
    ボードと柱状部材によつて囲まれる空間をフオー
    ク差込孔とした合成樹脂製四方差しパレツトにお
    いて、上面デツキボードを、外表面側を板状体と
    し、その内面に縦横に交差した補強リブを設けた
    構造とし、フオーク差込孔の交差する部分に相当
    する下面デツキボード部分を互いに交差する複数
    本の棒状体で構成し、かつ、相隣り合つた柱状部
    材の間の下面デツキボード部分を、内表面側を板
    状体としその外面に縦横に交差した補強リブを設
    けた構造とするか、又は互いに縦横に交差する複
    数本の棒状体で構成したことを特徴とする合成樹
    脂製四方差しパレツト。
JP18825382U 1982-12-13 1982-12-13 合成樹脂製四方差しパレツト Granted JPS5994033U (ja)

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JP18825382U JPS5994033U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 合成樹脂製四方差しパレツト

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Publication Number Publication Date
JPS5994033U JPS5994033U (ja) 1984-06-26
JPH049317Y2 true JPH049317Y2 (ja) 1992-03-09

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ID=30406163

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JP18825382U Granted JPS5994033U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 合成樹脂製四方差しパレツト

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0744596Y2 (ja) * 1989-01-27 1995-10-11 住友金属鉱山株式会社 フォークリフトコンテナ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550904B2 (ja) * 1978-11-17 1980-12-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5760982Y2 (ja) * 1978-04-24 1982-12-25
JPS572285Y2 (ja) * 1978-09-27 1982-01-14

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JPS5550904B2 (ja) * 1978-11-17 1980-12-20

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JPS5994033U (ja) 1984-06-26

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