JPS5847048A - 輸送用緩衝材 - Google Patents

輸送用緩衝材

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JPS5847048A
JPS5847048A JP56145153A JP14515381A JPS5847048A JP S5847048 A JPS5847048 A JP S5847048A JP 56145153 A JP56145153 A JP 56145153A JP 14515381 A JP14515381 A JP 14515381A JP S5847048 A JPS5847048 A JP S5847048A
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JP
Japan
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polybutadiene
polypropylene
mixture
polyethylene
cushioning material
Prior art date
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Application number
JP56145153A
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English (en)
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JPH0319864B2 (ja
Inventor
Takeji Kurita
栗田 武治
Hidemi Ito
秀己 伊藤
Masahito Kaihatsu
開発 将人
Yukihiro Kageyama
蔭山 幸廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
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Publication date
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  • Vibration Dampers (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は積荷を上から透視し得る半透明性かめジノンス
リップ性に優れ、耐油性も良く適度な剛性があり、経済
的で、耐久性に富んだ輸送用緩衝材に関する。
輸送用、例えば、本発明が望ましく適用される自動車ホ
イル用キャリア、に於て輸送中ホイルの仕上げ面を保護
することが重要な目的であり荷積みの状態で積荷(ホイ
ル)の位置を荷積みする際一つ一つ上部から確認される
ことが緩衝材の上下についての重量分布を偏寄させない
意味で重要であp1同時に積荷及び緩衝材が振動によっ
て相互に摺れを生じて荷崩れしないことも同じく重要で
ある、更にはホイルの動きによって割れを生じない耐衝
撃性のあることやホイルに施与した切削油によって緩衝
材が変質しないこと、温度変化、日射、雨水、湿分によ
って脆弱にならないことも要求される。
従来段ボールシートや、ベニヤ&4’が使用されていた
が、前者は雨に濡れるとボロボロになシ、又砂をかんで
ホイルに傷をつけたり′、後者は雨に濡れると吸水性で
あるため極めて重くなるという欠点がめった。又段ボー
ルシートやベニヤ板の他に簡単な箱状に形成された容器
も積荷同士の接触をさけるための保護材としてam材的
な使われ方をしていた。上記欠点のない適切なものとし
ては゛ポリエチン、ポリプロピレン製シートがあるがこ
れらは別の欠点として表面摩擦係数が小さいので滑り易
く且つ透明性に不足すると云う事が指摘される。
本発明は上記に鑑みなされたものであり、その要旨とす
る所は、ポリエチレンポリプロピレン。
ポリプロピレンとポリエチレンの混合物のいづれかの7
0〜30%(重量、以下同じ)と1.2ポリブタジ工ン
30〜70%とよシなる混合物を成形して得た輸送用緩
衝材である。
前記の背景から、こ\で云う輸送用緩衝材とは、特に重
い積荷と積荷の上下間に積荷の接触を避けるように載置
されるシート状物や簡単な成形物で、あって、多段に亘
る積層状態で大気に曝されながら且つ振動により積荷の
剛直的な衝動を受けながら且つその際機械油との接触を
必然しながら輸送するのに好適なシートや、積荷に合せ
て成形された簡単な成形物、と理解されるべきである。
本発明に於て、上記透視性はl・2ポリブタジーエンに
よって得られるもので、乳白色の高密度ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリプロピレンとポリエチレンの混合
物の−づれかに透明なl・2ポリブタジエンを混合する
ことによシ得られるシートは、乳白色基調の半透明とな
シ、厚みと云う要素によっては多少は変るものの、積荷
が上部より透視され得る。
l・2ポリブタジエンは、また、高密度ポリエチレン、
ポリグロビレン、ポリプロピレンとポリエチレンの混合
物のいづれかの表面のJI!擦係数の低さを補なってノ
ンスリップ性を改善し、且つ低温に於ける耐衝撃性及び
成形性(とりわけ真空成形性)も改良する。以下に本発
明を更に詳述する。
用いるポリエチレン、ポリプロピレンバ一般に市場入手
できるものであればよい。l・2ポリブタジエンは゛熱
安定性がよ〈従来の熱可塑性1M脂と同様な成形性を有
するもので、240m声より長波長の光線をよく透過し
その透過率はポリエチレンのそれの2倍以上に達する。
この1・2ポリブタジエンはベレットをなしている。本
発明で望ましく用いられるl・2ポリブタジエンはl・
2結含量が90%以上で結晶化度は10〜40%の範囲
のものがよい。10%よシ小さい場合はゴム的性質が強
くなり過ぎてシートの剛性や成形物の保型性を悪くし、
<0%以上となると成形温度が1・2ブタジエンの分解
温度に近くなって成形し難くなると共に同時にゴム的性
質が後退して滑り易くなる、と云う傾向が現われるから
である。
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリプロピレンとポリ
エチレンの混合物のいづれかの組成範囲が30%よシ小
の場合はシートや成形物が柔軟にな9過ぎシートの剛性
や成形物の保型性が悪くなシ、逆に70%を超えると表
面摩擦抵抗の増加が不十分く滑り易い)となるので、所
記の範囲は限定条件となる。ポリエチレン、ポリプロピ
レン、両者の混合物のいづれか及びl・2ポリブタジエ
ンは限定範囲内に於て公知の混合手段によって均一混合
される。混合物は公知の成形法に従って所望の形状に成
形される。すなわち、混合物を一度シートに押出成形し
てそのまま使用してもよく更に、型押し成形や真空成形
、ブロー成形等によって積荷の凹凸面に合うように成形
するか或は混合物から直接射出成形によって造るかいづ
れも採択(5) 可能である。この成形性はポリエチレン、ポリプロピレ
ン、両者の混合物単独の場合よシも、l・2ポリブタジ
エンの配合によって更に改善される仁とは既に述べた如
くである。シートや成形物の厚みは1.5〜5.OH程
度が一般で、望ましくは2.0〜3.01111が半透
明性の見地からよい。
本発明緩衝材の物性を厚み、アイゾツト衝撃試験は4.
0 fN / 1N他は2.0m1m、にっき測定した
結果を同じ厚みのポリプロピレン及び高密度ポリエチレ
ンと比較しつ\表1にて示す。
(表1) 同表1より本発明のものはポリプロピレン、高密度ポリ
エチレンに較べて; 0)透明性が加わり、 (ロ)表面摩擦係数が改善され、 (ハ)耐切削油性も良好である・・・ことが明らかであ
る。比重については高密度ポリエチレンよシ小さく、耐
衝撃性は高密度ポリエチレンと同等もしくはそれ以上、
引張強度はポリプロピレン、高密度ポリエチレンよシ梢
々下回るが大差はなく逆に伸びはポリプロピレンに切迫
するものがある。以下に本発明の実施例を挙げる。
(5j!施例) (a)高密度ポリエチレン・・・ベレン)50%、(b
)1・2ポリブタジエン・・・結晶化度34%のベレッ
ト5096、 (OXa)(1))をブレンダーで攪拌混合して混合物
を得た。
(d)混合物(C)を温度150−180°c1テ押出
成形し厚み約21IIIにして平板状の自動車ホイール
用緩衝材を得た。
(8)シー) (’1)上にアルミ製のホイル(重さ5
〜6−で切削油の付着したもの)を1個宛緩衝材(シー
ト)を間に挾んでは積重ね、このようなホイルを上下に
8段、横2列、縦6列に積荷した状態で上からゴムバン
ドで止め凹凸のある一般道路をトランぐ輸送をした。尚
緩衝材としてシートの場合の輸送テ、ストの方が成形物
として積荷の間に載置されたものよシ特にすべりやすさ
という点において過酷なテストである。
(f)結果:輸送の際の振動によっても荷崩れは一個も
発生しなかったしホイルの衝動によって緩衝材が破損す
ることもなくまた機械油の付着によって緩衝材表面が傷
むこともなかった。
荷積み状態でホイルは乳白色半透明の緩衝材肉厚を通じ
て透視し得て、緩衝材の上下荷積みの重量の偏寄が生じ
ないように出来た。
なお、上記実施例に於て各積荷の間に介装されている緩
衝材はいづれも同−実施例によって得られた等しいノン
スリップ性を持ったものでろる。
積荷に当って万一、本発明の範囲内にあるがノンスリッ
プ性に於て差のある緩衝材を混ぜて使うとノンスリップ
性の低いものと接している積荷に部分的な滑りを起す傾
向がある(相対的滑り)ので、本発明緩衝材を多数個用
いる時は同一のノンスリップ性のものを使うことが望ま
しい。また、本発明シートの表面には印刷インキによる
活字印刷彩色・色柄・模様のプリントが可能であシ、紙
色である乳白透明と共に意匠性を図る(但し透視し得る
部分を留保して)ことが出来る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンとポ
    リプロピレンの混合物のいづれかの70〜30%(重要
    、以下同じ)と1・2ポリブタジ工ン30〜70%とよ
    シなる混谷物を成形して得た輸送用緩衝材。 Zl、2ポリブタジエンの1・2結合量が90%以上で
    、結晶化度が10〜40%である特許請求の範囲第1項
    記載の緩衝材。
JP56145153A 1981-09-14 1981-09-14 輸送用緩衝材 Granted JPS5847048A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56145153A JPS5847048A (ja) 1981-09-14 1981-09-14 輸送用緩衝材

Applications Claiming Priority (1)

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JP56145153A JPS5847048A (ja) 1981-09-14 1981-09-14 輸送用緩衝材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5847048A true JPS5847048A (ja) 1983-03-18
JPH0319864B2 JPH0319864B2 (ja) 1991-03-18

Family

ID=15378642

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JP56145153A Granted JPS5847048A (ja) 1981-09-14 1981-09-14 輸送用緩衝材

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JP (1) JPS5847048A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0157554A2 (en) * 1984-03-29 1985-10-09 Kuraray Co., Ltd. Polypropylene sheet
JPS6146177A (ja) * 1984-08-07 1986-03-06 Sanyo Electric Co Ltd スイツチング制御型電源回路
JP2006045373A (ja) * 2004-08-05 2006-02-16 Jsr Corp 熱可塑性エラストマー組成物および成形品

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54153854A (en) * 1978-05-23 1979-12-04 Bridgestone Corp Weather-resistant polymer composition having high adhesivity

Patent Citations (1)

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JPH0319864B2 (ja) 1991-03-18

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