JPS5847622B2 - 減圧平衡発熱装置における空気流発生機構 - Google Patents

減圧平衡発熱装置における空気流発生機構

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JPS5847622B2
JPS5847622B2 JP56025402A JP2540281A JPS5847622B2 JP S5847622 B2 JPS5847622 B2 JP S5847622B2 JP 56025402 A JP56025402 A JP 56025402A JP 2540281 A JP2540281 A JP 2540281A JP S5847622 B2 JPS5847622 B2 JP S5847622B2
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rotating
air
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reduced pressure
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信義 久保山
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24VCOLLECTION, PRODUCTION OR USE OF HEAT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F24V40/00Production or use of heat resulting from internal friction of moving fluids or from friction between fluids and moving bodies

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、減圧平衡発熱装置}こおける空気流発生機
構1こ関する。
本出願人は、回転体の回転作用{こ上り、密閉室内の空
気を強制的{こ吸引排気と、室内外の圧力差がほぼ平衡
した減圧状態を作りこの減圧状態で回転体の回転を継続
させて空気との間で摩擦熱を発生させて減圧加熱乾燥ま
たは減圧加熱を目的とした好みの温度を得るよう1こし
た減圧平衡発熱装置を開発した。
この発明は、上述した減圧平衡発熱装置を用い密閉され
た室内の空気を強制的1こ流動させて室内の温度分布を
均一Iこするよう1こした減圧平衡発熱装置}こおける
空気流発生機構を提供することを目的とする。
以下{こ、この発明の実施例を図面と共に説明する。
1は扉2を枢着して開閉自在とした角筒状の密閉された
中空室で、上下左右の外周壁1こは断熱材3を被着介在
させて保温できるようIこなって(/)る。
4は中空室1の天井中央1こ開口した吸引口で、回転休
aを回転自在1こ配設した減圧摩擦熱発生機構Xを有す
る。
そして、この回転体aろ図示1こあっては、電動機5に
より回転されるプロペラファン、シロツコファンなどの
回転羽根6によって構或された所望の傾斜角度を有し、
かつ、中空室1内の空気を吸引排気するように回転方向
が定められている。
そして、この回転体aの回転領域には摩擦熱発生部Aが
形成される。
7は前記減圧摩擦熱発生機構Xの回転体aに僅かの間隔
を置いて対設した回転体で、前記回転体aの回転作用に
基づく気体の粘性効果1こよって従動回転する従動回転
機構Yを構成している。
この従動回転機構Yは、基本的には第1図の実施例に示
すよう1こ支持枠9]こより1個配設して下方の気流を
上方へ吸引できるピッチ翼を、その回転体7に備えさせ
れば良い。
上述の従動回転機構Yは第2図ないし第4図{こ示すよ
う1こ、回転体7を翼車構造(回転翼車)となし、これ
と一体で回転する吸引羽根8を同軸として所謂、二段回
転構造として形成することもできる。
すなわち、吸引口4の下端1こ、臨設されて固定される
直交した支持枠9を取付け、該枠9の中心を回転体aの
中心と一致させて軸受部10となしこの軸受部10の上
方1こは前記回転翼車7を、また下方1こは回転羽根8
を軸杆111こ螺合固定して一体回転できる構成として
いる。
また、回転翼車7は吸引口4の口径より僅か1こ小径の
リング12とそのリング12の外周1こ突出した多数の
羽根13と1こよって構成され、吸引口4の内壁とリン
グ12と羽根13と1こより囲繞される多数の気室14
が形成できるよう1こなっている。
15は羽根13の上端を稍々斜方向{こ曲折した折曲部
で、回転性能を高められるように構成している。
16は中心取付部17を支持する四本の支杆、18はリ
ング12の内側に散設した吸引羽根で、下方の気流を吸
上げできるように同じ方向の傾斜角度を保って取付けら
れている。
さらに、回転羽根8(″i、通常のファン構造でよく、
中空室1内の空気を上方1こ吸上げる方向1こ羽根8が
回転するように構威してあればよい。
なお、また回転羽根8の外方{こは前記支持枠9の両端
を支持できる環状部19aを有する陳笠状の傾斜板19
が固定してあり、回転羽根8の吸引領域を劃1然と規制
してある。
なお、図示しないが、この傾斜板19を回転羽根8と同
様1こ軸杆111こ回転可能1こ固定し、この傾斜板1
9の下而1こファン機能を呈する傾斜した羽根を取付け
て前記したと同様1こ吸引効果と吸弓領域とを劃然と規
制して実施しても差支えない。
つぎ1こ、第2図ないし第4図に示す実施例では中空室
1内での気流現象を有効1こして均一な温度分布を改善
するため前記傾斜板19と共1こ吸引口4より下向き1
こ拡開させた円錐状の案内板20を突設し、かつ前記傾
斜板19との間で得られる旋回流の流れ方向を規制する
規制板21を介在させた強制旋回対流案内機構Zを備え
る。
22は電動機5の支持筒で、排気通路23を有し、この
支持筒22の開口端1こは消音筒24を備える。
25は中空室1内に多段1こ配設した網、板などの棚で
、被乾燥物、被加熱物の種類、大きさに応じて上下の棚
の間隔、棚の形状を自由に変えることができ、熱効果を
有効に働かせるものである。
なお、中空室11こは、必要に応じて外気導入機構、補
助ヒータなどを組込み温度の自動制御、外気の手動また
は自動制御を行うことができることは勿論である。
また、従動回転機構Yは三段以上の回転体を同軸で配設
することもできる。
叙上の構成1こ基づいて、この発明の作用、方法を説明
する。
まず、電動機51こ通電し、回転羽根6を回転させれば
、減圧摩擦熱発生機構Xが働き、密閉された中空室1内
の空気は回転羽根6の吸引排気作用によって、次第1こ
排気減圧され中空室1の内外の圧力差が次第に大きくな
るが、或る圧力差1こ達した時点で略平衡状態を維持す
る。
この略一定の平衡状態における中空室1の内外の圧力差
は、回転羽根6の回転吸引力の大きさと吸引口4と回転
羽根6との間隙の犬ぎさなと1こよって定まるが、この
平衡状態は回転羽根6の回転作用が継続する限り維持さ
れる。
この平衡状態では回転羽根6の回転領域内}こある摩擦
熱発生部A1こおいて空気の滞留現象が生じ、回転羽根
6との摩擦作用が反覆継続するので、摩擦熱が発生して
次第1こその温度が上昇する。
ところで、減圧摩擦熱発生機構X{こ相対して従動回転
機構Yが設けられており、回転体aすなわち回転羽根6
によって回転される加熱された旋回流は、流体の粘性効
果1こより離開しているこの従動回転機構Yの回転体7
を同一方向1こ回転させる。
そして中空室1内の空気を排気して所望の減圧状?、す
なわち、中空室1内外の圧力差がほぼ一定の平衡状態{
こ達するまで従動回転機構Yは専ら排気作用を呈する。
この一定の減圧状態に達した後、第1図に示す実施例に
あっては中空室1の回転体7の下方の空気は矢符のよう
に強制的に吸い上げられ、回転体7の外方の空気は矢符
のように強制的に下方に押し下げられ所謂強制対流作用
が得られ、中空室1内の気流の温度は全域1こおいて急
速1こ均一となる。
っぎ{こ第2図ないし第4図に示す実施例1こついて説
明する。
回転体aの回転作用で従動する回転翼車7により該回転
翼車7のリング12と羽根13と吸引口4の内壁とで囲
繞される気室14内の気体を強制的に旋回させると共1
こ回転翼車7と同軸の回転羽根8を同一方向1こ回転さ
せることとなる。
この強制的に旋回作用を受ける気室14内の加熱気流は
、強制旋回対流案内機構Z{こより案内板20と傾斜板
19とで形成される空間部{こ、規制板21によって旋
回流を附勢されながら導入されさらに中空室1の外周内
壁に向って吐出されるものである。
一方、従動回転機構Yは回転翼車7の回転1こより一体
回転する回転羽根8の作用で該回転羽根8の下方1こ位
置する気流は強制的1こ上方1こ吸引されリング12の
吸引羽根18の吸上効果と相俟って減圧摩擦熱発生機構
Xの回転羽根6の摩擦熱発生部人に・強制的1こ送り込
まれ該部で既1こ昇温した気流と入れ替わりながら回転
翼車71こよって前述のよう{こ下方1こ旋回流を形成
して吐出されるものである。
したがって、従動回転機構Yと強制旋回対流案内機構Z
の働き1こより中空室1内の気流は、外周方向から下降
し中央部分から上昇する強制的な対流作用と、渦巻状の
旋回作用(渦巻作用とも認められる)とを奏することが
できる。
このように中空室1内の空気圧が回転羽根6の回転によ
る減圧作用を受けた状態において、旋回する気流を外周
方向から下降させ一旦下降した後中空室1の下部外周よ
り中心側Iこ向って移行する気流の対流作用を強制的I
こ生起させているので、室1内の温度を所望の設定され
た温度{こ急速{こ均一化できる。
しかも、対流する加温された気流は多段{こ配設された
棚25内]と均一に侵入して作用し全体を減圧加熱でる
被乾燥物を収容した時は気化した水分は、吸引口4を経
て外部に排出されるが、必要1こ応じて図示しない外気
導入機構を用いて外気を導入すれば、外気は中空室1内
1こ送給され、その送給空気に相当する気化水分を含有
する空気は排出されて有効な乾燥作用が行われる。
したがって、中空室1内の棚25上の被加熱物は減圧作
用、旋回対流作用による均等な加熱作用を受けることが
できる。
こと]こ旋回対流作用{こよって気流は、中空室1の全
域の棚25{こ作用して均一な温度分布の下1こ加熱作
用を行わせることができる。
なお、中空室1は図示では立方体形状であるがこの形状
は何等特定されるものでなく、円筒構造であっても良い
ことは勿論である。
なお、図示のように立方体形状の場合はその四周の四隅
部1こ屈曲面を形威して旋回層流の流れ抵抗を逓減させ
ることもある。
この発明は叙上のよう{こ、回転体の回転作用によって
密閉された中空室内の空気を吸引排気し、中空室を減圧
状態]と保ち、しかも室内外の圧力差を略一定の平衡状
態1こおいて回転体の回転作用を継続させて回転体と空
気との摩擦作用1こよって摩擦熱を発生させると共1こ
、この摩擦熱を有する気体を従動回転機構1こより、ま
た該機構に強制旋回対流案内機構とによって有効な旋回
渦巻作用と対流作用を自然に生起させるよう1こし、し
かも乾燥操作の場合は必要1こ応じて外気導入機構の働
きで加熱され、または加熱されない外気を送給して被乾
燥物を有効(こ乾燥できるので乾燥効果が格段と向上し
、しかも高品質の乾燥物を得ることができる。
しかも、従来のようなヒークとか燃料などのような直接
的な熱源の使用を省き、回転体の回転摩擦作用、減圧作
用、旋回渦巻流{こよる対流作用によって均一有効な加
熱作用を行わせ、あらゆる種類の加熱作用、ことに乾燥
作用を有効]こ実施できる特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明Iこ係る空気流発生機構を施した減
圧平衡発熱装置の一実施例を示す縦断側面図、第2図は
同上の他の実施例を示す要部の拡大断面図、第3図およ
び第4図は同上のI−I線およびIV−IV線断面図で
ある。 1・・・・・・密閉された中空室、4・・・・・・減圧
摩擦熱発生機構Xの吸引口、7・・・・・・従動回転機
構Yの回転体、8・・・・・・回転羽根、20・・・・
・・強制旋回対流案内機構Zの案内板、21・・・・・
・規制板、a・・・・・・回転体を示し、電動機と回転
羽根6で構成される。 ・・・摩擦熱発生部。 A・・・

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 密閉された中空室内の空気を、減圧摩擦熱発生機構
    の回転体の回転作用1こより強制吸引して室外{こ排気
    させ、室内を減圧して室内外の圧力差を略一定の平衡状
    態に保つと共1こ、この平衡状態を維持しながら、前記
    回転体の回転作用を継続させて空気との摩擦作用を促進
    して摩擦熱を発生できるよう1こした減圧平衡発熱装置
    において前記回転体1こ接近して従動回転機構を対設し
    、流体の粘性効果で該従動回転機構を回動できるよう1
    こしたことを特徴とする空気流発生機構。 2 密閉された中空室内の空気を、減圧摩擦熱発生機構
    の回転体の回転作用1こより強制吸引して室外1こ排気
    させ、室内を減圧して室内外の圧力差を略一定の平衡状
    態(こ保つと共に、この平衡状態を維持しながら、前記
    回転体の回転作用を継続させて空気との摩擦作用を促進
    して摩擦熱を発生できるようにした減圧平衡発熱装置に
    おいて、前記回転体Iこ接近して従動回転機構を対設す
    ると共1こ該従動回転機構の外周1こ強制旋回対流案内
    機構を設けて中空室内の気流を外周より下降させ、中心
    より上昇させる旋回対流として得るよう1こしたことを
    特徴とする空気流発生機構。 3 強制旋回対流案内機構には旋回附勢用の規制板を設
    けたことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の減圧
    平衡発熱装置{こおける空気流発先機構。 4 従動回転機構は回転体を同軸とした複数で形成した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項い
    づれか記載の減圧平衡発熱装置における空気流発生機構
    。 5 従動回転機構は、中空室1こ設けた支持枠により回
    転自在{こ支持させて成ることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項または第2項いづれか記載の減圧平衡発熱装
    置1こおける空気流発生機構。
JP56025402A 1981-02-25 1981-02-25 減圧平衡発熱装置における空気流発生機構 Expired JPS5847622B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS57142451A JPS57142451A (en) 1982-09-03
JPS5847622B2 true JPS5847622B2 (ja) 1983-10-24

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JP (1) JPS5847622B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH029396U (ja) * 1988-06-30 1990-01-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH029396U (ja) * 1988-06-30 1990-01-22

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JPS57142451A (en) 1982-09-03

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