JPS584677Y2 - インクジエツトプリンタ− - Google Patents

インクジエツトプリンタ−

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Publication number
JPS584677Y2
JPS584677Y2 JP17845479U JP17845479U JPS584677Y2 JP S584677 Y2 JPS584677 Y2 JP S584677Y2 JP 17845479 U JP17845479 U JP 17845479U JP 17845479 U JP17845479 U JP 17845479U JP S584677 Y2 JPS584677 Y2 JP S584677Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inkjet head
protrusion
inkjet
holder
head
Prior art date
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Expired
Application number
JP17845479U
Other languages
English (en)
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JPS5695839U (ja
Inventor
木山元
Original Assignee
東レ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東レ株式会社 filed Critical 東レ株式会社
Priority to JP17845479U priority Critical patent/JPS584677Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、インクジェットプリンターに関し、詳しくは
、インクジェットヘッドの位置調節精度の向上を計るこ
とにより、記録速□度を向上させたり、多色印刷する場
合に有効なインクジェットプリンターに関するものであ
る。
インクジェットプリンターは、周知の通りヘッドのノズ
ルから記録紙に向けてインクジェットを吐出し記録紙に
情報を記録する装置である。
前記プリンターは、一般に複数のインクジェットヘッド
を使用することによ゛す、記録速度の向上や多色印刷に
対応しているが、この場合、インクジェットヘッドの固
定位置決めの精度如何によって画質の良否が決定される
と言っても過言ではない。
即ち、複数のインクジェットヘッドで所望の画像を分担
して形成することにより、記録速度の向上や多色印刷を
行なうわけであるが、この際、各インクジェットヘッド
は、相対位置関係を保ちながら記録紙の走行方向に対し
て横方向に走査して記録紙に画像を形成するので、画質
を良好にしようとすればする程、各インクジェットヘッ
ド間の相対位置関係を精度よく設定する必要があシ、数
十ミクロン−数ミクロンの単位で微調整する必要がある
ここで、従来装置の1例を説明すると、第1図及び第2
図において、インクジェットヘッド1aは、ホルダ4a
の案内ガイド溝7aに左右方向にのみ移動できるように
嵌合されており、前記インクジェットヘッド1aは、左
右側面のうち一方がホルダ4aに螺合した調整ねじ13
aにより、また他方がスプリング14aにより規制され
ている。
そして、調整ねじ13aを回動することにより、この調
整ねじ13aの移動したピッチ分だけインクジェットヘ
ッド1aを左右方向に移動させて、各インクジェットヘ
ッド18間の位置を微調整するようにしている。
従って、インクジェットヘッド1aの移動量は、調整ね
じ13aのピッチと回転角により決定されることになる
しかし、通常のねじでは、ピッチが大きすぎるので微調
整が難かしい。
例えばM3のねじの場合ではピッチが0.577177
1であることから1回転で500ミクロン移動すること
になる。
その結果、インクジェットヘッド1aを10ミクロン調
整したい場合には、調整ねじ13aを1150回転しか
回転させることができず、これでは調整が困難となる。
また、調整ねじ13aのピッチを小さくすることも考え
られるが、この場合は必然的にねじ山が低くなるのでね
じが摩耗したりつぶれる恐れがあリ、好1しくない。
更にこれに付随して通常のねじでは雄ねじと雌ねじの間
にクリアランスができるので、インクジェットヘッド1
aの位置決めが難しいことからねじを精密なものにしよ
うとすれば高価であると言う問題が生じる。
一方、単なるねじに代って、送りを比較也微動にするこ
とができる差動ねじを調整ねじとして採用することも考
えられる75\ これも前記ねじと同様にねじを精密な
ものにしないと本来の機能を発揮しないばかりか、装置
が複雑化、大型化するのでこれも好1しくない。
これらの他に調整ねじの移動量をレバーを使用して縮少
することも考えられる。
しかへ例えば、前記移動量を1/10に縮めようとすれ
ば、レバーの支点−ねじ間の距離を支点−作動点間の距
離を10倍にする必要があり、結局大型化し、更に支点
にクリアランスが生じるので、これも実用化するのは難
かしい。
そこで本考案は、ねじのもつ問題点とレバーのもつ問題
点を同時に解決することにより、インクジェットヘッド
の微調整を精度を良くした上で構造を簡単にし、コンパ
クトでしかも安価にできるインクジェットプリンターを
提供することを目的とする。
この目的を達成するための本考案は、インクジェットヘ
ッドがホルダーに可動吟装着されたインクジェットプリ
ンターにむいて、該ホルダ一端部に板ばねが、一端が固
定され他端が位置調節要素を介して移動自在に装着され
、該板ばねの中間部位に突起が設けられ、該突起の先端
が前記インクジェットヘッドの端部に当接され、前記位
置調節要素の調節に応じて前記突起が微動せしめられた
とき、前記インクジェットヘッドがそれに対応して微動
するインクジェットプリンターを特徴とするものである
次に第3図、第4図により本考案の実施例を説明する。
インクジェットヘッド1は、ヘッド本体2の左右両端部
にスライド部3を、中央部に凸状部をそれぞれ有し、凸
状部の中央にインク噴射孔を有する。
ホルダ4に設けられた案内ガイド溝7に、前記インクジ
ェットヘッド1のスライド部3を嵌合することにより、
インクジェットヘッド1がホルダ4に対して左右方向に
移動できるように成されている。
なお、インクジェットヘッド1は、その背面が第4図に
示すようにホルダ4を取り付ける支持部材8の表面上を
摺動することにより後方への移動を規制される。
一方、第3図に示す如く、ホルダ4の右端下端部に、下
部が固定された板はね9の上端部は位置調節ねじ13に
より移動自在にホルダ4の右端上端部に止着され、板ば
ね9の中間部位には突起10が取り付けられている。
即ち、板ばね9は、第3図に示すように移動点11と支
点12間の距離lの間が片持梁になるように配設されて
おシ、この板ばね9の移動点11から距離Xの位置に突
起10が設けられている。
前記突起10は、インクジェットヘッド1のスライド部
3の端面に当接してインクジェットヘッド1を第3図左
方へ押圧するものである。
インクジェットヘッド1の左右方向の位置調節は、位置
調節ねじ13と、インクジェットヘッド1の左方のスラ
イド部3の端面に当接して設けられたスプリング14と
でなされる。
すなわち、い1、調整ねじ13を第3図におい・て左方
へ移動するように回動させると、板ばね9は、距離1間
で左方へ撓む。
従って、突起10はわずかに左方へスプリング14に抗
して移動し、インクジェットヘッド1を左方へ微動させ
る。
この時の突起10部分の左方への涜み△yは次式で表わ
される。
先ず、移動点11の撓みyを求めると、 となる。
(ここで、Wは板ばね9を移動点11において、左方へ
押す力、Eは縦弾性係数、■は断面の慣准モーメント。
)渣た突起部分の撓み△yは、 で表わされる。
従って、移動点11の撓みy==1とした時に突起部分
△yの撓みは、 従って、い1、例えば距離Xを1/2tとした場合には
、Δy=0.313となり、lた距離Xを2/3tとし
た場合には、△y=0.148となり、更に距離Xを3
/4tとした場合には、Δyニ0.09となる。
これに比較するために、板ばね9を単なるレバーにした
場合を考えてみると、突起部分△y′ の左方への移動
長さは、 で表わされる(但、前記移動点11に相当せるレバーの
端部の左方への移動長さy′=1とした場合)。
従って、例えばXを1/2tとした場合には△yI−0
,5となり、昔た、Xを2/3tとした場合には、△y
’ =0.333となり、更に、Xを3/4tとした
場合には、△y’=Q、25となることから判るように
、本考案の場合は、レバーに比較して距離Xを大きくと
らなくても、移動点の撓みyを突起部分の撓み△yにす
るための縮少率を大きくすることができる。
これは換言すれば、コンパクトな装置で極めて微量に調
整できることを意味する。
斗た、板ばね9は調整ねじ13を常に右方に付勢してい
て、螺合部分のガタを取り除いてかり、板ばね9の下部
は、ホルダ4に固定されているので、突起10の部分に
ガタが生じることはない。
従って、インクジェットヘッド1の位置を精度よく位置
決めすることができる。
な釦、インクジェットヘッド1には、通常殆んど力が加
わることはないが、もし、多少の力が加わる場合には、
それに応じて、スプリング14の力及び板ばね9の板厚
を加減すればよい。
更に、前述した実施例では、インクジェットヘッド1を
左右方向に調整する場合について説明したが。
これを上下方向の調整あるいは上下左右方向の調整に使
用してもよい。
以上のように本考案によれば、位置調節要素の動き量に
対する突起の移動量を極めて微量にできるので、インク
ジェットヘッドの位置調整を精度よく行なうことができ
る。
昔た、板ばねを用いているのでガタが発生しないので、
インクジェットヘッドを精度よく位置決めすることがで
きる。
更に、捷た、装置のコンパクト化及び簡素化を図ること
もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来装置を示す背面図、第2図は、第1図I
I−II線の断面図、第3図は、本考案装置の一実施例
を示す背面図、第4図は、第3図IV −1V線の断面
図である。 1・・・・・・インクジェットヘッド、4・・・・・・
ホルダ、9・・・・・・板ばね、10・・・・・喚起、
13・・・・・・調整ねじ、14・・・・・・スプリン
グ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インクジェットヘッドがホルダーに酊動に装着されたイ
    ンクジェットプリンターにおいて、該ホルダ一端部に板
    ばねが、一端が固定され他端が位置調節要素を介して移
    動自在に装着され、該ばねの中間部位に突起が設けられ
    、該突起の先端が前記インクシェッドヘッドの端部に当
    接され、前記位置調節要素の調節に応じて前記突起75
    職動せしめられたとき、前記インジェクトヘッドそそれ
    に対応して微動することを特懲とするインクジェットプ
    リンター。
JP17845479U 1979-12-22 1979-12-22 インクジエツトプリンタ− Expired JPS584677Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17845479U JPS584677Y2 (ja) 1979-12-22 1979-12-22 インクジエツトプリンタ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17845479U JPS584677Y2 (ja) 1979-12-22 1979-12-22 インクジエツトプリンタ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5695839U JPS5695839U (ja) 1981-07-29
JPS584677Y2 true JPS584677Y2 (ja) 1983-01-26

Family

ID=29688992

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17845479U Expired JPS584677Y2 (ja) 1979-12-22 1979-12-22 インクジエツトプリンタ−

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JPS5695839U (ja) 1981-07-29

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