JPS5847975B2 - 凹凸模様付き成形品の製造方法 - Google Patents
凹凸模様付き成形品の製造方法Info
- Publication number
- JPS5847975B2 JPS5847975B2 JP51118376A JP11837676A JPS5847975B2 JP S5847975 B2 JPS5847975 B2 JP S5847975B2 JP 51118376 A JP51118376 A JP 51118376A JP 11837676 A JP11837676 A JP 11837676A JP S5847975 B2 JPS5847975 B2 JP S5847975B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- extrudate
- sizing device
- belt
- uneven pattern
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- B29C47/92—
Landscapes
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、凹凸模様の付いた成形品の製造方法に関する
ものであり、更に詳しくは、押出成形法によって、表面
に凹凸模様の付いた或形品を、工業的有利に製造する方
法を提供するものである。
ものであり、更に詳しくは、押出成形法によって、表面
に凹凸模様の付いた或形品を、工業的有利に製造する方
法を提供するものである。
従来、押出戒形法により表面に凹凸模様の付いた或形品
を製造方法としては、押出機ダイから押出された樹脂を
型付ロールの間に挾んでロール表面に刻設された凹凸模
様を転写する方法、押出機から押出された樹脂を無限軌
動(キャタピラ)の様に多動可能とされた移動型に挾み
、型付けする方法等が知られている。
を製造方法としては、押出機ダイから押出された樹脂を
型付ロールの間に挾んでロール表面に刻設された凹凸模
様を転写する方法、押出機から押出された樹脂を無限軌
動(キャタピラ)の様に多動可能とされた移動型に挾み
、型付けする方法等が知られている。
しかしながら、型付ロールを用いる転写法は、薄肉の或
形品を製造するには適するが、肉厚のいわゆる厚物戒形
品には好ましくない。
形品を製造するには適するが、肉厚のいわゆる厚物戒形
品には好ましくない。
これは、成形品が型付ロール間に挾まれて押圧され、型
の凹凸模様が或形品に転写されても、押圧時間が短いた
めに、この押圧されている時間内では冷却されず、冷却
固化するまでの間に時間がかかり、押圧された後冷却す
るまでの間に型もどりを起し、鮮明な凹凸模様が得られ
ないからである。
の凹凸模様が或形品に転写されても、押圧時間が短いた
めに、この押圧されている時間内では冷却されず、冷却
固化するまでの間に時間がかかり、押圧された後冷却す
るまでの間に型もどりを起し、鮮明な凹凸模様が得られ
ないからである。
無限軌道様の移送型を用いる場合は、型置が高価なもの
となり好ましくない。
となり好ましくない。
また、これら従来法による場合は、肉薄のシートや、中
実の製品等の製造には採用されても、中空の成形品や発
泡成形品の製造に採用することは困難であった。
実の製品等の製造には採用されても、中空の成形品や発
泡成形品の製造に採用することは困難であった。
本発明者らは、かかる状況に鑑み、押出成形法によって
製造される厚物或形品、中空成形品、発泡或形品等の表
面にも、容易に凹凸模様を付けることができる工業的有
利な方法を提供すべく鋭意検討した結果、本発明を完成
するに至った。
製造される厚物或形品、中空成形品、発泡或形品等の表
面にも、容易に凹凸模様を付けることができる工業的有
利な方法を提供すべく鋭意検討した結果、本発明を完成
するに至った。
本発明の要旨は、押出機ダイから押出された押出物を冷
却賦型するサイジング装置に導いて、押出物の表面をサ
イジング装置内側表面に吸着させつつ摺動させて冷却賦
型する際に、押出物とサイジング装置内側表面と接する
面の全面又は一部に多数の模様穴が穿設されているベル
ト状薄板を挿入し、このベルト状薄板を押出物の引き取
り速度とほぼ同じ速度で移動させて、ベルト状薄板の模
様穴を戊形品表面に転写させることを特徴とする凹凸模
様付き戊形品の製造方法に存する。
却賦型するサイジング装置に導いて、押出物の表面をサ
イジング装置内側表面に吸着させつつ摺動させて冷却賦
型する際に、押出物とサイジング装置内側表面と接する
面の全面又は一部に多数の模様穴が穿設されているベル
ト状薄板を挿入し、このベルト状薄板を押出物の引き取
り速度とほぼ同じ速度で移動させて、ベルト状薄板の模
様穴を戊形品表面に転写させることを特徴とする凹凸模
様付き戊形品の製造方法に存する。
以下、本発明を、図面に基づいて詳細に説明するが、本
発明はその要旨を超えない限り、以下の例に限定される
ものではない。
発明はその要旨を超えない限り、以下の例に限定される
ものではない。
第1図は、本発明方法の実施態様例を示す一部切欠き側
面図、第2図イは本発明方法によって得られた製品の平
面図、口は側面図、第3図及び第4図は多数の模様穴が
穿設されているベルト状薄板の部分平面図である。
面図、第2図イは本発明方法によって得られた製品の平
面図、口は側面図、第3図及び第4図は多数の模様穴が
穿設されているベルト状薄板の部分平面図である。
図において、1は押出機先端に装着されたグイ、2は押
出物を冷却賦型するサイジング装置、3は製品引き取り
ロール、4は多数の模様穴が穿設されているベルト状薄
板、5はベルト状薄板のガイトロール、6は製品、7は
真空室、8は真空孔、9は真空パイプ、10は冷却媒体
用孔、11はサイジング装置内側表面である。
出物を冷却賦型するサイジング装置、3は製品引き取り
ロール、4は多数の模様穴が穿設されているベルト状薄
板、5はベルト状薄板のガイトロール、6は製品、7は
真空室、8は真空孔、9は真空パイプ、10は冷却媒体
用孔、11はサイジング装置内側表面である。
本発明方法実施に当っては、押出機ダイ1の先きにサイ
ジング装置2を設置する。
ジング装置2を設置する。
サイジング装置2は、押出物を冷却するための冷却ゾー
ンと、押出物をサイジング装置内側表面11(押出物が
吸着され摺動ずる部分)に吸着させるための吸着ゾーン
とを多数、交互に設けられてなるのが好ましい。
ンと、押出物をサイジング装置内側表面11(押出物が
吸着され摺動ずる部分)に吸着させるための吸着ゾーン
とを多数、交互に設けられてなるのが好ましい。
第1図には、冷却媒体を通すための孔10と真空孔8と
が交互に設けられているものが例示されている。
が交互に設けられているものが例示されている。
真空孔8は真空室7につないでおき、真空室7は更に真
空パイプ9につなぎ、図示されていない真空源につない
でおく。
空パイプ9につなぎ、図示されていない真空源につない
でおく。
本発明の目的を効果的に達戊するためには、押出物とサ
イジング装置内側表面と接する面の全面又は一部に、多
数の模様穴が穿設されているベルト状薄板を挿入して、
成形品を製造する必要がある。
イジング装置内側表面と接する面の全面又は一部に、多
数の模様穴が穿設されているベルト状薄板を挿入して、
成形品を製造する必要がある。
第1図には、戊形品の片面に凹凸模様を付ける例が示さ
れている。
れている。
本発明方法では、両面に凹凸模様を付けることもできる
し、或形品全表面に凹凸模様を付けることができる。
し、或形品全表面に凹凸模様を付けることができる。
ベルト状薄板4は、成形品表面に凹凸模様を転写するた
めのものである。
めのものである。
その材質は、金属、プラスチック、織物、皮革等の押出
物の温度で、熱変形を起さないものであればよい。
物の温度で、熱変形を起さないものであればよい。
そして模様穴は、第3図のような網状のもの、模様を剛
刻したものと空気通気孔との組合せよりなるもの、第4
図のような穴だけのもの、織物等があり、ベルト状薄板
に空気が通過しうる穴が穿設されているものであれば、
どのようなものであってもよい。
刻したものと空気通気孔との組合せよりなるもの、第4
図のような穴だけのもの、織物等があり、ベルト状薄板
に空気が通過しうる穴が穿設されているものであれば、
どのようなものであってもよい。
押出戊形の場合、戊形品は連続し,て得られるので、ベ
ルト状薄板も連続させ、第1図に示したように、エンド
レスにするのが好ましい。
ルト状薄板も連続させ、第1図に示したように、エンド
レスにするのが好ましい。
本発明方法に従って成形品を製造するには、次のように
する。
する。
押出機ダイより押出された押出物を、未だ高温で軟化状
態のまま、サイジング装置2に導ひく。
態のまま、サイジング装置2に導ひく。
この際、押出物とサイジング装置内側表面11との間に
、多数の模様穴が穿設されているベルト状薄板4を挿入
する。
、多数の模様穴が穿設されているベルト状薄板4を挿入
する。
サイジング装置2の真窒パイプ9に真空を適用すると、
軟化状態の押出物は、ベルト状薄板に模様穴のある個所
で模様穴を通してサイジング装置内側表明11に吸引さ
れ、冷却される。
軟化状態の押出物は、ベルト状薄板に模様穴のある個所
で模様穴を通してサイジング装置内側表明11に吸引さ
れ、冷却される。
このベルト状薄板は、押出物の引き取り速度とほぼ同じ
速度で移動させる。
速度で移動させる。
ベルト状薄板の移動速度を、押出物の引き取り速度に合
わせないと、ベルト状薄板に穿設されている多数の模様
穴が威形品表面に鮮明に転写されず、好ましくない。
わせないと、ベルト状薄板に穿設されている多数の模様
穴が威形品表面に鮮明に転写されず、好ましくない。
この間、サイジング装置2の冷却媒体孔10には冷却水
を通しておくと、押出物はサイジング装置内を移動して
いる間に、十分に冷却固化されるように条件を設定する
とよい。
を通しておくと、押出物はサイジング装置内を移動して
いる間に、十分に冷却固化されるように条件を設定する
とよい。
押出物がサイジング装置2を通過し終ると、ベルト状薄
片4は冷却固化した成形品6の表面から剥離され、戊形
品6表面は、ベルト状薄板の模様穴が転写された外観を
呈する。
片4は冷却固化した成形品6の表面から剥離され、戊形
品6表面は、ベルト状薄板の模様穴が転写された外観を
呈する。
ベルト状薄板4は、ガイドロール5により、サイジング
装置入口側に送られる。
装置入口側に送られる。
表面に凹凸模様を付された成形品は、引き取りロール3
,3によって引き取られ、図示されていない切断装置に
より適宜の長さに切断される。
,3によって引き取られ、図示されていない切断装置に
より適宜の長さに切断される。
ベルト状薄片体として第3図に示したような網状のもの
を用いると、第2図に示したように網状模様が成形品表
面に転写した威形品が得られる。
を用いると、第2図に示したように網状模様が成形品表
面に転写した威形品が得られる。
本発明方法は、第2図に示した中空戊形品に限るず、中
実の厚物或形品、発泡或形品、シート状物の製造にも適
用される。
実の厚物或形品、発泡或形品、シート状物の製造にも適
用される。
本発明方法によって得られる製品は、建築材料、包装用
緩衡材等に広く用いられる。
緩衡材等に広く用いられる。
本発明方法は、次のような特徴を有し、その工業的利用
価値は、極めて大である。
価値は、極めて大である。
(1)本発明方法によるときは、従来法では模様附が困
難であった厚物成形品、中空成形品の表面にも、鮮明な
凹凸模様を付けることができる。
難であった厚物成形品、中空成形品の表面にも、鮮明な
凹凸模様を付けることができる。
(2)本発明方法によるときは、高価なキャタピラ状移
動型が不要で、経済的にも有利である。
動型が不要で、経済的にも有利である。
第1図は、本発明方法の実施態様例を示す一部切欠き側
面図、第2図イは本発明方法によって得られた製品の平
面図,口は側面図、第3図及ひ第4図は、多数の模様穴
が穿設されているベルト状薄板の部分平面図である。 1・・・・・・ダイ、2・・・・・・サイジング装置、
3・・・・・・製品引き取りロール、4・・・・・・ベ
ルト状薄板、5・・・・・・ガイドロール、6・・・・
・・製品、7・・・−・・真空室、8・・・・・・真空
孔、9・・・・・・真空パイプ、10・・・・・・冷却
媒体用孔、11・・・・・・サイジング装置内側表面。
面図、第2図イは本発明方法によって得られた製品の平
面図,口は側面図、第3図及ひ第4図は、多数の模様穴
が穿設されているベルト状薄板の部分平面図である。 1・・・・・・ダイ、2・・・・・・サイジング装置、
3・・・・・・製品引き取りロール、4・・・・・・ベ
ルト状薄板、5・・・・・・ガイドロール、6・・・・
・・製品、7・・・−・・真空室、8・・・・・・真空
孔、9・・・・・・真空パイプ、10・・・・・・冷却
媒体用孔、11・・・・・・サイジング装置内側表面。
Claims (1)
- 1 押出機ダイから押出された押出物を冷却賦型するサ
イジング装置に導いて、押出物の表面をサイジング装置
内面に吸着させつつ摺動させて冷却賦型する際に、押出
物とサイジング装置内側表面と接する面の全面又は一部
に多数の模様穴が穿設されているベルト状薄板を挿入し
、このベルト状薄板を押出物の引き取り速度とほぼ同じ
速度で移動させて、ベルト状薄板の模様穴を戊形品表面
に転写させることを特徴とする凹凸模様付き成形品の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51118376A JPS5847975B2 (ja) | 1976-10-01 | 1976-10-01 | 凹凸模様付き成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51118376A JPS5847975B2 (ja) | 1976-10-01 | 1976-10-01 | 凹凸模様付き成形品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5343757A JPS5343757A (en) | 1978-04-20 |
JPS5847975B2 true JPS5847975B2 (ja) | 1983-10-26 |
Family
ID=14735161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51118376A Expired JPS5847975B2 (ja) | 1976-10-01 | 1976-10-01 | 凹凸模様付き成形品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5847975B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5751440A (en) * | 1980-09-13 | 1982-03-26 | Matsushita Electric Works Ltd | Method of putting relief on surface of resin extruded hollow nonround component |
JPS61293851A (ja) * | 1985-06-21 | 1986-12-24 | 有限会社 柴田工業所 | 印刷を付した熱可塑性合成樹脂製バンドの製造方法 |
-
1976
- 1976-10-01 JP JP51118376A patent/JPS5847975B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5343757A (en) | 1978-04-20 |
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