JPS5847754B2 - カ−ド文書等のランダム収納全自動選出装置 - Google Patents

カ−ド文書等のランダム収納全自動選出装置

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JPS5847754B2
JPS5847754B2 JP6836278A JP6836278A JPS5847754B2 JP S5847754 B2 JPS5847754 B2 JP S5847754B2 JP 6836278 A JP6836278 A JP 6836278A JP 6836278 A JP6836278 A JP 6836278A JP S5847754 B2 JPS5847754 B2 JP S5847754B2
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Description

【発明の詳細な説明】 従来この種装置(特公昭49−36036、特公昭50
−27400,特公昭53−8516、特公昭53−6
878、実公昭53−15358等併用)においては、
重力を全幅活用して特定のカードケース〔カード、文書
等を挾み込む袋状扁平体で、以下単にケースとも云う)
を池のケースと分離露出するので電磁1たは永久マグネ
ット等により吸引露出させる雌の方式のものに比し、構
造簡単作動確実な利点はあるが、傾斜露出したカードケ
ースの下辺凸部(コードに対する凸部)が降下したコー
ド選択針(以下コードバーと云う)により形或された凹
所に眠り込み、匝少な露出部を摘んでこれを斜上方に抽
出することは必ずしも容易でなく、1た、露出したカー
ドケースはその都度抽出しなげれば次の抽出操作に移れ
ない。
かつ、次の抽出操作に移る前に先ず全装置を原始状態に
戻す操作を必要とする。
その池、カードケースの傾斜露出時の廻動軸部となるケ
ース後下端部に近い底辺にはコードに対する切込部(凹
凸部)を設けられない等の欠点がある。
そこで本発明では、前記公知装置の利点を生かし、その
欠点を一掃した高性能の全自動選出装置を得るのを発明
の目的とするもので、以下先づ、複数桁数字コードによ
る一段型(本発明装置の単体)の実施例について、図面
を参照して発明の構成を説明する。
本発明は、各要部の各種作用を、1本の起動軸の単純な
1回転によって全作用を完了するため、各段階における
作用を順序よく確実に、しかも無理なく円滑に遂行し、
併せて、これらの作用に必要な原動力をなるべく軽減す
ることを骨子として構或されたものであるが、発明の要
部は前記特許請求の範囲に記載されたとむりであり、1
た、各要部の配置・構造・池の要部との関連作用等につ
いては、添付実施例の図面並びに図面の簡単な説明によ
り概ね理解されると思うので、以下の説明では、第25
図・第26図・第27図を基準として本発明の総合作用
を述べ、必要に応じて、各要部の構造作用及曲の要部と
の関連作用を、その池の図面を引用して補足説明するこ
ととする。
第25図は各要部の状態変化の段階を起動軸10の回転
した角度により表示したものであるが、A段階は操作開
始直前の状態(以下原始状態と云う)であって、起動軸
付着各カムは第27図矢符Aが垂直上方となり、渣た、
放出台昇降用カム38.39は第24図A状態、カード
ケース1,1に対する各要部の関係は第26図Aのよう
になっている。
(第26図は作図の便宜上数字コード2桁に対するもの
を図示してあるが、これが4−5−6桁等となっても、
各要部の状態は同様である) 電気装置に入力し、先づ操作器41により特定カードケ
ースに対するコード設定操作を行えば、数字コードの各
桁に対する5本のコードバーの内5C2(fたは.C3
)の組合せに基いて各桁2(1たは3)本を降下し得る
状態となすことによりO〜9の数字を設定する。
この場合、降下すべきコードバーのみを降下し得る状態
となすためには、各コードバーに付属するンンノイドの
作用を利用するのであるが、その利用方式については次
の3案が考えられる。
その第1は第12図で示す従来公知の方式(特公昭53
−.−6878の1部)であって、この方式では、コー
ドパー18の自重(カードケース1,1を支持する場合
はその重量を力口える)により降下せんと力の水平分力
により、切欠部18aを以て拘捉部43bを押圧するた
め43bの昇降ガイド部43eとの摩擦増太し、1た、
43a復元用はね43dの弾力過大等の力に抗して43
a,43bを上昇させるための吸引不足等の原因により
、ソレノイド43に通電しても43が作動せず、従って
特定ケース1は露出しないことがあるので、この事故を
防止するため第10図で示すような方式が考えられる。
この方式では、常時は全ソレノイドの昇降部43a,4
3aを上昇してマグネットパー43cに吸着させ、その
拘捉部43b,43bを全コードパー18,18の切欠
部18a,18aより離隔した状態(第10図A)とな
し、コード設定の場合は、特定コードに対して降下すべ
きでないコードパー18(複数)に付属するソレノイド
43に通電して43aを43cより引き離し43b部を
切欠部18a内に降下して第10図Bの状態となすので
、この状態にむいてコードパー18の支持部32(長ロ
ーラー)が(10を軸として)矢符方向に回転降下して
も、切欠部18aは43bに拘捉されて18は依然上昇
状態を保つに反し、特定コードに応じて降下すべきコー
ドパー18は第10図A状態の11であるので、支持部
32の降下に伴い、43bの障碍を受けることなく確実
に降下するのである。
この場合、特定コードに対して降下すべきでないコード
パー18(複数)に付属するンレノイド43の1〜2個
が何らかの原因により作動せず、従って18の1〜2本
が前記18と共に降下するようなことがあっても、この
18は特定ケース1の底辺凹部に対向するものであるた
め、特定ケース1の降下には支障がない。
但しこの場合特定以外のケース1(複数)の内1〜2枚
が降下露出することがあるが、この中から特定ケースを
選出することは容易である。
一方、第10図方式における前記の作用は、降下すべき
コードパー18(複数)に付属するンレノイド昇降部4
3aのすべてが、マグネット43cに吸着した状態(第
10図A状態)を確保していることを前提要件とするも
ので、43a(複数)の内たとえ1個でも43cとの吸
着が外れて43bが18a内に降下し従って18の1本
でも降下しないようなことがあれば、特定ケースの露出
は全く不可能となることは前記第1方式の場合と同様で
ある。
これを防止するためマグネツ}43cの吸着力(磁力)
を充分に強化し、従って、これを引離すためンレノイド
43の力量も充分に増大(犬型と)する必要がある外、
一連の作動終了後降下した43aを押し上げて43cに
確実に接着させるためには特別の機構を付設する必要が
ある等の難点がある。
次に考えられる第3の方式は第11図で示すように、常
時はソレノイド昇降部43a,43bを降下してコード
バー切欠18a内に自由状態で垂下し、コード設定時は
降下すべきコードパー18(複数)に対するンレノイド
43に通電して昇降部43a,43bを吊上げて第10
図A状態に準ずる状態となすものであって、この場合ソ
レノイド43の吸引力は43a,43bの自重のみに対
する比較的微力なものでもよいのであるが、上昇した4
3aと43cとの吸着状態を確保し、1た、上昇した4
3aを43cより引き離して第11図の状態に復元する
ためには特別の機構を必要とする等の難点があることは
前記第10図方式の場合と同様である。
以上第10図方式並びに第11図方式にむける難点に鑑
み、跡って、第12図方式における前記の事故防止対策
について検当すると、コード設定時18aの43bに対
する水平方向の押圧力による43bとガイド部43eと
の摩擦を軽減するため(1)ラック内に収容したカード
ケースの重量はコードバーに負担させない(詳細後述)
(2)コードバー支持片18bの垂直よりの傾角を、1
8が自重降下し得る限り小角度(約15゜)とする。
(3)43eの摩擦面を極力滑らかにする対策を講ずる
そのfti2(4)4 3 aの復元用スプリング43
dの弾力を必要最小限度とする(5)吸引力充分な型式
のソレノイドを採用する等の手段により、第12図方式
における前記の事故は完全に防止し得ることを確認した
なおこの方式では、ソレノイドが作動して43bが18
aの掬捉を外し18が小量(図面で32と18との隙間
)降下した後は、関連各部の作用により18は必装量降
下し、一連の作動終了後18が上昇位置に復帰すれは、
43b,43aは18の作動を受けて自動的に第12図
の状態に復元するので、前記第2、第3の方式のように
、ソレノイド復元のため特別の機構を付設する必要がな
い等の利点があるので、以下説明する実施例においても
第12図方式によることとしてある。
以上コード設定操作に続いて(電気回路により自動的に
)電動機42が回転を始め、起動軸10が約50゜回転
する(第25図C段階)迄に、特定コードに対するコー
ドパー18、全カードケース1,1の前端部を支えてい
た前方リフトパー16,LlO後端部を支えていた特設
バー19はいずれも必要量降下して第25図D段階以後
各段階の作動に移行するのであるが、その詳細な訣明に
先たち、特設バー19の作用について述べると、本発明
は起動軸10の360゜回転により総ての作用を完了す
ることを要旨とするものであるが、各要部の重要作用に
必要な100回転角度の配分は、スパイラル24の構造
並に各種カムの構造等により若干の差異はあるが、試作
実験の結果一応次のような基準データが得られた。
即ち、(1)24の特定ケース振り落し作用(以下有効
作用とも云う)に対し90゜、(2)前方リフトパー1
6の押し上げ(カム3L 31の回転)に対し60’、
(3)17の押し上げ(1の放出迄カム35.35の回
転)に対して70゜、d1の放出後原始状態復元に対し
60゜、(4)上記重要作用転換時の調整のための余裕
30゜、以上合計310゜、従って、原始状態よりスパ
イラル24の有効作用開始迄の10の回転角度は50’
以内に縮少する必要がある。
一方本発明では、原始状態において分離アングル20は
外方に離脱しているので、全カードケースをコードパー
18上面に載架した状態より発動しても目的を達し得る
のであるが、このためには、原始状態にも・い゛て各カ
ードケースの全重量が18列上面に平均に負荷(カード
ケースの底辺凸部が18列の上面と平行)し、1た、後
方リフトパー16の上面を18の上面と同高とし、更に
、スパイラル作動辺24bも18の上面以下(24bが
概ね上向に水平)として(本発明装置不使用時等)長時
間に亘る原始状態の安定保持を必要とするのであるが、
この場合スパイラル作動辺24bがカードケースの後下
端部を最高点に押上げて落下する迄スパイラル軸24a
は原始状態より約80゜の回転を必要とし、従って、2
4と連動する起動軸10も約80゜の回転を必要とする
これに反し、本願のように、特設バー19を、原始状態
にあ・いて19の上面が18列の上面より小量(.2m
遇度)高くして1の後下端部を支え、1た、16の上面
を18の上面より適当量(後記10の50’以内の回転
で16が概ね最低位置となるように)高くして、1,1
の前下端部を支えるようにすれば、原始状態の安定性を
増すと同時に、24bは原始状態において既に約35゜
程度上向状態(第26図A)となし得るので、10が発
動後約45゜回転すれは、24bは有効作用を開始し得
て前記重要作用に必要な100回転角度配分が可能とな
る,なお前記のように特設バー19の効果を発揮するた
めには、10発動後約45゜回転すれぱ19は特定ケー
ス1の一定量降下に支障ない状態1で降下することが必
要条件であるので、このため、第13図で示すように、
特設バー19に切欠19aを設け、その支持カム34の
形状と相俟って、34(起動軸10に固定)が約30゜
回転する1では、19の高さ不変(hl=h2)である
が、以後10が約45゜迄回転すれば、19は急速降下
して高さh3となり、スパイラル24の有効作用による
特定ケース1の降下を妨げないようになる。
以上の説明により、第25図C段階にむいて、特定カー
ドケース1の下辺凸部に対するコードパー18、特設バ
ー19は一定量降下し、前方リフトパー16も1た、カ
ム3L 31の作用により最低位置に降下しているので
、以後スパイラル24の振り落し作用開始に支障なき状
態(第25図D段階)となる。
次に、第25図D−E段階におけるスパイラル24の作
用について述べると、24の構造作用は公知のもの(特
公昭53−8516第4、第5図:と原埋的には同様で
あって、特定ケースを含む全カードケース1,1をスパ
イラル突起辺24bを以て階少時隔で順次に押上げ、最
高点(24bが水平より約80゜上向)に達した時全カ
ードケースを順次にコードパー18の上面に落下し、特
定以外のカードケース1はその底辺凸部がいずれかのコ
ードパー18(複数)の上面に支えられて停止するが、
特定ケース1の下辺凸部に対するコードパー18(複数
)は既に降下しているので、1は重力の加速度による落
下の惰力を以て隣接カードケース1との摩擦を振り切っ
て引続き落下を続け、1の下辺凸部が降下している18
の上面に支えられるか、1たは1の底辺凹部が降下して
いないコードパー18の上面に支えられる迄降下して停
止し、これにより1,1間に上下の段差を生ずるのであ
る。
この場合、1の下辺凸部のすべてが18の降下による凹
所に落ち込む(即ち1は概ね水平状態迄降下する)必要
があるに対し、スパイラル24bは1の前端部のみを昇
降するに過ぎないのであるが、結局1,10重心を昇降
させることとなるので、1,1の後端部も同時に降下す
ることは実験によっても確認することができた。
壕た、1とその隣接ケース1との摩擦が少いときは1は
自重により、240作用を俟たずして降下するのである
が、1の降下状態から24の振り落し作用を始めてもそ
の結果は前記と同様である。
なお、24の振り落し作用を効果的にするためには、(
24の回転速度即ち起動軸100回転速度が概ね一定で
ある関係上)振り落し点の移動速度即ちスパイラル状突
起辺24bの捩れ角度を適度とする必要があり、一方、
本発明装置における曲の要部の作用に必螢な起動軸10
0回転角度に制限されるため、24b両端間の捩れ角度
は長さ500間に付約90゜を適当とする。
このため、本発明装置の1台におけるカードケース収納
部の横幅が広い(500mmより相当乃至著しく犬なる
)場合は、カードケース列の2,3個所で同時に振り落
し作用を行わぜるようにする。
第17図実線は同形の24bを2カ所に設けた1例であ
るが、中央部を共通としこれより24aの両端に向って
捩れ角を形戊し、左方の24bを同図点線のようにして
もよい。
以上の構造により、特定カードケース10部が後方リフ
トパー17上面に確実に降下し、特定ケース以外のカー
ドケースの1e部間に段差を生じた時機(第25図E段
階)における各要部の状態ま第26図Eで示すとおりで
ある。
第25図E段階以後、前方リフトバー.16はカム3L
31の作用により上昇を始め、 段階にあ・いて16
は最高点に達し、以後この高 を保持して降下した特定
ケース1の下辺前端( 26図では右下端部、以下これ
に倣う)に近いφ部は年下したコードパー18による凹
所より脱)出し、売いてH段階以後、後方リフトパー1
7もカム35.35の作用を受けて上昇を始めるので、
こ1に先立ち、F段階以後カム36.37の作用にLり
37bを以て20を1b,1bの段差間隙にE人する作
用を始め、G段階1でに圧人嵌合を完rし、以後20は
、このIe,1eを上下に分離5たオ″!.17と共に
上昇し得る状態となることは426図Gで示す。
後方リフトパー17は第25図H段階以後カム35.3
5の作用を受けて特定ケース1の放出段IKに向って上
昇するのであるが、原動機42の負荷を軽減するため、
17の押上げ始め時機(H段階)を、前方リフトパー1
6の押上げ終了(G段階)以後に遅らす必要上、(以下
第8図)17に切欠部17aを設け、原始状態において
カム35.35は17aに[.り込んで実線状態となり
、以後軸10.11の約220゜回転後(点線で示す状
態にむいて)カム35,35は17の押上げを始めるよ
うにしてある。
なむ、17の押上量は16の押上量より相等大(カム3
5.35の゛アーム1が犬)であるので、17を押上げ
始める時原動機42負荷の急増を軽減するため、カム3
5.35の構造を第8図Bのように、ボールベアリング
を2カ所に設けた方がよい。
分離アングル20が第25図H段階以後上昇を始めると
、特定以外のカードケースの1e部は20の上面に支え
られ、20上面の段部を以て1eの下辺切欠部を拘束し
、以後この状態を保持して1の前方移動を抑制し、特に
特定ケース1の放出時その隣接ケース1を接触摩擦によ
って放出台3上に引摺り出すようなことが絶対に起らな
いようにする。
前記各部の作動中、カム38,39.40(以下第24
図、第17図参照)は原始状態(第24図A)より、ス
パイラル24と共通軸の38が矢符方向に回転し、当分
〔約220゜回転する迄は)放出台3を上昇位置(第2
4図A)に保ち、全カードケース1,1の前端(第26
図では右端)位置を制限しているが、以後38,39,
40は3を急速降下するように作用し、第25図J段階
付近において、3は最低位置(第24図J)に降下し、
前方リフトパー16によって押上げられているカードケ
ース1の前下端と3の上面とは上下に若干の隙間を生じ
、以後この状態を保持して特定ケース1の放出に支障な
いようになる。
放出アングル21は、第25図H段階以後K段階の直前
迄第20,2L 22図の関係を保って後方リフトパー
17と共に上昇し、17が最高点に近づいたK段階にお
いて、21を拘束していたレバー22の右端部が調整ね
じ23aの下端に支えられ、22が22aを軸として少
しく回動してその左端部22cが放出アングル21の上
辺端部の拘束を解けば、21はスプリング21cの張力
により、2lbを軸として急速回転して第23図実線状
態となり、その回転の初期において、21の上辺端部で
特定ケース1の切欠部1fを強圧して、1は第26図K
状態に放出される。
なおこの時機1でに1の下辺凸部はすべて、降下した1
8の凸所より脱出しているので1の放出に支障はない。
特定ケース1の放出後起動軸10は引続き回転し約70
゜(原始状態より360゜但転して停止し、この間に全
装置各部は、放出された特定ケース1を放出台3上に残
した1〜、第26図A状態(原始状態)に復元し、次回
の池の特定ケース選出操作開始に支障ない状態となる。
以上の説明において、第25図各段階の位置は基準の1
例を示すもので、発明実施に当っては、収納すべきカー
ドケースの形状・収容数(特にケース収納部の横幅)に
応じ、16,17,18,1 9,20,21等の強度
、コードの種類(特に数字コードの桁数)等に応じた各
種カム・歯車・スプリング等の設計に伴い、重要作用に
対する起動軸の回転角度を配分する必要がある。
なむ、この場合、重要作用転換の時機が正確を要するも
のに対しては、起動軸回転角度の配分には適当な余裕を
与え、転換時機を簡単に調節し得るようにする。
以上は本発明を実施した装置1台の場合について訣明し
たが、同装置数台(2−5台)を積み重ねて1セットと
し、1た、これら数セット乃至多数セットを併用する場
合でも、電気装置1部の変更1たは調整により、容易に
特定ケースの選出可能なようにする。
その曲装置各部の構造作用については、前記実施例の外
、幾多の考案設計が考えられるが、これらは、通常の電
気的.機械的技術で解決できるので、その具体的説明は
省略する。
なお、本発明の実施に当っては、細部の構造、力口工・
組立の難易、耐久性、取扱性等を考慮すべきことは当然
であるので、これに関する説明も省略する。
以上の説明を要約すれは、本発明は (1)押ボタン操作1たは読取カード挿入により、特定
ケースに対するコード番号を設定するだけで、以後は各
部機構が全く自動的に作用して特定ケースを放出し原始
状態に復元するので、選出操作を連続した後放出された
カードケースの全部を取り1とめて抽出することができ
る。
(2)重力を全幅活用するのでカードケースの適良な設
計と相俟って、特定ケースの放出は確実に行われる。
(3)放出されたカードケースは幅広い面積を露出する
のでその抽出は極めて容易である。
(4)各部の総合作用は相当複雑巧妙であるが、その方
ロエ・組立・調整は比較的容易である。
特に本発明は機械的作用を主とするので、同種曲方式の
装置に比し電気装置は著しく簡素化できる。
従って、一旦適良状態に調整固定しておけは、変調捷た
は故障の発生を充分に局限することができる。
(5)起動軸の360゜回転中における原動機(モータ
ー)の無負荷(軽小負荷)回転角度を極力縮減し、重要
作用(特に重量大なる全カードケースの押上げ)に対し
充分な回転角度を配当することにより、原動機の力量を
著しく軽減し、1た、負荷の急増を軽減して原動機に及
ぼす悪影響を除去できる。
(6)16,17,18,19等の降下は急激な落下で
なくカムの形状に従う緩徐な降下であり、1た、スパイ
ラルによる振り落し作用も陛少時隔で逐次に行われるの
で騒音は著しく軽減できる。
(7)特定カードケースの放出は放出アングルによる圧
出であって衝撃ではないので、カードケースを毀損する
惧れはない。
(8)特定コードに対するコードバーの降下は従来方式
によるンレノイドの作用を利用するのであるが特設バー
19の作用その雌関連部の構造改善により従来やXもす
れば発生した事故を絶滅することができた。
(9)本IPAの発明は、カードケース1を概ね水平状
態で降下させるため、公知の方式(特公昭49−360
36)に比し、1の底辺コード設定部を延長し得るので
、同形の1に対して、数字コードの桁数を増力口し、1
た、同桁数字コードとすれは凹凸部のピッチ幅即ち凸部
の幅を増大して該部の強度を増すことができる。
等幾多のメリットを備えたもので、本発明所期の目的を
十二分に達威し得たのみならず更に、この種曲方式の装
置の企及し得ざる効果を発揮するものであることは、原
出願後試作実験を重ねた結果これを確認することができ
た。
追加の関係 本出願は、発明の目的及発明主便部の構成に堺いては原
出願(特許第1131476号(特公昭57−2391
0号))と殆んど同様であるが、原出願後、原出願記載
の実施例を基準として試作実験を重ねた結果、原出願の
1\では発明の実施上若干不備の点があることを確認し
たので、実施例(図面共)を含めて、以下記述したよう
に改良したものである。
(1)原出願においては、カードケース降下泥進装置を
付設した方がよいので別途出願(明細書9頁4行目)と
してあるが、本件は本発明の目的達或上極めて重要なの
で、本出願において、公知の方式(特公昭53−851
6)を改良したスパイラル状回転体を主体とする特定ケ
ースの降下泥進機構を追加した。
(2)前項の迫力目に痒い、スパイラル作動の余積を必
要とするので原出願の前方制限仮91並にその昇降装置
を、本出願の放出台3及カム38,39.40のように
改めた。
(3)原出願では、特定カードケース放出時捷でに全カ
ードケースを前後一斉に昇降鉾4,6で押上げるように
してあるが、本出願では、先づリフトバー16で全カー
ドケースの前端部を押上げ、次でリフトパー17でケー
スの後端部を押上げるので、押上げに要する力は原出願
に灯し約半減し、従って、原動機420力量も約半分と
することができた。
(4)前項改良のためカードケース押上げに必便な起動
軸10の回転角度は原出願の約2倍を必要とし、しかも
(1)項スパイラルの有効作用に対して起動軸10の約
90゜回転を必要とするので、これらの余裕を得るため
下記諸対策を講じた。
(5)原出願では原始状態において分離アングル7l は垂直状態となって全カードケース34.34の後下端
部を支え、起動軸10が若干角度回転して34,34の
重量がコード選択鉾5に負荷された後離脱用カム18が
作用して7は緩徐に外方離脱するので、この間10は相
当角度(90゜以上)の回転を必要とする。
これに反し本出願では、離脱用カムを廃し、原始状態に
むいて分離アングル20は既に外方に離脱し、特設バー
19の作用と相俟って、10の約45゜回転後スパイラ
ルの有効作用に移行し得るようにした。
(6)本出願にあ・ける後方リフトパー17の押上始め
の時機を遅らすため、押上げ用カム35,35の原始状
態を第8図のように改め、スパイラル24の有効作用、
次で前方リフトパー16の押上げ作用に対する起動軸1
0の回転角度を充分に増大することができた。
(7)原出願では分離アングル7の離脱はカム18の回
転により外方に押し出すようにしてあるが、本出願では
離脱用カムを廃し、眠合用カム36がカム37の拘束を
外して自由状態となり次第、ばね付蝶番等の作用により
、分離アングル20は瞬時に外方に離脱し、特定ケース
放出後原始状態復元に要する10の回転角度を充分に短
縮することができた。
(8)原出願では、特定ケースを急速押出すことにより
、隣接ケース間に多少の摩擦があっても、隣接ケースは
゛慣性の法則″により原位置に止捷るものとしてあるが
、実験の結果は必ずしもこの法則に従わず、隣接ケース
が特定ケースに引き摺られて放出台上に露出することが
あるので、本出願では、分離アングル20の上面全長に
亘って低い段部を設け、後方リフトパー17(分離アン
グル20)が少量上昇して、特定以外のカードケース1
が20の上面に載架すれば10部の下面切欠が20上面
の段部に拘束されるので、1の左右移動特に特定ケース
放出時隣接ケースの移動を確実に抑止することができた
(9)本出願の前・後リフトパー16.17の昇降機構
を原出願の別例(第27.28図)を基本とするように
改め、これにより、全カードケース押上げ時その下辺と
16,170表面との横方向の摩擦に対抗する原動機の
力を除き前記(3)項の効果を更に助戊することかでき
た。
(10)コード選択用ソレノイド43の作動を確実なら
しめるため、特設バー19の利用その曲構造上の対策を
迫力目した。
(11)前記(1)項スパイラルの付設に伴い、直接操
作用電気装置を本発明装置の本体に付設する余積を得る
ことが困難となったので、操作器41を本体と別個とす
ることを標準とし、電気装置一部の設計変更咬たは調整
により本発明装置の数台及至数十台の遠隔装作にも応じ
得るようにした。
(12)以上各要部の構戚変更に伴い、各種カムの形状
その曲関連部の構造変更に対して、実施例の図面並に符
号を全面的に変更した。
なお、原出願以後に公告された特許(登録)願を引用し
て本発明と公知発明との差異を明確にした。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に関するもので、第1図は本発明
の対象物であるカードケース1に5C2の組合せによる
5桁数字コードを設定した1例の表面図、第2図はその
一部の拡大図、第3図は操作器(第4図一斜視図)の操
作により、特定カードケース1が1枚宛逐次に、1たは
数枚同時に放出された状態の斜視図、第5図は第3図に
おげる函体2・放出台3・前側仮9・仕切仮後部架台1
4・分離アングル眠脱レバー22・カードケース1・1
等を除去して要部の配置を示す平面図、第6図は第5図
P−Q断面図でL 3,14.14a等を付記、第7・
第8図は夫々前方リフトパー16後方リフトパー17の
関連部の前側面図、第8図Bはカム35,35の別例の
前側面図、第9図は16.17の昇降ガイド15部の平
面図、第10図A, Bidコードパー18とンレノイ
ド43との関連作用を示す1例の前1則面図、第11図
及第12図はその別例、第13図は特設バー19の昇降
作用を示す前側面図、第14図(左側面図)第15図(
平面図)第16図(後側面図)は分離アングル20の離
脱・歌合作用を示す図面、第17図はスパイラル24と
これに関連する放出台3の昇降機構の1部を示す平面図
並に図示部の断面図、第18図(左側面図)第19図(
前側面図)は原動機(モーター42)の回転を起動軸1
0及スパイラル軸24aに伝動する歯車の配列を示す図
面、第20図(前側面図)第21図(第20図21b部
の断面図)第22図(平面図)第23図(左側面図)は
放出アングル21の拘束・離脱(カードケースの放出作
用)を示す図面、第24図A, Jの各図は夫々第25
図A,J段階における放出台3の昇降とスパイラル24
の回転との関連作用を示す左側面図、第25図は本発明
の総合作用における主要段階A,B,C−J,K,Lを
起動軸10の回転角度によって表示した前側面図、第2
6図A,E,G,J,Kは夫々第25図各段階中特に重
要なA,E,G,J,Kの各段階における各要部の状態
を示す左側面図、第27図は第26図の各段階におげる
各柚カムの回転位置を第26図付記の符号を以て示した
前側面図である。 な訃、以上の各図面中作図の便宜上断面の斜線を省略し
たものもある。 各要部の符号は、前掲の外、各安部組立の基礎を戊す4
(右側)5(左側)6(前側)7(中間)8(後側)の
各フレーム 9は前側仮、11は10と連動し各段階作
用の一部を負担する軸、12(2カ所)はコードパー1
8、特設バー19の起倒軸、13(11カ所)はカード
ケース収納部の仕切仮、14は13の後部支持台、14
aは1,1の後端制限用長アングル、15(4カ所)は
16.17の昇降ガイド、22は21の拘束離脱用レバ
ー、24(a,b+ e+dを含む)はスパイラル状回
転体、26は10の回転を11に伝えるチエンホイール
、31〜40(32を除く)は各種カム、31.35は
軸11に付設し夫々3L 35と同形のカム、32ぱ両
端をカム31と33に枢着した長ローラー、41は遠隔
操作にも適する操作器(コントローラー)41aは各種
押ボタン、41bは読取カード、42は減速機付電動機
(モーター)、42a〜42dは各種歯車、43はソレ
ノイド(列)、43a,43の昇降部(ブランジャー)
、43bは拘束部、43cはマグネット長片、その曲数
字符号にal b+ c等を付記したものは数字符号物
体の部分1たは直接関連した物体、′を付記したものは
同一(同種)物体の異った状態のものを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 底辺部にコードに対する凹凸部を設けたカードケー
    スの多数をランク”ムに収納し、その中から特定のケー
    スのみを自動的に露出し得るようにしたカード文書等の
    索引装置において、(1)特定ケースのコード番号に応
    じ一定範囲昇降し得る多数並列したコードバーと、(2
    )コードバー列の前・後外方に並設し、全カードケース
    の前・後端部を別々に昇降し得る各1本のリフトバーと
    、(3)前方リフトバーの外側にこれと並設した緩かな
    スパイラル状突起辺を有する回転体を主体とする特定カ
    ードケースの降下泥進機構(以下スパイラルと云う)と
    、(4)スパイラルの有効作用開始前一時全カードケー
    スの後端に近い部分を支え得るようにした1本の特設バ
    ーと、(5)特定カードケースの降下により生じた曲の
    一般カードケースとの段差による分離状態を保持し、か
    つ、その上面に特定ケース放出時特定以外のケースの前
    方移動を拘束する段部を設けた分離アングルと、(6)
    特定カードケースを適時急速押し出し得る放出アングル
    と、(7)常時は上昇して全カードケースの前端部位置
    を制限し、特定ケース放出時は降下してその受台となる
    放出台と、(8)以上各部を順当に作動させるように、
    各種形状のカム・ローラー・歯車等を適当な関係で付設
    した1本の起動軸等の8点を主要部とする機械装置と、
    (9)押ボタン1たは読取カードの操作により特定コー
    ドに対するコードバーのみを降下し得る状態となし、次
    で(10)起動軸を正確に1回転し得る電気装置を備え
    たことを特徴とし、(11)電気装置を発動して特定カ
    ードケースに対するコード設定操作を行えば、以後自動
    的に所定の順序に内部諸機構を作動させて特定クースを
    放出した後全装置を原始状態に復元するまでの一連の作
    用を自動的に遂行し得るようにした゛力一ド文書等のラ
    ンク”ム収納全自動選出装置″。
JP6836278A 1978-06-08 1978-06-08 カ−ド文書等のランダム収納全自動選出装置 Expired JPS5847754B2 (ja)

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JPS55904A JPS55904A (en) 1980-01-07
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