JPS5847044Y2 - 踏切軌道における軌条側部溝閉塞装置 - Google Patents
踏切軌道における軌条側部溝閉塞装置Info
- Publication number
- JPS5847044Y2 JPS5847044Y2 JP40880U JP40880U JPS5847044Y2 JP S5847044 Y2 JPS5847044 Y2 JP S5847044Y2 JP 40880 U JP40880 U JP 40880U JP 40880 U JP40880 U JP 40880U JP S5847044 Y2 JPS5847044 Y2 JP S5847044Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- side groove
- hollow
- rail side
- obturator
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、鉄道の踏切軌道における軌条と舗装材との
間にある軌条側部溝を閉塞する装置に関するものである
。
間にある軌条側部溝を閉塞する装置に関するものである
。
従来、踏切軌道における軌条と舗装材との間にある軌条
側部溝を閉塞する手段としては、木材からなる閉塞具を
軌条側部溝に嵌合し、軌条や軌条締結部品等の交換等の
軌道整備に際しては、木製閉塞具を取朴していた。
側部溝を閉塞する手段としては、木材からなる閉塞具を
軌条側部溝に嵌合し、軌条や軌条締結部品等の交換等の
軌道整備に際しては、木製閉塞具を取朴していた。
また近年、木材資源の枯渇により、前記軌条側部溝内に
アスファルトを流し込んで硬化させることにより、軌条
側部溝内を所要高さまで閉塞することが行なわれている
。
アスファルトを流し込んで硬化させることにより、軌条
側部溝内を所要高さまで閉塞することが行なわれている
。
しかしながら、この場合は、軌道整備の際に硬化してい
るアスファルトを掘り起こさねばならず、その掘り起こ
し作業には相当の労力と時間を必要とするという問題が
あった。
るアスファルトを掘り起こさねばならず、その掘り起こ
し作業には相当の労力と時間を必要とするという問題が
あった。
この考案は前述の問題を有利に解決した踏切軌道におけ
る軌条側部溝閉塞装置を提供することを目的とするもの
で゛ある。
る軌条側部溝閉塞装置を提供することを目的とするもの
で゛ある。
次にこの考案を図示の例によって詳細に説明する。
第1図および第2図は軌条内側溝(軌間側溝)用中空閉
塞具2の一例を示すものであって、軌条頭部の下隅部に
係合されるべき鈍角り字状の凹部4を有するゴムのよう
な弾性材料製中空筒状閉塞具本体5の上面板に、流体注
入排出用針を挿通するための針挿通孔6が設けられ、か
つ閉塞具本体5の上面板の裏面には、軟質ゴムからなる
自動閉塞ゴムバルブ7が一体に設けられ、さらに上面板
における凹部4側の上縁部に上向きに突出する突条8が
一体に連設されると共に、上面板における凹部4と反対
側の上縁部には上方に向かって凹部4から離反する方向
に突出する突条9が一体に連設され、また前記閉塞具本
体5の両端部には、鋼板その他の金属板または硬質合成
樹脂等の硬質材料からなる芯板10を埋込固定したゴム
のような弾性材料製端板11が接着剤により気密に固着
されている。
塞具2の一例を示すものであって、軌条頭部の下隅部に
係合されるべき鈍角り字状の凹部4を有するゴムのよう
な弾性材料製中空筒状閉塞具本体5の上面板に、流体注
入排出用針を挿通するための針挿通孔6が設けられ、か
つ閉塞具本体5の上面板の裏面には、軟質ゴムからなる
自動閉塞ゴムバルブ7が一体に設けられ、さらに上面板
における凹部4側の上縁部に上向きに突出する突条8が
一体に連設されると共に、上面板における凹部4と反対
側の上縁部には上方に向かって凹部4から離反する方向
に突出する突条9が一体に連設され、また前記閉塞具本
体5の両端部には、鋼板その他の金属板または硬質合成
樹脂等の硬質材料からなる芯板10を埋込固定したゴム
のような弾性材料製端板11が接着剤により気密に固着
されている。
第3図および第4図は軌条外側溝用中空閉塞具3の一例
を示すものであって、軌条頭部の下隅部に係合されるべ
き鈍角り字状の凹部4を有するゴムのような弾性材料製
中空筒状閉塞具本体5の上面板に、前述のような挿通孔
6および自動閉塞ゴムバルブ7が設けられると共に、閉
塞具本体の長平方向に延長する複数列の滑り止め用溝1
2が設けられ、かつ、前記上面板における凹部4と反対
側の側部には傾斜下面を有する断面楔形の突条13が一
体に連設され、さらに閉塞具本体5の両端部には前述の
ような端板11が接着剤により気密に固着されている。
を示すものであって、軌条頭部の下隅部に係合されるべ
き鈍角り字状の凹部4を有するゴムのような弾性材料製
中空筒状閉塞具本体5の上面板に、前述のような挿通孔
6および自動閉塞ゴムバルブ7が設けられると共に、閉
塞具本体の長平方向に延長する複数列の滑り止め用溝1
2が設けられ、かつ、前記上面板における凹部4と反対
側の側部には傾斜下面を有する断面楔形の突条13が一
体に連設され、さらに閉塞具本体5の両端部には前述の
ような端板11が接着剤により気密に固着されている。
第5図は前記中空閉塞具2,3を使用した踏切軌道にお
ける軌条側部溝閉塞装置を示すものであって、踏切軌道
における軌条1と軌間内舗装材14との間の内側軌条側
部溝15内に、前記軌条内側溝用中空閉塞具2が嵌入さ
れ、かつ前記軌条1と軌間性舗装材16との間の外側軌
条側方溝17内には、前記軌条外側溝用中空閉塞具3が
嵌入され、次に流体注入用針が針挿通孔6を通って自動
閉塞ゴムバルブ7に貫通され、流体ポンプ等の流体供給
源から前記針を通って中空閉塞具2,3内に空気または
水等の流体が圧入され、所要の内圧になるまで流体が圧
入されたのち、前記針が引抜かれる。
ける軌条側部溝閉塞装置を示すものであって、踏切軌道
における軌条1と軌間内舗装材14との間の内側軌条側
部溝15内に、前記軌条内側溝用中空閉塞具2が嵌入さ
れ、かつ前記軌条1と軌間性舗装材16との間の外側軌
条側方溝17内には、前記軌条外側溝用中空閉塞具3が
嵌入され、次に流体注入用針が針挿通孔6を通って自動
閉塞ゴムバルブ7に貫通され、流体ポンプ等の流体供給
源から前記針を通って中空閉塞具2,3内に空気または
水等の流体が圧入され、所要の内圧になるまで流体が圧
入されたのち、前記針が引抜かれる。
この場合、自動閉塞ゴムバルブ7の針孔は針が引抜かれ
ると同時にゴムの弾性的復元力により自動的に閉じられ
る。
ると同時にゴムの弾性的復元力により自動的に閉じられ
る。
また各中空閉塞具2,3は、その内部の流体圧により軌
条1.舗装材14.16および軌条締結装置のボルト頂
部等に圧接されて所定位置に保持され、かつ前記突条9
は軌間内舗装材14の側面に圧接され、軌条内側溝用中
空閉塞具2の上面板とその両側の突条8,9とにより浅
い輪縁路底部溝が形成されている。
条1.舗装材14.16および軌条締結装置のボルト頂
部等に圧接されて所定位置に保持され、かつ前記突条9
は軌間内舗装材14の側面に圧接され、軌条内側溝用中
空閉塞具2の上面板とその両側の突条8,9とにより浅
い輪縁路底部溝が形成されている。
中空閉塞具を直列に複数本継ぎ足す必要がある場合は、
例えば第6図に示すように各中空閉塞具の端板11を接
着剤により相互に結合する。
例えば第6図に示すように各中空閉塞具の端板11を接
着剤により相互に結合する。
前記実施例においては、針挿通孔6と自動閉塞ゴムバル
ブ7とにより流体注入排出部が構成されているが、流体
注入排出部としては、図示以外の任意構造のものを採用
してもよい。
ブ7とにより流体注入排出部が構成されているが、流体
注入排出部としては、図示以外の任意構造のものを採用
してもよい。
また閉塞具本体5および端板11を構成するゴム材料の
硬度は、例えばゴムショアー60〜70°に設定し、さ
らに自動閉塞ゴムバルブ7を構成するゴム材料の硬度は
、例えばゴムショアー40°以下に設定する。
硬度は、例えばゴムショアー60〜70°に設定し、さ
らに自動閉塞ゴムバルブ7を構成するゴム材料の硬度は
、例えばゴムショアー40°以下に設定する。
この考案によれば、踏切軌道における軌条1と舗装材と
の間にある軌条側部溝内に、流体注入排出部を有する弾
性材料製中空閉塞具2,3を嵌入し、次いで前記注入排
出部から中空閉塞具内に流体を圧入するという簡単な作
業を行なうことにより、前記軌条側部溝内に閉塞具を容
易にかつ迅速にセットすることができ、さらに軌道整備
の際は、前記注入排出部を通って中空閉塞具内の流体を
排出して内圧を解放することにより、中空閉塞具を軌条
側部溝から容易にかつ迅速に取出すことができ、しかも
木材からなる閉塞具に比べて耐久性に富む等の効果が得
られる。
の間にある軌条側部溝内に、流体注入排出部を有する弾
性材料製中空閉塞具2,3を嵌入し、次いで前記注入排
出部から中空閉塞具内に流体を圧入するという簡単な作
業を行なうことにより、前記軌条側部溝内に閉塞具を容
易にかつ迅速にセットすることができ、さらに軌道整備
の際は、前記注入排出部を通って中空閉塞具内の流体を
排出して内圧を解放することにより、中空閉塞具を軌条
側部溝から容易にかつ迅速に取出すことができ、しかも
木材からなる閉塞具に比べて耐久性に富む等の効果が得
られる。
第1図は軌条内側溝用中空閉塞具の一部切欠平面図、第
2図はそのA−A線拡大断面図、第3図は軌条外側溝用
中空閉塞具の一部切欠平面図、第4図はそのB−B線拡
大断面図、第5図は前記各中空閉塞具を使用した踏切軌
道における軌条側部溝閉塞装置の縦断正面図、第6図は
中空閉塞具相互の直列接続部を示す横断平面図である。 図において、1は軌条、2および3は弾性材料製中空閉
塞具、4は鈍角り字状の凹部、5は弾性材料製中空筒状
閉塞具、6は針挿通孔、7は自動閉塞ゴムバルブ、10
は芯板、11は弾性材料製端板、14は軌条側部溝閉塞
装置、15は内側軌条側部溝、16は軌間性舗装材、1
7は外側軌条側方溝である。
2図はそのA−A線拡大断面図、第3図は軌条外側溝用
中空閉塞具の一部切欠平面図、第4図はそのB−B線拡
大断面図、第5図は前記各中空閉塞具を使用した踏切軌
道における軌条側部溝閉塞装置の縦断正面図、第6図は
中空閉塞具相互の直列接続部を示す横断平面図である。 図において、1は軌条、2および3は弾性材料製中空閉
塞具、4は鈍角り字状の凹部、5は弾性材料製中空筒状
閉塞具、6は針挿通孔、7は自動閉塞ゴムバルブ、10
は芯板、11は弾性材料製端板、14は軌条側部溝閉塞
装置、15は内側軌条側部溝、16は軌間性舗装材、1
7は外側軌条側方溝である。
Claims (1)
- 踏切軌道における軌条1とその両側の舗装材との間にあ
る軌条側部溝内に、流体注入排出部を有する弾性材料製
中空閉塞具2,3が嵌入され、その中空閉塞其内に流体
が圧入されていることを特徴とする踏切軌道における軌
条側方溝閉塞装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40880U JPS5847044Y2 (ja) | 1980-01-09 | 1980-01-09 | 踏切軌道における軌条側部溝閉塞装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40880U JPS5847044Y2 (ja) | 1980-01-09 | 1980-01-09 | 踏切軌道における軌条側部溝閉塞装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56105505U JPS56105505U (ja) | 1981-08-17 |
JPS5847044Y2 true JPS5847044Y2 (ja) | 1983-10-27 |
Family
ID=29597253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40880U Expired JPS5847044Y2 (ja) | 1980-01-09 | 1980-01-09 | 踏切軌道における軌条側部溝閉塞装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5847044Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015014131A (ja) * | 2013-07-04 | 2015-01-22 | 鉄道軌材工業株式会社 | レール間隙充填用ユニット |
-
1980
- 1980-01-09 JP JP40880U patent/JPS5847044Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56105505U (ja) | 1981-08-17 |
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