JPS5846776B2 - テ−プ駆動装置 - Google Patents

テ−プ駆動装置

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JPS5846776B2
JPS5846776B2 JP52030830A JP3083077A JPS5846776B2 JP S5846776 B2 JPS5846776 B2 JP S5846776B2 JP 52030830 A JP52030830 A JP 52030830A JP 3083077 A JP3083077 A JP 3083077A JP S5846776 B2 JPS5846776 B2 JP S5846776B2
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tape
capstan
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motor
tension
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勝義 貫井
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気テープ録音再生装置に用いられるテープ駆
動装置に関するものである。
テープを駆動する装置の代表的なものに磁気録音再生装
置(以下テープレコーダという)がある。
高性能といわれるテープレコーダのテープ駆動装置とし
ての必要条件は、■ワウ・フラッタ−が極力少ないこと
、■絶対テープスピード(38cm/ secもしくは
19 CTL/ sec )及びリーツワのテープ巻径
の変化に対してテープスピードが一定で安定に走行する
こと、■テープを劣化(摩耗)させないこと、■テープ
をかけやすいこと、■長期に安定なこと、などである。
このヨウな必要条件を満足させるために、従来様々のテ
ープ駆動装置が提案されている。
次にこれらのうちいくつかの従来例を図面を用いて説明
する。
第1図に示したものは1キャプスタン方式と言われ、第
2図に示したものはクローズトループ方式、第3図に示
したものは2キャプスタン方式、第4図に示したものは
キャプスタンを持たないゼロループ方式と言われるテー
プ駆動装置である。
次にそれぞれについて簡単に説明する。
第1図に示した装置においてはメカフレーム1に磁気テ
ープ9(以下テープと言う)の巻かれた供給リール2(
以下SLと言う)を1駆動するための供給IJボール動
モータ4(以下SMと言う)、巻取りり一ル3(以下T
Lと言う)を駆動するための巻取リール駆動モータ5(
以下TMと言う)、スタビライザー11、テープガイド
12、テンションアーム16、それのテープガイド15
、ピンチローラ10、キャプスタン13、キャプスタン
モータ14(以下CMと言う)、消去ヘッド6、録音ヘ
ッド7、再生ヘッド8がそれぞれ取付けられている。
プレイの時テープ9はキャプスタン13ヘビンチローラ
10によって圧着されSL2よりTL3に送られる8M
4にはテープをヘッドに圧接するためのパックテンショ
ンを発生させるために時計方向に回転するように電圧が
加えられる。
TM5にはテープ9を巻取るために反時計方向に回転す
るように電圧が加えられる。
バックテンション及びテーファラグテンションが共にリ
ールに巻かれているテープ巻径に関係なくなるように、
またテープ9とヘッド6.7,8が一定なヘッドタッチ
が得られるように、また一定テンションでテープがリー
ルに巻取られるように8M4 。
TM5に加える電圧をコントロールしてテンションサー
ボをすることがある。
第2図に示したものはクローズトループ方式と言われ、
この図でわかるようにリールモータで発生する振動(交
流モータでは100H2などが発生する。
)がテープを振動させるがそれをキャプスタン13とピ
ンチローラ10atlObによってヘッド面に伝わるの
を防止することが出来る。
21.22,23はテープガイドである。
動作は第1図の方式と略同じである。
第3図に示したものは2キャプスタン方式と言われ、リ
ールモータから発生する振動がテープを振動させ、ワウ
フラッタ−の原因になるが、それを防止するため2個の
キャプスタン13at13bとピンチローラ10a 、
10bを用いている。
32,34はテンションアーム、31,33はそれぞれ
テンションアームに付いているガイドローラである。
キャプスタン13aにはそれを駆動するためのモータ1
4aまたキャプスタン13bにはモータ14bを用いる
こともあるし、あるいは1個のモータでベルトによって
2つのキャプスタンを回転させることもある。
他は第1図と略同じである。第4図に示したものはゼロ
ループ方式と言われている。
これは前記した第1図から第3図に示した方式のキャプ
スタンに相当するものがない。
よってピンチローラもない。
プレ一時テープスピードを検出し、それによってTM5
の電圧をコントロールし、テープスピードが一定になる
ようにサーボする。
ヘッドにテープが圧接するようにガイド42゜43があ
る。
リールに巻かれているテープ径の偏心(機械精度からど
うしても出る)によるワウの発生を少なくするため、サ
ーボの応答スピードを速くしなげればならない。
よってテープスピード検出ローラ41の慣性エネルギー
が少ない(軽い)ことが必要である。
第1図〜第4図に示した方式はそれぞれ良い点もあるが
欠点もある。
第1図に示した方式はスタビライザー11.のフライホ
イールの大きさは、プレイの立上り特性とSMの振動に
よるテープの振動を減衰するためのフィルター特性が相
反するため、一般にどちらかを犠牲にしている。
またテープをキャプスタンとピンチローラではさんで駆
動するためテープが劣化する。
またキャプスタンの軸受けは振動の発生が少ないことか
らボールベアリングではなく、オイルレスメタルなどヲ
使用したスリーブベアリングを使用するがピンチローラ
の圧着力が、その軸受部に加わり、キャプスタンの負荷
が大きくなり、それを駆動するためのモータの負荷が大
きくなって、モータの振動が発生しやすくなり、ワウ・
フラッタ−が発生しやすい。
よって高性能が得にくい。
第2図の方式はその、駆動方式からリールモータの振動
がキャプスタン部分で遮断される。
しかしその反面キャプスタンの直径が太くなる。
よってキャプスタンの回転スピードが低いため、キャプ
スタンの慣性エネルギーが小さくなる。
よってキャプスタンモータ14、の振動が出やすい。
また2つのピンチローラによってキャプスタンの負荷を
多くしている。
また、第1図の方式と同様にテープを劣化しやすい。
この方式の最も大きな欠点はテープがかげにくいことで
ある。
第3図は2キャプスタン方式と言われる2個のキャプス
タン13at13b及びピンチローラ10a、10bに
より8M4 、TM5によって発生する振動がテープ9
に伝わってワウ・フラッタ−の発生するのをフィルター
している。
しかしこの方式にもよるときはキャプスタン13aと1
3bがテープ9を介して、あるいは1個のモ−タによっ
て2つのキャプスタンをベルトによって駆動する場合は
、そのベルトを介して共振し、ワウ・フラッタ−を発生
することがある。
また、2つのキャプスタンの機械精度がそのまSキャプ
スタンの周速差になるため高精度を要求される。
またキャプスタンが2個もあることなどから高価になっ
てしまう。
また第1図、第2図の方式と同様にテープをキャプスタ
ンとピンチローラによって圧着して駆動するため、テー
プが劣化しやすい。
第4図の方式は前記例のようにキャプスタン及びピンチ
ローラに相当するものが無いためテープは劣化しにくい
また前記方式に比較してそれほどテープがかげにくくは
ない。
しかしリールモータの振動をフィルターするものがない
ためモータの振動(交流モータの場合は電源周波数の高
調波、直流モータの場合は、磁極によるコツキング)に
よるワウフラッタ−が非常に多い。
本発明は上記の欠点に鑑みて成されたもので、ワウフラ
ッタ−及びテープを劣化させることが少ないテープ駆動
装置を提供することを目的とするものである。
本発明はこの目的を達成するためにテープを劣化させる
主因であるキャプスタンにテープをピンチローラで圧着
することをせず、キャプスタンとテープの摩擦力でテー
プを駆動すべくキャプスタンはキャプスタン用サーボモ
ータにより一定回転するようにサーボをかげ、一方キャ
プスタンのスピード変化を検出し、少なくとも一方のリ
ールモータに加える電圧をコントロールし、供給リール
側、巻取リール側のテンションを略等しくなるようサー
ボをかげ、キャプスタンはわずかな、駆動力でテープを
駆動できるようにしている。
よってキャプスタンは慣性エネルギーが大きいためリー
ルモータの振動をフィルター出来るし、CMの負荷も非
常に少なくできるため、CMからの振動の発生も微弱で
ある。
またストップ時からプレイの時テープスピード検出器に
より、リールモータの電圧をコントロールし、キャプス
タンによるテープスピードに近づいた時キャプスタンの
速度変化によるコントロールに切換えてサーボすること
によって非常に早く立上らせることが出来る。
ヘッドへの圧接力を一定にするため他方をテープテンシ
ョンコントロールするとよりよい性能が得られる。
前記テープスピード検出器により他の動作たとえば早送
りのテープスピードをコントロールし、一定スピードで
早送り出来るので早送り時又は巻き戻し時にリールに巻
回されたテープに段落ちがな(固く巻かれたり緩くまか
れることもない。
またストップの動作にしたときテープがとまったのを確
認出来る。
以下本発明による実施例を説明する。
第5図に一実施例の構成図を示し、第6図に第5図に用
いるキャプスタン部分を第7図には同じ(第5図に用い
るスピード検出部を示す。
第8図は本発明の供給側のテンションコントロール部分
の斜視図、第9図は第8図の部分の回路図、第10図に
本発明のテープ駆動装置の系統図を示した。
従来例の説明に用いた図と同様の目的のものには同一符
号を付けた。
プレイの動作を説明すると、テープ9はSL2よりTL
3に走行する。
キャプスタン51から見て供給側のテンション(以下パ
ックテンションと言う)は、テンションアーム55など
で構成されるテンションサーボ部でテープの巻径の変化
に対して一定テンションにサーボされる。
キャプスタン51はCM52により規定されたテープス
ピードを得るため第10図2点鎖線内の回路で一定回転
になるようにサーボされる。
巻取り側テンション(以下テークアツプテンションとい
う。
)は第10図に示した回路によりキャプスタンの回転変
化(実施例ではCMに流れる電流変化によって検出して
いる。
)によりTM5に加える電圧ヲコントロールし、パック
テンショント等シいテークアツプテンションを得て巻取
っている。
8M4.TM5 、CM52はすべて交流モータである
先ず供給側のテンションコントロールを説明すると第8
図に示したようにローラ54の付いたテンションアーム
55の下部にポテンションメータ(可変抵抗器)81を
付ける。
ポテンションメータ81の軸はアーム550角度変化に
対応して回転する。
スプリング82はアーム55を内側に回転するモーメン
トを発生する。
その値は求めるテープテンションに対応する。
ここに示した実施例ではテープテンションは80f1c
mが最適であった。
第9図に於いて該ポテンションメータの一端は増巾器9
3の一方の入力端子に加えられ、該増巾器の他の入力に
はB電圧を抵抗器9L92で分圧した電圧が与えられる
SL2に巻かれているテープの巻径の変化によってポテ
ンションメ−タ81の値が変ると該増幅器93で増幅し
た出力がトランジスタ940ベースに与えられていたの
で該トランジスタの導通量をコントロールする。
すなわち8M4に加わる電圧をコントロールする。
端子99には交流電源が接続される。トランジスタ94
、ダイオード95,96,97゜98等は第11図の可
変抵抗143と等価でモータ142は8M4に対応して
いる第11図で端子14L144には交流電源が接続さ
れるので第9図では該トランジスタ94のベースに加え
られる巻径の変化に応じた電圧で導通量がコントロール
されることが解る。
次にキャプスタン51のサーボについて説明する。
モータの軸をキャプスタンとして使用する。モータの%
性は第12図に示した特性をしていて、一般にトルクモ
ータとも言はれる。
キャプスタンの回転スピードはテープスピードに対応し
てたとえば点線145に設定される。
負荷が変動してもモータに加える電圧を変えて一定のス
ピードになるようにサーボする。
回路図4第10図中2点鎖線内101に示す。
円盤の側面に磁気テープと同様に磁性粉を塗布し、そこ
にパルス(ここに示した実施例では500個を記録)を
精確に記録したパルスホイール61を第6図に示したよ
うにモータ軸の一部がキャプスタン51になっているモ
ータ52の下部に取付け、回転数に比例したパルス数を
磁気ヘッド62で検出し、その信号(パルス)を増幅器
102で噌幅し、リミッタ−103にて波形整形し、そ
の信号にてワンショットマルチバイブレータ104を駆
動する。
その信号を積分器105にて積分し回転スピードに比例
した、直流電圧にし、あらかじめ決められたテープスピ
ードに対応する基準直流電圧107とコンパレータ10
6にて比較し、トランジスタ108の導通量をコントロ
ールし、すなわちキャプスタンモータ52に加わる電圧
をコントロールし定速にサーボする。
尚ダイオード110,111,112゜113は第9図
のダイオード95,96,9γ。
98と同一の動作をする。
サーボされたモータに流れる電流は第13図中の実線1
47のように負荷によって変化する。
次に巻取側モータによるテープテンションコントロール
について説明する。
キャプスタンの回転(スピード)変動によってTM5を
コントロールするが本発明の実施例ではキャプスタンの
回転変動の検出にキャプスタンモータに流れる電流変化
を利用している。
すなわち前記キャプスタンサーボで説明したようにあら
かじめ決められたテープスピードに対応する基準直流電
圧107と等しい積分器105の出力が得られた時設定
されたスピードであるが、それよりも速く回転すればト
ランジスタ108はカットオフの方向に行き、モータに
は電流が流れなくなる。
反対に遅くなればオンの方向に行き、モータには多くの
電流が流れる。
すなわち回転変動が検出できるトランジスタ108のエ
ミッタとアース間に入っている抵抗109の電圧降下に
よって検出された電流を積分器115にて積分し、切換
回路122を通り、バックテンションに対応した基準直
流電圧源123とコンパレータ124で比較し、トラン
ジスタ125の導通量をコントロールし、すなわちTM
5に加わる電圧をコントロールし、テークアツプテンシ
ョンをバックテンションに対応したテンションコントロ
ールをする。
尚ダイオード127,128,129,130は第9図
のダイオード95,96,97,98と同一の動作ラス
る。
今理解しやすいようにキャプスタンとテープがすべらな
いと仮定した時バックテンションに規定のテンション(
801C1rL)が加わりテークアツプテンションが零
の時、キャプスタンモータの電流は第13図中点線14
Bと実線147の交点の電流が流れ、またテークアツプ
テンションをバックテンションと等しくスルと、テープ
による側圧等の微少な負荷で点線146と実線147の
交点の電流が流れ、無負荷であると点線149と実線1
47の交点の電流が流れる。
すなわちテークアツプ側テンションとバックテンション
がリールのテープ巻径に関係なくいつも等しげればキャ
プスタンモータに流れる電流はいつも点線146と実線
141の交点の電流しか流れないことになる。
すなわちキャプスタンの負荷カ一定であると言うことで
ある。
よって供給側を前記したようにテンションサーボをしキ
ャプスタンモータに流れる電流がリールのテープ巻径に
関係なくいつも一定なようにキャプスタンモータに流れ
る電流を検出し、TM5に加わる電圧をコントロールす
るならばバックテンションに対応したテークアツプテン
ションサーボを行なうことが出来、しかもリールのテー
プ巻径に関係なくキャプスタンには微少な負荷しか加わ
らず、よってキャプスタンとテープの摩擦係数が小さく
てもテープを安定に走行することが出来る。
しかしストップ状態からプレイしたような過渡状態では
、キャプスタンの表面とテープの摩擦係数の関係から立
上りに多少時間を必要とする。
放送局などで使われることを考慮すると少なくとも0.
5秒で立上りたい。
しかしこれよりも時間を少し必要とするため、テープ速
度検出器でテープ速度を検出し少なくとも立上り時だけ
規定のスピードの近くまでテープ速度検出器でTM5を
サーボし、目的のスピードに近づいたときキャプスタン
モータに流れる電流でTM5をコントロールすると、立
上りがスムーズにかつ短時間で規定のスピードに立上が
らせることが出来る。
その実施例を第5図及び第7図により説明する。
ガイドローラ53の下部に穴をあげた円板71を取付け
、発光装置73、受光装置72によって回転数すなわち
テープスピードに比例したパルスを発生させる。
該受光装置よりの出力は第10図に示す様に増幅器11
6で増幅し、リミッタ117で整形し、ワンショットマ
ルチバイブレータ118を駆動する。
その出力を積分器で積分し、回転数に比例した直流電圧
にする。
それを切換回路122を通し、規定スピードに対応した
直流電圧源123とコンパレータ124で比較し、トラ
ンジスタ125の導通量をコントロールし、前記と同様
TM5をサーボする。
積分器115と積分器119の切換ばあらがじめ決めら
れた切換レベルに対応した直流電圧源120と積分器1
19の出力をコンパレータ121で比較し、その出力に
て切換回路122を駆動して切換える。
なお前記コンパレータ121にウィンドコンパレータを
使用しプレイ中何らかの原因で規定のスピードより速く
(早送り又は巻戻しの様なとき)、あるいは遅くなった
時(すなわちキャプスタンとテープがすべってしまった
時)キャプスタンモータの電流によるTM5のサーボが
らテープ速度検出器によるサーボに切換えて、キャプス
タンによる規定のスピードに同期するよう保護の動きも
する。
またテープスピード検出ローラ53はTM5から発生す
る振動(主に1ooH2)をフィルターするインピーダ
ンスローラの働きもする。
本発明は往復録音再生も有効である。
前記正方向(SLよりTLに)と同じように逆方向(T
LよりSLに)もバンクテンション及びテークアツプテ
ンションをサーボすることが出来る。
逆方向プレイを説明するとキャプスタンモータの回転方
向を逆にする8M4の電圧は前記パックテンションサー
ボ部でテンションサーボされSL2に巻取られる。
TM5の電圧はキャプスタンモータに流れる電流が第1
3図中実線147と点線146の交点の電流が流れるよ
うにテープをひっばるように電圧をキャプスタンモータ
の電流によってコントロールする。
よって前記正方向と同様にテークアツプテンション及び
バックテンション共にサーボされ一定テープテンション
になる。
早送り巻戻しの動作を第14図に示す。
第14図の構成は第9図並に第10図に一部示され他は
省略しである。
プレ一時にはプレーリレー154によりスイッチ素子1
54a、154bが動作し8M4にはパックテンション
サーボをするようにポテンショメータ81からの信号が
入り、TM5にはテープスピード検出器である受光装置
72あるいはCM52からの信号が加わりコントロール
される。
早送りするにはこの状態で早送りリレー152を動作さ
せ、早送りスイッチ素子152aを動作させる。
早送り巻もどし用直流基準電圧源151の電圧により早
送りのスピードは零からリールモータの同期速度付近ま
で変えられる。
8M4はプレーと同様にパックテンションサーボされる
巻もどしは巻モトシリレー153を動作させる早送りと
は逆KSM4にテープ速度検出器がらTM5にはポテン
ショメータ81からの信号が入り早送りの時と同様にテ
ンションサーボされながら巻もどしされる。
プレイ早送り巻もどしなどからストップするには基準電
圧151を零にすれば純電気的にストラフスル。
機械的ブレーキを併用あるいはテープスピードが零に近
づいた時機械ブレーキに切換える場合はブレーキタイミ
ング検出用コンパレータ157の出力158によって動
作させる。
該ブレーキタイミング用コンパレータの一方の入力には
B電圧を抵抗155,156で分圧した電源が与えられ
ている。
上記のブレーキ方式を用いれば機械ブレーキは簡単なも
のでも良いしブレーキ力は少なくてすむよってテープを
かげる時リールに巻かれているテープを容易に引出せる
ためテープがかげやすい。
またコストも安くなる。
ここに示した実施例において、バックテンションサーボ
を行なったが、第15図に示したようにバックテンショ
ンコントロールをしすくてもキャプスタンの速度変化を
利用しテークアツプ側のモータTM5をコントロールす
るならば、バックテンションとテークアツプテンション
を等しく出来ることは明らかである。
また、本発明は実施例のテンションサーボ方式にこだわ
らない。
またキャプスタン及び回転検出ローラ等の配置にもこだ
わらない。
以上説明したように本発明はキャプスタンにピンチロー
ラを圧着してテープを走行させないため、テープが劣化
しにくく、また、リールモータの振動はキャプスタンの
慣性モーメントによりフィルターでき、しかもキャプス
タンモータの負荷が非常に小さいためキャプスタンモー
タからの振動も微弱であるため、きわめて高性能なテー
プ駆動装置が安価にて実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第4図は従来のテープレコー
ダを示す平面図である。 第5図、第15図は本発明によるテープ1駆動装置を有
するテープレコーダの平面図、第6図はキャプスタンの
側面図、第7図はテープスピード検出器の側面図、第8
図はテンションサーボ部の斜視図、第9図、第10図、
第11図、第14図は本発明による実施例を示す回路図
である。 第12図、第13図は特性を示す線図である。 1・・・・・・メカフレーム、2・・・・・・供給リー
ル、3・・・・・・巻取リール、4,5・・・・・・駆
動モータ、13・・・・・・キャプスタン、14・・・
・・・キャプスタンモータ、32.34・・・・・・テ
ンションアーム、41・・・・・・テープスピード検出
ローラ、55・・・・・・テンションアーム、81・・
・・・・ポテンショメータ、93・・・・・・増幅器、
94・・・・・・トランジスタである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ピンチローラを用いないでテープとキャプスタンの
    フリクションによりテープを定速駆動させ、且つ上記キ
    ャプスタンはキャプスタンモータにより定速回転するよ
    うになし、テープスピードが規定のスピードであるとき
    にはキャプスタンの速度変化を検出して該キャプスタン
    モータをコントロールすると共にキャプスタンモータの
    電流を検出し、該検出々力により供給リールモータ或は
    巻き取りモータの少なくとも一方に加える電圧をコント
    ロールし、テープスピードがキャプスタンによる規定の
    テープスピードから外れた早巻き取り又は早送りの状態
    をテープスピード検出器で検出し、供給リールモータ或
    は巻き取りリールモータの少くとも一方をテープスピー
    ド検出器でコントロールサーボしてなることを特徴とす
    るテープ駆動装置。 2 ピンチローラを用いないでテープとキャプスタンの
    フリクションによりテープを定速駆動する装置において
    、上記キャプスタンはキャプスタンモータにより定速回
    転するようになされ、テープスピードが規定のスピード
    であるときはキャプスタンの速度変化を検出して該キャ
    プスタンモータをコントロールすると共に該キャプスタ
    ンモータの電流を検出し、該検出々力により供給リール
    モータ或は巻き取りリールモータの少くとも一方に加え
    る電圧をコントロールし、テープが停止状態から定速駆
    動開始まではテープ速度検出器よりの検出々力により供
    給リールモータ或は巻き取りリールモータの少くとも一
    方に加える電圧をコントロールし、所定のテープ速度に
    近づいたとき前記キャプスタンの速度変化により上記巻
    き取り又は供給リールモータの少なくとも一方をコント
    ロールして成るテープ駆動装置。
JP52030830A 1976-06-24 1977-03-19 テ−プ駆動装置 Expired JPS5846776B2 (ja)

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