JPS5846499A - 車両検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、道路上を走行する車両の検知装置に関する
〇 従来、走行車両を検知するのにループコイルを路面下に
埋設したループ式車両検知器がよく使用されている。し
かしこのループ式車両検知器を用いた車両検知装置はル
ープコイルから路側に設ける検知装置本体に引出し信号
線を接続するものであり、引出し信号線を路面に埋設設
置している０この引出し信号線は路面の経年変化、温度
変化により、切断される場合があった。また引出し信号
線を路面に埋設するものであるから設置あるいは改修時
の工事が犬がかりとなる欠点を有している０この発明の
目的は、上記従来装置の欠点を解消し、故障の少ない、
設置・保守の容易な車両検知装置を提供するにある０ 上記目的を達成するためにこの発明の車両検知装置は、
路面に埋設した検出部で車両通′過によるエンジン雑音
を受信しこのエンジン雑音により車両検知を行ない、車
両検知信号を検出部から電波で路側に設ける装置本体の
受信部に送るようにしている。

以下図面に示す実施例によりこの発明の詳細な説明する
。

第１図はこの発明の車両検知装置が設置された一例を示
す概略図である０図において１は路面２に埋設されｔコ
検出部である０検出部１はその上を車両６が通過すると
車両６が発するエンジン雑音を受信して車両検知を行な
い、さらにその車両検知信号を微弱電波で送出するよう
に構成されている。微弱電波として送出された車両検知
信号は路側４に設置されている装置本体５のアンテナ６
で受信され受信回路７に送られる。

第２図はこの発明の１実施例を示す車両検知装置の回路
ブロック図で６り、（Ａ）は検出部１の回路構成を示す
ブロック図である。図においてアンテナ１０が送受信共
用機１１に結合されており送受信共用機１１は受信雑音
を増幅するため雑音増幅器１２に接続されている０さら
に雑音増幅器１２の出力は帯域通過フィルタ（ＢＰＦ）
１３に接続されている。帯域通過フィルタ１３は受信さ
れた雑音信号の中から所定周波数帯域の雑音信号を導出
する。帯域通過フィルタ１６の出力はさらに検波回路１
４に接続されている。検波回路１４は雑音信号中からエ
ンジン雑音信号を導出する。

検波回路１４の出力は車両判別回路１５に接続されてい
る。車両判別回路１５はエンジン雑音信号を受けて波形
整形し、パルス幅Ｔ１が設定した基準パルス幅ＴＯより
も大、すなわちＴｉ）Ｔｏの場合に車両検出信号ｄを導
出する。パルス幅ＴＩがＴＯよりも小さい場合は、単な
るエンジン雑音の混入であるとして出力信号より除去す
る。もし車両の走行であるなら少なくとも車長幅程度に
相当する期間エンジン雑音が連続して検知されるはずだ
からである。なおパルス幅ＴｉとＴｏの比較は発振回路
１６よりのクロックパルスを受けて行なう。また車両判
別回路１５の出力は送出制御回路１７に接続されている
。送出制御口Ｉ＠１７は車両検知信号のパルス幅をＴｔ
に規制して出力し。

この出力信号は変調回路（ＭＯＤ）１ｓにｖ口えられる
ように接続されている〇 変調回路１８は発振回路１６よりの信号を送出制御回路
１７よりの信号で変調する。変調回路１８の出力は電力
増幅器１９．帯域通過フィルタ２゜、を経て送受信共用
機１１に加えられるように構成されている。送受信共用
機１１に加えられた変調信号はアンテナ１０よシ、検出
部１外に送出される。なお送受信共用機１１によって受
信される信号の周波数ｆ、と送信される信号周波数ｆ、
とは異なる周波数となるように選定されている。

第２図（Ｂ）は受信回路部の回路構成を示すブロック図
である。図において受信アンテナ６が高周波増幅器２２
に接続され、さらに高周波増幅器２２は帯域通過フィル
タ２６を経て復調器（ＤＥＭ）２４に接続されている。

復調器２４は変調信号から高周波成分を除去して車両検
知信号りのみを車両検出回路２５に与える０なお発振回
路２６は局部発振信号、クロック信号を発生するための
回路である。

次に以上のように構成される実施例回路の動作を第３図
に示す各部信号波形を参照して説明する。

動作開始で、アンテナ１０にキャッチされた雑音信号は
送受信共用機１１で受信され、雑音増幅器１２を経て帯
域通過フィルタ１３の出力側に第６図（ａ）に示す雑音
信号が導出される。この雑音信号（ａ）はさらに検波回
路１４で検波され、第３図（ｂ）に示すエンジン雑音信
号が出力される。このエンジン雑音信号の中には車両が
検出部の上方を通過した＼めに発生する比較的連結した
信号イ・ハや。

単なるエンジン雑音の混入で比較的短い期間生じる信号
口等が含まれている。エンジン雑音信号（１））が車両
判別回路１５に加えられると先ず波形整形されて第３図
（Ｃ）に示す如き信号とされる。すなわち雑音信号（ｂ
）の信号イ・口・ハはそれぞれ幅がＴ１　・ＴＩ　−Ｔ
、のパルス信号に整形される。介設定基準値Ｔｏに対し
て＝　Ｔｒ　＞　Ｔｏ　　、　Ｔ　！　＜　’ｒｏ。

Ｔ　ｓ　＞　Ｔ　ｏの関係にあるとすると、設定基準値
Ｔ、よりも大なるパルス幅のパルス信号が車両検出信号
（ｄ）として車両判別回路１５の出力側に導出される。

それゆえパルス幅Ｔ、のパルスはカットされる。車両判
別回路１５の出力すなわち車両検出信号（ｄ）は送出制
御回路１７に加えられ、パルス幅がＴｔに規制された送
出制御信号（ｅ）に変換され変調回路１８に加えられる
。変調回路１８は発振回路１６よりの高周波信号を送出
制御信号（ｅ）により変調し、Ｔｔの期間だけ高周波信
号を、すなわち被変調信号（ｆ）を出力する。そしてこ
の信号を電力増幅器１９・帯域通過フィルタ２０を経て
送受信共用機１１に加える。送受信共用機１１はアンテ
ナ１０より検出部１外に被変調信号を送出する。

検出部１より送出された被変調信号はアンテナ６で受信
される。アンテナ６で受信された信号（ロ））は高周波
増幅回路２２で増幅されて帯域通過フィルタ２３を経て
復調部２４に加えられる０復調部２４では信号（ｇ）中
に含まれている高周波成分を除去し、その出力側には第
５回出）に示す信号が得られる。図示例では第５図（ｂ
）のエンジン雑音信号イ・ハに対応する２個のパルス信
号が出力されている。この信号（１］）が車両検知信号
であり、車両検出回路２５に送られる。車両検出回路２
５は送られてきた車両検知信号を受は計数する等必要な
処理を施す。

以上のようにこの発明の車両検知装置によれば路面に埋
設した検出部で車両通過によるエンジン雑音を受信し、
このエンジン雑音により車両検知を行ない、車両検知信
号を検出部から電波で道路近傍に設ける受信回路部に送
るものであるから。

従来のループ検知器のように信号引出線を必要とせず、
したがって信号線切断による故障のおそれがないばかり
か、信号引出し線埋設、堀起の手間が省けるので設置、
保守が非常にやりゃすくなる。

また検出部自体を小形化できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の車両検知装置が設置された１例を示
す概略図、第２図はこの発明の一実施例を示す車両検知
装置の回路ブロック図でアリ、第２図（Ａ）は検出部の
回路ブロック図、第２図ＣＢ）は受信回路部の回路ブロ
ック図、第３図は第２図実施例装置の動作を説明するた
めの各部信号波形図である。 １；検出部　　２；路面　　４；路側 ５；本体装置　　６；受信アンテナ ７；受信回路部　　１０；アンテナ １１；送受信共用機、　１２；雑音増幅器１３．２０，
２３；帯域通過フィルタ １４；検波回路　　１５；車両判別回路１６．２６；発
振回路　　１７；送出制御回路１８−変調回路　　１９
；電力増幅器 （７） ２２；高周波増幅器　　２４；復調器 ２５；車両検出回路 特許出願人　　　立石電機株式会社 代理人　　弁理士　中　村　茂　信 （８）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）路面に埋設されており、アンテナとこのアンテナ
   に結合される送受信共用機と雑音検出回路を含み前記ア
   ンテナからの受信信号中より車両エンジン雑音を検出し
   て車両検知を行ない、車両検知信号を前記送受信共用機
   を経て前記アンテナから送出する検出部と、路面近傍に
   設けられ前記検出部よりの車両検知信号を受信する受信
   部とよりなる車両検知装置。