JPS5846601B2 - 道路用交叉点の施工法 - Google Patents

道路用交叉点の施工法

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JPS5846601B2
JPS5846601B2 JP1000676A JP1000676A JPS5846601B2 JP S5846601 B2 JPS5846601 B2 JP S5846601B2 JP 1000676 A JP1000676 A JP 1000676A JP 1000676 A JP1000676 A JP 1000676A JP S5846601 B2 JPS5846601 B2 JP S5846601B2
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JP
Japan
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rotary
roadway
road
intersection
construction method
Prior art date
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JP1000676A
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English (en)
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JPS5294626A (en
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早苗 庄司
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Description

【発明の詳細な説明】 本願発明は道路の交叉点にロータリ一部分を構成して車
両を無理なく通過させ、該ロータリ一部分の地中に太陽
光線が照射する歩行者用横断部分を構成するようにした
交叉点の施工法に関するものである。
周知のように道路には車道と、該車道の両側の歩道とが
有り、従来の交叉点は車道が平面若しくは立体交叉で、
歩道は車道上の横断歩道、若しくは歩道橋、又は地下道
によってしか連絡されていないので、歩行者が車道を横
断する場合には信号によって横断歩道を歩行したり、階
段を昇降して歩道橋や地下道を渡らなければならない。
しかし車道上の横断歩道を渡るのは極めて危険で死傷事
故が頻繁に発生し、また歩道橋や地下道を利用するには
階段を昇降しなげればならないので老人や病人又は幼児
に著しい負担を与る。
しかも乳母車、ショッピングカーなどは階段を昇降でき
ないので車道上の横断歩道まで回らなければならない。
このように従来の道路交叉点は歩行者を無視した車両優
先の構造となっているが、本発明は歩行者を無理なく横
断させ、しかも車両を安全に右折、左折又は直進方向に
導く道路用交叉点の施工法に関するものである。
図面は道路の十字状交叉点を示したもので、各方向の車
道aには交叉点すの基端部Cから交叉点の中央に向って
緩く上り傾斜する傾斜部1を盛土などにより形成する。
該傾斜部1の勾配は車両の運転に際して影響を及ぼさな
い8〜13%程度が望ましい。
そして交叉点すの内部中央にはロータリ一部分2を構成
し、各車道の傾斜部1の傾斜上端をロータリ一部分2の
外縁に連結する。
該ロータリ一部分2は円環状で同心に高さの低い防護壁
3を有し、外周縁から防護壁3に向って僅かに下り傾斜
する。
防護壁3の上面はガードレールを直立したり、草花を植
えて花壇としてもよい。
ロータリ一部分2の地中には防護壁3の内周より大径な
円形空部4を掘削形成し、防護壁3の内面を開放部5と
して空部4を大気に連通させ太陽光線を照射させる。
該円形空部4は人間が歩行できる少くとも2771以上
の深さであるが、ロータリ一部分2を盛土して構成する
ので地面を浅く掘削し、盛土に際して円形壁面を形成し
て構成することができる。
車道aの両側の歩道a′は盛土しないで平坦面とし、交
叉点C部分においては車道の側縁6に沿わせて一定の間
隔で壁7を設け、側縁6と壁7との間を端部かも中央に
向って緩く下り傾斜する通路8にする。
そして通路の傾斜下端と円形空部4との間にはロータリ
一部分2の下側を通るトンネル状連絡路9を開設し、歩
行者は歩道a′から通路8、連絡路9を通って空部4に
達することができる。
なお交叉点部分における車道の側縁6にはガードレール
或いは防護壁を立設して通過する車両が歩道a′に転落
するのを防止するとよい。
また壁7は歩道a′から僅かに盛り上げて花壇としても
よいし、歩道a′から連絡路9に向う通路8は一方を斜
面とし:他方を階段にしてもよい。
以上で明らかなように本発明によれば各車道は傾斜部1
によって環状ロータリ一部分2に連結され、各歩道a′
は通路8及びロータリ一部分2の地中のトンネル状連絡
路9によって連通する。
そして自動車が上記交叉点を通過するとき、右折するの
であればロータリ一部分2をはソ4分の3円周、直進で
あれば2分の1円周、左折であれば4分の1円周を通る
だけであり、また歩行者は空部4に達すればどの歩道に
でも行くことができる。
したがって自動車の通過や歩行者の横断が極めて速かで
、交通事故を生じるおそれが全くない。
特にロータリ一部分2は車道aかも傾斜部1によって上
っているので、車両がロータリ一部分2に達するまで減
速することになり、車両を安全に各方向に導くことがで
きる。
即ちロータリ一部分2が車道aから上り勾配の傾斜部1
になっているので車輛がロータリ一部分2に達するまで
に減速することになり車輛を安全に各方向へ旋回するこ
とができること、特に左折であれば傾斜部1によって車
輛が円滑に旋回でき、車輛が直進又は左折の場合は、外
周縁から中心に向く僅かの下り傾斜により円滑に旋回で
きること、またロータリ一部分を通る車輛は直進又は右
折の場合に限られ一方向からの車輌と他方向からの車輌
はロータリ一部分で接線状に低速で旋回できることなど
の著しい作用効果を有し、したがって、この出願の発明
によれば無信号で安全な道路交叉点を僅かの経費で施工
することができる。
また歩道から空部4には緩い傾斜面によって連絡されて
いるので階段を昇降することがなく、老人、病人、幼児
であっても負担にならないばかりでなく、乳母車等でも
容易に通過することができる。
更に空部4や連絡路9を掘削した土砂によって傾斜部1
やロータリ二部2を盛土すればよいし、しかも歩行者の
通路を下り傾斜させると共に車道を上り傾斜させるので
ロータリ一部分における車道と歩行者用通路との高低差
を容易に大きく採ることができるので施工が著しく簡単
となって短期間で安価にすることができ、しかも強固な
交叉点となる。
また空部4を広場或いは簡易店舗街として使用すれば更
に利用価値を高めることができる。
なお交叉点が三叉路でも五叉路の場合でも、各歩道から
空部4に連通する連絡路を形成するだけで上記と同様に
施工することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので第1図は右手を欠截
した平面図、第2図は第1図■−■線の断面図、第3図
は第1図■−■線の断面図である。 a・・・車道、a′・・・歩道、1・・・傾斜部、2・
・・ロータリ一部、4・・・空部、8・・・通路、9・
・・連絡路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 交叉点に盛土して車道より高いロータリ一部分を形
    成し、各方向の車道に緩く上り傾斜する傾斜部分を設け
    て傾斜上端を上記ロータリ一部分の外周に連絡し、ロー
    タリ一部分の地中に掘削形成した空部と、車道の両側に
    設けた歩道からロータリ一部分の側縁に沿って緩く下り
    傾斜する通路の傾斜下端とをロータリ一部分の下側に形
    成したトンネル状連絡路によって連通させるようにした
    ことを特徴とする道路用交叉点の施工法。
JP1000676A 1976-02-03 1976-02-03 道路用交叉点の施工法 Expired JPS5846601B2 (ja)

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JP1000676A JPS5846601B2 (ja) 1976-02-03 1976-02-03 道路用交叉点の施工法

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JP1000676A JPS5846601B2 (ja) 1976-02-03 1976-02-03 道路用交叉点の施工法

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Publication Number Publication Date
JPS5294626A JPS5294626A (en) 1977-08-09
JPS5846601B2 true JPS5846601B2 (ja) 1983-10-18

Family

ID=11738310

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JP1000676A Expired JPS5846601B2 (ja) 1976-02-03 1976-02-03 道路用交叉点の施工法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58149523A (ja) * 1982-03-01 1983-09-05 Nissan Motor Co Ltd マニユアルトランスミツシヨンのリモ−トコントロ−ル機構

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Publication number Publication date
JPS5294626A (en) 1977-08-09

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