JPS5846766B2 - シユウセキヘツド - Google Patents
シユウセキヘツドInfo
- Publication number
- JPS5846766B2 JPS5846766B2 JP49096332A JP9633274A JPS5846766B2 JP S5846766 B2 JPS5846766 B2 JP S5846766B2 JP 49096332 A JP49096332 A JP 49096332A JP 9633274 A JP9633274 A JP 9633274A JP S5846766 B2 JPS5846766 B2 JP S5846766B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- head
- conductor
- writing
- high permeability
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Magnetic Heads (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、磁気媒体に磁気信号を書き込みおよび読み
出しを行なう磁気ヘッドに関するものである。
出しを行なう磁気ヘッドに関するものである。
近年、情報量の増大に伴い、多くの情報を蓄積し、再生
する高密度記録への強い要請があるが、特に多チャンネ
ルの磁気ヘッドに対する要請から、薄膜技術を用いて作
製される集積ヘッドが開発された。
する高密度記録への強い要請があるが、特に多チャンネ
ルの磁気ヘッドに対する要請から、薄膜技術を用いて作
製される集積ヘッドが開発された。
その代表例として、垂直型集積ヘッドを第1図に示す。
すなわち、基板1上にコイルに相当する導電体2をはさ
むようにして、高透磁率磁性体3および4が配置されて
一つの磁気ヘッドを形成し、個々の磁気ヘッドは導電体
2に接続されたリード線5に選択的に電流を流すことに
より、磁気テープ、磁気ドラム、磁気ディスク等の磁気
媒体に書き込みを行なう。
むようにして、高透磁率磁性体3および4が配置されて
一つの磁気ヘッドを形成し、個々の磁気ヘッドは導電体
2に接続されたリード線5に選択的に電流を流すことに
より、磁気テープ、磁気ドラム、磁気ディスク等の磁気
媒体に書き込みを行なう。
読み出しは、磁気媒体から出ている磁束を高透磁率磁性
体3および4で拾い、その量に応じて生じた導電体2の
誘導電流をリード線5から取り出すことによりなされる
。
体3および4で拾い、その量に応じて生じた導電体2の
誘導電流をリード線5から取り出すことによりなされる
。
しかし、この型の集積ヘッドは書き込みは導電体2に大
電流を流すことにより比較的容易に行なえるが、読み出
し出力が極めて低く、その低い出力を補償するために周
辺回路が犬がかりなものとなり、大きな欠点を有してい
る。
電流を流すことにより比較的容易に行なえるが、読み出
し出力が極めて低く、その低い出力を補償するために周
辺回路が犬がかりなものとなり、大きな欠点を有してい
る。
最近のより高密度化への要請に答えるには、狭トラツク
化(第1図のWを小さくする)を図らねばならないが、
これは読み出し出力をさらに低下させることになり、実
用化をいよいよ困難なものとしている。
化(第1図のWを小さくする)を図らねばならないが、
これは読み出し出力をさらに低下させることになり、実
用化をいよいよ困難なものとしている。
この困難を克服するためには、別の読み出し方法が要求
されるが、その一方法として磁気抵抗効果(特に磁気抵
抗縦効果)を利用した読み出しヘッドが提案されている
。
されるが、その一方法として磁気抵抗効果(特に磁気抵
抗縦効果)を利用した読み出しヘッドが提案されている
。
この読み出しヘッドの1例を第2図に示す。
すなわち、導電体22により磁気抵抗効果磁性体60両
端より電流を流しておき、磁気媒体10に書き込まれた
磁化からの、電流方向と垂直な磁場11によって生じる
、磁気抵抗効果磁性体60両端の抵抗変化をリード線9
により読み出すことによってなされる。
端より電流を流しておき、磁気媒体10に書き込まれた
磁化からの、電流方向と垂直な磁場11によって生じる
、磁気抵抗効果磁性体60両端の抵抗変化をリード線9
により読み出すことによってなされる。
この読み出しヘッドは、比較的大きな出力が得られるも
のとして注目されているが、読み出し専用で書き込みが
できないという欠点を有する。
のとして注目されているが、読み出し専用で書き込みが
できないという欠点を有する。
この発明は、書き込みには、従来の集積ヘッドの構成に
よって行ない、読み出し時に磁気抵抗効果を利用して行
なうことにより集積ヘッドの最大の懸案であった読み出
し出力の低さを改善したものである。
よって行ない、読み出し時に磁気抵抗効果を利用して行
なうことにより集積ヘッドの最大の懸案であった読み出
し出力の低さを改善したものである。
すなわち第3図に示すようにコイルに相当する第2の導
電体239をはさむようにして第1の高透磁率磁性体6
3および第2の高透磁率磁性体43が配置されて1つの
磁気ヘッドを形成し、個々のヘッドは第2の導電体23
9に接続されたリード線83に選択的に電流を流すこと
により、磁気媒体に書き込みを行なうのは第1図の場合
と同様であるが、読み出しには63(第1図の3に相当
する)の磁気抵抗効果を使う。
電体239をはさむようにして第1の高透磁率磁性体6
3および第2の高透磁率磁性体43が配置されて1つの
磁気ヘッドを形成し、個々のヘッドは第2の導電体23
9に接続されたリード線83に選択的に電流を流すこと
により、磁気媒体に書き込みを行なうのは第1図の場合
と同様であるが、読み出しには63(第1図の3に相当
する)の磁気抵抗効果を使う。
すなわち、その両端には書き込み時に使う第2の導電体
239とは絶縁体7により電気的に絶縁された第1の導
電体236がオーミックに接触していて、磁気媒体に書
き込まれた磁化からの磁場によって生じる第1の高透磁
率磁性体である磁気抵抗効果磁性体630両端の抵抗変
化を第1の導電体236に接続されたリード線93によ
り検出される。
239とは絶縁体7により電気的に絶縁された第1の導
電体236がオーミックに接触していて、磁気媒体に書
き込まれた磁化からの磁場によって生じる第1の高透磁
率磁性体である磁気抵抗効果磁性体630両端の抵抗変
化を第1の導電体236に接続されたリード線93によ
り検出される。
さらにこの読み出し時に第2の導電体239に適当な直
流電流を流して磁場を発生させこれを直流バイアス磁場
として磁気媒体中の磁化パターンから発生する磁場に加
えて第1の高透磁率磁性体である磁気抵抗効果磁性体6
3に印加すれば一層効率のよい出力が得られる。
流電流を流して磁場を発生させこれを直流バイアス磁場
として磁気媒体中の磁化パターンから発生する磁場に加
えて第1の高透磁率磁性体である磁気抵抗効果磁性体6
3に印加すれば一層効率のよい出力が得られる。
基板13としてはセラミックやシリコンが用いられ、第
1の高透磁率磁性体である磁気抵抗効果磁性体63とし
てはN i F e合金やCoNi合金を、蒸着やスパ
ッタリングにより、数百〜数千オングストロームの厚さ
に成膜した後マスク処理を施して形成される。
1の高透磁率磁性体である磁気抵抗効果磁性体63とし
てはN i F e合金やCoNi合金を、蒸着やスパ
ッタリングにより、数百〜数千オングストロームの厚さ
に成膜した後マスク処理を施して形成される。
第1及び第2の導電体236及び239としては金や銅
を蒸着やメッキもしくはスパッタリングにより数千オン
グストローム−数ミクロンの厚さに成膜した後マスク処
理を施して形成されるものが適する。
を蒸着やメッキもしくはスパッタリングにより数千オン
グストローム−数ミクロンの厚さに成膜した後マスク処
理を施して形成されるものが適する。
又、絶縁体7としてはSiO2やAl2O3を数千オン
グストロームの厚さに蒸着やスパッタリングによって成
膜したものが適する。
グストロームの厚さに蒸着やスパッタリングによって成
膜したものが適する。
第2の高透磁率磁性体43としてはN i F e合金
やCoNi合金を蒸着やスパッタリングもしくはメッキ
によって、数ミクロンの厚さに成膜した後、マスク処理
を施して形成される。
やCoNi合金を蒸着やスパッタリングもしくはメッキ
によって、数ミクロンの厚さに成膜した後、マスク処理
を施して形成される。
この発明によれば、従来の集積ヘッド(垂直型集積ヘッ
ドおよび水平型集積ヘッド)の実用化への大きな障害と
なっていた読み出し出力の低さを、第2図に示すような
、磁気抵抗効果を利用した読み出しヘッドの原理を用い
ることによって改善でき、書き込みにも、読み出しにも
良好なヘッドが得られる。
ドおよび水平型集積ヘッド)の実用化への大きな障害と
なっていた読み出し出力の低さを、第2図に示すような
、磁気抵抗効果を利用した読み出しヘッドの原理を用い
ることによって改善でき、書き込みにも、読み出しにも
良好なヘッドが得られる。
第1図は従来の垂直型集積ヘッドの構成を示す一例、第
2図は、磁気抵抗効果を利用した読み出しヘッドの原理
および構成を示す図、第3図はこの発明の垂直型集積ヘ
ッドへの実施例を示す構成図である。 1.13・・・・・・基板、2・・・・・・書き込み読
み出し用導電体、22,236・・・・・・読み出し専
用導電体、239・・・・・・書き込み用導電体および
読み出し時のバイアス供給用導電体、3,4,43・・
・・・・高透磁率磁性体、6,63・・−・・・磁気抵
抗効果磁性体、7・・・・・・絶縁体、5,9,83,
93・・・・・・リード線、10・・・・・・磁化パタ
ーン、11・・・・・・磁化パターンからの磁束。
2図は、磁気抵抗効果を利用した読み出しヘッドの原理
および構成を示す図、第3図はこの発明の垂直型集積ヘ
ッドへの実施例を示す構成図である。 1.13・・・・・・基板、2・・・・・・書き込み読
み出し用導電体、22,236・・・・・・読み出し専
用導電体、239・・・・・・書き込み用導電体および
読み出し時のバイアス供給用導電体、3,4,43・・
・・・・高透磁率磁性体、6,63・・−・・・磁気抵
抗効果磁性体、7・・・・・・絶縁体、5,9,83,
93・・・・・・リード線、10・・・・・・磁化パタ
ーン、11・・・・・・磁化パターンからの磁束。
Claims (1)
- 1 磁気ディスク、磁気ドラム、磁気テープ等の磁気記
憶媒体に情報を書き込み読み出しを行なうための磁気ヘ
ッドにおいて、基体上に第1の高透磁率磁性膜から成る
磁気抵抗効果素子及びこの両端とオーミックに接触した
第1の導電体層、次いで絶縁体層、第2の導電体層、第
2の高透磁率磁性膜の順に形成して成ることを特徴とす
る集積ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49096332A JPS5846766B2 (ja) | 1974-08-22 | 1974-08-22 | シユウセキヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49096332A JPS5846766B2 (ja) | 1974-08-22 | 1974-08-22 | シユウセキヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5123715A JPS5123715A (ja) | 1976-02-25 |
JPS5846766B2 true JPS5846766B2 (ja) | 1983-10-18 |
Family
ID=14162047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49096332A Expired JPS5846766B2 (ja) | 1974-08-22 | 1974-08-22 | シユウセキヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5846766B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5724017A (en) * | 1980-07-21 | 1982-02-08 | Sony Corp | Magnetic resistance effect type magnetic head |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4877818A (ja) * | 1971-12-27 | 1973-10-19 | ||
JPS50147314A (ja) * | 1974-05-15 | 1975-11-26 |
-
1974
- 1974-08-22 JP JP49096332A patent/JPS5846766B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4877818A (ja) * | 1971-12-27 | 1973-10-19 | ||
JPS50147314A (ja) * | 1974-05-15 | 1975-11-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5123715A (ja) | 1976-02-25 |
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