JPS584732A - イソオレフインの分離方法 - Google Patents

イソオレフインの分離方法

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JPS584732A
JPS584732A JP10133481A JP10133481A JPS584732A JP S584732 A JPS584732 A JP S584732A JP 10133481 A JP10133481 A JP 10133481A JP 10133481 A JP10133481 A JP 10133481A JP S584732 A JPS584732 A JP S584732A
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butene
carbon atoms
isoolefin
hydrocarbon mixture
olefin
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Yoshiharu Okumura
奥村 義治
Tadamori Sakakibara
榊原 忠守
Katsuzo Kaneko
金子 勝三
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Toa Nenryo Kogyyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明ii、インオレフィン及びn−オレフィンを含む
炭化水素混合物からインオレフィンを分離する方法に関
し、より詳しくは該炭化水素混合物中のn−オレフィン
のみを選択的にカルボニル化せしめ、未反応のインオレ
フィンを効率よく分離する方法に関する。
先行技術 インオレフィン及びn−オレフィンを含む炭化水素混合
物からインオレフィンを分離する場合、特にインオレフ
ィンとn〜オレフィンの炭素数が同じであると、沸点が
近接しており、通常の蒸留法ではn−オレフィンと分離
することは困難である。
そこで、両者の極性溶媒に対する溶解性の差を利用した
抽出蒸留法による分離が行なわれているが、溶解性の差
が小さい場合には適用できない。
又1両者の化学反応性の差を利用した分離方法が行なわ
れている。例えば、インオレフィンのみを選択的に、水
和する方法、低級アルコールとのエーテルに変換させる
方法、低重合する方法等でn−オレフィンと分離した後
、熱分解等の方法でインオレフィンに戻す方法等が知ら
れている。
しかし、これら従来の化学的分離方法では、インオレフ
ィンを一旦他物質に変換させた後。
インオレフィンに変換する必要があり、又インオレフィ
ンへの変換が容易でない等の問題点があり、決して有効
な方法ではない。
更に、インオレフィンとn−オレフインヲ含む混合物か
らインオレフィンを変換させずに分離する方法として、
インブチレン及びn−ブテンを含む炭化水素を界面活性
剤の存在下、パラジウム−銅−ホウ素會含む触媒と接触
させ、n−ブテンのみを酸化してカルボニル化合物とし
て回収し、インブチレンを分離する方法(米国特許第4
.257.331号明細書)が知られている。
発明の開示 本発明者らは、インオレフィンを変換させずに、n−オ
レフィンとの混合物から分離する方法について鋭意研究
を続けた結果、従来からオレフインヲ酸化してカルボニ
ル化合物を製造する際の酸化触媒として知られているパ
ラジウム−鉋系触媒に第三級アミンを併用することによ
シ、n−オレフィンのみが選択的に酸化してカルボニル
化合物となシ、未反応のn−オレフィンをインオレフィ
ンを容易に分離回収し得ることを見出して本発明を完成
した。
発明の要旨 すなわち、本発明はインオレフィン及びn−オレフイ/
を含む炭化水素混合物を、パラジウム、銅、ハロゲン及
び第三級アミンを含む触媒と接触させて酸化反応を行な
わせしめ、得られる反応生成物と未反応のインオレフィ
ンを分離することからなる炭化水素混合物中のインオレ
フィンの分離方法を要旨とする。
炭化水素混合物 本発明で用いられる炭化水素混合物は、インオレフィン
及びn−オレフィンを含むものであるが、それらには、
炭素数5〜12個のモノオレフィンであり、炭素−炭素
の二重結合がオレフィンの末端の炭素−炭素結合にある
末端オレフィン及び内部の炭素−炭素結合にある内部オ
レフィンが含まれる。
インオレフイ7 t f+tl示すると、2−メチル−
1−プロペン、2−メチル−1−ブテン& 5−メチル
−1−ブテン、2−メチル−2−ブテン、2−メチル−
1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン& 2−メチ
ル−2−ペンテン、2−エチ#−1−ブチ7.2−メチ
ル−1−ヘプテン。
2、2.4− )リメテルー1−ペンテン等である。
n−オレフィンとしては、プロピレン、1−ブテン、2
−ブテン& 1−ペンテン、2−ペンテン、1−ヘキセ
ン、2−ヘキセン、5−ヘキセン、1−ヘプテン、2−
ヘプテン、1−オクテン、2−オクテン等を挙げること
がで鳶る。
本発明においては、上記のインオレフィン及びn−オレ
フィンを含む炭化水素混合物ならばいずれも使用するこ
とができるが、例えば石油留分の分解等によって生成す
る主として炭素数4個の炭化水素の混合物であるいわゆ
る04留分、或いは主として炭素数5個の炭化水素の混
合物であるいわゆる0、留分を原料として用い、それら
原料から中に含まれるインオレフィンを分離するのが工
業的に有利である。
原料炭化水素混合物中に2ジオレフイン系。
アセチレン性不飽和炭化水素を含む場合は、それらを除
去するか、選択水添してモノオレフィンにするのが望ま
しい。
触媒 本発明で用いられる触媒は、ノ(ラジウム、銅、ハロゲ
ン及び第三級アミンを含むものである。
1)パラジウム パラジウム源としてはパラジウム化合物であり、好適に
は、塩化パラジウム、臭化/<ラジウム、酢酸パラジウ
ム、硫酸ノ(ラジウム等を使用することができる。又、
その場で上記)くラジウム化合物を生成し得るならば、
金属Iくラジウムも使用することができる。
2)銅 銅源としては、銅化合物であり、塩化第二@。
塩化第一銅、臭化第二銅、臭化第一銅、硫酸第二銅、酢
酸第二銅等が好適である。父、その場で上記銅化合物を
生成し得るならば、金属銅も使用することができる。
5)ハロゲン ハロゲン源としては、前記ノ(ラジウム化合物及び/又
は銅化合物として)・ロゲン化物を用いる場合は、それ
らをハロゲン源とすることができるが、ハロゲン化パラ
ジウム及び/又はノーロゲン化鋼を用いない場合、或い
はそれらを用いても所要のハロゲン量に達しない場合に
は、塩化水素、臭化水素等のハロゲン化水素、塩素、臭
素等のハロゲン、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化
リチウム、臭化カリウム等のアルカリ金属のハロゲン化
物、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、臭化カルシウ
ム等のアルカリ土類金属のハロゲン化物を用いることが
できる。
4)第三級アミン 本発明で用いられる第三級アミンは、トリメチルアミン
、トリエチルアミン、トリイングロビルアミン、トリn
−ブチルアミン、トリヘキシルアミン、トリオクチルア
ミン等のトリアルキルアミン、トリメタノールアミン、
トリエタノールアミン、トリインプロパツールアミン、
トリn−ブタノールアミン等のトリアルカノールアミン
及び下記の■〜■の一般式で表わされる第三級アミンの
うちの一種又は二種以上の化金物の中から選ばれるが、
望ましくけ、下記ρ■〜■の一般式で表わされる第三級
アミンである。
■RI R1R” IJ 但l〜 Hl−炭素数6〜20個の了り−ル、炭素数2
〜16個のアシル、炭素数 7〜20個のアルアルキル又は炭 素数1〜16個のアルキルの水素 原子をハロゲン原子、炭素数1〜 12個のアルコキシ若しくは炭素 数2〜16個のアシルで置換した 置換アルキル。
R2,Hll−炭素数1〜16個のアルキル。
炭素数6〜20個のアリール、炭 素数2〜16個のアシル、炭素数 7〜20個のアルアルキル又は該 アルキルの水素原子をハロゲン源 子、炭素数1〜12個のアルコキ シ若しくは炭素数2〜16個のア シルで置換した置換アルキル。R2 とR3は同じで吃異ってもよい。
上記の一般式に含まれる化合物として次のものを挙げる
ことができる。
トリフェニルアミン、ジフェニルメチルアミン、フェニ
ルジメチルアミン、トリベンジルアきン、ジベンジルメ
チルアミン、ベンジルジメチルアミン、ジベンジルフェ
ニルアミン、ジンエニルベンジルアミン、トリ(2−メ
トキシエチル)アミン、トす(エトキシメチル)アミン
、)す(210ロエチル)アミン、トリ(2−フルオロ
エチル)アミン、N、N−ジメチルアセトアミド、N、
 N−ジエチルアセトアミド、N、N−ジメチルベンズ
アミド、N−メチルアセトアニリド、N、N−ジメチル
アセチルアセトアミド。
但しa R’ * Rgr R” 、 R’−炭素数1
〜16個のアルキル、炭素数6〜20個のア リール、炭素数2〜16個のアシ ル、炭素数7〜20個のアルアル キル又は該アルキルの水素原子を ハロゲン原子、炭素数1〜12個 のアルコキシ若しくは炭素数2〜 16個のアシルで置換した置換ア ルキシ。R’、 R”、 R”、 R4i、il司じで
も異ってもよい。
R5−炭素数1〜8個のアルキレン又は炭素数6〜12
個のアリーレン。
上記の一般式に含捷れる化合物としては、N。
N、 N’ 、 N’ −テトラフェニルエチレンジア
ミン、N、 N、 N: N’−テトラメチル−Tl−
フェニレンジアミ:y 、 N、 N、 N:r−テト
ラベンジルエチレンジアミン、N、 N、 N: N’
−テトラアセチル−p−キシリレンジアミン等を挙げる
ことができる。
但し、R1−炭素数1〜16個のアルキル、炭素数6〜
20個のアリール、炭素 数2〜16個のアシル、炭素数7 〜201固のアルアルキル又は該ア ルキルの水素原子をハロゲン原子。
炭素数1〜12個のアルコキシ若 しくは炭素数2〜16個のアシル で置換した置換アルキル。
H2−■炭素数3〜6個のアルキレン。
@該アルキレンの水素原子を炭素 数1〜8個のアルキル、炭素数 6〜20個のアリール、炭素数 2〜16個のアシル、炭素数7 〜20個のアルアルキル若しく はハロゲン原子で置換しfC!換 ゛アルキレン、 θ 式; −(OHI )m −0−(OHz)” −
a但、シ、  m、  n g++ 1〜5.(m−1
−n ); 3〜6 0 式: −(OH2)m−0−(OHI)n−又は1 但し、m、n−0〜5.(m十 n )=2〜6 0         0 但し、n悶2〜4 上記の一般式に含まれる化合物として、次のものkmげ
ることがで應る。
N−アセチルピロリジン、N−アセチルピペリジン、N
−フェニルピロリジン、N−フェニルピペリジン、N−
(2−クロロエチル)−ピロリジン、N−(2−クロロ
エチル)−ピペリジン、N−アセチルメチルピロリジン
、N−アセチルメチルピペリジン、N−ベンジルピロリ
ジン、N−(メトキシメチル)−ピロリジン。
N−メチルピロリドン、N−フェニルピロリドン、N−
アセチルピロリドン、N−フェニルモルホリン、N−ア
セチルモルホリン、N−メチルモルホリン、N−メチル
−2−フェニルピロリジン、N−アセチル−2−フェニ
ルピロリジン、N−メチル−2−トリクロロメチルピロ
リジン、N−メチル−2−トリクロロメチルピペリジン
、N−メチルコノ1り酸イミド、N、λ2.46−ベン
タメテルピベリジン。
但し R1、HR−炭素数1〜16個のアルキル。
炭素数6〜20個アリール、炭素 数2〜16個の7タル、炭素数7 〜20個のアルアルキル又は該ア ルキルの水素原子をハロゲン原子、 炭素数1〜12個のアルコキシ若 しくは炭素数2〜16個のアシル で置換した置換アルキル。R1、H2 は同じで4異ってもよい。
% 、 R4=■炭素数1〜6個のアルキレン、 0該アルキレンの水素原子を炭素 数1〜8個のアルキル、炭素数 6〜20個のアリール、炭素数 2〜16個のアシル、炭素数7 〜20個のアルアルキル若しく はハロゲン原子で置換した置換 アルキレン、 θ 式; −(OHI)m−0−(OHI)n−。
但し、m、nw1〜5.(m+ n )=5〜6 0 式ニー(OHI)m−0−(OH2)n−又1 は 但し、m、nmO〜5.(m−1− n )= 2〜6 0 但し B ta 2〜4 Rs、 H4は同じでも異ってもよい。
上記の一般式に含まれる化合物としては、N。
y’−ジアセチルピペラジン、N、N’−ジフェニルピ
ペラジン、N、N’−ジメチル−2,52−ジオキンピ
ペラジン、N、N’−ジ(2−クロロエチル)−2,5
−ジエチルピペラジン、1.7−ジエチル=1.7−ジ
アザ−4,10−ジオキンシクロドデカン、1.5−ジ
メチル−1,5−ジアザ−2,4−ジオキンシクロへブ
タン等が楯げられる。
本発明で用いられる触媒は、パラジウム、銅、ハロゲン
及び特定の第三級アミンを含むものであるが、通常は前
記の各化合物を水圧溶解することにより触媒とすること
ができる。
この触媒系におけるパラジウムの含有量は。
パラジウムとして11〜100ミリグラム原子/!1好
ましくは05〜20ミリグラム原子/lである。銅の含
有量は、パラジウムに対して原子比で1〜500倍、好
ましくは2〜200倍である。ノ・ロゲンの含有量は、
銅に対して原子比で11〜10倍、好ましくは15〜3
倍である。又、特定のアミンの含有量は、ノ・ロゲンに
対して該アミン中の窒素が原子比で1〜1,000倍、
好ましくは2〜500倍である。
炭化水素混合物の酸化反応 本発明における炭化水素混合物の酸化反応は、前記の炭
化水素混合物と前記の触媒を接触させることによシ達成
されるが、その方式としては、酸素の存在下で両者を接
触させる一段法及び酸素の不存在下で両者を接触させた
後、触媒の酸化再生反応を行う二段法のどちらも採用す
ることができる。
酸化反応は、原料炭化水素と触媒をよく接触させること
が望ましく、それは通常、両者を混合し、激しく攪拌さ
せる等の機械的接触方法によシ達成されるが1両者の接
触を容易にならしめるために、含酸素有機化合物から方
る溶媒の存在下接触させてもよい。
用い得る溶媒としては、メタノール、エタノール等のア
ルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール
等のポリオール、ジ−n−ブチルエーテル、ジインブチ
ルエーテル等のエーテル、ポリエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール等のポリアルキレングリコール
、酢酸エチルゎ酢酸n−ブチル等のエステル、アセトン
、メチルエチルケトン等のケトン、ギ酸。
酢酸等のカルボン酸等1挙げることができる。
酸化反応の反応条件は、40〜140℃1好ましくは5
0〜110℃の反応温度、1〜50気圧、好ましくは3
〜20気圧の反応圧力。
15分〜10時間、好ましくは0−5〜5時間の反応時
間である。又、一段法における酸素の分圧は1〜15気
圧が好ましい。炭化水素混合物と触媒の接触割合は、触
媒中のパラジウム1グラム原子当り、二段法では該混合
物が10〜500モル、好ましくij20〜!100モ
ルであり、一段法では50〜2.000モル、好ましく
は100〜1.000モルである。
炭化水素混合物と触媒の接触は、バッチ式、連続式のい
ずれでもよく、その接触は一段のみたらず、多段で行う
ことができる。
本発明においては、インオレフイ/は殆んどカルボニル
化されずに、n−オレフィンのみが選択的にカルボニル
化されケトン及び/又はアルデヒドになるので1反応終
了後の未反応の炭化水素混合物中にはインオレフィンが
濃縮される。
インオレフィンの分離 酸化反応が終了した反応系からケトン及び/又はアルデ
ヒドを主成分とする反応生成物及び未反応のインオレフ
ィン分分離回収する方法としては、種々の方法を採用す
るととができる。
例えば、触媒を含む反応混合物を、静置、冷却等の方法
で、触媒を分別した後、或いは分別せずに直接、蒸留す
ることによってカルボニル化合物及びインオレフィンを
それぞれ分離回収することができる。
又1反応混合物を適当な有機溶媒と接触させて、反応生
成物及びインオレフィンを含む炭化水素を溶解した溶液
を蒸留して、カルボニル化合物及びインオレフィンを分
離回収してもよい。
発明の効果 本発明においては、インオレフィンのカルボニル化は極
く僅かであり、n−オレフイ/が選択的にカルボニル化
されケトン及び/又はアルデヒドになるので、インオレ
フイ/が濃縮した未反応の炭化水素混合物が得られる。
従って、その炭化水素混合物からインオレフィンを分離
回収することは容易であり、しかもn−オレフインのカ
ルボニル化合物への転化率が高いので、その未反応の炭
化水素混合物中のn−オレフィンの含有量は低く、高純
度のインオレフィンを分離回収することができる。
以下1本発明の詳細な説明する。
実施例1 ポリテトラフルオルエチレンで内部被覆したステンレス
製オートクレーブに塩化パラジウム6ばリモル、塩化第
二銅40ミリモル、ジフェニルメチルアミン120ミリ
モル及び水1!を入れた。ブテン混合物(インブテン4
0%、1−ブテン40%、2−ブテン2o%)tモルを
圧入し、80℃に加熱したら圧力計は7 Kf/−を示
した。次いで、酸素を圧入することによシ。
圧力を10 K4/1m”に保ちながら80℃で5時間
激しく攪拌して反応を行った。反応終了後、内容物を一
25℃迄急冷し、酸素等の軽質ガスを放出した後、オー
トクレーブの内容物を単蒸留して、インブテン9五0チ
& 1−ブテン1.0チ、2−ブテン4.7俤からなる
組成のブテン混合物を0422モル回収した。
なお、ブテン混合物を分離した後の反応混合物を分析し
たところ、次の組成をもつ生成物が0576モル生成し
ていることが分った。
メチルエチルケトン97.8重量%、n−ブチルアルデ
ヒド118重量%、クロロブタノンLL6重楢チ、第三
級ブチルアルコール[′L8重量係。
実施例2 ジフェニルメチルアミンの代シにトリベンジルアミン!
!1l−150ミリモル用いた以外は、実施例1と同様
の実験を行い、インブテン9五0チ、1−ブテン1.7
%& 2−ブテン5.5%の組成を持つブテン混合物i
 0.428モル回収した。
なお、液状生成物を分析したところ、次の組成をもつ生
成物が0570モル生成していることが分った。
メチルエチルケトン97.6重量%、n−ブチルアルデ
ヒド[19重量%、クロロブタノンa6重量%、第三級
ブチルアルコール19重量%。
比較例1 ジフェニルメチルアミンを用いずに、実施例1と同様の
実験を行つfc。その結果、n、52モルのブテン混合
物が回収され、その組成は次の通りであった。
インブテン5五8%& 1−ブテン15.4 %、2−
ブテン308チ。
なお、液状生成物を分析したところ2次の組成をもつ生
成物が147モル生成していることが分った。
メチルエチルケトン67.5重量%1n−ブチルアルデ
ヒド29重量%1クロロブタノン4.6重量%1第三級
ブチルアルコール25.0重量%。
実施例3 ジフェニルメチルアミンの代りにトリβ−クロロエチル
アミンt120ミリモル、ブテン混合物の代りに次の組
成をもつペンテン混合物を1モルそれぞれ用いた以外は
、実施例1と同様にしてカルボニル化反応を行った。
1−ペンテン12重量%(以下この実施レリにおいて1
7t、重量%)、2−ペンテン4oチ、5−メチル−1
−ブチ73%12−メチル−2−ブテン37%h 2−
メチル−1−ブテン8チ。
次に、反応混合物を蒸留して21−ペンテン1チ%2−
ペンテン3チ、3−メチル−1−ブテン5%、2−メチ
ル−2−ブテン74チ、2−メチル−1−ブテン17チ
からなる組成のベンfン混合物k [14q sモル、
2−ペンタノン596チ、3−ペンタノン39.0%、
n−バレロアルデヒド02%、クロロペンタノン[18
%、第三級アミルアルコール14%からなる組成の生成
物をrL50モルそれぞれ回収した。
比較例2 トリーβ−クロロエチルアミンを用いずに実施例3と同
様の方法で実験を行った。その結果1−ペンテン8重量
%(以下、この比較例では重量%)、2−ベンゾン43
%、S−メチル−1−ブテン4チ、2〜メチル−2−ブ
テン58チ、2−メチル−1−ブテン7チの組成を持つ
ペンテン混合物1n7iモル、2−ペンタノン50%1
3−ペンタノン17%、n−バレロアルデヒド2チ、ク
ロロペンタノン5%、第三級アミルアルコール46チの
組成をもつ生成物をn、29モルそれぞれ回収した。
実施f+!I 4 実施例1で用いたオートクレーブに、塩化パラジウム5
0ミリモル、塩化第二銅400ミリモル、N−メチルピ
ロリドン81及び水27に入れた。次にインブタン6チ
、n−ブタン6チ、インブテン43%、1−ブテン50
%、2−ブテン15チの組成を持つ04貿分を10モル
圧入し、酸素を供給して圧力を10 h/cm”に保ち
ながら80℃で2時間、攪拌下反応を行った。
内容物を一25℃迄冷却し、酸素等の軽質ガスを放出さ
せた後、内容物を加熱して未反応のブタン−ブテン留分
を留出させ、理論段数80段の蒸留塔で5 Kg 7c
m”の圧力下精留した。インブタン留分54f、インブ
テン99. A %及び1−ブテン[′L4q6からな
る留分255を並びに2−ブテン及びn−ブタンからな
る塔底成分451を回収した。
なお、反応生成物の分析により、メチルエチルケトン9
a6重量%* n−ブチルアルデヒド[144重量%ク
ロロブタノン11重量チ及び第三級ブチルアルコール1
′L8重聞チの組成をもつ生成物が4.54モル生成し
ていることが分った。
比較例3 )■−メチルピロリドン81.水2jの代りに。
水10!を用いた以外tよ、実施例4と同様にして実験
全行った。実施N4と同様にして、未反応のブタン・ブ
テン留分の留出及び精留を行ったところ、インブタン留
分55f、インブテン778チ、1−ブテン22.、2
 %からなる留分2282及び2−ブテン、n−ブタン
からなる成分150fをぞれぞれ回収した。
なお、反応生成物の分析により、メチルエチルケトン2
50重!¥t%、n−ブチルアルデヒド1.1重量%、
クロロブタノン118重量%及び第三級ブチルアルコー
ル731重量%の組成をもつ生成物が1.1モル生成し
ていることが分った。
実施?′115 N−メチルピロリドンの代、りにN、 N−ジメチルア
セトアミドを、又04留分の代シに下記の組成をもつら
・C4炭化水素混合物を用いた以外は、実施例4と同様
の実験を行った。
プロピレフ2フ インブタン11上ル インブテン16モルチ& 1−ブテン22モル%12−
ブテン10モルチ。
実施例4と同様にして、未反応の03・C4炭化水素混
合物の留出及び精留を行ったところ、プロパン、プロピ
レン留分65t,イソブタン留分61f1インブテン9
93%.1−ブテン117俤からなる留分89f,2−
ブテン、n−ブタンからなる成分25fがそれぞれ回収
された。
なお、反応生成物の分析によシ,アセトン41、0モル
チ,フロピオンアルデヒドlL2モルチ,メチルエチル
ケトン5a2モル%,n−ブチルアルデヒド[L5モル
チ、クロロブタノンa1モルチ,第三級ブチルアルコー
ル往2モルチの組成をもつ生成物が52モル生成してい
ることが分った。
比較例4 N, N−ジメチルアセトアミド8I/、水2!の代り
に水10jlを用いる以外は、実施例5と同じ実@を行
った。
実施例4と同様にして、未反応の03・04炭化水素混
合物の留出及び精留を行ったところ、プロパン、プロピ
レン留分136f,インブタン留分65t1インブテン
53%k 1−ブテン67チからなる留分1719,2
−ブテン、n−ブタン成分759が回収された。
なお、反応生成物の分析によυ,アセトンS4.2モル
チ、フロピオンアルデヒド5,0モルチ,メチルエチル
ケトン15.7モル%.n−ブチルアルデヒド07モル
チ、クロロブタフッ15モル係、第三級ブチルアルコー
ル44,9ることが分った。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. インオレフィン及びn−オレフィンを含む炭化水素混合
    物を、パラジウム、銅、ハロゲy及び第三級アミンを含
    む触媒と接触させて、酸化反応を行なわせしめ、得られ
    る反応生成物と未反応のインオレフィンを分離すること
    からなる炭化水素混合物中のインオレフィンの分離方法
JP10133481A 1981-07-01 1981-07-01 イソオレフインの分離方法 Granted JPS584732A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8096754B2 (en) 2006-10-20 2012-01-17 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Structure of exhaust turbocharger having waste gate valve
US10215089B2 (en) 2014-08-29 2019-02-26 Ihi Corporation Variable-flow-rate valve mechanism and turbocharger

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US4237331A (en) * 1979-10-26 1980-12-02 Phillips Petroleum Company Olefin oxidation process

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